JP3093423B2 - 光結合装置 - Google Patents
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光結合装置に関し、特に
その入力側の電源電圧変動に対する発光素子の駆動電流
を低減できる光結合装置に係る。
その入力側の電源電圧変動に対する発光素子の駆動電流
を低減できる光結合装置に係る。
【0002】
【従来の技術】図3に示す従来の光結合装置(フオトカ
プラ)は、例えばフアクトリーオートメーシヨン(F
A)の各装置間の信号伝達手段として多用されるもので
ある。
プラ)は、例えばフアクトリーオートメーシヨン(F
A)の各装置間の信号伝達手段として多用されるもので
ある。
【0003】従来、光結合装置の入力側の駆動回路は、
図3に示すように、入力側電源2と赤外発光ダイオード
1とを備え、これらの間に電流制限用の抵抗R31を挿
入するだけのものであつた。
図3に示すように、入力側電源2と赤外発光ダイオード
1とを備え、これらの間に電流制限用の抵抗R31を挿
入するだけのものであつた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】一般に、信号伝達手段
として多用される光結合装置は、大量生産の要請から製
品としての規格の標準化が要求される。ところが、各装
置の特性によつて、入力電源Vccが3Vから32Vと
広範囲に異なる。このため、全ての入力電源Vccに対
応し得るものが望まれる。
として多用される光結合装置は、大量生産の要請から製
品としての規格の標準化が要求される。ところが、各装
置の特性によつて、入力電源Vccが3Vから32Vと
広範囲に異なる。このため、全ての入力電源Vccに対
応し得るものが望まれる。
【0005】しかし、図3に示した従来の駆動方法で
は、入力電源2の変動によつて赤外発光ダイオード1に
流れる電流IOが変化し、入力側の電力損失が増えると
いう問題点を有している。これを具体的に説明する。
は、入力電源2の変動によつて赤外発光ダイオード1に
流れる電流IOが変化し、入力側の電力損失が増えると
いう問題点を有している。これを具体的に説明する。
【0006】赤外発光ダイオードの順電圧を1.2Vと
した場合に、入力電源2が最も低レベルの3Vのときに
でも、赤外発光ダイオード1に約10mA程度を流して
信号伝達動作を可能としなければならない。故に、この
ための電流制限抵抗R31としては180Ω程度が適し
ている。
した場合に、入力電源2が最も低レベルの3Vのときに
でも、赤外発光ダイオード1に約10mA程度を流して
信号伝達動作を可能としなければならない。故に、この
ための電流制限抵抗R31としては180Ω程度が適し
ている。
【0007】しかし、この場合、入力電源2の電圧が最
も高いレベルの32Vになつたとき、赤外発光ダイオー
ド1には、 IO=(32V−1.2V)/180Ω≒170mA の電流IOが流れ、そのとき上記抵抗R31の損失は、 (32V−1.2V)×170mA≒5.2W となり、非常に大きなエネルギー損失となる。これは、
昨今の省エネルギー化の要請に反するものであつた。
も高いレベルの32Vになつたとき、赤外発光ダイオー
ド1には、 IO=(32V−1.2V)/180Ω≒170mA の電流IOが流れ、そのとき上記抵抗R31の損失は、 (32V−1.2V)×170mA≒5.2W となり、非常に大きなエネルギー損失となる。これは、
昨今の省エネルギー化の要請に反するものであつた。
【0008】本発明は、上記課題に鑑み、入力電源の電
源電圧レベルに拘らず消費電力を低く抑えることが可能
な光結合装置の提供を目的とする。
源電圧レベルに拘らず消費電力を低く抑えることが可能
な光結合装置の提供を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明請求項1による課
題解決手段は、出力部としての受光素子12と、入力部
としての発光素子11と、該発光素子11を入力電源V
ccの電圧レベルに拘わらずに駆動する駆動回路13と
を備えた光結合装置において、前記駆動回路13は、入
力電源Vccからの駆動電流Iaを発光素子11に供給
する駆動トランジスタ21と、発光素子11の接地側に
直列接続された電流制限用抵抗R11と、該電流制限用
抵抗R11の消費電力を入力電源Vccの電源電圧レベ
ルに拘らずに制限するための電力制限手段23とから構
成され、該電力制限手段23は、基準電圧Vrefを出
力する基準電源31と、該基準電源31からの基準電圧
Vrefが正入力されかつ前記発光素子11と電流制限
用抵抗R11の接続中間点の電位VKが負帰還される差
動増幅器33とから構成されたものである。
題解決手段は、出力部としての受光素子12と、入力部
としての発光素子11と、該発光素子11を入力電源V
ccの電圧レベルに拘わらずに駆動する駆動回路13と
を備えた光結合装置において、前記駆動回路13は、入
力電源Vccからの駆動電流Iaを発光素子11に供給
する駆動トランジスタ21と、発光素子11の接地側に
直列接続された電流制限用抵抗R11と、該電流制限用
抵抗R11の消費電力を入力電源Vccの電源電圧レベ
ルに拘らずに制限するための電力制限手段23とから構
成され、該電力制限手段23は、基準電圧Vrefを出
力する基準電源31と、該基準電源31からの基準電圧
Vrefが正入力されかつ前記発光素子11と電流制限
用抵抗R11の接続中間点の電位VKが負帰還される差
動増幅器33とから構成されたものである。
【0010】本発明請求項2による課題解決手段は、入
力電圧が加わつていることを表示する動作表示素子37
が設けられ、該動作表示素子37は、請求項1記載の発
光素子11に並列に接続されたものである。
力電圧が加わつていることを表示する動作表示素子37
が設けられ、該動作表示素子37は、請求項1記載の発
光素子11に並列に接続されたものである。
【0011】
【作用】上記請求項1による課題解決手段において、差
動増幅器33の負帰還接続によつて、その負側入力端子
(−)への入力と、正側入力端子(+)への基準電圧V
refとが等価に現れる。そうすると、負側入力端子
(−)とGND間に接続された電流制限用抵抗R11に
は、常にIc=Vref/R11となる電流ICが流れ
る。
動増幅器33の負帰還接続によつて、その負側入力端子
(−)への入力と、正側入力端子(+)への基準電圧V
refとが等価に現れる。そうすると、負側入力端子
(−)とGND間に接続された電流制限用抵抗R11に
は、常にIc=Vref/R11となる電流ICが流れ
る。
【0012】ここで、一般に差動増幅器33の入力抵抗
は非常に大きく、負側入力端子(−)へ流れる電流Ib
は無視できるので、抵抗R11に流れる電流ICが発光
素子11の流れる電流Iaとほぼ等価となる。
は非常に大きく、負側入力端子(−)へ流れる電流Ib
は無視できるので、抵抗R11に流れる電流ICが発光
素子11の流れる電流Iaとほぼ等価となる。
【0013】したがつて、発光素子11に流れる電流I
aはVref/R11で決定される定電流となり、入力
側電源の電圧変動の影響を受けないものとなる。
aはVref/R11で決定される定電流となり、入力
側電源の電圧変動の影響を受けないものとなる。
【0014】請求項2では、動作表示装置37の電圧降
下VF2を、発光素子11の順方向電圧VF1で吸収で
きるため、入力電源Vccとして、動作表示装置37を
設けない場合と同等の電圧レベルのものを使用できる。
下VF2を、発光素子11の順方向電圧VF1で吸収で
きるため、入力電源Vccとして、動作表示装置37を
設けない場合と同等の電圧レベルのものを使用できる。
【0015】
【実施例】図1は本発明の一実施例を示す光結合装置の
回路図である。図示の如く、本実施例の光結合装置(フ
オトカプラ)は、例えばフアクトリーオートメーシヨン
(FA)の各装置間の信号伝達手段(ソリツドステート
リレー)として多用されるものであつて、大量生産の要
請から製品としての光結合装置の規格の標準化が要求さ
れる。しかし、各装置の特性によつて、入力電源Vcc
が3Vから32Vと広範囲に異なる。このため、全ての
入力電源Vccに対応し得るものが望まれる。
回路図である。図示の如く、本実施例の光結合装置(フ
オトカプラ)は、例えばフアクトリーオートメーシヨン
(FA)の各装置間の信号伝達手段(ソリツドステート
リレー)として多用されるものであつて、大量生産の要
請から製品としての光結合装置の規格の標準化が要求さ
れる。しかし、各装置の特性によつて、入力電源Vcc
が3Vから32Vと広範囲に異なる。このため、全ての
入力電源Vccに対応し得るものが望まれる。
【0016】本実施例の光結合装置は、上記要請に基づ
いたもので、出力部としての受光素子12と、入力部と
しての発光素子11と、該発光素子11を入力電源Vc
cの電圧レベルに拘わらずに駆動する駆動回路13とを
備えたものである。
いたもので、出力部としての受光素子12と、入力部と
しての発光素子11と、該発光素子11を入力電源Vc
cの電圧レベルに拘わらずに駆動する駆動回路13とを
備えたものである。
【0017】前記発光素子11としては、一般的な赤外
発光ダイオードが用いられ、その順方向電圧VF1は
1.2Vとされている。また、前記受光素子12として
は一般的なフオトトランジスタが用いられている。該両
素子11,12は光学的に結合するよう対向配置され、
モールド樹脂等にてワンパツケージ化される。
発光ダイオードが用いられ、その順方向電圧VF1は
1.2Vとされている。また、前記受光素子12として
は一般的なフオトトランジスタが用いられている。該両
素子11,12は光学的に結合するよう対向配置され、
モールド樹脂等にてワンパツケージ化される。
【0018】前記駆動回路13は、入力電源Vccから
の駆動電流Iaを発光素子11に供給して駆動させるた
めの駆動トランジスタ21と、発光素子11の接地側に
直列接続されて前記入力電源Vccからの駆動電流Ia
を制限する電流制限用抵抗R11と、該電流制限用抵抗
R11の消費電力を入力電源Vccの電源電圧レベルに
拘らずに制限するための電力制限手段23とから構成さ
れている。
の駆動電流Iaを発光素子11に供給して駆動させるた
めの駆動トランジスタ21と、発光素子11の接地側に
直列接続されて前記入力電源Vccからの駆動電流Ia
を制限する電流制限用抵抗R11と、該電流制限用抵抗
R11の消費電力を入力電源Vccの電源電圧レベルに
拘らずに制限するための電力制限手段23とから構成さ
れている。
【0019】前記駆動トランジスタ21は、少なくとも
32Vの入力電源Vccに対応可能な高耐電圧トランジ
スタが用いられる。該駆動トランジスタ21のベース端
子は、前記電力制限手段23の出力側(すなわち、後述
の差動増幅器33の出力端子VSO)に接続される。該
駆動トランジスタ21のコレクタ端子は前記入力電源V
ccに接続される。該駆動トランジスタ21のエミツタ
端子は前記発光素子11のアノード端子に接続される。
32Vの入力電源Vccに対応可能な高耐電圧トランジ
スタが用いられる。該駆動トランジスタ21のベース端
子は、前記電力制限手段23の出力側(すなわち、後述
の差動増幅器33の出力端子VSO)に接続される。該
駆動トランジスタ21のコレクタ端子は前記入力電源V
ccに接続される。該駆動トランジスタ21のエミツタ
端子は前記発光素子11のアノード端子に接続される。
【0020】前記電流制限用抵抗R11は、前記発光素
子11とGNDとの間に直列に介在接続される。
子11とGNDとの間に直列に介在接続される。
【0021】前記電力制限手段23は、基準電圧Vre
fを出力する基準電源31と、該基準電源31からの基
準電圧Vrefが入力される差動増幅器33とから構成
される。
fを出力する基準電源31と、該基準電源31からの基
準電圧Vrefが入力される差動増幅器33とから構成
される。
【0022】前記基準電源31の基準電圧Vrefは、
前記電流制限用抵抗R11への印加電圧を制限するよ
う、例えば0.9V〜1.0Vとされている。
前記電流制限用抵抗R11への印加電圧を制限するよ
う、例えば0.9V〜1.0Vとされている。
【0023】前記差動増幅器33は、ペアトランジスタ
等を用いた理想オペレーシヨナルアンプリフアイヤであ
つて、その出力端子は前記駆動トランジスタ21のベー
ス端子に接続され、正側入力端子(+)は前記基準電源
31に接続され、負側入力端子(−)は前記発光素子1
1と電流制限用抵抗R11の接続中間点(電位VK)が
負帰還接続される。これらの接続にて、非反転増幅回路
が構成される。
等を用いた理想オペレーシヨナルアンプリフアイヤであ
つて、その出力端子は前記駆動トランジスタ21のベー
ス端子に接続され、正側入力端子(+)は前記基準電源
31に接続され、負側入力端子(−)は前記発光素子1
1と電流制限用抵抗R11の接続中間点(電位VK)が
負帰還接続される。これらの接続にて、非反転増幅回路
が構成される。
【0024】上記構成において、まず、基準電源31か
ら差動増幅器33の正側入力端子(+)に基準電圧Vr
efを入力し、差動増幅器33からの出力VSOにて、
駆動トランジスタ21のコレクタ電流をオン状態とす
る。
ら差動増幅器33の正側入力端子(+)に基準電圧Vr
efを入力し、差動増幅器33からの出力VSOにて、
駆動トランジスタ21のコレクタ電流をオン状態とす
る。
【0025】そして、駆動信号としての入力電源Vcc
を入力し、駆動回路13を介して発光素子11に駆動電
流Iaを供給する。そうすると、発光素子11は発光
し、受光素子12に光信号を送信する。受光した受光素
子12は、再び光電変換を行ない、外部へ電気信号を出
力する。
を入力し、駆動回路13を介して発光素子11に駆動電
流Iaを供給する。そうすると、発光素子11は発光
し、受光素子12に光信号を送信する。受光した受光素
子12は、再び光電変換を行ない、外部へ電気信号を出
力する。
【0026】ここで、発光素子11からの駆動電流Ia
は、一部分(Ib)が差動増幅器33に負帰還され、そ
の外の大部分(Ic)は、電流制限用抵抗R11を介し
てGNDに落ちていく。ところが、差動増幅器33の入
力抵抗は非常に大きいため、Ibは実質上無視でき、I
a≒Icとなる。
は、一部分(Ib)が差動増幅器33に負帰還され、そ
の外の大部分(Ic)は、電流制限用抵抗R11を介し
てGNDに落ちていく。ところが、差動増幅器33の入
力抵抗は非常に大きいため、Ibは実質上無視でき、I
a≒Icとなる。
【0027】この際、差動増幅器33の負帰還電圧をV
Kとすると、理想オペレーシヨナルアンプリフアイヤの
特性から、電圧増幅度はほぼ無限大(∞)となるから、
出力VSOにいかなる電圧が出ようとも、差動入力電圧
(Vref−VK)は(1)式のようになる。
Kとすると、理想オペレーシヨナルアンプリフアイヤの
特性から、電圧増幅度はほぼ無限大(∞)となるから、
出力VSOにいかなる電圧が出ようとも、差動入力電圧
(Vref−VK)は(1)式のようになる。
【0028】 Vref−VK≒VSO/∞=0(V) …(1) すなわち、差動増幅器33を負帰還させることで、正負
間が等価的にシヨート(イマジナリーシヨート)するの
で、差動増幅器33の負帰還電圧VKは、(2)式のよ
うに常に固定された基準電圧Vrefとほぼ等価にな
る。
間が等価的にシヨート(イマジナリーシヨート)するの
で、差動増幅器33の負帰還電圧VKは、(2)式のよ
うに常に固定された基準電圧Vrefとほぼ等価にな
る。
【0029】VK≒Vref …(2) このVKは、発光素子11と電流制限用抵抗R11の接
続中間点の電位である。このことから、入力電源Vcc
の入力電圧に拘らず、電流制限用抵抗R11に印加され
る電圧を常にVK(≒Vref)に固定できる。これよ
り、電流制限用抵抗R11に流れる電流Icは、(3)
式のようになる。
続中間点の電位である。このことから、入力電源Vcc
の入力電圧に拘らず、電流制限用抵抗R11に印加され
る電圧を常にVK(≒Vref)に固定できる。これよ
り、電流制限用抵抗R11に流れる電流Icは、(3)
式のようになる。
【0030】 Ic=VK/R11≒Vref/R11 …(3) ここで、Vrefは0.9V〜1.0Vであるため、電
流制限用抵抗R11を従来と同様の180Ωとした場合
に、その消費電力は常に0.0081W〜0.01W程
度に抑えることが可能となる。したがつて、昨今の省エ
ネルギーの要請に充分に対応できる。
流制限用抵抗R11を従来と同様の180Ωとした場合
に、その消費電力は常に0.0081W〜0.01W程
度に抑えることが可能となる。したがつて、昨今の省エ
ネルギーの要請に充分に対応できる。
【0031】そして、前述のように、発光素子11に流
れる電流Iaは、(4)式のようになる。
れる電流Iaは、(4)式のようになる。
【0032】 Ia≒Ic≒Vref/R11 …(4) (4)式を見ればわかる通り、発光素子11の発光量
も、入力電源Vccの入力レベルに影響されずに一定レ
ベルを維持でき、安定した光結合動作を確保できる。
も、入力電源Vccの入力レベルに影響されずに一定レ
ベルを維持でき、安定した光結合動作を確保できる。
【0033】なお、駆動トランジスタ21の吸収電圧
は、入力電源Vccとして3Vを印加した場合に、0.
8V〜0.9Vとなり、耐電圧の負担は少ない。一方、
入力電源Vccとして32Vを印加した場合には、駆動
トランジスタ21の吸収電圧は29.8V〜29.9V
となり、耐電圧の負担は大となる。しかし、この場合で
も、駆動トランジスタ21は入力電源Vccの最高レベ
ル32Vに対応できる高耐電圧を有しているため、入力
電源Vccのばらつきによる耐久性劣化等の支障は生じ
ない。したがつて、従来において電流制限用抵抗が吸収
していた電圧降下を、本実施例のように駆動トランジス
タ21が吸収しても、光結合装置の耐久性を劣化させる
こともない。
は、入力電源Vccとして3Vを印加した場合に、0.
8V〜0.9Vとなり、耐電圧の負担は少ない。一方、
入力電源Vccとして32Vを印加した場合には、駆動
トランジスタ21の吸収電圧は29.8V〜29.9V
となり、耐電圧の負担は大となる。しかし、この場合で
も、駆動トランジスタ21は入力電源Vccの最高レベ
ル32Vに対応できる高耐電圧を有しているため、入力
電源Vccのばらつきによる耐久性劣化等の支障は生じ
ない。したがつて、従来において電流制限用抵抗が吸収
していた電圧降下を、本実施例のように駆動トランジス
タ21が吸収しても、光結合装置の耐久性を劣化させる
こともない。
【0034】ところで、光結合装置が使用されるとき、
回路に入力電源Vccが加わつていることを動作表示す
ることが多くある。この場合、動作表示素子としての可
視光発光ダイオード37を点灯させることが多い。
回路に入力電源Vccが加わつていることを動作表示す
ることが多くある。この場合、動作表示素子としての可
視光発光ダイオード37を点灯させることが多い。
【0035】通常、可視光発光ダイオード37の順方向
電圧VF2は1.8V〜2.2V程度ある。したがつ
て、例えば、図2のように、基準電圧Vrefとイマジ
ナリーシヨートする負帰還電圧VOで可視光発光ダイオ
ード37を駆動する接続とすれば、基準電圧Vrefを
可視光発光ダイオード37の順電圧VF2(=1.8V
〜2.2V)以上の電圧にしなければならない。その結
果、上述の電流制限用抵抗R11の消費電力の軽減はあ
る程度制約を受けてしまう。また、入力電源Vccの最
低動作電圧も、規格上の最低レベルの3Vより高くなつ
てしまうという問題が生じる。
電圧VF2は1.8V〜2.2V程度ある。したがつ
て、例えば、図2のように、基準電圧Vrefとイマジ
ナリーシヨートする負帰還電圧VOで可視光発光ダイオ
ード37を駆動する接続とすれば、基準電圧Vrefを
可視光発光ダイオード37の順電圧VF2(=1.8V
〜2.2V)以上の電圧にしなければならない。その結
果、上述の電流制限用抵抗R11の消費電力の軽減はあ
る程度制約を受けてしまう。また、入力電源Vccの最
低動作電圧も、規格上の最低レベルの3Vより高くなつ
てしまうという問題が生じる。
【0036】そこで、動作表示素子としての可視光発光
ダイオード37を発光素子11に並列に接続し、発光素
子11での電圧降下前の駆動電圧VAによつて可視光発
光ダイオード37を駆動すると、基準電圧Vrefを低
くでき、その結果、駆動回路13の最低動作電圧を低く
できる。この際、抵抗R12両端にかかる電圧は、 (Vref+VF1−VF2)/R12 となる。
ダイオード37を発光素子11に並列に接続し、発光素
子11での電圧降下前の駆動電圧VAによつて可視光発
光ダイオード37を駆動すると、基準電圧Vrefを低
くでき、その結果、駆動回路13の最低動作電圧を低く
できる。この際、抵抗R12両端にかかる電圧は、 (Vref+VF1−VF2)/R12 となる。
【0037】ここで、VF1とVF2の温度係数はあま
り差がないので、可視光発光ダイオード37の駆動電流
Idも、発光素子11の駆動電流Iaと同様に、Vre
fの温度特性によつて決定される。すなわち、Vref
を温度に対し一定電圧を保つように設定すれば、上記二
つの駆動電流Ia,Idを温度に対し変動のないものに
できる。
り差がないので、可視光発光ダイオード37の駆動電流
Idも、発光素子11の駆動電流Iaと同様に、Vre
fの温度特性によつて決定される。すなわち、Vref
を温度に対し一定電圧を保つように設定すれば、上記二
つの駆動電流Ia,Idを温度に対し変動のないものに
できる。
【0038】また、発光素子11は、周囲温度が上昇す
ると、その発光出力が低下する特性を持つ。そこで、V
refを温度に対して上昇するようにすれば、温度が上
昇したときに発光素子11の駆動電流を増加させること
ができ、上記発光素子11の温度特性を補償できる。
ると、その発光出力が低下する特性を持つ。そこで、V
refを温度に対して上昇するようにすれば、温度が上
昇したときに発光素子11の駆動電流を増加させること
ができ、上記発光素子11の温度特性を補償できる。
【0039】なお、本発明は、上記実施例に限定される
ものではなく、本発明の範囲内で上記実施例に多くの修
正および変更を加え得ることは勿論である。
ものではなく、本発明の範囲内で上記実施例に多くの修
正および変更を加え得ることは勿論である。
【0040】例えば、上記実施例では、受光素子12と
してフオトトランジスタを用いたが、これに代えてフオ
トトライアツク等を用いてもよい。
してフオトトランジスタを用いたが、これに代えてフオ
トトライアツク等を用いてもよい。
【0041】
【発明の効果】以上の説明から明らかな通り、本発明請
求項1によると、発光素子を駆動する駆動回路を、駆動
トランジスタと、発光素子の接地側の電流制限用抵抗
と、電流制限用抵抗の消費電力を制限する電力制限手段
とで構成しているので、電源電圧として高電圧のものを
用いても、エネルギー損失を押えることができ、低電力
消費型光結合装置を実現できる。
求項1によると、発光素子を駆動する駆動回路を、駆動
トランジスタと、発光素子の接地側の電流制限用抵抗
と、電流制限用抵抗の消費電力を制限する電力制限手段
とで構成しているので、電源電圧として高電圧のものを
用いても、エネルギー損失を押えることができ、低電力
消費型光結合装置を実現できる。
【0042】請求項2によると、動作表示素子を発光素
子に並列に接続しているので、下流に配した電流制限用
抵抗についての基準電圧として、動作表示素子の順方向
電圧を加味する必要がない。したがつて、基準電圧のレ
ベルを可及的に低く設定でき、電流制限用抵抗による消
費電力を極力抑えることができるとともに、入力電源の
最低動作電圧を規格上の最低レベルに対応させ得るとい
つた優れた効果がある。
子に並列に接続しているので、下流に配した電流制限用
抵抗についての基準電圧として、動作表示素子の順方向
電圧を加味する必要がない。したがつて、基準電圧のレ
ベルを可及的に低く設定でき、電流制限用抵抗による消
費電力を極力抑えることができるとともに、入力電源の
最低動作電圧を規格上の最低レベルに対応させ得るとい
つた優れた効果がある。
【図1】本発明の一実施例を示す光結合装置の回路図
【図2】光結合装置の他の提案例を示す回路構成図
【図3】従来の光結合装置の回路構成図
11 発光素子 12 受光素子 13 駆動回路 21 駆動トランジスタ 23 電力制限手段 31 基準電源 33 差動増幅器 37 動作表示素子 Ia 駆動電流 R11 電流制限用抵抗 Vcc 入力電源 Vref 基準電圧
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 31/12 H01L 33/00
Claims (2)
- 【請求項1】 出力部としての受光素子と、入力部とし
ての発光素子と、該発光素子を入力電源の電圧レベルに
拘わらずに駆動する駆動回路とを備えた光結合装置にお
いて、前記駆動回路は、入力電源からの駆動電流を発光
素子に供給する駆動トランジスタと、発光素子の接地側
に直列接続された電流制限用抵抗と、該電流制限用抵抗
の消費電力を入力電源の電源電圧レベルに拘らずに制限
するための電力制限手段とから構成され、該電力制限手
段は、基準電圧を出力する基準電源と、該基準電源から
の基準電圧が正入力されかつ前記発光素子と電流制限用
抵抗の接続中間点の電位が負帰還される差動増幅器とか
ら構成されたことを特徴とする光結合装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の光結合装置に、入力電圧
が加わつていることを表示する動作表示素子が設けら
れ、該動作表示素子は、請求項1記載の発光素子に並列
に接続されたことを特徴とする光結合装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9421092A JP3093423B2 (ja) | 1992-04-14 | 1992-04-14 | 光結合装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9421092A JP3093423B2 (ja) | 1992-04-14 | 1992-04-14 | 光結合装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05291623A JPH05291623A (ja) | 1993-11-05 |
| JP3093423B2 true JP3093423B2 (ja) | 2000-10-03 |
Family
ID=14103957
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9421092A Expired - Fee Related JP3093423B2 (ja) | 1992-04-14 | 1992-04-14 | 光結合装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3093423B2 (ja) |
-
1992
- 1992-04-14 JP JP9421092A patent/JP3093423B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05291623A (ja) | 1993-11-05 |
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Legal Events
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