JP3075417B2 - 靴底及びその製造方法 - Google Patents
靴底及びその製造方法Info
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- JP3075417B2 JP3075417B2 JP02415001A JP41500190A JP3075417B2 JP 3075417 B2 JP3075417 B2 JP 3075417B2 JP 02415001 A JP02415001 A JP 02415001A JP 41500190 A JP41500190 A JP 41500190A JP 3075417 B2 JP3075417 B2 JP 3075417B2
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- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ゴム製の接地底と発泡
ポリウレタン製の底本体とが一体固着されてなる靴底及
びその製造方法に関する。
ポリウレタン製の底本体とが一体固着されてなる靴底及
びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、発泡ポリウレタン製の靴底は、靴
の軽量化に適しており、スポーツシューズやスニーカ等
に用いられている。また、防滑機能の向上を図るため、
発泡ポリウレタンを底本体とし、その接地面の一部に加
硫ゴム片を固着積層したものも知られている。
の軽量化に適しており、スポーツシューズやスニーカ等
に用いられている。また、防滑機能の向上を図るため、
発泡ポリウレタンを底本体とし、その接地面の一部に加
硫ゴム片を固着積層したものも知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、従来、発泡
ポリウレタン製の底本体の接地面側全体に、ゴム製の接
地底を固着積層した靴底はほとんど製造されていない。
これは、接地底の踵部から甲革下縁までの厚みと本底部
から甲革下縁までの厚みが異なるため、該接地底を成形
する際に用いる成形型として、いずれか厚い方、すなわ
ち踵部から甲革下縁までの厚みを確保することができる
厚みを有するものを用いなければならないこと、また、
本底部と踵部とが一体であるため、一つの成形型での成
形個数がきわめて少なくなってしまうこと等から、主と
して製造コスト的に著しく不利であったことに起因する
ものである。
ポリウレタン製の底本体の接地面側全体に、ゴム製の接
地底を固着積層した靴底はほとんど製造されていない。
これは、接地底の踵部から甲革下縁までの厚みと本底部
から甲革下縁までの厚みが異なるため、該接地底を成形
する際に用いる成形型として、いずれか厚い方、すなわ
ち踵部から甲革下縁までの厚みを確保することができる
厚みを有するものを用いなければならないこと、また、
本底部と踵部とが一体であるため、一つの成形型での成
形個数がきわめて少なくなってしまうこと等から、主と
して製造コスト的に著しく不利であったことに起因する
ものである。
【0004】しかしながら、上記したように発泡ポリウ
レタンが露出しているものにあっては、特に、鉄屑等の
切粉が刺さり易く、これによって割れが生じ易いという
問題があった。また、耐熱性、耐圧迫性、耐滑性あるい
は耐衝撃性という点においてもゴム製のものと比較する
と劣っており、上記したスポーツシューズ等以外の用
途、例えば作業用安全靴等の靴底として使用した場合に
は、条件に制約があり、その用途が比較的限定されてい
た。一方、発泡ポリウレタンとゴム製接地底とを積層固
着する場合、従来の一部にゴム製接地底を固着した靴底
であっても、成形型内において発泡ポリウレタン原液を
発泡させて両者を固着する際に、発泡ポリウレタン原液
がゴム製接地底の側周面や接地面側に付着してしまった
り、上型と下型の隙間にバリが発生したりする場合があ
り、その場合には、成形後、付着した発泡ポリウレタン
を除去しなければならないという問題もあった。
レタンが露出しているものにあっては、特に、鉄屑等の
切粉が刺さり易く、これによって割れが生じ易いという
問題があった。また、耐熱性、耐圧迫性、耐滑性あるい
は耐衝撃性という点においてもゴム製のものと比較する
と劣っており、上記したスポーツシューズ等以外の用
途、例えば作業用安全靴等の靴底として使用した場合に
は、条件に制約があり、その用途が比較的限定されてい
た。一方、発泡ポリウレタンとゴム製接地底とを積層固
着する場合、従来の一部にゴム製接地底を固着した靴底
であっても、成形型内において発泡ポリウレタン原液を
発泡させて両者を固着する際に、発泡ポリウレタン原液
がゴム製接地底の側周面や接地面側に付着してしまった
り、上型と下型の隙間にバリが発生したりする場合があ
り、その場合には、成形後、付着した発泡ポリウレタン
を除去しなければならないという問題もあった。
【0005】本発明は上記した課題を解消するためにな
されたものであり、発泡ポリウレタンを用いた靴底の用
途を広げるべく、露出面全体にゴム製の接地底を積層固
着すると共に、低コストで製造することができ、しかも
製造中におけるポリウレタンの付着やバリの発生を防止
することができる新規構造の靴底及びその製造方法を提
供することを目的とする。
されたものであり、発泡ポリウレタンを用いた靴底の用
途を広げるべく、露出面全体にゴム製の接地底を積層固
着すると共に、低コストで製造することができ、しかも
製造中におけるポリウレタンの付着やバリの発生を防止
することができる新規構造の靴底及びその製造方法を提
供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の靴底は、本底部と踵部とに分離されている
と共に、該本底部末端縁を除く周縁部には所定高さの立
ち上げ部を有するゴム製の接地底と、発泡ポリウレタン
よりなると共に、該接地底の非接地面と立ち上げ部内面
とにより形成される凹部内に充填固着され、かつ前記接
地底の本底部末端縁側の一部が踵部を形成する発泡ポリ
ウレタン層に固着され、該接地底と一体化された底本体
と、を有することを特徴とし、その製造方法は、ゴム製
の接地底に対して発泡ポリウレタン製の底本体が一体的
に固着されてなる靴底の製造方法において、本底部と踵
部とに分離成形されてなると共に、本底部末端縁を除く
部分に立ち上げ部を有する接地底を用い、該本底部と踵
部とを一方の成形型内に、両者の立ち上げ部が略同じ高
さとなるように、かつ本底部末端縁側の一部が前記底本
体の踵部を形成する発泡ポリウレタン層に固着可能に定
置し、次に、前記接地底の非接地面と立ち上げ部内面と
により形成される凹部に発泡ポリウレタン原液を充填
し、しかる後、他方の成形型を接合して、該立ち上げ部
により発泡ポリウレタン原液が接地底の側周面及び接地
面に付着することを防止しつつ該発泡ポリウレタン原液
を発泡させ、前記接地底に対して発泡ポリウレタン製の
底本体を一体的に固着することを特徴とする。
め、本発明の靴底は、本底部と踵部とに分離されている
と共に、該本底部末端縁を除く周縁部には所定高さの立
ち上げ部を有するゴム製の接地底と、発泡ポリウレタン
よりなると共に、該接地底の非接地面と立ち上げ部内面
とにより形成される凹部内に充填固着され、かつ前記接
地底の本底部末端縁側の一部が踵部を形成する発泡ポリ
ウレタン層に固着され、該接地底と一体化された底本体
と、を有することを特徴とし、その製造方法は、ゴム製
の接地底に対して発泡ポリウレタン製の底本体が一体的
に固着されてなる靴底の製造方法において、本底部と踵
部とに分離成形されてなると共に、本底部末端縁を除く
部分に立ち上げ部を有する接地底を用い、該本底部と踵
部とを一方の成形型内に、両者の立ち上げ部が略同じ高
さとなるように、かつ本底部末端縁側の一部が前記底本
体の踵部を形成する発泡ポリウレタン層に固着可能に定
置し、次に、前記接地底の非接地面と立ち上げ部内面と
により形成される凹部に発泡ポリウレタン原液を充填
し、しかる後、他方の成形型を接合して、該立ち上げ部
により発泡ポリウレタン原液が接地底の側周面及び接地
面に付着することを防止しつつ該発泡ポリウレタン原液
を発泡させ、前記接地底に対して発泡ポリウレタン製の
底本体を一体的に固着することを特徴とする。
【0007】
【実施例】以下、図面に示した一実施例に基づき本発明
をさらに詳細に説明する。図において、1は本実施例に
かかる靴底を示し、接地底2、底本体3等を有して構成
されている。
をさらに詳細に説明する。図において、1は本実施例に
かかる靴底を示し、接地底2、底本体3等を有して構成
されている。
【0008】接地底2はゴムから形成され、図2及び図
3に示すように、本底部21と踵部22とに分離されて
成形されている。また、本底部21の末端縁21bを除
く周縁部には立ち上げ部21aが形成されている。この
立ち上げ部21aは後述するように製造途中における発
泡ポリウレタン原液の成形型からの流出と、発泡ポリウ
レタン原液が、発泡・膨張する際に上型と下型の隙間に
発生するバリや接地底2の側周面や接地面への付着を防
止する機能を果たすためのものであり、その高さは、上
型を接合したときにその内面と接する高さに形成され
る。
3に示すように、本底部21と踵部22とに分離されて
成形されている。また、本底部21の末端縁21bを除
く周縁部には立ち上げ部21aが形成されている。この
立ち上げ部21aは後述するように製造途中における発
泡ポリウレタン原液の成形型からの流出と、発泡ポリウ
レタン原液が、発泡・膨張する際に上型と下型の隙間に
発生するバリや接地底2の側周面や接地面への付着を防
止する機能を果たすためのものであり、その高さは、上
型を接合したときにその内面と接する高さに形成され
る。
【0009】また、本底部21の末端縁21b付近にお
ける非接地面側には所定高さの柱上突起21cを複数本
形成することが好ましい。これによれば、この柱上突起
21cが上型を接合したときに、該上型内面に当接する
ことにより、末端縁21b付近を下型に対して押えつけ
ることができるため、製造途中における発泡ポリウレタ
ン原液の末端縁21b側からの側周面及び接地面への付
着を防止することができる。したがって、その高さは、
上型内面に接する高さであれば特に限定されないが、例
えば、上型内面が略中央部において下型方向に突出する
形状であれば、図4及び図5に示したように、上記立ち
上げ部21aよりも若干低く形成する。さらに、図5に
示すように、本底部21として、末端縁21b付近を下
方に所定角度で折り曲げ形成したものを用い、後述の踵
部22の先端部に形成した立ち上げ部22aと該末端縁
21bとが接合する構造としてもよい。
ける非接地面側には所定高さの柱上突起21cを複数本
形成することが好ましい。これによれば、この柱上突起
21cが上型を接合したときに、該上型内面に当接する
ことにより、末端縁21b付近を下型に対して押えつけ
ることができるため、製造途中における発泡ポリウレタ
ン原液の末端縁21b側からの側周面及び接地面への付
着を防止することができる。したがって、その高さは、
上型内面に接する高さであれば特に限定されないが、例
えば、上型内面が略中央部において下型方向に突出する
形状であれば、図4及び図5に示したように、上記立ち
上げ部21aよりも若干低く形成する。さらに、図5に
示すように、本底部21として、末端縁21b付近を下
方に所定角度で折り曲げ形成したものを用い、後述の踵
部22の先端部に形成した立ち上げ部22aと該末端縁
21bとが接合する構造としてもよい。
【0010】一方、図3に示すように、踵部22の周縁
部にも同様の機能を果たす立ち上げ部22aが形成され
ている。この立ち上げ部22aの高さは、本底部21の
立ち上げ部21aと同様に、上型を接合した際にその内
面に接する高さを有し、すなわち成形型の下型に定置し
た際に、立ち上げ部22a上縁と上記本底部21の立ち
上げ部21a上縁とが同じ高さとなるように形成されて
いる。該立ち上げ部22aの先端部の一部を切欠ことに
より形成した段差部22bは、上記本底部21の末端縁
21b付近と重なり合うことによって、発泡ポリウレタ
ンにより形成される底本体3のうち踵部を形成する発泡
ポリウレタン層に対して該末端縁21b付近を固定し、
本底部21と踵部22との分離を防止するものである。
部にも同様の機能を果たす立ち上げ部22aが形成され
ている。この立ち上げ部22aの高さは、本底部21の
立ち上げ部21aと同様に、上型を接合した際にその内
面に接する高さを有し、すなわち成形型の下型に定置し
た際に、立ち上げ部22a上縁と上記本底部21の立ち
上げ部21a上縁とが同じ高さとなるように形成されて
いる。該立ち上げ部22aの先端部の一部を切欠ことに
より形成した段差部22bは、上記本底部21の末端縁
21b付近と重なり合うことによって、発泡ポリウレタ
ンにより形成される底本体3のうち踵部を形成する発泡
ポリウレタン層に対して該末端縁21b付近を固定し、
本底部21と踵部22との分離を防止するものである。
【0011】なお、上記本底部21と踵部22として
は、第6図に示したように、立ち上げ部21a,22a
とさらにその上縁から外方に突出するコバ21eを有す
るものを用いてもよい。これによれば、製造途中におい
て、万一、上型内面と立ち上げ部21a,22a上縁か
ら発泡ポリウレタン原液が流出した場合や、上型内面に
ローレット飾などの加工が施してあるものを用いること
により、該上型内面と立ち上げ部上縁とが一致せず隙間
が生じた場合にも、接地底2の側周面及び接地面側への
回り込み付着を防止できる。
は、第6図に示したように、立ち上げ部21a,22a
とさらにその上縁から外方に突出するコバ21eを有す
るものを用いてもよい。これによれば、製造途中におい
て、万一、上型内面と立ち上げ部21a,22a上縁か
ら発泡ポリウレタン原液が流出した場合や、上型内面に
ローレット飾などの加工が施してあるものを用いること
により、該上型内面と立ち上げ部上縁とが一致せず隙間
が生じた場合にも、接地底2の側周面及び接地面側への
回り込み付着を防止できる。
【0012】底本体3は発泡ポリウレタンよりなり、上
記接地底2の本底部21及び踵部22の各非接地面21
d,22dと各立ち上げ部21a,22aとにより形成
される凹部内に充填されて形成される。
記接地底2の本底部21及び踵部22の各非接地面21
d,22dと各立ち上げ部21a,22aとにより形成
される凹部内に充填されて形成される。
【0013】次に、本実施例の靴底1の製造方法につい
て説明する。まず、接地底2と発泡ポリウレタンとを接
着するために、接地底2の非接地面にプライマー等の処
理を行ない、上記した接地底2を図示しない成形型の一
方の型(下型)上に定置する。このとき、該接地底2の
本底部21の立ち上げ部21aと踵部の立ち上げ部22
aの各上縁が略同じ高さとなるように配設する必要があ
る。また、本底部21の末端縁21付近は、踵部22に
形成した段差部22bに重ね合わせて配設する。
て説明する。まず、接地底2と発泡ポリウレタンとを接
着するために、接地底2の非接地面にプライマー等の処
理を行ない、上記した接地底2を図示しない成形型の一
方の型(下型)上に定置する。このとき、該接地底2の
本底部21の立ち上げ部21aと踵部の立ち上げ部22
aの各上縁が略同じ高さとなるように配設する必要があ
る。また、本底部21の末端縁21付近は、踵部22に
形成した段差部22bに重ね合わせて配設する。
【0014】次に、発泡ポリウレタン原液を、本底部2
1及び踵部22の非接地面21d,22dと各立ち上げ
部21a及び22aにより形成される凹部内に所定量充
填する。
1及び踵部22の非接地面21d,22dと各立ち上げ
部21a及び22aにより形成される凹部内に所定量充
填する。
【0015】しかる後、図示しない成形型の他方の型
(上型)を下型に対して接合して、所定の条件により、
発泡ポリウレタン原液を発泡固化させて底本体3を形成
する。このとき、本実施例の製造方法によれば、接地底
2に立ち上げ部21a,22aを有するので、発泡ポリ
ウレタン原液がその周縁部から流出して、該接地底2の
側周面及び接地面側に付着したり、上型と下型の隙間に
バリを生じさせることなく底本体3が形成される。ま
た、本底部21に複数本の柱上突起21cを有している
ものを用いているため、この柱上突起21c上面が上型
内面に当接することにより、本底部21の末端縁21b
付近が下型に押えつけられ、該末端縁21bと下型との
間に隙間が生じることがない。したがって、該末端縁2
1b側からの発泡ポリウレタン原液の付着をも防止しつ
つ製造することができる。
(上型)を下型に対して接合して、所定の条件により、
発泡ポリウレタン原液を発泡固化させて底本体3を形成
する。このとき、本実施例の製造方法によれば、接地底
2に立ち上げ部21a,22aを有するので、発泡ポリ
ウレタン原液がその周縁部から流出して、該接地底2の
側周面及び接地面側に付着したり、上型と下型の隙間に
バリを生じさせることなく底本体3が形成される。ま
た、本底部21に複数本の柱上突起21cを有している
ものを用いているため、この柱上突起21c上面が上型
内面に当接することにより、本底部21の末端縁21b
付近が下型に押えつけられ、該末端縁21bと下型との
間に隙間が生じることがない。したがって、該末端縁2
1b側からの発泡ポリウレタン原液の付着をも防止しつ
つ製造することができる。
【0016】また、本底部21の末端縁21b付近が、
踵部22の段差部22bに重ね合わせてから発泡ポリウ
レタン原液を充填しているため、図4に示すように、該
末端縁21b付近が踵部22内に充填される発泡ポリウ
レタン層に固着されることになる。また、図5に示した
ように、本底部21の末端縁21b付近を屈曲形成した
ものを用いた場合にも、該踵部22内に充填される発泡
ポリウレタン層に固着される。したがって、接地底2を
本底部21と踵部22とに分離形成しても、両者の接合
部分から靴底1に割れ等が生じることはない。なお、立
ち上げ部21a,22aが上型内面に接する高さに形成
されているため、上型等の適宜部位に脱気孔を形成した
ものを用いることが望ましい。
踵部22の段差部22bに重ね合わせてから発泡ポリウ
レタン原液を充填しているため、図4に示すように、該
末端縁21b付近が踵部22内に充填される発泡ポリウ
レタン層に固着されることになる。また、図5に示した
ように、本底部21の末端縁21b付近を屈曲形成した
ものを用いた場合にも、該踵部22内に充填される発泡
ポリウレタン層に固着される。したがって、接地底2を
本底部21と踵部22とに分離形成しても、両者の接合
部分から靴底1に割れ等が生じることはない。なお、立
ち上げ部21a,22aが上型内面に接する高さに形成
されているため、上型等の適宜部位に脱気孔を形成した
ものを用いることが望ましい。
【0017】なお、接地底2として、上記したように、
図6に示したコバ21eを有するものを用いた場合に
は、発泡ポリウレタン製の底本体3を固着した後、該コ
バ21eを切断等により除去する必要があることはもち
ろんである。
図6に示したコバ21eを有するものを用いた場合に
は、発泡ポリウレタン製の底本体3を固着した後、該コ
バ21eを切断等により除去する必要があることはもち
ろんである。
【0018】
【発明の効果】本発明の靴底及びその製造方法によれ
ば、本底部と踵部とに分離して成形されたゴム製の接地
底を用いているため、該接地底を成形する型を本底部用
と踵部用とに分けることができる。したがって、本底部
用の型として薄いものを用いることができると共に、一
型で成形できる本底部及び踵部の数を従来よりも増加さ
せることができる。その結果、発泡ポリウレタン製の底
本体の接地面側全体がゴム製の接地底で被覆された靴底
を低コストで製造することができる。そして、従来の発
泡ポリウレタン製の靴底の問題点とされていた、切粉が
刺さることによる靴底の割れ等を防止でき、また、耐熱
性、耐薬品性、耐圧迫性、耐衝撃性、耐摩耗性、耐滑性
等を向上させることができる。したがって、作業用安全
靴等、種々の用途に使用することができる。また、接地
底の周縁に立ち上げ部を設けた構造であるため、製造途
中における発泡ポリウレタン原液の流出を防止し、接地
底の接地面側への回り込み付着を防ぐことができる。ま
た、発泡ポリウレタン原液が、発泡・膨張する際に上型
と下型の隙間に発生するバリを防止することができる。
したがって、付着物やバリの除去作業等の必要がなくな
り、製造工程の削減に資する。
ば、本底部と踵部とに分離して成形されたゴム製の接地
底を用いているため、該接地底を成形する型を本底部用
と踵部用とに分けることができる。したがって、本底部
用の型として薄いものを用いることができると共に、一
型で成形できる本底部及び踵部の数を従来よりも増加さ
せることができる。その結果、発泡ポリウレタン製の底
本体の接地面側全体がゴム製の接地底で被覆された靴底
を低コストで製造することができる。そして、従来の発
泡ポリウレタン製の靴底の問題点とされていた、切粉が
刺さることによる靴底の割れ等を防止でき、また、耐熱
性、耐薬品性、耐圧迫性、耐衝撃性、耐摩耗性、耐滑性
等を向上させることができる。したがって、作業用安全
靴等、種々の用途に使用することができる。また、接地
底の周縁に立ち上げ部を設けた構造であるため、製造途
中における発泡ポリウレタン原液の流出を防止し、接地
底の接地面側への回り込み付着を防ぐことができる。ま
た、発泡ポリウレタン原液が、発泡・膨張する際に上型
と下型の隙間に発生するバリを防止することができる。
したがって、付着物やバリの除去作業等の必要がなくな
り、製造工程の削減に資する。
【図1】本発明にかかる靴底の一実施例を示す斜視図で
ある。
ある。
【図2】同実施例で用いた接地底の本体部を示す斜視図
である。
である。
【図3】同実施例で用いた接地底の踵部を示す斜視図で
ある。
ある。
【図4】同実施例の断面図である。
【図5】本発明にかかる靴底の他の実施例を示す断面図
である。
である。
【図6】コバを有する立ち上げ部が形成されてなる接地
底の一部を示す斜視図である。
底の一部を示す斜視図である。
1 靴底 2 接地底 3 底本体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI // B29K 21:00 75:00 105:04 B29L 31:50 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A43B 13/14 A43B 13/12 A43D 25/06 A43D 86/00 B29C 39/10 B29K 21:00 B29K 75:00 B29K 105:04 B29L 31:50
Claims (5)
- 【請求項1】 本底部と踵部とに分離されていると共
に、該本底部末端縁を除く周縁部には所定高さの立ち上
げ部を有するゴム製の接地底と、発泡ポリウレタンより
なると共に、該接地底の非接地面と立ち上げ部内面とに
より形成される凹部内に充填固着され、かつ前記接地底
の本底部末端縁側の一部が踵部を形成する発泡ポリウレ
タン層に固着され、該接地底と一体化された底本体と、
を有することを特徴とする靴底。 - 【請求項2】 前記接地底が、その本底部の非接地面上
であって、かつその末端縁付近に、所定高さの柱状突起
を有し、該底本体が前記接地底の凹部において該柱上突
起を取り囲むように発泡ポリウレタンを充填固着するこ
とにより形成されてなる請求項1記載の靴底。 - 【請求項3】 ゴム製の接地底に対して発泡ポリウレタ
ン製の底本体が一体的に固着されてなる靴底の製造方法
において、本底部と踵部とに分離成形されてなると共
に、本底部末端縁を除く部分に立ち上げ部を有する接地
底を用い、該本底部と踵部とを一方の成形型内に、両者
の立ち上げ部が略同じ高さとなるように、かつ本底部末
端縁側の一部が前記底本体の踵部を形成する発泡ポリウ
レタン層に固着可能に定置し、次に、前記接地底の非接
地面と立ち上げ部内面とにより形成される凹部に発泡ポ
リウレタン原液を充填し、しかる後、他方の成形型を接
合して、該立ち上げ部により発泡ポリウレタン原液が接
地底の側周面及び接地面に付着することを防止しつつ該
発泡ポリウレタン原液を発泡させ、前記接地底に対して
発泡ポリウレタン製の底本体を一体的に固着することを
特徴とする靴底の製造方法。 - 【請求項4】 前記接地底として、さらに、本底部の非
接地面上であって、かつその末端縁付近に、所定高さの
柱状突起を有するものを用い、他方の成形型を接合した
際に、該他方の成形型の内面が柱状突起上面と接触し、
接地底の本体部末端縁付近を前記一方の成形型に対して
押えつけ、該末端縁付近からの発泡ポリウレタン原液の
側周面及び接地面側への付着をも防止し得る請求項3記
載の靴底の製造方法。 - 【請求項5】 前記他方の成形型の形状により、その内
面と立ち上げ部上縁と間に隙間が発生した場合にも発泡
ポリウレタン原液の側周面及び接地面側への付着を防止
するため、前記接地底として、さらに、立ち上げ部上縁
に外方に突出するコバを有するものを用いると共に、成
形後、該コバを除去する工程を有する請求項3または4
記載の靴底の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP02415001A JP3075417B2 (ja) | 1990-12-27 | 1990-12-27 | 靴底及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP02415001A JP3075417B2 (ja) | 1990-12-27 | 1990-12-27 | 靴底及びその製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04224702A JPH04224702A (ja) | 1992-08-14 |
| JP3075417B2 true JP3075417B2 (ja) | 2000-08-14 |
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ID=18523415
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP02415001A Expired - Fee Related JP3075417B2 (ja) | 1990-12-27 | 1990-12-27 | 靴底及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3075417B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE4436495A1 (de) * | 1994-10-12 | 1996-04-18 | Gore W L & Ass Gmbh | Verfahren zur Abdichtung von Schuhen im Sohlenbereich |
-
1990
- 1990-12-27 JP JP02415001A patent/JP3075417B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04224702A (ja) | 1992-08-14 |
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