JP3147225B2 - 連続造粒・コーティング方法及びその装置 - Google Patents
連続造粒・コーティング方法及びその装置Info
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Description
液又は懸濁液からなる結合剤又はコーティング剤を噴霧
し、連続して造粒又はコーティングする連続造粒・コー
ティング方法及びその装置に関する。
方法及びその装置としては、例えば特公平7−5731
1号公報記載の連続造粒装置が知られている。この連続
造粒装置は、製品搬出のためのスクリュー型の搬出機を
流動槽の下側部に備えたものにおいて、搬出機の下部を
ブロアによる通気が可能な通気体とし、装置本体と搬出
機の間に粉体のリターン路を設けてなり、造粒中の粉体
の一部を流動槽外へ取り出して搬送中に分級し、所要粒
径の粉体を製品として排出する一方、所要粒径に満たな
い粉体を流動槽に返送するようにしたものである。
粒方法及びその装置では、流動槽の下側部の一箇所から
造粒中の粉体の一部を取り出しているため、所要粒径に
達した粉体の排出を効果的に行うことができず、製品の
粒度分布が広く、かつ造粒効率の低下を招来する不具合
がある。そこで、本発明は、製品の粒度分布をシャープ
にでき、かつ造粒又はコーティング効率を飛躍的に高め
得る連続造粒・コーティング方法及びその装置を提供す
ることを主目的とする。
め、本発明の連続造粒・コーティング方法は、排気を上
部で行うと共に原料粉体が供給される容器内で結合剤又
はコーティング剤を噴霧し、かつ容器の底壁中央部から
上向きに吹き出す気体により上昇と下降を繰り返して粉
体を循環流動させ、容器の底壁周縁部の全周で粉体の下
降から上昇への移行過程において所要粒径以上の粒子を
粒子径可変に気体分級して系外に排出することを特徴と
する。一方、本発明の連続造粒・コーティング装置は、
排気口を上部に設けると共に原料粉体を供給するタンク
を付設した容器内に結合剤又はコーティング剤を噴霧す
るスプレーノズルを配設し、かつ容器の底壁中央部に透
孔を設け、気体を上向きに吹き出す多孔性基板をその外
周面と上記透孔の内周面との間に幅が可変の環状の間隙
を形成するように配設し、容器の底壁下面に上記環状の
間隙に分級用気体を送給する給気筒を垂設したことを特
徴とする。
て図面を参照して説明する。図1、図2は本発明に係る
連続造粒・コーティング装置の実施の形態の一例を示す
断面図、図1の要部の拡大図である。図中1は段付き円
筒状の垂直な容器で、この容器1は、天井壁2によって
上端を閉鎖された大径筒3と、大径筒3の下端に連ねら
れた截頭逆円錐筒4と、截頭逆円錐筒4の下端に連ねら
れた小径筒5と、小径筒5の下端に連ねられ、中央部に
下方に向って拡開するテーパ状の透孔6を設けた逆円錐
筒状の底壁7とから構成されている。容器1の大径筒3
には、排気口8が上部に設けられていると共に、処理開
始時に原料粉体を投入する原料投入口9が中間部に設け
られており、又、大径筒3内には、溶液又は懸濁液から
なる結合剤又はコーティング剤を気体(例えば空気)と
一緒に噴霧するスプレーノズル10が中間部の中央に配
設されている。
の内周面と対応するテーパを外周面に形成した断面山形
の円板状を呈し、かつ加熱された気体を上向きに吹き出
す多数の通気孔11を設けた多孔性基板12が、その外
周面と透孔6の内周面との間に粉体粒子の排出口となる
環状の間隙13を形成するように配設されている。多孔
性基板12の下面には、各通気孔11に気体を送給する
給気管14が垂設されており、この給気管14は、上記
間隙13の幅を可変とするため、エアシリンダー等の昇
降手段15を介して上下動可能に設けられている。又、
容器1の底壁7の下面には、前記間隙13から排出され
た粉体(製品)を一時的に貯留するタンクを兼ねると共
に、間隙13に分級用加熱気体を送給する給気筒16
が、前記給気管14の気密かつ摺動可能な挿通を許容し
て垂設されており、この給気筒16の中間部には、分級
用加熱気体の給気口17が設けられ、又、下端部には、
バルブ18を介在した製品排出口19が設けられてい
る。他方、容器1の排気口8には、排気管20を上方に
突設したサイクロン21が連結管22を介して連結され
ており、このサイクロン21の下端には、捕集した微粒
子を収容するホッパー23が連設されている。ホッパー
23の下部には、加熱された気体を用いて微粒子を容器
1の下部である小径筒5内に接線方向から戻すエジェク
ター24が連結管25を介して連結されており、この連
結管25には、原料粉体を供給するタンク26がロータ
リーバルブ27を介装した連結管28を介して連結され
ている。
用いて連続して造粒又はコーティングするには、先ず、
給気管14を上昇して間隙13を閉じて原料投入口9か
ら原料粉体を容器1に投入すると共に、給気管14から
加熱した気体を送給し、多孔性基板12の各通気孔11
から比較的高速(15m/s)の気体を上向きに吹き出
させ、かつスプレーノズル10から気体を用いて結合剤
又はコーティング剤を噴霧する。次に、給気管14を下
降して間隙13を所要の幅とすると共に、給気口17か
ら加熱した気体を送給し、間隙13からやや高速(5m
/s)の気体を斜め上向きに吹き出させ、かつエジェク
ター24に加熱された気体を送給する。この操作によっ
て、原料粉体は、図1において矢印Aで示すように、概
ね多孔性基板12から吹き出す気体による上昇と、自重
等による下降とを繰り返して循環流動されつつ造粒又は
コーティング及び乾燥されると共に、その全てが容器の
底壁周縁部の全周で下降から上昇への移行過程において
環状の間隙13から吹き出す気体による分級を受け、図
1において矢印Bで示すように、所要粒径以上の粒子が
間隙13から落下して給気筒16の底部に一時的に貯留
され、かつバルブ18の開閉によって系外へ排出される
一方、所要粒径未満の粒子が再び循環流動されつつ造粒
又はコーティング及び乾燥される。一方、スプレーノズ
ル10によるスプレーエリアを越えて上昇しフリーボー
ドエリアに到達した微粒子は、一部が自重により落下し
て循環流動され、残部が、図1において矢印C,Dで示
すように、排気口8から気体と一緒にサイクロン21に
入り、遠心力により捕集されてホッパー23に収容され
る。微粒子が除去された気体は、排気管20から大気へ
放出される。そして、ホッパー23に収容された微粒子
はエジェクター24によって容器1の小径筒5の接線方
向から下降過程の粉体中に戻される。このエジェクター
24による微粒子の戻しに際し、その気体流量を調節す
ることにより、サイクロン21に適度な下方への気流が
生じ、捕集効率が一層良好となる。又、環状の間隙13
から排出される製品量と対応する量の原料粉体が、図1
において矢印Eで示すように、ロータリーバルブ27の
開閉に伴ってタンク26からエジェクター24を介して
下降過程の粉体中に供給され、連続した造粒又はコーテ
ィング及び乾燥が行われる。
状の間隙の幅を可変とする場合について説明した、これ
に限定されるものではなく、製品の粒径が一定の場合
は、一定の幅となるようにしてもよい。
・コーティング方法及びその装置によれば、循環流動す
る造粒又はコーティング中の粉体が、容器の底壁周縁部
の全周で下降から上昇への移行過程において全て粒子径
可変に気体分級され、所要粒径以上の粒子が直ちに系外
へ排出されるので、製品の粒度分布をシャープにできる
と共に造粒又はコーティング効率を飛躍的に高めること
ができ、かつ、製品の性状に対応させることができる。
施の形態の一例を示す断面図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 排気を上部で行うと共に原料粉体が供給
される容器内で結合剤又はコーティング剤を噴霧し、か
つ容器の底壁中央部から上向きに吹き出す気体により上
昇と下降を繰り返して粉体を循環流動させ、容器の底壁
周縁部の全周で粉体の下降から上昇への移行過程におい
て所要粒径以上の粒子を粒子径可変に気体分級して系外
へ排出することを特徴とする連続造粒・コーティング方
法。 - 【請求項2】 排気口を上部に設けると共に原料粉体を
供給するタンクを付設した容器内に結合剤又はコーティ
ング剤を噴霧するスプレーノズルを配設し、かつ容器の
底壁中央部に透孔を設け、気体を上向きに吹き出す多孔
性基板をその外周面と上記透孔の内周面との間に幅が可
変の環状の間隙を形成するように配設し、容器の底壁下
面に上記環状の間隙に分級用気体を送給する給気筒を垂
設したことを特徴とする連続造粒・コーティング装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19058897A JP3147225B2 (ja) | 1997-07-01 | 1997-07-01 | 連続造粒・コーティング方法及びその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19058897A JP3147225B2 (ja) | 1997-07-01 | 1997-07-01 | 連続造粒・コーティング方法及びその装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1119498A JPH1119498A (ja) | 1999-01-26 |
| JP3147225B2 true JP3147225B2 (ja) | 2001-03-19 |
Family
ID=16260574
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19058897A Expired - Fee Related JP3147225B2 (ja) | 1997-07-01 | 1997-07-01 | 連続造粒・コーティング方法及びその装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3147225B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9284643B2 (en) * | 2010-03-23 | 2016-03-15 | Pneumaticoat Technologies Llc | Semi-continuous vapor deposition process for the manufacture of coated particles |
| CN111001353A (zh) * | 2019-12-31 | 2020-04-14 | 盐城市大明化工机械有限公司 | 一种真空喷雾流化造粒机 |
-
1997
- 1997-07-01 JP JP19058897A patent/JP3147225B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH1119498A (ja) | 1999-01-26 |
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