JP3142681B2 - 医療用バッグのポ−ト溶着金型、医療用バッグ及び医療用バッグのポ−ト溶着方法 - Google Patents

医療用バッグのポ−ト溶着金型、医療用バッグ及び医療用バッグのポ−ト溶着方法

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JP3142681B2
JP3142681B2 JP05077682A JP7768293A JP3142681B2 JP 3142681 B2 JP3142681 B2 JP 3142681B2 JP 05077682 A JP05077682 A JP 05077682A JP 7768293 A JP7768293 A JP 7768293A JP 3142681 B2 JP3142681 B2 JP 3142681B2
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bag
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富士夫 和田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、袋状本体の上端にポー
トを溶着した医療用バッグ、医療用バッグにポートを溶
着するための金型及び医療用バッグの製造方法の改良に
関する。
【0002】
【従来技術及び発明が解決しようとする課題】現在、医
療用バッグへのポートの溶着は図5に示すようにポート
23を袋状のチューブ24(またはシート)の開口部に
挿入した後これらを短形状の溝22を形成したポート溶
着金型21(また、ポート溶着金型21は図6(図5記
載の金型21の底面図)のように、ポート23の接液側
に相当する端部の内側がRに形成されている)により狭
持して、加熱溶着(一次溶着)し、続いて半円状の溝を
有する加熱金型(図示せず)によりポート23及びチュ
ーブ24の溶着部を狭持して、加熱溶着していた(二次
溶着)。
【0003】しかしながら以上の手段では次の原因によ
りポート23をチューブ24に完全に溶着するのが困難
であった。 ポート溶着金型21でポート23及びチューブ24を
押さえ込む際にポートのセンターラインCに上下の金型
21、21の押圧部26、26が同時に到達しないの
で、早く到達した押圧部26側のR部には予定より多く
の熱量が伝わり接触したチューブ24に伸びが発生し極
薄となる。 たとえポート23のセンターラインCに上下の金型2
1、21の押圧部26、26が同時に到達しても、加熱
終了後、金型21、21を開いた瞬間にR部に接したチ
ューブ24に伸びが生じるとともに図7に示すようにチ
ューブ24の溶着端部に剥離が生じ△型の空洞であるト
ンネルTなるものが発生する。
【0004】トンネルTが生成した状態でさらに加熱
金型でポート23及びチューブ24の溶着部を狭持して
加熱溶着すると破れまたはピンホール等が発生するおそ
れがあった。
【0005】またポート溶着金型21の溝22は矩形
状のためポート23に周設する長さにバラツキがあり、
ポート23の上半分と下半分にかかる応力が異なるため
均一な溶着ができなかった。 また図8に示すように一次溶着部27のR部のポート
23の接点と二次溶着部28のポート23の接液側の接
点が限りなく接近しているので、一次溶着時に前記トン
ネルTが形成されると二次溶着時に破断するおそれがあ
った。 また図9のように溶着部のB−B断面の肉厚B1が袋
部(チューブ)24の中央部の肉厚B2を100とした
場合ほとんど0に近くなるのでリークする危険性があっ
た。 そこで本発明者は、以上の課題を解決するために上下の
ポート溶着金型がポートに常に一定の円周長食い込むよ
うにすること、R部を設けないこと(または小さなR部
とする)、チューブ(またはシート)がポートにしっか
り巻き付いてトンネルTができないようにすること等を
勘案して次の発明に到達した。
【0006】
【課題を解決するための手段】[1]本発明は、(1)
溶着金型2と溶着金型2の後方に配置される加熱金型3
とから構成され、 (2)前記溶着金型2は中央に加熱半周面6を形成する
とともに加熱半周面6の両側に溶着面4を形成し、 (3)前記加熱金型3は中央に加熱半周面7を形成する
とともに加熱半周面7の両側に加熱面5を形成し、 (4)前記溶着金型2の加熱半周面6と前記加熱金型3
加熱半周面7の径をポートの径より大きく形成し、 (5)前記溶着金型2の溶着面4及び加熱半周面6並び
に前記加熱金型3の加熱面5及び加熱半周面7の各面に
は絶縁性の薄膜がコーティングされ、 (6)前記溶着金型2の溶着面4は前記加熱金型3の
熱面5より高く形成した、医療用バッグのポート溶着金
型を提供する。
【0007】[2]本発明は、次の各工程よりなる医療
用バッグのポート溶着方法を提供する。 (1)袋部の上端にポートを挿入し、請求項1記載の溶
着金型よりポート及びポート周辺の袋部の構成部材を挟
持し加熱して、ポート両側の袋部の構成材料を溶着して
一次溶着部を形成し、該一次溶着部と溶着されていない
袋部の構成材料を前記ポートの外周に周接する工程、 (2)前記ポート及び一次溶着部を二次溶着用のポート
溶着金型により挟持して加熱し、ポート及びその両側の
一次溶着部を連続して溶着し、二次溶着部を形成する工
程、
【0008】[3]本発明は、袋部の上端にポートを溶
着した医療用バッグであって、ポートの両側を袋部の構
成材料を溶着して形成される一次溶着部で周接するとと
もに該一次溶着部で周接されていないポートの外周を溶
着されていない袋状の構成材料により周接し、前記ポー
ト及びその両側の一次溶着部に亘って連続した二次溶着
部を形成した医療用バッグを提供する。
【0009】
【作用】ポートの外周に袋状本体の構成材料をほとんど
均一に周設できるので、外周にフィルム又はシ−ルのシ
ワができず、また二次金型でポ−ト円周部を加圧溶着す
るに際し前記Δ型の空洞を突き破り溶着することがない
ので、ポートと袋状本体の溶着部から液漏れが生じるこ
とはない。
【0010】
【実施例】図1は本発明の医療用バッグのポート溶着金
型1(以下「溶着金型1」と略記する)の概略図であ
る。溶着金型1は真鍮、鉄等の導電性物質からなり、矩
形状の溶着金型2と加熱金型3とにより構成される。
【0011】溶着金型2は中央に溝状の加熱半周面6が
形成され、その両側に平坦な溶着面4が形成されてい
る。溶着金型2の後方に加熱金型3が設けられ、加熱金
型3の中央には溝状の加熱半周面7が前記加熱半周面6
と連続して形成されている。また加熱半周面7の両側に
平坦な加熱面5が形成されている。
【0012】前記各面4,5,6,7には例えばテフロ
ン等の絶縁性材料からなる薄膜がコーティングされてい
る。薄膜の厚さは5〜40μ、好ましくは30μ程度に
形成するのが良い。これはシートが軟化して金型にブロ
ッキングするのを防止するためである。また前記溶着面
4は加熱面5よりも高く形成されている。これらの面の
高さの差は0.1mm〜1mmに形成するのが良い。ま
た前記溝状の加熱半周面6,7の径は医療用バッグのポ
ートの径よりも大きく形成される。このようにしたの
は、袋部10とポート11にかかる圧力を後述するよう
に調整するためである。
【0013】図2は溶着金型1の使用状態図である。ポ
ート11を挿入した袋部10を前記上、下の溶着金型
1、1の間配置し、これを上、下の溶着金型1、1で挟
持し加熱する。溶着面4により押圧された袋部10は熱
と圧力を受けて溶着され(一次溶着部)、加熱面5と加
熱半円周面6、7に押圧された袋部10とポート11は
加熱を受ける。溶着金型1底部からの高さは溶着面4が
最も高いので溶着面4に押圧された袋部10の相当箇所
は強い圧力を受けるので溶着される。他の加熱面5(溶
着金型1底部からの高さは着面4より低い)と加熱半
円周面6、7(ポート11の径よりも大きい)に押圧さ
れた袋部10とポート11の相当箇所にかかる圧力は分
散されるので加熱を受けるのみで溶着されない。
【0014】続いてポート11及び前記一次溶着部を、
二次溶着用のポート溶着金型(図示せず)で加熱溶着し
て二次溶着部を形成する。
【0015】図3は以上のようにして形成した本発明の
医療用バッグ9の概略図であり、溶着面4により押圧さ
れた袋部10の相当箇所以外の袋部10の構成材料は溶
融せず加熱軟化するのみであるから袋部10の構成材料
はポート11の接液側に移行することなく確実にポート
11の外周に周されている。また医療用バッグ9の一
次溶着部13の下端部の線A1からポート11の下端部
の線A2までが0から6mm、前記線A2から二次溶着
部14の下端部の線A3までが0〜10mmに形成され
る。以上のように袋部10にポート11を溶着すること
により図4に示すように袋部10の中央部の肉厚A4を
100とした場合、一次溶着部13のA−A断面の肉厚
A5を50〜80に維持することができる。これにより
リークが発生することはない。
【0016】なお本発明の溶着金型1はポ−ト径の大小
にかかわらず応用することができ、ポ−ト径が大になる
ほど加熱痕を軽減するために加熱面5の長さをポ−ト径
の1.2倍から2倍に形成するのが望ましい。
【0017】
【発明の効果】すなわち本発明の医療用バッグは従来の
医療用バッグのようにR部や肉薄部が生成することがな
く、ポート11の外周に袋部の構成材料(一次溶着部と
溶着されていない袋部の構成材料)をほぼ均一に周
ることができるので、ポート11と袋部10の上端を完
全に溶着することができ液漏れを防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】ポート溶着金型の概略図
【図2】図1の使用状態図
【図3】図1の金型を用いて製造した医療用バッグの概
略図
【図4】図3のA−A断面図
【図5】従来の医療用バッグのポート溶着方法を示す概
略図
【図6】図5記載の金型の底面図
【図7】図5の一部拡大図
【図8】従来の医療用バッグの概略図
【図9】図8のB−B断面図
【符号の説明】
1 ポート溶着金型 2 溶着金型 3 加熱金型 4 溶着面 5 加熱面 6 加熱半周面 7 加熱半周面 9 医療用バッグ 10 袋部 11 ポート 12 袋溶着部 13 一次溶着部 14 二次溶着部

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(1)溶着金型2と溶着金型2の後方に配
    置される加熱金型3とから構成され、 (2)前記溶着金型2は中央に加熱半周面6を形成する
    とともに加熱半周面6の両側に溶着面4を形成し、 (3)前記加熱金型3は中央に加熱半周面7を形成する
    とともに加熱半周面7の両側に加熱面5を形成し、 (4)前記溶着金型2の加熱半周面6と前記加熱金型3
    加熱半周面7の径をポートの径より大きく形成し、 (5)前記溶着金型2の溶着面4及び加熱半周面6並び
    に前記加熱金型3の加熱面5及び加熱半周面7の各面に
    は絶縁性の薄膜がコーティングされ、 (6)前記溶着金型2の溶着面4は前記加熱金型3の
    熱面5より高く形成した、ことを特徴とする医療用バッ
    グのポート溶着金型。
  2. 【請求項2】次の各工程よりなることを特徴とする医療
    用バッグのポート溶着方法。 (1)袋部の上端にポートを挿入し、請求項1記載の溶
    着金型よりポート及びポート周辺の袋部の構成部材を挟
    持し加熱して、ポート両側の袋部の構成材料を溶着して
    一次溶着部を形成し、該一次溶着部と溶着されていない
    袋部の構成材料を前記ポートの外周に周接する工程、 (2)前記ポート及び一次溶着部を二次溶着用のポート
    溶着金型により挟持して加熱し、ポート及びその両側の
    一次溶着部を連続して溶着し、二次溶着部を形成する工
    程、
  3. 【請求項3】袋部の上端にポートを溶着した医療用バッ
    グであって、ポートの両側を袋部の構成材料を溶着して
    形成される一次溶着部で周接するとともに該一次溶着部
    で周接されていないポートの外周を溶着されていない袋
    状の構成材料により周接し、前記ポート及びその両側の
    一次溶着部に亘って連続した二次溶着部を形成したこと
    を特徴とする医療用バッグ。
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