JP3147739B2 - メラミン樹脂含浸印刷紙及びそれを用いた化粧板 - Google Patents
メラミン樹脂含浸印刷紙及びそれを用いた化粧板Info
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、加熱加圧成形され
るメラミン樹脂化粧板表面に耐溶剤性を付与するメラミ
ン樹脂含浸印刷紙及びそれを用いた化粧板に関する。
るメラミン樹脂化粧板表面に耐溶剤性を付与するメラミ
ン樹脂含浸印刷紙及びそれを用いた化粧板に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、メラミン樹脂化粧板は、浸透性良
好な化粧板原紙(好ましくはチタン紙と称される紙)に
各種インキで所望の図柄を施し印刷模様層を形成したの
ち、メラミン樹脂を含浸してメラミン樹脂含浸印刷紙を
作成し、該印刷紙を図3に示すような構成で積層して加
熱加圧成形して製造されている。具体的には、従来のメ
ラミン樹脂化粧板は、表面保護のためのメラミン樹脂含
浸オーバーレイ層(メラミン樹脂含浸オーバーレイ
紙)、化粧層(メラミン樹脂含浸印刷紙)、遮蔽層(メ
ラミン樹脂含浸チタン紙)ならびに基材層(フエノール
樹脂含浸コア紙)で構成されている。
好な化粧板原紙(好ましくはチタン紙と称される紙)に
各種インキで所望の図柄を施し印刷模様層を形成したの
ち、メラミン樹脂を含浸してメラミン樹脂含浸印刷紙を
作成し、該印刷紙を図3に示すような構成で積層して加
熱加圧成形して製造されている。具体的には、従来のメ
ラミン樹脂化粧板は、表面保護のためのメラミン樹脂含
浸オーバーレイ層(メラミン樹脂含浸オーバーレイ
紙)、化粧層(メラミン樹脂含浸印刷紙)、遮蔽層(メ
ラミン樹脂含浸チタン紙)ならびに基材層(フエノール
樹脂含浸コア紙)で構成されている。
【0003】上記構成の中で、化粧層上に積層されるメ
ラミン樹脂含浸オーバーレイ紙は、化粧層の図柄を明確
に表現したい場合や、高い耐擦傷性を要求しない場合、
又はコスト面の低減を考慮する場合には、図1に示すよ
うに省くことがある。一般に、化粧層上にメラミン樹脂
含浸オーバーレイ紙を積層した構成の加熱加圧成形され
たメラミン樹脂化粧板表面には耐溶剤性がある。しか
し、化粧層上にオーバーレイ紙を設けない構成のメラミ
ン樹脂化粧板表面は、印刷模様層がカゼイン系樹脂、ヒ
ドロキシプロピルセルロース、ポリアクリル酸エステル
共重合体、ポリメタクリル酸エステル、尿素系樹脂、メ
ラミン系樹脂等の水溶性樹脂をベヒクルの構成材料とす
るインキで形成されるため、耐溶剤性に乏しい。そのた
め、化粧板表面を脱脂綿を用いラツカーシンナー等で拭
くと、印刷模様層が脱脂綿に移行することがあった。
ラミン樹脂含浸オーバーレイ紙は、化粧層の図柄を明確
に表現したい場合や、高い耐擦傷性を要求しない場合、
又はコスト面の低減を考慮する場合には、図1に示すよ
うに省くことがある。一般に、化粧層上にメラミン樹脂
含浸オーバーレイ紙を積層した構成の加熱加圧成形され
たメラミン樹脂化粧板表面には耐溶剤性がある。しか
し、化粧層上にオーバーレイ紙を設けない構成のメラミ
ン樹脂化粧板表面は、印刷模様層がカゼイン系樹脂、ヒ
ドロキシプロピルセルロース、ポリアクリル酸エステル
共重合体、ポリメタクリル酸エステル、尿素系樹脂、メ
ラミン系樹脂等の水溶性樹脂をベヒクルの構成材料とす
るインキで形成されるため、耐溶剤性に乏しい。そのた
め、化粧板表面を脱脂綿を用いラツカーシンナー等で拭
くと、印刷模様層が脱脂綿に移行することがあった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、化粧
層上にオーバーレイ紙を設けない構成のメラミン樹脂化
粧板表面に耐溶剤性を付与するメラミン樹脂含浸印刷紙
の提供にある。
層上にオーバーレイ紙を設けない構成のメラミン樹脂化
粧板表面に耐溶剤性を付与するメラミン樹脂含浸印刷紙
の提供にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は、化
粧板原紙に印刷模様層を形成し、次いで前記印刷模様層
を形成した化粧板原紙全体にメラミン樹脂を含浸してな
るメラミン樹脂含浸印刷紙において、前記印刷模様層を
酸価200〜400、且つガラス転移温度60〜140
℃のアクリル樹脂をベヒクルの構成材料とするインキを
用いて形成することを特徴とするメラミン樹脂含浸印刷
紙を提供する。本発明は、また、化粧板原紙に印刷模様
層を形成し、次いで前記印刷模様層の上にトップコ−ト
層を形成した化粧板原紙全体にメラミン樹脂を含浸して
なるメラミン樹脂含浸印刷紙において、前記トップコ−
ト層を酸価200〜400、且つガラス転移温度60〜
140℃のアクリル樹脂を含むトップコ−トワニスを用
いて形成することを特徴とするメラミン樹脂含浸印刷紙
を提供する。
粧板原紙に印刷模様層を形成し、次いで前記印刷模様層
を形成した化粧板原紙全体にメラミン樹脂を含浸してな
るメラミン樹脂含浸印刷紙において、前記印刷模様層を
酸価200〜400、且つガラス転移温度60〜140
℃のアクリル樹脂をベヒクルの構成材料とするインキを
用いて形成することを特徴とするメラミン樹脂含浸印刷
紙を提供する。本発明は、また、化粧板原紙に印刷模様
層を形成し、次いで前記印刷模様層の上にトップコ−ト
層を形成した化粧板原紙全体にメラミン樹脂を含浸して
なるメラミン樹脂含浸印刷紙において、前記トップコ−
ト層を酸価200〜400、且つガラス転移温度60〜
140℃のアクリル樹脂を含むトップコ−トワニスを用
いて形成することを特徴とするメラミン樹脂含浸印刷紙
を提供する。
【0006】メラミン樹脂化粧板を加工する際に化粧層
上に設けられるオーバーレイ紙の役割は、化粧層である
メラミン樹脂含浸印刷紙の表面保護にある。含浸印刷紙
が積層構成の一番上部に来る場合、従来のメラミン樹脂
含浸量だけでは印刷模様層のインキを十分保護できず、
溶剤等による汚染が問題となることがある。本発明のメ
ラミン樹脂含浸印刷紙は、化粧層上にオーバーレイ紙を
設けない構成でも、十分な耐溶剤性をメラミン樹脂化粧
板に付与する。
上に設けられるオーバーレイ紙の役割は、化粧層である
メラミン樹脂含浸印刷紙の表面保護にある。含浸印刷紙
が積層構成の一番上部に来る場合、従来のメラミン樹脂
含浸量だけでは印刷模様層のインキを十分保護できず、
溶剤等による汚染が問題となることがある。本発明のメ
ラミン樹脂含浸印刷紙は、化粧層上にオーバーレイ紙を
設けない構成でも、十分な耐溶剤性をメラミン樹脂化粧
板に付与する。
【0007】
【発明の実施の形態】印刷模様層を形成するインキおよ
びトップコート層を形成するトップコートワニスに用い
られるのは、酸価200〜400、且つガラス転移温度
60〜140℃、好ましくは90〜140℃のアクリル
樹脂である。アクリル樹脂の酸価が200未満の場合
は、加工表面の耐溶剤性が十分に得られない。一方、酸
価が400を越える場合は、インキおよびトップコート
ワニスそのものの耐水性が悪くなり、メラミン化粧板の
加工適性がなくなる。
びトップコート層を形成するトップコートワニスに用い
られるのは、酸価200〜400、且つガラス転移温度
60〜140℃、好ましくは90〜140℃のアクリル
樹脂である。アクリル樹脂の酸価が200未満の場合
は、加工表面の耐溶剤性が十分に得られない。一方、酸
価が400を越える場合は、インキおよびトップコート
ワニスそのものの耐水性が悪くなり、メラミン化粧板の
加工適性がなくなる。
【0008】また、アクリル樹脂のガラス転移温度が6
0℃未満の場合は、メラミン樹脂含浸後の乾燥時にアク
リル樹脂の軟化が起こり印刷模様層またはトップコート
層の形状が変わる可能性がある。一方、140℃を超え
る場合は、例えば高圧メラミン法では、メラミン樹脂化
粧板加工が140〜150℃,70〜100kg/cm2,1
5〜20分程度の熱圧条件で行われるため加工時の加工
表面が均一化せず、十分な耐溶剤性が得られない可能性
がある。
0℃未満の場合は、メラミン樹脂含浸後の乾燥時にアク
リル樹脂の軟化が起こり印刷模様層またはトップコート
層の形状が変わる可能性がある。一方、140℃を超え
る場合は、例えば高圧メラミン法では、メラミン樹脂化
粧板加工が140〜150℃,70〜100kg/cm2,1
5〜20分程度の熱圧条件で行われるため加工時の加工
表面が均一化せず、十分な耐溶剤性が得られない可能性
がある。
【0009】アクリル樹脂として具体的には、スチレ
ン、アクリル酸、メタクリル酸、メタクリル酸メチル、
アクリル酸エチル、マレイン酸、イソブチルマレイン酸
等の重合体および共重合体が挙げられるが、スチレン・
アクリル酸共重合体、スチレン・メタクリル酸メチル共
重合体、メタクリル酸の重合体が好ましい。
ン、アクリル酸、メタクリル酸、メタクリル酸メチル、
アクリル酸エチル、マレイン酸、イソブチルマレイン酸
等の重合体および共重合体が挙げられるが、スチレン・
アクリル酸共重合体、スチレン・メタクリル酸メチル共
重合体、メタクリル酸の重合体が好ましい。
【0010】印刷模様層を形成するインキは、酸価20
0〜400、且つガラス転移温度60〜140℃のアク
リル樹脂、他の水性樹脂、溶剤等を構成材料とするベヒ
クルに、顔料を分散することにより製造される。酸価2
00〜400、且つガラス転移温度60〜140℃のア
クリル樹脂は、全樹脂中の20〜60重量%の範囲で用
いることが好ましい。20重量%未満では、十分な加工
後の耐溶剤性が得られない。一方、60重量%を越える
と、メラミン樹脂含浸の際に浸透性がかなり悪くなる。
他の水性樹脂としては、カゼイン系樹脂、ヒドロキシプ
ロピルセルロース、尿素系樹脂が用いられる。
0〜400、且つガラス転移温度60〜140℃のアク
リル樹脂、他の水性樹脂、溶剤等を構成材料とするベヒ
クルに、顔料を分散することにより製造される。酸価2
00〜400、且つガラス転移温度60〜140℃のア
クリル樹脂は、全樹脂中の20〜60重量%の範囲で用
いることが好ましい。20重量%未満では、十分な加工
後の耐溶剤性が得られない。一方、60重量%を越える
と、メラミン樹脂含浸の際に浸透性がかなり悪くなる。
他の水性樹脂としては、カゼイン系樹脂、ヒドロキシプ
ロピルセルロース、尿素系樹脂が用いられる。
【0011】溶剤としては、水、グリコール系高沸点水
溶性溶剤、グリコールエーテル系高沸点水溶性溶剤が用
いられる。顔料としては、建装材業界で周知の耐光性の
ある各種有機・無機顔料が用いられる。
溶性溶剤、グリコールエーテル系高沸点水溶性溶剤が用
いられる。顔料としては、建装材業界で周知の耐光性の
ある各種有機・無機顔料が用いられる。
【0012】トップコート層を形成するトップコートワ
ニスは、酸価200〜400、且つガラス転移温度60
〜140℃のアクリル樹脂および必要に応じて他の水性
樹脂、体質顔料を水等の溶剤に溶解または分散すること
により製造される。
ニスは、酸価200〜400、且つガラス転移温度60
〜140℃のアクリル樹脂および必要に応じて他の水性
樹脂、体質顔料を水等の溶剤に溶解または分散すること
により製造される。
【0013】
【実施例】以下、実施例により本発明を詳細に説明す
る。なお、実施例中の部および%は、重量部および重量
%をそれぞれ表す。
る。なお、実施例中の部および%は、重量部および重量
%をそれぞれ表す。
【0014】〔実施例1〕下記の原料を振とう型分散機
に入れて1時間分散し、印刷模様層形成用インキを製造
した。 ジスアゾ系顔料 12.0部 体質顔料 5.0部 スチレン・アクリル酸共重合体溶液 20.0部 (酸価200、ガラス転移温度60℃、ジョンソンポリマー社製 「Joncryl 57」、固形分37%) ヒドロキシプロピルセルロース 22.0部 溶剤(水/プロピレングリコール/アルコール=3/2/1)40.0部 シリコン系添加剤 1.0部
に入れて1時間分散し、印刷模様層形成用インキを製造
した。 ジスアゾ系顔料 12.0部 体質顔料 5.0部 スチレン・アクリル酸共重合体溶液 20.0部 (酸価200、ガラス転移温度60℃、ジョンソンポリマー社製 「Joncryl 57」、固形分37%) ヒドロキシプロピルセルロース 22.0部 溶剤(水/プロピレングリコール/アルコール=3/2/1)40.0部 シリコン系添加剤 1.0部
【0015】80g/m2のチタン紙に、得られたインキ
を用いて60μの版深でグラビア印刷を施したのち、下
記組成のメラミン樹脂含浸液に含浸し、100℃で3分
間乾燥してメラミン樹脂含浸印刷紙(化粧層用)を作成
した。また、100g/m2のチタン紙を下記組成のメラ
ミン樹脂含浸液に含浸し、100℃で3分間乾燥して遮
蔽層用メラミン樹脂含浸チタン紙を作成した。 メラミン樹脂(日本カーバイド社製「ニカレジンS-260」)50部 水 50部
を用いて60μの版深でグラビア印刷を施したのち、下
記組成のメラミン樹脂含浸液に含浸し、100℃で3分
間乾燥してメラミン樹脂含浸印刷紙(化粧層用)を作成
した。また、100g/m2のチタン紙を下記組成のメラ
ミン樹脂含浸液に含浸し、100℃で3分間乾燥して遮
蔽層用メラミン樹脂含浸チタン紙を作成した。 メラミン樹脂(日本カーバイド社製「ニカレジンS-260」)50部 水 50部
【0016】図1に示すような構成で鏡面板、オーバー
レイ層、遮蔽層、化粧層および基材層を積層して、10
0Kg/m2の圧力および150℃の温度で45分間圧縮
成形(20分程度が熱圧条件)し、メラミン樹脂化粧板
を製造した。なお、基材層としては、フェノール樹脂を
含浸したコア紙(太田産業社製)を用い、オーバーレイ
層としては、メラミン樹脂を含浸したオーバーレイ紙
(太田産業社製「OL−25」)を用いた。
レイ層、遮蔽層、化粧層および基材層を積層して、10
0Kg/m2の圧力および150℃の温度で45分間圧縮
成形(20分程度が熱圧条件)し、メラミン樹脂化粧板
を製造した。なお、基材層としては、フェノール樹脂を
含浸したコア紙(太田産業社製)を用い、オーバーレイ
層としては、メラミン樹脂を含浸したオーバーレイ紙
(太田産業社製「OL−25」)を用いた。
【0017】〔実施例2〕 80g/m2のチタン紙に、カゼイン系のインキ(東洋イ
ンキ製造社製「ATSK」)を用いて60μの版深でグ
ラビア印刷を施した。印刷模様層の上に、下記組成のト
ップコートワニスを30μの版深で印刷したのち、メラ
ミン樹脂含浸液に含浸し、実施例1と同様にしてメラミ
ン樹脂含浸印刷紙(化粧層用)を作成した。次いで、図
2に示すような構成で鏡面板、オーバーレイ層、遮蔽
層、化粧層および基材層を積層して、実施例1と同様に
してメラミン樹脂化粧板を製造した。 スチレン・アクリル酸共重合体溶液 65.0部 (酸価200、ガラス転移温度60℃、ジョンソンポリマー社製 「Joncryl 57」、固形分37%) 水 34.0部 シリコン系消泡剤 1.0部
ンキ製造社製「ATSK」)を用いて60μの版深でグ
ラビア印刷を施した。印刷模様層の上に、下記組成のト
ップコートワニスを30μの版深で印刷したのち、メラ
ミン樹脂含浸液に含浸し、実施例1と同様にしてメラミ
ン樹脂含浸印刷紙(化粧層用)を作成した。次いで、図
2に示すような構成で鏡面板、オーバーレイ層、遮蔽
層、化粧層および基材層を積層して、実施例1と同様に
してメラミン樹脂化粧板を製造した。 スチレン・アクリル酸共重合体溶液 65.0部 (酸価200、ガラス転移温度60℃、ジョンソンポリマー社製 「Joncryl 57」、固形分37%) 水 34.0部 シリコン系消泡剤 1.0部
【0018】〔実施例3〕印刷模様層形成用インキのス
チレン・アクリル酸共重合体溶液を、酸価300、ガラ
ス転移温度120℃のスチレン・アクリル酸共重合体溶
液(固形分34%)に代えた以外は、実施例1と同様に
してメラミン樹脂化粧板を製造した。
チレン・アクリル酸共重合体溶液を、酸価300、ガラ
ス転移温度120℃のスチレン・アクリル酸共重合体溶
液(固形分34%)に代えた以外は、実施例1と同様に
してメラミン樹脂化粧板を製造した。
【0019】〔実施例4〕トップコートワニスのスチレ
ン・アクリル酸共重合体溶液を、酸価300、ガラス転
移温度120℃のスチレン・アクリル酸共重合体溶液
(固形分34%)に代えた以外は、実施例2と同様にし
てメラミン樹脂化粧板を製造した。
ン・アクリル酸共重合体溶液を、酸価300、ガラス転
移温度120℃のスチレン・アクリル酸共重合体溶液
(固形分34%)に代えた以外は、実施例2と同様にし
てメラミン樹脂化粧板を製造した。
【0020】〔実施例5〕印刷模様層形成用インキのス
チレン・アクリル酸共重合体溶液をMorton社製
「Morcryl 132」(酸価205、ガラス転移
温度93℃、固形分32%)に代えた以外は、実施例1
と同様にしてメラミン樹脂化粧板を製造した。
チレン・アクリル酸共重合体溶液をMorton社製
「Morcryl 132」(酸価205、ガラス転移
温度93℃、固形分32%)に代えた以外は、実施例1
と同様にしてメラミン樹脂化粧板を製造した。
【0021】〔実施例6〕トップコートワニスのスチレ
ン・アクリル酸共重合体溶液をMorton社製「Mo
rcryl 132」(酸価205、ガラス転移温度9
3℃、固形分32%)に代えた以外は、実施例2と同様
にしてメラミン樹脂化粧板を製造した。
ン・アクリル酸共重合体溶液をMorton社製「Mo
rcryl 132」(酸価205、ガラス転移温度9
3℃、固形分32%)に代えた以外は、実施例2と同様
にしてメラミン樹脂化粧板を製造した。
【0022】〔比較例1〕印刷模様層形成用インキのス
チレン・アクリル酸共重合体溶液をジョンソンポリマー
社製「Joncryl 683」(酸価150、ガラス
転移温度69℃、固形分30%)に代えた以外は、実施
例1と同様にしてメラミン樹脂化粧板を製造した。
チレン・アクリル酸共重合体溶液をジョンソンポリマー
社製「Joncryl 683」(酸価150、ガラス
転移温度69℃、固形分30%)に代えた以外は、実施
例1と同様にしてメラミン樹脂化粧板を製造した。
【0023】〔比較例2〕トップコートワニスのスチレ
ン・アクリル酸共重合体溶液をジョンソンポリマー社製
「Joncryl 683」(酸価150、ガラス転移
温度69℃、固形分30%)に代えた以外は、実施例2
と同様にしてメラミン樹脂化粧板を製造した。
ン・アクリル酸共重合体溶液をジョンソンポリマー社製
「Joncryl 683」(酸価150、ガラス転移
温度69℃、固形分30%)に代えた以外は、実施例2
と同様にしてメラミン樹脂化粧板を製造した。
【0024】〔比較例3〕印刷模様層形成用インキのス
チレン・アクリル酸共重合体溶液をジョンソンポリマー
社製「Joncryl 586」(酸価105、ガラス
転移温度63℃、固形分30%)に代えた以外は、実施
例1と同様にしてメラミン樹脂化粧板を製造した。
チレン・アクリル酸共重合体溶液をジョンソンポリマー
社製「Joncryl 586」(酸価105、ガラス
転移温度63℃、固形分30%)に代えた以外は、実施
例1と同様にしてメラミン樹脂化粧板を製造した。
【0025】〔比較例4〕トップコートワニスのスチレ
ン・アクリル酸共重合体溶液をジョンソンポリマー社製
「Joncryl 586」(酸価105、ガラス転移
温度63℃、固形分30%)に代えた以外は、実施例2
と同様にしてメラミン樹脂化粧板を製造した。
ン・アクリル酸共重合体溶液をジョンソンポリマー社製
「Joncryl 586」(酸価105、ガラス転移
温度63℃、固形分30%)に代えた以外は、実施例2
と同様にしてメラミン樹脂化粧板を製造した。
【0026】実施例1〜6および比較例1〜4で得られ
たメラミン樹脂化粧板の耐溶剤性を評価した。結果を表
1に示す。評価は、メラミン樹脂化粧板の印刷模様層側
の表面をラッカーシンナー含浸ガーゼで10回指擦し、
インキのガーゼへの転移度合いを目視で判定した。判定
基準を以下に示す。 ○ :色落ちが認められない。 ○〜△:ほとんど色落ちが認められない。 △ :若干色落ちが認められる。 × :明らかに色落ちが認められる。
たメラミン樹脂化粧板の耐溶剤性を評価した。結果を表
1に示す。評価は、メラミン樹脂化粧板の印刷模様層側
の表面をラッカーシンナー含浸ガーゼで10回指擦し、
インキのガーゼへの転移度合いを目視で判定した。判定
基準を以下に示す。 ○ :色落ちが認められない。 ○〜△:ほとんど色落ちが認められない。 △ :若干色落ちが認められる。 × :明らかに色落ちが認められる。
【0027】
【表1】
【0028】
【発明の効果】本発明により、特定の酸価200〜40
0、且つガラス転移温度60〜140℃のアクリル樹脂
を含むインキをベヒクルの構成材料とする印刷模様層又
は特定の酸価200〜400、且つガラス転移温度60
〜140℃のアクリル樹脂を含むトップコ−トワニスを
用いてトップコ−ト層を形成することにより、耐溶剤性
を有するメラミン樹脂含浸印刷紙を得ることが出来る。
これを化粧層に用いることで、化粧層上にオーバーレイ
層を設けない構成のメラミン樹脂化粧板においても、耐
溶剤性が付与出来るようになった。 オ−バ−レイ層を化
粧層上に設けないことにより、工程の簡略化および印刷
模様層の鮮明さが向上し、長時間化粧板を熱水に浸漬し
た場合のブリスターの心配が無くなる。
0、且つガラス転移温度60〜140℃のアクリル樹脂
を含むインキをベヒクルの構成材料とする印刷模様層又
は特定の酸価200〜400、且つガラス転移温度60
〜140℃のアクリル樹脂を含むトップコ−トワニスを
用いてトップコ−ト層を形成することにより、耐溶剤性
を有するメラミン樹脂含浸印刷紙を得ることが出来る。
これを化粧層に用いることで、化粧層上にオーバーレイ
層を設けない構成のメラミン樹脂化粧板においても、耐
溶剤性が付与出来るようになった。 オ−バ−レイ層を化
粧層上に設けないことにより、工程の簡略化および印刷
模様層の鮮明さが向上し、長時間化粧板を熱水に浸漬し
た場合のブリスターの心配が無くなる。
【0029】
【図1】本発明の印刷紙を用いたメラミン樹脂化粧板の
断面図。
断面図。
【図2】本発明の印刷紙を用いたメラミン樹脂化粧板の
断面図。
断面図。
【図3】従来のメラミン樹脂化粧板の断面図。
1:鏡面板 2:オーバーレイ層 3−1:化粧層(トップコート層なし) 3−2:化粧層(トップコート層あり) 4:基材層 5:遮蔽層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−265679(JP,A) 特開 昭58−122869(JP,A) 特開 平6−212094(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B32B 1/00 - 35/00
Claims (3)
- 【請求項1】化粧板原紙に印刷模様層を形成し、次いで
前記印刷模様層を形成した化粧板原紙全体にメラミン樹
脂を含浸してなるメラミン樹脂含浸印刷紙において、前
記印刷模様層を酸価200〜400、且つガラス転移温
度60〜140℃のアクリル樹脂をベヒクルの構成材料
とするインキを用いて形成することを特徴とするメラミ
ン樹脂含浸印刷紙。 - 【請求項2】化粧板原紙に印刷模様層を形成し、次いで
前記印刷模様層の上にトップコ−ト層を形成した化粧板
原紙全体にメラミン樹脂を含浸してなるメラミン樹脂含
浸印刷紙において、前記トップコ−ト層を酸価200〜
400、且つガラス転移温度60〜140℃のアクリル
樹脂を含むトップコ−トワニスを用いて形成することを
特徴とするメラミン樹脂含浸印刷紙。 - 【請求項3】請求項1又は2記載のメラミン樹脂含浸印
刷紙を用いて成る化粧板。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25484195A JP3147739B2 (ja) | 1995-10-02 | 1995-10-02 | メラミン樹脂含浸印刷紙及びそれを用いた化粧板 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25484195A JP3147739B2 (ja) | 1995-10-02 | 1995-10-02 | メラミン樹脂含浸印刷紙及びそれを用いた化粧板 |
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Family
ID=17270605
Family Applications (1)
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1995
- 1995-10-02 JP JP25484195A patent/JP3147739B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| JPH0994920A (ja) | 1997-04-08 |
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