JP3080964B2 - 弾性交絡加工糸およびその製造方法 - Google Patents
弾性交絡加工糸およびその製造方法Info
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- JP3080964B2 JP3080964B2 JP02109428A JP10942890A JP3080964B2 JP 3080964 B2 JP3080964 B2 JP 3080964B2 JP 02109428 A JP02109428 A JP 02109428A JP 10942890 A JP10942890 A JP 10942890A JP 3080964 B2 JP3080964 B2 JP 3080964B2
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、芯糸である弾性糸を鞘糸である複数本の
長繊維フィラメント糸で被覆してなる弾性交絡加工糸お
よびその製造方法に関し、更に詳しくは、伸縮性に優れ
た布帛を提供するにあたって、縫製カット端からの弾性
糸のスリップインに代表される欠点、特に長繊維フィラ
メント糸使い織物のスリップ(目寄れを含む)、天竺編
地のラン等を回避することのできる弾性交絡加工糸およ
びその製造方法に関するものである。
長繊維フィラメント糸で被覆してなる弾性交絡加工糸お
よびその製造方法に関し、更に詳しくは、伸縮性に優れ
た布帛を提供するにあたって、縫製カット端からの弾性
糸のスリップインに代表される欠点、特に長繊維フィラ
メント糸使い織物のスリップ(目寄れを含む)、天竺編
地のラン等を回避することのできる弾性交絡加工糸およ
びその製造方法に関するものである。
従来、被覆弾性糸としては次の種類のものが知られて
いる。
いる。
弾性糸、特にポリウレタン糸を芯糸として、その周
りにナイロン糸、あるいはウーリナイロン糸を横巻きに
したり、あるいは引き揃えて合撚したりしたカバーリン
グヤーン等がある。このカバーリングヤーンは、表面光
沢を有し、ストレッチ性に富むため、インナーウエアを
始め、レッグニットやアウターウエア(たとえば、水
着、レオタード)等で多用されている。
りにナイロン糸、あるいはウーリナイロン糸を横巻きに
したり、あるいは引き揃えて合撚したりしたカバーリン
グヤーン等がある。このカバーリングヤーンは、表面光
沢を有し、ストレッチ性に富むため、インナーウエアを
始め、レッグニットやアウターウエア(たとえば、水
着、レオタード)等で多用されている。
ポリウレタン糸と熱可塑性合成繊維マルチフィラメ
ントを引き揃え、同一の仮撚装置に供給して、加撚−熱
固定−解撚を施した被覆弾性糸は、たとえば、特公昭57
−8129号公報等があり、超ソフトタッチな風合をかもし
だす新規なストレッチヤーンとしてレッグニット(たと
えば、タイツ)やアウターウエア(たとえば、水着)等
に進出している。
ントを引き揃え、同一の仮撚装置に供給して、加撚−熱
固定−解撚を施した被覆弾性糸は、たとえば、特公昭57
−8129号公報等があり、超ソフトタッチな風合をかもし
だす新規なストレッチヤーンとしてレッグニット(たと
えば、タイツ)やアウターウエア(たとえば、水着)等
に進出している。
ポリウレタン糸のごとき弾性糸とフィラメント糸
(特に仮撚捲縮糸)とを引き揃え、空気ノズルにより攪
乱して混繊・交絡してなる被覆弾性糸としては、たとえ
ば、特開昭60−193839号公報、特開昭64−45837号公報
等があり、生産性向上を狙って開発が一段と伸展してい
る。
(特に仮撚捲縮糸)とを引き揃え、空気ノズルにより攪
乱して混繊・交絡してなる被覆弾性糸としては、たとえ
ば、特開昭60−193839号公報、特開昭64−45837号公報
等があり、生産性向上を狙って開発が一段と伸展してい
る。
従来の被覆弾性糸にあっては、上記の糸は極めて低
速でしか生産できないこと、上記の糸は仮撚セット温
度におけるポリウレタンの耐熱性の低さからストレッチ
パワーが著しく低下したり、嵩高性があり過ぎてリワイ
ンド工程ができず、スパンデックス糸の糸切れを誘発し
易い欠点等を有していること、上記の糸は、未だ問題
点が多く、たとえば、弾性糸とフィラメント糸との混繊
交絡性が不良で芯糸が露出したり、交絡強度が弱い点等
が未解決で、高い生産性を十分吸収できず、用途展開に
制約が多いこと、等の問題点があった。
速でしか生産できないこと、上記の糸は仮撚セット温
度におけるポリウレタンの耐熱性の低さからストレッチ
パワーが著しく低下したり、嵩高性があり過ぎてリワイ
ンド工程ができず、スパンデックス糸の糸切れを誘発し
易い欠点等を有していること、上記の糸は、未だ問題
点が多く、たとえば、弾性糸とフィラメント糸との混繊
交絡性が不良で芯糸が露出したり、交絡強度が弱い点等
が未解決で、高い生産性を十分吸収できず、用途展開に
制約が多いこと、等の問題点があった。
そこで、この発明は、前述の従来の糸のうちの持つ
欠点を克服し、交絡強度が向上し、芯糸が露出しないで
準備工程や編成工程などでしごかれても、ガイド類に引
っ掛かったり、解舒不良が生じないことにより、伸縮性
に優れた布帛にありがちな問題点、特に長繊維フィラメ
ント糸使い織物のスリップ(目寄れを含む)、天竺編地
のラン等の支障を来さず、均斉な製品を与える弾性交絡
加工糸を提供することを第1の課題とし、そのような弾
性交絡加工糸を容易に製造する方法を提供することを第
2の課題とする。
欠点を克服し、交絡強度が向上し、芯糸が露出しないで
準備工程や編成工程などでしごかれても、ガイド類に引
っ掛かったり、解舒不良が生じないことにより、伸縮性
に優れた布帛にありがちな問題点、特に長繊維フィラメ
ント糸使い織物のスリップ(目寄れを含む)、天竺編地
のラン等の支障を来さず、均斉な製品を与える弾性交絡
加工糸を提供することを第1の課題とし、そのような弾
性交絡加工糸を容易に製造する方法を提供することを第
2の課題とする。
上記第1の課題を解決するために、この発明にかかる
弾性交絡加工糸は、弾性糸を芯糸とし複数本の長繊維フ
ィラメント糸を鞘糸として、前記弾性糸に対して前記複
数本の長繊維フィラメント糸が交絡している交絡部と前
記弾性糸の周りに前記複数本の長繊維フィラメント糸の
うちの少なくとも1本が嵩高に膨出している開繊部とを
長さ方向に交互に有し、前記交絡部の数が80〜180個/m
の範囲であるものとされている。
弾性交絡加工糸は、弾性糸を芯糸とし複数本の長繊維フ
ィラメント糸を鞘糸として、前記弾性糸に対して前記複
数本の長繊維フィラメント糸が交絡している交絡部と前
記弾性糸の周りに前記複数本の長繊維フィラメント糸の
うちの少なくとも1本が嵩高に膨出している開繊部とを
長さ方向に交互に有し、前記交絡部の数が80〜180個/m
の範囲であるものとされている。
さらに、上記第2の課題を解決するために、この発明
にかかる弾性交絡加工糸の製造方法は、300%以下のド
ラフト倍率で引伸ばされて伸張状態にある弾性糸と複数
本の長繊維フィラメント糸とを引き揃えて5%以下のオ
ーバーフィド率で流体交絡処理ゾーンに供給し、前記弾
性糸と複数本の長繊維フィラメント糸とを交絡、混繊す
ることにより、前記弾性糸が芯糸、前記複数本の長繊維
フィラメント糸が鞘糸になっている弾性交絡加工糸を得
るようになっている。
にかかる弾性交絡加工糸の製造方法は、300%以下のド
ラフト倍率で引伸ばされて伸張状態にある弾性糸と複数
本の長繊維フィラメント糸とを引き揃えて5%以下のオ
ーバーフィド率で流体交絡処理ゾーンに供給し、前記弾
性糸と複数本の長繊維フィラメント糸とを交絡、混繊す
ることにより、前記弾性糸が芯糸、前記複数本の長繊維
フィラメント糸が鞘糸になっている弾性交絡加工糸を得
るようになっている。
この発明の弾性交絡加工糸は、弾性糸を芯糸とし、複
数本の長繊維フィラメント糸を鞘糸とする芯鞘構造を有
し、糸の長さ方向に交絡部と開繊部とを交互に有してい
る。交絡部(集束部とも言う)は、芯糸である弾性糸に
対して複数本の長繊維フィラメント糸が強固に交絡され
ている部分であり、開繊部は、弾性糸の周りに複数本の
長繊維フィラメント糸のうちの1本以上が嵩高に膨出し
ている部分である。この発明の弾性交絡加工糸にあって
は、交絡部の数が80〜180個/mの範囲にあることが必要
で、140〜160個/mのものが好ましい。交絡部の数が80個
/より少ないと集束性、すなわち混繊・交絡性が十分で
なく、交絡強度が弱いため、編成時の解舒不良や丸編生
地にランを発生する。また、交絡部の数が180個/mを越
えると、集束性が強くなりすぎ、製品にした場合のスト
レッチ性や表面品位を低下させるなどの支障をきたし易
い。
数本の長繊維フィラメント糸を鞘糸とする芯鞘構造を有
し、糸の長さ方向に交絡部と開繊部とを交互に有してい
る。交絡部(集束部とも言う)は、芯糸である弾性糸に
対して複数本の長繊維フィラメント糸が強固に交絡され
ている部分であり、開繊部は、弾性糸の周りに複数本の
長繊維フィラメント糸のうちの1本以上が嵩高に膨出し
ている部分である。この発明の弾性交絡加工糸にあって
は、交絡部の数が80〜180個/mの範囲にあることが必要
で、140〜160個/mのものが好ましい。交絡部の数が80個
/より少ないと集束性、すなわち混繊・交絡性が十分で
なく、交絡強度が弱いため、編成時の解舒不良や丸編生
地にランを発生する。また、交絡部の数が180個/mを越
えると、集束性が強くなりすぎ、製品にした場合のスト
レッチ性や表面品位を低下させるなどの支障をきたし易
い。
この発明で用いられる弾性糸としては、ポリウレタン
弾性糸、ポリエステル弾性糸、ポリアミド弾性糸などが
広く挙げられる。前記弾性糸のデニールは、15〜140デ
ニールが好ましく、特にソフトな伸縮性が要求されるア
ウターウエアの水着(海水パンツを含む)、レオタード
などには20〜70デニールが、フィットネス感が要求され
るファンデーションには40〜140デニールがより好まし
い。弾性糸のデニールがこれらの範囲よりも大きいと、
緊縛力が強すぎ、フィット性に欠け不快感の恐れがあ
り、小さいと、耐久性に欠け、着用時の引っ掛けキズを
生じやすい等の恐れがある。また、破断伸度は400%以
上であることが好ましい。破断伸度が400%未満だと、
比較的容易に弾性糸の断糸(「コア切れ」と言う)の恐
れがある。
弾性糸、ポリエステル弾性糸、ポリアミド弾性糸などが
広く挙げられる。前記弾性糸のデニールは、15〜140デ
ニールが好ましく、特にソフトな伸縮性が要求されるア
ウターウエアの水着(海水パンツを含む)、レオタード
などには20〜70デニールが、フィットネス感が要求され
るファンデーションには40〜140デニールがより好まし
い。弾性糸のデニールがこれらの範囲よりも大きいと、
緊縛力が強すぎ、フィット性に欠け不快感の恐れがあ
り、小さいと、耐久性に欠け、着用時の引っ掛けキズを
生じやすい等の恐れがある。また、破断伸度は400%以
上であることが好ましい。破断伸度が400%未満だと、
比較的容易に弾性糸の断糸(「コア切れ」と言う)の恐
れがある。
この発明において用いられる長繊維フィラメント糸と
しては、ポリアミド、ポリエステル、アクリル、ポリプ
ロピレン、塩化ビニル系等のフィラメント糸およびそれ
らの仮撚捲縮加工、賦型捲縮加工等の嵩高捲縮加工糸が
含まれる。特に、第3成分を含有する共重合タイプで沸
騰水収縮率が20〜30%付近の高収縮ナイロン糸や、単糸
デニールが1.5デニール以下のナイロン捲縮加工糸は良
好な性能(たとえば、強固な交絡性など)を与える。
しては、ポリアミド、ポリエステル、アクリル、ポリプ
ロピレン、塩化ビニル系等のフィラメント糸およびそれ
らの仮撚捲縮加工、賦型捲縮加工等の嵩高捲縮加工糸が
含まれる。特に、第3成分を含有する共重合タイプで沸
騰水収縮率が20〜30%付近の高収縮ナイロン糸や、単糸
デニールが1.5デニール以下のナイロン捲縮加工糸は良
好な性能(たとえば、強固な交絡性など)を与える。
長繊維フィラメント糸として、ポリエステル成分とポ
リアミド成分からなる複合紡糸フィラメントを使用し、
製編、製織後、ポリアミド成分を溶解処理することによ
って、布帛のソフト化を達成し、さらにスリップやラン
等の防止が可能となる。ナイロン6成分およびナイロン
66成分からなる複合紡糸フィラメントも同様の目的で使
用でき、交絡性面ではより高いレベルが得られる。
リアミド成分からなる複合紡糸フィラメントを使用し、
製編、製織後、ポリアミド成分を溶解処理することによ
って、布帛のソフト化を達成し、さらにスリップやラン
等の防止が可能となる。ナイロン6成分およびナイロン
66成分からなる複合紡糸フィラメントも同様の目的で使
用でき、交絡性面ではより高いレベルが得られる。
この発明では、長繊維フィラメント糸は、2本以上用
いられ、用途などに応じてその本数を適宜設定すること
ができる。複数本の長繊維フィラメント糸は、同じデニ
ール・素材・フィラメント数のもの同士であってもよい
し、これらのいずれか1つ以上が異なっているものであ
ってもよく、用途などに応じてその組み合わせを適宜設
定することができる。
いられ、用途などに応じてその本数を適宜設定すること
ができる。複数本の長繊維フィラメント糸は、同じデニ
ール・素材・フィラメント数のもの同士であってもよい
し、これらのいずれか1つ以上が異なっているものであ
ってもよく、用途などに応じてその組み合わせを適宜設
定することができる。
なお、この発明では、複数本の長繊維フィラメント糸
のそれぞれのデニール数およびフィラメント数の設定方
法はたとえばつぎのとおりである。衣料用途であれば、
長繊維フィラメント糸の本数は特性、性能の組み合わせ
を付与するために3〜4本がよく、一方、複数本のうち
1本でも途中糸切れ事故が発生すると稼動率が低下して
好ましくなくなる。トータルデニールは最低10デニール
から200デニールの範囲の複数本の構成であればよく、
単糸デニールは2デニール以下が好ましい。つまり、多
フィラメント数が交絡し易いので好ましい。
のそれぞれのデニール数およびフィラメント数の設定方
法はたとえばつぎのとおりである。衣料用途であれば、
長繊維フィラメント糸の本数は特性、性能の組み合わせ
を付与するために3〜4本がよく、一方、複数本のうち
1本でも途中糸切れ事故が発生すると稼動率が低下して
好ましくなくなる。トータルデニールは最低10デニール
から200デニールの範囲の複数本の構成であればよく、
単糸デニールは2デニール以下が好ましい。つまり、多
フィラメント数が交絡し易いので好ましい。
なお、この発明では、複数本の長繊維フィラメント糸
を用いるようにしていて、複数本の長繊維フィラメント
糸の合計のデニール数およびフィラメント数と同じデニ
ール数およびフィラメント数を持つ1本の長繊維フィラ
メント糸を用いないようにしているのは、次の理由によ
る。複数本の長繊維フィラメント糸を用いることによ
り、弾性糸への交絡・混繊が多くなって被覆性が向上し
易く、1本の長繊維フィラメント糸の開繊部であっても
他の長繊維フィラメント糸が交絡したりして被覆性が良
く、弾性糸の表面露出を極力抑えるためである。
を用いるようにしていて、複数本の長繊維フィラメント
糸の合計のデニール数およびフィラメント数と同じデニ
ール数およびフィラメント数を持つ1本の長繊維フィラ
メント糸を用いないようにしているのは、次の理由によ
る。複数本の長繊維フィラメント糸を用いることによ
り、弾性糸への交絡・混繊が多くなって被覆性が向上し
易く、1本の長繊維フィラメント糸の開繊部であっても
他の長繊維フィラメント糸が交絡したりして被覆性が良
く、弾性糸の表面露出を極力抑えるためである。
次に、この発明の弾性交絡加工糸の製造方法について
説明する。
説明する。
この発明の弾性交絡加工糸を製造するための1つの方
法は、弾性糸を300%以内に伸長するドラフトゾーン、
その後に交絡ノズルを備えた交絡処理ゾーンを設ける。
長繊維フィラメント糸は、一方が弾性糸の1次ドラフト
ゾーンとは独立に供給され、交絡処理ゾーンに供給され
る。他の長繊維フィラメント糸は前記弾性糸や前記一方
の長繊維フィラメント糸と全く独立に設けられた他のド
ラフトゾーンに供給して、一旦所定のフィード率にした
後、上記交絡処理ゾーンに供給して前記した弾性糸およ
び一方の長繊維フィラメント糸と一体に交絡・混繊処理
される。
法は、弾性糸を300%以内に伸長するドラフトゾーン、
その後に交絡ノズルを備えた交絡処理ゾーンを設ける。
長繊維フィラメント糸は、一方が弾性糸の1次ドラフト
ゾーンとは独立に供給され、交絡処理ゾーンに供給され
る。他の長繊維フィラメント糸は前記弾性糸や前記一方
の長繊維フィラメント糸と全く独立に設けられた他のド
ラフトゾーンに供給して、一旦所定のフィード率にした
後、上記交絡処理ゾーンに供給して前記した弾性糸およ
び一方の長繊維フィラメント糸と一体に交絡・混繊処理
される。
上記の弾性交絡加工糸の製造方法において、弾性糸の
1次ドラフト倍率は300%以下である必要があり、150%
以上であることが好ましい。1次ドラフト倍率が300%
を越えると、弾性糸の発生張力が急激となり、交絡性能
が極端に低下するという問題がある。また、150%未満
だと、弾性糸の張力が低すぎて表面露出の恐れがある。
得られる弾性交絡加工糸が織物用途である場合には、弾
性糸の1次ドラフト倍率は180〜200%、丸編用途では15
0〜270%の範囲がより好適である。
1次ドラフト倍率は300%以下である必要があり、150%
以上であることが好ましい。1次ドラフト倍率が300%
を越えると、弾性糸の発生張力が急激となり、交絡性能
が極端に低下するという問題がある。また、150%未満
だと、弾性糸の張力が低すぎて表面露出の恐れがある。
得られる弾性交絡加工糸が織物用途である場合には、弾
性糸の1次ドラフト倍率は180〜200%、丸編用途では15
0〜270%の範囲がより好適である。
また、上記他の長繊維フィラメント糸を交絡処理ゾー
ンに供給するに際しては、前記弾性糸や前記一方の長繊
維フィラメント糸と全く独立に設けられた他のドラフト
ゾーンにおいて、一旦所定のフィード率に調整されて交
絡処理ゾーンに供給されると、複数本の長繊維フィラメ
ント糸のオーバーフィード率に所望の差を持たせること
ができ、長繊維フィラメント糸同士の糸長差を適宜設定
することが可能である。なお、交絡処理ゾーンに供給さ
れる前には、複数本の長繊維フィラメント糸のフィード
率の差は5%以下(すなわち、前記他方の長繊維フィラ
メント糸が前記一方の長繊維フィラメント糸に対して5
%以下のアンダーフィード率)にされている必要があ
る。フィード率の差が5%よりも大きいと、交絡性の低
下となって長い開繊部が生じる恐れがある。
ンに供給するに際しては、前記弾性糸や前記一方の長繊
維フィラメント糸と全く独立に設けられた他のドラフト
ゾーンにおいて、一旦所定のフィード率に調整されて交
絡処理ゾーンに供給されると、複数本の長繊維フィラメ
ント糸のオーバーフィード率に所望の差を持たせること
ができ、長繊維フィラメント糸同士の糸長差を適宜設定
することが可能である。なお、交絡処理ゾーンに供給さ
れる前には、複数本の長繊維フィラメント糸のフィード
率の差は5%以下(すなわち、前記他方の長繊維フィラ
メント糸が前記一方の長繊維フィラメント糸に対して5
%以下のアンダーフィード率)にされている必要があ
る。フィード率の差が5%よりも大きいと、交絡性の低
下となって長い開繊部が生じる恐れがある。
そして、上記の交絡処理ゾーンにおいては、5%以下
のオーバーフィード率となるようにローラ速度が調整さ
れていることが交絡・混繊を強固に維持するのに効果的
である。
のオーバーフィード率となるようにローラ速度が調整さ
れていることが交絡・混繊を強固に維持するのに効果的
である。
この発明の製造方法により、上述のこの発明の弾性交
絡加工糸が得られる。この弾性交絡加工糸は、織物およ
び編物のいずれにも利用できる。
絡加工糸が得られる。この弾性交絡加工糸は、織物およ
び編物のいずれにも利用できる。
この発明によれば、鞘糸として、2本以上の長繊維フ
ィラメント糸(これらは非弾性糸である)が混在するこ
とによって高い交絡が達せられ、混繊のこなれ状態が良
好で、伸縮性に優れた弾性交絡加工糸が得られる。この
ため、この発明の弾性交絡加工糸は、準備工程や織編工
程等でしごかれても、引っ掛かったり、芯と鞘とがずれ
たり、芯糸の弾性糸の糸切れを誘発する懸念はない。こ
の発明の弾性交絡加工糸を用いると、織物のスリップ
(目寄れを含む)や天竺編地のラン等の発生の少ない極
めて良好な布帛を得ることができる。
ィラメント糸(これらは非弾性糸である)が混在するこ
とによって高い交絡が達せられ、混繊のこなれ状態が良
好で、伸縮性に優れた弾性交絡加工糸が得られる。この
ため、この発明の弾性交絡加工糸は、準備工程や織編工
程等でしごかれても、引っ掛かったり、芯と鞘とがずれ
たり、芯糸の弾性糸の糸切れを誘発する懸念はない。こ
の発明の弾性交絡加工糸を用いると、織物のスリップ
(目寄れを含む)や天竺編地のラン等の発生の少ない極
めて良好な布帛を得ることができる。
また、この発明の製造方法によれば、いま述べたよう
な弾性交絡加工糸を容易に製造することができる。
な弾性交絡加工糸を容易に製造することができる。
以下、図面に示す実施例に基づいてこの発明の弾性交
絡加工糸を説明するが、この発明は、図面に示したもの
に限定されない。
絡加工糸を説明するが、この発明は、図面に示したもの
に限定されない。
第1図は、この発明の弾性交絡加工糸の1実施例を、
張力(たとえば、0.1g/デニールの張力)を負荷した状
態で表す拡大側面図である。
張力(たとえば、0.1g/デニールの張力)を負荷した状
態で表す拡大側面図である。
第1図にみるように、この弾性交絡加工糸10は、弾性
糸11が芯部に存在し、鞘部を構成する2本の長繊維フィ
ラメント糸IおよびIIが、交絡部a1、a2、a3、…と開繊
部b1、b2、…とを糸の長さ方向に交互に形成して、弾性
糸11を被覆している。この実施例では、2本の長繊維フ
ィラメント糸のうち、一方の長繊維フィラメント糸IIが
捲縮加工糸である。
糸11が芯部に存在し、鞘部を構成する2本の長繊維フィ
ラメント糸IおよびIIが、交絡部a1、a2、a3、…と開繊
部b1、b2、…とを糸の長さ方向に交互に形成して、弾性
糸11を被覆している。この実施例では、2本の長繊維フ
ィラメント糸のうち、一方の長繊維フィラメント糸IIが
捲縮加工糸である。
交絡部a1、a2、…と、開繊部b1、b2、…の長さは、交
絡部a1、a2、…の方が明らかに長いが、繰り返し単位長
はランダムに発生するために必ずしも一定ではない。1
つの開繊部を挟んで隣合う2つの交絡部(たとえば、交
絡部a1およびa2)は、その間の開繊部(たとえば、開繊
部b1)を境として左、右反対の撚構造となっている。つ
まり、糸条内にランダムに右撚交絡部a1、…と左撚交絡
部a2、…、開繊部b1、b2の交絡・混繊を繰り返し、複数
本の糸からなる弾性交絡加工糸全体のトルクの大きさ
は、たとえば、スピンドルタイプのウーリ仮撚加工糸の
それと比べても微小であり、交絡・混繊タイプの特徴の
1つと言える。交絡部は、たとえば、交絡処理時の交絡
ノズルの流体圧によって、あるいは、長繊維フィラメン
ト糸が捲縮加工糸を含むことによって、撚り構造を形成
し、開繊部を境に左撚、右撚でバランスを取る。
絡部a1、a2、…の方が明らかに長いが、繰り返し単位長
はランダムに発生するために必ずしも一定ではない。1
つの開繊部を挟んで隣合う2つの交絡部(たとえば、交
絡部a1およびa2)は、その間の開繊部(たとえば、開繊
部b1)を境として左、右反対の撚構造となっている。つ
まり、糸条内にランダムに右撚交絡部a1、…と左撚交絡
部a2、…、開繊部b1、b2の交絡・混繊を繰り返し、複数
本の糸からなる弾性交絡加工糸全体のトルクの大きさ
は、たとえば、スピンドルタイプのウーリ仮撚加工糸の
それと比べても微小であり、交絡・混繊タイプの特徴の
1つと言える。交絡部は、たとえば、交絡処理時の交絡
ノズルの流体圧によって、あるいは、長繊維フィラメン
ト糸が捲縮加工糸を含むことによって、撚り構造を形成
し、開繊部を境に左撚、右撚でバランスを取る。
撚り状態にある交絡部は、2本の長繊維フィラメント
糸IおよびIIの両方または片方が弾性糸11に対して強く
交絡していると共に、2本の長繊維フィラメント糸Iお
よびII同士が強く交絡したり、あるいは、開繊したりし
て加撚状態を形成し、その中に弾性糸11が交絡・混繊さ
れている。
糸IおよびIIの両方または片方が弾性糸11に対して強く
交絡していると共に、2本の長繊維フィラメント糸Iお
よびII同士が強く交絡したり、あるいは、開繊したりし
て加撚状態を形成し、その中に弾性糸11が交絡・混繊さ
れている。
一方、膨出している開繊部は、一方の長繊維フィラメ
ント糸Iの開繊部にありながら、他方の長繊維フィラメ
ント糸IIの開繊部が組合わされていたり、一部交絡部が
あったりして、その長繊維フィラメント糸IIの中に弾性
糸11が交絡・混繊されている。開繊部においても、2本
の長繊維フィラメント糸IおよびII同士が強く交絡した
り、あるいは、開繊したりしていることもある。開繊部
では繊維の拡がりが自由であるため、2本の長繊維フィ
ラメント糸IおよびIIが無配列状態で混在している。
ント糸Iの開繊部にありながら、他方の長繊維フィラメ
ント糸IIの開繊部が組合わされていたり、一部交絡部が
あったりして、その長繊維フィラメント糸IIの中に弾性
糸11が交絡・混繊されている。開繊部においても、2本
の長繊維フィラメント糸IおよびII同士が強く交絡した
り、あるいは、開繊したりしていることもある。開繊部
では繊維の拡がりが自由であるため、2本の長繊維フィ
ラメント糸IおよびIIが無配列状態で混在している。
また、弾性糸11は芯部を形成していながら、交絡部の
強固な部分では、比較的蛇行したり(第2図(a)参
照)、開繊部の大きな拡がりの部分では一直線状に縮
み、他の部分では比較的直線で、一部伸張状態にあるこ
とが多い。
強固な部分では、比較的蛇行したり(第2図(a)参
照)、開繊部の大きな拡がりの部分では一直線状に縮
み、他の部分では比較的直線で、一部伸張状態にあるこ
とが多い。
第2図は、この発明の弾性交絡加工糸の無張力下にお
いた拡大側面図で、第2図(a)は交絡部を、第2図
(b)は開繊部を示す。
いた拡大側面図で、第2図(a)は交絡部を、第2図
(b)は開繊部を示す。
第2図(a)にみるように、交絡において、長繊維フ
ィラメント糸Iと捲縮加工糸である長繊維フィラメント
糸IIは、両者とも加撚された状態にあり、ほとんどが集
束されていて、部分的に長繊維フィラメント糸IIの開繊
部が混在している。また、弾性糸11は完全に被覆され、
露出していない。この固く交絡した部分、つまり右撚交
絡部および左撚交絡部は、撚構造を有するため、各糸条
が揃っていてスプリング状集合体をなし、捲縮力が大き
い。この捲縮力がトルクを発生するが、隣接する開繊部
がトルクを吸収するため、弾性交絡加工糸全体としては
トルクはほとんど生じない。
ィラメント糸Iと捲縮加工糸である長繊維フィラメント
糸IIは、両者とも加撚された状態にあり、ほとんどが集
束されていて、部分的に長繊維フィラメント糸IIの開繊
部が混在している。また、弾性糸11は完全に被覆され、
露出していない。この固く交絡した部分、つまり右撚交
絡部および左撚交絡部は、撚構造を有するため、各糸条
が揃っていてスプリング状集合体をなし、捲縮力が大き
い。この捲縮力がトルクを発生するが、隣接する開繊部
がトルクを吸収するため、弾性交絡加工糸全体としては
トルクはほとんど生じない。
第2図(b)にみるように、開繊部においては、長繊
維フィラメント糸Iの開繊部に捲縮加工糸である長繊維
フィラメント糸IIの開繊部が重なり合って、大きく拡が
りを示しており、ほとんどが開繊されているが、部分的
に長繊維フィラメント糸IIの交絡部が混在している。弾
性糸11は芯部を形成している。
維フィラメント糸Iの開繊部に捲縮加工糸である長繊維
フィラメント糸IIの開繊部が重なり合って、大きく拡が
りを示しており、ほとんどが開繊されているが、部分的
に長繊維フィラメント糸IIの交絡部が混在している。弾
性糸11は芯部を形成している。
また、開繊部は個々の糸条に分かれて十分な捲縮発現
が見られ、捲縮の方向がばらばらであって、一部に捲縮
加工糸の交絡部が混在してもトルクをほとんど発生しな
い(この実施例では、糸長差は、捲縮加工糸である長繊
維フィラメント糸IIの方が長い)。
が見られ、捲縮の方向がばらばらであって、一部に捲縮
加工糸の交絡部が混在してもトルクをほとんど発生しな
い(この実施例では、糸長差は、捲縮加工糸である長繊
維フィラメント糸IIの方が長い)。
この発明の弾性交絡加工糸の特徴の1つは、弾性糸が
芯部を形成し、鞘部を構成する複数本の長繊維フィラメ
ント糸が交絡部と開繊部を交互に有する交絡・混繊糸で
あり、この特徴的な構造は複数本の長繊維フィラメント
糸同士によって発生するものである。長繊維フィラメン
ト糸の交絡部に他方の長繊維フィラメント糸の交絡部と
開繊部が交絡・混繊されていたり、長繊維フィラメント
糸の開繊部に他方の長繊維フィラメント糸の開繊部が交
絡・混繊される。さらに、交絡部では、すべての長繊維
フィラメント糸と弾性糸が強固に交絡・混繊されてい
る。また、長繊維フィラメント糸が複数本用いられてい
ることにより、いずれかの糸が伸び切っていても、他の
糸がアーチ状に膨出する。
芯部を形成し、鞘部を構成する複数本の長繊維フィラメ
ント糸が交絡部と開繊部を交互に有する交絡・混繊糸で
あり、この特徴的な構造は複数本の長繊維フィラメント
糸同士によって発生するものである。長繊維フィラメン
ト糸の交絡部に他方の長繊維フィラメント糸の交絡部と
開繊部が交絡・混繊されていたり、長繊維フィラメント
糸の開繊部に他方の長繊維フィラメント糸の開繊部が交
絡・混繊される。さらに、交絡部では、すべての長繊維
フィラメント糸と弾性糸が強固に交絡・混繊されてい
る。また、長繊維フィラメント糸が複数本用いられてい
ることにより、いずれかの糸が伸び切っていても、他の
糸がアーチ状に膨出する。
ここで、鞘糸となる複数本の長繊維フィラメント糸の
組み合わせの例を示す。第3図(a)は、この発明の弾
性交絡加工糸100の鞘部を構成する2本の長繊維フィラ
メント糸が原糸(捲縮加工されていない糸)21と捲縮加
工糸22との組み合わせである場合を示す。第3図(b)
は、この発明の弾性交絡加工糸101の鞘部を構成する2
本の長繊維フィラメント糸が高収縮ナイロン糸23と通常
のナイロンマルチフィラメント糸24との組み合わせであ
る場合を示す。この場合、一方が異形断面のナイロン糸
であってもよく、他に捲縮加工糸同士の組み合わせであ
ってもよい。要は、芯糸である弾性糸11に対し、鞘糸
が、素材・デニールなどの異同や、捲縮加工の有無・種
類などに関わらず、複数本の長繊維フィラメント糸で構
成されていればよいのである。
組み合わせの例を示す。第3図(a)は、この発明の弾
性交絡加工糸100の鞘部を構成する2本の長繊維フィラ
メント糸が原糸(捲縮加工されていない糸)21と捲縮加
工糸22との組み合わせである場合を示す。第3図(b)
は、この発明の弾性交絡加工糸101の鞘部を構成する2
本の長繊維フィラメント糸が高収縮ナイロン糸23と通常
のナイロンマルチフィラメント糸24との組み合わせであ
る場合を示す。この場合、一方が異形断面のナイロン糸
であってもよく、他に捲縮加工糸同士の組み合わせであ
ってもよい。要は、芯糸である弾性糸11に対し、鞘糸
が、素材・デニールなどの異同や、捲縮加工の有無・種
類などに関わらず、複数本の長繊維フィラメント糸で構
成されていればよいのである。
以下、図面に基づきこの発明の弾性交絡加工糸の製造
方法について説明する。
方法について説明する。
第4図は、この発明の弾性交絡加工糸の製造方法の1
実施例を示す工程概略図である。
実施例を示す工程概略図である。
第4図において、全体が多錘延伸機であって、弾性糸
11の供給は巻糸チューブ11′と、その積極給糸ローラ3
および3′からなり、これら積極給糸ローラ3および
3′を回転させることにより、一定の速度で弾性糸11が
巻糸チューブ11′から繰り出される。
11の供給は巻糸チューブ11′と、その積極給糸ローラ3
および3′からなり、これら積極給糸ローラ3および
3′を回転させることにより、一定の速度で弾性糸11が
巻糸チューブ11′から繰り出される。
繰り出された弾性糸11は、積極給糸ローラ3および
3′よりも早い周速で回転する延伸ローラ5により、定
倍率のドラフト(ドラフト倍率D1)に伸長され、交絡処
理ゾーンへ送り出される。
3′よりも早い周速で回転する延伸ローラ5により、定
倍率のドラフト(ドラフト倍率D1)に伸長され、交絡処
理ゾーンへ送り出される。
一方、長繊維フィラメント糸Iは、供給ローラ4を回
転させることにより一定の速度でパーン2から引き出さ
れ、延伸ローラ5と、供給ローラ4の間で任意の倍率延
伸フィード率(F1)で引き伸ばした後、弾性糸11と交絡
処理ゾーンへ送り出される。この引き伸ばしは、長繊維
フィラメント糸同士の間にフィード率差をつけるための
操作であり、フィード率差をつけないのであれば行う必
要はない。他方の長繊維フィラメント糸IIは、延伸ロー
ラ5の回転でチーズ2′から引き出され、前記弾性糸11
および長繊維フィラメント糸Iとともに交絡処理ゾーン
へ送り出される。
転させることにより一定の速度でパーン2から引き出さ
れ、延伸ローラ5と、供給ローラ4の間で任意の倍率延
伸フィード率(F1)で引き伸ばした後、弾性糸11と交絡
処理ゾーンへ送り出される。この引き伸ばしは、長繊維
フィラメント糸同士の間にフィード率差をつけるための
操作であり、フィード率差をつけないのであれば行う必
要はない。他方の長繊維フィラメント糸IIは、延伸ロー
ラ5の回転でチーズ2′から引き出され、前記弾性糸11
および長繊維フィラメント糸Iとともに交絡処理ゾーン
へ送り出される。
長繊維フィラメント糸Iおよび長繊維フィラメント糸
IIにフィード率差を付ける場合、その絶対値は0〜5%
の範囲にあることが適当である。2本の長繊維フィラメ
ント糸間のフィード率差が5%よりも大きいと、交絡性
の低下となって長い開繊部が生じる恐れがある。長繊維
フィラメント糸IIが捲縮加工糸である場合、原糸である
長繊維フィラメント糸Iは、交絡処理ゾーンに供給され
る前に、前記定倍率ドラフト(D1)に相当する延伸フィ
ード率(F1)として5%以下のアンダーフィードに設定
するのが好ましい。
IIにフィード率差を付ける場合、その絶対値は0〜5%
の範囲にあることが適当である。2本の長繊維フィラメ
ント糸間のフィード率差が5%よりも大きいと、交絡性
の低下となって長い開繊部が生じる恐れがある。長繊維
フィラメント糸IIが捲縮加工糸である場合、原糸である
長繊維フィラメント糸Iは、交絡処理ゾーンに供給され
る前に、前記定倍率ドラフト(D1)に相当する延伸フィ
ード率(F1)として5%以下のアンダーフィードに設定
するのが好ましい。
交絡処理ゾーンは、延伸ローラ5と引き取りローラ6
の間に交絡ノズル9を備えて構成される。この交絡処理
ゾーンへ前記弾性糸11、長繊維フィラメント糸Iおよび
IIが引き揃えて供給され、3本の糸条が合体される。
の間に交絡ノズル9を備えて構成される。この交絡処理
ゾーンへ前記弾性糸11、長繊維フィラメント糸Iおよび
IIが引き揃えて供給され、3本の糸条が合体される。
交絡ノズル9は、種類によって多糸条からなる交絡・
混繊効果に差を有するが、この発明の弾性交絡加工糸に
あっては、整流よりも、乱流または渦流を生じるいかな
るものでも使用することができる。ただし、交絡処理を
受ける走行糸条に対して、高速流体流を平行あるいは平
行に近い方向から噴射するのではなく、垂直もしくは垂
直に近い角度から噴射することが高い交絡度が得られ、
かつスナール(ビリともいう)やループの発生が少なく
て良いことが判明している。
混繊効果に差を有するが、この発明の弾性交絡加工糸に
あっては、整流よりも、乱流または渦流を生じるいかな
るものでも使用することができる。ただし、交絡処理を
受ける走行糸条に対して、高速流体流を平行あるいは平
行に近い方向から噴射するのではなく、垂直もしくは垂
直に近い角度から噴射することが高い交絡度が得られ、
かつスナール(ビリともいう)やループの発生が少なく
て良いことが判明している。
この垂直噴射流体流による交絡処理の流体圧は1〜4.
5kg/cm2(ゲージ圧)で実質的な乱流を生成させること
が好ましい。4.5kg/cm2よりも大きいと、交絡数が過度
になったり、交絡処理室での毛羽立ち、糸切れの恐れが
あり、1.0kg/cm2よりも小さいと、反対に甘い開繊とな
り、織物でのスリップ、編物でのラン発生の恐れがあ
る。
5kg/cm2(ゲージ圧)で実質的な乱流を生成させること
が好ましい。4.5kg/cm2よりも大きいと、交絡数が過度
になったり、交絡処理室での毛羽立ち、糸切れの恐れが
あり、1.0kg/cm2よりも小さいと、反対に甘い開繊とな
り、織物でのスリップ、編物でのラン発生の恐れがあ
る。
前記弾性糸11の定倍率ドラフト(D1)としては、300
%以内に設定される。そして、交絡処理ゾーンでは、弾
性糸および複数本の長繊維フィラメント糸が5%以下の
オーバーフィード率になるようにローラ速度を設定する
必要がある。さらに、交絡ノズル直前の給糸張力は、弾
性糸11は1〜2g、長繊維フィラメント糸IIが捲縮加工糸
である場合には上記弾性糸の約1/5〜1/10の範囲に設定
し、原糸である長繊維フィラメント糸Iは3〜10gと比
較的高目に設定することがより良好な結果が得られる。
%以内に設定される。そして、交絡処理ゾーンでは、弾
性糸および複数本の長繊維フィラメント糸が5%以下の
オーバーフィード率になるようにローラ速度を設定する
必要がある。さらに、交絡ノズル直前の給糸張力は、弾
性糸11は1〜2g、長繊維フィラメント糸IIが捲縮加工糸
である場合には上記弾性糸の約1/5〜1/10の範囲に設定
し、原糸である長繊維フィラメント糸Iは3〜10gと比
較的高目に設定することがより良好な結果が得られる。
交絡ノズル9を通過して引き出された弾性交絡加工糸
110は、引き取りローラ6で送り出され、巻取ローラ7
に接触する巻取チューブ8に巻き取られる。
110は、引き取りローラ6で送り出され、巻取ローラ7
に接触する巻取チューブ8に巻き取られる。
上記のごとく、この発明の弾性交絡加工糸の製造方法
の2つの特徴は、弾性糸11を交絡処理ゾーンに供給する
前にドラフト倍率を300%以下に設定すること、およ
び、交絡処理ゾーンにおける弾性糸および複数本の長繊
維フィラメント糸のオーバーフィード率を5%以下に設
定することである。
の2つの特徴は、弾性糸11を交絡処理ゾーンに供給する
前にドラフト倍率を300%以下に設定すること、およ
び、交絡処理ゾーンにおける弾性糸および複数本の長繊
維フィラメント糸のオーバーフィード率を5%以下に設
定することである。
第5図は、この発明の弾性交絡加工糸を用いて編成し
た丸編物の1実施例を示す天竺編目の平面図であり、こ
の発明の弾性交絡加工糸を全口給糸させた100%使いの
平編地である。
た丸編物の1実施例を示す天竺編目の平面図であり、こ
の発明の弾性交絡加工糸を全口給糸させた100%使いの
平編地である。
さらに、同図において、タテ方向の番号C1、C2、C3、
…の編糸は、この発明による弾性交絡加工糸からなり、
編目交叉部(イ)ではコースC1の弾性交絡加工糸の開繊
部b1とコースC2の弾性交絡加工糸の開繊部b2が交叉して
いるため伸縮し易い。また、同様に、編目交叉部(ニ)
ではコースC2の弾性交絡加工糸の交絡部a2とコースC3の
弾性交絡加工糸の交絡部a1が交叉しているため伸縮し難
く、このためズレがなく、相互に動きを抑制させ、ラン
の発生を防止することができる。編地上では必ずしも交
絡部同士が組み合わされた編目交叉部(ニ)、あるい
は、開繊部同士が組み合わされた編目交叉部(イ)、
(ロ)および(ヘ)ばかりでなく、集束部と開繊部がラ
ンダムに組み合わされた編目交叉部(ハ)および(ホ)
を構成することになるが、編地特性は弾性交絡加工糸の
不均斉が寄与し、編目拘束力を大きくする点が通常の弾
性カバードヤーン、あるいは弾性糸と合成繊維フィラメ
ント糸を引き揃えた状態の仮撚被覆弾性糸等の伸縮挙動
と全く異なる。
…の編糸は、この発明による弾性交絡加工糸からなり、
編目交叉部(イ)ではコースC1の弾性交絡加工糸の開繊
部b1とコースC2の弾性交絡加工糸の開繊部b2が交叉して
いるため伸縮し易い。また、同様に、編目交叉部(ニ)
ではコースC2の弾性交絡加工糸の交絡部a2とコースC3の
弾性交絡加工糸の交絡部a1が交叉しているため伸縮し難
く、このためズレがなく、相互に動きを抑制させ、ラン
の発生を防止することができる。編地上では必ずしも交
絡部同士が組み合わされた編目交叉部(ニ)、あるい
は、開繊部同士が組み合わされた編目交叉部(イ)、
(ロ)および(ヘ)ばかりでなく、集束部と開繊部がラ
ンダムに組み合わされた編目交叉部(ハ)および(ホ)
を構成することになるが、編地特性は弾性交絡加工糸の
不均斉が寄与し、編目拘束力を大きくする点が通常の弾
性カバードヤーン、あるいは弾性糸と合成繊維フィラメ
ント糸を引き揃えた状態の仮撚被覆弾性糸等の伸縮挙動
と全く異なる。
第6図は、第3図に例示した弾性交絡加工糸100およ
び101の交絡性能を向上する目的で、交絡処理した後、
実撚りを賦与したそれぞれの拡大側面図を示す。第6図
(a)にみる弾性交絡加工糸100′は、原糸21と捲縮加
工糸22の交絡部と開繊部が第3図(a)に示す糸に比べ
てより等間隔になっている。同様に、第6図(b)にみ
る弾性交絡加工糸101′は、第3図(b)では開繊部が
ほとんどであって、膨出が重なり合った交絡不良気味の
ものであったものが、ほとんどの部分で高収縮ナイロン
糸23と通常のナイロンマルチフィラメント糸24が離散し
た膨出状態に変わり、比較的均斉化されたものとなって
いる。
び101の交絡性能を向上する目的で、交絡処理した後、
実撚りを賦与したそれぞれの拡大側面図を示す。第6図
(a)にみる弾性交絡加工糸100′は、原糸21と捲縮加
工糸22の交絡部と開繊部が第3図(a)に示す糸に比べ
てより等間隔になっている。同様に、第6図(b)にみ
る弾性交絡加工糸101′は、第3図(b)では開繊部が
ほとんどであって、膨出が重なり合った交絡不良気味の
ものであったものが、ほとんどの部分で高収縮ナイロン
糸23と通常のナイロンマルチフィラメント糸24が離散し
た膨出状態に変わり、比較的均斉化されたものとなって
いる。
つまり、この発明の弾性交絡加工糸は、編織物の品位
を改善させるべく、交絡処理の後の次工程で実撚りを付
与することによって、布帛表面の短いピッチからなる筋
状凹凸欠点を解消させ、外観品位をスムーズにすること
ができる。なお、このように交絡処理の後に実撚りを付
与すると、交絡処理によって得られた糸の交絡部の数が
80個/m未満である場合でも、交絡部の数が増加し、この
発明の弾性交絡加工糸と同等の交絡部数にすることがで
き、同様の効果を達成することが可能である。
を改善させるべく、交絡処理の後の次工程で実撚りを付
与することによって、布帛表面の短いピッチからなる筋
状凹凸欠点を解消させ、外観品位をスムーズにすること
ができる。なお、このように交絡処理の後に実撚りを付
与すると、交絡処理によって得られた糸の交絡部の数が
80個/m未満である場合でも、交絡部の数が増加し、この
発明の弾性交絡加工糸と同等の交絡部数にすることがで
き、同様の効果を達成することが可能である。
上記のように、交絡処理の後に実撚りを与えるには、
たとえば、次のようにすればよい。第7図は、撚糸工程
の概略図である。第7図にみるように、この撚糸装置
は、通常のものであって巻取チューブ8からの弾性交絡
加工糸110の繰り出しはフィードローラ14の回転によっ
て引き起こされ、2〜3回巻き付けて一定の伸長状態に
引き伸ばされ、撚り掛けバルーニング機構の方へ送り出
され、リング17上のトラベラ16を経て実撚りを加えられ
てパーン18に巻取られる。弾性交絡加工糸110に与える
実撚り数は、500T/m以下、80T/m以上とするのが好まし
い。500T/mよりも多いと、交絡部が撚りで平滑化された
り、旋回力(トルク)が生じたりするおそれがあり、80
T/mよりも少ないと、特性改善の効果が得られないおそ
れがある。なお、弾性交絡加工糸の鞘部を構成している
長繊維フィラメント糸が仮撚加工糸である場合には、仮
撚の加撚方向と実撚りの加撚方向とが同一であることが
好ましい。このようにすると、開繊部を一層の交絡、混
繊にすることができるからである。
たとえば、次のようにすればよい。第7図は、撚糸工程
の概略図である。第7図にみるように、この撚糸装置
は、通常のものであって巻取チューブ8からの弾性交絡
加工糸110の繰り出しはフィードローラ14の回転によっ
て引き起こされ、2〜3回巻き付けて一定の伸長状態に
引き伸ばされ、撚り掛けバルーニング機構の方へ送り出
され、リング17上のトラベラ16を経て実撚りを加えられ
てパーン18に巻取られる。弾性交絡加工糸110に与える
実撚り数は、500T/m以下、80T/m以上とするのが好まし
い。500T/mよりも多いと、交絡部が撚りで平滑化された
り、旋回力(トルク)が生じたりするおそれがあり、80
T/mよりも少ないと、特性改善の効果が得られないおそ
れがある。なお、弾性交絡加工糸の鞘部を構成している
長繊維フィラメント糸が仮撚加工糸である場合には、仮
撚の加撚方向と実撚りの加撚方向とが同一であることが
好ましい。このようにすると、開繊部を一層の交絡、混
繊にすることができるからである。
なお、第1図、第3図および第6図では、長繊維フィ
ラメント糸I、21および24を太いモノフィラメント糸で
あるかのように表しているが、これは図示の都合であ
り、実際にはマルチフィラメント糸である。
ラメント糸I、21および24を太いモノフィラメント糸で
あるかのように表しているが、これは図示の都合であ
り、実際にはマルチフィラメント糸である。
以下に、この発明の具体的な実施例および比較例を示
すが、この発明は下記実施例に限定されない。第1表に
下記実施例および比較例で用いた長繊維フィラメント糸
を示した。
すが、この発明は下記実施例に限定されない。第1表に
下記実施例および比較例で用いた長繊維フィラメント糸
を示した。
−実施例1− 長繊維フィラメント糸IおよびIIとして、予め仮撚加
工されたウーリーナイロン糸(70デニール、68フィラメ
ント、丸断面糸:東レ(株)製の登録商標「ロイヤルソ
フィー」)を、弾性糸としてポリウレタン弾性糸(タイ
プ127C、30デニール:東レ・デュポン(株)製の登録商
標「オペロン」)を用いて第4図に示す装置を使用し、
ドラフト倍率(D1)250%、2本のウーリーナイロン糸
のフィード率差(F1)を3%、交絡処理ゾーンにおける
3糸条のフィード率(F2)を4%のオーバーフィードに
設定し、交絡ノズル(ヘバライン社製:HEMA)で流体圧
4.0kg/cm2(ゲージ圧)で交絡処理し、弾性交絡加工糸
を得た。
工されたウーリーナイロン糸(70デニール、68フィラメ
ント、丸断面糸:東レ(株)製の登録商標「ロイヤルソ
フィー」)を、弾性糸としてポリウレタン弾性糸(タイ
プ127C、30デニール:東レ・デュポン(株)製の登録商
標「オペロン」)を用いて第4図に示す装置を使用し、
ドラフト倍率(D1)250%、2本のウーリーナイロン糸
のフィード率差(F1)を3%、交絡処理ゾーンにおける
3糸条のフィード率(F2)を4%のオーバーフィードに
設定し、交絡ノズル(ヘバライン社製:HEMA)で流体圧
4.0kg/cm2(ゲージ圧)で交絡処理し、弾性交絡加工糸
を得た。
得られた弾性交絡加工糸の交絡部の数は168個/mであ
り、この糸をチーズ染色した後、24ゲージ、シンカー丸
編機で編成したところ、天竺のランはほとんどなく、柔
軟な風合で、水着として適度なストレッチ編地を得た。
り、この糸をチーズ染色した後、24ゲージ、シンカー丸
編機で編成したところ、天竺のランはほとんどなく、柔
軟な風合で、水着として適度なストレッチ編地を得た。
一実施例2〜19および比較例1〜10− 実施例1において原料糸および交絡処理条件を第1表
および第2表に示すように変えたこと以外は、実施例1
と同様にして弾性交絡加工糸を得た。
および第2表に示すように変えたこと以外は、実施例1
と同様にして弾性交絡加工糸を得た。
使用した原料糸は、弾性糸が実施例1と同じものに加
えて、ポリウレタン弾性糸(タイプ154C、40デニール)
およびポリウレタン弾性糸(タイプ149B、40デニール)
(いずれも東レ・デュポン(株)製の登録商標「オペロ
ン」)を用いた。また、長繊維フィラメント糸の詳細は
第1表に示した。第1表中、仮撚加工ありの糸は、通常
の1ヒータ仮撚加工を施した捲縮加工糸である。
えて、ポリウレタン弾性糸(タイプ154C、40デニール)
およびポリウレタン弾性糸(タイプ149B、40デニール)
(いずれも東レ・デュポン(株)製の登録商標「オペロ
ン」)を用いた。また、長繊維フィラメント糸の詳細は
第1表に示した。第1表中、仮撚加工ありの糸は、通常
の1ヒータ仮撚加工を施した捲縮加工糸である。
交絡ノズルとしては、実施例1で用いたものとAWA
(アワ・スピンドル社)製の2111を用いた。
(アワ・スピンドル社)製の2111を用いた。
実施例1〜19および比較例1〜10の弾性交絡加工糸に
ついて、交絡部の数、天竺ラン発生強力、天竺伸長率お
よび総合評価を調べて第2表に示した。
ついて、交絡部の数、天竺ラン発生強力、天竺伸長率お
よび総合評価を調べて第2表に示した。
交絡部の数は、被測定糸を一定の張力(重荷重0.1g/
デニール)のもとで移動させながら、万能投影機(倍率
80倍)で、交絡部の個数を目読、またはカウンターで読
み取り、単位糸長1mあたりの個数で表した。
デニール)のもとで移動させながら、万能投影機(倍率
80倍)で、交絡部の個数を目読、またはカウンターで読
み取り、単位糸長1mあたりの個数で表した。
天竺ラン発生強力は、実施例1で述べたやり方で丸編
地を編成し、大きさ10cm×10cmの試料編地を切り出して
中央に1cmのカットをヨコ方向に入れ、自動引張試験機
(テンシロン型引張)のつかみ幅5cm、つかみ間隔3cmと
し、引張速度50cm/分で伸張したときのラン発生の開始
強力で表した。天竺ラン発生強力の数値が大きいほど好
ましい。
地を編成し、大きさ10cm×10cmの試料編地を切り出して
中央に1cmのカットをヨコ方向に入れ、自動引張試験機
(テンシロン型引張)のつかみ幅5cm、つかみ間隔3cmと
し、引張速度50cm/分で伸張したときのラン発生の開始
強力で表した。天竺ラン発生強力の数値が大きいほど好
ましい。
天竺伸長率は、上記丸編地からの採取試験片の大きさ
(幅×長さ)20cm×20cmに対して、上記自動引張試験機
(テンシロン型引張)を用いて試験幅1インチ、つかみ
間隔10cmとし、引張速度100%/分で伸張したときの1kg
定荷重のヨコ方向伸長率〔%〕で表した。天竺伸長率の
数値が大きいほど好ましい。
(幅×長さ)20cm×20cmに対して、上記自動引張試験機
(テンシロン型引張)を用いて試験幅1インチ、つかみ
間隔10cmとし、引張速度100%/分で伸張したときの1kg
定荷重のヨコ方向伸長率〔%〕で表した。天竺伸長率の
数値が大きいほど好ましい。
総合評価は、◎…優秀、○…良好、×…やや不良、×
×…不良で表した。
×…不良で表した。
第2表にみるように、実施例の糸は、天竺ラン発生強
力が強く、天竺伸長率が実用可能な範囲である。比較例
1〜8の糸は、300%よりも大きい高ドラフトを付与し
たものであり、いずれも交絡性能が不足し、天竺編地の
ランの発生が容易である。また、比較例9は、実施例2
において、鞘糸を長繊維フィラメント糸1本だけにした
場合の比較例であるが、実施例2と比べると、天竺ラン
発生強力が低いという問題がある。比較例10は、実施例
2において、鞘糸をデニールおよびフィラメント数が2
倍である長繊維フィラメント糸1本だけにした場合の比
較例であるが、実施例2と比べると、交絡部の数が激減
し、天竺ランが発生し易いという問題がある。
力が強く、天竺伸長率が実用可能な範囲である。比較例
1〜8の糸は、300%よりも大きい高ドラフトを付与し
たものであり、いずれも交絡性能が不足し、天竺編地の
ランの発生が容易である。また、比較例9は、実施例2
において、鞘糸を長繊維フィラメント糸1本だけにした
場合の比較例であるが、実施例2と比べると、天竺ラン
発生強力が低いという問題がある。比較例10は、実施例
2において、鞘糸をデニールおよびフィラメント数が2
倍である長繊維フィラメント糸1本だけにした場合の比
較例であるが、実施例2と比べると、交絡部の数が激減
し、天竺ランが発生し易いという問題がある。
−実施例20〜32および比較例11〜18− 実施例1において原料糸および交絡処理条件を第1表
および第3表に示すように変えたこと以外は、実施例1
と同様にして弾性交絡加工糸を得た。
および第3表に示すように変えたこと以外は、実施例1
と同様にして弾性交絡加工糸を得た。
実施例20〜32および比較例11〜18の弾性交絡加工糸に
ついて、交絡部の数、織物目寄れ、織物伸長率および総
合評価を調べて第3表に示した。
ついて、交絡部の数、織物目寄れ、織物伸長率および総
合評価を調べて第3表に示した。
織物目寄れは、各弾性交絡加工糸を用いて、ヨコ糸打
ち込みによるヨコストレッチ織物で平織、ツイルおよび
サテンの各織物を作り、JIS L1062のA法により、荷重
0.454kgfのときのタテ糸の滑脱量で表した。
ち込みによるヨコストレッチ織物で平織、ツイルおよび
サテンの各織物を作り、JIS L1062のA法により、荷重
0.454kgfのときのタテ糸の滑脱量で表した。
織物伸長率は、JIS L1096のB法により、定荷重1kgf
のときのヨコ方向の伸長率で表した。
のときのヨコ方向の伸長率で表した。
総合評価は、◎…優秀、○…良好、×…やや不良、×
×…不良で表した。
×…不良で表した。
第3表から明らかなように、織物に供した弾性交絡加
工糸は、300%以下の低ドラフト倍率で、かつ、流体圧
が高目に設定されたものは、織物のスリップ発生が減少
し、織物設計でタテ密度およびヨコ密度で微調整するこ
とによってスリップ発生がさらに軽減でき、従来の被覆
弾性糸では織物ヨコ伸長率は35%以上のものはスリップ
多発で断念せざるを得なかったが、この発明によれば、
交絡・混繊効果となるスリップ発生の軽減が見出され
た。特に、他の長繊維フィラメント糸に高収縮ナイロン
糸を用いた水準は、効果抜群である。また、ナイロン糸
とポリエステル糸の混合は、撚り糸以上の杢こなれ(各
単糸が明確に別々ではなく、互いにミックスされて混色
が良く、色相がよく調和した感じに映る)で、薄地フィ
ラメント織物のメニトーン効果は良好であり、スポーツ
素材にファッション性が加味され、好評であった。
工糸は、300%以下の低ドラフト倍率で、かつ、流体圧
が高目に設定されたものは、織物のスリップ発生が減少
し、織物設計でタテ密度およびヨコ密度で微調整するこ
とによってスリップ発生がさらに軽減でき、従来の被覆
弾性糸では織物ヨコ伸長率は35%以上のものはスリップ
多発で断念せざるを得なかったが、この発明によれば、
交絡・混繊効果となるスリップ発生の軽減が見出され
た。特に、他の長繊維フィラメント糸に高収縮ナイロン
糸を用いた水準は、効果抜群である。また、ナイロン糸
とポリエステル糸の混合は、撚り糸以上の杢こなれ(各
単糸が明確に別々ではなく、互いにミックスされて混色
が良く、色相がよく調和した感じに映る)で、薄地フィ
ラメント織物のメニトーン効果は良好であり、スポーツ
素材にファッション性が加味され、好評であった。
一方、比較例11〜14のように、比較的高ドラフト倍率
下では、いずれも弾性交絡加工糸は良好であっても、織
物設計を種々調整しても交絡不足と織物ヨコ伸長率高設
計品は得られなく、スリップ多発で問題であった。ま
た、比較例15は、実施例20において、鞘糸を長繊維フィ
ラメント糸1本だけにした場合の比較例であるが、実施
例20と比べると、交絡不足と織物目寄れ多量でスリップ
するという問題がある。比較例16は、実施例20において
鞘糸をデニールおよびフィラメント数が2倍である長繊
維フィラメント糸1本だけにした場合の比較例である
が、実施例20と比べると、デニールが太いため交絡不足
が目立ちスリップするという問題がある。比較例17は、
実施例20において同じ素材・デニール・フィラメントの
捲縮加工糸の鞘糸1本だけにした場合の比較例である
が、実施例20と比べると、ストレッチは良好だが、織物
目寄れが大きいという問題がある。比較例18は、実施例
20においてデニール・フィラメントが2倍の同素材の捲
縮加工糸の鞘糸1本だけにした場合の比較例であるが、
実施例20と比べると、交絡不足が目立ち、織物目寄れが
大きいという問題がある。
下では、いずれも弾性交絡加工糸は良好であっても、織
物設計を種々調整しても交絡不足と織物ヨコ伸長率高設
計品は得られなく、スリップ多発で問題であった。ま
た、比較例15は、実施例20において、鞘糸を長繊維フィ
ラメント糸1本だけにした場合の比較例であるが、実施
例20と比べると、交絡不足と織物目寄れ多量でスリップ
するという問題がある。比較例16は、実施例20において
鞘糸をデニールおよびフィラメント数が2倍である長繊
維フィラメント糸1本だけにした場合の比較例である
が、実施例20と比べると、デニールが太いため交絡不足
が目立ちスリップするという問題がある。比較例17は、
実施例20において同じ素材・デニール・フィラメントの
捲縮加工糸の鞘糸1本だけにした場合の比較例である
が、実施例20と比べると、ストレッチは良好だが、織物
目寄れが大きいという問題がある。比較例18は、実施例
20においてデニール・フィラメントが2倍の同素材の捲
縮加工糸の鞘糸1本だけにした場合の比較例であるが、
実施例20と比べると、交絡不足が目立ち、織物目寄れが
大きいという問題がある。
実施例1〜32のうち第4表に示す弾性交絡加工糸に第
7図に示す装置を用いて実撚り(270T/M:Z方向)を与え
た。
7図に示す装置を用いて実撚り(270T/M:Z方向)を与え
た。
得られた糸の交絡部の数は、第4表にみるとおりであ
った。得られた糸をチーズ染色した後、24ゲージ、シン
カー丸編機で編成して編地を得た。この編地の外観、風
合、ストレッチ性を調べて第4表に合わせて示した。
った。得られた糸をチーズ染色した後、24ゲージ、シン
カー丸編機で編成して編地を得た。この編地の外観、風
合、ストレッチ性を調べて第4表に合わせて示した。
なお、外観は下記により評価した。
◎:視感判定で、実施例1より品位向上が顕著である。
○:視感判定で、実施例1より品位向上が認められる。
風合は下記により評価した。
ソフト:手持感(ハンドリング)判定で、実施例1より
ソフトに感じたもの。
ソフトに感じたもの。
ややソフト:手持感(ハンドリング)判定で、実施例1
よりも若干ソフトさが減じたもの。
よりも若干ソフトさが減じたもの。
なお、ストレッチ性は下記により評価した。
◎:追撚前の同一実施例と比べて、伸長率が10%以上大
きくなったもの。
きくなったもの。
○:追撚前の同一実施例と比べて、伸長率が10%未満の
範囲で大きくなったもの。
範囲で大きくなったもの。
第4表にみるように、交絡処理の後に実撚りをかける
ことにより、弾性交絡加工糸の特性が一層高まっている
ことがわかる。
ことにより、弾性交絡加工糸の特性が一層高まっている
ことがわかる。
以上に述べたように、この発明によれば、上記の構成
とすることにより、下記のような優れた効果を奏する。
とすることにより、下記のような優れた効果を奏する。
弾性糸と複数本の長繊維フィラメント糸を用いて交
絡、混繊することは、複数本の長繊維フィラメント糸同
士の交絡、混繊を形成し、単なる弾性糸と1本の長繊維
フィラメント糸相互を空気ノズルで混繊、交絡した比較
的両者の分離しやすいものや、芯糸の弾性糸が露出した
ものに比べて格段の交絡、混繊をなす。つまり、交絡部
において、弾性糸と長繊維フィラメント糸とが交絡、混
繊されることによって弾性糸が芯部を構成するのは従来
と同一であるが、鞘部を構成する複数本の長繊維フィラ
メント糸とが交絡、混繊されることによって、弾性糸は
交絡部によって明白に芯部を構成し、鞘部を構成する長
繊維フィラメント糸を複数本とすることによって一層開
繊効果が働き、開繊部でありながら、交絡部が組み合わ
されて開繊部を強固にするように働く。
絡、混繊することは、複数本の長繊維フィラメント糸同
士の交絡、混繊を形成し、単なる弾性糸と1本の長繊維
フィラメント糸相互を空気ノズルで混繊、交絡した比較
的両者の分離しやすいものや、芯糸の弾性糸が露出した
ものに比べて格段の交絡、混繊をなす。つまり、交絡部
において、弾性糸と長繊維フィラメント糸とが交絡、混
繊されることによって弾性糸が芯部を構成するのは従来
と同一であるが、鞘部を構成する複数本の長繊維フィラ
メント糸とが交絡、混繊されることによって、弾性糸は
交絡部によって明白に芯部を構成し、鞘部を構成する長
繊維フィラメント糸を複数本とすることによって一層開
繊効果が働き、開繊部でありながら、交絡部が組み合わ
されて開繊部を強固にするように働く。
このような弾性交絡加工糸は、上記した理由から、以
後の準備工程や編織工程でしごかれても、弾性糸が露出
することなく芯部を形成し、交絡部の強固な部分では比
較的蛇行したりして、長繊維フィラメント糸の加撚作用
を有するため、引っ掛かったり、ずれたり、芯糸の弾性
糸の拘束力のないときに誘発しやすいスパンデックス切
れ等はなく、結果的にも高い交絡、混繊によって、伸縮
性に優れた布帛となり、かつ、フィラメント糸使い織物
のスリップ(目寄れを含む)や天竺編地のラン等の発生
のないように働く。
後の準備工程や編織工程でしごかれても、弾性糸が露出
することなく芯部を形成し、交絡部の強固な部分では比
較的蛇行したりして、長繊維フィラメント糸の加撚作用
を有するため、引っ掛かったり、ずれたり、芯糸の弾性
糸の拘束力のないときに誘発しやすいスパンデックス切
れ等はなく、結果的にも高い交絡、混繊によって、伸縮
性に優れた布帛となり、かつ、フィラメント糸使い織物
のスリップ(目寄れを含む)や天竺編地のラン等の発生
のないように働く。
また、長繊維フィラメント糸に捲縮加工糸を含ませる
ことにより、一層強固な交絡、混繊が働く。
ことにより、一層強固な交絡、混繊が働く。
さらに、このような糸構造は、次のような具体的な製
造上の構成条件によって従来の空気ノズル使用例とは全
く異なった作用をするように働く。
造上の構成条件によって従来の空気ノズル使用例とは全
く異なった作用をするように働く。
(a) 複数本の長繊維フィラメント糸を鞘糸とするこ
とにより、交絡部はもちろんのこと弾性糸の拘束力の弱
い開繊部をより強固にする。
とにより、交絡部はもちろんのこと弾性糸の拘束力の弱
い開繊部をより強固にする。
(b) 同時に、弾性糸をドラフト倍率300%以下に伸
長した状態で、これとは独立に同時に供給された複数本
の長繊維フィラメント糸とともに、交絡処理ゾーンで5
%以下弛緩することは、前記長繊維フィラメント糸を交
絡ノズルの直前で低目の給糸張力に近似させてより一層
の交絡、混繊にする。
長した状態で、これとは独立に同時に供給された複数本
の長繊維フィラメント糸とともに、交絡処理ゾーンで5
%以下弛緩することは、前記長繊維フィラメント糸を交
絡ノズルの直前で低目の給糸張力に近似させてより一層
の交絡、混繊にする。
第1図は、この発明の弾性交絡加工糸の1実施例に0.1g
/デニールの張力を負荷したときの状態を表す側面図、
第2図は、同弾性交絡加工糸を無張力下においた拡大側
面図で、同図(a)は交絡部を、同図(b)は開繊部を
表す。第3図は、この発明の弾性交絡加工糸の別の2つ
の実施例を、複数本の長繊維フィラメント糸の組み合わ
せを変えて表す側面図、第4図は、この発明の弾性交絡
加工糸の製造方法の1実施例を示す工程概略図、第5図
は、この発明の弾性交絡加工糸を用いた丸織物の1例を
示す天竺編目の平面図、第6図は、第3図に例示した弾
性交絡加工糸に実撚りを与えたものの側面図、第7図
は、その実撚りを与える方法の1例を示す工程概略図で
ある。 10,100,101,110……弾性交絡加工糸、11……弾性糸、I,
II,21,22,23,24……長繊維フィラメント糸
/デニールの張力を負荷したときの状態を表す側面図、
第2図は、同弾性交絡加工糸を無張力下においた拡大側
面図で、同図(a)は交絡部を、同図(b)は開繊部を
表す。第3図は、この発明の弾性交絡加工糸の別の2つ
の実施例を、複数本の長繊維フィラメント糸の組み合わ
せを変えて表す側面図、第4図は、この発明の弾性交絡
加工糸の製造方法の1実施例を示す工程概略図、第5図
は、この発明の弾性交絡加工糸を用いた丸織物の1例を
示す天竺編目の平面図、第6図は、第3図に例示した弾
性交絡加工糸に実撚りを与えたものの側面図、第7図
は、その実撚りを与える方法の1例を示す工程概略図で
ある。 10,100,101,110……弾性交絡加工糸、11……弾性糸、I,
II,21,22,23,24……長繊維フィラメント糸
フロントページの続き (72)発明者 寺西 茂喜 石川県金沢市高岡町1番33号 岸商事株 式会社内 (56)参考文献 特開 平2−133628(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) D02G 3/32 D02G 3/36 D02J 1/00 D02G 3/22
Claims (3)
- 【請求項1】弾性糸を芯糸とし複数本の長繊維フィラメ
ント糸を鞘糸として、前記弾性糸に対して前記複数本の
長繊維フィラメント糸が交絡している交絡部と前記弾性
糸の周りに前記複数本の長繊維フィラメント糸のうちの
少なくとも1本が嵩高に膨出している開繊部とを長さ方
向に交互に有し、前記交絡部の数が80〜180個/mの範囲
である弾性交絡加工糸。 - 【請求項2】長繊維フィラメント糸が捲縮加工糸を含む
請求項1記載の弾性交絡加工糸。 - 【請求項3】300%以下のドラフト倍率で引き伸ばされ
て伸張状態にある弾性糸と複数本の長繊維フィラメント
糸とを引き揃えて5%以下のオーバーフィド率で流体交
絡処理ゾーンに供給し、前記弾性糸と複数本の長繊維フ
ィラメント糸とを交絡、混繊することにより、前記弾性
糸が芯糸、前記複数本の長繊維フィラメント糸が鞘糸に
なっている弾性交絡加工糸を得る弾性交絡加工糸の製造
方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP02109428A JP3080964B2 (ja) | 1990-04-24 | 1990-04-24 | 弾性交絡加工糸およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP02109428A JP3080964B2 (ja) | 1990-04-24 | 1990-04-24 | 弾性交絡加工糸およびその製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0411035A JPH0411035A (ja) | 1992-01-16 |
| JP3080964B2 true JP3080964B2 (ja) | 2000-08-28 |
Family
ID=14509998
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| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP02109428A Expired - Fee Related JP3080964B2 (ja) | 1990-04-24 | 1990-04-24 | 弾性交絡加工糸およびその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
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| JP (1) | JP3080964B2 (ja) |
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| JP5916107B2 (ja) * | 2012-03-29 | 2016-05-11 | 東レ・デュポン株式会社 | 複合糸およびその織編物 |
| EP2816146B1 (en) * | 2012-04-25 | 2017-07-05 | Marusho Shoten Co., Ltd. | Elastic composite twist yarn and process for producing same, and pile textile product obtained using said elastic composite twist yarn |
| JP6345904B1 (ja) * | 2016-11-15 | 2018-06-20 | ユニチカトレーディング株式会社 | ナイロン混繊交絡糸、織編物、ナイロン混繊交絡糸の製造方法、及び積層生地 |
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| KR102193051B1 (ko) * | 2020-06-22 | 2020-12-18 | 김기섭 | 로프 제조장치 |
-
1990
- 1990-04-24 JP JP02109428A patent/JP3080964B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| JPH0411035A (ja) | 1992-01-16 |
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|---|---|---|---|
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