JP3077416B2 - 端末網制御装置 - Google Patents
端末網制御装置Info
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- JP3077416B2 JP3077416B2 JP04265840A JP26584092A JP3077416B2 JP 3077416 B2 JP3077416 B2 JP 3077416B2 JP 04265840 A JP04265840 A JP 04265840A JP 26584092 A JP26584092 A JP 26584092A JP 3077416 B2 JP3077416 B2 JP 3077416B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電話回線に接続され、一
般の電話サービスおよびノーリンギング通信サービスを
利用してガスや水道の自動検針等のためにデータ通信を
行う端末網制御装置に関するものである。
般の電話サービスおよびノーリンギング通信サービスを
利用してガスや水道の自動検針等のためにデータ通信を
行う端末網制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の端末網制御装置1は図3に示すよ
うに電話回線2に接続され一般の電話サービスを利用す
るときの直流的条件を満足させるための直流回路終端部
3と、直流回路終端部3の電流値を検出することにより
加入者線路側のロスを検出するためのロス検出部4と、
ロス検出部4のロス情報により送受信信号のゲインを切
り換えるゲイン切換部5と、ゲイン切換部5からの送受
信信号のアナログ、デジタル変換を行う信号送受信部6
と、直流回路終端部3を制御すると共にデータ信号の送
受信を行う制御部7とから構成されている。
うに電話回線2に接続され一般の電話サービスを利用す
るときの直流的条件を満足させるための直流回路終端部
3と、直流回路終端部3の電流値を検出することにより
加入者線路側のロスを検出するためのロス検出部4と、
ロス検出部4のロス情報により送受信信号のゲインを切
り換えるゲイン切換部5と、ゲイン切換部5からの送受
信信号のアナログ、デジタル変換を行う信号送受信部6
と、直流回路終端部3を制御すると共にデータ信号の送
受信を行う制御部7とから構成されている。
【0003】上記構成における動作を図3と図4を参照
しながら説明する。端末網制御装置1がデータ通信を行
うときには、図4に示すように交換機11および交換機
12を介してセンタ端末13に接続される。ところで、
端末網制御装置1と交換機11の間に生じる加入者線路
のロスは、端末網制御装置1が設置される家庭ごとに異
なり、また各加入者線路のロスごとにプッシュボタン信
号の送出レベルは回線端末装置の技術基準に規定されて
いる。この規定を満足させるために、一般に電話回線2
を終端したときに端末網制御装置1に流れる電流あるい
は端末網制御装置1の両端に現れる電圧を検出すること
により加入者線路のロスを算出し、送受信信号のゲイン
を決めている。
しながら説明する。端末網制御装置1がデータ通信を行
うときには、図4に示すように交換機11および交換機
12を介してセンタ端末13に接続される。ところで、
端末網制御装置1と交換機11の間に生じる加入者線路
のロスは、端末網制御装置1が設置される家庭ごとに異
なり、また各加入者線路のロスごとにプッシュボタン信
号の送出レベルは回線端末装置の技術基準に規定されて
いる。この規定を満足させるために、一般に電話回線2
を終端したときに端末網制御装置1に流れる電流あるい
は端末網制御装置1の両端に現れる電圧を検出すること
により加入者線路のロスを算出し、送受信信号のゲイン
を決めている。
【0004】図3を参照しながら、端末網制御装置1が
プッシュボタン信号により発信を行った後、データ通信
を行うときの動作について説明する。端末網制御装置1
が発信を行うときには、まず制御部7が直流回路終端部
3を制御し、電話回線2を技術基準で定められた50Ω
から300Ωの間の抵抗値で終端する。このとき直流回
路終端部3に流れる電流はロス検出部4で検出され、ゲ
イン切換部5の送受信ゲインが設定される。ゲイン切換
部5は、送受信それぞれのゲインを切り換えるために送
信ゲイン切換部8と受信ゲイン切換部9が設けられてい
る。一方制御部7では、直流回路終端部3を終端した
後、センタ端末との接続を行うために信号送受信部6か
らダイヤリングのためのプッシュボタン信号を送出する
ための制御を行う。信号送受信部6からゲイン切換部5
にプッシュボタン信号が送出されると、ゲイン切換部5
ではロス検出部4により設定されたゲインで、信号が出
力される。
プッシュボタン信号により発信を行った後、データ通信
を行うときの動作について説明する。端末網制御装置1
が発信を行うときには、まず制御部7が直流回路終端部
3を制御し、電話回線2を技術基準で定められた50Ω
から300Ωの間の抵抗値で終端する。このとき直流回
路終端部3に流れる電流はロス検出部4で検出され、ゲ
イン切換部5の送受信ゲインが設定される。ゲイン切換
部5は、送受信それぞれのゲインを切り換えるために送
信ゲイン切換部8と受信ゲイン切換部9が設けられてい
る。一方制御部7では、直流回路終端部3を終端した
後、センタ端末との接続を行うために信号送受信部6か
らダイヤリングのためのプッシュボタン信号を送出する
ための制御を行う。信号送受信部6からゲイン切換部5
にプッシュボタン信号が送出されると、ゲイン切換部5
ではロス検出部4により設定されたゲインで、信号が出
力される。
【0005】相手側のセンタ端末と端末網制御装置1が
接続されると、センタ端末と端末網制御装置1の間でモ
デム信号によるデータ通信が開始される。このときも、
ロス検出部4によって定まるゲインにより、ゲイン切換
部のゲインが設定される。
接続されると、センタ端末と端末網制御装置1の間でモ
デム信号によるデータ通信が開始される。このときも、
ロス検出部4によって定まるゲインにより、ゲイン切換
部のゲインが設定される。
【0006】次に、ロス検出部4とゲイン切換部5の関
係を図5を参照しながら説明する。図5は、技術基準の
一例として、線径0.65mmのときのプッシュボタン信
号の高群のレベル規定を示すものである。横軸は線路ロ
スであるが、ロスを回線電流と読みかえると2段目の横
軸となる。このときの計算条件は、交換機の電池の電圧
が48V、内部抵抗が440Ω、端末網制御装置1の終
端抵抗が50Ωである。端末網制御装置1から送出され
るプッシュボタン信号を図5のレベル規定に満足させる
ために、回線電流に応じてゲイン切換部5のゲインを切
り換えている。線路ロスが小さいときには、ゲイン切替
部5のゲインを小さくして送出レベルを低くし、線路ロ
スが大きいときには、ゲイン切替部5のゲインを大きく
して送出レベルを高くして規定値を満足させるようにし
ている。この例では、回線電流が80mAから50mA
の間でゲインを線形的に変化させている。
係を図5を参照しながら説明する。図5は、技術基準の
一例として、線径0.65mmのときのプッシュボタン信
号の高群のレベル規定を示すものである。横軸は線路ロ
スであるが、ロスを回線電流と読みかえると2段目の横
軸となる。このときの計算条件は、交換機の電池の電圧
が48V、内部抵抗が440Ω、端末網制御装置1の終
端抵抗が50Ωである。端末網制御装置1から送出され
るプッシュボタン信号を図5のレベル規定に満足させる
ために、回線電流に応じてゲイン切換部5のゲインを切
り換えている。線路ロスが小さいときには、ゲイン切替
部5のゲインを小さくして送出レベルを低くし、線路ロ
スが大きいときには、ゲイン切替部5のゲインを大きく
して送出レベルを高くして規定値を満足させるようにし
ている。この例では、回線電流が80mAから50mA
の間でゲインを線形的に変化させている。
【0007】参考のために、ノーリンギング通信時の直
流回路終端条件のもとでの、線路ロスと回線電流の関係
を図5の横軸の3段目に示した。このときの回線端末装
置1の技術的条件に定められたノーリンギング通信時の
直流的条件は4kΩ以上である。また、図5において、
横軸の3段目に示されている電流値の計算条件は、交換
機内の電池の電圧が48V、内部抵抗が440Ω、端末
網制御装置の直流抵抗が4kΩとしたものである。図5
から明かなように一般の電話サービスを利用するときに
は、線路ロスが0dBから7dB変化する間に電流の変
化が大きく50mA程度あるのに対し、ノーリンギング
通信サービスを利用するときには、線路ロスが0dBか
ら7dBまで変化しても、回線回路が2mA程度しか変
化しない。従って、ノーリンギング通信サービスを利用
するときに、従来のように回線電流を検出することによ
りロス検出部4を構成し、ゲイン切替部5を制御するた
めには、回線電流のわずかな変化を検出する必要があ
る。また、交換機内部の電源電圧変動があることを考慮
すると、回線電流を検出することによりゲイン切替部5
を切り換えるのは実用的ではない。
流回路終端条件のもとでの、線路ロスと回線電流の関係
を図5の横軸の3段目に示した。このときの回線端末装
置1の技術的条件に定められたノーリンギング通信時の
直流的条件は4kΩ以上である。また、図5において、
横軸の3段目に示されている電流値の計算条件は、交換
機内の電池の電圧が48V、内部抵抗が440Ω、端末
網制御装置の直流抵抗が4kΩとしたものである。図5
から明かなように一般の電話サービスを利用するときに
は、線路ロスが0dBから7dB変化する間に電流の変
化が大きく50mA程度あるのに対し、ノーリンギング
通信サービスを利用するときには、線路ロスが0dBか
ら7dBまで変化しても、回線回路が2mA程度しか変
化しない。従って、ノーリンギング通信サービスを利用
するときに、従来のように回線電流を検出することによ
りロス検出部4を構成し、ゲイン切替部5を制御するた
めには、回線電流のわずかな変化を検出する必要があ
る。また、交換機内部の電源電圧変動があることを考慮
すると、回線電流を検出することによりゲイン切替部5
を切り換えるのは実用的ではない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、次のような課題があった。1)ノーリンギ
ング通信時に従来の同様の方法により回線電流を検出し
て、ゲインを切り換えようとすると、線路ロスによる電
流の変化分が小さいため、線路ロスに応じた適切なゲイ
ンが設定できない。2)プッシュボタン信号をデータ信
号として用いる場合でもロス検出部4がゲイン切替部5
を制御するため、プッシュボタン信号を選択信号として
用いる場合とデータ信号として用いる場合のそれぞれに
独立なゲインが設定できず、データ通信のための適正ゲ
インが設定できない。
の構成では、次のような課題があった。1)ノーリンギ
ング通信時に従来の同様の方法により回線電流を検出し
て、ゲインを切り換えようとすると、線路ロスによる電
流の変化分が小さいため、線路ロスに応じた適切なゲイ
ンが設定できない。2)プッシュボタン信号をデータ信
号として用いる場合でもロス検出部4がゲイン切替部5
を制御するため、プッシュボタン信号を選択信号として
用いる場合とデータ信号として用いる場合のそれぞれに
独立なゲインが設定できず、データ通信のための適正ゲ
インが設定できない。
【0009】本発明は上記課題を解決するもので、1)
ノーリンギング通信時に線路ロスに応じて適切なゲイン
を設定することを可能とし、2)プッシュボタン信号を
選択信号として用いる場合とデータ信号として用いる場
合のそれぞれに、別々のゲイン設定を可能とすることに
より選択信号送出時とデータ信号送出時の両方のときに
適切なゲイン設定を可能とすることを目的としたもので
ある。
ノーリンギング通信時に線路ロスに応じて適切なゲイン
を設定することを可能とし、2)プッシュボタン信号を
選択信号として用いる場合とデータ信号として用いる場
合のそれぞれに、別々のゲイン設定を可能とすることに
より選択信号送出時とデータ信号送出時の両方のときに
適切なゲイン設定を可能とすることを目的としたもので
ある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は第1の目的を達
成するために、電話回線に接続され一般の電話サービス
を利用するときの直流的条件で前記電話回線を終端する
ための第1の直流回路終端部と、ノーリンギング通信サ
ービスを利用してデータ通信を行うときの直流的条件で
前記電話回線を終端するための第2の直流回路終端部
と、前記第1の直流回路終端部が終端されているときに
前記第1の直流回路終端部の電流値を検出することによ
り前記電話回線の加入者線路側の線路ロスを検出するロ
ス検出部と、前記第1の直流回路終端部および前記第2
の直流回路終端部が終端しているとき共に前記ロス検出
部のロス情報により送受信信号が所定のゲインとなるよ
うに切り換えるゲイン切換部とを設けたものである。
成するために、電話回線に接続され一般の電話サービス
を利用するときの直流的条件で前記電話回線を終端する
ための第1の直流回路終端部と、ノーリンギング通信サ
ービスを利用してデータ通信を行うときの直流的条件で
前記電話回線を終端するための第2の直流回路終端部
と、前記第1の直流回路終端部が終端されているときに
前記第1の直流回路終端部の電流値を検出することによ
り前記電話回線の加入者線路側の線路ロスを検出するロ
ス検出部と、前記第1の直流回路終端部および前記第2
の直流回路終端部が終端しているとき共に前記ロス検出
部のロス情報により送受信信号が所定のゲインとなるよ
うに切り換えるゲイン切換部とを設けたものである。
【0011】また、第2の目的を達成するために、ロス
検出部からのロス情報および送受信信号が選択信号かデ
ータ信号かの種類情報にもとづいてゲイン切換部を制御
するゲイン設定部をさらに設けたものである。
検出部からのロス情報および送受信信号が選択信号かデ
ータ信号かの種類情報にもとづいてゲイン切換部を制御
するゲイン設定部をさらに設けたものである。
【0012】
【作用】本発明は上記構成によって第1の直流回路終端
部が終端されているときにロス検出部が加入者線路のロ
スを検出してゲイン切替部のゲインを切り換え、また、
第2の直流回路終端部が終端されているときには、第1
の直流回路終端部が終端されたときに検出されたロスに
もとづいてゲイン切換部のゲインを切り換える。一方、
ゲイン設定部を設けた構成では、ロス検出部のロス情報
と送受信信号が選択信号であるかまたはデータ信号であ
るかの信号種類情報によってゲイン切換部のゲインを制
御するように動作する。
部が終端されているときにロス検出部が加入者線路のロ
スを検出してゲイン切替部のゲインを切り換え、また、
第2の直流回路終端部が終端されているときには、第1
の直流回路終端部が終端されたときに検出されたロスに
もとづいてゲイン切換部のゲインを切り換える。一方、
ゲイン設定部を設けた構成では、ロス検出部のロス情報
と送受信信号が選択信号であるかまたはデータ信号であ
るかの信号種類情報によってゲイン切換部のゲインを制
御するように動作する。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1を参照して説
明する。図1において、ゲイン切換部5とデータ送受信
部6および送信用ゲイン切換部8、受信用ゲイン切換部
9は従来例と同様なので説明を省略する。図1の端末網
制御装置14において第1の直流回路終端部15は一般
の電話サービスを利用してデータ通信を行うときに電話
回線2を終端するためのブロックであり、第2の直流回
路終端部15はノーリンギング通信サービスを利用して
データ通信を行うときに電話回線2を終端するためのブ
ロックである。また、ロス検出部17は第1の直流回路
終端部15が終端されているときに加入者線路のロスを
検出してゲイン切換部5のゲインを切り換えると共に、
第2の直流回路終端部16が終端されているときには第
1の直流回路終端部15が終端されたときの加入者線ロ
スにもとづいてゲイン切換部5を切り換える。また、制
御部18は第1の直流回路終端部15と第2の直流回路
終端部16および信号送受信部6の制御を行う。
明する。図1において、ゲイン切換部5とデータ送受信
部6および送信用ゲイン切換部8、受信用ゲイン切換部
9は従来例と同様なので説明を省略する。図1の端末網
制御装置14において第1の直流回路終端部15は一般
の電話サービスを利用してデータ通信を行うときに電話
回線2を終端するためのブロックであり、第2の直流回
路終端部15はノーリンギング通信サービスを利用して
データ通信を行うときに電話回線2を終端するためのブ
ロックである。また、ロス検出部17は第1の直流回路
終端部15が終端されているときに加入者線路のロスを
検出してゲイン切換部5のゲインを切り換えると共に、
第2の直流回路終端部16が終端されているときには第
1の直流回路終端部15が終端されたときの加入者線ロ
スにもとづいてゲイン切換部5を切り換える。また、制
御部18は第1の直流回路終端部15と第2の直流回路
終端部16および信号送受信部6の制御を行う。
【0014】上記構成における動作について図1を参照
しながら説明する。まず、端末網制御装置14が一般の
電話サービスを利用して発信動作を行ってからデータ通
信を行う場合について説明する。端末網制御装置14が
発信動作を行うときには、まず制御部18が第1の直流
回路終端部15を制御して電話回線2を終端する。この
ときには、一般の電話サービスを利用しているので、第
1の直流回路終端部15は電話回線2を50Ωから30
0Ωで終端する。このときロス検出部17は、第1の直
流回路終端部15に流れる電流あるいは第1の直流回路
終端部15の両端の電圧から加入者線路のロスを算出す
る。ロス検出部17で算出されたロスによりゲイン切換
部5の送受信信号のゲインが決定される。次に制御部1
8は、相手側の端末であるセンタ端末と接続するために
信号送受信部6を制御し、信号送受信部6からプッシュ
ボタン信号を送出させる。信号送受信部6から送出され
るプッシュボタン信号は、ゲイン切換部5でロス検出部
17によって決まるゲインだけ増幅される。そして、相
手先端末であるセンタ端末との接続が完了すると、端末
網制御装置14は、ロス検出部17によって決まる送受
信ゲインによって送受信信号の両方が増幅されて、デー
タ信号のやり取りが行われる。
しながら説明する。まず、端末網制御装置14が一般の
電話サービスを利用して発信動作を行ってからデータ通
信を行う場合について説明する。端末網制御装置14が
発信動作を行うときには、まず制御部18が第1の直流
回路終端部15を制御して電話回線2を終端する。この
ときには、一般の電話サービスを利用しているので、第
1の直流回路終端部15は電話回線2を50Ωから30
0Ωで終端する。このときロス検出部17は、第1の直
流回路終端部15に流れる電流あるいは第1の直流回路
終端部15の両端の電圧から加入者線路のロスを算出す
る。ロス検出部17で算出されたロスによりゲイン切換
部5の送受信信号のゲインが決定される。次に制御部1
8は、相手側の端末であるセンタ端末と接続するために
信号送受信部6を制御し、信号送受信部6からプッシュ
ボタン信号を送出させる。信号送受信部6から送出され
るプッシュボタン信号は、ゲイン切換部5でロス検出部
17によって決まるゲインだけ増幅される。そして、相
手先端末であるセンタ端末との接続が完了すると、端末
網制御装置14は、ロス検出部17によって決まる送受
信ゲインによって送受信信号の両方が増幅されて、デー
タ信号のやり取りが行われる。
【0015】次にノーリンギング通信を利用して端末網
制御装置14に着信があるときのデータ通信の説明を行
う。ノーリンギング通信サービスを利用して、端末網制
御装置14に着信がある時には、電話回線2の極性が反
転してからプッシュボタン信号による呼出信号が到来
し、端末網制御装置14ではこのプッシュボタン信号を
受信し自分宛であることを確認すると、プッシュボタン
信号による応答信号を送出して、相手先端末からの着信
が完了する。本発明のポイントである送受信のゲイン切
換について説明する。着信のために極性反転が生じた後
にプッシュボタン信号を端末網制御装置14は、受信す
るが、このときの受信のためのゲインは、一般の電話サ
ービスを利用するときに第1の直流回路終端部15を終
端したときに検出されたロスにより決定される。また、
ノーリンギング着信のためにプッシュボタン信号による
呼出信号が自分宛であることが確認されると、制御部1
8は第2の直流回路終端部を制御し、4kΩ以上の高抵
抗で電話回線2を終端する。そして、プッシュボタン信
号による応答信号を送出し、ノーリンギング着信が完了
する。相手先のセンタ端末との接続が完了すると、モデ
ム信号によるデータ通信が行われる。
制御装置14に着信があるときのデータ通信の説明を行
う。ノーリンギング通信サービスを利用して、端末網制
御装置14に着信がある時には、電話回線2の極性が反
転してからプッシュボタン信号による呼出信号が到来
し、端末網制御装置14ではこのプッシュボタン信号を
受信し自分宛であることを確認すると、プッシュボタン
信号による応答信号を送出して、相手先端末からの着信
が完了する。本発明のポイントである送受信のゲイン切
換について説明する。着信のために極性反転が生じた後
にプッシュボタン信号を端末網制御装置14は、受信す
るが、このときの受信のためのゲインは、一般の電話サ
ービスを利用するときに第1の直流回路終端部15を終
端したときに検出されたロスにより決定される。また、
ノーリンギング着信のためにプッシュボタン信号による
呼出信号が自分宛であることが確認されると、制御部1
8は第2の直流回路終端部を制御し、4kΩ以上の高抵
抗で電話回線2を終端する。そして、プッシュボタン信
号による応答信号を送出し、ノーリンギング着信が完了
する。相手先のセンタ端末との接続が完了すると、モデ
ム信号によるデータ通信が行われる。
【0016】このように、第1の発明では一般の電話サ
ービスを利用するときに加入者線路のロスから算出され
た適正ゲインを記憶し、回線電流や回線電圧により線路
ロスの算出が困難であるノーリンギング通信サービスを
利用するときにもこのゲインを適用するので、一般電話
サービス、ノーリンギング通信サービスの両方を利用し
たときでも加入者線路のロスにあった適正なゲインを設
定することが可能となるという効果がある。
ービスを利用するときに加入者線路のロスから算出され
た適正ゲインを記憶し、回線電流や回線電圧により線路
ロスの算出が困難であるノーリンギング通信サービスを
利用するときにもこのゲインを適用するので、一般電話
サービス、ノーリンギング通信サービスの両方を利用し
たときでも加入者線路のロスにあった適正なゲインを設
定することが可能となるという効果がある。
【0017】次に、本発明の他の実施例について図2を
参照しながら説明する。図2において、端末網制御装置
19の第1の直流回路終端部15と、第2の直流回路終
端部16と、ロス検出部7と、ゲイン切換部5と、デー
タ送受信部6は、第1の目的における構成要素と同様で
あるので説明を省略する。ゲイン設定部20は、ロス検
出部17から加入者線ロスの情報をもらい、制御部21
から送受信信号の種類情報をもらいゲイン切換部5のゲ
インを決定する。一方、制御部21は第1および第2の
直流回路終端部15、16と信号送受信部6を制御し、
さらにゲイン設定部20に対して現在送受信中の信号が
選択信号であるのか、データ信号であるのかを出力す
る。
参照しながら説明する。図2において、端末網制御装置
19の第1の直流回路終端部15と、第2の直流回路終
端部16と、ロス検出部7と、ゲイン切換部5と、デー
タ送受信部6は、第1の目的における構成要素と同様で
あるので説明を省略する。ゲイン設定部20は、ロス検
出部17から加入者線ロスの情報をもらい、制御部21
から送受信信号の種類情報をもらいゲイン切換部5のゲ
インを決定する。一方、制御部21は第1および第2の
直流回路終端部15、16と信号送受信部6を制御し、
さらにゲイン設定部20に対して現在送受信中の信号が
選択信号であるのか、データ信号であるのかを出力す
る。
【0018】上記構成における動作について説明する。
まず、端末網制御装置19が一般の電話サービスを利用
して、プッシュボタン信号によりセンタ端末と接続を行
った後にデータ通信をする場合について説明する。端末
網制御装置19が一般の電話サービスを利用するときに
はまず、第1の直流回路終端部15を制御し、電話回線
2を50Ωから300Ωで終端する。この時ロス検出部
は、第1の直流回路終端部15に流れる電流等により、
端末網制御装置19と交換機間のロスを算出する。次に
端末網制御装置19がセンタ端末との接続を行うために
交換機に対してプッシュボタン信号を送出する。交換機
に対してプッシュボタン信号を送出するための制御を制
御部21が信号送受信部6に対して行う。また同時に、
制御部21はゲイン設定部20に対して、現在送出して
いる信号の種類がデータ信号ではなく選択信号であるこ
とを知らせる。ゲイン設定部20では、制御部21から
現在送信中の信号が選択信号であることを知らされたこ
とにより回線電流に応じたロスによって決まるゲインに
ゲイン切換部5を設定する。端末網制御装置19からプ
ッシュボタン信号による選択信号が送出されると、交換
機が端末網制御装置19とセンタ端末を接続する。これ
により、センタ端末と端末網制御装置19の接続が完了
し、データ通信に移行する。データ信号を送出するとき
には、制御部21がゲイン設定部20に対して、現在送
出中の信号がデータ信号であることを知らせる。これに
よりゲイン設定部20は、今度はセンタ端末での受信レ
ベルが適切になるように更にゲインをあげるように動作
する。これにより今度は、端末網制御装置19とセンタ
端末との間のロスにあわせてゲインの設定が可能とな
る。
まず、端末網制御装置19が一般の電話サービスを利用
して、プッシュボタン信号によりセンタ端末と接続を行
った後にデータ通信をする場合について説明する。端末
網制御装置19が一般の電話サービスを利用するときに
はまず、第1の直流回路終端部15を制御し、電話回線
2を50Ωから300Ωで終端する。この時ロス検出部
は、第1の直流回路終端部15に流れる電流等により、
端末網制御装置19と交換機間のロスを算出する。次に
端末網制御装置19がセンタ端末との接続を行うために
交換機に対してプッシュボタン信号を送出する。交換機
に対してプッシュボタン信号を送出するための制御を制
御部21が信号送受信部6に対して行う。また同時に、
制御部21はゲイン設定部20に対して、現在送出して
いる信号の種類がデータ信号ではなく選択信号であるこ
とを知らせる。ゲイン設定部20では、制御部21から
現在送信中の信号が選択信号であることを知らされたこ
とにより回線電流に応じたロスによって決まるゲインに
ゲイン切換部5を設定する。端末網制御装置19からプ
ッシュボタン信号による選択信号が送出されると、交換
機が端末網制御装置19とセンタ端末を接続する。これ
により、センタ端末と端末網制御装置19の接続が完了
し、データ通信に移行する。データ信号を送出するとき
には、制御部21がゲイン設定部20に対して、現在送
出中の信号がデータ信号であることを知らせる。これに
よりゲイン設定部20は、今度はセンタ端末での受信レ
ベルが適切になるように更にゲインをあげるように動作
する。これにより今度は、端末網制御装置19とセンタ
端末との間のロスにあわせてゲインの設定が可能とな
る。
【0019】次に、端末網制御装置19がノーリンギン
グ通信サービスを利用して着信し、データ通信をする場
合の動作を説明する。ノーリンギング通信サービスを利
用した着信では、前述したように電話回線2の極性が反
転する極性反転信号が到来した後に交換機からプッシュ
ボタン信号による呼出信号が到来し、端末網制御装置1
9がプッシュボタン信号による応答信号を返送すること
によりノーリンギング着信が完了する。この時には、端
末網制御装置19と交換機の間でプッシュボタン信号の
やりとりを行うので、制御部21はゲイン設定部20に
対して選択信号のゲインに切り換えるように制御を行
う。一方、ノーリンギング着信による接続が完了し、セ
ンタ端末と端末網制御装置19が接続されると、端末網
制御装置19は、データ信号をセンタ端末との間でやり
取りすることになる。よって、このときには制御部21
はゲイン設定部20に対して現在送受信中の信号はデー
タ信号であることを知らせ、ゲイン切換部5が選択信号
送受信時とは別のゲインで送受信信号のゲインを決定し
データ通信を行う。
グ通信サービスを利用して着信し、データ通信をする場
合の動作を説明する。ノーリンギング通信サービスを利
用した着信では、前述したように電話回線2の極性が反
転する極性反転信号が到来した後に交換機からプッシュ
ボタン信号による呼出信号が到来し、端末網制御装置1
9がプッシュボタン信号による応答信号を返送すること
によりノーリンギング着信が完了する。この時には、端
末網制御装置19と交換機の間でプッシュボタン信号の
やりとりを行うので、制御部21はゲイン設定部20に
対して選択信号のゲインに切り換えるように制御を行
う。一方、ノーリンギング着信による接続が完了し、セ
ンタ端末と端末網制御装置19が接続されると、端末網
制御装置19は、データ信号をセンタ端末との間でやり
取りすることになる。よって、このときには制御部21
はゲイン設定部20に対して現在送受信中の信号はデー
タ信号であることを知らせ、ゲイン切換部5が選択信号
送受信時とは別のゲインで送受信信号のゲインを決定し
データ通信を行う。
【0020】このように第2の発明によれば、プッシュ
ボタン信号を選択信号とデータ信号の両方に用いている
場合でも、プッシュボタン信号が選択信号として用いら
れているか、データ信号として用いられているかによっ
て、ゲインが別々に設定することが可能となる。よっ
て、交換機に対して適切なゲインで選択信号を送出する
ことができ、またデータ信号を送出するときにはセンタ
端末に対して適切がゲインとなるように別のゲインを設
定することができ、選択信号およびデータ信号の両方を
良好に送受信できるという効果がある。
ボタン信号を選択信号とデータ信号の両方に用いている
場合でも、プッシュボタン信号が選択信号として用いら
れているか、データ信号として用いられているかによっ
て、ゲインが別々に設定することが可能となる。よっ
て、交換機に対して適切なゲインで選択信号を送出する
ことができ、またデータ信号を送出するときにはセンタ
端末に対して適切がゲインとなるように別のゲインを設
定することができ、選択信号およびデータ信号の両方を
良好に送受信できるという効果がある。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように本発明の端末網制御
装置は、一般の電話サービスを利用するときに加入者線
路のロスから算出された適正ゲインを記憶し、回線電流
や回線電圧により線路ロスの算出が困難であるノーリン
ギング通信サービス利用を利用するときにもこのゲイン
を利用するので、一般電話サービス、ノーリンギング通
信サービスの両方を利用したときでも加入者線路のロス
にあった適正なゲインを設定することが可能となるとい
う効果がある。
装置は、一般の電話サービスを利用するときに加入者線
路のロスから算出された適正ゲインを記憶し、回線電流
や回線電圧により線路ロスの算出が困難であるノーリン
ギング通信サービス利用を利用するときにもこのゲイン
を利用するので、一般電話サービス、ノーリンギング通
信サービスの両方を利用したときでも加入者線路のロス
にあった適正なゲインを設定することが可能となるとい
う効果がある。
【0022】また、ゲイン設定部を設けた構成では、プ
ッシュボタン信号を選択信号と、データ信号の両方に用
いている場合でもプッシュボタン信号が選択信号として
用いられているか、データ信号として用いられているか
によって、ゲインが別々に設定できる。よって、交換機
に対して適切なゲインで選択信号を送出し、しかもデー
タ信号を送出するときにはセンタ端末に対して適切がゲ
インとなるように別のゲインを設定することができ、選
択信号およびデータ信号の両方を良好に送受信できると
いう効果がある。
ッシュボタン信号を選択信号と、データ信号の両方に用
いている場合でもプッシュボタン信号が選択信号として
用いられているか、データ信号として用いられているか
によって、ゲインが別々に設定できる。よって、交換機
に対して適切なゲインで選択信号を送出し、しかもデー
タ信号を送出するときにはセンタ端末に対して適切がゲ
インとなるように別のゲインを設定することができ、選
択信号およびデータ信号の両方を良好に送受信できると
いう効果がある。
【図1】本発明の一実施例における端末網制御装置のブ
ロック構成図
ロック構成図
【図2】同装置の他の実施例における端末網制御装置の
ブロック構成図
ブロック構成図
【図3】従来の端末網制御装置のブロック構成図
【図4】センタ端末との接続を示す図
【図5】回線端末装置の技術基準におけるプッシュボタ
ン信号の送出レベル規定を示す図
ン信号の送出レベル規定を示す図
5 ゲイン切換部 15 第1の直流回路終端部 16 第2の直流回路終端部 17 ロス検出部 20 ゲイン設定部
Claims (2)
- 【請求項1】電話回線に接続され一般の電話サービスを
利用するときの直流的条件で前記電話回線を終端するた
めの第1の直流回路終端部と、ノーリンギング通信サー
ビスを利用してデータ通信を行うときの直流的条件で前
記電話回線を終端するための第2の直流回路終端部と、
前記第1の直流回路終端部が終端されているときに前記
第1の直流回路終端部の電流値を検出することにより前
記電話回線の加入者線路側の線路ロスを検出するロス検
出部と、前記第1の直流回路終端部および前記第2の直
流回路終端部が終端しているとき共に前記ロス検出部の
ロス情報により送受信信号が所定のゲインとなるように
切り換えるゲイン切換部とからなる端末網制御装置。 - 【請求項2】ロス検出部からのロス情報および送受信信
号が選択信号かデータ信号かの種類情報にもとづいてゲ
イン切換部を制御するゲイン設定部とを備えた請求項1
記載の端末網制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP04265840A JP3077416B2 (ja) | 1992-10-05 | 1992-10-05 | 端末網制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP04265840A JP3077416B2 (ja) | 1992-10-05 | 1992-10-05 | 端末網制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06121068A JPH06121068A (ja) | 1994-04-28 |
| JP3077416B2 true JP3077416B2 (ja) | 2000-08-14 |
Family
ID=17422800
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP04265840A Expired - Fee Related JP3077416B2 (ja) | 1992-10-05 | 1992-10-05 | 端末網制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3077416B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4687721B2 (ja) * | 2008-02-01 | 2011-05-25 | 住友金属鉱山株式会社 | プラスチックフィルム用加熱搬送装置 |
-
1992
- 1992-10-05 JP JP04265840A patent/JP3077416B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06121068A (ja) | 1994-04-28 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080616 Year of fee payment: 8 |
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| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
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