JP3146520U - 車両用サンシェード部品 - Google Patents

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Abstract

【課題】容易に製造が可能で、スクリーンがレールより外れにくいサンシェード部品を提供する。
【解決手段】ローラー3、一組のレール、スクリーンユニット5を有するサンシェード部品において、それぞれのレールは、上部壁42と、上部壁との間に凹部40を形成する下部壁43とを有する。スクリーンユニットは、対抗する周辺縁部を持ち、巻き状態と延び状態の間で操作可能なスクリーンと、一組の台要素51を有する。各台要素は、凹部に摺動自在に配置され、スクリーンの周辺縁部のそれぞれに固定され、それぞれのレールの下部壁に接するアーチ上の第1部分と、第2部分を有する。第1部分は、通常状態には下方に湾曲し、非通常時にはスクリーンの引張りにより上方に湾曲する。第2部分は、通常時には下部壁に接し、非通常時には上部壁に接する。
【選択図】図6

Description

本考案は、サンシェードに関し、特に自動車用サンシェード部品に関する。
図1に示すように、自動車のサンルーフ(図示せず)に組み込まれる、従来の自動車用サンシェード1は、引き戻しユニット11、一組のレール12、スクリーン13とからなる。スクリーン13は、スクリーン13が引き戻しユニット11に巻かれた巻き状態と、スクリーン13が一組のレール12に沿って前進した延び状態の間で操作可能である。スクリーン13が、サンルーフを通る突然の強風の力や、自動車内の人間により衝撃を加えられることでレール12から外れることを防ぐために、多数のボール形状の部材14が、スクリーン13の対向する側縁に取付けられている。ボール形状の部材14の構造が、レール12の摺動開口部120よりも大きいことで、スクリーン13がレール12から外れることが妨げられている。しかしながら、複数のボール形状の部材14をスクリーン13に設けるという配置は、サンシェード1の組立てと製造を困難にする。図2および図3は、レール22からスクリーン21が外れることを防ぐために、異なる構造を採用する他の従来の自動車用サンシェードを示している。この配置では、傾斜した弾力性のある細片23がスクリーン21の対向する側縁にそれぞれ設けられている。スクリーン21がレール22から外れることを防ぐために、細片23をレール22の凹部220に差し込むことで、スクリーン21は、弾性的にレール22の上下の壁部にひっかかる。しかしながら、細片23は、平坦なシート状の要素として形成されるため、スクリーン21が引っ張られた結果として、細片23に反対側のレール22に向かう方向に力が加えられると、細片23は容易に変形する。もしこれがおきると、スクリーン21は、レール22の凹部220から容易に外れる可能性がある。
特表平10−504778号公報
本考案の目的とすることは、前述の従来技術の問題点を克服することができるサンシェード部品である。
本考案に係るサンシェード部品は、ローラーと、1組のレールと、スクリーンユニットとを含む。各レールは、上部壁と、前記上部壁とともにそれらの間に凹部と開口部を形成する下部壁を含む。開口部は、凹部と空間的な連絡を有し、他のレールに面する。スクリーンユニットはスクリーンと一組の台要素を含む。スクリーンは、対向する周辺縁部を有し、スクリーンがローラーに巻かれた巻き状態と、スクリーンがローラーから繰り出されている延び状態の間で操作可能である。各台要素は、各レールの凹部に摺動自在に配置され、スクリーンの周辺縁部の一つに配置され、一つのレールの下部壁に対して接しているアーチ状の第1部分と、第1部分から自由に伸びている第2部分を有する。図7と図8によく現れているように、第1部分は、通常時には下方にアーチを形成し、非通常時にはスクリーンの引っ張りにより、上方にアーチを形成している。第2部分は、通常時には各レールの下部壁に接し、非通常時には各レールの上部壁に接する。
前述した目的を達成するために、第1の考案は、ローラーと、一組のレールと、スクリーンユニットと、を含み、前記レールは、他の前記レールと向かい合い、上部壁と、前記上部壁との間に凹部と開口部を形成する下部壁と、を有し、前記開口部は前記凹部と空間的に連絡し、前記スクリーンユニットは、対向する周辺縁部を有し、前記ローラーに巻かれた巻き状態と前記ローラーに巻かれていない延び状態との間で操作可能なスクリーンと、前記レールの前記下部壁に接しているアーチ上の第1部分と、前記第1部分より自由に伸びている第2部分とを有し、前記レールの前記凹部の内部に摺動可能に配置され、前記スクリーンの周辺縁部にそれぞれ固定される一組の台要素と、を含み、前記第1部分は、通常時は下方に湾曲し、非通常時には、前記スクリーンの過度の引張りにより上方へ湾曲し、前記第2部分は、通常時は、それぞれの前記レールの下部壁に接しており、非通常時には、それぞれの前記レールの上部壁に接することを特徴とするサンシェード部品である。
また、それぞれの前記レールの前記下部壁が、前記上部壁の底部表面に固定されている接続部と、前記上部壁から、離れており、前記レールに向かい合うレールに向けて接続部から伸びている水平部と、前記水平部より前記上部壁の底部表面へ上方へ伸び、前記接続部に面する制限表面を有し、前記接続部に対向している制限部とを有し、前記接続部、前記水平部、前記制限部と前記上部壁が前記凹部を形成し、前記スクリーンの前記周辺縁部を前記凹部に伸ばすために、前記開口部が前記制限部の上部と前記上部壁の間に形成され、それぞれの前記台要素の前記第1部分が前記制限部の前記制限表面に接していることが望ましい。
また、各前記台要素は、さらに、前記第1部分より自由に伸びており、前記第2部分より上下方向に離れる第3部分を有し、前記第3部分は、前記スクリーンが前記第1部分より上部に弾性的に曲げられるために、前記スクリーンに接するように上部に方向付けられていることが好ましい。
また、各前記台要素がプラスチック製であることが好ましく、それぞれの前記台要素と、前記スクリーンの前記周辺縁部のそれぞれとが、熱で融着されていることが好ましく、各レールが更に前記上部壁に固定された固定壁を有することが好ましい。
本考案により、容易に製造が可能で、スクリーンがレールより外れにくいサンシェード部品を提供できる。
以下図面に基づいて、本考案の実施形態を詳細に説明する。
図4、図5、図6に示すように、本考案に係るサンシェード部品の好適な実施形態は、サンルーフ900を選択的に覆うために、自動車9のサンルーフ900の上に取付けられる。
サンシェード部品は、ローラー3と、一組のレール4と、スクリーンユニット5と、ループ6とを有する。ローラー3は、常に、巻き取る方向に回転するように付勢されている。ローラー3の構造は当業者に知られていて、本考案の主たる特徴でないので、簡潔のため、詳述は省略する。
さらに、図7を参照すると、各レール4は、上部壁42と、上部壁42と共同で凹部40と開口部401を形成する下部壁43を有する。開口部401は凹部40と空間的に連絡しており、ほかのレール4に面する。
スクリーンユニット5は、スクリーン52と一組の台要素51を有する。スクリーン52は対抗する周辺縁部を有し、スクリーン52は、スクリーン52がローラー3に巻かれた巻き状態と、スクリーン52がローラー3から繰り出されている延び状態の間で操作可能である。各台要素51は、各レール4の凹部40に摺動自在に配置され、スクリーン52の周辺縁部の一つに配置され、各レール4の下部壁43に対して接している第1アーチ部511と、第1のアーチ部511から自由に伸びている第2アーチ部512を有する。図7と図8によく現れているように、第1部分511は、通常時は下方にアーチを形成し、非通常時は、スクリーン52の過度の引っ張りにより、上方にアーチを形成している。第2部分512は、通常時は各レール4の一つの下部壁43に接し、非通常時は、各レール4の上部壁に接する。
各レール4の下部壁43は、接続部431、水平部432、限定部433を含む。接続部431は、上部壁42の底部表面に固定される。水平部432は、接続部431から、レール4のうちの対向するレールの方向に延び、上部壁42から離れて配置される。制限部433は、接続部431と対向し、水平部432から上部壁42の底部表面に向けて伸び、制限表面434は接続部431に面している。接続部431、水平部432、制限部433と上部壁42は、共同して凹部40を形成している。開口部401は、スクリーン52の周辺縁部を凹部40に伸ばすため、制限部433の上端部と上部壁42との間に、形成される。それぞれの台要素51の第1部分511は、制限部433の制限表面434に接している。各台要素51は、第1部分511より自由に伸び、第2部分より上下方向に離れている、第3部分513を更に有する。第3部分513は、スクリーン52の底部表面に弾性的に押し付けられるように上方に向けられ、スクリーン52は、第1部分511から弾性的に上部にゆがめられる。
好適な実施形態においては、各台要素51は、プラスチック物質で形成される。更に好適な実施形態においては、各台要素51と、スクリーン52の周辺縁部は、ともに熱で融着される。
好適な実施形態においては、各レール4は、上部壁42に固定された固定壁41を更に有する。固定壁41は、自動車9のサンルーフ900にサンシェード部品を取付けるために使用できる。
台要素51が凹部40の内部で柔軟にゆがむことができるような、十分な強度を備えた台要素51を提供するために、スクリーンユニット5を製造する際に、以下の工程を行うことが好ましい。第1工程は、プラスチックシートの断片を得ることである。第2に、二つのプラスチック細片が得られ、それぞれが二つに折られる。第3に、プラスチックシートの対向する周辺縁部は、折られたプラスチック細片で個別にはさまれる。最後に、プラスチック細片の選択部分は、プラスチックシートを熱で融着される。プラスチック細片とプラスチックシートが熱で融着した領域は、台要素51の第1部分511を形成するように下方に湾曲する。プラスチックシートに熱融着されていないプラスチック細片の領域は、第2部分512と第3部分513を形成する。
ある実施形態においては、台要素51が凹部40の内部で柔軟にゆがむことができるように、台要素51の強度を高めるために、各台要素51は三枚のプラスチック層を一まとめに接着して形成される。なお、スクリーンユニット5の製造方法は、上記工程に限られない。
ループ6は、スクリーンユニット5が引っ張られ、自動車の乗客用区画に配置されたハンガー(図示せず)に留められるように、スクリーン52の一端に固定して設けられる。その様な状態で、スクリーンユニット5は、図4に示すように、サンルーフ900を覆うように延ばされる。図6ないし図8を参照して、サンシェード部品の動作を説明する。延び状態においては、スクリーンユニット5はサンルーフ900を覆うようにレール4に沿って前進する。もしスクリーンユニット5が、サンルーフ900を通る風の力や、乗客による衝撃の結果、たわみ力を受けた場合、スクリーン52は台要素51を引っ張るように上向きや下向きに動く。このようなたわみ力が強くないと仮定すると、第1部分511は下方に湾曲しているため、引っ張られた際に第1部分511はそれぞれ制限部433の制限表面434に向けて押し付けられ、同時に第2部分512は下部壁43の接続部431をそれぞれ押す。加えて、第1部分511の構造と形のため、第1部分511は容易には上方へは曲がらない。
図8に示すように、もしスクリーン52に作用するこのようなたわみ力が強くなったならば、台要素51は非通常状態に移行する。つまり、もしスクリーン52が所定のしきい値を越えた大きさで台要素51を引っ張るならば、第1部分511は上方へ弾性的に曲がる。もし、これが起こると、第2部分512は、上部壁42の底部表面に対して接するように移動させられる。この状態では、図8に示されるように、台要素51が、凹部40から外されることが妨げられる。
本考案は、もっとも実用的で好適な実施形態と関連付けられて説明されてきたが、本考案が、開示した実施形態に制限されることはなく、全てのこのような修正例と等価な変形例を包含するような、最も広い解釈の観点と精神に含まれるさまざまな変形例に及ぶことを意味すると理解される。
従来の自動車用サンシェードの斜視図 他の従来の自動車用サンシェードの部分的な斜視図 図2の従来の自動車用サンシェードの部分的な断面図 自動車のサンルーフに取付けられた状態の自動車用サンシェード部品の好適な実施形態の斜視図 巻き状態での好適な実施形態の斜視図 延び状態での好適な実施形態の部分的な斜視図 通常の使用状況下での延び状態の好適な実施形態の部分的な断面図 図7と同様の図であるが、通常でない使用状況下での延び状態で、強固にレールに係合させられている自動車用サンシェード部品を描いている
符号の説明
1………自動車用サンシェード
11………引き戻しユニット
12………レール
120………摺動開口部
13………スクリーン
14………ボール形状の部材
21………スクリーン
22………レール
23………細片
220………凹部
3………ローラー
4………レール
40………凹部
401………開口部
41………固定壁
42………上部壁
43………下部壁
431………接続部
432………水平部
433………限定部
434………制限表面
5………スクリーンユニット
51………台要素
511………第1部分
512………第2部分
513………第3部分
52………スクリーン
6………ループ
9………自動車
900………サンルーフ

Claims (6)

  1. ローラーと、
    一組のレールと、
    スクリーンユニットと、を含み、
    前記レールは、他の前記レールと向かい合い、上部壁と、前記上部壁との間に凹部と開口部を形成する下部壁と、を有し、前記開口部は前記凹部と空間的に連絡し、
    前記スクリーンユニットは、対向する周辺縁部を有し、前記ローラーに巻かれた巻き状態と前記ローラーに巻かれていない延び状態との間で操作可能なスクリーンと、
    前記レールの前記下部壁に接しているアーチ上の第1部分と、前記第1部分より自由に伸びている第2部分とを有し、前記レールの前記凹部の内部に摺動可能に配置され、前記スクリーンの周辺縁部にそれぞれ固定される一組の台要素と、を含み、
    前記第1部分は、通常時は下方に湾曲し、非通常時には、前記スクリーンの過度の引張りにより上方へ湾曲し、前記第2部分は、通常時は、それぞれの前記レールの下部壁に接しており、非通常時には、それぞれの前記レールの上部壁に接する
    ことを特徴とするサンシェード部品。
  2. それぞれの前記レールの前記下部壁が、
    前記上部壁の底部表面に固定されている接続部と、
    前記上部壁から、離れており、前記レールに向かい合うレールに向けて接続部から伸びている水平部と、
    前記水平部より前記上部壁の底部表面へ上方へ伸び、前記接続部に面する制限表面を有し、前記接続部に対向している制限部とを有し、
    前記接続部、前記水平部、前記制限部と前記上部壁が前記凹部を形成し、前記スクリーンの前記周辺縁部を前記凹部に伸ばすために、前記開口部が前記制限部の上部と前記上部壁の間に形成され、それぞれの前記台要素の前記第1部分が前記制限部の前記制限表面に接している
    ことを特徴とする請求項1に記載のサンシェード部品。
  3. 各前記台要素は、さらに、前記第1部分より自由に伸びており、前記第2部分より上下方向に離れる第3部分を有し、
    前記第3部分は、前記スクリーンが前記第1部分より上部に弾性的に曲げられるために、前記スクリーンに接するように上部に方向付けられている
    ことを特徴とする請求項2に記載のサンシェード部品。
  4. 各前記台要素がプラスチック製であることを特徴とする請求項1に記載のサンシェード部品。
  5. それぞれの前記台要素と、前記スクリーンの前記周辺縁部のそれぞれとが、熱で融着されていることを特徴とする請求項1に記載のサンシェード部品。
  6. 各レールが、更に前記上部壁に固定された固定壁を有することを特徴とする請求項1に記載のサンシェード部品。
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