JP3100416U - 手品用リング - Google Patents

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Abstract

【課題】素人でも容易にリングの連結操作を実行できるようにした手品用リングを提供する。
【解決手段】リング1の開口部3の片側に形成された空洞部の端部に開口部3を閉塞する連結片5を揺動自在に枢着すると共に、該連結片5の枢着部側を弾性部材で張引して空洞部内に係止することにより該弾性片5を元の状態に復帰可能にし、通常は開口部3を連結片5で閉じた状態に見せ、一方のリングを他方のリング1の連結片5に押し込むことによって開いた開口部3に一方のリングを挿入して連結状態とするようにした。
【選択図】図1

Description

 本考案は、リングに設けられた開口部に他のリングを挿入することによって双方のリングが互いに連結された状態にされる手品用リングに関するものである。
 従来の手品用リングは、図5に示すように開口部のない完全な環状のリング11と開口部13を有するリング12とを使用する。そして、図6(a)に示すように、一方の手の人差し指等でリング12の開口部13を塞いで観客側から開口部13が見えない状態にし、他方の手に持ったリング11を一方のリング12の開口部13に挿入することによって、図6(b)に示すように、まるで2個の完全な環状のリングが互いに連結されたかのように見せることが可能となる。
 ところが、上記の手品を素人が行なう場合、観客側から開口部13が見えないようにして一方のリング11を他方のリング12の開口部13に挿入することは、非常に難しく、熟練を要するものであった。
 また、上記の従来のリングは、観客に見せるとき、常に、一方のリング12の開口部13を指で塞いでおく必要があるため、そのような操作は困難であるうえ、下手をすると観客に見破られてしまうという欠点があった。
 ところで、手品用リングの改良技術等を調査した結果、適当なものは見出し得なかったのであるが、リング形状をした手品具としては下記の特許文献1に挙げるものがあった。
 ところが、この文献に記載されている手品具は、単独のリング形状に関するものであり、本考案のように2個のリングを互いに連結するようにしたものではない。
実公昭62−18199号公報
 本考案は、上記のような事情に鑑みてなされたもので、リングに設けられた開口部に他のリングを挿入することによって双方のリングが互いに連結された状態にされる手品用リングにおいて、開口部の設けられたリングを開口部の見えない完全な環状のリング形状にし、素人でも容易にリングの連結操作を実行できるようにした手品用リングを提供することを目的とする。
 上記の目的を達成するために、本考案の請求項1の手品用リングは、リングに設けられた開口部に他のリングを挿入することによって双方のリングが連結された状態となる手品用リングにおいて、一方のリングに設けられた開口部の片側に空洞部が形成され、該空洞部の端部に前記開口部を閉塞する連結片を揺動自在に枢着すると共に、該連結片の枢着部側を弾性部材で張引して空洞部内に係止することにより該弾性片を元の状態に復帰可能にし、通常は前記開口部を前記連結片で閉じた状態に見せ、一方のリングを他方のリングの連結片に押し込むことによって開いた開口部に前記一方のリングを挿入して連結状態とするようにしたことを特徴とする。
 また、本考案の請求項2の手品用リングは、請求項1において、前記連結片の枢着部が半球形に形成された状態で前記リングの空洞部側の端部に結合されたことによって該連結片の任意方向への揺動を円滑に行なうようにしたことを特徴とする。
 さらに、本考案の請求項3の手品用リングは、請求項1または2において、前記弾性部材はコイルバネであることを特徴とする。
 本考案による手品用リングは、一方のリングに設けられた開口部を連結片で閉塞してあるため、通常の外観は、開口部のない完全な環状を有するリングとなり、このリングと他のリングとを組合せて観客に見せると、外観はいずれも完全な環状を有するリングの組み合せとして認識される。
 そして、このリングの組合せのうち、一方のリングを他方のリングの連結片に押し込むことによって開いた開口部に一方のリングを挿入して連結状態とすることによって、観客には、完全な環状を有するリング同士が連結したかのように見えて、手品としての楽しみを十分に得ることができる。
 また、本考案の構成においては、連結片に対する外力を取り除くことによって該連結片は弾性部材によって元の状態に復帰し、リングの開口部を閉塞状態にして、外見は開口部のない完全な環状のリングに見せることができる。
 以上のような本考案によれば、外観は完全な環状を有するリングがその開口部に設けられた連結片を他のリングで押し込むことによって連結状態となり、この連結状態で双方のリングは元の完全な環状のリングに復帰するため、素人でも、容易且つ上手に手品を見せることが可能となる。
 以下、本考案の実施例について図面を参照しながら説明する。
 本考案による手品用リング1は、図1に示すように、外見は完全な環状のリングに見えるように形成されたものである。なお、図1のリング1は、図2に示すように、もう1個の完全な環状のリング2と組み合わせて使用するものである。
 そこで、本考案のリングについて説明すると、組み合わせて使用される2個のリングのうち、図3に示すように、少なくとも一方のリング1に設けられた開口部3の片側に空洞部4が形成されている。このようなリング1は、内部が空洞にされたパイプ材を環状に形成することによって開口部3の片側に空洞部4が形成された構成としてもよいし、予め成形によって開口部3の片側付近のみに空洞部4を形成するようにしてもよい。また、開口部3の幅は他のリング2を余裕をもって挿通する程度のものとする。
 そして、本考案においては、図3に示すように、上記のようなリング1の開口部3における片側付近に設けられた空洞部4の端部に連結片5の半球形の枢着部6が結合されたことによって、該連結片5の任意方向への揺動を円滑に行ない、さらに連結片5の枢着部6側を弾性部材7で張引することにより、通常は開口部3を連結片5で閉じた状態にしている。
 本実施例においては、弾性部材7としてコイルバネを使用し、コイルバネの一端7aを連結片5の枢着部6に係止する一方、コイルバネの他端7bを空洞部4の内壁に設けられた係止孔8に係止することによってコイルバネ(弾性部材7)に張引力を作用させ、連結片5の枢着部6側を空洞部4の端部に揺動自在に枢着するようにしている。
 このような構成により、本実施例の手品用リングを使用するには、図4(a)に示すように、片手に持ったリング1の連結片5に他の片手に持ったリング2を当てて押し込むことにより、図4(b)に示すように、連結片5は弾性部材7の張引力に抗し枢着部6を中心に傾斜して開口部3に隙間を生じさせる結果、さらに押し込んだリング2を通過させることができる。そして、図4(c)に示すように、リング2による外力が解除されることによって連結片5は弾性部材7の張引力によって元の状態に復帰して開口部3を閉塞し、完全な環状のリング形状に復帰することとなる。
 上記のように、本実施例による手品用リング1は、他のリングを連結しない状態においては、図1または図3に示すように、開口部3を連結片5で閉じた完全な環状のリング形状に見せることができ、図4(b)に示すように、一方のリング2を他方のリング1の連結片5に押し込むことによって、図2に示すような連結状態とすることができ、外見は開口部のない完全な環状のリングが互いに連結されたかのように見せることができる。
 本考案の手品用リングは、一方のリングに設けられた開口部に連結片が閉塞された状態で枢着されているため、この連結片に他のリングを押し込んで挿入することにより、外見は完全な環状に見える双方のリングが互いに連結するかのように見せる手品用リングとして使用することができる。
本考案によるリングの外観図である。 本考案によるリングと他のリングとを連結した状態を示す外観図である。 本考案によるリングの開口部が連結片で閉塞された状態を示す一部断面部分図である。 (a)はリングの開口部の連結片に他のリングを当てた状態を示す一部断面部分図であり、(b)はリングの連結片を他のリングで押し込んで開口部に隙間を生じさせた状態を示す一部断面部分図であり、(c)はリングの開口部の連結片が元の位置に復帰した状態を示す一部断面部分図である。 従来の手品用リングの組み合わせを示す外観図である。 (a)及び(b)は従来の手品用リングの使用状況を示す外観図である。
符号の説明
1…開口部を有するリング
2…完全な環状のリング
3…開口部
4…空洞部
5…連結片
6…枢着部
7…弾性部材(コイルバネ)
7a…コイルバネの一端
7b…コイルバネの他端
8…係止孔

 

Claims (3)

  1. リングに設けられた開口部に他のリングを挿入することによって双方のリングが連結された状態となる手品用リングにおいて、一方のリングに設けられた開口部の片側に空洞部が形成され、該空洞部の端部に前記開口部を閉塞する連結片を揺動自在に枢着すると共に、該連結片の枢着部側を弾性部材で張引して空洞部内に係止することにより該弾性片を元の状態に復帰可能にし、通常は前記開口部を前記連結片で閉じた状態に見せ、一方のリングを他方のリングの連結片に押し込むことによって開いた開口部に前記一方のリングを挿入して連結状態とするようにしたことを特徴とする手品用リング。
  2. 前記連結片の枢着部が半球形に形成された状態で前記リングの空洞部側の端部に結合されたことによって該連結片の任意方向への揺動を円滑に行なうようにしたことを特徴とする請求項1記載の手品用リング。
  3. 前記弾性部材はコイルバネであることを特徴とする請求項1または2記載の手品用リング。

     
     
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0671729B2 (ja) 1992-06-26 1994-09-14 東芝イーエムアイ株式会社 光ディスク成形金型
JP2845394B2 (ja) 1993-12-22 1999-01-13 住友重機械プラスチックマシナリー株式会社 射出成形用金型

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