JP3141640B2 - 積層複合体 - Google Patents

積層複合体

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JP3141640B2 JP05211504A JP21150493A JP3141640B2 JP 3141640 B2 JP3141640 B2 JP 3141640B2 JP 05211504 A JP05211504 A JP 05211504A JP 21150493 A JP21150493 A JP 21150493A JP 3141640 B2 JP3141640 B2 JP 3141640B2
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  • Finishing Walls (AREA)
  • Special Wing (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【産業上の利用分野】本発明は、建設用壁材、内装材、
ドア等に有用な、軽量で、かつ強度及び難燃性に優れた
積層複合体に関する。
【0001】
【従来の技術】これまで、建築用壁材、内装材として、
フェノ−ルフォーム板、無機質板等の軽量板の表面に化
粧紙、フィルム等を積層した物が広く用いられている。
しかし、これらの、該フェノ−ルフォーム板、無機質板
等の材質は軽量かつ難燃性に優れる等の利点を有してい
るものの、強度が著しく劣るものであり、そのため、従
来より例えばフェノールフォームを繊維強化する事で強
度を向上させる方策が知られている。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の繊
維強化されたフェノールフォームは有る程度の強度向上
は認められるものの、未だ充分なものではなく、また、
難燃性についても充分なものではなかった。本発明が解
決しようとする課題は、優れた難燃性と強度とを有する
軽量化された積層体を提供することにある。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、鋭意検討
を重ねた結果、表面から(C)化粧板層、(B)特定の
繊維強化フェノール樹脂層、(A)特定の軽量板層、
(D)木質材層、(A)特定の軽量板層、(B)特定の
繊維強化フェノール樹脂層、(C)化粧板層の順に積層
することにより上記課題が解決できることを見いだし本
発明を完成するに至った。即ち、本発明は、表面から
(C)化粧板層、(B)厚さ1〜6mmの繊維強化フェノ
ール樹脂層、(A)厚さ10〜20mmの繊維強化フェノ
ールフォームからなる難燃性軽量板層、(D)木質材
層、(A)厚さ10〜20mmの繊維強化フェノールフォ
ームからなる難燃性軽量板層、(B)厚さ1〜6mmの
維強化フェノール樹脂層、(C)化粧板層の順に積層
れておりそれぞれがフェノール系接着剤で接着され
事を特徴とする建築用壁材、内装材、もしくはドア用途
の積層複合体に関する。
【0004】以下に本発明につき詳細に説明する。次に
本発明に用いる(A)軽量板層を形成する軽量板として
は、本発明の効果が顕著となる点から繊維強化フェノー
ルフォームである。
【0005】軽量板の厚さは、積層複合体の軽量化に優
れる点から10mm〜20mmである。また、この
(A)軽量板層は、軽量板を単板で使用しても良いし、
複数枚貼り合わせて使用しても良い。
【0006】次に本発明に用いる(B)繊維強化フェノ
−ル樹脂層は、ホルムアルデヒド、パラホルムアルデヒ
ド、アセトアルデヒド、フルフラール、ベンズアルデヒ
ドの如きアルデヒド類と、フェノール、クレゾール、エ
チルフェノール、ブロムフェノール、クロルフェノール
の如きフェノール類とを、アルデヒド類/フェノール類
=0.5/1〜3/1、好ましくは0.8/1〜2.5
/1のモル比で、水酸化カリウム、水酸化ナトリウム、
水酸化バリウムの如きアルカリ触媒の存在下でメチロー
ル化して得られる公知のレゾール型水溶性フェノール樹
脂(含水量5〜50重量%)と、パラトルエンスルホン
酸、ベンゼンスルホン酸、キシレンスルホン酸、フェノ
−ルスルホン酸の如き有機酸、硫酸、リン酸、酢酸の如
き無機酸及びホルムアルデヒド、パラホルムアルデヒ
ド、アセトアルデヒドの如きアルデヒド類から選ばれる
1種以上の硬化剤と必要に応じて無機充填剤、離型剤、
難燃剤、消泡剤、着色剤等の添加剤を混合して得られる
シロップ状叉はペ−スト状のコンパウンドをサ−フェシ
ングマット、チョップドストランドマット、コンティニ
アスマット、プリフォ−ムマットの如きガラスマット、
ガラスロ−ビング、ガラスクロス等のガラス繊維、カ−
ボン繊維、ポリアミド繊維、ボロン繊維などの繊維補強
剤に該補強剤の含有率が通常、20〜60重量%となる
ように含浸させた物をいい、賦形され、水を含有したま
ま常温或いは加熱硬化されて含水率1〜40重量%の成
形物から成るものである。
【0007】その厚さは、成形賦形が容易である点から
1〜6mmがその軽さと強度とに優れる点から好まし
い。成形方法は繊維強化ポリエステル樹脂と同じように
各種の成形方法が使用できるが寸法の調整しやすい連続
成形法が適している。
【0008】本発明の積層複合体は、特にその用途は特
に限定されないが、その強度及び難燃性から建築用壁
材、内装材、ドアとして非常に有効である。
【0009】本発明に用いる()化粧板層とは、従来
公知である化粧紙、難燃化粧紙、不燃化粧紙、メラミン
含浸化粧紙及び突き板、難燃剤含浸突き板、フィルム、
化粧フィルム、難燃性フィルム等の化粧板から成るもの
である。また、これら化粧板に更に樹脂塗料、難燃塗
料、無機塗料等を塗装した物も使用する事ができ、その
厚さは通常、0.02mm〜1.0mmで使用できる。
【0010】また、本発明に用いる(D)木質材層は、
従来公知である針葉樹、広葉樹の国産製材及び輸入製
材、又はこれらの木材を使用したファイバ−ボ−ド、パ
−チクルボ−ド、合板、化粧合板、集成材や難燃剤を含
浸させた難燃木材等の木質材から成り、その厚さは10
mm〜80mm、中でも15mm〜50mmのものが好
ましい。
【0011】上述した積層複合体の製造方法は特に限定
されないが、例えば上記各層の層間に接着剤を塗布した
積層物を多段圧縮成形器で圧縮する事により製造でき
る。この場合常温で製造することもできるが、接着時間
を短縮化できる点から40〜100℃に加熱して行なう
ことが好ましい。
【0012】接着剤としては、汎用されているものが何
れも使用でき、例えばアクリル系接着剤、フェノール系
接着剤、サクビ系接着剤、エポキシ系接着剤等が挙げら
れる。これらの中でも、特に難燃性を有するフェノール
系接着剤が好ましい
【実施例】以下に本発明の実施例、試験結果を説明す
る。尚、例中の部、%はすべて重量基準であり、各評価
試験方法は次のようにして行った。
【0013】(曲げ強度) JIS−K−6911に準処した。 (難燃性試験) 複合板の片側の()突き板側より700℃1時間の熱
を加える燃焼試験試験を行い下記式から複合板厚みに対
する燃焼率を算出し難燃性とした。
【0014】参考例1 ダイスリック106(大日本インキ化学工業株式会社製
レゾ−ル型フェノ−ル樹脂)100部にダイスリック2
00−C(大日本インキ化学工業株式会社製フェノ−ル
樹脂用硬化剤)6部からなるシロップを450g/m2
のガラスチヨップドストランドマット3枚にガラス含有
量が30%になるように含浸させ60℃、3時間で硬化
させ厚さ3mmの繊維強化フェノ−ル樹脂板を得た。次
に(C)厚さ0.5mmの突き板層、(B)厚さ3mm
の繊維強化フェノ−ル樹脂層、(A)厚さ10mmの繊
維強化フェノ−ルフォーム層となる様に接着剤(大日本
インキ化学工業株式会社製フェノール系接着剤「プライ
オーヘンM−6000」)を各層間に10g/m2塗布
し10Kg/cm2 の圧力で60℃2時間加熱加圧接着
し、厚さ14mmの積層複合体得た。この積層複合体を
用いて、曲げ強度及び難燃性を測定した。結果を第1表
に示した。
【0015】参考例2 (A)繊維強化フェノールフォ−ム層に隣接して(D)
厚さ20mmのパ−チクルボ−ドを使用して、(C)
層、(B)層、(A)層、(D)層の順に積層する以外
は実施例1と同じ方法で、厚さ34mmの積層複合体を
得た。この積層複合体を用いて、曲げ強度及び難燃性を
測定した。結果を第1表に示した。
【0016】実施例1 フェノ−ル樹脂FRP積層複合体構成のうち参考例2の
(D)パ−チクルボ−ド層に隣接して(A)厚さ10m
mの繊維強化フェノ−ルフォ−ム、次いで(B)厚さ3
mmの繊維強化フェノ−ル樹脂層、次いで(C)厚さ
0.5mmの突き板層を設け、(C)層、(B)層、
(A)層、(D)層、(A)層、(B)層、(C)層の
順に用いる以外は実施例1と同じ方法で、厚さ48mm
の積層複合体を得た。この積層複合体を用いて、曲げ強
度及び難燃性を測定した。結果を第1表に示した。
【0017】比較例1 繊維強化フェノ−ル樹脂層(B)を用いない以外は実施
例1と同じ方法で、厚さ42mmの積層複合体を得た。
この積層複合体を用いて、曲げ強度及び難燃性を測定し
た。結果を第1表に示した。
【0018】
【表1】
【0019】
【発明の効果】本発明によれば、優れた難燃性と強度と
を有する軽量化された積層複合体を提供できる。本発明
の積層複合体は、難燃性、強度に優れる事から建築用壁
材、内装材及び防火ドア等の難燃性を要求される分野へ
応用できる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−194942(JP,A) 特開 平4−62044(JP,A) 特開 昭59−187844(JP,A) 実開 昭61−163843(JP,U) 実開 平4−30930(JP,U) 実開 平4−58331(JP,U) 実開 平2−121236(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B32B 1/00 - 35/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面から(C)化粧板層、(B)厚さ1〜
    6mmの繊維強化フェノール樹脂層、(A)厚さ10〜
    20mmの繊維強化フェノールフォームからなる難燃性
    量板層、(D)木質材層、(A)厚さ10〜20mmの繊
    維強化フェノールフォームからなる難燃性軽量板層、
    (B)厚さ1〜6mmの繊維強化フェノール樹脂層、
    (C)化粧板層の順に積層されておりそれぞれがフェ
    ノール系接着剤で接着される事を特徴とする建築用壁
    材、内装材、もしくはドア用途の積層複合体。
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