JP3107733B2 - 制振装置の設計方法 - Google Patents
制振装置の設計方法Info
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- JP3107733B2 JP3107733B2 JP07201904A JP20190495A JP3107733B2 JP 3107733 B2 JP3107733 B2 JP 3107733B2 JP 07201904 A JP07201904 A JP 07201904A JP 20190495 A JP20190495 A JP 20190495A JP 3107733 B2 JP3107733 B2 JP 3107733B2
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- Buildings Adapted To Withstand Abnormal External Influences (AREA)
- Vibration Prevention Devices (AREA)
- Bridges Or Land Bridges (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アクティブ型制振
装置の設計方法に関する。
装置の設計方法に関する。
【0002】
【従来の技術】通常、橋梁などにおける主塔を構築する
場合、作業性、安全性の面で、その作業部分の揺れが所
定範囲内に収まるように、制振装置が設置されている。
場合、作業性、安全性の面で、その作業部分の揺れが所
定範囲内に収まるように、制振装置が設置されている。
【0003】そして、この制振装置は、重錘を所定の周
期でもって振動させるものであり、各作業工程に応じ
て、それぞれ最適となるように、各重錘の重さおよびそ
の振動周期が選択されている。
期でもって振動させるものであり、各作業工程に応じ
て、それぞれ最適となるように、各重錘の重さおよびそ
の振動周期が選択されている。
【0004】ところで、主塔を構築する場合、主塔の構
築高さに応じて、段階ごとに、最適な重錘の重さおよび
振動周期すなわち駆動用モータの仕様を決定する必要が
あり、従来、主塔の作業工程に応じて、設計者が、その
都度、許容振幅を基にして、重錘の重さ、駆動用モータ
の仕様(容量、回転数など)を計算していた。
築高さに応じて、段階ごとに、最適な重錘の重さおよび
振動周期すなわち駆動用モータの仕様を決定する必要が
あり、従来、主塔の作業工程に応じて、設計者が、その
都度、許容振幅を基にして、重錘の重さ、駆動用モータ
の仕様(容量、回転数など)を計算していた。
【0005】例えば、主塔における各振動モードに対し
て、許容振幅値から、重錘の重さを求め、次にこの重錘
を使用した場合の振動周期から、駆動用モータの容量お
よび回転数を求め、さらにこれら容量および回転数のデ
ータから、実用可能なモータが選択されている。
て、許容振幅値から、重錘の重さを求め、次にこの重錘
を使用した場合の振動周期から、駆動用モータの容量お
よび回転数を求め、さらにこれら容量および回転数のデ
ータから、実用可能なモータが選択されている。
【0006】しかし、このとき、計算により求められた
モータの容量または回転数が非実用的なものである場合
には、重錘の重さを小さくしてその個数を増やし、そし
て再度、同じ計算が行われて、最適なモータが選択され
ていた。
モータの容量または回転数が非実用的なものである場合
には、重錘の重さを小さくしてその個数を増やし、そし
て再度、同じ計算が行われて、最適なモータが選択され
ていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、重錘
および駆動用モータを選択する際に、何回も、計算を行
う必要があり、しかも構造物の各作業工程においてかつ
多くの振動モードについて、上記のような計算を行う必
要があり、非常に、面倒でかつ時間を要するという問題
があった。
および駆動用モータを選択する際に、何回も、計算を行
う必要があり、しかも構造物の各作業工程においてかつ
多くの振動モードについて、上記のような計算を行う必
要があり、非常に、面倒でかつ時間を要するという問題
があった。
【0008】そこで、本発明は上記問題を解消し得る制
振装置の設計方法を提供することを目的とする。
振装置の設計方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の制振装置の設計方法は、構造物に所定方向
で往復移動自在に配置された重錘と、この重錘をラック
・ピニオン式の減速機構を介して所定周期でもって振動
させる電動機とを具備する制振装置の設計方法であっ
て、まず構造物の所定振動モードにおける許容振幅、一
般化質量、付加減衰量、設置位置のモード値、振動数を
与え、次に上記重錘の振幅が許容振幅の上限値以下とな
る重錘重量の範囲を求め、次に電動機の回転数が許容範
囲の上限値以下となる減速機構における減速比とピニオ
ン半径との積で表される電動機軸換算半径の範囲を求
め、次に電動機のトルクと回転数との積で表される評価
基準値を求め、次に上記求められた電動機軸換算半径の
範囲内で、この評価基準値が最小となるように、重錘重
量と電動機軸換算半径との組み合わせを求める方法であ
る。
め、本発明の制振装置の設計方法は、構造物に所定方向
で往復移動自在に配置された重錘と、この重錘をラック
・ピニオン式の減速機構を介して所定周期でもって振動
させる電動機とを具備する制振装置の設計方法であっ
て、まず構造物の所定振動モードにおける許容振幅、一
般化質量、付加減衰量、設置位置のモード値、振動数を
与え、次に上記重錘の振幅が許容振幅の上限値以下とな
る重錘重量の範囲を求め、次に電動機の回転数が許容範
囲の上限値以下となる減速機構における減速比とピニオ
ン半径との積で表される電動機軸換算半径の範囲を求
め、次に電動機のトルクと回転数との積で表される評価
基準値を求め、次に上記求められた電動機軸換算半径の
範囲内で、この評価基準値が最小となるように、重錘重
量と電動機軸換算半径との組み合わせを求める方法であ
る。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明における制振装置の
設計方法の実施の形態を、図1〜図4に基づき説明す
る。
設計方法の実施の形態を、図1〜図4に基づき説明す
る。
【0011】橋梁架設時における例えば主塔の各架設ス
テップにおいて、作業性および安全性の面で、主塔の揺
れが許容範囲内に収まるように、アクティブ型制振装置
が配設される。
テップにおいて、作業性および安全性の面で、主塔の揺
れが許容範囲内に収まるように、アクティブ型制振装置
が配設される。
【0012】この制振装置は、図1の模式図に示すよう
に、主塔1と、この主塔1側に、所定方向でかつ水平方
向で往復移動自在に設けられた重錘2と、この重錘2
を、減速機構4を介して回転させる駆動用モータ(電動
機)3と、このモータ3を制御する制御器(図示せず)
とから構成されており、また上記減速機構4としては、
例えばラック・ピニオン式のものが使用されている。
に、主塔1と、この主塔1側に、所定方向でかつ水平方
向で往復移動自在に設けられた重錘2と、この重錘2
を、減速機構4を介して回転させる駆動用モータ(電動
機)3と、このモータ3を制御する制御器(図示せず)
とから構成されており、また上記減速機構4としては、
例えばラック・ピニオン式のものが使用されている。
【0013】ところで、このような制振装置を、主塔1
の各架設ステップに応じて設計する場合、下記の手順に
て行われる。なお、各架設ステップにおいて、複数の振
動モード(振動の対象とする面、一次振動、二次振動な
どにより、種々のモードがある)があり、それぞれにつ
いて計算が行われる。
の各架設ステップに応じて設計する場合、下記の手順に
て行われる。なお、各架設ステップにおいて、複数の振
動モード(振動の対象とする面、一次振動、二次振動な
どにより、種々のモードがある)があり、それぞれにつ
いて計算が行われる。
【0014】すなわち、各振動モードを対象としたアク
ティブ型制振装置を設計する場合、重錘重量、重錘振
幅、モータ容量、台数、配置などの算定を効率良く行う
必要がある。
ティブ型制振装置を設計する場合、重錘重量、重錘振
幅、モータ容量、台数、配置などの算定を効率良く行う
必要がある。
【0015】以下、上記の算定方法について説明する。
まず、主塔1が風により振動する振幅は、下記の(1) 式
にて推定することができる。
まず、主塔1が風により振動する振幅は、下記の(1) 式
にて推定することができる。
【0016】
【数1】 amax =α{(me δs )/(ρD2 )}p ・・・・(1) (1) 式中、 amax :最大振幅, D:塔見付け幅, me :塔等価質量, α:比例係数, δs :塔構造減衰率,p:べき指数, ρ :空気密度, これに対し、制振装置による付加減衰Δδが加わり、塔
振幅が許容振幅aa になったとすると、下記の(2) 式が
成立する。
振幅が許容振幅aa になったとすると、下記の(2) 式が
成立する。
【0017】
【数2】 aa =α{[me (δs +Δδ)]/(ρD2 )}p ・・・・(2) したがって、許容振幅と最大振幅との関係は、下記の
(3) にて表される。
(3) にて表される。
【0018】
【数3】 aa ={δs /(δs +Δδ)}p amax ・・・・(3) 一方、制振装置の重錘振幅bは、塔等価質量(一般化質
量)をme ,重錘重量をmd ,設置位置のモード値をφ
a とすると、下記の(4) 式にて表される。
量)をme ,重錘重量をmd ,設置位置のモード値をφ
a とすると、下記の(4) 式にて表される。
【0019】
【数4】 b=(me Δδ/πmd φa )aa ・・・・(4) なお、モード値は、例えば塔における最大振動幅をB,
重錘の設置位置における揺れ幅をbとすると、b/Bで
表される。
重錘の設置位置における揺れ幅をbとすると、b/Bで
表される。
【0020】上記各式より、付加減衰Δδと重錘振幅b
との関係は、下記の(5) 式のように表される。
との関係は、下記の(5) 式のように表される。
【0021】
【数5】 b=(me amax /πmd φa )Δδ{δs /(δs +Δδ)}p ・・・(5) ここで、上述したように、ラック・ピニオン機構によ
り、重錘を駆動するような、重錘直動型のアクティブ型
の制振装置を考えた場合、制振時の運動方程式は、下記
の(6) 式にて表される。
り、重錘を駆動するような、重錘直動型のアクティブ型
の制振装置を考えた場合、制振時の運動方程式は、下記
の(6) 式にて表される。
【0022】
【数6】
【0023】(6) 式中、X:塔の変位 x:重錘の変位 f(t) :モータの発生力を、それぞれ表している。
【0024】振動数をωとして、X=aacosωt,x=
bsin ωtを(6) 式に代入すると、f(t) は、下記の
(7) 式のようになる。
bsin ωtを(6) 式に代入すると、f(t) は、下記の
(7) 式のようになる。
【0025】
【数7】
f(t) =md (−aa ω2cosωt−bω2sinωt)・・・・(7) したがって、制御力の発生に必要なモータのトルクTc
は、減速比をi、ピニオンの半径をrとすると、下記の
(8) 式にて表される。
f(t) =md (−aa ω2cosωt−bω2sinωt)・・・・(7) したがって、制御力の発生に必要なモータのトルクTc
は、減速比をi、ピニオンの半径をrとすると、下記の
(8) 式にて表される。
【0026】
【数8】Tc =irf(t) ・・・・(8) 以下、上記のirを、モータ軸換算半径(電動機軸換算
半径)という。
半径)という。
【0027】また、モータ軸換算慣性モーメントIm
{=Ir +md(ir)2 :但し,Irはロータイナーシ
ャである}によるモータトルクTi は、下記の(9) 式に
て表される。
{=Ir +md(ir)2 :但し,Irはロータイナーシ
ャである}によるモータトルクTi は、下記の(9) 式に
て表される。
【0028】
【数9】
【0029】したがって、最大モータトルクTmax は、
下記の(10)式にて表される。
下記の(10)式にて表される。
【0030】
【数10】
【0031】このときのモータの回転数Nは、下記の(1
1)式にて表される。
1)式にて表される。
【0032】
【数11】N=60×bω/(2πir)・・・・(11) 次に、制振装置において、最適な重錘およびモータ容量
すなわちモータ仕様を決定する方法について、具体的に
説明する。
すなわちモータ仕様を決定する方法について、具体的に
説明する。
【0033】まず、橋梁架設時の風による振動は、風洞
実験または固有値解析により、各振動モードにおける振
動特性が予測され、構造強度、作業性、架設機材の許容
加速度などから、許容振幅が与えられる。これを満足す
るアクティブ型の制振装置の設計を行う場合に、制約条
件として、下記のようなものがある。
実験または固有値解析により、各振動モードにおける振
動特性が予測され、構造強度、作業性、架設機材の許容
加速度などから、許容振幅が与えられる。これを満足す
るアクティブ型の制振装置の設計を行う場合に、制約条
件として、下記のようなものがある。
【0034】a:塔頂または水平材上に設置する関係
で、装置の大きさが限られるため、重錘振幅および重錘
重量に上限がある。 b:ACサーボモータなどの一般のモータを用いるた
め、モータの回転数に、上限がある。
で、装置の大きさが限られるため、重錘振幅および重錘
重量に上限がある。 b:ACサーボモータなどの一般のモータを用いるた
め、モータの回転数に、上限がある。
【0035】したがって、重錘振幅bの範囲および(5)
式から重錘重量md の下限が決まり、また(11)式から、
モータの回転数Nは、重錘振幅bとモータ軸換算半径i
rとの関数であり、かつ重錘振幅bは重錘重量md の関
数であるので、モータ回転数Nの上限から、重錘重量m
d とモータ軸換算半径irとの積の値の範囲が決定され
る。
式から重錘重量md の下限が決まり、また(11)式から、
モータの回転数Nは、重錘振幅bとモータ軸換算半径i
rとの関数であり、かつ重錘振幅bは重錘重量md の関
数であるので、モータ回転数Nの上限から、重錘重量m
d とモータ軸換算半径irとの積の値の範囲が決定され
る。
【0036】一方、同じ制振効果を発揮するときのモー
タの仕事率Vは、モータトルクと回転数から、下記の(1
2)式のように表される。
タの仕事率Vは、モータトルクと回転数から、下記の(1
2)式のように表される。
【0037】
【数12】
【0038】上記の(12)式も、同様に、重錘重量md と
モータ軸換算半径irとの関数であるため、重錘重量m
d とモータ軸換算半径irとの積の範囲が決定される。
したがって、最適な条件を求めるのに、仕事率Vの値を
評価基準とし、モータの回転数から求められる重錘重量
md およびモータ軸換算半径irの範囲内となるような
範囲内で、この評価基準Vを可能な限り小さくする重錘
重量md とモータ軸換算半径irとの組み合わせを求め
れば良いことになる。
モータ軸換算半径irとの関数であるため、重錘重量m
d とモータ軸換算半径irとの積の範囲が決定される。
したがって、最適な条件を求めるのに、仕事率Vの値を
評価基準とし、モータの回転数から求められる重錘重量
md およびモータ軸換算半径irの範囲内となるような
範囲内で、この評価基準Vを可能な限り小さくする重錘
重量md とモータ軸換算半径irとの組み合わせを求め
れば良いことになる。
【0039】勿論、このような組み合わせを求めるの
に、コンピュータ(演算処理装置)が使用される。この
ように、モータの回転数から許容される重錘重量md と
モータ軸換算半径irとの組み合わせの内、仕事率Vを
小さく、例えば重錘重量md を小さくするように、モー
タ軸換算半径irを選択すれば良く、したがって評価基
準を使用せずに、多数のパラメータを順番に選択して、
残りのパラメータを順次求めるような、試行錯誤を行う
従来の設計方法に比べて、非常に、迅速に制振装置の設
計を行うことができる。
に、コンピュータ(演算処理装置)が使用される。この
ように、モータの回転数から許容される重錘重量md と
モータ軸換算半径irとの組み合わせの内、仕事率Vを
小さく、例えば重錘重量md を小さくするように、モー
タ軸換算半径irを選択すれば良く、したがって評価基
準を使用せずに、多数のパラメータを順番に選択して、
残りのパラメータを順次求めるような、試行錯誤を行う
従来の設計方法に比べて、非常に、迅速に制振装置の設
計を行うことができる。
【0040】ここで、上記の設計手順をまとめると、以
下のようになる(図2参照)。 :各振動モード(1〜n)に対し、振動数ω,塔等価
質量(一般化質量)me,最大振幅amax ,許容振幅aa
を与える。 :(2) 式から付加減衰Δδを求める。 :設置位置すなわちモード値(φa )を仮定する。 :(5) 式から、重錘振幅bの上限値(bmax )以下と
なるような重錘重量mdの範囲(m0 ≦md ≦mi )を
求める。 :(11)式から、モータの回転数Nの上限値(Nmax )
以下となるように、重錘重量md の範囲を考慮してモー
タ軸換算半径irの範囲(ir0 ≦ir≦iri)を求
める。 :(10)式から、各振動モードにおけるモータトルクT
n を求め、その中の最大値Tmax を求める。 :(12)式から、評価基準Vを求める。 :の範囲内で、評価基準Vを可能な限り小さくする
重錘重量md とモータ軸換算半径irとの組み合わせを
求める。
下のようになる(図2参照)。 :各振動モード(1〜n)に対し、振動数ω,塔等価
質量(一般化質量)me,最大振幅amax ,許容振幅aa
を与える。 :(2) 式から付加減衰Δδを求める。 :設置位置すなわちモード値(φa )を仮定する。 :(5) 式から、重錘振幅bの上限値(bmax )以下と
なるような重錘重量mdの範囲(m0 ≦md ≦mi )を
求める。 :(11)式から、モータの回転数Nの上限値(Nmax )
以下となるように、重錘重量md の範囲を考慮してモー
タ軸換算半径irの範囲(ir0 ≦ir≦iri)を求
める。 :(10)式から、各振動モードにおけるモータトルクT
n を求め、その中の最大値Tmax を求める。 :(12)式から、評価基準Vを求める。 :の範囲内で、評価基準Vを可能な限り小さくする
重錘重量md とモータ軸換算半径irとの組み合わせを
求める。
【0041】
【実施例】実施例として、下記の[表1]に示す5モー
ドが制振の対象となる構造物に対して、本発明の設計方
法を適用した場合について説明する。
ドが制振の対象となる構造物に対して、本発明の設計方
法を適用した場合について説明する。
【0042】
【表1】
【0043】すなわち、重錘振幅bの上限値を0.4m
とし、重錘重量md の下限を求めると約5tとなる。上
限を13tとする。この範囲で、モータ回転数N、およ
び重錘重量md とモータ軸換算半径irとの関係を、三
次元的にプロットすると、図3のようになる。この図3
から、各重錘重量におけるモータ軸換算半径irの上限
を知ることができる。
とし、重錘重量md の下限を求めると約5tとなる。上
限を13tとする。この範囲で、モータ回転数N、およ
び重錘重量md とモータ軸換算半径irとの関係を、三
次元的にプロットすると、図3のようになる。この図3
から、各重錘重量におけるモータ軸換算半径irの上限
を知ることができる。
【0044】次に、評価基準V、および重錘重量md と
モータ軸換算半径irとの関係を、三次元的にプロット
すると、図4のようになる。この図4から、重錘重量を
軽くして、モータトルクを小さくできる組み合わせとし
て、例えばmd =9t,ir=0.017mを選択する
ことができる。
モータ軸換算半径irとの関係を、三次元的にプロット
すると、図4のようになる。この図4から、重錘重量を
軽くして、モータトルクを小さくできる組み合わせとし
て、例えばmd =9t,ir=0.017mを選択する
ことができる。
【0045】なお、上記説明において、構造物として、
橋梁の主塔の場合について説明したが、勿論、他の構造
物、例えば高層構造物における制振装置の設計にも適用
し得るものである。
橋梁の主塔の場合について説明したが、勿論、他の構造
物、例えば高層構造物における制振装置の設計にも適用
し得るものである。
【0046】
【発明の効果】以上のように本発明の設計方法による
と、制振装置における重錘重量および電動機の仕様を決
定する際に、電動機の回転数から得られる重錘重量およ
び電動機軸換算半径の範囲内で、電動機の仕事率を評価
基準とすることにより、最適な重錘および電動機を容易
にかつ迅速に選択することができ、したがって設計の自
動化すなわち迅速化を図ることができる。例えば、従
来、半日かかっていた計算が、本発明の設計方法によれ
ば、1時間で行うことができる。
と、制振装置における重錘重量および電動機の仕様を決
定する際に、電動機の回転数から得られる重錘重量およ
び電動機軸換算半径の範囲内で、電動機の仕事率を評価
基準とすることにより、最適な重錘および電動機を容易
にかつ迅速に選択することができ、したがって設計の自
動化すなわち迅速化を図ることができる。例えば、従
来、半日かかっていた計算が、本発明の設計方法によれ
ば、1時間で行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を説明する制振装置の構成
を示す模式図である。
を示す模式図である。
【図2】同実施の形態における制振装置の設計方法の手
順を説明するブロック図である。
順を説明するブロック図である。
【図3】同実施の形態において示されるモータの回転数
と、重錘重量およびモータ軸換算半径との関係を示す三
次元グラフである。
と、重錘重量およびモータ軸換算半径との関係を示す三
次元グラフである。
【図4】同実施の形態において示されるモータの仕事率
と、重錘重量およびモータ軸換算半径との関係を示す三
次元グラフである。
と、重錘重量およびモータ軸換算半径との関係を示す三
次元グラフである。
1 主塔 2 重錘 3 駆動用モータ 4 減速機構 11 ラック 12 ピニオン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松下 泰弘 大阪府大阪市此花区西九条5丁目3番28 号 日立造船株式会社内 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16F 15/02 E01D 1/00 E04H 9/02 341
Claims (1)
- 【請求項1】構造物に所定方向で往復移動自在に配置さ
れた重錘と、この重錘をラック・ピニオン式の減速機構
を介して所定周期でもって振動させる電動機とを具備す
る制振装置の設計方法であって、まず構造物の所定振動
モードにおける許容振幅、一般化質量、付加減衰量、設
置位置のモード値、振動数を与え、次に上記重錘の振幅
が許容振幅の上限値以下となる重錘重量の範囲を求め、
次に電動機の回転数が許容範囲の上限値以下となる減速
機構における減速比とピニオン半径との積で表される電
動機軸換算半径の範囲を求め、次に電動機のトルクと回
転数との積で表される評価基準値を求め、次に上記求め
られた電動機軸換算半径の範囲内で、この評価基準値が
最小となるように、重錘重量と電動機軸換算半径との組
み合わせを求めることを特徴とする制振装置の設計方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP07201904A JP3107733B2 (ja) | 1995-08-08 | 1995-08-08 | 制振装置の設計方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP07201904A JP3107733B2 (ja) | 1995-08-08 | 1995-08-08 | 制振装置の設計方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0949544A JPH0949544A (ja) | 1997-02-18 |
| JP3107733B2 true JP3107733B2 (ja) | 2000-11-13 |
Family
ID=16448755
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP07201904A Expired - Fee Related JP3107733B2 (ja) | 1995-08-08 | 1995-08-08 | 制振装置の設計方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3107733B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN105625174A (zh) * | 2016-01-09 | 2016-06-01 | 武汉科技大学 | 一种悬索桥隧道式锚碇承载力的评估方法 |
| CN106835946A (zh) * | 2017-01-18 | 2017-06-13 | 核工业西南勘察设计研究院有限公司 | 一种抗风减震装置以及柱式减震吊杆 |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5612764B2 (ja) * | 2010-07-21 | 2014-10-22 | サムスン ヘビー インダストリーズ カンパニー リミテッド | 波力発電装置 |
| CN105839513B (zh) * | 2016-03-22 | 2018-03-20 | 中铁第四勘察设计院集团有限公司 | 一种中低速磁浮道岔梁减振装置及方法 |
-
1995
- 1995-08-08 JP JP07201904A patent/JP3107733B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN105625174A (zh) * | 2016-01-09 | 2016-06-01 | 武汉科技大学 | 一种悬索桥隧道式锚碇承载力的评估方法 |
| CN106835946A (zh) * | 2017-01-18 | 2017-06-13 | 核工业西南勘察设计研究院有限公司 | 一种抗风减震装置以及柱式减震吊杆 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0949544A (ja) | 1997-02-18 |
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