JP3143793B2 - 粉末成形装置におけるフィーダー - Google Patents
粉末成形装置におけるフィーダーInfo
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- B30—PRESSES
- B30B—PRESSES IN GENERAL
- B30B15/00—Details of, or accessories for, presses; Auxiliary measures in connection with pressing
- B30B15/30—Feeding material to presses
- B30B15/302—Feeding material in particulate or plastic state to moulding presses
- B30B15/304—Feeding material in particulate or plastic state to moulding presses by using feed frames or shoes with relative movement with regard to the mould or moulds
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Powder Metallurgy (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は粉末成形装置におけるフ
ィーダーに関する。
ィーダーに関する。
【0002】
【従来の技術】粉末冶金においては、金属を主成分とす
る原料粉末を粉末成形装置により成形して圧粉体とし、
この圧粉体を焼結炉で加熱して焼結品を作る。ここで、
従来のこの種の粉末成形装置の一例につき図6を参照し
ながら説明する。粉末成形装置の金型1は、ダイプレー
ト2に固定されたダイ3とロアーパンチ4とアッパーパ
ンチホルダー5に保持されたアッパーパンチ6とからな
っており、ダイ3及びアッパーパンチ6とロアーパンチ
4との間にキャビティ7を形成する。図中8はロアパン
チの下部に突設したフランジ、9はダイ3とダイプレー
ト2の間に設けられるダイ固定枠、10はこのダイ固定枠
9とダイプレート2間に設けられる固定枠である。
る原料粉末を粉末成形装置により成形して圧粉体とし、
この圧粉体を焼結炉で加熱して焼結品を作る。ここで、
従来のこの種の粉末成形装置の一例につき図6を参照し
ながら説明する。粉末成形装置の金型1は、ダイプレー
ト2に固定されたダイ3とロアーパンチ4とアッパーパ
ンチホルダー5に保持されたアッパーパンチ6とからな
っており、ダイ3及びアッパーパンチ6とロアーパンチ
4との間にキャビティ7を形成する。図中8はロアパン
チの下部に突設したフランジ、9はダイ3とダイプレー
ト2の間に設けられるダイ固定枠、10はこのダイ固定枠
9とダイプレート2間に設けられる固定枠である。
【0003】一方フィーダー11は、下面に開口部12Aを
有するフィーダー本体12にホッパー13が可撓性を有する
供給管14を介して接続される。前記フィーダー本体12に
はフィーダーレバー15が連結されており、このフィーダ
ーレバー15に油圧駆動機構(図示略)が接続されてい
る。このフィーダー本体12は、駆動機構により、ダイプ
レート2及びダイ3上で前後動するようになっている。
なお、供給管14は、前記フィーダー本体12の後部中央の
上側に設けられた供給管接続開口部16に接続されてい
る。
有するフィーダー本体12にホッパー13が可撓性を有する
供給管14を介して接続される。前記フィーダー本体12に
はフィーダーレバー15が連結されており、このフィーダ
ーレバー15に油圧駆動機構(図示略)が接続されてい
る。このフィーダー本体12は、駆動機構により、ダイプ
レート2及びダイ3上で前後動するようになっている。
なお、供給管14は、前記フィーダー本体12の後部中央の
上側に設けられた供給管接続開口部16に接続されてい
る。
【0004】そして粉末成形に際しては、アッパーパン
チ6を上昇させてダイ3から離した状態で、ロアーパン
チ4の上方位置へフィーダー本体12を前進させる。この
フィーダー本体12の前進時、ダイ3は下降していて、こ
のダイ3の上面とロアーパンチ4の上面が同一高さにあ
るが、その後、ダイ3が上昇して、このダイ3とロアパ
ンチ4との間に上方へ開口したキャビティ7が形成され
る。また原料粉末を貯蔵したホッパー13から供給管14を
経てフィーダー本体12内の原料粉末が供給される。キャ
ビティ7への原料粉末の充填が終了すると、フィーダー
本体12が後退してキャビティ7の上方位置から外れる。
ついで、下降するアッパーパンチ6が原料粉末の充填し
たキャビティ7に嵌合されるとともに、ダイ3が下降し
て、該キャビティ7内でロアーパンチ4とアッパーパン
チ6とにより原料粉末を圧縮して固め、圧粉体を成型す
る。その後、アッパーパンチ6が上昇するとともに、ダ
イ3がさらに下降して、ロアーパンチ4により圧粉体が
ダイ3から抜き出される。さらに、前述のように給粉の
ためにフィーダー本体12が前進するのに伴い、このフィ
ーダー本体12により圧粉体が払い出される。このような
成形サイクルが繰り返される。
チ6を上昇させてダイ3から離した状態で、ロアーパン
チ4の上方位置へフィーダー本体12を前進させる。この
フィーダー本体12の前進時、ダイ3は下降していて、こ
のダイ3の上面とロアーパンチ4の上面が同一高さにあ
るが、その後、ダイ3が上昇して、このダイ3とロアパ
ンチ4との間に上方へ開口したキャビティ7が形成され
る。また原料粉末を貯蔵したホッパー13から供給管14を
経てフィーダー本体12内の原料粉末が供給される。キャ
ビティ7への原料粉末の充填が終了すると、フィーダー
本体12が後退してキャビティ7の上方位置から外れる。
ついで、下降するアッパーパンチ6が原料粉末の充填し
たキャビティ7に嵌合されるとともに、ダイ3が下降し
て、該キャビティ7内でロアーパンチ4とアッパーパン
チ6とにより原料粉末を圧縮して固め、圧粉体を成型す
る。その後、アッパーパンチ6が上昇するとともに、ダ
イ3がさらに下降して、ロアーパンチ4により圧粉体が
ダイ3から抜き出される。さらに、前述のように給粉の
ためにフィーダー本体12が前進するのに伴い、このフィ
ーダー本体12により圧粉体が払い出される。このような
成形サイクルが繰り返される。
【0005】
【課題が解決しようとする課題】前述した従来の粉末成
形装置におけるフィーダーでは、該装置を停止したと
き、フィーダー本体12に供給された粉末は山積みになっ
た状態で保持されるので、自重により見掛け密度(金属
粉末の見掛け単位体積当たりの重量)が大きくなり、次
の成形時に粉末をキャビティ7に充填すると、充填密度
が大きくなり、成形された圧粉体の密度が不均一なる。
このような不均一な密度の圧粉体を焼結すると焼結体の
気孔形成も不均一となり、焼結体の強度など品質管理上
の課題となる。また、キャビティ7への粉末の充填時に
は、瞬時に多量の粉末がキャビティ7に充填されるの
で、キャビティ7及びフィーダー本体12内の空気抜きが
充分でなく、とくに粉末充填時の成形速度を落さねばな
らなくなるなど、粉末成形の高速化の妨げとなってい
る。これは、粉末をフィーダー本体12内に供給し、キャ
ビティ7に充填するときに、フィーダー本体12内に空間
が少なくなり空気密度が大きくなることに起因する。
形装置におけるフィーダーでは、該装置を停止したと
き、フィーダー本体12に供給された粉末は山積みになっ
た状態で保持されるので、自重により見掛け密度(金属
粉末の見掛け単位体積当たりの重量)が大きくなり、次
の成形時に粉末をキャビティ7に充填すると、充填密度
が大きくなり、成形された圧粉体の密度が不均一なる。
このような不均一な密度の圧粉体を焼結すると焼結体の
気孔形成も不均一となり、焼結体の強度など品質管理上
の課題となる。また、キャビティ7への粉末の充填時に
は、瞬時に多量の粉末がキャビティ7に充填されるの
で、キャビティ7及びフィーダー本体12内の空気抜きが
充分でなく、とくに粉末充填時の成形速度を落さねばな
らなくなるなど、粉末成形の高速化の妨げとなってい
る。これは、粉末をフィーダー本体12内に供給し、キャ
ビティ7に充填するときに、フィーダー本体12内に空間
が少なくなり空気密度が大きくなることに起因する。
【0006】本発明は、これらの課題を解決して、圧粉
体の密度を均一にして品質上問題のない焼結体を得られ
ること、および、粉末成形の高速化を図れる粉末成形装
置におけるフィーダーを提供することを目的とする。
体の密度を均一にして品質上問題のない焼結体を得られ
ること、および、粉末成形の高速化を図れる粉末成形装
置におけるフィーダーを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1の粉末
成形装置におけるフィーダーは、前記目的を達成するた
めに、フィーダー本体と、このフィーダー本体の上方に
接続される粉末供給管接続開口部下方に隣接したフィー
ダー本体の後壁部内側にその基端部を取付け、その先端
部を前方に向け水平またはやや下方に傾斜して設けた第
1の案内板と、前記フィーダー本体の前壁部内側に基端
部が取付けられ、先端部を後方に向けて水平または下方
に傾斜させると共に、前記第1の案内板の先端部が前記
フィーダー本体の開口部の上側に遮られる程度にやや重
ねて設けられる第2の案内板とから構成されるものであ
る。
成形装置におけるフィーダーは、前記目的を達成するた
めに、フィーダー本体と、このフィーダー本体の上方に
接続される粉末供給管接続開口部下方に隣接したフィー
ダー本体の後壁部内側にその基端部を取付け、その先端
部を前方に向け水平またはやや下方に傾斜して設けた第
1の案内板と、前記フィーダー本体の前壁部内側に基端
部が取付けられ、先端部を後方に向けて水平または下方
に傾斜させると共に、前記第1の案内板の先端部が前記
フィーダー本体の開口部の上側に遮られる程度にやや重
ねて設けられる第2の案内板とから構成されるものであ
る。
【0008】また請求項2の粉末成形装置におけるフィ
ーダーは、前記第1の案内板の基端部と前記フィーダー
本体の後壁部、および前記第2の案内板の基端部と前記
フィーダー本体の前壁部とが枢軸部により取付角度調節
可能に枢支されているものである。
ーダーは、前記第1の案内板の基端部と前記フィーダー
本体の後壁部、および前記第2の案内板の基端部と前記
フィーダー本体の前壁部とが枢軸部により取付角度調節
可能に枢支されているものである。
【0009】
【作用】請求項1の構成によれば、粉末供給管14からフ
ィーダー本体12に原料粉末が供給され、フィーダー本体
12が前進を開始すると、供給された原料粉末は前進時の
慣性力により第1の案内板21上に堆積する。次にフィー
ダー本体12が後退し、新たに供給管14より原料粉末が供
給されると第1の案内板21上の原料粉末は後退時の慣性
力により第2の案内板22上にほぐされながら落下、堆積
する。再びフィーダー本体12が前進を開始すると、第2
の案内板22上の原料粉末は前進時の慣性力によりフィー
ダー本体12の後壁部12Bと第2の案内板22の先端部22A
との間を経て開口部12Aの後部方向へほぐされながら落
下し、たまる。そして、フィーダー本体12がキャビティ
7上に前進すると、原料粉末がキャビティ7内に十分に
ほぐされた状態で落し込まれる。
ィーダー本体12に原料粉末が供給され、フィーダー本体
12が前進を開始すると、供給された原料粉末は前進時の
慣性力により第1の案内板21上に堆積する。次にフィー
ダー本体12が後退し、新たに供給管14より原料粉末が供
給されると第1の案内板21上の原料粉末は後退時の慣性
力により第2の案内板22上にほぐされながら落下、堆積
する。再びフィーダー本体12が前進を開始すると、第2
の案内板22上の原料粉末は前進時の慣性力によりフィー
ダー本体12の後壁部12Bと第2の案内板22の先端部22A
との間を経て開口部12Aの後部方向へほぐされながら落
下し、たまる。そして、フィーダー本体12がキャビティ
7上に前進すると、原料粉末がキャビティ7内に十分に
ほぐされた状態で落し込まれる。
【0010】また請求項2の構成によれば、前記第1の
案内板の基端部と前記フィーダー本体の後壁部、および
前記第2の案内板の基端部と前記フィーダー本体の前壁
部とが枢軸部により取付角度調節可能に枢支されている
ので、原料粉末の材料密度や成形品の種類など成形条件
に対応して案内板の傾斜角度を自在に変更できる。
案内板の基端部と前記フィーダー本体の後壁部、および
前記第2の案内板の基端部と前記フィーダー本体の前壁
部とが枢軸部により取付角度調節可能に枢支されている
ので、原料粉末の材料密度や成形品の種類など成形条件
に対応して案内板の傾斜角度を自在に変更できる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例の構成について、図1
より図3を参照して説明する。図1に示すように粉末成
形装置の金型1は、前述した図6に示すものと同じ構成
を有し、ダイプレート2に固定されたダイ3とロアーパ
ンチ4とアッパーパンチホルダー5に保持されたアッパ
ーパンチ6とからなっており、ダイ3とロアーパンチ4
とアッパーパンチ6との間にキャビティ7を形成するも
のである。
より図3を参照して説明する。図1に示すように粉末成
形装置の金型1は、前述した図6に示すものと同じ構成
を有し、ダイプレート2に固定されたダイ3とロアーパ
ンチ4とアッパーパンチホルダー5に保持されたアッパ
ーパンチ6とからなっており、ダイ3とロアーパンチ4
とアッパーパンチ6との間にキャビティ7を形成するも
のである。
【0012】一方、フィーダー11は、下面に開口部12A
を有するフィーダー本体12にホッパー13が可撓性を有す
る供給管14を介して接続されている。また、前記フィー
ダー本体12には、フィーダーレバー15が連結されてお
り、これらフィーダーレバー15を介して図示していない
駆動機構が接続されている。こうして、フィーダー本体
12は、駆動機構の駆動により、ダイプレート2及びダイ
3上で矢印で示すように直線的に前後動するようになっ
ている。なお、供給管14は、前記フィーダー本体12の後
壁部中央の上側に設けられた前方へ向かって下方に傾斜
した供給管接続開口部16に接続されている。そして、こ
のフィーダー本体12には図2及び図3に示すように前記
供給管接続開口部16の下方に隣接したフィーダー本体12
の後壁部12Bの内側に、第1の案内板21が基端部21Bに
おいて取付けられており、該第1の案内板21はその先端
部21Aが後部から前方に向けてわずかに下方に傾斜して
設けられている。またフィーダー本体12の前壁部12Cの
内側に、第2の案内板22が基端部22Bにおいて取付けら
れており、該第2の案内板22はその先端部21Aが後部か
ら前方に向けてわずかに下方に傾斜して設けられてい
る。また、本実施例においては第1および第2の案内板
21,22をわずかに下方に傾斜して取り付けているが、両
案内板21,22は水平としてもよいし、さらには前記第1
および第2の案内板21,22の基端21B、22Bを回動可能
な枢軸を介してフィーダー本体12に取り付けることによ
り、原料粉末Pの種類による流動性やキャビティへの充
填量などに応じて、その取付角度を調節可能とすること
もできる。なお、22Cは空気抜きである。このような第
1の案内板21は、その先端部21Aが開口部12Aの中央よ
りも後部側に位置し、第2の案内板22は、その先端部22
Aが開口部12Aの中央よりも後部側にまで延在してお
り、かつ第1の案内板21と第2の案内板22とで開口部12
Aの上側領域を遮るように構成されており、両者が開口
部12Aの面に対してわずかに重なっている。また第1の
案内板21Aは、前述したとおり供給管接続開口部16の下
方に隣接して設けられるものであるが、第2の案内板22
の先端部22Aの高さhは、フィーダー本体12の高さHに
対して十分に低いのが好ましく、図示実施例においては
第2の案内板22の先端部22Aの高さhはフィーダー本体
12の高さHに対して約1/3となっている。第2の案内
板22の先端部22Aの高さhを本実施例のようにフィーダ
ー本体12の高さHに対して約1/3と十分に低くするこ
とにより、第1の案内板21の先端部21Aとの上下方向の
間隔を十分に確保することができ、原料粉末Pの供給の
迅速化を図ることができるうえ、後述する原料粉末Pの
充填時に、キャビティ7内の空気抜け性が良好となり、
高速充填性が向上する。
を有するフィーダー本体12にホッパー13が可撓性を有す
る供給管14を介して接続されている。また、前記フィー
ダー本体12には、フィーダーレバー15が連結されてお
り、これらフィーダーレバー15を介して図示していない
駆動機構が接続されている。こうして、フィーダー本体
12は、駆動機構の駆動により、ダイプレート2及びダイ
3上で矢印で示すように直線的に前後動するようになっ
ている。なお、供給管14は、前記フィーダー本体12の後
壁部中央の上側に設けられた前方へ向かって下方に傾斜
した供給管接続開口部16に接続されている。そして、こ
のフィーダー本体12には図2及び図3に示すように前記
供給管接続開口部16の下方に隣接したフィーダー本体12
の後壁部12Bの内側に、第1の案内板21が基端部21Bに
おいて取付けられており、該第1の案内板21はその先端
部21Aが後部から前方に向けてわずかに下方に傾斜して
設けられている。またフィーダー本体12の前壁部12Cの
内側に、第2の案内板22が基端部22Bにおいて取付けら
れており、該第2の案内板22はその先端部21Aが後部か
ら前方に向けてわずかに下方に傾斜して設けられてい
る。また、本実施例においては第1および第2の案内板
21,22をわずかに下方に傾斜して取り付けているが、両
案内板21,22は水平としてもよいし、さらには前記第1
および第2の案内板21,22の基端21B、22Bを回動可能
な枢軸を介してフィーダー本体12に取り付けることによ
り、原料粉末Pの種類による流動性やキャビティへの充
填量などに応じて、その取付角度を調節可能とすること
もできる。なお、22Cは空気抜きである。このような第
1の案内板21は、その先端部21Aが開口部12Aの中央よ
りも後部側に位置し、第2の案内板22は、その先端部22
Aが開口部12Aの中央よりも後部側にまで延在してお
り、かつ第1の案内板21と第2の案内板22とで開口部12
Aの上側領域を遮るように構成されており、両者が開口
部12Aの面に対してわずかに重なっている。また第1の
案内板21Aは、前述したとおり供給管接続開口部16の下
方に隣接して設けられるものであるが、第2の案内板22
の先端部22Aの高さhは、フィーダー本体12の高さHに
対して十分に低いのが好ましく、図示実施例においては
第2の案内板22の先端部22Aの高さhはフィーダー本体
12の高さHに対して約1/3となっている。第2の案内
板22の先端部22Aの高さhを本実施例のようにフィーダ
ー本体12の高さHに対して約1/3と十分に低くするこ
とにより、第1の案内板21の先端部21Aとの上下方向の
間隔を十分に確保することができ、原料粉末Pの供給の
迅速化を図ることができるうえ、後述する原料粉末Pの
充填時に、キャビティ7内の空気抜け性が良好となり、
高速充填性が向上する。
【0013】前記構成につきその作用について説明す
る。粉末成形に際しては、アッパーパンチ6を上昇させ
ダイ3から離した状態で、ダイプレート2及びダイ3上
でロアーパンチ4の上方位置へフィーダー本体12を前進
させる。なお、このフィーダー本体12の前進時、ダイ3
は下降していて、このダイ3の上面とロアーパンチ4の
上面とが同一高さにあるが、その後、ダイ3が上昇し
て、このダイ3とロアーパンチ4との間に上方へ開口し
たキャビティ7が形成される。そして原料粉末が貯蔵さ
れたホッパー13から供給管14を介してフィーダー本体12
内に原料粉末が供給される。この際、まずフィーダー本
体12がキャビティ7の後方から前方に向けて前進する。
そしてフィーダー本体12の内部が第1の案内板21及び第
2の案内板22により上下方向に交互に3段に仕切られて
おり、かつフィーダー本体12の後部に供給管14が接続さ
れているので、供給管14から供給された原料粉末Pは、
第2の案内板22上にわずかにこぼれ落ちる程度で、図4
(a) に示すように粉のほとんどが第1の案内板21上に堆
積する。次にフィーダー本体12がキャビティ7の前方か
ら後方に向けて後退を開始するとともに供給管14より原
料粉末Pが供給されると、前記第1の案内板21上に溜ま
った原料粉末Pは、図4(b) に示すように該後退にとも
なう慣性力により前方に移動し、第2の案内板22上にこ
ぼれ落ちる。続いて再びフィーダー本体12がキャビティ
7の後方から前方に向けて前進を開始するとともに供給
管14より原料粉末Pが供給されると、前記第2の案内板
22上の原料粉末Pは、図4(c) に示すようにフィーダー
本体12の前進にともなう慣性力により後方に移動し、少
しずつほぐされるようにして開口部12Aの後部に落下す
る。そして、この開口部12Aの後部に落下した原料粉末
は、図4(d) に示すようにフィーダー本体12が後退する
ことによりキャビティ7内に落とし込まれる。このよう
なフィーダー本体12の前後動による工程が第1の案内板
21、第2の案内板22及び開口部12A間で供給管14からの
原料粉末Pの供給に伴い連続的になされることにより、
ホッパー13から供給管14を介してフィーダー本体12内に
供給された原料粉末Pがキャビティ7内に十分に供給さ
れる。キャビティ7への原料粉末Pの充填が終了する
と、フィーダー本体12が後退してキャビティ7の上方位
置から外れる。ついで、下降するアッパーパンチ6がダ
イ3の間に嵌合されるとともに、ダイ3が下降して、こ
のロアーパンチ4とアッパーパンチ6とにより原料粉末
Pが圧縮されて固められ、圧粉体が成形される。その
後、アッパーパンチ6が上昇するとともに、ダイ3がさ
らに下降して、ロアーパンチ4により圧粉体がダイ3か
ら抜き出される。さらに、前述のように給粉のためにフ
ィーダー本体12が前進するのに伴い、このフィーダー本
体12により圧粉体が払い出される。以上の成形サイクル
が繰り返される。
る。粉末成形に際しては、アッパーパンチ6を上昇させ
ダイ3から離した状態で、ダイプレート2及びダイ3上
でロアーパンチ4の上方位置へフィーダー本体12を前進
させる。なお、このフィーダー本体12の前進時、ダイ3
は下降していて、このダイ3の上面とロアーパンチ4の
上面とが同一高さにあるが、その後、ダイ3が上昇し
て、このダイ3とロアーパンチ4との間に上方へ開口し
たキャビティ7が形成される。そして原料粉末が貯蔵さ
れたホッパー13から供給管14を介してフィーダー本体12
内に原料粉末が供給される。この際、まずフィーダー本
体12がキャビティ7の後方から前方に向けて前進する。
そしてフィーダー本体12の内部が第1の案内板21及び第
2の案内板22により上下方向に交互に3段に仕切られて
おり、かつフィーダー本体12の後部に供給管14が接続さ
れているので、供給管14から供給された原料粉末Pは、
第2の案内板22上にわずかにこぼれ落ちる程度で、図4
(a) に示すように粉のほとんどが第1の案内板21上に堆
積する。次にフィーダー本体12がキャビティ7の前方か
ら後方に向けて後退を開始するとともに供給管14より原
料粉末Pが供給されると、前記第1の案内板21上に溜ま
った原料粉末Pは、図4(b) に示すように該後退にとも
なう慣性力により前方に移動し、第2の案内板22上にこ
ぼれ落ちる。続いて再びフィーダー本体12がキャビティ
7の後方から前方に向けて前進を開始するとともに供給
管14より原料粉末Pが供給されると、前記第2の案内板
22上の原料粉末Pは、図4(c) に示すようにフィーダー
本体12の前進にともなう慣性力により後方に移動し、少
しずつほぐされるようにして開口部12Aの後部に落下す
る。そして、この開口部12Aの後部に落下した原料粉末
は、図4(d) に示すようにフィーダー本体12が後退する
ことによりキャビティ7内に落とし込まれる。このよう
なフィーダー本体12の前後動による工程が第1の案内板
21、第2の案内板22及び開口部12A間で供給管14からの
原料粉末Pの供給に伴い連続的になされることにより、
ホッパー13から供給管14を介してフィーダー本体12内に
供給された原料粉末Pがキャビティ7内に十分に供給さ
れる。キャビティ7への原料粉末Pの充填が終了する
と、フィーダー本体12が後退してキャビティ7の上方位
置から外れる。ついで、下降するアッパーパンチ6がダ
イ3の間に嵌合されるとともに、ダイ3が下降して、こ
のロアーパンチ4とアッパーパンチ6とにより原料粉末
Pが圧縮されて固められ、圧粉体が成形される。その
後、アッパーパンチ6が上昇するとともに、ダイ3がさ
らに下降して、ロアーパンチ4により圧粉体がダイ3か
ら抜き出される。さらに、前述のように給粉のためにフ
ィーダー本体12が前進するのに伴い、このフィーダー本
体12により圧粉体が払い出される。以上の成形サイクル
が繰り返される。
【0014】以上詳述したとおり、本実施例の粉末成形
装置におけるフィーダー11は、フィーダー本体12と、こ
のフィーダー本体12の上方に接続される粉末供給管接続
開口部16の下方に隣接したフィーダー本体12の後壁部12
Bの内側にその基端部21Bを取付け、その先端部21Aを
前方に向け水平またはやや下方に傾斜して設けた第1の
案内板21と、前記フィーダー本体12の前壁部12Cの内側
に基端部22Bが取付けられ、先端部22Aを後方に向けて
水平または下方に傾斜させるとともに、前記第1の案内
板21の先端部21Aが前記フィーダー本体12の開口部12A
の上側に遮られる程度にやや重ねて設けた第2の案内板
22とから構成されるものであるので、粉末成形プレス成
形を途中で停止したとしても、フィーダー本体12内に供
給された原料粉末Pが多量に山積みされて自重によりそ
の見掛密度が大きくなることがなく、ほぐされながら常
に安定した粉末の状態でキャビティ7内に落とし込まれ
るので、各粉末成形プレス間での原料粉末Pの充填密度
の均一化を図ることができる。また、プレス速度を高速
化しても一度に大量の原料粉末Pがキャビティ7に向け
て落とし込まれることがないので、空気抜け性が良好で
あり充填不良などを生じない。特に本実施例において
は、第1の案内板21及び第2の案内板22の先端部21A,
22Aが静止時に原料粉末Pが流動することがない程度に
わずかに下方に傾斜しているので、該両案内板21,22上
の原料粉末は、フィーダー本体12の前進・後退にともな
う慣性力により容易に移動を開始するように構成されて
いる。しかも第2の案内板22の基端部22Bに空気抜き22
Cが形成されているので、空気抜け性が一層良好となっ
ている。
装置におけるフィーダー11は、フィーダー本体12と、こ
のフィーダー本体12の上方に接続される粉末供給管接続
開口部16の下方に隣接したフィーダー本体12の後壁部12
Bの内側にその基端部21Bを取付け、その先端部21Aを
前方に向け水平またはやや下方に傾斜して設けた第1の
案内板21と、前記フィーダー本体12の前壁部12Cの内側
に基端部22Bが取付けられ、先端部22Aを後方に向けて
水平または下方に傾斜させるとともに、前記第1の案内
板21の先端部21Aが前記フィーダー本体12の開口部12A
の上側に遮られる程度にやや重ねて設けた第2の案内板
22とから構成されるものであるので、粉末成形プレス成
形を途中で停止したとしても、フィーダー本体12内に供
給された原料粉末Pが多量に山積みされて自重によりそ
の見掛密度が大きくなることがなく、ほぐされながら常
に安定した粉末の状態でキャビティ7内に落とし込まれ
るので、各粉末成形プレス間での原料粉末Pの充填密度
の均一化を図ることができる。また、プレス速度を高速
化しても一度に大量の原料粉末Pがキャビティ7に向け
て落とし込まれることがないので、空気抜け性が良好で
あり充填不良などを生じない。特に本実施例において
は、第1の案内板21及び第2の案内板22の先端部21A,
22Aが静止時に原料粉末Pが流動することがない程度に
わずかに下方に傾斜しているので、該両案内板21,22上
の原料粉末は、フィーダー本体12の前進・後退にともな
う慣性力により容易に移動を開始するように構成されて
いる。しかも第2の案内板22の基端部22Bに空気抜き22
Cが形成されているので、空気抜け性が一層良好となっ
ている。
【0015】以上本発明の粉末成形装置におけるフィー
ダーについて添付図面を参照して説明してきたが、本発
明は前記実施例に限定されるものではなく、種々の変形
実施が可能である。例えば、図5に示すように第1の案
内板21及び第2の案内板22を基端部21B,22Bで枢軸2
3,24を介して蝶ネジ25,26で固定することにより、該
蝶ネジ25,26を緩めて各案内板21,22を所望の傾斜角度
に調節した後、前記蝶ネジ25,26を締めることにより調
節可能に構成することができる。さらにフィーダー本体
12の前壁部12Cの第2の案内板22の基端部22Bの下部に
も空気抜き27を形成することにより、キャビティ7への
原料粉末Pの充填時におけるキャビティ7内の空気抜け
性を一層良好なものとすることができ、原料粉末Pの高
速充填性をさらに向上することができる。さらに、第2
の案内板22の中央部から先端部にかけてをメッシュ状に
構成することにより、第1の案内板21から第2の案内板
22への落下とふるい落としとを同時に行うことができる
ように構成してもよい。
ダーについて添付図面を参照して説明してきたが、本発
明は前記実施例に限定されるものではなく、種々の変形
実施が可能である。例えば、図5に示すように第1の案
内板21及び第2の案内板22を基端部21B,22Bで枢軸2
3,24を介して蝶ネジ25,26で固定することにより、該
蝶ネジ25,26を緩めて各案内板21,22を所望の傾斜角度
に調節した後、前記蝶ネジ25,26を締めることにより調
節可能に構成することができる。さらにフィーダー本体
12の前壁部12Cの第2の案内板22の基端部22Bの下部に
も空気抜き27を形成することにより、キャビティ7への
原料粉末Pの充填時におけるキャビティ7内の空気抜け
性を一層良好なものとすることができ、原料粉末Pの高
速充填性をさらに向上することができる。さらに、第2
の案内板22の中央部から先端部にかけてをメッシュ状に
構成することにより、第1の案内板21から第2の案内板
22への落下とふるい落としとを同時に行うことができる
ように構成してもよい。
【0016】
【発明の効果】本発明の請求項1の粉末成形装置におけ
るフィーダーは、フィーダー本体と、このフィーダー本
体の上方に接続される粉末供給管接続開口部下方に隣接
したフィーダー本体の後壁部内側にその基端部を取付
け、その先端部を前方に向け水平またはやや下方に傾斜
して設けた第1の案内板と、前記フィーダー本体の前壁
部内側に基端部が取付けられ、先端部を後方に向けて水
平または下方に傾斜させると共に、前記第1の案内板の
先端部が前記フィーダー本体の開口部の上側に遮られる
程度にやや重ねて設けられる第2の案内板とから構成し
たものであるから、フィーダーからキャビティに原料粉
末が常に十分にほぐされた状態で少しずつ落し込まれる
ので、充填密度が均一になり、圧粉体の密度を均一にし
て高品質の焼結体が得られる。また、フィーダー内の空
気抜きが充分なされるので粉末成形の高速化が図れる。
るフィーダーは、フィーダー本体と、このフィーダー本
体の上方に接続される粉末供給管接続開口部下方に隣接
したフィーダー本体の後壁部内側にその基端部を取付
け、その先端部を前方に向け水平またはやや下方に傾斜
して設けた第1の案内板と、前記フィーダー本体の前壁
部内側に基端部が取付けられ、先端部を後方に向けて水
平または下方に傾斜させると共に、前記第1の案内板の
先端部が前記フィーダー本体の開口部の上側に遮られる
程度にやや重ねて設けられる第2の案内板とから構成し
たものであるから、フィーダーからキャビティに原料粉
末が常に十分にほぐされた状態で少しずつ落し込まれる
ので、充填密度が均一になり、圧粉体の密度を均一にし
て高品質の焼結体が得られる。また、フィーダー内の空
気抜きが充分なされるので粉末成形の高速化が図れる。
【0017】また請求項2の粉末成形装置におけるフィ
ーダーは、前記第1の案内板の基端部と前記フィーダー
本体の後壁部、および前記第2の案内板の基端部と前記
フィーダー本体の前壁部とが枢軸部により取付角度調節
可能に枢支されているものであるから、原料粉末の材料
密度や成形品の種類など成形条件に対応して案内板の傾
斜角度を自在に変更できる。
ーダーは、前記第1の案内板の基端部と前記フィーダー
本体の後壁部、および前記第2の案内板の基端部と前記
フィーダー本体の前壁部とが枢軸部により取付角度調節
可能に枢支されているものであるから、原料粉末の材料
密度や成形品の種類など成形条件に対応して案内板の傾
斜角度を自在に変更できる。
【図1】本発明の第1実施例によるフィーダーを有する
粉末成形装置の使用状態を示す全体断面図である。
粉末成形装置の使用状態を示す全体断面図である。
【図2】本発明の第1実施例のフィーダーを示す一部破
断斜視図である。
断斜視図である。
【図3】本発明の第1実施例のフィーダーを示す縦断面
図である。
図である。
【図4】本発明の第1実施例のフィーダーの経時的状態
を示す説明図である。
を示す説明図である。
【図5】本発明の第2実施例のフィーダーを示す一部破
断斜視図である。
断斜視図である。
【図6】従来のフィーダーを有する粉末成形装置を示す
全体断面図である。
全体断面図である。
11 フィーダー 12 フィーダー本体 12A 下面開口部 12B 後壁部 12C 前壁部 16 供給管接続開口部 21A 先端部 21B 基端部 22 第2の案内板 22A 先端部 22B 基端部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 羽柴 博文 新潟県新潟市小金町3番地1 三菱マテ リアル株式会社新潟製作所内 (56)参考文献 特開 平5−117706(JP,A) 特開 平6−210496(JP,A) 実開 昭62−110237(JP,U) 実開 平3−62690(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B30B 11/00 B22F 3/035
Claims (2)
- 【請求項1】 フィーダー本体と、このフィーダー本体
の上方に接続される粉末供給管接続開口部下方に隣接し
たフィーダー本体の後壁部内側にその基端部を取付け、
その先端部を前方に向け水平またはやや下方に傾斜して
設けた第1の案内板と、前記フィーダー本体の前壁部内
側に基端部が取付けられ、先端部を後方に向けて水平ま
たは下方に傾斜させると共に、前記第1の案内板の先端
部が前記フィーダー本体の開口部の上側に遮られる程度
にやや重ねて設けられる第2の案内板とから構成される
ことを特徴とする粉末成形装置におけるフィーダ−。 - 【請求項2】 前記第1の案内板の基端部と前記フィー
ダー本体の後壁部、および前記第2の案内板の基端部と
前記フィーダー本体の前壁部とが枢軸部により取付角度
調節可能に枢支されていることを特徴とする請求項1記
載の粉末成形装置におけるフィーダー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP07077957A JP3143793B2 (ja) | 1995-04-03 | 1995-04-03 | 粉末成形装置におけるフィーダー |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP07077957A JP3143793B2 (ja) | 1995-04-03 | 1995-04-03 | 粉末成形装置におけるフィーダー |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08276298A JPH08276298A (ja) | 1996-10-22 |
| JP3143793B2 true JP3143793B2 (ja) | 2001-03-07 |
Family
ID=13648479
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP07077957A Expired - Fee Related JP3143793B2 (ja) | 1995-04-03 | 1995-04-03 | 粉末成形装置におけるフィーダー |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3143793B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN107931601B (zh) * | 2017-10-25 | 2020-02-07 | 株洲钻石切削刀具股份有限公司 | 一种粉末冶金零件的成型装置及成型方法 |
-
1995
- 1995-04-03 JP JP07077957A patent/JP3143793B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH08276298A (ja) | 1996-10-22 |
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