JP3127260B2 - 物品の取扱装置 - Google Patents

物品の取扱装置

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JP3127260B2 JP33765997A JP33765997A JP3127260B2 JP 3127260 B2 JP3127260 B2 JP 3127260B2 JP 33765997 A JP33765997 A JP 33765997A JP 33765997 A JP33765997 A JP 33765997A JP 3127260 B2 JP3127260 B2 JP 3127260B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、物品の取扱装置に
関するものであり、特に流動棚に収納されている多種類
の物品を仕分けするのに好適な物品の取扱装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】物品の取扱装置に関する従来の技術とし
ては、実開昭54−886号公報に記載のもの等が知ら
れている。
【0003】上記公報に記載されている従来の技術につ
いて説明すると、実開昭54−886号公報には、数列
の物品収納手段を数段有する物品保管棚の上記各段に、
それぞれ独立した物品出庫手段を設けた物品の保管・払
い出し装置が記載されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来の技術は以下のような課題を有していた。
【0005】即ち、実開昭54−886号公報に記載さ
れている物品の保管・払い出し装置は、複数列複数段の
物品収納手段(収納棚単体)を有する物品保管棚(流動
棚)の各段に、それぞれ独立した物品出庫手段(搬送コ
ンベア)を設けてあるだけのため、各払い出しゲートに
払出しできる物品は物品保管棚の各段に収納されている
物品に限定され、それぞれの払い出しゲートに多種類の
物品を払出しすることはできない。仮に、実開昭54−
886号公報に記載されている物品の保管・払い出し装
置によって各払い出しゲート毎に多種類の物品を払出し
しようとすると、各段毎に多大の列の物品収納手段を設
けねばならず、大規模な設備と広大なスペースとが必要
となり経済的に成り立たない技術である。
【0006】従って、本発明の目的は、狭いスペースに
収納されている多種類の物品を所望の仕分先に仕分けす
ることができるようにした物品の取扱装置を提供するこ
とにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、収納棚単体を
複数段積層し、それぞれの段の収納棚単体から取り出さ
れた物品を搬送する搬送コンベアと、それぞれの搬送コ
ンベアに取り出された物品を仕分けする垂直循環コンベ
アとを備え、上記収納棚単体を段単位もしくは複数段か
らなるグループを形成して、該グループ毎に上記垂直循
環コンベアを設け、上記取り出された物品を各段の搬送
コンベアの高さに応じた位置でそのグループの垂直循環
コンベアに受渡して仕分けすることを特徴とする物品の
取扱装置を提供することによって上記の目的を達成した
ものである。
【0008】
【発明の実施の形態】
【0009】また、複数の仕分けコンベアが同期運転さ
れていることが好ましい。
【0010】また、同一の複数種類の物品がそれぞれの
グループの収納棚単体に収納されていることが好まし
い。
【0011】
【実施例】 以下、本発明の実施例を説明する。図1は本
発明の物品の取扱装置の一実施例の概要を示す平面図、
図2は図1に示す流動棚、搬送コンベア等の要部を示す
斜視図、図3は図2に示す流動棚(収納棚単体)の下流
端部を拡大して示す側面図、図4は図3の平面図、図5
は図1に示す仕分けコンベアの要部を示す立面図、図6
は物品を流動棚(収納棚単体)から搬送コンベアに取り
出す方法の説明図である。
【0012】本実施例では、収納棚単体として傾斜によ
って物品を移動させるグラビティローラコンベア1を使
用し、上下6段これを積層させて流動棚Fを構成する。
下から第1,3,5段目のグラビティローラコンベア1
のグループAと、下から第2,4,6段目のグラビティ
ローラコンベア1のグループBとの2つのグループA,
Bに分ける。各グループA,Bのグラビティローラコン
ベア1の搬送コンベア2は、仕分けコンベアとして用い
ている左右隣接して配設された同じ構造の2つの垂直循
環コンベア4−A,4−Bにグループで分けて接続され
ている。 第1,3,5段目のグループAの搬送コンベア
2上の物品は、右側の垂直循環コンベア4−Aへ3つの
異なった受渡し位置の受渡しコンベア5−Aによって受
渡しされている。 第2,4,6段目のグループBの搬送
コンベア2上の物品は左側の垂直循環コンベア4−Bへ
3つの異なった受渡し位置の受渡しコンベア5−Bによ
って受け渡される。 各グループA(B)の段を異にする
搬送コンベア2上の物品は同じグループA(B)内の他
の段の搬送コンベア2と途中で合流することなく直接各
グループA(B)の垂直循環コンベア4−A(4−B)
へ受け渡される。垂直循環コンベア 4−A(4−B)に
受け渡された同じグループA(B)内の物品は同垂直循
環コンベア内で縦一列に合流される。 又、各垂直循環コ
ンベア4−A(4−B)に受け渡された物品は、縦一列
となって、循環移送され、位置を異にした3つの取り出
しコンベア7−A(7−B)によって逐次取り出され
る。3つの取り出しコンベア7−A(7−B)は3段の
各搬送コンベア91にそれぞれ接続される。左右の垂直
循環コンベア4−A,4−Bからの各3段の搬送コンベ
ア91は更に積層されて6段となって搬送される。 下か
ら3〜6段目の搬送コンベア2は、グループAの第3,
5段目と、グループBの第4,6段目とに分けられ、グ
ループAの第3,5段目の搬送コンベア2は、右側の垂
直循環コンベア4−Aの上位の位置の2つの移動くし歯
状受渡しコンベア5−Aに接続されている。又グループ
Bの第4,6段目の搬送コンベア2は、左側の垂直循環
コンベア4−Bの上位の位置の2つの移動くし歯状の受
渡しコンベア5−Bに接続されている。 又下から1,2
段目の搬送コンベア2のうち、グループAの第1段目の
搬送コンベア2は右側の垂直循環コンベア4−Aの最下
位の固定くし歯状の受渡しコンベア5−Aに接続され、
グループBの第2段目の搬送コンベア2は左側の垂直循
環コンベア4−Bの最下位の固定くし歯状の受渡しコン
ベア5−Bに接続されている。 各垂直コンベア4−A
(4−B)の3つの受渡しコンベア5−A(5−B)の
うち、最下位の(上流側の)受渡しコンベア5−A(5
−B)は固定くし歯状となっていて、又その上位の2つ
の受渡しコンベア5−A(5−B)は、水平にスライド
する移動くし歯状の受渡しコンベアであって、水平にス
ライドして下からの物品の通過を許容できる構造となっ
ている。 このように各グループA,Bの段の物品は2つ
のグループの搬送コンベア2に分れ、グループで分れた
左右の2つの垂直循環コンベア4−A,4−Bの3つの
位置の受渡しコンベア5−A,5−Bによって受け渡さ
れて縦一列に垂直循環コンベアで合流され、循環移送さ
れ、その循環路の3つの取り出し位置で各取り出しコン
ベア7−A,7−Bによって仕分け先毎に取り出される
ものである。 以下、実施例を図面に基づいて詳細に説明
する。
【0013】これらの図面において、1は種類(品種)
別に物品Gを収納する収納棚単体(グラビティローラコ
ンベア)で、先端側を低く傾斜させて搬送コンベア2に
沿った方向に複数列(図2においては、5列のみ図示し
ている)、上下方向に6段(図2においては、2段のみ
図示している)配設されており、複数段に積層されたこ
れらのグラビティローラコンベア1によって流動棚Fが
構成されている。また、流動棚Fのそれぞれの段のグラ
ビティローラコンベア1から取り出された物品Gを搬送
する搬送コンベア2は段毎にグラビティローラコンベア
1の下流端部を繋ぐように配設された駆動ローラコンベ
アであり、上下方向に6段(図2においては、2段のみ
図示している)設けられている。尚、それぞれのグラビ
ティローラコンベア1の下流端部には、物品取り出し装
置3が設けられている。また、グラビティローラコンベ
ア1からそれぞれの搬送コンベア2に取り出された物品
Gを合流した上で仕分けする垂直循環コンベア4−A,
4−Bは搬送コンベア2の下流部に左右隣接して配設さ
れており、物品Gを一定のピッチで上下方向に搬送する
垂直循環コンベア4−A,4−Bで構成され、くし歯状
の物品載置部411を有する物品搬送具41と、無端回
動体42とを備え、無端回動体42によって物品搬送具
41を連続的に回動するようになしてある。尚、5−
A,5−Bは、各グループA,Bの各搬送コンベア2の
下流端部に配設された受渡しコンベアであり、物品Gを
搬送コンベア2から垂直循環コンベア4−A,4−Bに
合流する(受け渡す)ようになしてある。また、7−
A,7−Bは物品Gを2つの垂直循環コンベア4−A,
4−Bから6つの仕分先に仕分けする(取り出す)ため
の取り出しコンベアである。而して、下から1段目、下
から3段目および下から5段目のグラビティローラコン
ベア1と、下から2段目、下から4段目および下から6
段目のグラビティローラコンベア1とを段単位で2つの
グループAとグループBとにグループ化して、それぞれ
3段のグラビティローラコンベア1からなる2つのグル
ープA,Bを形成するようになしてあり、それぞれのグ
ループA,Bのグラビティローラコンベア1に同一の複
数種類の物品Gが収納されているようになしてある。
尚、グループAの下から1段目、下から3段目および下
から5段目のグラビティローラコンベア1からそれぞれ
の搬送コンベア2に取り出された物品Gを合流した上で
仕分けする(物品Gの搬送方向に向かって右側の)垂直
循環コンベア4−Aと、グループBの下から2段目、下
から4段目および下から6段目のグラビティローラコン
ベア1からそれぞれの搬送コンベア2に取り出された物
品Gを合流した上で仕分けする(物品Gの搬送方向に向
かって左側の)垂直循環コンベア4−Bとが隣接するよ
うに配設されており、2つの垂直循環コンベア4−A,
4−Bが同期運転されている。尚、それぞれの垂直循環
コンベア4−A(4−B)に対して、上位の受渡しコン
ベア5−A(5−B)が2つ(図5においては、1つの
み図示している)、最下位の受渡しコンベア5−A(5
−B)が1つ、最下位の取り出しコンベア7−A(7−
B)が1つ、上位の取り出しコンベア7−A(7−B)
が2つ(図5においては、1つのみ図示している)ずつ
備えられている。また、それぞれの取り出しコンベア7
−A,7−Bの下流部には搬送コンベア91が配設され
ており、6つの搬送コンベア91がその下流端部では6
段に積層されている。
【0014】また、Rは流動棚Fと同様に構成された流
動棚であり、種類(品種)別に物品Gを収納する収納棚
単体(グラビティローラコンベア)が複数列および複数
段(6段)に配設されている。
【0015】また、92は搬送コンベア2と同様に構成
された搬送コンベアであり、流動棚Rのそれぞれの段の
収納棚単体(グラビティローラコンベア)から取り出さ
れた物品Gを段毎に搬送するように上下方向に6段設け
られている。尚、6段に積層されたそれぞれの搬送コン
ベア92に、6段に積層されたそれぞれの搬送コンベア
91が合流されるように構成されている。
【0016】また、93は搬送コンベア92の下流部に
配設された垂直搬送コンベアであり、仕分けられてそれ
ぞれの搬送コンベア92の下流端部に荷揃えされた物品
Gを下の方向に搬送するようになしてある。
【0017】また、94は流動棚Fのそれぞれの段のグ
ラビティローラコンベア1に収納される物品Gを段毎に
搬送するように上下方向に6段設けられた搬入コンベア
である。
【0018】また、95は流動棚Rのそれぞれの段の収
納棚単体(グラビティローラコンベア)に収納される物
品Gを段毎に搬送するように上下方向に6段設けられた
搬入コンベアである。
【0019】上記実施例における各部について説明する
と、グラビティローラコンベア1は、複数個のローラ1
1を備える一対のレールフレーム12を先端側を低く傾
斜状に配設したもので、搬送コンベア2に沿った方向に
複数列(図2においては、5列のみ図示している)、上
下方向に6段(図2においては、2段のみ図示してい
る)配設され、6段に積層されたこれらのグラビティロ
ーラコンベア1によって流動棚Fが構成されており、グ
ラビティローラコンベア1上に供給された物品Gはロー
ラ11上をその自重により自走して収納された後、物品
取り出し装置3により搬送コンベア2に取り出される。
尚、1a、1b、1c、1d、1eは下から1段目に配
設されたグループAのグラビティローラコンベア、1
f、1g、1h、1i、1jは下から3段目に配設され
た同じグループAのグラビティローラコンベアである。
【0020】また、搬送コンベア2は、グラビティロー
ラコンベア1の下流端部に設けられた物品取り出し装置
3を段毎に繋ぐように配設された搬送速度が25m/分
(416.7mm/秒)の直線コンベア部2Aを備えた
駆動ローラコンベアで、直線コンベア部2Aとその下流
に配設されたカーブコンベア部2B、別の直線コンベア
部2C等で構成されており、それぞれの段のグラビティ
ローラコンベア1から取り出された物品Gを搬送するよ
うに上下方向に6段(図2においては、2段のみ図示し
ている)設けられている。尚、直線コンベア部2Aはグ
ラビティローラコンベア1と略直交するように配設され
ている。また、ローラ21と図外のラインシャフト22
との間に8の字状に掛張した図外の輪ゴムによって、ラ
インシャフト22の回転をローラ21に伝達するように
構成されている。また、グループAの下から1段目、下
から3段目および下から5段目の搬送コンベア2のライ
ンシャフト22は互いにチェーンで連結され同一のモー
タによって駆動されるようになっており、何れかのライ
ンシャフト22には図外のパルスエンコーダーが取り付
けられている。また、グループBの下から2段目、下か
ら4段目および下から6段目の搬送コンベア2のライン
シャフト22も互いにチェーンで連結され同一のモータ
によって駆動されるようになっており、何れかのライン
シャフト22には図外のパルスエンコーダーが取り付け
られている。
【0021】また、物品取り出し装置3は、軸33、3
4を支点としてエアーシリンダ35及びレバー36によ
って上下に揺動される複数個のローラ31を備える一対
のレールフレーム32と、傾斜方向に自走してくる物品
Gを係止するストッパ37と、レールフレーム32の下
流に配設されたホイールレール38とを備えており、エ
アーシリンダ35が下降端にあるとき、レールフレーム
32の傾斜がレールフレーム12の傾斜と略一致してい
ると共に、ストッパ37の上端がローラ31の上面より
突出するように構成されている。而して、物品取り出し
指令があると、エアーシリンダ35を作動することによ
って、ストッパ37の上端をローラ31の上面より下降
すると共に、レールフレーム32の傾斜をレールフレー
ム12の傾斜より大きくし、ストッパ37で係止された
グラビティローラコンベア1の下流端部にある物品Gを
取り出す。そのとき、レールフレーム32の上流端はレ
ールフレーム12のローラ11面より高くなっているの
で、後続の物品Gはレールフレーム32の上流端で係止
され、グラビティローラコンベア1上に収納された物品
Gを搬送コンベア2に1個だけ取り出すことができ、取
り出された物品Gはホイールレール38によって搬送コ
ンベア2に取り出される(合流される)。
【0022】また、グループAの下から1段目、下から
3段目および下から5段目の搬送コンベア2の下流部に
配設された(物品Gの搬送方向に向かって右側の)垂直
循環コンベア4−Aと、グループBの下から2段目、下
から4段目および下から6段目の搬送コンベア2の下流
部に配設された(物品Gの搬送方向に向かって左側の)
垂直循環コンベア4−Bとが隣接するように配設されて
おり、2つの垂直循環コンベア4−A,4−Bが同期運
転されている。尚、それぞれの垂直循環コンベア4−
A,4−Bによって、それぞれ3段の搬送コンベア2に
取り出された物品Gを合流した上でそれぞれ3つの仕分
先に仕分けするようになしてある。また、それぞれの垂
直循環コンベア4−A,4−Bは、くし歯状の物品載置
部411とガイドローラ412を有する物品搬送具41
と、4個のスプロケットホイール43によって略長方形
に張架された無端回動体(無端チェーン)42と、無端
チェーン42の回動軌跡に沿って配設された第1ガイド
フレーム44と、無端チェーン42の回動軌跡と略同形
状で上下及び左右方向にずらして配設された第2ガイド
フレーム45と、物品搬送具41を一定の姿勢に保つた
めの補助ガイドフレーム46等を備え、4個(図5にお
いては、2つのみ図示している)の物品搬送具41を速
度が30m/分の無端チェーン42に一定(1830m
m)の間隔で回転自在に取り付けて、第1ガイドフレー
ム44と第2ガイドフレーム45と補助ガイドフレーム
46とによって一定姿勢(略水平)に保たれた物品搬送
具41を上下方向に連続的に回動するようになしてあ
る。
【0023】また、上段側(下から3段目〜下から6段
目)の搬送コンベア2の下流端部に配設された受渡しコ
ンベア5−A(5−B)は、それぞれの垂直循環コンベ
ア4−A(4−B)に対して2つ(図5においては、1
つのみ図示している)ずつ、それぞれの搬送コンベア2
の高さに応じた位置(第3,4,5,6段の段の搬送コ
ンベア2の高さであって、第1,2段の搬送コンベア2
の受渡しコンベア5−A(5−B)より高い上位の位
置)に設けられており、物品Gをそれぞれの搬送コンベ
ア2から垂直循環コンベア4−A(4−B)に合流する
(受け渡す)ようになしてある。この上位の受渡しコン
ベア5の構造は、7本の無端チェーンでくし歯状に構成
された固定くし歯状コンベア51と、6本のくし歯状に
配置された無端チェーンと、これを水平に移動させる図
外のスライド用エアーシリンダとでくし歯状に構成され
た移動くし歯状コンベア52とからなる。移動くし歯状
コンベア52の6本の無端チェーンはスライド用エアー
シリンダによって固定くし歯状コンベア51の7本の無
端チェーンのくし歯の隙間から物品載置部411の7本
のくし歯の隙間へ水平に移動するようになしてあり、移
動くし歯状コンベア52と物品載置部411とが交叉可
能に構成されている。尚、移動くし歯状コンベア52の
先端部にはストッパ521が備えられている。
【0024】また、下段側(下から1段目と下から2段
目)の搬送コンベア2の下流端部に配設された最下位の
受渡しコンベア5−A(5−B)は、それぞれの垂直循
環コンベア4−A(4−B)に対して1つずつ、それぞ
れの搬送コンベア2の高さ(第1,2段の段の搬送コン
ベア2の高さであって、低い位置)に設けられており、
物品Gをそれぞれの搬送コンベア2から垂直循環コンベ
ア4−A(4−B)に合流する(受け渡す)ようになし
てある。この最下位の受渡しコンベア5−A(5−B)
は、6本の無端チェーンでくし歯状に構成された固定く
し歯状コンベア61を備え、固定くし歯状コンベア61
の6本の無端チェーンが物品載置部411の7本のくし
歯の隙間部分に配設され、固定くし歯状コンベア61と
物品載置部411とが交叉可能に構成されている。尚、
固定くし歯状コンベア61の先端部にはストッパ611
が備えられている。
【0025】また、下段側(下から1段目と下から2段
目)の搬送コンベア91の上流端部に配設された取り出
しコンベア7−A(7−B)は、それぞれの垂直循環コ
ンベア4に対して1つずつ、それぞれの搬送コンベア9
1の高さに応じた位置に設けられており、物品Gを垂直
循環コンベア4−A(4−B)からそれぞれの搬送コン
ベア91に仕分けする(取り出す)ようになしてある。
下流側(最下位)の取り出しコンベア7−A(7−B)
の構造は、6本の無端チェーンでくし歯状に構成された
固定くし歯状コンベア71を備え、固定くし歯状コンベ
ア71の6本の無端チェーンが物品載置部411の7本
のくし歯の隙間部分に配設され、固定くし歯状コンベア
71と物品載置部411とが交叉可能に構成されてい
る。
【0026】また、上段側(下から3段目〜下から6段
目)の搬送コンベア91の上流端部に配設された上流側
(上位)の取り出しコンベア7−A(7−B)は、それ
ぞれの垂直循環コンベア4−A(4−B)に対して2つ
(図5においては、1つのみ図示している)ずつ、それ
ぞれの搬送コンベア91の高さに応じた位置に設けられ
ており、物品Gを垂直循環コンベア4−A(4−B)か
らそれぞれの搬送コンベア91に仕分けする(取り出
す)ようになしてある。この取り出しコンベア7−A
(7−B)の構造は、7本の無端チェーンでくし歯状に
構成された固定くし歯状コンベア81と、くし歯状に配
した6本の無端チェーンとこれを水平に移動する図外の
スライド用エアーシリンダとで構成された移動くし歯状
コンベア82とからなる。移動くし歯状コンベア82の
6本の無端チェーンがスライド用エアーシリンダによっ
て固定くし歯状コンベア81の7本の無端チェーン或い
は物品載置部411の7本のくし歯の隙間部分を物品G
の搬送方向に沿って移動するようになしてあり、移動く
し歯状コンベア82と物品載置部411とが交叉可能に
構成されている。
【0027】また、搬送コンベア91は、取り出しコン
ベア7−A,7−Bそれぞれの下流端部に配設された駆
動ローラコンベアで、直線コンベア部、カーブコンベア
部等で構成されており、垂直循環コンベア4−A,4−
Bから取り出されて仕分けられた物品Gを搬送するよう
に上下方向に6段設けられている。尚、6段に積層され
たそれぞれの搬送コンベア91は、6段に積層されたそ
れぞれの搬送コンベア92に合流されるように構成され
ている。
【0028】また、図外の取り出し制御装置が設けられ
ており、搬送コンベア2に一定長さ(ピッチ)の仮想空
間βを設定し、設定された仮想空間βがその仮想空間β
に取り出して合流されるべき物品Gを収納したグラビテ
ィローラコンベア1に対向する位置に到達したときに、
物品取り出し装置3によって所望の物品Gが取り出され
るように制御されている。
【0029】上述の流動棚Fのグラビティローラコンベ
ア1には荷揃え要求頻度が比較的小さい多品種の物品G
が収納されるようになしてあり、グループAの下から1
段目、下から3段目および下から5段目のグラビティロ
ーラコンベア1と、グループBの下から2段目、下から
4段目および下から6段目のグラビティローラコンベア
1とを段単位でグループ化して、それぞれ3段のグラビ
ティローラコンベア1からなる2つのグループA,Bを
形成し、それぞれのグループA,Bのグラビティローラ
コンベア1に同一の複数種類の物品Gを収納するように
なしてある。而して、グループAの下から1段目、下か
ら3段目および下から5段目のグラビティローラコンベ
ア1に収納された物品Gをそれぞれの段の搬送コンベア
2に取り出して合流し、それぞれ3段の搬送コンベア2
に取り出して合流された物品Gを(物品Gの搬送方向に
向かって右側の)垂直循環コンベア4−Aに受渡して更
に縦1列に合流し、同垂直循環コンベア4−Aによって
縦1列に合流された物品Gを取り出して3つの仕分先に
仕分けするようになしてある。また、同様にして、グル
ープBの下から2段目、下から4段目および下から6段
目のグラビティローラコンベア1からそれぞれの搬送コ
ンベア2に取り出された物品Gも、(物品Gの搬送方向
に向かって左側の)垂直循環コンベア4−Bによって別
の3つの仕分先に仕分けするようになしてある。
【0030】次に、上述の流動棚Fのグラビティローラ
コンベア1に収納された物品Gをそれぞれの搬送コンベ
ア2に取り出して合流し、それぞれの搬送コンベア2に
取り出して合流された物品Gを垂直循環コンベア4−
A,4−Bによって更に縦1列に合流するまでについ
て、グループAの下から1段目に並設された5列のグラ
ビティローラコンベア1と下から3段目に並設された5
列のグラビティローラコンベア1とに収納された物品G
をそれぞれの搬送コンベア2に取り出して合流し、それ
ぞれの搬送コンベア2に取り出して合流された物品Gを
(物品Gの搬送方向に向かって右側の)垂直循環コンベ
ア4−Aによって更に縦1列に合流するまでの具体例
で、図6を参照しながら、説明する。尚、図6は物品G
をグラビティローラコンベア1から搬送コンベア2に取
り出す方法の(概念)説明図であり、下から2段目に並
設されているグラビティローラコンベア1に収納された
物品Gの図示が省略されていると共に、搬送コンベア2
による物品Gの搬送方向は図1及び図2に示されている
搬送方向と逆向きに図示されている。
【0031】即ち、グループAの下から1段目と下から
3段目の搬送コンベア2に沿ってそれぞれの段に並設さ
れた5列のグラビティローラコンベア1の配設間隔を7
00mmとした場合には、下流端から5個目の最上流の
グラビティローラコンベア1e、1jとの距離、即ちオ
フセット値αは、グラビティローラコンベア1e、1j
に隣接するグラビティローラコンベア1d、1iが70
0mm、グラビティローラコンベア1d、1iに隣接す
るグラビティローラコンベア1c、1hが1400m
m、グラビティローラコンベア1c、1hに隣接するグ
ラビティローラコンベア1b、1gが2100mm、グ
ラビティローラコンベア1b、1gに隣接するグラビテ
ィローラコンベア1a、1fが2800mmである。
【0032】また、グラビティローラコンベア1には長
さ寸法、即ち搬送コンベア2方向の寸法が最大600m
mまでの種々の大きさの物品Gが、例えばグラビティロ
ーラコンベア1aには物品Gaが、グラビティローラコ
ンベア1bには物品Gbが、同様にしてグラビティロー
ラコンベア1jには物品Gjが、それぞれ複数個ずつ収
納されている(図6においては物品Gを同一の大きさで
図示してある)。
【0033】而して、垂直循環コンベア4−Aに、例え
ば、グループAの10個の物品Gを次の順序、即ち物品
Ga、Gg、Gj、Gj、Gd、Gi、Gi、Gh、G
j、Gdで合流した上で、合流された物品Gを垂直循環
コンベア4−Aから取り出して3つの仕分先に仕分けす
るように荷揃え指令があると、それぞれの搬送コンベア
2上を搬送された物品Gが垂直循環コンベア4−Aに合
流されるタイミングに応じて搬送コンベア2毎にそのグ
ラビティローラコンベア1から物品Gを合流するタイミ
ングに位相差γを〔下から1段目の搬送コンベア2を基
準として、下から3段目の搬送コンベア2の位相差γを
(最下位の受渡しコンベア5−Aと上位の受渡しコンベ
ア5−Aの段方向の間隔700mm÷無端チェーン42
の速度30m/分=)1.4秒と〕設定し、グラビティ
ローラコンベア1からそれぞれの搬送コンベア2に物品
Gを合流するタイミングに位相差γを加算(下から1段
目の搬送コンベア2に物品Gを合流するタイミングに0
秒を、下から3段目の搬送コンベア2に物品Gを合流す
るタイミングに1.4秒を加算)して、それぞれの搬送
コンベア2にグラビティローラコンベア1から物品Gを
一定のピッチ(物品搬送具41の無端チェーン42への
取り付け間隔1830mm÷無端チェ−ン42の速度3
0m/分=3.66秒)で合流し、更にそれぞれの搬送
コンベア2に合流された物品Gを垂直循環コンベア4−
Aで縦1列に合流するように演算及び制御が行われ、所
望の物品Gが所望の順序で合流される。
【0034】即ち、上位の取り出しコンベア7−Aの位
置に最初に到着する物品Gaはグラビティロ−ラコンベ
ア1aから取り出されるが、グラビティロ−ラコンベア
1aはそのオフセット値αが2800mmの最下流に位
置しているので、荷揃え開始から、オフセット値α分遅
らせて物品Gaが取り出される。即ち、荷揃え開始から
2800mm÷416.7mm/秒=6.72秒後にグ
ラビティロ−ラコンベア1aから物品Gaを下から1段
目の搬送コンベア2に取り出すように物品取り出し指令
がグラビティロ−ラコンベア1aの下流端部に設けられ
た物品取り出し装置3に与えられる。尚、下から1段目
の搬送コンベア2の位相差γは0秒であるので、位相差
γ分を上記の時間に加算する必要はない。
【0035】物品Gaの次に上位の取り出しコンベア7
−Aの位置に到着する物品Ggは物品Gaと異なる下か
ら3段目の搬送コンベア2に沿って配設されたグラビテ
ィロ−ラコンベア1gに収納されているので、1.4秒
の位相差γを加算して合流されるようになしてあると共
に、搬送コンベア2に一定長さ(物品搬送具41の搬送
ピッチ3.66秒×搬送コンベア2の搬送速度25m/
分=1525mm)の仮想空間βを物品Gの合流順序に
従って連続的に設定し、所定の仮想空間βが合流される
べき物品Gに対向する位置に到達したとき、物品Gを搬
送コンベア2に取り出すように物品取り出し指令がグラ
ビティロ−ラコンベア1の下流端部に設けられた物品取
り出し装置3に与えられ、物品Gを一定のピッチ(3.
66秒、即ち1525mm間隔)で合流するようになし
てあるので、先に垂直循環コンベア4−Aに受け渡され
る物品Gaのオフセット値αと位相差γ分を除いた搬送
コンベア2への取り出し時間、即ち0秒後に、位相差γ
分の1.4秒と搬送コンベア2に設定された仮想空間β
aが移動するのに要する時間、即ち1525mm÷41
6.7mm/秒=3.66秒とを加えた5.06秒後
に、グラビティロ−ラコンベア1gのオフセット値α分
2100mm、即ち2100mm÷416.7mm/秒
=5.04秒を加えた10.1秒後にグラビティロ−ラ
コンベア1gから物品Ggを下から3段目の搬送コンベ
ア2に設定された仮想空間βgに取り出すように物品取
り出し指令がグラビティロ−ラコンベア1gの下流端部
に設けられた物品取り出し装置3に与えられる。
【0036】 物品Ggの次に上位の取り出しコンベア7
−Aの位置に到着する物品Gjは物品Ggと同一段のグ
ラビティロ−ラコンベア1に収納されており、このよう
に同一段のグラビティロ−ラコンベア1に収納された物
品Gが連続的に搬送コンベア2に取り出されて合流され
る場合には、先に垂直循環コンベア4−Aに受け渡され
る物品Ggのオフセット値α分を除いた搬送コンベア2
への取り出し時間、即ち5.06秒後に搬送コンベア2
に設定された仮想空間βgが移動するのに要する時間、
即ち3.66秒を加えた8.72秒後に、グラビティロ
−ラコンベア1jから物品Gjを下から3段目の搬送コ
ンベア2に設定された仮想空間βjに取り出すように物
品取り出し指令がグラビティロ−ラコンベア1jの下流
端部に設けられた物品取り出し装置3に与えられる。
尚、グラビティロ−ラコンベア1jのオフセット値αは
0mmであるので、オフセット値α分を上記の時間に加
算する必要はない。
【0037】物品Gjの次も物品Gjが連続的に上位の
取り出しコンベア7−Aの位置に到着するので、上述の
取り出し時間、即ち8.72秒後に搬送コンベア2に設
定された仮想空間βjが移動するのに要する時間、即ち
3.66秒を加えた12.38秒後に、グラビティロ−
ラコンベア1jから物品Gjを下から3段目の搬送コン
ベア2に設定された仮想空間βjに取り出すように物品
取り出し指令がグラビティロ−ラコンベア1jの下流端
部に設けられた物品取り出し装置3に与えられる。
【0038】物品Gjの次に上位の取り出しコンベア7
−Aの位置に到着する物品Gdは物品Gjと異なる下か
ら1段目のグラビティロ−ラコンベア1に収納されてい
るので、0秒の位相差γを加算して合流されるようにな
してあると共に、先に垂直循環コンベア4−Aに受け渡
される物品Gjのオフセット値αと位相差γ分を除いた
搬送コンベア2への取り出し時間、即ち10.98秒後
に搬送コンベア2に設定された仮想空間βjが移動する
のに要する時間、即ち3.66秒を加えた14.64秒
後に、グラビティロ−ラコンベア1dのオフセット値α
分、即ち700mm÷416.7mm/秒=1.68秒
を加えた16.32秒後に、グラビティロ−ラコンベア
1dから物品Gdを下から1段目の搬送コンベア2に設
定された仮想空間βdに取り出すように物品取り出し指
令がグラビティロ−ラコンベア1dの下流端部に設けら
れた物品取り出し装置3に与えられる。
【0039】物品Gdの次に上位の取り出しコンベア7
−Aの位置に到着する物品Giは物品Gdと異なる下か
ら3段目のグラビティロ−ラコンベア1に収納されてい
るので、1.4秒の位相差γを加算して合流されるよう
になしてあると共に、先に垂直循環コンベア4−Aに受
け渡される物品Gdのオフセット値αと位相差γ分を除
いた搬送コンベア2への取り出し時間、即ち14.64
秒後に、位相差γ分の1.4秒と搬送コンベア2に設定
された仮想空間βdが移動するのに要する時間、即ち
3.66秒とを加えた19.7秒後に、グラビティロ−
ラコンベア1iのオフセット値α分700mm、即ち7
00mm÷416.7mm/秒=1.68秒を加えた2
1.38秒後に、グラビティロ−ラコンベア1iから物
品Giを下から3段目の搬送コンベア2に設定された仮
想空間βiに取り出すように物品取り出し指令がグラビ
ティロ−ラコンベア1iの下流端部に設けられた物品取
り出し装置3に与えられる。
【0040】物品Giの次も物品Giが連続的に上位の
取り出しコンベア7−Aの位置に到着するので、上述の
取り出し時間、即ち21.38秒後に搬送コンベア2に
設定された仮想空間βiが移動するのに要する時間3.
66秒を加えた25.04秒後にグラビティロ−ラコン
ベア1iから物品Giを下から3段目の搬送コンベア2
に設定された仮想空間βiに取り出すように物品取り出
し指令がグラビティロ−ラコンベア1iの下流端部に設
けられた物品取り出し装置3に与えられる。
【0041】物品Giの次に上位の取り出しコンベア7
−Aの位置に到着する物品Ghは物品Giと同一段のグ
ラビティロ−ラコンベア1に収納されているので、先に
垂直循環コンベア4−Aに受け渡される物品Giのオフ
セット値α分を除いた搬送コンベア2への取り出し時
間、即ち23.36秒後に搬送コンベア2に設定された
仮想空間βiが移動するのに要する時間、即ち3.66
秒を加えた27.02秒後に、グラビティロ−ラコンベ
ア1hのオフセット値α分1400mm、即ち1400
mm÷416.7mm/秒=3.36秒を加えた30.
38秒後に、グラビティロ−ラコンベア1hから物品G
hを下から3段目の搬送コンベア2に設定された仮想空
間βhに取り出すように物品取り出し指令がグラビティ
ロ−ラコンベア1hの下流端部に設けられた物品取り出
し装置3に与えられる。
【0042】物品Ghの次に上位の取り出しコンベア7
−Aの位置に到着する物品Gjは物品Ghと同一段のグ
ラビティロ−ラコンベア1に収納されているので、先に
垂直循環コンベア4−Aに受け渡される物品Ghのオフ
セット値α分を除いた搬送コンベア2への取り出し時
間、即ち27.02秒後に搬送コンベア2に設定された
仮想空間βhが移動するのに要する時間、即ち3.66
秒を加えた30.68秒後に、グラビティロ−ラコンベ
ア1jから物品Gjを下から3段目の搬送コンベア2に
設定された仮想空間βjに取り出すように物品取り出し
指令がグラビティロ−ラコンベア1jの下流端部に設け
られた物品取り出し装置3に与えられる。尚、グラビテ
ィロ−ラコンベア1jのオフセット値αは0mmである
ので、オフセット値α分を上記の時間に加算する必要は
ない。
【0043】物品Gjの次に上位の取り出しコンベア7
−Aの位置に到着する物品Gdは物品Gjと異なる下か
ら1段目のグラビティロ−ラコンベア1に収納されてい
るので、0秒の位相差γを加算して合流されるようにな
してあると共に、先に垂直循環コンベア4−Aに受け渡
される物品Gjのオフセット値αと位相差γ分を除いた
搬送コンベア2への取り出し時間、即ち29.28秒後
に搬送コンベア2に設定された仮想空間βjが移動する
のに要する時間、即ち3.66秒を加えた32.94秒
後に、グラビティロ−ラコンベア1dのオフセット値α
分、即ち700mm÷416.7mm/秒=1.68秒
を加えた34.62秒後に、グラビティロ−ラコンベア
1dから物品Gdを下から1段目の搬送コンベア2に設
定された仮想空間βdに取り出すように物品取り出し指
令がグラビティロ−ラコンベア1dの下流端部に設けら
れた物品取り出し装置3に与えられる。
【0044】以上の如くして図外のコンピュ−タで演算
された、それぞれの物品Gがグラビティロ−ラコンベア
1から取り出されるまでの時間に、搬送コンベア2の搬
送速度416.7mm/秒を乗じた値は、荷揃え開始か
らそれぞれの物品Gが取り出されるまでのそれぞれの仮
想空間βの搬送距離となる。従って、搬送コンベア2の
ラインシャフト22に取り付けられたパルスエンコ−ダ
−の1パルスの間の仮想空間βの搬送距離で、荷揃え開
始からそれぞれの物品Gが取り出されるまでの仮想空間
βの搬送距離を除した値は、それぞれの物品Gが取り出
されるべき荷揃え開始からのパルス値となる。而して、
上記コンピュ−タは上記荷揃え開始からのパルス値とそ
れぞれの物品Gが取り出されるべきグラビティロ−ラコ
ンベア1の番号とを図外のシ−ケンサ−に送信する。上
記デ−タを受信したシ−ケンサ−は上記荷揃え開始から
のパルス値と物品Gが取り出されるべきグラビティロ−
ラコンベア1の番号とを記憶しておき、荷揃え開始と同
時に上記パルスエンコ−ダ−のパルスをカウント開始し
て指令されたパルス値と一致したグラビティロ−ラコン
ベア1の下流端部に設けられた物品取り出し装置3のエ
ア−シリンダ35を作動させ、所定の物品Gを搬送コン
ベア2へ取り出すように制御する。
【0045】上述の如くして、複数のグラビティロ−ラ
コンベア1からそれぞれの搬送コンベア2に一定のピッ
チで取り出されて合流された物品Gは、それぞれの搬送
コンベア2の下流端部に配設された受渡しコンベア5−
Aまで搬送され、垂直循環コンベア4−Aの物品載置部
411と固定くし歯状コンベア61或いは移動くし歯状
コンベア52が交叉する位置に到達すると、下方から上
方に通過する物品載置部411で掬い上げられながら連
続的に物品搬送具41に受け渡されて更に縦1列に、物
品Ga、Gg、Gj、Gj、Gd、Gi、Gi、Gh、
Gj、Gdの順序で合流された上で、上位の取り出しコ
ンベア7−Aの位置まで搬送される。尚、物品Gが受渡
しコンベア5−Aの固定くし歯状コンベア51の搬入部
に到達すると、移動くし歯状コンベア52が物品載置部
411と交叉する位置まで移動され、その物品Gが物品
搬送具41に受け渡された後、元の状態に復帰する(但
し、後続の物品Gが移動くし歯状コンベア52から物品
搬送具41に受け渡される場合には、後続の物品Gが物
品搬送具41に受け渡された後、元の状態に復帰す
る)。また、それぞれの搬送コンベア2上を搬送された
物品Gが物品搬送具41に受け渡されるタイミングに応
じて搬送コンベア2毎にその複数のグラビティロ−ラコ
ンベア1から物品Gを合流するタイミングに位相差γを
設定し、グラビティロ−ラコンベア1からそれぞれの搬
送コンベア2に物品Gを合流するタイミングに位相差γ
を加算してあるので、物品Gが固定くし歯状コンベア6
1或いは移動くし歯状コンベア52に到達するタイミン
グと物品Gが物品載置部411によって掬い上げられる
タイミングとが略一致している。
【0046】また、グループAの下から1段目と下から
3段目の搬送コンベア2に取り出されて合流され、(物
品Gの搬送方向に向かって右側の)垂直循環コンベア4
−Aによって更に縦1列に合流された(物品搬送具41
に受け渡された)物品Gは、物品Gを搭載した物品載置
部411が移動くし歯状コンベア82或いは固定くし歯
状コンベア71と交叉する位置に到達すると、物品G
a、Gg、Gj、Gj、Gd、Gi、Gi、Gh、G
j、Gdを搭載した物品載置部411が移動くし歯状コ
ンベア82或いは固定くし歯状コンベア71を上方から
下方に通過することによって取り出されて3つの仕分先
の何れかに仕分けられる。尚、物品Gが取り出されるべ
き(仕分けられるべき)取り出しコンベア7−Aを通過
する前に(前の物品Gが通過した後に)移動くし歯状コ
ンベア82が物品載置部411と交叉する位置まで移動
され、その物品Gが物品搬送具41から移動くし歯状コ
ンベア82に移載されると、移動くし歯状コンベア82
は元の状態に復帰する(但し、後続の物品Gが物品搬送
具41から移動くし歯状コンベア82に移載される場合
には、後続の物品Gが物品搬送具41から移載された
後、元の状態に復帰する)。また、同様にして、グルー
プAの下から5段目のグラビティローラコンベア1から
搬送コンベア2に取り出された物品Gも、同じグループ
Aの下から1段目と下から3段目のグラビティローラコ
ンベア1からそれぞれの搬送コンベア2に取り出された
物品Gと合流された上で上記の3つの仕分先に仕分けら
れるようになしてある。また、同様にして、グループB
の下から2段目、下から4段目および下から6段目のグ
ラビティローラコンベア1からそれぞれの搬送コンベア
2に取り出された物品Gは、(物品Gの搬送方向に向か
って左側の)垂直循環コンベア4−Bによって別の3つ
の仕分先に仕分けられるようになしてある。尚、グルー
プAの下から1段目、下から3段目および下から5段目
のグラビティローラコンベア1と、グループBの下から
2段目、下から4段目および下から6段目のグラビティ
ローラコンベア1とがそれぞれグル−プ化されて、それ
ぞれのグル−プA,Bのグラビティローラコンベア1に
同一の複数種類の物品Gを収納するようになしてあると
共に、グル−プ毎にそれぞれのグラビティローラコンベ
ア1に収納された物品Gの全てが垂直循環コンベア4−
A,4−Bによって縦1列に合流された上でそれぞれ3
つの仕分先に仕分けられるようになしてあるので、グル
−プ毎に設けられたそれぞれ3つの仕分先(合計で6つ
の仕分先)の何れにも、グラビティローラコンベア1に
収納された全ての種類の物品Gを仕分けして荷揃えする
ことができる。即ち、取り出しコンベア7−A,7−B
の下流端部に配設され、上下方向に6段に積層された搬
送コンベア91の何れにも、グラビティローラコンベア
1に収納されている全ての種類の物品Gを荷揃えするこ
とができる。
【0047】また、流動棚Rのグラビティローラコンベ
アには荷揃え要求頻度が比較的大きい多品種の物品Gが
収納されるようになしてあり、下から1段目および下か
ら2段目のグラビティローラコンベアと、下から3段目
および下から4段目のグラビティローラコンベアと、下
から5段目および下から6段目のグラビティローラコン
ベアとを段単位でグル−プ化して、それぞれ2段のグラ
ビティローラコンベアからなる3つのグル−プが形成さ
れ、それぞれのグル−プのグラビティローラコンベアに
同一の複数種類の物品G(流動棚Fに収納されている物
品Gとは異なる種類の物品G)を収納するようになして
ある。而して、それぞれの段のグラビティローラコンベ
アに収納された物品Gをそれぞれの段の搬送コンベア9
2に取り出して合流し、それぞれの搬送コンベア92に
取り出して合流された物品Gは、搬送コンベア92の下
流部に配設された垂直搬送コンベア93によって下の方
向に搬送されるようになしてある。尚、6段に積層され
たそれぞれの搬送コンベア92には、6段に積層された
それぞれの搬送コンベア91が合流されるように構成さ
れているので、それぞれの搬送コンベア92の下流端部
には、流動棚Fと流動棚Rとに収納された物品Gを仕分
けして荷揃えすることができる。
【0048】以上の如く、流動棚Fのグラビティローラ
コンベア1には荷揃え要求頻度が比較的小さい多品種の
物品Gが収納され、流動棚Rのグラビティローラコンベ
アには荷揃え要求頻度が比較的大きい多品種の物品Gが
収納されている。従って、流動棚Fのグラビティローラ
コンベア1に収納されている物品Gのうち所望の種類の
物品Gをそれぞれの搬送コンベア92の下流端部に仕分
けして荷揃えすることができると共に、流動棚Rのグラ
ビティローラコンベアに収納されている物品Gのうち所
望の種類の物品Gもそれぞれの搬送コンベア92の下流
端部に仕分けして荷揃えすることができる。即ち、それ
ぞれの搬送コンベア92の下流端部に荷揃え要求頻度が
比較的小さい多品種の物品Gと荷揃え要求頻度が比較的
大きい多品種の物品Gとをそれぞれ荷揃えすることがで
きる。
【0049】以上、本発明の実施例を説明したが、本発
明の物品の取扱装置はこれらに制限されるものではな
い。例えば、仕分けコンベア(垂直循環コンベア)4−
A,4−B、受渡しコンベア5−A,5−B、取り出し
コンベア7−A,7−Bは水平搬送コンベアを組み合わ
せて構成されていてもよい。
【0050】また、それぞれのグル−プの収納棚単体
(グラビティローラコンベア)1に同一の種類の物品G
が収納されていなくてもよい。
【0051】また、流動棚R、搬送コンベア92、垂直
搬送コンベア93等が設けられていなくてもよい。
【0052】
【発明の効果】 本発明の物品の取扱装置は、上述のとお
り複数段の収納棚単体に収納されている多種類の物品を
グループ化し、且つグループ毎に仕分けコンベアを設け
たことで、高速で複数の仕分先に仕分けすることがで
き、高い仕分け処理能力を得ることが出来、よって狭い
スペ−スでも多種類の物品を効率よく荷揃えすることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の物品の取扱装置の一実施例の概要を示
す平面図である。
【図2】図1に示す流動棚、搬送コンベア等の要部を示
す斜視図である。
【図3】図2に示す流動棚(収納棚単体)の下流端部を
拡大して示す側面図である。
【図4】図3の平面図である。
【図5】図1に示す仕分けコンベアの要部を示す立面図
である。
【図6】物品を流動棚(収納棚単体)から搬送コンベア
に取り出す方法の説明図である。
【符号の説明】
1 収納棚単体(グラビティローラコンベア) 2 搬送コンベア4−A,4−B 仕分けコンベア(垂直循環コンベア)5−A,5−B 受渡しコンベア7−A,7−B 取り出しコンベア F,R 流動棚 G 物品
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65G 1/00 - 1/20 B65G 47/68

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 収納棚単体を複数段積層し、それぞれの
    段の収納棚単体から取り出された物品を搬送する搬送コ
    ンベアと、それぞれの搬送コンベアに取り出された物品
    を仕分けする垂直循環コンベアとを備え、上記収納棚単
    体を段単位もしくは複数段からなるグループを形成し
    て、該グループ毎に上記垂直循環コンベアを設け、上記
    取り出された物品を各段の搬送コンベアの高さに応じた
    位置でそのグループの垂直循環コンベアに受渡して仕分
    けすることを特徴とする物品の取扱装置。
  2. 【請求項2】 複数の垂直循環コンベアが同期運転され
    ている請求項1記載の物品の取扱装置。
  3. 【請求項3】 同一の複数種類の物品がそれぞれのグル
    ープの収納棚単体に収納されている請求項1又は2記載
    の物品の取扱装置。
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