JP3144829B2 - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JP3144829B2
JP3144829B2 JP15852991A JP15852991A JP3144829B2 JP 3144829 B2 JP3144829 B2 JP 3144829B2 JP 15852991 A JP15852991 A JP 15852991A JP 15852991 A JP15852991 A JP 15852991A JP 3144829 B2 JP3144829 B2 JP 3144829B2
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春雄 佐藤
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は各被空調室への風量を
制御することにより室温制御するダクト式の空気調和機
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、空気調和機は風量可変による快適
な空気調和が追求されている。
【0003】以下図面を参照に従来例について説明す
る。図13は従来の空気調和機の一例を示す概略構成図
である。1は室内機本体で、内部に回転数制御式の室内
側送風機2、室内側送風機2の回転数を制御する送風機
用制御器2a、室内側熱交換器3を具備している。4は
室外機本体で内部に圧縮機5、室外側熱交換器6、室外
側送風機7を具備している。また圧縮機5の回転数を制
御する能力制御器8を具備している。
【0004】室内側送風機2からは分岐チャンバー9ま
でダクト10を配設し、分岐チャンバー9からは各被空
調室11,12,13まで分岐ダクト14,15,16
をそれぞれ配設している。分岐ダクト14,15,16
の途中にはそれぞれ可変風量ユニット17,18,19
が取付けられている。可変風量ユニット17,18,1
9はそれぞれ内部にダンパー17a,18a,19aと
ダンパー17a,18a,19aを駆動させるモータ1
7b,18b,19bと、モータ17b,18b,19
bを制御する風量制御器17c,18c,19cを具備
している。
【0005】また被空調室11,12,13内には、内
部に室内温度設定器20a,21a,22aと室内温度
検出器20b,21b,22bをも有した温度コントロ
ーラ20,21,22を配設している。
【0006】分岐チャンバー9内には温度検出器23と
機外静圧を検出する静圧検出器24が具備されており、
また、設定温度を冷房時,暖房時でそれぞれ一定に設定
する温度設定器23aと静圧設定器24aが具備されて
いる。
【0007】次に動作について説明する。室内機本体1
及び室外機本体4は接続されて衆知の冷凍回路を構成し
ており、室内機本体1より吹き出された温風又は冷風は
ダクト10を通過し、分岐チャンバー9で分岐された
後、各被空調室11,12,13まで分岐ダクト14,
15,16で導かれる。
【0008】また分岐ダクト14,15,16の途中に
設けられている可変風量ユニット17,18,19は、
温度コントローラ20,21,22内の室内温度設定器
20a,21a,22aにて設定された温度と、室内温
度検出器20b,21b,22bにて検出された温度と
の差により風量制御器17c,18c,19cを介して
モータ17b,18b,19bを駆動させダンパー17
a,18a,19aの開度を変化させ通過風量を変化さ
せるものである。
【0009】可変風量ユニット17,18,19にて風
量が変化すると、分岐チャンバー9内の機外静圧が変化
し、静圧検出器24により変化をとらえ送風機用制御器
2aにより機外静圧を静圧設定器24aによる設定値に
しようと、室内側送風機2の回転数を、急激な変化によ
り不快感を生じないように、またハンチングを生じず常
に安定した送風量を確保するために、所定量の範囲内で
一定時間ごとに、所定の変化量づつ制御していく。
【0010】具体的には(表1)のように、検出静圧と
設定静圧の差により室内側送風機2の周波数を変化させ
回転数制御を行っている。
【0011】
【表1】
【0012】また、送風機用制御器2aは起動時には、
適正な風量が不明であり、起動時に一気に過剰な風量と
なるのを防ぐ為、室内側送風機2を所定の最低運転可能
回転数から起動させる。
【0013】また、可変風量ユニット17,18,19
の変化にともない室内側送風機2の風量が変化し、その
ため分岐チャンバー9内の温度が変化するが、その温度
変化を温度検出器23にて検出し、運転中は常時一定で
ある温度設定器23aの設定値にしようと、能力制御器
8により圧縮機5の回転数を制御する。このとき温度設
定器23aの設定値に対し所定温度以上、冷房運転時下
がった場合又は暖房運転時上がった場合、圧縮機5を停
止させる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の構
成では、起動時、室内側送風機は所定の最低回転数から
起動し、通常制御時と同様に所定量の範囲内で一定時間
ごとに静圧検出器と静圧設定器の圧力差により所定量ず
つ回転数が上昇していくため、静圧検出器の値が静圧設
定器の値に達するまでに長時間を要し、起動後すぐには
風量が増加しないため、温度検出器の検出値は急激に冷
房時は降下し、暖房時は上昇し、温度設定器の設定値に
対し、所定量以上冷房時は下がり過ぎ、暖房時は上がり
過ぎる為、圧縮機の能力制御の最小限度を越えてしま
い、圧縮機を一旦停止し、その後所定時間経過後圧縮機
が再起動するという運転を形成する。
【0015】このように、本来、起動時には急速に被空
調室を冷房あるいは暖房しなければならないのにもかか
わらず、起動時、無駄な圧縮機の一旦停止をともない、
急速に被空調室を冷房あるいは暖房できないという課題
を有している。また圧縮機が一旦停止するために暖房起
動時、コールドドラフトを生じるという課題を有してい
る。
【0016】本発明は従来の空気調和機の課題を解決す
るもので可変風量式の空気調和機において、起動時に、
圧縮機の停止を防止する機能を有する空気調和機を提供
するものである。
【0017】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の空気調和機では、従来に加えて、起動時、静
圧検出器の検出値が静圧設定器の設定値に達するまでの
間を起動モードとし、起動モード時は、一定時間ごとに
通常モード時の所定の変化量により所定倍大きい変化量
により、室内側送風機の回転数を制御する起動時補正機
能付送風機用制御器を備えたものである。
【0018】また別の本発明の空気調和機では、従来に
加えて、起動時、静圧検出器の検出値が静圧設定器の設
定値に達するまでの間を起動モードとし、起動モード時
は通常モード時の変化時間より早い時間にて室内側送風
機の回転数を制御する起動時補正機能付送風機用制御器
を備えたものである。
【0019】またさらに別の本発明の空気調和機では、
従来に加えて、起動時、静圧検出器の検出値が静圧設定
器の設定値に達するまでの間を起動モードとし、起動モ
ード時、圧縮機回転数を固定する起動時補正機能付圧縮
機用能力制御器を備えたものである。
【0020】またさらに別の本発明の空気調和機では、
従来に加えて、起動時、静圧検出器の検出値が静圧設定
器の設定値に達するまでの間を起動モードとし、起動モ
ード時、温度検出器と温度設定器の温度差が、圧縮機の
停止域に致っても、圧縮機を停止させず、運転維持させ
る起動時補正機能付圧縮機用能力制御器を備えたもので
ある。
【0021】
【作用】本発明の空気調和機は上記構成になっているの
で、起動時、静圧検出器の検出値が静圧設定器の設定値
に達するまでの間、室内側送風機の回転数は通常時の所
定の変化量より所定倍大きい変化量で変化し室内側送風
機の回転数を制御するため、起動後短時間で風量を増加
し、温度検出器の検出値が急激に冷房時降下、暖房時上
昇するのを防ぎ、圧縮機の能力制御の最小限度を越え、
圧縮機が一旦停止してしまうのを防止し、起動時急速に
被空調室を冷房あるいは暖房することを実現するもので
ある。また、暖房起動時圧縮機を一旦停止させるとコー
ルドドラフトを生じるが、これを防止し、快適な急速暖
房を実現させるものである。
【0022】また別の本発明の空気調和機は上記構成に
なっているので起動時、静圧検出器の検出値が静圧設定
器の設定値に達するまでの間、室内側送風機の回転数は
通常時の変化時間より早い時間で室内側送風機の回転数
を制御するため、起動後、短時間で風量を増加し、温度
検出器の検出値が急激に冷房時降下、暖房時上昇するの
を防ぎ、圧縮機の能力制御の最小限度を越え、圧縮機が
一旦停止してしまうのを防止し、起動時急速に被空調室
を冷房あるいは暖房することを実現するものである。ま
た、暖房起動時圧縮機を一旦停止させるとコールドドラ
フトを生じるが、これを防止し、快適な急速暖房を実現
させるものである。
【0023】またさらに別の本発明の空気調和機は上記
構成になっているので起動時、静圧検出器の検出値が静
圧設定器の設定値に達するまでの間、圧縮機の回転数を
固定して運転させるため、起動時圧縮機が一旦停止して
しまうのを防止し、起動時急速に被空調室を冷房あるい
は暖房することを実現するものである。また、暖房起動
時圧縮機を一旦停止させるとコールドドラフトを生じる
が、これを防止し、快適な急速暖房を実現させるもので
ある。
【0024】またさらに別の本発明の空気調和機は上記
構成になっているので起動時、静圧検出器の検出値が静
圧設定器の設定値に達するまでの間、温度検出器と温度
設定器の温度差が圧縮機の停止域に致っても、圧縮機を
停止させず運転維持させるため起動時、圧縮機が一旦停
止してしまうのを防止し、起動時急速に被空調室を冷房
あるいは暖房することを実現するものである。また、暖
房起動時圧縮機を一旦停止させるとコールドドラフトを
生じるが、これを防止し、快適な急速暖房を実現させる
ものである。
【0025】
【実施例】以下、本発明の第1の実施例について図1,
図2,図3を参照しながら説明する。なお、従来例と同
一の構成のものについては、同一の符号を付与し、詳細
な説明は省略する。
【0026】図1は本発明の第1の実施例における空気
調和機の概略構成図である。図2は同実施例の空気調和
機の起動時補正機能付送風機用制御器の制御を示すブロ
ック図、図3は同実施例の空気調和機の起動時補正機能
付送風機用制御器の制御を示すフローチャートである。
【0027】本実施例では、従来例と比べて、図1に示
すように、起動時、静圧検出器24の検出値が静圧設定
器24aの設定値に達するまでの間を起動モードとし、
通常モード時は、所定量の範囲内で、一定時間ごとに所
定の変化量ずつ室内側送風機2の回転数を制御していく
が、起動モード時は、通常モード時の所定の変化量より
所定倍大きい変化量により、室内側送風機2の回転数を
制御する起動時補正機能付送風機用制御器31を具備し
ている。
【0028】次にその動作について説明する。なお、起
動時の制御を除き、通常運転時の制御及び基本動作は従
来例と同一なので説明を省略する。
【0029】図2において41は起動時補正機能付送風
機用制御器31のCPU(図示せず)で、内部に静圧設
定器24aにより設定された設定静圧Xと静圧検出器2
4にて検出された静圧Yとを比較する静圧比較器42を
内蔵している。CPU41は静圧比較器42の比較結果
により室内側送風機2の回転数を可変させる。
【0030】次にこの動作の具体例を図3のフローチャ
ートで示す。空調機本体が起動すると、まずステップ5
1にて起動モードに入り、ステップ52にて所定の最低
回転数Sで室内側送風機2の運転を介しする。
【0031】ステップ53にて所定時間Tだけ時間待ち
した後、ステップ54にて静圧設定器24aにより機外
静圧の設定値Xを読み取り、ステップ55にて静圧検出
器24により機外静圧Yを検出し、ステップ56にて、
Y≧Xかどうか比較し、NOであれば、ステップ57に
てXとYの比較検討を行った上でステップ58にて室内
側送風機2に、通常モード時の所定変化量Bの所定倍の
変化量Aだけ回転数を変化する。
【0032】その後再びステップ53に戻り、ステップ
56でNOであれば、ステップ53〜58を繰り返す。
もしステップ56でYESであれば、ステップ59に移
り通常モードに入る。次にステップ60で静圧設定値X
と機外静圧の検出値Yを比較検討を行った上で、ステッ
プ61で室内側送風機2に通常モード時の所定変化量B
だけ回転数を変化する。
【0033】ステップ62にて所定時間Tだけ時間待ち
した後、その後ステップ63にて静圧設定器24aの設
定値Xを読み取り、ステップ64にて静圧検出器24に
より機外静圧Yを検出する。その後、再びステップ60
に戻り、ステップ60〜64を繰り返し、可変風量ユニ
ット17,18,19によって風量が変化した際に、機
外静圧を静圧設定器の設定値に合わすように制御する。
【0034】以上のように本実施例では、起動時補正機
能付送風機用制御器31を設けることにより、起動後、
短時間で室内側送風機2の風量を増加し、温度検出器2
3の検出値が起動後急激に冷房時降下、暖房時上昇する
のを防ぎ、圧縮機5の連続運転を確保し、起動後急速に
被空調室を冷房あるいは暖房することを実現するもので
ある。また、暖房起動時圧縮機5の一旦停止によるコー
ルドドラフトを防止し、快適な急速暖房を実現するもの
である。
【0035】以下、本発明の第2の実施例について図
4,図5,図6を参照しながら説明する。なお、従来例
と同一の構成のものについては、同一の符号を付与し、
詳細な説明は省略する。
【0036】図4は本発明の第2の実施例における空気
調和機の概略構成図である。図5は同実施例の空気調和
機の起動時補正機能付送風機用制御器の制御を示すブロ
ック図、図6は同実施例の空気調和機の起動時補正機能
付送風機用制御器の制御を示すフローチャートである。
【0037】本実施例では、従来例と比べて、図4に示
すように、起動時、静圧検出器24の検出値が静圧設定
器24aの設定値に達するまでの間を起動モードとし、
通常モード時は、所定量の範囲内で、所定時間ごとに所
定の変化量ずつ室内側送風機2の回転数を制御していく
が、起動モード時は通常モード時の所定の変化時間より
早い所定の時間ごとに室内側送風機2の回転数を制御す
る起動時補正機能付送風機用制御器32を具備してい
る。
【0038】次にその動作について説明する。なお、起
動時の制御を除き、通常運転時の制御及び基本動作は従
来例と同一なので説明を省略する。
【0039】図5において43は起動時補正機能付送風
機用制御器32のCPU(図示せず)で、内部に静圧設
定器24aにより設定された設定静圧Xと静圧検出器2
4にて検出された静圧Yとを比較する静圧比較器44を
内蔵している。CPU43は静圧比較器43の比較結果
により室内側送風機2の回転数を可変させる。
【0040】次にこの動作の具体例を図6のフローチャ
ートで示す。空調機本体が起動すると、まずステップ7
1にて起動モードに入り、ステップ72にて所定の最低
回転数Sで室内側送風機2の運転を開始する。
【0041】ステップ73にて通常モード時の所定の変
化時間T2より早い所定の時間T1だけ時間待ちした後、
ステップ74にて静圧設定器24aにより機外静圧の設
定値Xを読み取り、ステップ75にて静圧検出器24に
より機外静圧Yを検出し、ステップ76にて、Y≧Xか
どうか比較し、NOであれば、ステップ77にてXとY
の比較検討を行った上でステップ78にて室内側送風機
2に、所定の変化量Bだけ回転数を変化する。
【0042】その後再びステップ73に戻り、ステップ
76でNOであれば、ステップ73〜78を繰り返す。
もしステップ76でYESであれば、ステップ79に移
り通常モードに入る。次にステップ80で静圧設定値X
と機外静圧の検出値Yを比較検討を行った上で、ステッ
プ81で室内側送風機2に所定変化量Bだけ回転数を変
化する。
【0043】ステップ82にて通常モード時の所定時間
2だけ時間待ちした後、その後ステップ83にて静圧設
定器24aの設定値Xを読み取り、ステップ84にて静
圧検出器24により機外静圧Yを検出する。その後、再
びステップ80に戻り、ステップ80〜84を繰り返
し、可変風量ユニット17,18,19によって風量が
変化した際に、機外静圧を静圧設定器の設定値に合わす
ように制御する以上のように起動時補正機能付送風機用
制御器32を設けることにより、起動後、短時間で室内
側送風機2の風量を倍加し、温度検出器23の検出値が
起動後急激に冷房時降下、暖房時上昇するのを防ぎ、圧
縮機5の連続運転を確保し、起動後急速に被空調室を冷
房あるいは暖房することを実現するものである。また、
暖房起動時圧縮機5の一旦停止によるコールドラクトを
防止し、快適な急速暖房を実現するものである。
【0044】以下、本発明の第3の実施例について図
7,図8,図9を参照しながら説明する。なお、従来例
と同一の構成のものについては、同一の符号を付与し、
詳細な説明は省略する。
【0045】図7は本発明の第3の実施例における空気
調和機の概略構成図である。図8は同実施例の空気調和
機の制御を示すブロック図、図9は同実施例の空気調和
機の制御を示すフローチャートである。本実施例では、
従来例と比べて、図7に示すように、起動時、静圧検出
器24の検出値が静圧設定器24aの設定値に達するま
での間を起動モードとし、起動モード時、圧縮機5の回
転数を所定の回転数に固定する起動時補正機能付圧縮機
用能力制御器33を具備している。
【0046】次にその動作について説明する。なお、起
動時の制御を除き、通常運転時の制御及び基本動作は従
来例と同一なので説明を省略する。
【0047】図8において、45は本空気調和機を制御
するCPU(図示せず)で、内部に静圧設定器24aに
より設定された設定静圧Xと静圧検出器24にて検出さ
れた静圧Yとを比較する静圧比較器46と、温度設定器
23aにより設定された設定温度Pと温度検出器23に
て検出された温度Qとを比較する温度比較器47を内蔵
している。
【0048】CPU45は、温度比較器47の比較結果
により圧縮機5の回転数を可変させ、また、静圧比較器
46の比較結果により室内側送風機2の回転数を可変さ
せるとともに、静圧比較器46から温度比較器47への
指示により圧縮機5の回転数を制御する。
【0049】次にこの動作の具体例を図9のフローチャ
ートで示す。空調機本体が起動すると、室内側送風機2
については、まず、ステップ91にて所定の最低回転数
Sで運転を開始する。ステップ92にて所定の時間Tだ
け時間待ちした後、ステップ93にて静圧設定器24a
により機外静圧の設定値Xを読み取り、ステップ94に
て静圧検出器24により機外静圧Yを検出し、ステップ
95にて、Y≧Xかどうか比較し、NOであれば、ステ
ップ96にてXとYの比較検討を行った上でステップ9
7にて室内側送風機2に、所定の変化量Bだけ回転数を
変化する。
【0050】その後再びステップ92に戻り、ステップ
95でNOであれば、ステップ92〜97を繰り返す。
もしステップ95でYESであれば、ステップ98に移
り、静圧比較器46から温度比較器47へ起動モード解
除の信号を送る。その後、ステップ99にて、静圧設定
値Xと機外静圧の検出値Yを比較検討を行った上で、ス
テップ100で室内側送風機2に所定変化量Bだけ回転
数を変化する。
【0051】ステップ101にて所定時間Tだけ時間待
ちした後、その後ステップ102にて静圧設定器24a
の設定値Xを読み取り、ステップ103にて静圧検出器
24により機外静圧Yを検出する。その後、再びステッ
プ99に戻り、ステップ99〜103を繰り返す。
【0052】一方圧縮機5については、まずステップ1
04にて、起動モードに入り、ステップ105にて所定
の回転数Hで運転を開始し、ステップ106にて静圧比
較器46から温度比較器47に起動モード解除の信号を
受けたかどうか判断し、NOの場合は、再びステップ1
05に戻り、所定の回転数Hで運転を続ける。ステップ
106にてYESの場合にはステップ107にて通常モ
ードに入る。
【0053】その後ステップ108にて温度設定器23
aにて設定値Pを読み取り、ステップ109にて温度検
出器23により吹き出し空気温度Qを検出し、ステップ
110にてPとQの比較検討を行った上で、ステップ1
11にて圧縮機5の回転数をCだけ変化させる。その後
ステップ112にて所定時間Tcだけ時間待ちした後、
再びステップ108に戻り、以後ステップ108〜11
2を繰り返し、可変風量ユニット17,18,19によ
って風量が変化した際に、吹き出し空気温度を温度設定
器23aの設定値に合わすように制御する。
【0054】以上のように起動時補正機能付圧縮機用能
力制御器32を設けることにより、起動時、静圧検出器
の検出値が静圧設定器の設定値に達するまでの間、圧縮
機5の回転数を固定して運転させるため、起動時圧縮機
5が一旦停止してしまうのを防止し、起動時急速に被空
調室を冷房あるいは暖房することを実現するものであ
る。また、暖房起動時圧縮機5を一旦停止させるとコー
ルドドラフトを生じるが、これを防止し、快適な急速暖
房を実現させるものである。
【0055】以下、本発明の第4の実施例について図1
0,図11,図12を参照しながら説明する。なお、従
来例と同一の構成のものについては、同一の符号を付与
し、詳細な説明は省略する。
【0056】図10は本発明の第4の実施例における空
気調和機の概略構成図である。図11は同実施例の空気
調和機の制御を示すブロック図、図12は同実施例の空
気調和機の制御を示すフローチャートである。本実施例
では、従来例と比べて、図10に示すように、起動時、
静圧検出器24の検出値が静圧設定器24aの設定値に
達するまでの間を起動モードとし、起動モード時、温度
検出器23と温度設定器23aの温度差が、圧縮機5の
停止域に致っても、圧縮機5を停止させず、運転維持さ
せる起動時補正機能付圧縮機用能力制御器34を具備し
ている。
【0057】次にその動作について説明する。なお、起
動時の制御を除き、通常運転時の制御及び基本動作は従
来例と同一なので説明を省略する。
【0058】図11において48は本空気調和機を制御
するCPU(図示せず)で、内部に静圧設定器24aに
より設定された設定静圧Xと静圧検出器24にて検出さ
れた静圧Yとを比較する静圧比較器49と、温度設定器
23aにより設定された設定温度Pと温度検出器23に
て検出された温度Qとを比較する温度比較器50を内蔵
している。
【0059】CPU48は温度比較器50の比較結果に
より圧縮機5の回転数を可変させ、また、静圧比較器4
9の比較結果により室内側送風機2の回転数を可変させ
るとともに、静圧比較器49から温度比較器50への指
示により、圧縮機5の回転数を制御する。
【0060】次にこの動作の具体例を図12のフローチ
ャートで示す。空調機本体が起動すると、室内側送風機
2については、まず、ステップ121にて所定の最低回
転数Sで運転を開始する。ステップ122にて所定の時
間Tだけ時間待ちした後、ステップ123にて静圧設定
器24aにより機外静圧の設定値Xを読み取り、ステッ
プ124にて静圧検出器24により機外静圧Yを検出
し、ステップ125にてY≧Xかどうか比較し、NOで
あれば、ステップ126にてXとYの比較検討を行った
上で、ステップ127にて室内側送風機2に、所定の変
化量Bだけ回転数を変化する。
【0061】その後再びステップ122に戻り、ステッ
プ125でNOであれば、ステップ122〜127を繰
り返す。もしステップ125でYESであれば、ステッ
プ128に移り、静圧比較器49から温度比較器50へ
起動モード解除の信号を送る。その後、ステップ129
にて、静圧設定値Xと機外静圧の検出値Yを比較し検討
を行った上で、ステップ130で室内側送風機2に所定
変化量Bだけ回転数を変化する。
【0062】ステップ131にて所定時間Tだけ時間待
ちした後、その後ステップ132にて静圧設定機24a
の設定値Xを読み取り、ステップ133にて静圧検出器
24により機外静圧Yを検出する。その後、再びステッ
プ129に戻り、ステップ129〜133を繰り返す。
【0063】一方、圧縮機5については、まずステップ
134にて、起動モードに入り、ステップ135にて静
圧比較器49から温度比較器50に起動モード解除の信
号を受けたかどうか判断し、NOの場合は、ステップ1
36で温度設定器23aにて設定値Pを読み取り、ステ
ップ109にて温度検出器23により吹き出し空気温度
Qを検出し、ステップ110にてPとQの比較検討を行
い、ステップ139で圧縮機の停止域かどうかの判断を
行い、NOの場合はステップ140に進み、圧縮機5の
回転数をCだけ変化させた後、ステップ141にて所定
時間Tcだけ時間待ちした後、再びステップ135に戻
る。
【0064】ステップ139でYESの場合には、ステ
ップ142に移り圧縮機5の回転数を現状のまま維持
し、ステップ135に戻る。ステップ135でYESの
場合は、ステップ143に移り、通常モードに入る。
【0065】その後、ステップ144にて温度設定器2
3aにて設定値Pを読み取り、ステップ145にて温度
検出器23により吹き出し空気温度Qを検出し、ステッ
プ146にてPとQの比較検討を行った上で、ステップ
147にて圧縮機5の回転数をCだけ変化させる。その
後ステップ148にて所定時間Tcだけ時間待ちした
後、再びステップ144に戻り、以後ステップ144〜
148を繰り返し、可変風量ユニット17,18,19
によって風量が変化した際に、吹き出し空気温度を温度
設定器23aの設定値に合わすように制御する。
【0066】以上のように起動時補正機能付圧縮機用能
力制御器34を設けることにより、起動時、静圧検出器
24の検出値が静圧設定値に達するまでの間、温度検出
器23と温度設定器23aの温度差が圧縮機5の停止域
に致っても、圧縮機5を停止させず運転維持させるた
め、起動時、圧縮機5が一旦停止してしまうのを防止
し、起動時急速に被空調室を冷房あるいは暖房すること
を実現するものである。また、暖房起動時圧縮機5を一
旦英姿させるとコールドドラフトを生じるが、これを防
止し、快適な急速暖房を実現させるものである。
【0067】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の空気調和
機では、従来に加えて、起動時、静圧検出器の検出値が
静圧設定器の設定値に達するまでの間を起動モードと
し、起動モード時は、一定時間ごとに通常モード時の所
定の変化量より所定倍大きい変化量により室内側送風機
の回転数を制御する起動時補正機能付送風機用制御器を
備えており、起動時補正機能付送風機用制御器により、
可変風量式で被空調室への吹き出し温度を一定に制御す
る方式の空調機において、起動後、短時間で室内側送風
機の風量を増加し、温度検出器の検出値が起動後急激に
冷房時降下、暖房時上昇するのを防ぎ、圧縮機の能力制
御の最小限度を越え、圧縮機が一旦停止してしまうのを
防止し、起動後急速に被空調室を冷房あるいは暖房する
ことを実現するものである。また、暖房起動時圧縮機を
一旦停止させるとコールドドラフトを生じるが、これを
防止し、快適な急速暖房を実現させるものである。
【0068】また、別の本発明の空気調和機は、従来に
加えて、起動時静圧検出器の検出値が静圧設定器の設定
値に達するまでの間を起動モードとし、起動モード時は
通常モード時の変化時間より早い時間にて室内側送風機
の回転数を制御する起動時補正機能付送風機用制御器を
備えており、起動時補正機能付送風機用制御器により、
可変風量式で被空調室への吹き出し温度を一定に制御す
る方式の空調機において、起動後、短時間で室内側送風
機の風量を増加し、温度検出器の検出値が起動後急激に
冷房時降下、暖房時上昇するのを防ぎ、圧縮機の能力制
御の最小限度を越え、圧縮機が一旦停止してしまうのを
防止し、起動後急速に被空調室を冷房あるいは暖房する
ことを実現するものである。また、暖房起動時圧縮機を
一旦停止させるとコールドドラフトを生じるが、これを
防止し、快適な急速暖房を実現させるものである。
【0069】また、さらに別の本発明の空気調和機では
従来に加えて、起動時、静圧検出器の検出値が静圧設定
器の設定値に達するまでの間を起動モードとし、起動モ
ード時、圧縮機回転数を固定する起動時補正機能付圧縮
機用能力制御器を備えており、起動時補正機能付圧縮機
用能力制御器により、可変風量式で被空調室への吹き出
し温度を一定に制御する方式の空調機において、起動
時、圧縮機が一旦停止してしまうのを防止し、起動後急
速に被空調室を冷房あるいは暖房することを実現するも
のである。また、暖房起動時圧縮機を一旦停止させると
コールドドラフトを生じるが、これを防止し、快適な急
速暖房を実現させるものである。
【0070】また、さらに別の本発明の空気調和機は、
従来に加えて、起動時、静圧検出器の検出値が静圧設定
器の設定値に達するまでの間を起動モードとし、起動モ
ード時、温度検出器と温度設定器の温度差が、圧縮機の
停止域に致っても、圧縮機を停止させず、運転維持させ
る起動時補正機能付圧縮機用能力制御器を備えており、
起動時補正機能付圧縮機用能力制御器により、可変風量
式で被空調室への吹き出し温度を一定に制御する方式の
空調機において、起動時、圧縮機が一旦停止してしまう
のを防止し、起動後急速に被空調室を冷房あるいは暖房
することを実現するものである。また、暖房起動時圧縮
機を一旦停止させるとコールドドラフトを生じるが、こ
れを防止し、快適な急速暖房を実現させるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における空気調和機の概
略構成図
【図2】同実施例の空気調和機の起動時補正機能付送風
機用制御器の制御を示すブロック図
【図3】同実施例の空気調和機の起動時補正機能付送風
機用制御器の制御を示すフローチャート
【図4】本発明の第2の実施例における空気調和機の概
略構成図
【図5】同実施例の空気調和機の起動時補正機能付送風
機用制御器の制御を示すブロック図
【図6】同実施例の空気調和機の起動時補正機能付送風
機用制御器の制御を示すフローチャート
【図7】本発明の第3の実施例における空気調和機の概
略構成図
【図8】同実施例の空気調和機の制御を示すブロック図
【図9】同実施例の空気調和機の制御を示すフローチャ
ート
【図10】本発明の第4の実施例における空気調和機の
概略構成図
【図11】同実施例の空気調和機の制御を示すブロック
【図12】同実施例の空気調和機の制御を示すフローチ
ャート
【図13】従来の空気調和機の概略構成図
【符号の説明】
1 室内機本体 2 室内側送風機 2a 送風機用制御器 3 室内側送風機 4 室外機本体 5 圧縮機 6 室外側熱交換器 7 室外側送風機 8 能力制御器 10 ダクト 23 温度検出器 23a 温度設定器 24 静圧検出器 24a 静圧設定器 31 起動時補正機能付送風機用制御器 32 起動時補正機能付送風機用制御器 33 起動時補正機能付圧縮機用能力制御器 34 起動時補正機能付圧縮機用能力制御器

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に室内側熱交換器,回転数制御式の
    室内側送風機を有するダクト接続式の室内機本体と、回
    転数制御式の圧縮機,室外側熱交換器,室外側送風機を
    有する室外機本体と、前記室内機本体から冷風又は温風
    を被空調室に導くダクトと、前記ダクト内の静圧を検出
    する静圧検出器と、前記室内機本体から吹き出す空気温
    度を検出する温度検出器と、前記ダクト内の静圧を設定
    する静圧設定器と、吹き出し空気温度を設定する温度設
    定器とを具備し、さらに前記温度検出器と前記温度設定
    器との温度差により前記圧縮機の回転数を可変する能力
    制御器と、通常の運転時には通常モードとし、前記静圧
    検出器と静圧設定器との圧力差により所定時間ごとに所
    定の変化量だけ前記室内側送風機の回転数を制御し送風
    量を可変するとともに、前記圧縮機起動時、前記静圧検
    出器の検出値が前記静圧設定器の設定値に達するまでの
    間を起動モードとし、一定時間ごとに通常モード時の所
    定の変化量より、所定倍大きい変化量により前記室内側
    送風機の回転数を制御する起動時補正機能付送風機用制
    御器を備えたことを特徴とする空気調和機。
  2. 【請求項2】 内部に室内側熱交換器,回転数制御式の
    室内側送風機を有するダクト接続式の室内機本体と、回
    転数制御式の圧縮機,室外側熱交換器,室外側送風機を
    有する室外機本体と、前記室内機本体から冷風又は温風
    を被空調室に導くダクトと、前記ダクト内の静圧を検出
    する静圧検出器と、前記室内機本体から吹き出す空気温
    度を検出する温度検出器と、前記ダクト内の静圧を設定
    する静圧設定器と、吹き出し空気温度を設定する温度設
    定器とを具備し、さらに前記温度検出器と前記温度設定
    器との温度差により前記圧縮機の回転数を可変する能力
    制御器と、通常の運転時には通常モードとし、前記静圧
    検出器と静圧設定器との圧力差により所定時間ごとに前
    記室内側送風機の回転数を制御し送風量を可変するとと
    もに、前記圧縮機起動時、前記静圧検出器の検出値が前
    記静圧設定器の設定値に達するまでの間を起動モードと
    し、通常モード時の変化時間より早い時間にて前記室内
    側送風機の回転数を制御する起動時補正機能付送風機用
    制御器を備えたことを特徴とした空気調和機。
  3. 【請求項3】 内部に室内側熱交換器,回転数制御式の
    室内側送風機を有するダクト接続式の室内機本体と、回
    転数制御式の圧縮機,室外側熱交換器,室外側送風機を
    有する室外機本体と、前記室内機本体から冷風又は温風
    を被空調室に導くダクトと、前記ダクト内の静圧を検出
    する静圧検出器と、前記室内機本体から吹き出す空気温
    度を検出する温度検出器と、前記ダクト内の静圧を設定
    する静圧設定器と、吹き出し空気温度を設定する温度設
    定器とを具備し、さらに前記静圧検出器と前記静圧設定
    器との圧力差により所定時間ごとに前記室内側送風機の
    回転数を制御する送風機用制御器を具備し、さらに、通
    常運転時には通常モードとし、前記温度検出器と前記温
    度設定器との温度差により前記圧縮機の回転数を可変す
    るとともに、前記室内側送風機が起動して、前記送風機
    用制御器により前記静圧検出器の検出値が前記静圧設定
    器の設定値に達するまでの間を起動モードとし、起動モ
    ード時は、前記圧縮機の回転数を所定値に固定する起動
    時補正機能付圧縮機用能力制御器を備えたことを特徴と
    した空気調和機。
  4. 【請求項4】 内部に室内側熱交換器,回転数制御式の
    室内側送風機を有するダクト接続式の室内機本体と、回
    転数制御式の圧縮機,室外側熱交換器,室外側送風機を
    有する室外機本体と、前記室内機本体から冷風又は温風
    を被空調室に導くダクトと、前記ダクト内の静圧を検出
    する静圧検出器と、前記室内機本体から吹き出す空気温
    度を検出する温度検出器と、前記ダクト内の静圧を設定
    する静圧設定器と、吹き出し空気温度を設定する温度設
    定器とを具備し、さらに前記静圧検出器と前記静圧設定
    器との圧力差により所定時間ごとに前記室内側送風機の
    回転数を制御する送風機用制御器を具備し、さらに、通常
    運転時には通常モードとし、前記温度検出器と前記温度
    設定器との温度差により前記圧縮機の回転数を可変する
    とともに、前記室内側送風機が起動して、前記送風機用制
    御器により前記静圧検出器の検出値が前記静圧設定器の
    設定値に達するまでの間を起動モードとし、起動モード
    時は、前記温度検出器と前記設定器の温度差が、前記圧
    縮機の停止域に到っても、前記圧縮機を停止させず運転
    維持させる起動時補正機能付圧縮機用能力制御器を備え
    たことを特徴とした空気調和機。
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