JP3100400B2 - N−アシルアミノメチレンホスホネートおよび水性塗料組成物中でのそれらの使用 - Google Patents

N−アシルアミノメチレンホスホネートおよび水性塗料組成物中でのそれらの使用

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Description

【発明の詳細な説明】 発明の分野 本発明は、メタリック顔料を含有する水性塗料組成物
およびそれら自体のN−アシルアミノメチレンホスホネ
ート気体発生(gassing)阻害剤に関する。このメタリ
ック顔料は、通常、水または湿気と反応して水素ガスを
放出し、これらの水性塗料組成物への特定のN−アシル
アミノメチレンホスホネートの添加による気体発生に対
して安定化される。
発明の背景 メタリック顔料(例えば、アルミニウムフレーク)を
含む自動車用塗料は、一般に、現在自動車市場において
要求される光沢があって輝かしい外観を得るために使用
されている。自動車業界において、塗料系の外観を犠牲
にすることなく、塗布プロセスの間に発生する揮発性溶
剤による大気汚染を低減させるための努力がなされてき
た。この目的に対する1つのアプローチは、水性塗料組
成物の開発である。しかし、水性塗料組成物は欠点がな
いわけではない。例えば、メタリック塗料に用いられる
アルミニウムフレークは水と反応し、そして水素ガスを
放出し、不安定な組成物を生じる。
このアルミニウム−水反応を最小限にするための従来
技術の努力としては、アルミニウム表面を実質的に不活
性にさせる溶剤およびクロム処理のような処理プロセス
が挙げられる。クロム処理されたアルミニウム顔料は、
Stapa Hydroluxの商標名でObron Atlantic Corporation
から入手可能である。クロム処理したアルミニウムフレ
ーク顔料を用いて製造された塗料は、気体発生に対して
安定であるが、処理されたアルミニウム顔料は非常に高
価である。
米国特許第5,034,556号および第5,091,451号は、α−
アミノメチレンホスホン酸とエポキシ化合物との反応生
成物、ならびに気体発生阻害剤としてのメタリック顔料
を含有する水性塗料組成物の使用を開示している。しか
し、これらの塗料組成物は、本質的に気体を発生しない
が、最低限のポンプ安定性を示す;すなわち、組成物が
装置を通じてポンプ送給される間に曝される高い剪断応
力により、組成物が幾分分解され、いくらかのレオロジ
ー特性が損なわれる。得られる塗料は外観特性に劣る。
米国特許第4,621,112号は、オルトリン酸およびその
モノエステルとエポキシ化合物との反応生成物、ならび
にメタリック顔料を含有する塗料組成物におけるそれら
の気体発生阻害剤としての使用を開示している。しか
し、このような組成物は最低限の耐気体発生性のみを示
す。
英国特許第1380675号は、N−アシルアミノメチレン
ホスホネートおよび難燃剤としてのそれらの使用を開示
している。この英国の文献は、水性塗料組成物における
これらの化合物の気体発生阻害剤としての使用を教示も
示唆もしていない。
塗料組成物を剪断に敏感にさせることなく、安価な有
機添加剤を含有することにより、気体発生に対して安定
化な、メタリック顔料を含有する水性塗料組成物を提供
し、良好なポンプ安定性を得ることが所望されている。
発明の要旨 本発明により、以下の一般式を有するN−アシルアミ
ノメチレンホスホネートが提供される: ここで、R1は、水素、1個〜25個の炭素原子を有する脂
肪族基、または6個〜25個の炭素原子を有する芳香族基
であり;R2は、水素、1個〜25個の炭素原子を有する脂
肪族基、または6個〜25個の炭素原子を有する芳香族基
である。脂肪族は、飽和および不飽和の脂肪族および脂
環族を意味する。好ましくは、脂肪族基はアルキルであ
る。好ましくは、芳香族基はフェニルである。また、脂
肪族および芳香族は未置換の脂肪族および芳香族、なら
びに置換された脂肪族および芳香族を意味し、これらの
置換基は、N−アシルアミノメチレンホスホネートの形
成を生じる前駆体化合物の反応に負の影響を及ぼさず、
そして水性塗料組成物中における安定化剤としてのN−
アシルアミノメチレンホスホネートの性能に負の影響を
及ぼさない。置換基の例としては、ヒドロキシル、カル
ボキシ、アルコキシ、ヒドロキシアルコキシ、アミノ、
およびニトロが挙げられる。他の置換基の例としては、
アルキルおよび芳香族基についての置換されたアルキル
置換基(すなわち、R1および/またはR2はアリールアル
キル基である)、ならびにアリールおよびアルキル基に
ついての置換されたアリール置換基(すなわち、R1およ
び/またはR2はアルカリール基である)が挙げられる。
R3は、水素、あるいはヒドロキシル含有ポリマーまたは
エポキシ基含有ポリマーと以下の基: の酸性水素との反応後に残存する基である。
代表的には、N−アシルアミノメチレンホスホネート
は以下の一般式を有する: ここで、R1、R2、およびR3は、上記のように定義され;
そしてR4は、無水物、ラクトン、またはモノイソシアネ
ート(それらの混合物を包含する)からなる群から選択
されるメンバーと、以下の基: のアミノ水素との反応後に残存する基である。
メタリック顔料と、上記構造を有するN−アシルアミ
ノメチレンホスホネートとを含有する水性塗料組成物も
また提供される。
詳細な説明 好ましくは、本発明のN−アシルアミノメチレンホス
ホネートは以下の一般式を有する: ここで、R1、R2、およびR3は、上記に定義された通りで
あり、そしてR5は、1個〜25個の炭素原子を有する脂肪
族基または6個〜25個の炭素原子を有する芳香族基、あ
るいは脂肪族または芳香族置換されたアミノ(これらの
中において、脂肪族基は少なくとも1個、好ましくは1
個〜25個の炭素原子を含有し、そして芳香族基は少なく
とも6個、好ましくは6個〜25個の炭素原子を含有す
る)である。脂肪族は、飽和および不飽和の脂肪族およ
び脂環族を意味する。さらに、脂肪族および芳香族は未
置換の脂肪族および芳香族、ならびに置換された脂肪族
および芳香族を意味し、これらの置換基は、N−アシル
アミノメチレンホスホネートの形成を生じる前駆体化合
物の反応に負の影響を及ぼさず、そして水性塗料組成物
中における安定化剤としてのN−アシルアミノメチレン
ホスホネートの性能に負の影響を及ぼさない。置換基の
例としては、ヒドロキシルおよびカルボキシ基が挙げら
れる。
さらに好ましくは、本発明のN−アシルアミノメチレ
ンホスホネートは、以下の一般式のうちの1つを有す
る: または ここで、R1、R2、およびR3は、上記で定義された通りで
あり;R6およびR7は、それぞれ水素、または1個〜10個
の炭素原子を有するアルキルであり、R8およびR9は独立
して、水素、1個〜25個の炭素原子を有する脂肪族基、
または6個〜25個の炭素原子を有する芳香族基である
か、あるいはR8はR9に結合し、そして5または6員環を
形成する。R8およびR9に関して、脂肪族は、飽和または
不飽和の脂肪族または脂環族を意味する。さらに、脂肪
族および芳香族は未置換の脂肪族および芳香族、ならび
に置換された脂肪族および芳香族を意味し、これらの置
換基は、N−アシルアミノメチレンホスホネートの形成
を生じる前駆体化合物の反応に負の影響を及ぼさず、そ
して水性塗料組成物中におけるメタリック顔料安定化剤
としてのN−アシルアミノメチレンホスホネートの性能
に負の影響を及ぼさない。置換基の例としては、アルキ
ル、クロロ、およびアルコキシ基がある。R10は、水
素、あるいはヒドロキシル基含有ポリマーまたはエポキ
シ基含有ポリマーと以下の基: の酸性水素との反応後に残存する基であり;そしてnは
1〜3の整数である。
本発明のN−アシルアミノメチレンホスホネートは、
(i)以下の構造: を有するイミン誘導体(ここで、R1およびR2は上記に定
義された通りである)と、(ii)亜リン酸;および(ii
i)無水物、ラクトン、またはモノイソシアネートとの
反応により調製され、N−アシルアミノメチレンホスホ
ン酸を形成し得る。この反応生成物は、さらに(iv)ヒ
ドロキシル基含有ポリマー、エポキシ基含有ポリマー、
およびそれらの混合物からなる群より選択される物質と
反応され得る。
(i)のイミンは、アルデヒドとアミンとの反応によ
り調製される。適切なアルデヒドとしては、約2個〜約
26個の炭素原子を有する環状および非環状アルデヒドが
挙げられる。例としては、脂肪族(脂環族を包含す
る)、オレフィン性、シクロオレフィン性、および芳香
族アルデヒドが挙げられ、これらは置換されていてもよ
い。非環状アルデヒドの例としては、とりわけプロピオ
ンアルデヒドが挙げられる。環状アルデヒドの例として
は、シクロヘキサンカルボキシアルデヒドが挙げられ
る。芳香族アルデヒドの例としては、ベンズアルデヒド
および3−ニトロベンズアルデヒドが挙げられる。ベン
ズアルデヒドが好ましい。
適切なアミンは1級アミンであり、そして約1個〜約
25個の炭素原子を有するモノ−およびジアミンを包含す
る。例としては、脂肪族(脂環族を包含する)、オレフ
ィン性、シクロオレフィン性、および芳香族アミンが挙
げられ、これらは置換されていてもよい。置換基として
は、ヒドロキシ、カルボキシ、およびアミノが挙げられ
る。脂肪族アミンの例としては低級アルキルアミン(例
えば、エチレンジアミンおよびブチルアミン)が挙げら
れる。例えば、Armak Chemical Co.よりARMEEN CDとし
て入手可能な脂肪アミンもまた使用され得る。芳香族ア
ミンの例としてはベンジルアミンが挙げられる。脂肪ア
ミンが好ましい。
アルデヒドとアミンとの反応は、例えば、約25℃〜約
150℃の範囲の温度で行われ得る。所望であれば、p−
トルエンスルホン酸のような酸触媒が用いられ得る。反
応は、不活性希釈液または溶剤(例えば、キシレン、ト
ルエンなど)中で行われ得る。
アルデヒドおよびアミンが一緒に反応して(i)のイ
ミンを形成する相対的なモル比は、代表的には1:1であ
る。
(i)のイミンは(ii)の亜リン酸と反応して、以下
の一般式: (ここで、R1およびR2は上記に定義された通りである)
を有する物質を生じる。この物質はさらに、無水物、ラ
クトン、またはモノイソシアネートと反応してN−アシ
ルアミノメチレンホスホン酸を形成する。
(iii)が無水物である場合、それは、無水物部分に
おける炭素原子を除いて、約2個〜約30個の炭素原子を
含有するものを包含する任意の無水物であり得る。例と
しては、環状および非環状無水物(例えば、脂肪族(脂
環族を包含する)、オレフィン性、およびシクロオレフ
ィン性無水物、ならびに芳香族無水物が挙げられる。置
換された脂肪族および芳香族無水物もまた、脂肪族およ
び芳香族の定義に包含されるが、ただし、これらの置換
基は、この無水物と、アミノメチレンホスホン酸に関連
する以下の基: との反応性に負の影響を及ぼさない。置換基の例として
は、クロロ基、アルキル基、およびアルコキシ基が挙げ
られる。非環状無水物の例としては無水酢酸が挙げられ
る。環状無水物の例としては、無水コハク酸、無水メチ
ルコハク酸、無水ドデシルコハク酸、無水オクタデシル
コハク酸、無水フタル酸、無水テトラヒドロフタル酸、
無水メチルテトラヒドロフタル酸、無水ヘキサヒドロフ
タル酸、無水アルキルヘキサヒドロフタル酸(例えば、
無水メチルヘキサヒドロフタル酸)、無水テトラクロロ
フタル酸、無水エンドメチレンテトラヒドロフタル酸、
無水クロレンド酸、無水イタコン酸、無水シトラコン
酸、および無水マレイン酸が挙げられる。好ましくは、
無水物は炭素環であり、そして以下の構造: (ここで、R8およびR9は上記で定義された通りである)
を有する。
無水物が無水酢酸のように非環状である場合、以下の
構造のN−アシルアミノメチレンホスホネート: (ここで、R1、R2、およびR3は上記で定義された通りで
ある)が形成される。無水酢酸の場合、R5はメチルであ
る。
無水物が無水コハク酸のように環状である場合、以下
の構造のN−アシルアミノメチレンホスホネート: (ここで、R1、R2、R3、R8、R9、およびR10は上記で定
義された通りである)が形成される。無水コハク酸の場
合、R8およびR9は両方とも水素である。
(iii)がラクトンである場合、それは、約4個〜約3
0個の炭素原子を含有するものを包含する任意のラクト
ンであり得る。置換されたラクトンもまた適切である
が、ただし、これらの置換基は、このラクトンと、アミ
ノメチレンホスホン酸に関連する以下の基: との反応性に負の影響を及ぼさない。置換基の例として
は、クロロ基、アルキル基、およびアルコキシ基が挙げ
られる。適切なラクトンの例としては、以下の一般式: (ここで、R6、R7、およびnは上記で定義された通りで
ある)のものが挙げられる。適切なラクトンとしては、
カプロラクトン(例えば、γ−カプロラクトン、δ−カ
プロラクトン、ε−カプロラクトン)、モノアルキルカ
プロラクトン(例えば、メチル−、およびエチル−ε−
カプロラクトン)、ジアルキルカプロラクトン(例え
ば、ジメチル−およびジエチル−ε−カプロラクト
ン)、シクロヘキシル−ε−カプロラクトンなどが挙げ
られる。好ましくは、ラクトンはε−カプロラクトンで
ある。
(iii)がラクトンである場合、以下の構造のN−ア
シルアミノメチレンホスホネート: (ここで、R1、R2、R3、R6、R7、およびnは上記で定義
された通りである)が形成される。ε−カプロラクトン
の場合、R6およびR7は両方とも水素である。ラクトンの
使用が好ましい。なぜなら、ラクトンを用いて製造され
るN−アシルアミノメチレンホスホネートを含有する水
性塗料組成物はまた、下地に塗布された場合に改良され
た耐湿性を示すからである。
(iii)がモノイソシアネートである場合、それは、
通常、オルガノモノイソシアネートであるか、または平
均して約1個の遊離イソシアネート基を有する、部分的
に保護されたオルガノポリイソシアネートである。オル
ガノモノイソシアネートは、代表的には、イソシアネー
ト基または保護基に関連した炭素原子を除いて、約1個
〜約25個の炭素原子を含有する。置換されたオルガノモ
ノイソシアネートもまた適切であるが、ただし、これら
の置換基は、イソシアネート基と、アミノメチレンホス
ホン酸に関連する以下の基: との反応性に負の影響を及ぼさない。適切なモノイソシ
アネートとしては、フェニルイソシアネートおよびジメ
チル−m−イソプロペニルベンジルイソシアネートが挙
げられる。
オルガノポリイソシアネートは、脂肪族ポリイソシア
ネートまたは芳香族ポリイソシアネート、あるいはこれ
ら2つの混合物であり得る。ジイソシアネートが好まし
いが、高級ポリイソシアネートがジイソシアネートの代
わりに、または組み合わせて用いられ得る。
適切な脂肪族ジイソシアネートの例としては、直鎖の
脂肪族ジイソシアネート(例えば、1,4−テトラメチレ
ンジイソシアネートおよび1,6−ヘキサメチレンジイソ
シアネート)がある。また、脂環族ジイソシアネートが
用いられ得る。例としては、イソホロンジイソシアネー
トおよび4,4′−メチレン−ビス−(シクロヘキシルイ
ソシアネート)が挙げられる。適切な芳香族ジイソシア
ネートの例としては、p−フェニレンジイソシアネー
ト、ジフェニルメタン−4,4′−ジイソシアネート、お
よび2,4−または2,6−トルエンジイソシアネートがあ
る。適切な高級ポリイソシアネートの例としては、トリ
フェニルメタン−4,4′,4″−トリイソシアネート、1,
2,4−ベンゼントリイソシアネート、およびポリメチレ
ンポリフェニルイソシアネートがある。
任意の適切な脂肪族、脂環族、または芳香族アルキル
モノアルコールあるいはフェノール性化合物が、オルガ
ノポリイソシアネートに対する保護剤として用いられ
得、例えば、低級脂肪族アルコール(例えば、メタノー
ル、エタノール、およびp−ブタノール);脂環族アル
コール(例えば、シクロヘキサノール);芳香族アルキ
ルアルコール(例えば、フェニルカルビノールおよびメ
チルフェニルカルビノール);ならびにフェノール性化
合物(例えば、フェノール自体および置換フェノール
(例えば、クレゾールおよびニトロフェノール))を包
含する。グリコールエーテルもまた保護剤(capping ag
ent)として用いられ得る。適切なグリコールエーテル
としては、エチレングリコールブチルエーテル、ジエチ
レングリコールブチルエーテル、エチレングリコールメ
チルエーテル、およびプロピレングリコールメチルエー
テルが挙げられる。
他の適切な保護剤としては、オキシム(例えば、メチ
ルエチルケトキシム、アセトンオキシム、およびシクロ
ヘキサノンオキシム)、ならびにラクタム(例えば、ε
−カプロラクタム)が挙げられる。
(iv)の物質は、付加および縮合ポリマーを包含す
る、ヒドロキシル基含有ポリマーまたはエポキシ基含有
ポリマー、あるいはそれらの混合物であり得;それは好
ましくは、約100〜約1000、代表的には約200〜400の範
囲のヒドロキシル当量、または約200〜約2000、代表的
には約300〜600の範囲のエポキシ当量を有する。
使用され得るヒドロキシル基含有ポリマーの例として
は、ヒドロキシル基含有縮合ポリマー(例えば、ヒドロ
キシル官能性ポリエステル)が挙げられる。使用され得
るエポキシ基含有ポリマーの例としては、多価アルコー
ル(例えば、エピクロロヒドリンまたはジクロロヒドリ
ンと、脂肪族または脂環族アルコール(例えば、エチレ
ングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレング
リコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコ
ール、トリプロピレングリコール、プロパンジオール、
ブタンジオール、ペンタンジオール、グリセロール、1,
2,6−ヘキサントリオール、ペンタエリトリトール、お
よび2,2−ビス(4−ヒドロキシシクロヘキシル)プロ
パン)との反応生成物)のポリグリシジルエーテルが挙
げられる。
使用され得るヒドロキシルまたはエポキシ基含有付加
ポリマーの例としては、エチレン性不飽和モノマーのヒ
ドロキシルまたはエポキシ官能性ポリマーあるいはコポ
リマーが挙げられる。ヒドロキシル官能性を有する適切
なモノマーの例としては、ヒドロキシエチル(メタ)ア
クリレート、ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレー
ト、ヒドロキシブチル(メタ)アクリレート、およびア
リルアルコールが挙げられる。エポキシ官能性を有する
適切なモノマーの例としては、グリシジル(メタ)アク
リレートが挙げられる。付加ポリマーは、これらヒドロ
キシルまたはエポキシ官能性モノマーの任意のホモポリ
マーであり得るが、好ましくは、それは、1つ以上のこ
れらヒドロキシルまたはエポキシ官能性モノマーと、ヒ
ドロキシルまたはエポキシ官能性ではない少なくとも1
つの他のエチレン性不飽和モノマーとのコポリマーであ
る。これらの他のモノマーの例としては、メチル(メ
タ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレート、ブチ
ル(メタ)アクリレート、スチレン、ならびにビニルモ
ノマー(例えば、ビニルトルエンまたはビニルアセテー
ト)が挙げられる。
好ましいポリマーは、ヒドロキシル官能性付加ポリマ
ーであり、そしてスチレンとアリルアルコールとのコポ
リマー(例えば、ARCO Chemical CompanyよりRJ−100と
して入手可能なコポリマー)またはスチレンとヒドロキ
シエチルアクリレートとのコポリマー(例えば、Pyrami
d Chemical CompanyよりRJ−100の等価物として入手可
能なコポリマー)である。
(iv)の材料がヒドロキシル基含有ポリマーである場
合、以下の構造のN−アシルアミノメチレンホスホネー
ト: (ここで、R1、R2、およびR5は上記で定義された通りで
ある)が形成される。ポリマー由来のヒドロキシル基
は、N−アシルアミノメチレンホスホン酸と関連した以
下の基: 由来の酸性水素と縮合して、ホスホン酸エステルを形成
する。このようなN−アシルアミノメチレンホスホネー
トにより、塗料組成物が、透明なトップコートが塗布さ
れる顔料着色(pigmented)または色素着色(colored)
されたベースコートとして下地に付与される場合、水性
塗料組成物のインターコートの接着性を向上させること
が示された。
(i)のイミンと、(ii)の亜リン酸と、(iii)の
無水物、ラクトン、またはモノイソシアネートと、(i
v)のヒドロキシル基含有またはエポキシ基含有ポリマ
ーとが一緒に反応して、本発明のN−アシルアミノメチ
レンホスホネートを形成する際の相対的な割合は広範に
変化し得、一緒に反応する種々の成分に依存する。代表
的には、モル比は約1:1:1:2.5である。(iv)の物質が
ヒドロキシル基含有付加ポリマーである場合、ヒドロキ
シル基のモルとホスホン酸基由来の酸性水素のモルとの
比は、5:1から0.5:1、好ましくは2:1から1:1の範囲であ
る。反応物が多官能性である場合、反応生成物は多数の
異なる分子種の統計学的な混合物であると考えられるこ
とを理解すべきである。
(i)のイミンと、(ii)の亜リン酸と、(iii)の
無水物、ラクトン、またはモノイソシアネートと、(i
v)のヒドロキシル基含有またはエポキシ基含有ポリマ
ーとの反応は、例えば、約25℃〜約150℃の範囲、代表
的には約80℃〜約120℃の範囲の温度で行われ得る。好
ましくは、(i)のイミンは亜リン酸に添加され、続い
て(iii)の無水物、ラクトン、またはモノイソシアネ
ートが添加され、N−アシルアミノメチレンホスホン酸
を形成する。この反応生成物は、さらに(iv)のヒドロ
キシル基含有またはエポキシ基含有ポリマーと反応す
る。所望であれば、エポキシ環を開環するための触媒
(例えば、3級アミン)が、N−アシルアミノメチレン
ホスホン酸とエポキシ基含有ポリマーとの反応に用いら
れ得る。反応混合物の流動性を維持するために、反応を
不活性で極性の希釈剤または溶剤(例えば、1−メトキ
シ−2−プロパノール、ジオキサン、テトラヒドロフラ
ンなど)中で行うことが有利であり得る。極性の希釈剤
または溶剤が用いられる場合、反応は希釈剤または溶剤
の還流温度で首尾良く行われ得る。
本発明のN−アシルアミノメチレンホスホン酸または
ホスホネートの、メタリック顔料を含有する水性塗料組
成物への取り込みが、塗料組成物中の気体発生を減少さ
せるかまたは防止し、そして水性塗料組成物が下地に塗
布される場合、インターコートの接着性と耐湿性とに役
立つことが見出された。本発明の水性塗料組成物は、塗
膜形成ポリマーと、メタリック顔料と、水性希釈媒体
と、上記のようなN−アシルアミノメチレンホスホネー
ト(N−アシルアミノメチレンホスホン酸を包含する)
とを含有する。水性媒体と反応し、そして水素ガスを放
出するような顔料の傾向は、有効量のN−アシルアミノ
メチレンホスホネートの取り込みにより防止されるか、
または減少する。
本発明の水性塗料組成物中で用いられるメタリック顔
料は、一般に、顔料着色された水性塗料組成物に使用さ
れる任意のメタリック顔料を包含する。例としては、メ
タリック顔料(特に、アルミニウム、銅、亜鉛、および
/または黄銅から構成される金属フレーク顔料、ならび
に他の展性金属および合金(例えば、ニッケル、錫、
銀、クロム、アルミニウム−銅合金、アルミニウム−亜
鉛合金、およびアルミニウム−マグネシウム合金)から
構成されるもの)が挙げられる。金属酸化物を被覆した
雲母もまた、メタリック顔料の定義に包含される。上記
の例のうち、アルミニウムフレーク顔料が好ましい。
種々の手順が、本発明のN−アシルアミノメチレンホ
スホネートを本発明の水性塗料組成物に取り込むために
用いられ得る。メタリック顔料は、顔料の、水性塗料組
成物への取り込み前に、N−アシルアミノメチレンホス
ホネートと接触させられ得る。これは、N−アシルアミ
ノメチレンホスホネートを顔料ペーストに添加すること
により行われ得るか、あるいは顔料の製造の間により早
く添加され得る。あるいは、N−アシルアミノメチレン
ホスホネートは、それを水性塗料配合物のさらなる成分
として、例えば、塗膜形成ポリマー、メタリック顔料、
および水性希釈媒体の混合の間、他の従来かつ任意の成
分(例えば、架橋剤、助溶剤、増粘剤、および充填剤)
と一緒に、単に導入することにより水性塗料組成物中に
導入され得る。塗料組成物中に存在するN−アシルアミ
ノメチレンホスホネートの量は、水性媒体中のメタリッ
ク顔料の気体発生を減少させるかまたは除くに充分であ
る。樹脂固形分の重量に基づいて、代表的には、約1.5
重量%〜7.0重量%、通常、約2.0重量%〜4.5重量%が
使用される。
塗膜形成ポリマーは、水性塗料組成物において用いら
れる任意の塗膜形成ポリマーであり得る。適切なポリマ
ーは、アクリルポリマー、アルキドを包含するポリエス
テル、およびポリウレタンである。
アクリルポリマーは、アクリル酸またはメタクリル酸
の1つ以上のアルキルエステルのコポリマーであり、必
要に応じて1つ以上の他の重合性のエチレン性不飽和モ
ノマーを伴うコポリマーである。これらのポリマーは、
熱可塑性型または熱硬化性架橋型のいずれかであり得
る。アクリル酸またはメタクリル酸の適切なアルキルエ
ステルとしては、メチルメタクリレート、エチルメタク
リレート、ブチルメタクリレート、エチルアクリレー
ト、ブチルアクリレート、および2−エチルヘキシルア
クリレートが挙げられる。他の適切な共重合性のエチレ
ン性不飽和モノマーとしては、ビニル芳香族物質(例え
ば、スチレンおよびビニルトルエン)、ニトリル(例え
ば、アクリロニトリルおよびメタクリロニトリル)、ビ
ニルおよびビニリデンハライド(例えば、塩化ビニルお
よびフッ化ビニリデン)、ならびにビニルエステル(例
えば、酢酸ビニル)が挙げられる。当該分野で一般的な
水性乳化重合技術を介するアクリルポリマーの調製が適
切である。
ポリマーが架橋型である場合、適切な官能性ポリマー
が上記の他のアクリルモノマーに加えて使用され得、例
えば、アクリル酸、メタクリル酸、ヒドロキシアルキル
アクリレート、およびヒドロキシアルキルメタクリレー
トを包含する。このような場合における塗料組成物は、
アミノ樹脂のような架橋剤を含有する。ブロックイソシ
アネートを包含するポリイソシアネートのような他の架
橋剤もまた使用され得る。また、アクリルポリマーは、
N−(アルコキシメチル)アクリルアミドおよびN−
(アルコキシメチル)メタクリルアミドを用いて調製さ
れ得、自己架橋する(self−crosslinking)アクリルポ
リマーを生じる。
アクリルポリマーに加えて、塗料組成物のための塗膜
形成ポリマーは、アルキド樹脂またはポリエステルであ
り得る。このようなポリマーは、多価アルコールと多価
カルボン酸との縮合により、公知の手段で調製され得
る。適切な多価アルコールとしては、エチレングリコー
ル、プロピレングロコール、ブチレングリコール、1,6
−ヘキシレングリコール、ネオペンチルグリコール、ジ
エチレングリコール、グリセロール、トリメチロールプ
ロパン、およびペンタエリトリトールが挙げられる。
適切な多価カルボン酸としては、コハク酸、アジピン
酸、アゼライン酸、セバシン酸、マレイン酸、フマル
酸、フタル酸、テトラヒドロフタル酸、ヘキサヒドロフ
タル酸、およびトリメリト酸が挙げられる。上記多価カ
ルボン酸に加えて、酸の官能性等価物(例えば、存在す
る場合は無水物、あるいはメチルエステルのような酸の
低級アルキルエステル)が用いられ得る。
空気乾燥アルキド樹脂を製造することが所望される場
合、適切な乾燥オイル脂肪酸が用いられ得、そして亜麻
仁油、大豆油、トール油、脱水ひまし油、または桐油由
来の誘導体を包含する。
ポリエステルおよび好ましくはアルキド樹脂は、さら
なる架橋反応に利用可能な遊離ヒドロキシル基および/
またはカルボキシル基の一部を含有する。適切な架橋剤
としては、アミンまたはアミド−アルデヒド縮合物(ア
ミノ樹脂)、あるいは当該分野において周知のポリイソ
シアネート硬化剤がある。
ポリウレタンもまた、塗料組成物の塗膜組成ポリマー
として用いられ得る。使用され得るポリウレタンの中に
は重合性ポリオールがあり、これらは上記のようなポリ
エステルポリオールまたはアクリルポリオールとポリイ
ソシアネートとの反応により調製され、OH/NCO当量比が
1:1よりも大きく、遊離ヒドロキシル基が生成物中に存
在する。
ポリウレタンポリオールの調製に使用される有機ポリ
イソシアネートは、脂肪族または芳香族ポリイソシアネ
ート、あるいはその2つの混合物であり得る。ジイソシ
アネートが好ましいが、高級ポリイソシアネートがジイ
ソシアネートの代わりに、または組み合わせて使用され
得る。
適切な芳香族ジイソシアネートの例としては、4,4′
−ジフェニルメタンジイソシアネートおよびトルエンジ
イソシアネートがある。適切な脂肪族ジイソシアネート
の例としては、直鎖の脂肪族ジイソシアネート(例え
ば、1,6−ヘキサメチレンジイソシアネート)がある。
さらに、脂環族ジイソシアネートが使用され得る。例と
しては、イソホロンジイソシアネートおよび4,4′−メ
チレン−ビス−(シクロヘキシルイソシアネート)があ
る。適切な高級ポリイソシアネートの例としては、1,2,
4−ベンゼントリイソシアネートおよびポリメチレンポ
リフェニルイソシアネートがある。
着色プラス透明組成物において、色素着色されたベー
スコートとして使用される水性塗料組成物は、米国特許
第4,403,003号に開示されており、そしてこれらのベー
スコートを調製する際に使用される塗膜形成ポリマー
が、本発明の水性塗料組成物として使用され得る。さら
に、水ベースのポリウレタン(例えば、米国特許第4,14
7,679号により調製されるもの)が、本発明の水性塗料
組成物における塗膜形成ポリマーとして使用され得る。
さらに、米国特許第5,071,904号に記載のようなホモジ
ナイザーを用いる高応力技術により、微粒子形態中にア
クリルおよびポリエステルおよび/またはポリウレタン
物質のブレンドの水性分散体を調製することが可能であ
る。これらのポリマーはまた、本発明の水性塗料組成物
における塗膜形成ポリマーとして使用され得、そして好
適である。
塗料組成物はまた、メチロール基および/またはメチ
ロールエーテル基を含有するアミノ樹脂架橋剤を含み得
る。アミノ樹脂縮合物は、ホルムアルデヒドとアミンま
たはアミドとの反応から得られる。最も一般的なアミン
またはアミドは、メラミン、尿素、またはベンゾグアナ
ミンであり、そして好適である。しかし、他のアミンま
たはアミドとの縮合物が使用され得;例えば、グリコー
ルリル(glycoluril)のアルデヒド縮合物がある。使用
されるアルデヒドは、最も頻繁にはホルムアルデヒドで
あるが、他のアルデヒド(例えば、アセトアルデヒド、
クロトンアルデヒド、およびベンズアルデヒド)が使用
され得る。
アミノ樹脂はメチロール基を含有し、そして好ましく
はこれらの基の少なくとも1部がアルコールでエーテル
化されて、硬化応答を改変する。メタノール、エタノー
ル、ブタノール、およびヘキサノールを包含する一価ア
ルコールがこの目的のために使用され得る。
好ましくは、使用されるアミノ樹脂は、1個〜4個の
炭素原子を含有するアルコールでエーテル化された、メ
ラミン−、尿素−、ベンゾグアナミン−ホルムアルデヒ
ド縮合物である。アミン樹脂は、透明塗膜形成組成物中
で樹脂固形分の重量に基づいて、約1重量%〜80重量
%、好ましくは10重量%〜50重量%の量で存在する;す
なわち、顔料研磨(grind)ビヒクルとして存在する塗
膜形成組成物中の樹脂固形分は、この重量比に含まれな
い。
塗膜形成組成物はまた、好ましくは触媒を含有し、ア
ミノ樹脂と架橋可能な基との硬化を促進させる。適切な
触媒の例は酸性の物質であり、そしてスルホン酸または
置換スルホン酸(例えば、p−トルエンスルホン酸)を
包含する。触媒は、通常、全樹脂固形分の重量に基づい
て、約0.5重量%〜5.0重量%、好ましくは約1重量%〜
2重量%の量で存在する。任意の成分(例えば、可塑
剤、界面活性剤、流動制御剤、揺変剤(thixotropic ag
ent)、充填剤、有機助溶剤、抗酸化剤、紫外線吸収
剤、および当該分野における従来の類似の添加剤が組成
物中に含まれ得る。これらの成分は、代表的には全樹脂
固形分の重量に基づいて25重量%までで存在する。
本発明の水性塗料組成物は、着色プラス透明複合体塗
料における透明なトップコートを塗布する、色素着色さ
れたベースコートとして用いられ得る。
水性塗料組成物は、任意の従来のコーティング技術
(例えば、はけ塗り、吹き付け塗り、浸し塗り、または
流し塗り)により下地に塗布され得るが、吹き付け塗り
が優れた光沢のため好ましい。圧縮エアースプレー、静
電塗り、および手動または自動方法のいずれかのよう
な、任意の公知の吹き付け塗り技術が用いられ得る。水
性塗料組成物が、ベースコートとして使用される場合、
トップコートまたはクリアコートは、予め塗布された塗
料をフラッシュ(flush)した(すなわち、約1分間〜2
0分間、室内の条件に曝された)後、ベースコートに塗
布され得る。さらに1つより多くのベースコートおよび
複数のトップコートが塗布され得、最適な外観を作り出
し得る。
塗料組成物の塗布後、コーティングされた下地は加熱
され、塗料が硬化される。硬化操作において、溶剤は除
去され、そして塗料の塗膜形成物質が架橋される。加熱
または硬化操作は、通常160゜F〜350゜F(71℃〜177
℃)の範囲の温度で行われるが、必要であれば、架橋メ
カニズムを活性化させる必要に応じて、より低いまたは
より高い温度が使用され得る。塗料の厚みは、通常約0.
5ミル〜5ミル、好ましくは1.2ミル〜3ミル(30.48ミ
クロン〜76.2ミクロン)である。
本発明は、さらに以下の実施例を参照して記載され
る。他の指示がない限り、全ての部は重量に基づく。
以下の実施例(1〜5)は、種々のベンズアルデヒド
イミン誘導体の調製を示す。実施例6〜12は、種々のN
−アシルアミノメチレンホスホネートの調製におけるこ
れらの誘導体の使用を示し、そして実施例14〜20は、ア
ルミニウム顔料を含有する水性塗料組成物中の、気体発
生阻害剤としてのこれらのN−アシルアミノメチレンホ
スホネートの使用を示す。比較のために、気体発生を阻
害するクロム処理したアルミニウム顔料含有水性ベース
コートを実施例13にて評価し、従来技術の気体発生阻害
剤を含有する2つの水性アルミニウム顔料含有塗料組成
物(実施例21および22)も同様である。気体発生阻害剤
を有さない水性アルミニウム顔料含有塗料組成物もま
た、比較の目的のために挙げられている(実施例23)。
実施例1 ベンズアルデヒドイミン誘導体を以下のようにして調
製した: 成分 重量(g) 供給物A: ベンズアルデヒド 849g 供給物B: ARMEEN CD1 1632g 供給物C: キシレン 66g p−トルエンスルホン酸 1.0g 1Armak Chemicals Co.より入手可能な、8個〜14個の
炭素原子を含有する脂肪族脂肪アミン。
フラスコに供給物Aを仕込み、そして不活性窒素雰囲気
下で室温にて撹拌した。次いで、供給物Bを2時間にわ
たって添加した。その間、温度が52℃に達した。次い
で、供給物Cを添加し、温度を110℃まで上昇させた。
溶液をこの温度で撹拌しながら水を除去し、そしてこれ
を赤外分析がベンズアルデヒドの完全な消費を示すまで
行った。キシレンを減圧下で除去して、黄褐色の液体を
得た。
実施例2 ベンズアルデヒドイミン誘導体を以下のようにして調
製した: 成分 重量(g) 供給物A: ベンズアルデヒド 982g 供給物B: ベンジルアミン 991g 供給物C: キシレン 103g p−トルエンスルホン酸 0.98g フラスコに供給物Aを仕込み、そして不活性窒素雰囲気
下で室温にて撹拌した。次いで、供給物Bを30分間にわ
たって添加した。その間、温度が76℃に達した。次い
で、供給物Cを添加し、温度を110℃まで上昇させた。
溶液をこの温度で撹拌しながら水を除去し、そしてこれ
を赤外分析がベンズアルデヒドの完全な消費を示すまで
行った。キシレンを減圧下で除去して、黄褐色の液体を
得た。生成物を、N−メチルピロリドンを用いて80%の
固形物に希釈した。
実施例3 ベンズアルデヒドイミン誘導体を以下のようにして調
製した: 成分 重量(g) 供給物A: 3−ニトロベンズアルデヒド 491g 供給物B: ベンジルアミン 348g 供給物C: キシレン 44g p−トルエンスルホン酸 0.4g フラスコに供給物Aを仕込み、そして不活性窒素雰囲気
下で室温にて撹拌した。次いで、供給物Bを30分間にわ
たって添加した。その間、温度が44℃に達した。次い
で、供給物Cを添加し、温度を110℃まで上昇させた。
溶液をこの温度で撹拌しながら水を除去し、そしてこれ
を赤外分析がベンズアルデヒドの完全な消費を示すまで
行った。キシレンを減圧下で除去して、黄褐色の液体を
得た。生成物を、N−メチルピロリドンを用いて80%の
固形物に希釈した。
実施例4 ベンズアルデヒドイミン誘導体を以下のようにして調
製した: フラスコに供給物Aを仕込み、そして不活性窒素雰囲気
下で室温にて撹拌した。次いで、供給物Bを30分間にわ
たって添加した。その間、温度が54℃に達した。次い
で、供給物Cを添加し、温度を120℃まで上昇させた。
溶液をこの温度で撹拌しながら水を除去し、そしてこれ
を赤外分析がベンズアルデヒドの完全な消費を示すまで
行った。キシレンを減圧下で除去して、黄褐色の液体を
得た。
実施例5 ベンズアルデヒドイミン誘導体を以下のようにして調
製した: 成分 重量(g) 供給物A: ベンズアルデヒド 1061g 供給物B: エチレンジアミン 300g 供給物C: キシレン 71g p−トルエンスルホン酸 0.10g フラスコに供給物Aを仕込み、そして不活性窒素雰囲気
下で室温にて撹拌した。次いで、供給物Bを30分間にわ
たって添加した。その間、温度が60℃に達した。次い
で、供給物Cを添加し、温度を120℃まで上昇させた。
溶液をこの温度で撹拌しながら水を除去し、そしてこれ
を赤外分析がベンズアルデヒドの完全な消費を示すまで
行った。キシレンを減圧下で除去して、黄褐色の液体を
得た。
実施例6 気体発生阻害剤を以下のようにして調製した: フラスコに供給物Aを仕込み、そして不活性窒素雰囲気
下で80℃まで加熱した。次いで、供給物Bを1.5時間に
わたって添加した。供給物Bの開始15分後、供給物Cを
1.5時間にわたって添加した。添加を完了した後、温度
を120℃まで上昇させ、そして7時間保持した。供給物
Dを添加した。次いで、温度を180℃まで上昇させ、そ
して酸価が62になるまで保持した。生成物を、プロピレ
ングリコールモノプロピルエーテル(PROPASOL Pとして
Union Carbide Companyより入手可能)を用いて50%の
固形分含量まで希釈した。最終生成物は、45の酸価を有
し、そしてポリスチレン標準を用いるゲルパーミエーシ
ョンクロマトグラフィーにより測定したところ、2450の
数平均分子量を有していた。
実施例7 気体発生阻害剤を以下のようにして調製した: フラスコに供給物Aを仕込み、そして不活性窒素雰囲気
下で80℃まで加熱した。次いで、供給物Bを1.5時間に
わたって添加した。供給物Bの開始15分後、供給物Cを
1.5時間にわたって添加した。添加を完了した後、温度
を120℃まで上昇させ、そして8時間保持した。供給物
Dを添加した。次いで、温度を180℃まで上昇させ、そ
して酸価が71になるまで保持した。生成物を、PROPASOL
Pを用いて50%の固形分含量まで希釈した。最終生成物
は、53の酸価を有し、そしてポリスチレン標準を用いる
ゲルパーミエーションクロマトグラフィーにより測定し
たところ、2300の数平均分子量を有していた。
実施例8 気体発生阻害剤を以下のようにして調製した: フラスコに供給物Aを仕込み、そして不活性窒素雰囲気
下で80℃まで加熱した。次いで、供給物Bを1.5時間に
わたって添加した。供給物Bの開始15分後、供給物Cを
1.5時間にわたって添加した。添加を完了した後、温度
を120℃まで上昇させ、そして4時間保持した。供給物
Dを添加した。温度を180℃まで上昇させ、そして酸価
が84になるまで保持した。生成物を冷却し、PROPASOL P
を用いて46.2%の固形分含量まで希釈した。最終生成物
は、65の酸価とJのガードナー−ホルト粘度とを有し、
そしてポリスチレン標準を用いるゲルパーミエーション
クロマトグラフィーにより測定したところ、3266の数平
均分子量を有していた。
実施例9 気体発生阻害剤を以下のようにして調製した: フラスコに供給物Aを仕込み、そして不活性窒素雰囲気
下で80℃まで加熱した。次いで、供給物Bを1.5時間に
わたって添加した。供給物Bの開始15分後、供給物Cを
1.5時間にわたって添加した。添加を完了した後、温度
を120℃まで上昇させ、そして2時間保持した。混合物
を80℃まで冷却し、次いで、供給物Dを添加した。温度
を90℃まで上昇させ、そしてエポキシが完全になくなる
まで保持した。生成物を冷却し、そしてPROPASOL Pを用
いて54.7%の固形分含量まで希釈した。最終生成物は、
78.5の酸価を有し、そしてポリスチレン標準を用いるゲ
ルパーミエーションクロマトグラフィーにより測定した
ところ、3220の数平均分子量を有していた。
実施例10 気体発生阻害剤を以下のようにして調製した: フラスコに供給物Aを仕込み、そして不活性窒素雰囲
気下で80℃まで加熱した。次いで、供給物Bを1.5時間
にわたって添加した。供給物Bの開始15分後、供給物C
を1.5時間にわたって添加した。添加を完了した後、温
度を120℃まで上昇させ、そして7時間保持した。供給
物Dを添加した。次いで、温度を180℃まで上昇させ、
そして酸価が77になるまで保持した。生成物を、PROPAS
OL Pを用いて50%の固形分含量まで希釈した。最終生成
物は、59.4の酸価を有し、そしてポリスチレン標準を用
いるゲルパーミエーションクロマトグラフィーにより測
定したところ、908の数平均分子量を有していた。
実施例11 気体発生阻害剤を以下のようにして調製した: フラスコに供給物Aを仕込み、そして不活性窒素雰囲気
下で80℃まで加熱した。次いで、供給物Bを1.5時間に
わたって添加した。供給物Bの開始15分後、供給物Cを
1.5時間にわたって添加した。添加を完了した後、温度
を120℃まで上昇させ、そして2時間保持した。供給物
Dを添加した。次いで、温度を180℃まで上昇させ、そ
して酸価が77になるまで保持した。生成物を、PROPASOL
Pを用いて50%の固形分含量まで希釈した。最終生成物
は、59.4の酸価を有し、そしてポリスチレン標準を用い
るゲルパーミエーションクロマトグラフィーにより測定
したところ、614の数平均分子量を有していた。
実施例12 気体発生阻害剤を以下のようにして調製した: フラスコに供給物Aを仕込み、そして不活性窒素雰囲気
下で80℃まで加熱した。次いで、供給物Bを1.5時間に
わたって添加した。供給物Bの開始15分後、供給物Cを
1.5時間にわたって添加した。添加を完了した後、温度
を120℃まで上昇させ、そして4時間保持した。供給物
Dを添加した。次いで、温度を180℃まで上昇させ、そ
して酸価が68になるまで保持した。生成物を、PROPASOL
Pを用いて50%の固形分含量まで希釈した。最終生成物
は、51の酸価を有し、そしてポリスチレン標準を用いる
ゲルパーミエーションクロマトグラフィーにより測定し
たところ、3300の数平均分子量を有していた。
実施例13 BWB−9021としてPPG Industries Inc.より入手可能
な、銀色ベースコート組成物を調製した。このベースコ
ートは、クロム処理したアルミニウム顔料を含有し、気
体発生を阻害する。
実施例14〜23 クロム処理したアルミニウム顔料を、TOYO Aluminum
K.K.より入手可能な中間サイズのアルミニウムフレーク
顔料、および以下のような気体発生阻害剤に置き換え
て、実施例13の銀色ベースコート組成物を調製した: プレミックス1および2を別々に調製し、そして撹拌し
ながらプレミックス2をプレミックス1に添加した。最
終組成物は、38%の固形分含量、8.7〜8.9のpH、および
#4フォードカップを用いて測定したところ、24秒の粘
度を有していた。
実施例13〜23のベースコート組成物を、以下のように
耐気体発生性について試験した:ベースコートを、一定
の温度浴(40℃)に浸漬したエーレンマイヤーフラスコ
に入れた。倒立(inverted)気体ビュレットにそれぞれ
のフラスコを接続したチューブを水で満たした。各ベー
スコートから発生した気体の量を、ビュレット中の水の
置換により、ミリリットルで7日間測定した。
ベースコートを、約75゜F(23.9℃)の温度および約6
0%の相対湿度にて、電着塗装したスチールパネルに、
2回の塗料の吹き付けにより塗布した。90秒のフラッシ
ュ時間を、2回のベースコートの塗布の間に与えた。2
回目のベースコートの塗布後、DIAMOND COATとしてPPG
Industries,Inc.より入手可能な酸で硬化するポリエポ
キシクリアコート組成物を塗布する前に、約5分の予備
焼き付け時間を200゜F(93.3℃)で与えた。米国特許第
5,196,485号を参照のこと。クリアコート組成物を、塗
布間に75゜F(23.9℃)で90秒のフラッシュを用いた2
回の塗布によりベースコートが塗布されたパネルに塗布
した。285゜F(140.6℃)まで30分間加熱してベースコ
ートとクリアコートとの両方を硬化させる前に、75゜F
(23.9℃)で10分間〜15分間の空気フラッシュと、140
゜F(60℃)で10分間〜15分間のフラッシュを複合体塗
料に行った。これらのパネルを水平な位置で硬化させ
た。
硬化した塗膜を、光沢、像の明瞭性(distinctness o
f image)(DOI)、および硬化後の最初と湿度試験後と
の両方のクロスハッチ接着性について評価した。
光沢を、Hunter Lab.より市販されている光沢計を用
いて、20゜の角度で測定した。
DOIを、Cheltenham、PennsylvaniaのI2Rより市販され
ているGlow Box Model GB11−87を用いて測定した。
コーティングしたパネルの耐湿性を、100%の相対湿
度で120時間120゜F(48.9℃)にて操作する湿度チャン
バ内でコーティングしたパネルを保持することにより試
験した。
コーティングした下地に「クロスハッチ」パターンを
用いて線を引き、そして線(scribe)の上に接着テープ
の一片をしっかりと付けることにより、Paul N.Gardner
Company,Inc.より市販されているペイント接着性試験
キットで、インターコートの接着性をASTM D 3359の試
験方法を用いて測定した。次いで、テープを剥離し、そ
して塗料層の剥離について下地を検査した。テープによ
り剥離された塗料物質の面積および層に基づいて、0
(「塗料が完全に脱落(failure)」)から5(「剥離
なし」の範囲で評価を行った。
実施例13〜23の塗料の特性を、以下の表Iおよび表II
に示す。表IIは、湿度試験前後の特性を示す。
表I 実施例 発生した水素(ml) 13(クロム処理したAl) 5 14 7 15 13 16 12 17 12 18 5 19 34 20 5 21(比較例) 10 22(比較例) 72 23(未処理のAl) >200 表Iに示される結果は、本発明の気体発生阻害剤がク
ロム処理したアルミニウムおよび従来技術の気体発生阻
害剤と同様に効果的に気体発生を低減させることを示
す。
表IIに示されるように、本発明の気体発生阻害剤を含
有する塗料組成物は、クロム処理したアルミニウムを含
有する塗料組成物よりも良好な接着性、光沢、およびDO
I特性を有していた。
フロントページの続き (72)発明者 オルソン, カート ジー. アメリカ合衆国 ペンシルバニア 15044, ギブソニア,ベーカーズタウ ン ロード 3935 (72)発明者 プール, ジェイムズ イー. アメリカ合衆国 ペンシルバニア 15044, ギブソニア,ボックス 376, アール.ディー.2, ステート ロ ード (番地なし) (72)発明者 メイヤー, ダグラス ダブリュー. アメリカ合衆国 ペンシルバニア 15090, ウェックスフォード,サリス バリー コート 2615 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C08F 8/00 - 8/40

Claims (14)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】以下の一般式のN−アシルアミノメチレン
    ホスホネート: ここで、該N−アシルアミノメチレンホスホネートは、 N−アシルアミノメチレンホスホン酸と、 (iv)ヒドロキシル基含有ポリマー、またはエポキシ基
    含有ポリマー、 との反応生成物であり、 ここで、該N−アシルアミノメチレンホスホン酸は、 以下の構造を有する化合物(A)と: (iii)無水物、ラクトン、またはモノイソシアネート
    との 反応生成物であり、 ここで、化合物(A)は、 (i)以下の構造を有するイミン誘導体と: (ii)亜リン酸 との反応生成物であり、 ここで、R1は、水素、1個から25個の炭素原子を有する
    脂肪族基、または6個から25個の炭素原子を有する芳香
    族基であり;R2は、水素、1個から25個の炭素原子を有
    する脂肪族基、または6個から25個の炭素原子を有する
    芳香族基であり;そしてR3は、該ヒドロキシル基含有ポ
    リマーまたは該エポキシ基含有ポリマーと、該N−アシ
    ルアミノメチレンホスホン酸中の以下の基 の酸性水素との上記反応後に残存する基であり、そして R5は、1個〜25個の炭素原子を有する脂肪族基または6
    個〜25個の炭素原子を有する芳香族基、あるいは脂肪族
    または芳香族置換されたアミノ基(これらの中におい
    て、該脂肪族基は少なくとも1個の炭素原子を含有し、
    そして該芳香族基は少なくとも6個の炭素原子を含有す
    る)である。
  2. 【請求項2】以下の一般式のN−アシルアミノメチレン
    ホスホネート: ここで、該N−アシルアミノメチレンホスホネートは、 N−アシルアミノメチレンホスホン酸と、 (iv)ヒドロキシル基含有ポリマー、またはエポキシ基
    含有ポリマー、 との反応生成物であり、 ここで、該N−アシルアミノメチレンホスホン酸は、 以下の構造を有する化合物(A)と: (iii)無水物、ラクトン、またはモノイソシアネート
    との 反応生成物であり、 ここで、化合物(A)は、 (i)以下の構造を有するイミン誘導体と: (ii)亜リン酸 との反応生成物であり、 ここで、R1は、水素、1個から25個の炭素原子を有する
    脂肪族基、または6個から25個の炭素原子を有する芳香
    族基であり;R2は、水素、1個から25個の炭素原子を有
    する脂肪族基、または6個から25個の炭素原子を有する
    芳香族基であり;R3は、該ヒドロキシル基含有ポリマー
    または該エポキシ基含有ポリマーと、該N−アシルアミ
    ノメチレンホスホン酸中の以下の基 の酸性水素との上記反応後に残存する基であり; そしてR4は、該無水物、該ラクトン、または該モノイソ
    シアネート、およびそれらの混合物からなる群より選択
    されるメンバーと、 該化合物(A)中の以下の基 のアミノ水素 との上記反応後に残存する基であり、ここで、R1および
    R2は上記に定義された通りである。
  3. 【請求項3】前記メンバーが無水物である、請求項2に
    記載のN−アシルアミノメチレンホスホネート。
  4. 【請求項4】前記メンバーがラクトンである、請求項2
    に記載のN−アシルアミノメチレンホスホネート。
  5. 【請求項5】以下の一般式のN−アシルアミノメチレン
    ホスホネート: ここで、該N−アシルアミノメチレンホスホネートは、 N−アシルアミノメチレンホスホン酸と、 (iv)ヒドロキシル基含有ポリマー、またはエポキシ基
    含有ポリマー、 との反応生成物であり、 ここで、該N−アシルアミノメチレンホスホン酸は、 以下の構造を有する化合物(A)と: (iii)無水物、ラクトン、またはモノイソシアネート との反応生成物であり、 ここで、化合物(A)は、 (i)以下の構造を有するイミン誘導体と: (ii)亜リン酸 との反応生成物であり、 ここで、R1は、水素、1個から25個の炭素原子を有する
    アルキル、または6個から25個の炭素原子を有するアリ
    ールであり;R2は、水素、1個から25個の炭素原子を有
    するアルキル、または6個から25個の炭素原子を有する
    アリールであり;R3は、該ヒドロキシル基含有ポリマー
    または該エポキシ基含有ポリマーと、該N−アシルアミ
    ノメチレンホスホン酸中の以下の基 の酸性水素との上記反応後に残存する基であり;そして
    R5は、1個から25個の炭素原子を有する脂肪族基、6個
    から25個の炭素原子を有する芳香族基、あるいは脂肪族
    または芳香族置換アミノ基であり、該アミノ基におい
    て、該脂肪族基が1個から25個の炭素原子を含有し、か
    つ該芳香族基が6個から25個の炭素原子を含有する。
  6. 【請求項6】以下の一般式のN−アシルアミノメチレン
    ホスホネート: ここで、該N−アシルアミノメチレンホスホネートは、 N−アシルアミノメチレンホスホン酸と、 (iv)ヒドロキシル基含有ポリマー、またはエポキシ基
    含有ポリマー、 との反応生成物であり、 ここで、該N−アシルアミノメチレンホスホン酸は、 以下の構造を有する化合物(A)と: 環状無水物 との反応生成物であり、 ここで、化合物(A)は、 (i)以下の構造を有するイミン誘導体と: (ii)亜リン酸 との反応生成物であり、 ここで、R1は、水素、1個から25個の炭素原子を有する
    脂肪族基、または6個から25個の炭素原子を有する芳香
    族基であり;R2は、水素、1個から25個の炭素原子を有
    する脂肪族基、または6個から25個の炭素原子を有する
    芳香族基であり;R3は、該ヒドロキシル基含有ポリマー
    または該エポキシ基含有ポリマーと、該N−アシルアミ
    ノメチレンホスホン酸中の以下の基 の酸性水素との上記反応後に残存する基であり; そしてR8およびR9は、独立して水素または1個から25個
    の炭素原子を有する脂肪族基、あるいは6個から25個の
    炭素原子を有する芳香族基であるか、もしくはR8はR9
    結合し、そして5または6員環を形成し; そしてR10は、水素であるか、あるいはR10は、該ヒドロ
    キシル基含有ポリマーまたは該エポキシ基含有ポリマー
    と、化合物(A)と該環状無水物との該反応生成物中の
    以下の基 の酸性水素との上記反応後に残存する基である。
  7. 【請求項7】以下の一般式のN−アシルアミノメチレン
    ホスホネート: ここで、該N−アシルアミノメチレンホスホネートは、 N−アシルアミノメチレンホスホン酸と、 (iv)ヒドロキシル基含有ポリマー、またはエポキシ基
    含有ポリマー、 との反応生成物であり、 ここで、該N−アシルアミノメチレンホスホン酸は、 以下の構造を有する化合物(A)と: (iii)ラクトン との反応生成物であり、 ここで、化合物(A)は、 (i)以下の構造を有するイミン誘導体と: (ii)亜リン酸 との反応生成物であり、 ここで、R1は、水素、1個から25個の炭素原子を有する
    脂肪族基、または6個から25個の炭素原子を有する芳香
    族基であり;R2は、水素、1個から25個の炭素原子を有
    する脂肪族基、または6個から25個の炭素原子を有する
    芳香族基であり; そしてR3は、該ヒドロキシル基含有ポリマーまたは該エ
    ポキシ基含有ポリマーと、該N−アシルアミノメチレン
    ホスホン酸中の以下の基 の酸性水素との上記反応後に残存する基であり; R6およびR7が、それぞれ水素、1個から10個の炭素原子
    を有するアルキルであり;そしてnが1から3の整数で
    ある。
  8. 【請求項8】水性塗料組成物であって、 塗膜形成ポリマーと、通常は水または湿気と反応して水
    素ガスを放出し、有効量の以下の一般式のN−アシルア
    ミノメチレンホスホネート: を該水性塗料組成物中に添加することにより、気体発生
    に対して安定化されるメタリック顔料とを含有し、 ここで、該N−アシルアミノメチレンホスホネートは、 N−アシルアミノメチレンホスホン酸と、 (iv)ヒドロキシル基含有ポリマー、またはエポキシ基
    含有ポリマー、 との反応生成物であり、 ここで、該N−アシルアミノメチレンホスホン酸は、 以下の構造を有する化合物(A)と: (iii)無水物、ラクトン、またはモノイソシアネート との反応生成物であり、 ここで、化合物(A)は、 (i)以下の構造を有するイミン誘導体と: (ii)亜リン酸 との反応生成物であり、 ここで、R1が、水素、1個から25個の炭素原子を有する
    脂肪族基、または6個から25個の炭素原子を有する芳香
    族基であり;R2が、水素、1個から25個の炭素原子を有
    する脂肪族基、または6個から25個の炭素原子を有する
    芳香族基であり;そしてR3が、水素であるか、あるいは
    R3が該ヒドロキシル基含有ポリマーまたは該エポキシ基
    含有ポリマーと、該N−アシルアミノメチレンホスホン
    酸中の以下の基 の酸性水素との上記反応後に残存する基であり、そして R5は、1個〜25個の炭素原子を有する脂肪族基または6
    個〜25個の炭素原子を有する芳香族基、あるいは脂肪族
    または芳香族置換されたアミノ基(これらの中におい
    て、該脂肪族基は少なくとも1個の炭素原子を含有し、
    そして該芳香族基は少なくとも6個の炭素原子を含有す
    る)である、 水性塗料組成物。
  9. 【請求項9】水性塗料組成物であって、 塗膜形成ポリマーと、 通常は水または湿気と反応して水素ガスを放出し、有効
    量の以下の一般式のN−アシルアミノメチレンホスホネ
    ート: を該水性塗料組成物中に添加することにより、気体発生
    に対して安定化されるメタリック顔料とを含有し、 ここで、該N−アシルアミノメチレンホスホネートは、 N−アシルアミノメチレンホスホン酸と、 (iv)ヒドロキシル基含有ポリマー、またはエポキシ基
    含有ポリマー、 との反応生成物であり、 ここで、該N−アシルアミノメチレンホスホン酸は、 以下の構造を有する化合物(A)と: (iii)無水物、ラクトン、またはモノイソシアネート との反応生成物であり、 ここで、化合物(A)は、 (i)以下の構造を有するイミン誘導体と: (ii)亜リン酸 との反応生成物であり、 ここで、R1が、水素、1個から25個の炭素原子を有する
    脂肪族基、または6個から25個の炭素原子を有する芳香
    族基であり;R2が、水素、1個から25個の炭素原子を有
    する脂肪族基、または6個から25個の炭素原子を有する
    芳香族基であり; R3が、水素であるか、あるいはR3が、該ヒドロキシル基
    含有ポリマーまたは該エポキシ基含有ポリマーと、該N
    −アシルアミノメチレンホスホン酸中の以下の基 の酸性水素との上記反応後に残存する基であり; そしてR4が、該無水物、該ラクトン、または該モノイソ
    シアネート、およびそれらの混合物からなる群より選択
    されるメンバーと、該化合物(A)中の以下の基 のアミノ水素との反応後に残存する基であり、ここで、
    R1およびR2が上記に定義された通りである、水性塗料組
    成物。
  10. 【請求項10】前記メンバーが無水物である、請求項9
    に記載の水性塗料組成物。
  11. 【請求項11】前記メンバーがラクトンである、請求項
    9に記載の水性塗料組成物。
  12. 【請求項12】水性塗料組成物であって、 塗膜形成ポリマーと、 通常は水または湿気と反応して水素ガスを放出し、有効
    量の以下の一般式のN−アシルアミノメチレンホスホネ
    ート: を該水性塗料組成物中に添加することにより、気体発生
    に対して安定化されるメタリック顔料とを含有し、 ここで、該N−アシルアミノメチレンホスホネートは、 N−アシルアミノメチレンホスホン酸と (iv)ヒドロキシル基含有ポリマー、またはエポキシ基
    含有ポリマー、 との反応生成物であり、 ここで、該N−アシルアミノメチレンホスホン酸は、 以下の構造を有する化合物(A)と: (iii)無水物、ラクトン、またはモノイソシアネート との反応生成物であり、 ここで、化合物(A)は、 (i)以下の構造を有するイミン誘導体と: (ii)亜リン酸 との反応生成物であり、 ここで、R1が、水素、1個から25個の炭素原子を有する
    脂肪族基、または6個から25個の炭素原子を有する芳香
    族基であり;R2が、水素、1個から25個の炭素原子を有
    する脂肪族基、または6個から25個の炭素原子を有する
    芳香族基であり; R3が、水素であるか、あるいはR3が、該ヒドロキシル基
    含有ポリマーまたは該エポキシ基含有ポリマーと、該N
    −アシルアミノメチレンホスホン酸中の以下の基 の酸性水素との上記反応後に残存する基であり; そしてR5が、1個から25個の炭素原子を有する脂肪族
    基、6個から25個の炭素原子を有する芳香族基、あるい
    は脂肪族または芳香族置換アミノ基であり、該アミノ基
    において、該脂肪族基が1個から25個の炭素原子を含有
    し、かつ該芳香族基が6個から25個の炭素原子を含有す
    る、水性塗料組成物。
  13. 【請求項13】前記成分(iii)が環状無水物であり、
    そして前記N−アシルアミノメチレンホスホネートが以
    下の一般式: を有し、ここで、R8およびR9が、独立して水素、または
    1個から25個の炭素原子を有する脂肪族基、または6個
    から25個の炭素原子を有する芳香族基であるか、もしく
    はR8がR9に結合し、そして5または6員環を形成し;そ
    してR10が、水素であるか、あるいはR10が、該ヒドロキ
    シル基含有ポリマーまたは該エポキシ基含有ポリマー
    と、化合物(A)と該環状無水物との反応生成物中の以
    下の基 の酸性水素との上記反応後に残存する基である、請求項
    8に記載の水性塗料組成物。
  14. 【請求項14】前記成分(iii)がラクトンであり、そ
    して前記N−アシルアミノメチレンホスホネートが以下
    の一般式: を有し、ここで、R6およびR7が、それぞれ水素、または
    1個から10個の炭素原子を有するアルキルであり、そし
    てnが1から3の整数である、請求項8に記載の水性塗
    料組成物。
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