JPH0931423A - 接着制御部材 - Google Patents

接着制御部材

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Publication number
JPH0931423A
JPH0931423A JP18424595A JP18424595A JPH0931423A JP H0931423 A JPH0931423 A JP H0931423A JP 18424595 A JP18424595 A JP 18424595A JP 18424595 A JP18424595 A JP 18424595A JP H0931423 A JPH0931423 A JP H0931423A
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JP
Japan
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adhesion
layer
adhesion control
control member
load
Prior art date
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Pending
Application number
JP18424595A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Nishida
泰士 西田
Atsushi Nagano
淳 永野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kobayashi Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Kobayashi Pharmaceutical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 支持層1の下面に感圧型接着剤からなる接着
層2を形成し、さらに前記接着層2の下面に多孔質の接
着制御層3を形成したものとしている。 【効果】 荷重を受けない状態では接着層2が接着制御
層3に移行せず、接着制御層3から露出することがない
ので、被接着面には接着せず、移動ができて、敷いた
り、設置したりする個所への位置決めが簡単にできるも
のとなった。荷重を受けた状態では接着制御層3の多孔
から露出した接着層2の接着力しか作用しないため、そ
の接着力は制御されたものとなるので、適度な強さで被
接着面に接着し、取り替えたり、移動させたりする場合
にも、剥がすのが簡単で労力を要さず、しかも被接着面
に傷をつけることがないものとなった。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、荷重を受けない
状態では接着せず、荷重を受けた状態では適度な強さで
接着するようにした接着制御部材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、靴やスリッパ等の中敷、電気製
品、家具、調度品等の滑り止め、カーペット類等におい
ては、その下面に全体的に、または部分的に接着層を形
成したものが存在するが、その接着層の接着面はすべて
露出したものとしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そのため、上記製品に
おいては、所定の位置に敷いたり、設置したりする場合
に、荷重を受けないでも被接着面に触れるだけで、接着
してしまい移動することができないので、その敷いた
り、設置したりする個所への位置決めが非常に困難であ
るという課題を有していた。
【0004】また、上記製品においては、荷重を受ける
とより強く接着してしまうため、取り替えたり、移動さ
せたりする場合、剥がすのが非常に困難となり労力を要
すると共に、逆に被接着面が剥がれて被接着面に傷をつ
けるという課題を有していた。
【0005】そこで、この発明は、上記従来の課題を解
決するためになされたものであり、荷重を受けない状態
では被接着面には接着せず、移動ができて、敷いたり、
設置したりする個所への位置決めが簡単にでき、荷重を
受けた状態では適度な強さで被接着面に接着するように
して、取り替えたり、移動させたりする場合にも、剥が
すのが簡単で労力を要さず、しかも被接着面に傷をつけ
ることがないようにした接着制御部材を提供することを
目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】そのため、この発明の接
着制御部材は、支持層1の下面に感圧型接着剤からなる
接着層2を形成し、さらに前記接着層2の下面に多孔質
の接着制御層3を形成したものとしている。
【0007】そして、前記支持層1は、複合体で作成し
たものとすることができ、また前記接着制御層3は、多
孔質フィルムとすることができる。
【0008】この発明の接着制御部材は、上記構成とし
たため、荷重を受けない状態では接着層2が接着制御層
3に移行せず、接着制御層3から露出することがない
が、荷重を受けた状態では接着層2が接着制御層3に徐
々に移行し、接着制御層3の多孔から露出する。
【0009】さらに、この発明の接着制御部材は、荷重
を受けた状態では接着制御層3の多孔から露出した接着
層2の接着力しか作用しないため、その接着力は制御さ
れたものとなる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、この発明の接着制御部材
を、実施例として示した図面に基づいて詳細に説明す
る。
【0011】この発明の接着制御部材は、支持層1の下
面に感圧型接着剤からなる接着層2を形成し、さらに前
記接着層2の下面に多孔質の接着制御層3を形成したも
のとしている。
【0012】支持層1は、図1〜6に示すように、布1
aやクッション材1b等の単体で作成したものとした
り、布1aと布1a、布1aとクッション材1b、布1
aと樹脂膜1c、クッション材1bとクッション材1b
等の複合体で作成したものとすることができる。なお、
この支持層1は、必要に応じて剥離紙(図示せず)とす
ることができ、接着層2から容易に剥がせるものとする
ことができる。また、前記支持層1の厚さは、0.01
mm〜5.00mmとすることができるが、取り扱い性
等の点から0.10mm〜3.00mmとするのが好ま
しい。
【0013】前記布1aとしては、織物、編物、不織布
の何れも採用することができ、その材質としては、綿、
麻、絹等の天然繊維系、レーヨン、アセテート等の再生
繊維系、ポリエチレン、ポリエチレンテレフタレート、
ポリプロピレン、ポリウレタン、アクリル等の合成繊維
系の何れも採用することができる。
【0014】前記クッション材1bとしては、天然ゴム
や、アクリルゴム、アクリロニトリル−ブタジエンゴ
ム、スチレン−ブタジエンゴム等の合成ゴムや、ポリエ
チレン、ポリスチレン、ポリウレタン、エチレン−酢酸
ビニル共重合体、ポリ塩化ビニル等の発泡体や、セルロ
ース系スポンジ等を採用することができる。
【0015】前記樹脂膜1cとしては、アクリル樹脂、
ポリウレタン、ポリ塩化ビニル、ポリ酢酸ビニル等の樹
脂膜を採用することができる。
【0016】接着層2は、感圧型接着剤からなるもので
あれば、粘着性が有っても無くてもよく、その組成につ
いても天然系接着剤、合成系接着剤の何れであってもよ
い。また、この接着層2の厚さは、0.01mm〜5.
00mmとすることができるが、取り扱い性等の点から
0.01mm〜2.00mmとするのが好ましい。
【0017】接着制御層3は、円形孔や角形孔等を多数
形成した多孔質フィルム、多孔質布帛、多孔質紙からな
るものとしている。多孔質フィルムの材質としては、ポ
リエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、ポリウ
レタン、ポリエチレンテレフタレート、ポリ塩化ビニリ
デン、ポリビニルアルコール、セルロイド、ポリスチレ
ン等の合成樹脂の何れも採用することができる。多孔質
布帛としては、織物、編物、不織布の何れも採用するこ
とができ、その材質としては、綿、麻、絹等の天然繊維
系、レーヨン、アセテート等の再生繊維系、ポリエチレ
ン、ポリプロピレン、ポリウレタン、ポリエチレンテレ
フタレート、アクリル等の合成繊維系、ガラス繊維系の
何れも採用することができる。
【0018】また、前記接着制御層3の厚さは、0.0
5mm〜0.40mmとすることができるが、取り扱い
性等の点から0.11mm〜0.30mmとするのが好
ましい。さらに、接着制御層3の開孔率は、10%〜9
9%とすることができ、開孔の単位面積は、1.0mm
2 〜25.0mm2 とすることができるが、接着剤の透
過、接着強度等の点から、開孔率を80%〜98%、単
位面積を1.1mm2〜4.0mm2 とするのが好まし
い。
【0019】以上のように形成した各層をバインダーに
よるラミネートや熱処理により積層することにより、こ
の発明の接着制御部材が構成される。
【0020】
【実施例】次に、この発明の接着制御部材を、靴の中敷
(つま先用のハーフインソール)とした場合の実施例1
について詳細に説明する。
【0021】靴の中敷を作成するには、前記支持層1と
してポリエステルニット(厚さ0.46mm、目付11
9.0g/m2 )とウレタンフィルム(厚さ0.06m
m)との積層体を用い、接着層2としてウレタンゴム
(厚さ1.43mm)を用い、接着制御層3としてポリ
プロピレン製の多孔質フィルム(厚さ0.20mm、開
孔率96%、開孔の単位面積2.0mm2 )を用い、以
下のようにして行った。
【0022】先ず、ポリエステルニットとウレタンフィ
ルムとをバインダーを用いてラミネートすることにより
接着して、支持層1を作成する。そして、モールド式金
型の中に接着層2となるウレタンゴムを注入し、前記支
持層1を載せて、熱を加え両者をを積層する。さらに、
接着層2側に前記多孔質フィルムを載せ、接着制御層3
を形成して、接着制御部材を作成し、これを靴の中敷形
状に打ち抜いたものとした。
【0023】これに対する比較例1として、前記多孔質
フィルムを除いた以外は、前記実施例1と同様の靴の中
敷を作成した。
【0024】前記実施例1と比較例1の靴の中敷を、荷
重を受けない状態で合成皮革面に設置した場合(図7参
照)、および合成皮革面に設置して室温で3日間、5
8.4kgfの荷重を受けた場合(図8参照)におい
て、設置面に対し90度の方向への剥離力を、引っ張り
試験機(アイコーエンジニアリング株式会社製)を用い
て測定した。測定結果を表1に示す。
【0025】
【表1】
【0026】実施例1の靴の中敷は、上記測定結果に示
した剥離力を有するので、荷重を受ける前は設置面で容
易に移動することができ、荷重を受けた後は擦ったりし
てもずれたりすることがなかった。さらに、荷重を受け
た後であってもそれほど力を要することなく、設置面か
ら剥がすことができた。
【0027】さらに、この発明の接着制御部材を、電気
製品の滑り止めとした場合の実施例2について詳細に説
明する。
【0028】電気製品の滑り止めを作成するには、前記
靴の中敷として作成した接着制御部材をテレビの下面の
大きさに合う大きさに打ち抜いたものとした。
【0029】これに対する比較例2として、多孔質フィ
ルムを除いた以外は、前記実施例2と同様の電気製品の
滑り止めを作成した。
【0030】前記実施例2と比較例2の滑り止めをおい
た机の上、及び滑り止めをおかない机の上に、テレビ
(重さ約10Kg)をそれぞれ設置し、3日間経過した
後、左右に揺すったところ、机の上に直接設置したテレ
ビはズレたが、実施例2と比較例2の滑り止めをおいた
机の上に設置したテレビは何れもズレなかった。
【0031】さらに、3日間経過した時点で、接着面に
対し90度の方向への剥離力を、大場式手秤を用いて測
定した。測定結果を表2に示す。
【0032】
【表2】
【0033】実施例2の電気製品の滑り止めは、上記測
定結果からもわかるように、机の上から剥離する場合、
荷重を受けた後であっても剥がすのに力を要することな
く、机の上の面に傷をつけることもなかった。
【0034】また、前記実施例2と比較例2の電気製品
の滑り止めを、机の上の所定の場所に設置するにあた
り、実施例2の電気製品の滑り止めは、簡単に位置決め
ができたが、比較例2の電気製品の滑り止めは、設置面
が大きく取り扱い難く、簡単に位置決めができなかっ
た。
【0035】
【発明の効果】この発明の接着制御部材は、以上に述べ
たように構成されているので、荷重を受けない状態では
接着層2が接着制御層3に移行せず、接着制御層3から
露出することがないので、被接着面には接着せず、移動
ができて、敷いたり、設置したりする個所への位置決め
が簡単にできるものとなった。
【0036】さらに、この発明の接着制御部材は、荷重
を受けた状態では接着制御層3の多孔から露出した接着
層2の接着力しか作用しないため、その接着力は制御さ
れたものとなるので、適度な強さで被接着面に接着し、
取り替えたり、移動させたりする場合にも、剥がすのが
簡単で労力を要さず、しかも被接着面に傷をつけること
がないものとなった。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の接着制御部材の支持層を布単体で作
成した場合の部分断面図である。
【図2】この発明の接着制御部材の支持層をクッション
材単体で作成した場合の部分断面図である。
【図3】この発明の接着制御部材の支持層を布と布の複
合体で作成した場合の部分断面図である。
【図4】この発明の接着制御部材の支持層を布とクッシ
ョン材の複合体で作成した場合の部分断面図である。
【図5】この発明の接着制御部材の支持層を布と樹脂膜
の複合体で作成した場合の部分断面図である。
【図6】この発明の接着制御部材の支持層をクッション
材とクッション材の複合体で作成した場合の部分断面図
である。
【図7】この発明の接着制御部材を靴の中敷とした場合
の実施例であって、この中敷が荷重を受けない状態の部
分断面図である。
【図8】この発明の接着制御部材を靴の中敷とした場合
の実施例であって、この中敷が荷重を受けた状態の部分
断面図である。
【符号の説明】
1 支持層 2 接着層 3 接着制御層

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持層(1)の下面に感圧型接着剤から
    なる接着層(2)を形成し、さらに前記接着層(2)の
    下面に多孔質の接着制御層(3)を形成したことを特徴
    とする接着制御部材。
  2. 【請求項2】 前記支持層(1)を複合体で作成したこ
    とを特徴とする請求項1記載の接着制御部材。
  3. 【請求項3】 前記接着制御層(3)を多孔質フィルム
    としたことを特徴とする請求項1記載の接着制御部材。
JP18424595A 1995-07-20 1995-07-20 接着制御部材 Pending JPH0931423A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18424595A JPH0931423A (ja) 1995-07-20 1995-07-20 接着制御部材

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JP18424595A JPH0931423A (ja) 1995-07-20 1995-07-20 接着制御部材

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JPH0931423A true JPH0931423A (ja) 1997-02-04

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ID=16149932

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JP18424595A Pending JPH0931423A (ja) 1995-07-20 1995-07-20 接着制御部材

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JP (1) JPH0931423A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003042313A1 (en) * 2001-11-12 2003-05-22 Chuetsu Tech Co., Ltd. Adhesive sheet and method for producing the same
JP2013028991A (ja) * 2011-07-29 2013-02-07 Takiron Co Ltd 階段被覆材及び階段被覆工法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003042313A1 (en) * 2001-11-12 2003-05-22 Chuetsu Tech Co., Ltd. Adhesive sheet and method for producing the same
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