JP3140136B2 - バルブ操作用ハンドル - Google Patents

バルブ操作用ハンドル

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JP3140136B2
JP3140136B2 JP04032521A JP3252192A JP3140136B2 JP 3140136 B2 JP3140136 B2 JP 3140136B2 JP 04032521 A JP04032521 A JP 04032521A JP 3252192 A JP3252192 A JP 3252192A JP 3140136 B2 JP3140136 B2 JP 3140136B2
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claw
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令一 村上
嘉徳 下村
正敏 一圓
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清原 まさ子
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主に原子力発電プラン
ト等の流体管路に於いて使用される手動式のバルブに用
いられるものであり、バルブの誤操作を防止できるよう
にしたバルブ操作用ハンドルの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、原子力発電プラント等の流体管
路に於いては、各種構造の手動式バルブ、例えばハンド
ルを正逆回転させると、ステムが回転しつつ昇降動し、
ステムの下部に設けたディスクが弁座に当離座するよう
にしたニードルバルブや同じくハンドルを正逆回転させ
ると、ステムが回転しつつ昇降動し、ステムの下方に配
置したダイヤフラムが弁座に当離座するようにしたダイ
ヤフラム型のバルブが数多く設置されている。これらの
バルブは、何れも操作者がバルブのハンドルを手動で回
転操作することによって管路内の流量や圧力等を制御で
きるように為されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、流体管路に
手動式のバルブが多数設置されていると、操作者がどう
してもバルブを誤操作、例えばバルブを常時開弁状態に
保持しておかなければならないのに誤ってバルブを閉弁
状態にしたり、或いは前記と逆の操作をしたりすること
があり、大事故に繋がると云う虞れがあった。特に、担
当者以外の者がバルブを操作する場合には、前記問題が
より一層顕著に現れることになる。
【0004】本発明は、上記の問題点を解消する為に創
案されたものであり、その目的はバルブの誤操作を防止
できるようにしたバルブ操作用ハンドルを提供するにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のバルブ操作用ハンドルは、バルブの開弁方
向や閉弁方向を示す表示やバルブの常時の作動状態を示
す表示を設けた上部パネル(16)の下方に収容空間
(14a)を有し、手動式バルブのステム(2)に着脱
自在に取付けした円盤状のハンドル本体(14)と,ハ
ンドル本体(14)の収容空間(14a)内に配設さ
れ、ハンドル本体(14)の回転操作時に前記ステム
(2)の回転方向を弁の開弁方向と閉弁方向と開弁及び
閉弁の両方向との何れか一つに選択的に切替えする回転
切換え機構(17)と,前記回転切換え機構(17)に
連動して、ステム(2)が開弁方向又は閉弁方向若しく
は開弁及び閉弁の両方向へ回転可能な状態にあることを
前記上部パネル(16)に設けた表示窓(16a)を通
して表示する開閉表示機構(18)とを備え、更に、前
記回転切換え機構(17)を、ステム(2)の上端部へ
固定した爪車(22)と,ハンドル本体(14)の収容
空間(14a)内に対向状態で揺動自在に配設され、そ
の先端を爪車(22)へ係合又は爪車(22)から離脱
させるようにした二個の爪体(23a)・(23b)
と,両爪体(23a)・(23b)をその各先端が爪車
(22)へ係合する方向に夫々付勢するスプリング(2
4)・(24)と,両爪体(23a)・(23b)の間
に回動可能に立設され、頭部にこれを回動させるための
レンチが係合されるレンチ穴(25b)を有する操作軸
(25)と,前記対向状に配設した爪体(23a)と爪
体(23b)の間に位置して操作軸(25)に設けら
れ、操作軸(25)の回動により両爪体(23a)、
(23b)を揺動させることにより、何れか一方の先端
を爪車(22)へ係合又は爪車(22)から離脱させる
と共に他方の先端を爪車(22)から離脱又は爪車(2
2)へ係合させるか、若しくは両方の先端を爪車(2
2)から離脱させるようにしたカム板(25a)とから
構成すると共に、前記開閉表示機構(18)を、ハンド
ル本体(14)の上部パネル(16)に設けた表示窓
(16a)と,上部パネル(16)の下方に間隔を置い
て配設した下部パネル(15)と,下部パネル(15)
に立設した支持固定用の雄ねじ(20)と,下部パネル
(15)の上方に水平に配設されて操作軸(25)の上
端部にその基端部が支持固定され、操作軸(25)と共
に回動される切換レバー(28)と,前記雄ねじ(2
0)を挿通せしめて下部パネル(15)の上方に水平姿
勢で回動自在に支持され、先端部外表面に前記表示窓
(16a)に表現する表示文字を有する表示板(30)
と,当該表示板(30)の基端部と前記切換レバー(2
8)の先端部とを左右方向へ移動可能に連結し、切換レ
バー(28)の先端部の運動を表示板(30)の基端部
へ伝達するピン(29)及びガイド孔(30a)から成
る連結機構とから構成したことを、発明の基本構成とす
るものである。
【0006】
【作用】バルブを開弁状態若しくは閉弁状態にする場合
には、ハンドル本体に設けた回転切換え機構を操作して
ステムを開弁方向若しくは閉弁方向の何れか一方向のみ
に回転可能にする。そして、操作者は、ハンドル本体を
所定の方向へ回転してバルブを開弁状態若しくは閉弁状
態にする。このとき、ステムは回転切換え機構によって
一方向(開弁方向若しくは閉弁方向)のみに回転する。
このバルブ操作用ハンドルを使用すれば、バルブの開閉
操作終了後に操作者が間違ってバルブを操作しても、ス
テムが一方向にしか回転しない為、バルブは常時一定の
状態(開弁状態若しくは閉弁状態)に保持されることに
なり、安易な誤操作を防止することができる。その結
果、事故の発生を防止することができる。一方、プラン
トの保守点検時や運転中にバルブを操作してその状態を
変えたい場合には、回転切換え機構を操作してステムを
所定の方向へ回転可能とし、ハンドル本体を回転操作す
ることによって、バルブを所定の状態に変更することが
できる。尚、バルブ操作用ハンドルは、回転切換え機構
をハンドル本体の収容空間内に収容している為、ハンド
ルの操作時にこれが邪魔になると云うこともなく、ハン
ドルの操作を円滑且つ容易に行える。又、ハンドルの操
作時に操作者の手が回転切換え機構に当たって回転切換
え機構が勝手に切り替わると云うこともなく、誤操作を
完全に防止することができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。図1は本発明の実施例に係るバルブ操作用
ハンドル1を用いたニードルバルブの縦断面図であり、
当該バルブは、ハンドル1を正回転(図2の矢印a方
向)させると、ステム2が回転しつつ下降し、ステム2
の下部に設けたディスク3が弁座4に当座して流体通路
5を閉塞し、又、ハンドル1を逆回転(図2の矢印b方
向)させると、ステム2が回転しつつ上昇し、ステム2
の下部に設けたディスク3が弁座4から離座して流体通
路5を開放するように構成されている。尚、図1に於い
て、6はボディ、7はボンネット、8はハメ輪、9はグ
ランドパッキン、10はパッキン押え、11はボンネッ
トナット、12はパネルナット、13はパネルである。
【0008】本発明のバルブ操作用ハンドル1は、ステ
ム2の上端部に着脱自在に取付けられて居り、ハンドル
本体14と、ハンドル本体14に取付けた下部パネル1
5及び上部パネル16と、ハンドル本体14に配設した
回転切換え機構17と、ハンドル本体14に設けたバル
ブの開閉表示機構18等から構成されている。
【0009】即ち、前記ハンドル本体14は、アルミニ
ウム等の金属材により円盤状に形成されて居り、その上
面には回転切換え機構17が収容される凹状の収容空間
14aが形成されている。又、ハンドル本体14の底部
中央には後述する回転切換え機構17の爪車22が嵌合
される嵌合穴14bが穿設されている。更に、ハンドル
本体14の上部には下部パネル15を載置する為の下部
段部14cと上部パネル16を載置する為の上部段部1
4dが夫々形成されている。
【0010】前記下部パネル15及び上部パネル16
は、金属材若しくはプラスチック材により夫々円板状に
形成されて居り、ハンドル本体14の収容空間14aの
開口を覆うべくハンドル本体14の上部段部14d及び
下部段部14cに夫々載置され、ネジ等によってハンド
ル本体14へ固定されている。又、上部パネル16の表
面にはバルブの開弁方向や閉弁方向を示す矢印や文字、
或いはバルブの常時の状態を示す文字等が表示されてい
る。尚、19は下部パネル15をハンドル本体14に固
定する為の固定ネジ、20及び21は上部パネル16を
ハンドル本体14に固定する為の雄ネジとナットであ
り、雄ネジ20は下部パネル15に植設されて上部パネ
ル16に挿通されている。
【0011】前記回転切換え機構17は、ハンドル本体
14の収容空間14a内に位置してハンドル本体14と
ステム2との間に介設されて居り、ハンドル本体14の
正逆回転時にステム2を閉弁方向(図5の矢印a方向)
若しくは開弁方向(図5の矢印b方向)の何れか一方向
のみに回転可能ならしめると共に、ステム2の回転方向
を切換え可能にするものであり、爪車22と、第1爪体
23a及び第2爪体23bと、圧縮コイルスプリング2
4と、操作軸25とから構成されている。具体的には、
爪車22は、ハンドル本体14の嵌合穴14bに相対回
転自在に嵌合されて居り、その中心部にはステム2の上
端部に形成した断面四角形状の連結部2aに相対回転不
能に係合される係合孔22aが穿設されている。この爪
車22は、ステム2の連結部2aに係合され、ステム2
の上端部に螺着した固定用ナット26によって抜け止め
されている。又、第1爪体23a及び第2爪体23b
は、ハンドル本体14の底部に対向状態で且つ揺動自在
に支持されて居り、図5及び図7に示す如く、爪車22
に係合して爪車22の回転方向を規制する係合位置と爪
車22から離脱して爪車22の回転方向をフリーにする
非係合位置とを取り得るように為されている。更に、圧
縮コイルスプリング24は、ハンドル本体14と各爪体
23a,23bとの間に介設されて居り、各爪体23
a,23bを係合位置に揺動附勢するものである。一
方、操作軸25は、爪体23a,23b間に位置してハ
ンドル本体14及び各パネル15,16に回転可能に支
持されて居り、その下端部には各爪体23a,23bを
揺動動作させて爪車22へ係脱自在にするカム板25a
が一体的に形成されている。前記カム板25aの形状
は、操作軸25を右方向(図5の時計回り方向)へ所定
角度だけ回転させると、第1爪体23aのみを圧縮コイ
ルスプリング24の弾性力に抗して非係合位置に揺動動
作させ、又、操作軸25を左方向(図5の反時計回り方
向)へ所定角度だけ回転させると、第2爪体23bのみ
を圧縮コイルスプリング24の弾性力に抗して非係合位
置に揺動動作させ、更に、操作軸25をカム板25aが
各爪体23a,23bの中間位置(図8の位置)に来る
ように回転させると、各爪体23a,23bを圧縮コイ
ルスプリング24の弾性力に抗して夫々非係合位置に揺
動動作させるように設定されているそして、操作軸25
の上端部は上部パネル16の上面に露出して居り、該操
作軸25の上端面には六角レンチ(図示省略)が嵌合さ
れるレンチ孔25bが形成されている。このレンチ孔2
5bに六角レンチを挿入することによって操作軸25を
任意の方向へ回転させることができる。尚、図3及び図
5に於いて、27はハンドル本体14の底部に形成され
た操作軸25の回転角度を規制するストッパーである。
【0012】前記開閉表示機構18は、ハンドル本体1
4に設けられ、バルブの開閉状態を表示するものであ
り、開閉表示を手動で切換えられるようにしたものであ
る。具体的には、開閉表示機構18は、図3及び図6に
示す如く、上部パネル16の周縁部に形成された表示窓
16aと、操作軸25の上端部に水平姿勢で固定され、
端部に平行ピン29を植設した切換えレバー28と、雄
ネジ20に揺動自在に支持され、一端部に前記平行ピン
29が挿通されるガイド孔30aを有すると共に、他端
部表面に表示窓16aに合致する文字(開及び閉)を表
示した開閉表示板30とから成り、六角レンチにより操
作軸25を一定角度右方向若しくは左方向へ回転させる
と、切換えレバー28が揺動し、これに連動連結された
開閉表示板30も右方向若しくは左方向へ揺動し、開閉
表示板30に表示した文字(開若しくは閉)が表示窓1
6aに合致するように構成されている。尚、開閉表示機
構18は、操作軸25を右方向(図6の時計回り方向)
へ一定角度回転させると、開閉表示板30が左方向(図
6の反時計回り方向)へ揺動して表示窓16aに開の文
字が、又、操作軸25を左方向へ一定角度回転させる
と、開閉表示板30が右方向へ揺動して表示窓16aに
閉の文字が表れるように為されている。
【0013】前記バルブ操作用ハンドル1をバルブのス
テム2に取付ける場合には、各パネル15,16及び開
閉表示機構18等をハンドル本体14から取外した状態
で、爪車22の係合孔22aをステム2の連結部2aに
係合し、ステム2の上端部に固定用ナット26を螺着す
る。その後、各パネル15,16と開閉表示機構18等
をハンドル本体14に取付ける。このバルブ操作用ハン
ドル1は、流体管路に新たに介設するバルブに取付けて
も良く、或いは既設のバルブに取付けるよにしても良
い。而して、バルブ操作用ハンドル1を備えた図1のバ
ルブを常時開弁状態にする場合には、回転切換え機構1
7の操作軸25を六角レンチにより回転操作してステム
2が開弁方向のみへ回転するようにする。即ち、操作軸
25を右方向へ一定角度回転して第2爪体23bのみを
係合位置にもたらす。そうすると、ハンドル本体14の
逆回転時(図2の矢印b方向)には第2爪体23bが爪
車22を押してステム2を図5の矢印b方向へ回転動作
させると共に、ハンドル本体14の正回転時(図2の矢
印a方向)にはハンドル本体14が空回りしてステム2
の回転が阻止される。その結果、操作者は、ハンドル本
体14を逆回転させることによってバルブを開弁状態に
することができる。又、バルブの開弁操作終了後に操作
者が間違ってバルブを閉弁操作しようとしても、ステム
2が開弁方向にしか回転せず、バルブは常時開弁状態に
保持されることになる。尚、回転切換え機構17の操作
軸25を右方向へ回転操作すると、表示窓16aに開閉
表示板30の開の表示が表れ、バルブの開閉状態も表示
されることになる。一方、バルブを常時閉弁状態にする
場合には、回転切換え機構17の操作軸25を六角レン
チにより回転操作してステム2が閉弁方向のみに回転す
るようにする。即ち、操作軸25を左方向へ一定角度回
転して第1爪体23aのみを係合位置にもたらす。そう
すると、ハンドル本体14の正回転時(図2の矢印a方
向)には第1爪体23aが爪車22を押してステム2を
図7の矢印方向へ回転動作させると共に、ハンドル本体
14の逆回転時(図2の矢印b方向)にはハンドル本体
14が空回りしてステム2の回転が阻止される。その結
果、操作者は、ハンドル本体14を正回転させることに
よってバルブを閉弁状態にすることができる。又、バル
ブの閉弁操作終了後に操作者が間違ってバルブを開弁操
作しようとしても、ステム2が閉弁方向にしか回転せ
ず、バルブは常時閉弁状態に保持されることになる。
尚、回転切換え機構17の操作軸25を左方向へ回転操
作すると、表示窓16aに開閉表示板30の閉の表示が
表れ、バルブの開閉状態も表示されることになる。この
バルブ操作用ハンドル1を使用すれば、バルブの開閉操
作終了後に操作者が間違ってバルブを操作しても、ステ
ム2が一方向にしか回転しない為、バルブは常時一定の
状態(開弁状態若しくは閉弁状態)に保持されることに
なり、安易な誤操作を防止することができる。その結
果、事故の発生を未然に防止することができる。一方、
プラントの保守点検時や運転中にバルブを操作してその
状態を変えたい場合には、回転切換え機構17を操作し
てステム2を所定の方向へ回転可能とし、ハンドル本体
14を回転操作することによって、バルブを所定の状態
に変更することができる。尚、バルブ操作用ハンドル1
は、回転切換え機構17をハンドル本体14の収容空間
14a内に収容している為、ハンドル1の操作時にこれ
が邪魔になると云うこともなく、ハンドル1の操作を円
滑且つ容易に行える。又、ハンドル1の操作時に操作者
の手が回転切換え機構17に当たって回転切換え機構1
7が勝手に切り替わると云うこともなく、誤操作を完全
に防止することができる。
【0014】上記実施例に於いては、バルブ操作用ハン
ドル1をニードルバルブに取付けるようにしたが、本発
明は上記実施例のものに限定されるものではなく、開弁
並びに閉弁方向へ回転自在なステム2を有して居れば、
如何なる構造のバルブに取付けても良い。例えばバルブ
操作用ハンドル1をダイヤフラム型のバルブやグローブ
バルブ、或いはゲートバルブ等に取付けるようにしても
良い。
【0015】上記実施例に於いては、ハンドル本体14
の収容空間14a内に一つの操作軸25と第1及び第2
爪体23bを配設るすようにしたが、他の実施例に於い
ては、これらと同一ものを収容空間14a内に二組配設
し、二つの操作軸25を回転操作することによって回転
切換え機構17を切換え操作するよにしても良い。
【0016】上記実施例に於いては、操作軸25を六角
レンチで回転操作するようにしたが、他の実施例に於い
ては、操作軸25の上端部を上部パネル16から突出さ
せ、該突出部分に撮みを設け、撮みを操作することによ
って操作軸25を回転させるようにしても良い。
【0017】上記実施例に於いては、操作軸25をハン
ドル本体14の上面から回転操作できるようにしたが、
他の実施例に於いては、操作軸25をハンドル1の側面
(外周面)から回転操作できるようにしても良い。
【0018】上記実施例に於いては、ハンドル本体14
に回転切換え機構17とバルブの開閉表示機構18とを
設けるようにしたが、他の実施例に於いては、回転切換
え機構17のみを設けても良く、或いはバルブの開度を
表示する開度表示機構を設けるようにしても良い。
【0019】上記実施例に於いては、各パネル15,1
6をネジ等によりハンドル本体14に固定するようにし
たが、他の実施例に於いては、各パネル15,16を接
着剤で固定するようにしても良い。
【0020】上記実施例に於いては、開閉表示機構18
は手動によって切り換わる構成としたが、他の実施例に
於いては、ハンドル本体14を回転させたときに自動的
に切り換わる構成としても良い。例えば開閉表示機構1
8に実公昭57−12312号公報や特公昭61−49
546号公報に開示された構造のものを使用しても良
い。
【0021】上記実施例に於いては、ハンドル本体14
に回転切換え機構17及び開閉表示機構18を配設した
が、他の実施例に於いては、その他にハンドル1に触れ
たら音声で注意を促す警報機構を設けたり、或いは誤操
作を知らせる報知器例えば表示機構が常時開表示になっ
ているのに回転切換え機構17は閉専用になっている場
合に光や音声で注意を促す報知器を設けるようにしても
良い。又、ハンドル1に発振機を組み込んで開閉の誤操
作をモニターするようにしても良い。
【0022】
【発明の効果】上述の通り、本発明のバルブ操作用ハン
ドルは、ハンドルの正逆回転時にステムを開弁方向若し
くは閉弁方向の何れか一方向のみに回転可能ならしめる
ことができると共に、ステムの回転方向も自由に切替え
ることができる為、安易な誤操作を防止することができ
る。例えばバルブの開閉操作終了後に他の操作者が誤っ
てバルブを操作しても、ステムが一方向にしか回転せ
ず、バルブは常時一定の状態に保持されることになる。
その結果、事故の発生を未然に防止することができる。
又、操作用ハンドルは、回転切換え機構等をハンドル本
体の収容空間に収納している為、ハンドルの操作時にこ
れらが邪魔になると云うこともなく、ハンドルの操作を
円滑且つ容易に行える。然も、ハンドルの操作時に操作
者の手が回転切換え機構に当たって回転切換え機構が勝
手に切り替わると云うこともなく、誤操作を完全に防止
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係るバルブ操作用ハンドルを
用いたニードルバルブの縦断面図である。
【図2】同じくバルブ操作用ハンドルの拡大平面図であ
る。
【図3】図2のA−A線縦断面図である。
【図4】図2のB−B線縦断面図である。
【図5】図4のC−C線横断面図である。
【図6】図4のD−D線横断面図である。
【図7】回転切換え機構17を閉弁状態に操作した場合
の横断面図である。
【図8】回転切換え機構17を中立状態に操作した場合
の横断面図である。
【符号の説明】
1はバルブ操作用ハンドル、2はステム、14はハンド
ル本体、14aは収容空間、17は回転切換え機構。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16K 31/60 F16K 35/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バルブの開弁方向や閉弁方向を示す表示
    やバルブの常時の作動状態を示す表示を設けた上部パネ
    ル(16)の下方に収容空間(14a)を有し、手動式
    バルブのステム(2)に着脱自在に取付けした円盤状の
    ハンドル本体(14)と,ハンドル本体(14)の収容
    空間(14a)内に配設され、ハンドル本体(14)の
    回転操作時に前記ステム(2)の回転方向を弁の開弁方
    向と閉弁方向と開弁及び閉弁の両方向との何れか一つに
    選択的に切替えする回転切換え機構(17)と,前記回
    転切換え機構(17)に連動して、ステム(2)が開弁
    方向又は閉弁方向若しくは開弁及び閉弁の両方向へ回転
    可能な状態にあることを前記上部パネル(16)に設け
    た表示窓(16a)を通して表示する開閉表示機構(1
    8)とを備え、更に、前記回転切換え機構(17)を、
    ステム(2)の上端部へ固定した爪車(22)と,ハン
    ドル本体(14)の収容空間(14a)内に対向状態で
    揺動自在に配設され、その先端を爪車(22)へ係合又
    は爪車(22)から離脱させるようにした二個の爪体
    (23a)・(23b)と,両爪体(23a)・(23
    b)をその各先端が爪車(22)へ係合する方向に夫々
    付勢するスプリング(24)・(24)と,両爪体(2
    3a)・(23b)の間に回動可能に立設され、頭部に
    これを回動させるためのレンチが係合されるレンチ穴
    (25b)を有する操作軸(25)と,前記対向状に配
    設した爪体(23a)と爪体(23b)の間に位置して
    操作軸(25)に設けられ、操作軸(25)の回動によ
    り両爪体(23a)、(23b)を揺動させることによ
    り、何れか一方の先端を爪車(22)へ係合又は爪車
    (22)から離脱させると共に他方の先端を爪車(2
    2)から離脱又は爪車(22)へ係合させるか、若しく
    は両方の先端を爪車(22)から離脱させるようにした
    カム板(25a)とから構成すると共に、前記開閉表示
    機構(18)を、ハンドル本体(14)の上部パネル
    (16)に設けた表示窓(16a)と,上部パネル(1
    6)の下方に間隔を置いて配設した下部パネル(15)
    と,下部パネル(15)に立設した支持固定用の雄ねじ
    (20)と,下部パネル(15)の上方に水平に配設さ
    れて操作軸(25)の上端部にその基端部が支持固定さ
    れ、操作軸(25)と共に回動される切換レバー(2
    8)と,前記雄ねじ(20)を挿通せしめて下部パネル
    (15)の上方に水平姿勢 で回動自在に支持され、先端
    部外表面に前記表示窓(16a)に表現する表示文字を
    有する表示板(30)と,当該表示板(30)の基端部
    と前記切換レバー(28)の先端部とを左右方向へ移動
    可能に連結し、切換レバー(28)の先端部の運動を表
    示板(30)の基端部へ伝達するピン(29)及びガイ
    ド孔(30a)から成る連結機構とから構成したことを
    特徴とする手動式バルブのバルブ操作用ハンドル。
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