JP3144905B2 - シナプトフィジンに対する新規なモノクローナル抗体 - Google Patents

シナプトフィジンに対する新規なモノクローナル抗体

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JP3144905B2
JP3144905B2 JP23631192A JP23631192A JP3144905B2 JP 3144905 B2 JP3144905 B2 JP 3144905B2 JP 23631192 A JP23631192 A JP 23631192A JP 23631192 A JP23631192 A JP 23631192A JP 3144905 B2 JP3144905 B2 JP 3144905B2
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synaptophysin
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シナプトフィジンに特
異的に結合するモノクローナル抗体に関する。
【0002】
【従来の技術】シナプトフィジンは、シナプス小胞膜に
存在する分子量約38,000の酸性糖蛋白であり、1
985年にウィーデマンらによってウシ脳から見出され
たものである(Cell,41,1017−102
8)。一方、P−38は、同年ジョーンらによってラッ
ト脳から見出された(Proc.Natl.Acad.
Sci.USA,82,4137−4141)。しか
し、両者の遺伝子配列を解析した結果、シナプトフィジ
ンとP−38は同一の蛋白質であることが明らかになっ
ている。
【0003】一般に、これらシナプトフィジン及びP−
38はシナプス小胞に局在するため、シナプス小胞を保
持するニューロエンドクリン腫瘍の検出マーカーとして
用いられている。ニューロエンドクリン腫瘍は、例えば
脳下垂体や膵臓のような内分泌器官に発生するが、他の
組織にも転移する。もし、シナプス小胞を持たない器官
にシナプトフィジンが検出されれば、この事実は当該器
官にニューロエンドクリン腫瘍が存在することを示して
おり、また、その腫瘍の原発病巣が上記の内分泌器官で
あることを示している。
【0004】従って、シナプトフィジンに対して特異的
なモノクローナル抗体は、ニューロエンドクリン腫瘍の
原発病巣をつきとめるための一手段としても有用であ
る。
【0005】現在、これらシナプトフィジン及びP−3
8に対するモノクローナル抗体に関しては、免疫グロブ
リンクラスがIgGに属するモノクローナル抗体が製造
されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、シナプ
トフィジンに対する従来公知のモノクローナル抗体は、
免疫グロブリンクラスIgGに属するため、抗原又は補
体結合部位は1分子中に2個しか存在しない。このた
め、補体固定化アッセイによって組織中の微量シナプト
フィジンを定量する際、多量の抗体が必要であるという
問題があった。
【0007】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、その課題は、組織中の微量シナプトフィジンを補体
固定化アッセイによって定量する際に、少量の抗体で定
量を可能とすることである。より具体的には、シナプト
フィジンに対して特異性を有し、且つ免疫グロブリンク
ラスIgMに属するモノクローナル抗体を提供すること
である。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、ラット
脳の抽出物を免疫原として作製されたモノクローナル抗
体であって、免疫グロブリンクラスIgMに属し、ラッ
トのシナプトフィジンまたはP−38に対して特異的な
反応性を有することを特徴とするモノクローナル抗体が
提供される。
【0009】また、本発明によれば下記塩基配列を有す
る遺伝子が発現する蛋白質に対して特異的な反応性を有
するモノクローナル抗体が提供される。
【0010】 10 20 30 40 50 60 AGCACCTGGC GATGCCTACG GCGATGCGGG CTACGGGCAG GGCCCCGGAG GCTATGGGCC 70 80 90 100 110 120 CCAGGACTCC TACGGGCCTC AGGGTGGTTA TCAACCCGAT TACGGGCAGC CAGCCAGCGG 130 140 150 160 170 180 TGGCGGTGGC TACGGGCCTC AGGGCGACTA TGGGCAGCAA GGCTATGGCC AACAGGGTGC 190 200 210 220 230 240 GCCCACCTCC TTCTCCAATC AGATGTAATC TGGTCAGTGA AGTCCATGAA GATCCCACGG 250 260 270 280 290 300 GTGGGCAAGA GCTCAAGAGA AGGCCTGCCC CCCTTTTCCC ATCCCCATAT CCTAGGTCTC 310 320 330 340 350 360 CACCCCTCAA CCCAGGAGAC CCTAACTGTC TTTGCTGTTT ATATATATAT ATATTATATA 370 380 390 400 410 420 TAAATATCTA TTTATCTGTC TGAGCCCTAC ATTCACCCAC TTCTCCATGC ACTAGAGGCC 430 440 450 460 470 480 CAGTCCTGAA TGGGCTCCTC CCCAACCCTG ACCTTGCATT CCTCAGCCCC TATCTGTTCC 490 500 510 520 530 540 CCAGCCCTGT CCCTTGAGGT AAGGGGCTCT AGAAAGGGGA GAGGAAGGGA ACCAGACCTT 550 560 570 580 590 600 GGCTGCATGG AGTGGGTTGG TGTGACTTTC TCTCCTTCCT CCTCTCCCTC TGCCCCTCCT 610 620 630 640 650 660 AACTCTGGCC TTGGTCCTCC AGCATCACCT GAACTTCAGA AGCTCTCGAA TGGAAATCTG 670 680 690 700 710 720 ACCCCAAGAG TAGAGCAGTA GACTGAGTGG AGGAGGCTTG GGTGAAACGG GCAGAGAGGA 730 740 750 GATAACCTCT GTAGAGAGAG GACTAGTCAG (ここで、Aはアデニン、Cはシトシン、Gはグアニン
およびTはチミンを表わす。) 以下本発明を詳細に説明する。
【0011】まず、本発明のモノクローナル抗体の作製
について説明する。
【0012】これは、通常のモノクローナル抗体技術を
用いて作製することができる。即ち、まずラット脳の抽
出物で免疫された哺乳動物から取り出した抗体産生細胞
と、適当な動物の腫瘍細胞、例えばミエローマとを融合
させ、目的とする抗体を生産する融合細胞(ハイブリド
ーマ)を調製する。この融合細胞をクローン化した後、
培養することにより目的のモノクローナル抗体を作製す
ることができる。
【0013】より詳細に説明すると、本発明のモノクロ
ーナル抗体は、下記の手順により作製することができ
る。
【0014】a)抗体産生細胞の調製 まず、本発明のモノクローナル抗体を産生するハイブリ
ドーマを得るために、ラット脳の抽出物を用いて哺乳動
物を免疫感作する。
【0015】本発明のモノクローナル抗体を産生する抗
体産生細胞を得るための哺乳動物としては、マウス、ラ
ット、ウサギ、モルモットなどの一般に用いられる実験
動物を使用することができるが、特にマウスを用いるこ
とが好ましい。
【0016】哺乳動物を免疫感作する方法としては、例
えばマウスの腹腔もしくは皮下に、免疫原としてラット
脳の抽出物を接種する方法を用いることができる。1回
当りの接種量は、免疫原0.2ml/マウス程度が好まし
く、これを等量のアジュバンドと混和して懸濁液とした
ものを用いる。この操作を1〜2週間ごとに数回繰り返
す。更に、0.2〜0.4ml/マウスの免疫原をそのま
ま静脈内もしくは腹腔に注射することにより最終免疫を
行う。最終免疫のための注射の3〜4日後に脾臓を摘出
し、抗体産生細胞を得る。
【0017】b)腫瘍細胞の調製 上記抗体産生細胞と細胞融合させるための腫瘍細胞を調
製する。
【0018】本発明における腫瘍細胞としては、通常ミ
エローマ細胞が用いられる。腫瘍細胞の由来は特に限定
されるものではなく、マウス、ラット、ウサギ、ヒト等
の哺乳動物の細胞株を使用することができる。しかし、
なかでもマウスの細胞株を用いることが好ましい。一般
には、ヒポキサンチン・グアニン・ホスホリボシルトラ
ンスフェラーゼ欠損(HGPRT)、或いはチミジン
キナーゼ欠損(TK)のような適当な選択マーカーを
有する腫瘍細胞株が用いられる。このような細胞株とし
ては、例えばP3-X63-Ag8,P3-X63-Ag8-U1,SP20-Ag8-6.5.
3 が挙げられる。これらの腫瘍細胞は、何れも8−アザ
グアニン抵抗性の細胞株であり、HAT培地(ヒポキサ
ンチン、アミノプテリン、チミジン含有)中では生育す
ることができない。
【0019】c)細胞融合 上記抗体産生細胞及び腫瘍細胞を融合させる。
【0020】細胞融合の際に用いられる培地としては、
通常用いられるイーグル最小基本培地(MEM)、ダル
ベッコ改良MEM、ロズウェル・パーク・メモリアル・
インスティチュート(RPMI)1640等の基本培地
に、10%CS(子ウシ血清)、5%FCS(ウシ胎児
血清)+5%CS、または10%FCSを添加したもの
を用いることができる。通常、親細胞を維持する際には
上記の何れの培地を用いてもよいが、ハイブリドーマを
作成する際には10%FCSを添加したものが好まし
い。
【0021】細胞融合は、融合促進剤の存在下におい
て、親細胞であるミエローマなどの腫瘍細胞と免疫感作
された脾細胞(抗体産生細胞)とを1:5〜1:20の
割合で混合することにより行う。融合促進剤としては、
例えばHVJ(Hennagglutinating
Virus of Japan)、ポリエチレングリコ
ール(PEG)などを使用することができるが、特に、
30%〜50%のPEG1500を用いることが好まし
い。
【0022】d)ハイブリドーマのHAT選択 HAT培地においてハイブリドーマを選別する。
【0023】c)の方法により融合した細胞を、20%
FCSを含有するRPMI1640培地などで適当に希
釈し、マイクロカルチャープレート(通常96ウェルま
たは24ウェルのプレート)に、104 〜106 /10
0μl/ウェル程度植え付ける。その後、各ウェルにH
AT選択培地を添加し、通常1〜2日ごとに培地の交換
を行いながら培養する。
【0024】腫瘍細胞として8−アザグアニン抵抗性株
を用いた場合には、未融合のミエローマ細胞およびミエ
ローマ・ミエローマ融合細胞は、HAT培地中では約7
日間で死滅する。また、脾細胞は正常細胞であるために
寿命があり、in vitroでは2週間以上は生育で
きない。従って、培養7〜10日目位から生育して来る
ものは、すべて脾・ミエローマ融合細胞と考えられる。
【0025】e)ハイブリドーマのスクリーニング 上記d)の方法により選別されたハイブリドーマをスク
リーニングする。
【0026】スクリーニングは、主にハイブリドーマが
増殖したウェルの培養上清を用いたELISA(Enz
yme linked−immunosorbent
assay)法やイムノブロット法など公知の方法を用
いて目的の抗体を分泌しているハイブリドーマのクロー
ンを拾い上げることにより行うことができる。
【0027】f)クローニング スクリーニングにより得られた目的のハイブリドーマを
クローニングする。
【0028】各ウェル中には、異なる抗体を産生してい
る2種類以上のハイブリドーマが生育している可能性が
ある。従って、限界希釈法等によりクローニングを行な
い、最終的に目的のモノクローナル抗体を産生している
単一のハイブリドーマクローンを得てもよい。
【0029】g)モノクローナル抗体の取得 上記f)で獲られたハイブリドーマを、培養することに
より目的のモノクローナル抗体を得る。
【0030】前記ハイブリドーマは、培養容器中(in
vitro)または動物体内(in vivo)のい
ずれにおいても培養することができる。in vitr
oで培養する場合、培地は先に述べた通常培地にCSま
たはFCSを添加したものでよい。この培地で3〜5日
間培養した後、培地上清から目的の抗体を得ることがで
きる。in vivoによる培養では、ミエローマ細胞
と同系の動物に対してプリスタン(2,6,10,14
−テトラメチルペンタデカン)などの鉱物油を腹腔内に
投与した後、少なくとも1週間以上経過してからハイブ
リドーマを腹腔内に接種する。次いで、7〜14日後に
貯留している腹水を採取し、目的の抗体を得ることがで
きる。
【0031】次に、本発明のモノクローナル抗体が認識
するシナプトフィジンを発現する遺伝子について説明す
る。
【0032】本発明のモノクローナル抗体が認識するシ
ナプトフィジン遺伝子は、以下の手順により得ることが
できる。すなわち、λgt11ベクターを用いてラット脳か
ら調製したcDNAライブラリを、適切な宿主細胞に形
質転換して発現させる。こうして宿主細胞により産生さ
れた蛋白質を、上述のラットシナプトフィジンに特異的
に結合する抗体を用いてスクリーニングすることによ
り、目的の遺伝子断片が挿入されたベクターを選択す
る。この選択されたベクターを増幅させることにより、
シナプトフィジン遺伝子を得ることができる。
【0033】より詳細には、本発明のモノクローナル抗
体が認識するシナプトフィジンを発現する遺伝子は、下
記の手順により調製することができる。
【0034】h)スクリーニング まず、宿主細胞(例えば、大腸菌)を適当な培地で培養
し、この宿主細胞にクローンテック社のラット脳cDN
Aライブラリ(これはλgt11ベクターに挿入されてい
る)を導入する。例えば、大腸菌をLBM培地などの適
当な培地で培養し、この培養液1μリットル当りに、5
×104 pfu の上記cDNAが組み込まれたファージベ
クター液を混合することによって導入してもよい。次
に、この混合液を寒天培地に広げ、更に培養してプラー
クを形成させる。形成されたプラーク上にニトルセルロ
ース膜を重ね、更にインキュベートする。これにより、
ベクターに組み込まれたcDNAが発現し、産生された
蛋白質がニトロセルロース膜に写しとられる。
【0035】このニトロセルロース膜に、上述の抗シナ
プトフィジンモノクローナル抗体を反応させ、次いでこ
の抗シナプトフィジン抗体と特異的に結合する、標識さ
れた抗体を反応させる。反応後、抗体の標識を検出する
のに必要な処理を施し、標識が存在するスポットを検出
する。そのスポットに対応するプラークを検索すること
により、目的とするラットシナプトフィジン遺伝子断片
を有するベクターを得ることができる。
【0036】i)ラットシナプトフィジン遺伝子を有す
るベクターの増幅 上記h)の方法によりスクリーニングしたシナプトフィ
ジン遺伝子を増幅させる。
【0037】ラットシナプトフィジン遺伝子断片を有す
ることが確認されたベクターは、プレートライセート
法、液体培養法などの方法で宿主細胞を培養することに
より、増幅させることができる。
【0038】j)ラットシナプトフィジン遺伝子の調製 増幅させたベクターから目的の遺伝子を調製する。
【0039】まず、宿主細胞からラットシナプトフィジ
ン遺伝子断片を有するファージのみを回収する。回収し
たファージをクロロホルムなどを用いて破壊し、更にフ
ェノールなどを用いて蛋白を取り除く。蛋白を取り除い
た後、エタノールを用いて沈殿させることにより、ラッ
トシナプトフィジン遺伝子断片を含有するDNAを得る
ことができる。
【0040】本発明のモノクローナル抗体は、上述した
ようにシナプトフィジンに特異的に結合する。従って、
本発明のモノクローナル抗体、及び薬理学的に許容し得
る担体或いは希釈剤を含有する薬用組成物は、シナプト
フィジンの存在を指標とするニューロエンドクリン腫瘍
の診断に有用である。
【0041】診断に用いる場合の本発明のモノクローナ
ル抗体は、診断を可能とするために標識されていること
が必要である。標識としては、体内に取り込まれた後に
検出され得るいずれのものを用いてもよい。しかし、現
在では後述するシンチグラフィー法等による画像診断が
最も一般的に行われているため、ラジオアイソトープを
標識として好ましく用いることができる。標識として用
いられるラジオアイソトープは、半減期や、放射線の種
類、診断の目的等に応じていずれのものをも選択し得る
が、目的とする臓器に貯留しやすいものを用いることが
好ましい。具体的には、99m Tc、111 In、123 I、
131 I、201 Tl、75Se、169 Yb、67Ga等が用い
られる。
【0042】本発明の薬用組成物に含有される担体或い
は希釈剤としては、薬理学的に許容し得るものとして慣
用的に用いられているいずれのものを用いてもよく、ま
た2種以上併用することも可能である。好ましくは、無
菌かつ水性の等張懸濁液または溶液であり、具体的には
生理食塩水、またはリン酸緩衝生理食塩水等を好ましく
用いることができる。
【0043】本発明の薬用組成物の投与方法としては、
皮下投与、筋肉内投与、静脈内投与、腹腔内投与等いず
れの非経口投与方法をとってもよい。
【0044】本発明における薬用組成物の投与量は、投
与対象の年齢、体重、投与経路等に依存するが、哺乳類
の体重1Kg当たり1〜100mgの1日の投薬量、好
ましくは1〜10mg/Kgの投薬量で使用され得る。
【0045】本発明の薬用組成物は、標準的な方法によ
り調製することができる。
【0046】このようにして調製された薬用組成物を用
いた診断方法について以下に簡単に説明する。
【0047】診断方法として、現在最も一般的に用いら
れているのはシンチグラフィー法である。これはγ線を
出すアイソトープを体内に投与し、一定時間後に目的と
する臓器或いは全身の放射能の分布をシンチスキャナー
(コンピューターを駆使することにより画像化でき
る)、或いはシンチカメラを用いて測定し、画像に表し
て診断する方法である。これにより臓器の病巣の有無
(アイソトープをよく取り込む部分或いは逆に取り込ま
ない部分)の診断が可能となる。
【0048】すなわち、具体的には、本発明の薬用組成
物を有効量投与し、一定時間後に、病巣を有する臓器
(本来シナプス小胞を持たない臓器)の映像を描写し、
当該病巣がニューロエンドクリン腫瘍であるかどうかを
診断することができる。
【0049】
【作用】本発明のモノクローナル抗体を用いると、ニト
ロセルロース等の膜に移し取られた蛋白質群、ELIS
Aプレートに吸着された蛋白質群、或いは組織切片のよ
うな組織標本中に含まれるラットシナプトフィジンのみ
を容易に検出することができる。その検出方法として
は、酵素あるいは蛍光色素等でラベルした抗マウスIg
M抗体と組み合わせて用いる、間接酵素抗体法や間接蛍
光抗体法を挙げることができる。
【0050】また、本発明のモノクローナル抗体は免疫
グロブリンクラスIgMに属し、1分子中に10個の抗
原又は補体結合部位を有する。従って、本発明のモノク
ローナル抗体を用いて補体固定化アッセイを行うと、従
来のIgGクラスのモノクローナル抗体を用いた場合に
比べて、高感度であり、より少量の抗体で微量のラット
シナプトフィジンを定量することができる。
【0051】また本発明のモノクローナル抗体を含有す
る薬用組成物を用いると、転移した場合のニューロエン
ドクリン腫瘍の診断が可能となる。また、当該薬用組成
物を用いたシンチスキャナー法及びコンピューターを用
いた総合的な映像診断により、X線を用いた場合よりも
容易に検出することができる。
【0052】
【実施例】以下、本発明の実施例を説明する。
【0053】実施例1 ラット脳の蛋白質に対するモノクローナル抗体の作製 (1)免疫原の調製 以下の調製操作は、特に断らないかぎり0〜4℃で行っ
た。また、水と溶液には、必要に応じて0.5mMの蛋
白質分解酵素阻害剤PMSFを加えた。
【0054】まず、ラット脳に3倍量の緩衝液A(0.
32mMシュークロース、20mMトリス−クエン酸緩
衝液)を加え、ホモジェナイズした。このホモジェネー
トをそのまま免疫原に用いてもよい。しかし、この実施
例では該ホモジェネートをナイロンメッシュ(メッシュ
サイズ133μm,77μm)に通した後、等量の緩衝
液Aに重層し、5000rpmで10分間遠心して上清
を採取した。更に、この上清を1,5000rpmで3
0分間遠心し、得られた沈殿を採取した(この沈殿とし
て得られた抽出物をP2画分と呼ぶ)。次に、この遠心
により得られた上清を40,000rpmで150分間
遠心し、得られた沈殿を採取した(この沈殿として得ら
れた抽出物をP3画分と呼ぶ)。これら両画分を単独
に、または適当な割合で混合して免疫原とした。
【0055】(2)動物の免疫 (1)で調製した免疫原と、フロイントのコンプリート
アジュバンドとを等量づつ夫々1mlのシリンジにとり、
これをジョイントでつないで乳化するまでよく攪拌し
た。これをマウスの腹腔内に注射して免疫感作を行っ
た。即ち、基本的には1回目の免疫の2週間後に2回目
の免疫を行い、その更に2週間後にブーストとして免疫
した。そして、ブーストの3日後に細胞融合操作を行う
というスケジュールで実験を行った。日数を調整する必
要があるときには、ブーストを遅らせることにより調整
した。また、抗体価は、免疫後2日から7日後にマウス
の尾静脈から採血し、その血清を用いて後述のイムノブ
ロット法を行うことにより検定した。
【0056】(3)細胞融合 (2)の操作により免疫したマウスの頚椎を脱臼し、脾
臓を取り出した。これを予め5mlのRPMIが入った6
cmディッシュに移し、余分な脂肪などを除いた。さらに
2枚の5mlRPMI入りの6cmディッシュで洗った。2
つに折った5cm角のステンレス製金網の間にピンセット
で脾臓を擦り付け、細胞をバラバラにした。このバラバ
ラにした細胞をピペットで遠心管に移し、遠心操作によ
り10mlのRPMIで2回洗った。沈殿した細胞に0.
17MのNH4 Clを加え、氷中に5分間つけて溶血さ
せた。この溶血操作の後に5mlのRPMIを加え、16
00rpmで5分間遠心し、RPMIで洗い、20mlに
メスアップして脾臓細胞懸濁液とした。
【0057】一方、対数増殖期にあるミエローマ2〜4
dish分を、1200rpmで5分間の遠心で集め
た。これを血清を含まないRPMIで2回洗い、最後に
10mlのRPMIに懸濁してミエローマ懸濁液を調製し
た。脾臓細胞懸濁液とミエローマ懸濁液の細胞数をカウ
ントし、ミエローマが脾臓細胞の1/5〜1/20にな
るように、脾臓細胞懸濁液にミエローマ懸濁液を加え
た。5分間遠心し、上清を除いてサスペンドした。0.
3mlの50%ポリエチレングリコール1500(in
75mM Hepes)を一気に沈殿に加え、直ちによ
く攪拌した。攪拌を続けながら、RPMIを加えた。こ
の懸濁液を1000rpmで5分間遠心し、沈殿にHA
T培地(最終濃度で、1×10-7Mのヒポキサンチン、
4×10-4Mのアミノプリテン、16×10-4Mのチミ
ジンを含むRPMI−FCS)を50ml加えた。これを
500μl/wellずつ24ウェルプレート2枚に撒
き、また100μl/wellずつ96ウェルプレート
約3枚に撒いた。4〜5日後に、24ウェルプレートに
は約1ml/well、96ウェルプレートには約10
0μl/wellのHAT培地を加えた。その結果、約
1週間で殆どのウェルにハイブリドーマが増殖した。こ
のハイブリドーマを更に培養し、培養上清をイムノブロ
ット法によるスクリーニングに用いた。
【0058】(4)ハイブリドーマの選定とクローニン
グ (1)で調製した免疫原を、総蛋白量が数10mg/m
lとなるように希釈してこれを抗原溶液とした。SDS
−PAGEを行った後、Towbinら(1979)の
方法により、電気泳動的にニトロセルロース膜に蛋白質
を写し取った。このニトロセルロース膜を、ブロックエ
ース(大日本製薬より入手可能)等の適当なブロック剤
を用いて室温で1時間から一晩ブロックした。これを、
一次抗体としてスクリーニングしようとする培養上清と
共にインキュベートした。その後、このニトロセルロー
ス膜をTBSで15分間3回洗った。次いで、二次抗体
として、西洋ワサビペルオキシダーゼ(HRP)でラベ
ルしたヤギ抗マウス抗体とインキュベートして反応させ
た後、TBSで15分間3回洗った。発色検索のため
に、50mM Tris−HCl(pH7.5)中の1
00μg/mlジアミノベンジジン4塩酸塩に、1/1
00量の1%CoCl2 6H2 Oと、1%(NH4 2
Ni(SO4 2 6H2 0と、1/500量の過酸化水
素水とを加えた発色液を用いた。十分に発色させた後、
蒸留水で洗って乾燥させた。この検索の結果、強い活性
が認められた培養上清を採取することができたウェルを
選別した。これらウェルのハイブリドーマをフィーダー
細胞としてマウスの胸腺細胞を用い、限界希釈法により
クローニングした。これにより1個のクローンを得た。
このようにして得られたハイブリドーマRB2−4は、
微工研条寄3944号をもって、微生物工業技術研究所
に寄託されている。このハイブリドーマを培養すること
によりモノクローナル抗体を得た。このモノクローナル
抗体をRB2−4と命名した。
【0059】アマシャム社製のSub Isotypi
ng Kitを用いて検討した結果、この抗体のサブク
ラスはIgMであることが判明した。
【0060】実施例2 RB2−4反応特異性の検討 RB2−4の反応特異性を、実施例1と同様のイムノブ
ロット法によって検討した。その結果を第1図に示す。
【0061】第1図は、SDS−PAGEによる脳ホモ
ジェネートの展開パターンおよびイムノブロット法によ
るRB2−4の結合位置を示す写真である。図1におい
て、1は分子量マーカーのCBBによる染色パターンで
あり、2はラット脳ホモジェネートのCBBによる染色
パターンである。また、3はラット脳ホモジェネートに
対して、RB2−4を用いて行ったイムノブロット法の
結果を示している。図から明らかなように、RB2−4
は、分子量約40kDの単一の蛋白質のバンドに反応す
る。
【0062】実施例3 ラットシナプトフィジン遺伝子の単離 (1)モノクローナル抗体RB2−4によるプラークの
スクリーニング 大腸菌(Y1090(Δ1acU169proA+Δ1on araD139str
AsupF[trpC22::Tn10] (pMC9*),mcrA-,mcrB+)) を、LB
M培地(0.2%マルトース、50mg/lアンピシリ
ンを含有)を用いて一晩培養した。一方、λgt11ベ
クターを用いてラット脳から調製されたクローンテック
社製のcDNAライブラリを4×105 pfu 程度に希釈
した。この希釈液と上記培養によって得られた培養液
0.6mlを混合し、室温で20分間インキュベートし
た。一方、トップアガロース(LBMアガロースなど)
をオートクレーブ処理して溶融状態のまま55℃でイン
キュベートし、上記の混合液に加えて素早く攪拌した。
これを予めプレート上に広げたボトムアガー(0.8%
LBMアガーなど)の上に広げた。トップアガロースが
固まった後、42℃で3.5時間インキュベートし、プ
ラークを形成させた。形成されたプラーク上にニトロセ
ルロース膜を重ね、37℃で3.5時間インキュベート
して大腸菌に導入されたcDNAを発現させた。このニ
トロセルロース膜は、予め10mM IPTG(イソプ
ロピルチオガラクトピラノシド)に浸し、乾燥させたも
のである。その後、ニトロセルロース膜をTBSで洗浄
し、以後の抗原抗体反応によるスクリーニングに用い
た。
【0063】RB2−4を用いたスクリーニングは、以
下の通りに行った。まず、上記のニトロセルロース膜を
3%ゼラチンを含むTBSを用い、室温で1時間から一
晩ブロックした。ブロッキングが終了したニトロセルロ
ース膜を、スクリーニングに用いるモノクローナル抗体
(一次抗体)と反応させた後、TBSによる15分間の
洗浄を3回行った。続いて、西洋ワサビペルオキシダー
ゼ(HRP)でラベルしたヤギ抗マウス抗体(二次抗
体)と反応させた後、TBSによる15分間の洗浄を3
回行った。次いで、100μg/mlジアミノベンジジ
ン4塩酸塩 in 50mM Tris-HCl(pH7.5) に、1/1
00量の1%CoCl2 6H2 Oと、1%(NH4 2
Ni(SO4 2 6H2 0と、1/500量の過酸化水
素水を加えた発色液で発色させた。十分に発色させた
後、染色されたスポットを検索した。染色されたスポッ
トに対応するプラークを探すことで、目的とする遺伝子
断片をもつファージを得た。
【0064】(2)ラットシナプトフィジン遺伝子およ
びその相補鎖を有する ファージの増殖 上記(1)で得られたラットシナプトフィジン遺伝子お
よびその相補鎖を有するファージを、プレートライセー
ト法を用いて以下の手順で増殖させた。まず、大腸菌
(Y1088(ΔlacU169supEsupFhsdR-hsdM+metBtrpRt
onA21[proc::Tn5](pMC9),mcra-mcrB+))を、LBM培地
(0.2%マルトース、50mg/mlアンピシリンを
含有)で一晩培養した。その培養液に、105 〜106
pfu のファージを含むSM緩衝液0.1mlを加え、1
0分間室温でインキュベートした。一方、トップアガロ
ース(LBMアガロースなど)をオートクレーブ処理
し、溶融状態のまま55℃でインキュベートした。これ
を上記の混合液に加え、素早く攪拌して、予めプレート
上に用意してあったボトムアガー(LBMアガーなど)
上に広げた。トップアガロースが固まった後、プレート
をビニール袋にいれ、37℃で6〜7時間培養した。大
腸菌が溶菌した後、5mlのSM緩衝液および数滴のク
ロロホルムを添加し、SM緩衝液が表面を完全に覆うよ
うに水平に保ちながら、4℃で一晩インキュベートし
た。これにより、ラットシナプトフィジン遺伝子および
その相補鎖を有するファージがSM緩衝液中にを分散さ
れたファージ懸濁液がえられた。
【0065】(3)ラットシナプトフィジン遺伝子およ
びその相補鎖の調製 上記(2)で得られたラットシナプトフィジン遺伝子お
よびその相補鎖を有するファージ液に、RNaseA、
DNaseIを夫々5μg/mlになるように加え、3
7℃で30分間インキュベートした。次に、等量のポリ
エチレングリコールPEG6000−2M NaCl溶液
を加えて混合した後、0℃で1時間インキュベートし
た。この混合液を4℃、3000rpmで20分間遠心
した後、上清を完全に除去した。得られた沈殿をSM緩
衝液0.5ml中に懸濁し、エッペンドルフチューブに
移した。これを8000rpmで2分間遠心し、得られ
た上清を別のエッペンドルフチューブに移した。これに
EDTA及びSDSを夫々10mM、0.1%になるよ
うに添加し、65℃で15分間インキュベートした。そ
の後、フェノール抽出1回、フェノール・クロロホルム
抽出2回、クロロホルム抽出1回を行った。この抽出の
際には、TE(トリス−EDTA緩衝液)で飽和された
フェノールを用いた。これらの抽出によって得られた水
層に、3M酢酸ナトリウムを50μlおよびエタノール
1mlを加え、−80℃で15分間インキュベートした
後、15000rpmで5分間遠心した。遠心の後、上
清を捨て得られた残渣を冷70%エタノールですすいで
乾燥させた。これを50μlのTEに溶解して、ラット
シナプトフィジン遺伝子およびその相補鎖を有するファ
ージDNAを得た。
【0066】こうして得られたDNAからは、EcoR
Iなどの制限酵素を用いることにより、ラットシナプト
フィジン遺伝子およびその相補鎖を切り出すことができ
た。
【0067】更に、以下の手順により、EcoRIなど
で切断したファージDNAからラットシナプトフィジン
遺伝子およびその相補鎖のみを得た。まず、エチジウム
ブロマイドとTAE(EDTA−トリス酢酸緩衝液)を
含む緩衝液系において、EcoRIで切断したファージ
DNAを、1%低融点アガロースゲルを用いて電気泳動
を行った。泳動後、トランスイルミネータでUV照射し
て、0.8kbpの目的のバンドを切り出し、これをエ
ッペンドルフチューブに移した。65℃でゲルを溶か
し、蒸留水を加えた後にゆっくりと冷やした。フェノー
ル抽出を2回、フェノール・クロロホルム抽出を1回行
った後、エタノール沈殿によりDNAを回収した。この
抽出の際には、TEで飽和されたフェノールを用いた。
【0068】このDNAの塩基配列をダイデオキシ法で
解析したところ、配列表の配列番号1に示す塩基配列が
含まれていることが見出された。配列番号1は、本発明
で得られたラットシナプトフィジン遺伝子の塩基配列を
示しており、その配列は5´末端に向かう方向に表し
た。ここで、Aはアデニン、Cはシトシン、Gはグアニ
ンおよびTはチミンをあらわす。
【0069】また、配列表の配列番号2は、既に知られ
ているラットシナプトフィジン遺伝子の塩基配列を示し
ている。この配列表では、5´末端から3´末端に向か
う方向に、721番から1501番までの塩基配列を示
してある。配列番号1に記載した本発明における塩基配
列は、この公知のシナプトフィジン遺伝子の塩基番号7
26〜1486に対応している。
【0070】本発明で得られたラットシナプトフィジン
遺伝子の塩基配列及び既知のラットシナプトフィジン遺
伝子の塩基配列の相同性を図2〜図3に示す。上段には
本発明で得られたラットシナプトフィジン遺伝子の塩基
配列、下段に既知のラットシナプトフィジン遺伝子の塩
基配列が示してある。*は双方の塩基配列が相同である
ことを示している。またAはアデニン、Cはシトシン、
Gはグアニン、Tはチミンを表し、−は塩基が脱落して
いる部分を示す。両者を比較すると、以下の三つの塩基
が異なっているが、それ以外は完全に一致している。
【0071】 配列番号1の塩基(番号) 配列番号2の対応する塩基(番号) G(64) A(789) C(224) T(949) T(297) C(1022) この関係から明らかなように、上記二つのDNA配列は
ほぼ完全に一致している。つまり、上記で調製されたD
NAはラットシナプトフィジン遺伝子である。
【0072】
【発明の効果】以上のように、本発明によると、ラット
シナプトフィジンに特異的に結合するモノクローナル抗
体が提供される。このモノクローナル抗体を用いること
により、間接酵素抗体法、間接蛍光抗体等によって、ニ
トロセルロース膜に写しとった蛋白質群などからラット
シナプトフィジンのみを容易に検出することが可能にな
る。
【0073】また、シナプトフィジンはニューロエンド
クリン腫瘍の良い検出マーカーとなるため、ニューロエ
ンドクリン腫瘍を検出することが可能になる。従って、
臨床医学分野における診断にも用いることが期待され
る。
【0074】[配列表] 配列番号:1 配列の長さ:750 配列の型:核酸 鎖の数:一本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:cDNA to mRNA アンチセンス:No 起源:Rattus norvegicus(生物名) 特徴を決定した方法:S 配列 10 20 30 40 50 60 AGCACCTGGC GATGCCTACG GCGATGCGGG CTACGGGCAG GGCCCCGGAG GCTATGGGCC 70 80 90 100 110 120 CCAGGACTCC TACGGGCCTC AGGGTGGTTA TCAACCCGAT TACGGGCAGC CAGCCAGCGG 130 140 150 160 170 180 TGGCGGTGGC TACGGGCCTC AGGGCGACTA TGGGCAGCAA GGCTATGGCC AACAGGGTGC 190 200 210 220 230 240 GCCCACCTCC TTCTCCAATC AGATGTAATC TGGTCAGTGA AGTCCATGAA GATCCCACGG 250 260 270 280 290 300 GTGGGCAAGA GCTCAAGAGA AGGCCTGCCC CCCTTTTCCC ATCCCCATAT CCTAGGTCTC 310 320 330 340 350 360 CACCCCTCAA CCCAGGAGAC CCTAACTGTC TTTGCTGTTT ATATATATAT ATATTATATA 370 380 390 400 410 420 TAAATATCTA TTTATCTGTC TGAGCCCTAC ATTCACCCAC TTCTCCATGC ACTAGAGGCC 430 440 450 460 470 480 CAGTCCTGAA TGGGCTCCTC CCCAACCCTG ACCTTGCATT CCTCAGCCCC TATCTGTTCC 490 500 510 520 530 540 CCAGCCCTGT CCCTTGAGGT AAGGGGCTCT AGAAAGGGGA GAGGAAGGGA ACCAGACCTT 550 560 570 580 590 600 GGCTGCATGG AGTGGGTTGG TGTGACTTTC TCTCCTTCCT CCTCTCCCTC TGCCCCTCCT 610 620 630 640 650 660 AACTCTGGCC TTGGTCCTCC AGCATCACCT GAACTTCAGA AGCTCTCGAA TGGAAATCTG 670 680 690 700 710 720 ACCCCAAGAG TAGAGCAGTA GACTGAGTGG AGGAGGCTTG GGTGAAACGG GCAGAGAGGA 730 740 750 GATAACCTCT GTAGAGAGAG GACTAGTCAG 配列番号:2 配列の長さ:781 配列の型:核酸 鎖の数:一本鎖 トポロジー:直鎖状 配列 721 726 736 746 756 766 776 786 CAACCAGCACCTGGC GATGCCTACG GCGATGCGGG CTACGGGCAG GGCCCCGGAG GCTATGGGCC 796 806 816 826 836 846 CCAGGACTCC TACGGGCCTC AGGGTGGTTA TCAACCCGAT TACGGGCAGC CAGCCAGCGG 856 866 876 886 896 906 TGGCGGTGGC TACGGGCCTC AGGGCGACTA TGGGCAGCAA GGCTATGGCC AACAGGGTGC 916 926 936 946 956 966 GCCCACCTCC TTCTCCAATC AGATGTAATC TGGTCAGTGA AGTCCATGAA GATCCCACGG 976 986 996 1006 1016 1026 GTGGGCAAGA GCTCAAGAGA AGGCCTGCCC CCCTTTTCCC ATCCCCATAT CCTAGGTCTC 1036 1046 1056 1066 1076 1086 CACCCCTCAA CCCAGGAGAC CCTAACTGTC TTTGCTGTTT ATATATATAT ATATTATATA 1096 1106 1116 1126 1136 1146 TAAATATCTA TTTATCTGTC TGAGCCCTAC ATTCACCCAC TTCTCCATGC ACTAGAGGCC 1156 1166 1176 1186 1196 1206 CAGTCCTGAA TGGGCTCCTC CCCAACCCTG ACCTTGCATT CCTCAGCCCC TATCTGTTCC 1216 1226 1236 1246 1256 1266 CCAGCCCTGT CCCTTGAGGT AAGGGGCTCT AGAAAGGGGA GAGGAAGGGA ACCAGACCTT 1276 1286 1296 1306 1316 1326 GGCTGCATGG AGTGGGTTGG TGTGACTTTC TCTCCTTCCT CCTCTCCCTC TGCCCCTCCT 1336 1346 1356 1366 1376 1386 AACTCTGGCC TTGGTCCTCC AGCATCACCT GAACTTCAGA AGCTCTCGAA TGGAAATCTG 1396 1406 1416 1426 1436 1446 ACCCCAAGAG TAGAGCAGTA GACTGAGTGG AGGAGGCTTG GGTGAAACGG GCAGAGAGGA 1456 1466 1476 1486 1496 GATAACCTCT GTAGAGAGAG GACTAGTCAG CCAAGAGTTG AATTCCAGAC ATACT
【図面の簡単な説明】
【図1】ラット脳ホモジェネートのSDS−PAGEに
よる展開パターンおよびモノクローナル抗体RB2−4
の特異性をイムノブロット法で表した電気泳動を示す図
である。
【図2】本発明で得られたラットシナプトフィジン遺伝
子の塩基配列及び既知のラットシナプトフィジン遺伝子
の塩基配列の相同性を示す図である。
【図3】本発明で得られたラットシナプトフィジン遺伝
子の塩基配列及び既知のラットシナプトフィジン遺伝子
の塩基配列の相同性を示す図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI G01N 33/574 G01N 33/577 B 33/577 C12N 5/00 B //(C12P 21/08 C12R 1:91) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C12N 15/06 - 15/08 A61B 10/00 A61K 49/00 C12N 5/12 - 5/28 C12P 21/08 G01N 33/574 G01N 33/577 BIOSIS(DIALOG) MEDLINE(STN) WPI(DIALOG)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 微工研条寄第3944号をもって微生物
    工業技術研究所に寄託されているハイブリドーマ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のハイブリドーマによっ
    て生産される抗シナプトフィジンモノクローナル抗体。
  3. 【請求項3】 検出可能な標識で標識した請求項2に記
    載のモノクローナル抗体を被検査対象に投与した後、該
    被検査対象内における前記モノクローナル抗体の分布状
    態を示す情報を画像表示し、ニューロエンドクリン腫瘍
    の分布状態を検出することを特徴とするヒト以外の被検
    査対象のニューロエンドクリン腫瘍の検出方法。
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