JPH0684066B2 - 導電性を有する化粧板の製造方法 - Google Patents
導電性を有する化粧板の製造方法Info
- Publication number
- JPH0684066B2 JPH0684066B2 JP60156734A JP15673485A JPH0684066B2 JP H0684066 B2 JPH0684066 B2 JP H0684066B2 JP 60156734 A JP60156734 A JP 60156734A JP 15673485 A JP15673485 A JP 15673485A JP H0684066 B2 JPH0684066 B2 JP H0684066B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheet
- decorative
- coating layer
- resin
- conductive substance
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、静電気の発生による放電や、埃,ゴミ等の付
着を防止する機能を有する、すなわち、導電性を有する
化粧板を、容易,かつ確実に得る方法に関するものであ
る。
着を防止する機能を有する、すなわち、導電性を有する
化粧板を、容易,かつ確実に得る方法に関するものであ
る。
[従来の技術] 各種建造物の内装材をはじめ、作業台や家具等の表面材
として、所謂合成樹脂製の化粧シートを利用した化粧板
が多用されている。
として、所謂合成樹脂製の化粧シートを利用した化粧板
が多用されている。
ところで、前記合成樹脂製の化粧シートを利用した化粧
板には静電気が発生し易く、精密電子部品を取り扱う系
内では、該電子部品の機能の劣化や喪失の原因となった
り、また、多量の溶剤を取り扱うような環境の下では、
帯電した静電気の放電による火災の発生の問題が生ずる
ことさえもある。
板には静電気が発生し易く、精密電子部品を取り扱う系
内では、該電子部品の機能の劣化や喪失の原因となった
り、また、多量の溶剤を取り扱うような環境の下では、
帯電した静電気の放電による火災の発生の問題が生ずる
ことさえもある。
このため、炭素繊維が混抄されている紙を化粧板用の化
粧シートとして利用した化粧板とすることにより、化粧
板自体に導電性を付与したものが提案されており(実開
昭58−38438号公報参照)、静電気防止性能をもたせる
ような工夫がなされている。
粧シートとして利用した化粧板とすることにより、化粧
板自体に導電性を付与したものが提案されており(実開
昭58−38438号公報参照)、静電気防止性能をもたせる
ような工夫がなされている。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、前記炭素繊維混抄紙による化粧シートを
利用した化粧板は、化粧シートとして利用される炭素繊
維混抄紙を得るに際して炭素繊維を連続した状態で絡ま
せることが難しく、完全なる導電性を具備させることが
困難であること、化粧シートを構成している紙層中の全
体に炭素繊維が分散されている構成とされるため多量の
炭素繊維が混抄されなければならないこと、化粧板の最
外表層が非導電性の樹脂層で構成されるものとなるた
め、化粧板の表面抵抗値が上昇してしまうこと、化粧シ
ートとして使用される炭素繊維混抄紙が黒色であるた
め、色彩による意匠効果を現出させることができないこ
と等の欠点を有するものである。
利用した化粧板は、化粧シートとして利用される炭素繊
維混抄紙を得るに際して炭素繊維を連続した状態で絡ま
せることが難しく、完全なる導電性を具備させることが
困難であること、化粧シートを構成している紙層中の全
体に炭素繊維が分散されている構成とされるため多量の
炭素繊維が混抄されなければならないこと、化粧板の最
外表層が非導電性の樹脂層で構成されるものとなるた
め、化粧板の表面抵抗値が上昇してしまうこと、化粧シ
ートとして使用される炭素繊維混抄紙が黒色であるた
め、色彩による意匠効果を現出させることができないこ
と等の欠点を有するものである。
これに対して、本発明は、従来の化粧板の製造方法にお
ける製造工程に比較して特別な工程を付加する必要なく
して十分な導電性を具備する化粧板を得る方法を提供し
得たものであり、また、塗料中に含有させておく導電性
物質を適宜選択することにより、色彩による意匠効果の
現出が自由になし得る等の特質を有する化粧板の製造方
法を提供し得たものである。
ける製造工程に比較して特別な工程を付加する必要なく
して十分な導電性を具備する化粧板を得る方法を提供し
得たものであり、また、塗料中に含有させておく導電性
物質を適宜選択することにより、色彩による意匠効果の
現出が自由になし得る等の特質を有する化粧板の製造方
法を提供し得たものである。
[問題点を解決するための手段] 本発明は化粧板の製造方法は、一般の化粧板に使用され
る合板やパーテイクルボード等の化粧板用基材上に、熱
硬化性樹脂が含浸もしくは塗工され、かつ印刷模様の絵
柄を有する化粧用シートを化粧板用基材上に載置する工
程と、酸化アンチモンをドーピングした粒径0.1μ以下
の酸化錫微粉末の導電性物質を含有する透明もしくは半
透明層からなる塗料による塗工層を離型性面に有する剥
離性シートを、該剥離性シートにおける前記塗工層が前
述の化粧用シートと接するように載置して積み重ね体を
得る工程と、前工程で得られた積み重ね体を加熱,加圧
成形し、熱圧一体成形する工程と、得られた熱圧成形体
から剥離性シートを引き剥すことにより、表面に導電性
物質を含有する塗工層を有する化粧板を得る工程とから
なるもので、表面が導電性物質を含有する皮膜層で構成
されている化粧板からなる導電性を有する化粧板を得る
方法である。
る合板やパーテイクルボード等の化粧板用基材上に、熱
硬化性樹脂が含浸もしくは塗工され、かつ印刷模様の絵
柄を有する化粧用シートを化粧板用基材上に載置する工
程と、酸化アンチモンをドーピングした粒径0.1μ以下
の酸化錫微粉末の導電性物質を含有する透明もしくは半
透明層からなる塗料による塗工層を離型性面に有する剥
離性シートを、該剥離性シートにおける前記塗工層が前
述の化粧用シートと接するように載置して積み重ね体を
得る工程と、前工程で得られた積み重ね体を加熱,加圧
成形し、熱圧一体成形する工程と、得られた熱圧成形体
から剥離性シートを引き剥すことにより、表面に導電性
物質を含有する塗工層を有する化粧板を得る工程とから
なるもので、表面が導電性物質を含有する皮膜層で構成
されている化粧板からなる導電性を有する化粧板を得る
方法である。
前記方法からなる本発明の導電性を有する化粧板の製造
方法において、化粧板用基材としては、例えば、合板,
パーテイクルボード,ハードボード,インシュレーショ
ンボード等の木質系基材をはじめ、パルプボード,樹脂
含浸紙等の紙質系基材、ポリ塩化ビニル,ポリスチレ
ン,アクリル系ポリマー,フェノール樹脂等による合成
樹脂系基材、ロックウール,グラスウール,木片セメン
ト板,木毛セメント板,パルプセメント板,石綿ケイカ
ル板,パーライト板等の無機質系基材、アルミ板,スチ
ール板等の金属系基材等が利用される。
方法において、化粧板用基材としては、例えば、合板,
パーテイクルボード,ハードボード,インシュレーショ
ンボード等の木質系基材をはじめ、パルプボード,樹脂
含浸紙等の紙質系基材、ポリ塩化ビニル,ポリスチレ
ン,アクリル系ポリマー,フェノール樹脂等による合成
樹脂系基材、ロックウール,グラスウール,木片セメン
ト板,木毛セメント板,パルプセメント板,石綿ケイカ
ル板,パーライト板等の無機質系基材、アルミ板,スチ
ール板等の金属系基材等が利用される。
熱硬化性樹脂が含浸もしくは塗工される化粧用シートに
おける基材としては、例えば、紙質シート(坪量23〜14
0g程度)や不織布が利用されるが、透気度0〜30秒程度
のポーラスな紙質構造を有するTiO2混抄紙が、隠蔽性能
や合成樹脂含浸性能が良好である点で好適であり、ま
た、場合によっては、グラビア印刷,オフセット印刷,
凸版印刷,シルク印刷等の印刷手段による印刷模様を有
するものも同様に使用し得る。
おける基材としては、例えば、紙質シート(坪量23〜14
0g程度)や不織布が利用されるが、透気度0〜30秒程度
のポーラスな紙質構造を有するTiO2混抄紙が、隠蔽性能
や合成樹脂含浸性能が良好である点で好適であり、ま
た、場合によっては、グラビア印刷,オフセット印刷,
凸版印刷,シルク印刷等の印刷手段による印刷模様を有
するものも同様に使用し得る。
前記化粧用シート基材に含浸もしくは塗工される熱硬化
性樹脂としては、例えば、メラミン樹脂,ジアリルフタ
レート樹脂,不飽和ポリエステル樹脂,ベンゾグアナミ
ン樹脂,フェノール樹脂等が好適であり、タテ型,ヨコ
型の一般の含浸装置や、グラビアロールコート,マイヤ
ーバーロールコート,ドクターブレードコート,リバー
スコート,ディップコート,エアーナイフコート等の塗
工装置で、含浸もしくは塗工される。
性樹脂としては、例えば、メラミン樹脂,ジアリルフタ
レート樹脂,不飽和ポリエステル樹脂,ベンゾグアナミ
ン樹脂,フェノール樹脂等が好適であり、タテ型,ヨコ
型の一般の含浸装置や、グラビアロールコート,マイヤ
ーバーロールコート,ドクターブレードコート,リバー
スコート,ディップコート,エアーナイフコート等の塗
工装置で、含浸もしくは塗工される。
また、剥離性シートとしては、本発明の化粧板の製造方
法で実施される熱圧一体成形の際の加熱,加圧条件に耐
え得るもので、優れた離型性能を具備するものが好まし
く、例えば、ポリエステルフィルム,ポリプロピレンフ
ィルム,ポリエチレンフィルム,ポリスチレンフィル
ム,ポリ塩化ビニリデンフィルム,弗素樹脂フィルム,
ポリカーボネートフィルム,ポリアミドフィルム等の各
種合成樹脂フィルムや紙等のシート、あるいはこれらの
シートの表面に離型性樹脂層を設けた積層シート等が利
用される。
法で実施される熱圧一体成形の際の加熱,加圧条件に耐
え得るもので、優れた離型性能を具備するものが好まし
く、例えば、ポリエステルフィルム,ポリプロピレンフ
ィルム,ポリエチレンフィルム,ポリスチレンフィル
ム,ポリ塩化ビニリデンフィルム,弗素樹脂フィルム,
ポリカーボネートフィルム,ポリアミドフィルム等の各
種合成樹脂フィルムや紙等のシート、あるいはこれらの
シートの表面に離型性樹脂層を設けた積層シート等が利
用される。
前記剥離性シートの離型性面に適用される導電性物質を
含有する塗料におけるベヒクルとしては、例えば、硝化
綿,酢酸セルロース,ポリ塩化ビニル,アクリル系樹
脂,ブチラール樹脂,ポリビニルアルコール等の一般的
な熱可塑性樹脂、メラミン樹脂,ポリエステル樹脂,ジ
アリルフタレート樹脂,ベンゾグアナミン樹脂等の熱硬
化性樹脂、更には、塩ビポリオール,アクリルポリオー
ル,ポリエステルポリオール等のポリオール成分とトリ
レンジイソシアネート,メチレンジイソシアネート,ヘ
キサメチレンジイソシアネート,キシレンジイソシアネ
ート等のジイソシアネート成分とからなるポリウレタン
樹脂、例えばグリプタル樹脂等のアルキッド樹脂成分と
尿素樹脂やメラミン樹脂等のアミノ樹脂成分とにパラト
ルエンスホン酸等の酸触媒を添加した酸硬化アミノアル
キッド樹脂、ポリアミド,エチレンジアミン,ジエチレ
ントリアミン等のポリアミン成分または無水フタル酸等
の多塩基酸とエポキシ樹脂成分とからなるエポキシ系樹
脂等の二液硬化タイプの樹脂、あるいはこれらの二液硬
化タイプの樹脂をブロックポリマー化した樹脂等が利用
されるが、本発明方法で得られる化粧板における導電性
層が具備する物性の観点からは、熱硬化性樹脂や二液硬
化タイプの樹脂が好適である。これらのベヒクルを利用
した塗料中に含有される導電性物質としては、例べば、
カーボン,ニッケル,クロム,銀,銅,黒鉛,錫,アル
ミニウム等の金属粉やフレークをはじめ、錫,ニッケ
ル,チタン,インジウム,アンチモン等の酸化金属の微
粉末等が利用されるが、特に、酸化アンチモンをドーピ
ングした酸化錫微粉末(粒径1μ以下)が好ましい。ま
た、得られる塗料の流動性の点から、0.3μ以下、好ま
しくは0.1μ以下の微粉末が好適である。また、一般的
には前記導電性物質が30〜70重量%程度含有されている
塗料が利用されるが、特に、導電性物質を含有する塗料
による塗工層に透明性ないし半透明性を具備させる場合
には、0.1μ以下の酸化金属の微粉末が20〜70重量%程
度含有されている塗料が利用される。
含有する塗料におけるベヒクルとしては、例えば、硝化
綿,酢酸セルロース,ポリ塩化ビニル,アクリル系樹
脂,ブチラール樹脂,ポリビニルアルコール等の一般的
な熱可塑性樹脂、メラミン樹脂,ポリエステル樹脂,ジ
アリルフタレート樹脂,ベンゾグアナミン樹脂等の熱硬
化性樹脂、更には、塩ビポリオール,アクリルポリオー
ル,ポリエステルポリオール等のポリオール成分とトリ
レンジイソシアネート,メチレンジイソシアネート,ヘ
キサメチレンジイソシアネート,キシレンジイソシアネ
ート等のジイソシアネート成分とからなるポリウレタン
樹脂、例えばグリプタル樹脂等のアルキッド樹脂成分と
尿素樹脂やメラミン樹脂等のアミノ樹脂成分とにパラト
ルエンスホン酸等の酸触媒を添加した酸硬化アミノアル
キッド樹脂、ポリアミド,エチレンジアミン,ジエチレ
ントリアミン等のポリアミン成分または無水フタル酸等
の多塩基酸とエポキシ樹脂成分とからなるエポキシ系樹
脂等の二液硬化タイプの樹脂、あるいはこれらの二液硬
化タイプの樹脂をブロックポリマー化した樹脂等が利用
されるが、本発明方法で得られる化粧板における導電性
層が具備する物性の観点からは、熱硬化性樹脂や二液硬
化タイプの樹脂が好適である。これらのベヒクルを利用
した塗料中に含有される導電性物質としては、例べば、
カーボン,ニッケル,クロム,銀,銅,黒鉛,錫,アル
ミニウム等の金属粉やフレークをはじめ、錫,ニッケ
ル,チタン,インジウム,アンチモン等の酸化金属の微
粉末等が利用されるが、特に、酸化アンチモンをドーピ
ングした酸化錫微粉末(粒径1μ以下)が好ましい。ま
た、得られる塗料の流動性の点から、0.3μ以下、好ま
しくは0.1μ以下の微粉末が好適である。また、一般的
には前記導電性物質が30〜70重量%程度含有されている
塗料が利用されるが、特に、導電性物質を含有する塗料
による塗工層に透明性ないし半透明性を具備させる場合
には、0.1μ以下の酸化金属の微粉末が20〜70重量%程
度含有されている塗料が利用される。
然して、前記導電性物質を含有する塗料は、ベヒクルと
導電性物質とを必須の構成成分とするものであるが、塗
料に隠蔽性能を付与するためには、TiO2をはじめ各種の
着色顔料が30重量%以下の範囲内で添加され得る。
導電性物質とを必須の構成成分とするものであるが、塗
料に隠蔽性能を付与するためには、TiO2をはじめ各種の
着色顔料が30重量%以下の範囲内で添加され得る。
なお、前記塗料は、アルコール系,エステル系,芳香族
系,ケトン系等の溶剤を利用した溶剤タイプや水性エマ
ルジョンタイプで使用され得るもので、例えば、グラビ
アロールコート,マイヤーバーロールコート,ドクター
ブレードコート,リバースコート,ディップコート,エ
アーナイフコート等のコート法にて、剥離性シートの離
型性面に適用されるものである。また、剥離性シートの
離型性面に形成される前述の塗料による塗工層は、離型
性面の全面を被覆するようにして形成されていても良
く、あるいは、剥離性シートの端縁部にまで連続するパ
ターンからなる部分塗工層であってもよい。
系,ケトン系等の溶剤を利用した溶剤タイプや水性エマ
ルジョンタイプで使用され得るもので、例えば、グラビ
アロールコート,マイヤーバーロールコート,ドクター
ブレードコート,リバースコート,ディップコート,エ
アーナイフコート等のコート法にて、剥離性シートの離
型性面に適用されるものである。また、剥離性シートの
離型性面に形成される前述の塗料による塗工層は、離型
性面の全面を被覆するようにして形成されていても良
く、あるいは、剥離性シートの端縁部にまで連続するパ
ターンからなる部分塗工層であってもよい。
化粧板用基材と熱硬化性樹脂が含浸もしくは塗工されて
いる化粧用シートと離型性面に導電性物質を含有する塗
料による塗工層が形成されている剥離性シートとの積み
重ね体を熱圧一体成形する際の成形条件は、化粧用シー
トに付着している熱硬化性樹脂の種類や導電性物質を含
有する塗料による塗工層中のベヒクルの種類等に応じた
一般の成形条件が利用されるものである。
いる化粧用シートと離型性面に導電性物質を含有する塗
料による塗工層が形成されている剥離性シートとの積み
重ね体を熱圧一体成形する際の成形条件は、化粧用シー
トに付着している熱硬化性樹脂の種類や導電性物質を含
有する塗料による塗工層中のベヒクルの種類等に応じた
一般の成形条件が利用されるものである。
[実施例] 以下、本発明の導電性を有する化粧板の製造方法の具体
的な構成を実施例を以って説明する。
的な構成を実施例を以って説明する。
実施例1 坪量80g/m2のチタン紙の表面に酢酸セルロース系のイン
キを利用してグラビア印刷4色機にて花柄の印刷模様を
施した後、下記組成のジアリルフタレート樹脂組成物を
含浸し、樹脂付着量80g/m2の樹脂含浸紙からなる化粧用
シートを得た。
キを利用してグラビア印刷4色機にて花柄の印刷模様を
施した後、下記組成のジアリルフタレート樹脂組成物を
含浸し、樹脂付着量80g/m2の樹脂含浸紙からなる化粧用
シートを得た。
ジアリルフタレート樹脂組成物 (1)ダイソーダップ 94重量部 (2)ダイソーダップモノマー 4重量部 (3)BPO 3重量部 (4)アセトン 75重量部 (5)トルエン 25重量部 他方、厚さ25μのポリエステルフィルム[ルミラーT60:
東レ(株)製]の片側全表面に、二液タイプのウレタン
系樹脂をベヒクルとし、酸化アンチモンをドーピングし
た酸化錫微粉末(粒径0.1μ以下)30重量%を含有する
透明性塗料[SMクリヤー:昭和インキ(株)製]を、ロ
ールコーター法にて約1μの厚さに塗工し、導電性物質
を含有する塗料による塗工層が離型性面に形成されてい
る剥離性シートを得た。
東レ(株)製]の片側全表面に、二液タイプのウレタン
系樹脂をベヒクルとし、酸化アンチモンをドーピングし
た酸化錫微粉末(粒径0.1μ以下)30重量%を含有する
透明性塗料[SMクリヤー:昭和インキ(株)製]を、ロ
ールコーター法にて約1μの厚さに塗工し、導電性物質
を含有する塗料による塗工層が離型性面に形成されてい
る剥離性シートを得た。
次いで、厚さ2.7mmの合板からなる化粧板用基材上に、
前述のジアリルフタレート樹脂含浸紙からなる化粧用シ
ートを、該シートにおける印刷模様面が表面となるよう
にして載置し、更に、同じく前述の導電性物質を含有す
る塗料による塗工層が離型性面に形成されている剥離性
シートを、該シートにおける塗工層と前記化粧用シート
とが接するように前記化粧用シート上に載置して積み重
ね体を得た後、この積み重ね体を130度,10分,10Kg/cm2
の加熱,加圧成形した。
前述のジアリルフタレート樹脂含浸紙からなる化粧用シ
ートを、該シートにおける印刷模様面が表面となるよう
にして載置し、更に、同じく前述の導電性物質を含有す
る塗料による塗工層が離型性面に形成されている剥離性
シートを、該シートにおける塗工層と前記化粧用シート
とが接するように前記化粧用シート上に載置して積み重
ね体を得た後、この積み重ね体を130度,10分,10Kg/cm2
の加熱,加圧成形した。
得られた加熱加圧成形体から最上層のポリエステルフィ
ルムを引き剥したところ、表面が導電性物質を含有する
ウレタン系樹脂層で構成されている化粧板が得られた。
ルムを引き剥したところ、表面が導電性物質を含有する
ウレタン系樹脂層で構成されている化粧板が得られた。
かくして得られた前記化粧板の表面抵抗値は105〜106Ω
/cmであり、十分な静電防止性能を有するものであっ
た。また、化粧用シート表面の花柄の印刷模様が、表面
に存在するウレタン系樹脂層で阻止されることなく観視
し得る意匠性の高いものが得られた。
/cmであり、十分な静電防止性能を有するものであっ
た。また、化粧用シート表面の花柄の印刷模様が、表面
に存在するウレタン系樹脂層で阻止されることなく観視
し得る意匠性の高いものが得られた。
[発明の作用および効果] 本発明の導電性を有する化粧板の製造方法は、熱硬化性
樹脂が含浸もしくは塗工されている化粧用シートと導電
性物質を含有する塗料による塗工層が離型性面に形成さ
れている剥離性シートとを化粧板用基材上に載置した積
み重ね体の熱圧成形体を得た後、該熱圧成形体から剥離
性シートを引き剥すことにより、表面に導電性物質を含
有する塗工層を有する化粧板を得るものであり、従来の
化粧板の製造方法における工程に比較して特別な工程を
付加することなく、十分な導電性を具備する化粧板を、
容易,かつ確実に得られるという作用,効果を奏するも
のである。
樹脂が含浸もしくは塗工されている化粧用シートと導電
性物質を含有する塗料による塗工層が離型性面に形成さ
れている剥離性シートとを化粧板用基材上に載置した積
み重ね体の熱圧成形体を得た後、該熱圧成形体から剥離
性シートを引き剥すことにより、表面に導電性物質を含
有する塗工層を有する化粧板を得るものであり、従来の
化粧板の製造方法における工程に比較して特別な工程を
付加することなく、十分な導電性を具備する化粧板を、
容易,かつ確実に得られるという作用,効果を奏するも
のである。
また、本発明の導電性を有する化粧板の製造方法は、導
電性物質を含有する塗料中における前記導電性物質を適
宜選択することにより、色彩による意匠効果を自由に現
出し得るものであるから、導電性と色彩による意匠効果
とを兼備する化粧板が容易に得られるという作用,効果
を奏するものである。
電性物質を含有する塗料中における前記導電性物質を適
宜選択することにより、色彩による意匠効果を自由に現
出し得るものであるから、導電性と色彩による意匠効果
とを兼備する化粧板が容易に得られるという作用,効果
を奏するものである。
Claims (2)
- 【請求項1】熱硬化性樹脂が含浸もしくは塗工され、か
つ印刷模様の絵柄を有する化粧用シートを化粧板用基材
上に載置する工程と、酸化アンチモンをドーピングした
粒径0.1μ以下の酸化錫微粉末の導電性物質を含有する
透明もしくは半透明層からなる塗料による塗工層が離型
性面に形成されている剥離性シートを、前述の化粧用シ
ート上に、前記剥離性シートにおける前記塗工層と化粧
用シートとが接するように載置して積み重ね体を得る工
程と、前工程で得られた積み重ね体を熱圧一体成形する
工程と、得られた熱圧成形体から剥離性シートを引き剥
すことにより、表面に導電性物質を含有する塗工層を有
する化粧板を得る工程とからなることを特徴とする導電
性を有する化粧板の製造方法。 - 【請求項2】導電性物質を含有する塗料による塗工層
が、熱硬化性樹脂を含有している塗工層である特許請求
の範囲第1項記載の導電性を有する化粧板の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60156734A JPH0684066B2 (ja) | 1985-07-16 | 1985-07-16 | 導電性を有する化粧板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60156734A JPH0684066B2 (ja) | 1985-07-16 | 1985-07-16 | 導電性を有する化粧板の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6218264A JPS6218264A (ja) | 1987-01-27 |
| JPH0684066B2 true JPH0684066B2 (ja) | 1994-10-26 |
Family
ID=15634154
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60156734A Expired - Lifetime JPH0684066B2 (ja) | 1985-07-16 | 1985-07-16 | 導電性を有する化粧板の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0684066B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6456171A (en) * | 1987-08-25 | 1989-03-03 | Cubic Eng Kk | Imparting method for electrical conductivity to molded plastic form |
| AU756262B2 (en) * | 1998-02-02 | 2003-01-09 | Nevamar Company, Llc | Humidity independent static dissipative laminate |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS623952A (ja) * | 1985-06-29 | 1987-01-09 | 株式会社キョーテック | 最上層に導電層を有する化粧板の製造法 |
-
1985
- 1985-07-16 JP JP60156734A patent/JPH0684066B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6218264A (ja) | 1987-01-27 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CA2288636C (en) | Decorative sheet and process for producing the same | |
| JP3271022B2 (ja) | 化粧シート | |
| DE2412378A1 (de) | Hitzebestaendiges laminat | |
| US3936570A (en) | Transfer material | |
| CN115551710A (zh) | 树脂浸渍装饰纸及树脂浸渍装饰板 | |
| JPH0684066B2 (ja) | 導電性を有する化粧板の製造方法 | |
| JPH05124394A (ja) | 皮革表現転写箔 | |
| JPH0232156B2 (ja) | ||
| JP4759777B2 (ja) | 化粧材及び化粧板並びに化粧材及び化粧板の製造方法 | |
| JPH0976448A (ja) | 化粧シート及びその製造方法 | |
| JP2658212B2 (ja) | 化粧シートの製造方法 | |
| JPH0759626A (ja) | 化粧板 | |
| JPS6345315Y2 (ja) | ||
| JP2915916B2 (ja) | 化粧シート及び化粧板の製造方法 | |
| JP2000190441A (ja) | 化粧材 | |
| JP4522805B2 (ja) | 化粧板の製造方法 | |
| JPH0418542B2 (ja) | ||
| JP3582115B2 (ja) | ラッピング加工などに用いるエンボス化粧シート | |
| JPH0679831A (ja) | 艶消し化粧材及びその製造方法 | |
| JP2626762B2 (ja) | 着色塗装した硬化型樹脂化粧板の製造方法 | |
| JPH0211311B2 (ja) | ||
| JPH1134593A (ja) | 多段プレス用転写材 | |
| JP2000052526A (ja) | 化粧シート | |
| JPH05261869A (ja) | 視触覚感性転写箔 | |
| JPS61106247A (ja) | 化粧シ−ト |