JP3120945U - マウスパッド - Google Patents

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Abstract

【課題】光学式マウス用のマウスパッドとしても使用でき、意匠材等を挟むことができ、カバー部を通して意匠材を視認し易く、安価に製造でき、かつ耐久性に優れたマウスパッドを提供すること。
【解決手段】マウスパッドを、本体部と、一部が本体部に固着されているカバー部と、カバー部の内面に印刷形成されている表示部と、から構成する。表示部を印刷形成することで、カバー部を通して意匠材を鮮明に視認でき、かつ、製造コストを低減できる。表示部をカバー部の内面に形成することで、印刷形成された表示部であっても欠落することはなく、マウスパッドの耐久性を向上させ得る。
【選択図】図1

Description

本考案はコンピュータ用マウスの下敷きとして使用するマウスパッドに関する。
コンピュータの入力装置として、ボール式や光学式等のマウスが知られている。マウスパッドは、これらのマウスを使用する際の下敷きとなる。光学式マウスは、光学的位置検知手段を備える。光学的位置検知手段は、近赤外線などの光をマウスパッドに照射し、反射した光を読みとって、マウスの移動方向や移動距離を検知する。したがって、光学式マウス用のマウスパッドには、マウスが走行する面に、光の反射率が高い部分と低い部分とが交互に配されてなる表示部を形成する必要がある。一般には、光学式マウス用のマウスパッドは樹脂からなり、表面に格子状やドット状シボ状などの凹凸加工を施して、光の反射率が高い部分と低い部分とを交互に形成している。
ところで、近年では、各種の写真やカレンダー等に代表される意匠材や切り抜き、メモ等を内部に挟むことのできるマウスパッドが提案されている。この種のマウスパッドは板状をなす本体部と、透明材からなり板状をなすカバー部とを持ち、カバー部の一部が本体部に固着されてなる。カバー部と本体部との間に挟まれた意匠材などは、カバー部を通してマウスパッドの上面から視認できる。しかし、この種のマウスパッドにおいては、カバー部の表面に凹凸加工を施すと意匠材が鮮明に視認できず、意匠性に劣る問題があった。凹凸を微細にすれば意匠材が鮮明に視認できると考えられるが、この場合には、凹凸加工に要するコストが高くなり、マウスパッドの製造コストが高くなる。
透明インクなどを用いてカバー部の表面に光の反射率が高い部分(高反射部)と低い部分(低反射部)とをもつ表示部を印刷形成すれば、カバー部を通して意匠材を鮮明に視認し得るマウスパッドを安価に製造できると考えられる。しかし、印刷形成された表示部は、使用状況などによっては欠落する場合があり、耐久性に劣る問題がある。
本考案は上記事情に鑑みて成されたものであり、光学式マウス用のマウスパッドとしても使用でき、意匠材等を挟むことができ、カバー部を通して意匠材を視認し易く、安価に製造でき、かつ耐久性に優れたマウスパッドを提供することを目的とする。
上記課題を解決する本考案のマウスパッドは、板状をなす本体部と、透明材からなり、板状をなし、一部が本体部に固着されているカバー部と、カバー部のなかで本体部に対面する面に形成され、光の反射率が高い高反射部と光の反射率が低い低反射部とが交互に配されてなり、高反射部と低反射部との少なくとも一方が印刷されている表示部と、を持つことを特徴とする。
本考案のマウスパッドは、下記の構成(1)〜(4)の何れかを備えるのが好ましい。構成(1)〜(4)の複数を備えるのが望ましい。
(1)上記高反射部と上記低反射部との一方は上記カバー部の表面からなる。
(2)上記本体部と上記カバー部との固着部分は直線状をなす。
(3)(2)の場合、上記本体部および上記カバー部は矩形をなし、上記カバー部の一辺が上記本体部に固着されている。
(4)上記カバー部はポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレートから選ばれる少なくとも一種からなる。
本考案のマウスパッドは、板状をなす本体部と、透明材からなり板状をなすカバー部と、を持つ。また、カバー部の一部は本体部に固着されている。したがって、カバー部と本体部との間に意匠材などを挟むことができる。
本考案のマウスパッドにおいて、カバー部には表示部が形成されている。表示部は光の反射率が高い部分と低い部分とを持つため、本考案のマウスパッドは光学式マウス用のマウスパッドとしても使用できる。また、高反射部と低反射部との少なくとも一方は印刷されているため、本考案のマウスパッドによると、カバー部を通して意匠材を鮮明に視認し得る。さらに、高反射部と低反射部との少なくとも一方が印刷されているため、マウスパッドの製造コストを低減できる。
表示部はカバー部のなかで本体部に対面する面に形成されているため、本考案のマウスパッドは高反射部と低反射部との少なくとも一方を印刷する(表示部を印刷形成する)にもかかわらず、耐久性にも優れる。すなわち、カバー部の中で本体部に対面する面(以下、内面と呼ぶ)は、マウスを走行させる面の裏面に相当し、通常はマウスやユーザーの手などが接触しない面である。したがって、この裏面に表示部を形成することで、印刷形成された表示部であっても欠落することはなく、マウスパッドの耐久性を向上させ得る。
本考案のマウスパッドが上記構成(1)を備える場合には、マウスパッドの製造コストをより低減できる。すなわち、本考案のマウスパッドにおいて、低反射部と高反射部との両方が印刷用インクからなっても良いが、一方がカバー部の表面からなる場合には、印刷用のインクに要するコストを低減でき、マウスパッドの製造コストを低減できる。
本考案のマウスパッドが上記構成(2)を備える場合には、マウスパッドの製造コストをより低減できる。カバー部と本体部とを接着や溶着等の一般的な方法で固着させることができるが、何れの場合にも、本体部とカバー部との固着部分が直線状をなすようにすることで、カバー部と本体部とを固着させるための治具等として簡単な構造からなるものを用いることができるためである。
本考案のマウスパッドが上記構成(3)を備える場合には、マウスパッドの製造コストをさらに低減し得る。すなわち、本体部およびカバー部を単純な形状である矩形に形成することで、マウスパッドの製造コストをより低減し、カバー部の一辺を本体部に固着することで、カバー部と本体部とを安価に固着させ得る。
本考案のマウスパッドが上記構成(4)を備える場合には、マウスパッドが意匠性と耐久性とに優れたものになる。すなわち、ポリプロピレン(PP)やポリエチレンテレフタレート(PET)は透明性と強度とに優れる材料であるため、マウスパッドのなかで少なくともカバー部をポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレートから選ばれる少なくとも一種で形成することで、マウスパッドに優れた耐久性を付与できるとともに、カバー部を通して意匠材等を鮮明に視認できるようになる。
本考案のマウスパッドは、本体部、カバー部、表示部のみを備えても良いし、その他の部材をさらに備えても良い。例えば、2以上のカバー部を備えても良いし、小物用の収納トレイ等の他部材と一体化しても良い。本体部とカバー部とは同じ形状であっても良いし、異なる形状であっても良い。また、カバー部および本体部の肉厚は特に限定されず、厚肉であっても良いし薄肉であっても良い。マウスの操作性を考慮すると、カバー部と本体部との肉厚の和、すなわち、マウスパッドの肉厚が一定であるのがよい。
本考案のマウスパッドにおいて、本体部およびカバー部を構成する材料は樹脂材料に限定されない。例えば本体部は、樹脂、ゴム、エラストマー、布帛、木材、金属、ガラス、革、紙などの材料で形成できる。カバー部は透明材からなれば良く、透明樹脂やガラスなどの材料で形成できる。なお、ここでいう透明とは半透明を含む概念であり、カバー部を形成するための透明材料に種々の色素を配合して着色しても良い。本体部とカバー部とは同じ材料で形成しても良いし異なる材料で形成しても良い。本体部とカバー部との間に意匠材などを挟み易くするためには、本体部とカバー部との少なくとも一方が軟質材からなるのが好ましい。本体部とカバー部との少なくとも一方を変形させることで、本体部とカバー部との間に意匠材などを挟みやすくなるためである。
本考案のマウスパッドは、カバー部の一部が本体部に固着されてなる。上述したように、カバー部と本体部とを固着する方法は既知の種々の方法を選択できる。本体部とカバー部とは取り外しできないように固着しても良いし、取り外しできるように固着しても良い。本体部とカバー部とは直接固着しても良いし、他部材を介して固着しても良い。例えば、本体部とカバー部とを溶着等の方法で取り外しできないように直接固着しても良いし、接着等の方法で他部材(接着剤)を介して取り外しできないように固着しても良いし、本体部をカバー部とを面ファスナーなどの他部材を介して取り外しできるように固着しても良い。
本考案のマウスパッドにおいて、表示部はカバー部の内面に印刷形成されている。表示部は、内面の全体に形成しても良いし、内面の一部にのみ形成しても良い。表示部は光の反射率が高い高反射部と光の反射率が低い低反射部とが交互に配されてなればよく、上述したように、高反射部と低反射部との両方が印刷されても良いし、高反射部と低反射部との一方のみが印刷されても良い。すなわち、高反射部と低反射部との一方は、印刷のないカバー部自身の表面からなっても良い。表示部の模様は特に限定されないが、格子状やドット状などに代表される繰り返しパターンからなるのが好ましい。隣接する高反射部同士の間隔や隣接する低反射部同士の間隔は等間隔であっても良いし、ランダムであっても良いが、細かい間隔であるのが望ましい。表示部の印刷に用いる印刷用のインクは、カバー部を形成する透明材よりも反射率の高いものであっても良いし、反射率の低いものであっても良く、その材料や色は特に限定されない。なお、印刷用のインクとは、カバー部の内面に表示部を印刷形成し得るものであればよく、一般にインクと呼ばれる色の付いた液体のみならず、溶融樹脂等をも含む。カバー部を通して意匠材を鮮明に表示するためには、表示部の印刷に用いる印刷用のインクとして透明度の高いものを用いるのが好ましく、透明色のものを用いるのが望ましい。
なお、本考案のマウスパッドは、光学式マウス用のマウスパッドとしても使用できるが、ボール式マウス等に代表される非光学式マウス用のマウスパッドとしても使用できる。
以下、本考案のマウスパッドを図面を基に説明する。
(実施例1)
実施例1のマウスパッドは、上記構成(1)〜(4)を備える。実施例1のマウスパッドを模式的に表す斜視図を図1に示し、実施例1のマウスパッドにおけるカバー部を内面から見た様子を模式的に表す平面図を図2に示す。以下、上、下、左、右、前、後とは図1に示す上、下、左、右、前、後を指す。
実施例1のマウスパッドは、カバー部1と本体部2とを持つ。カバー部1はポリプロピレンからなり、矩形の板状をなす。本体部2は矩形の板状をなし、下層部と上層部とが肉厚方向に積層された2層構造になっている。下層部は発泡ポリウレタンからなり、上層部は紙からなる。下層部と上層部とは接着されて一体化されている。カバー部1は本体部2よりも薄肉である。カバー部1の一辺は、本体部2(上層部)の上面に接着されている。図1に示すように、実施例1のマウスパッドにおいて、本体部2とカバー部1との固着部分3は直線状をなす。
カバー部1の内面には表示部10が印刷形成されている。図2に示すように、表示部10はドット状をなす高反射部10aと、隣接する高反射部10a同士の間隙からなる低反射部10bとがそれぞれ左右方向および前後方向に等間隔で配されてなる。高反射部10aは樹脂材料からなる印刷用のインクからなり透明色である。低反射部10bは印刷のない部分、すなわち、カバー部1の表面からなる。
実施例1のマウスパッドは、カバー部1の一部が本体部2に接着されてなる。したがって、カバー部1と本体部2との間に意匠材などを挟むことができる。カバー部1は透明材(ポリプロピレン)からなるため、カバー部1と本体部2との間に挟まれた意匠材等を、カバー部1を通して視認し得る。
また、カバー部1には高反射部10aと低反射部10bとが交互に配されてなる表示部10が形成されているため、実施例1のマウスパッドは光学式マウス用のマウスパッドとしても使用できる。表示部10は印刷形成されているため、実施例1のマウスパッドでは、カバー部1を通して意匠材等を鮮明に視認し得る。さらに、表示部10(高反射部10a)は透明色であるため、意匠材等はより鮮明に視認される。表示部10は内面に形成されているために欠落し難い。したがって、実施例1のマウスパッドは耐久性に優れる。
実施例1のマウスパッドでは、本体部2およびカバー部1が矩形をなし、カバー部1の一辺を本体部2に固着しているため、本体部2とカバー部1との固着部分3が直線状をなす。したがって、カバー部1と本体部2とを安価に固着させ得る。また、本体部2およびカバー部1が矩形をなすため、本体部2およびカバー部1を容易かつ安価に形成できる。よって、実施例1のマウスパッドは安価に製造し得る。
さらに、実施例1のマウスパッドでは、本体部2およびカバー部1が矩形をなし、カバー部1の一辺を本体部2に固着しているため、本体部2とカバー部1との間の領域(意匠材等を挟み得る領域)を大きく確保できる。なお、本考案でいう矩形とは略矩形を含み、例えば角が弧状に形成されているもの等も含む。
実施例1のマウスパッドでは、カバー部1が透明性と強度とに優れるポリプロピレンからなるため、マウスパッドに優れた意匠性と耐久性とを付与できる。
実施例1のマウスパッドでは、カバー部1が本体部2よりも薄肉であるため比較的変形し易い。したがって、カバー部1と本体部2との間に意匠体等を挟みやすい利点もある。
実施例1のマウスパッドでは、本体部2が多孔体(発泡ポリウレタン)からなるため、机上に載置されたマウスパッドが滑り難い利点もある。本体部2を比較的滑りやすい材料(摩擦係数の低い材料)で形成する場合には、本体部2の裏面に滑り止め用の凹凸形状を形成しても良い。
なお、本考案のマウスパッドでは、上層部の上面(カバー部1に対面する面)に、例えばカレンダー等の意匠を形成しても良い。この場合には、マウスパッドにさらに優れた意匠性や機能性を付与できる。
(実施例2)
実施例2のマウスパッドは、上記構成(1)および(4)を備える。実施例2のマウスパッドは、本体部およびカバー部の形状、本体部とカバー部との固着合部分の形状、表示部の模様が実施例1のマウスパッドと異なる。実施例2のマウスパッドを上面から見た様子を模式的に表す平面図を図3に示す。実施例2のマウスパッドにおけるカバー部を内面から見た様子を模式的に表す平面図を図4に示す。
実施例2のマウスパッドにおいて、本体部2およびカバー部1は、楕円形状をなす。図3に示すように、本体部2とカバー部1との固着部分3は楕円弧状をなす。図4に示すように、実施例2のマウスパッドでは、表示部10が格子状に形成されている。詳しくは、表示部10は格子状に印刷形成されてなる高反射部10aをもつ。低反射部10bは、高反射部10aの格子間に升目状に配されてなる。実施例2のマウスパッドでは高反射部10aは一体化されている。
実施例2のマウスパッドは、実施例1のマウスパッドに比べてやや製造コストが高くなるが、本体部2とカバー部1との間に意匠材等を挟むことができる。また、実施例2のマウスパッドは、カバー部1の内面に印刷形成されてなる表示部10をもつため、安価に製造できるとともに耐久性に優れる。さらに、表示部10は印刷形成されているため、カバー部1を通して意匠材等を視認し易い。
実施例1のマウスパッドを模式的に表す斜視図である。 実施例1のマウスパッドにおけるカバー部を内面から見た様子を模式的に表す平面図である。 実施例2のマウスパッドを上面から見た様子を模式的に表す平面図である。 実施例2のマウスパッドにおけるカバー部を内面から見た様子を模式的に表す平面図である。
符号の説明
1:カバー部、2:本体部、3:本体部とカバー部との固着部分、10:表示部、10a:高反射部、10b:低反射部

Claims (5)

  1. 板状をなす本体部と、
    透明材からなり、板状をなし、一部が該本体部に固着されているカバー部と、
    該カバー部のなかで該本体部に対面する面に形成され、光の反射率が高い高反射部と光の反射率が低い低反射部とが交互に配されてなり、該高反射部と該低反射部との少なくとも一方が印刷されている表示部と、を持つことを特徴とするマウスパッド。
  2. 前記高反射部と前記低反射部との一方は前記カバー部の表面からなる請求項1に記載のマウスパッド。
  3. 前記本体部と前記カバー部との固着部分は直線状をなす請求項1に記載のマウスパッド。
  4. 前記本体部および前記カバー部は矩形をなし、前記カバー部の一辺が前記本体部に固着されている請求項3に記載のマウスパッド。
  5. 前記カバー部はポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレートから選ばれる少なくとも一種からなる請求項1に記載のマウスパッド。
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