JP3147812B2 - 電気炊飯器 - Google Patents

電気炊飯器

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JP3147812B2
JP3147812B2 JP09697797A JP9697797A JP3147812B2 JP 3147812 B2 JP3147812 B2 JP 3147812B2 JP 09697797 A JP09697797 A JP 09697797A JP 9697797 A JP9697797 A JP 9697797A JP 3147812 B2 JP3147812 B2 JP 3147812B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、タイマー予約炊
飯機能を備えた電気炊飯器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】現在、炊飯スイッチの操作によるマイコ
ン又は電子回路タイプの制御ユニットを介した炊飯制御
機能とモータタイマーを利用したタイマースイツチのO
Nによる炊飯制御機能とを併用した電気炊飯器が提供さ
れている。
【0003】この種の電気炊飯器の炊飯回路の従来例の
構成を図5に示す。図5において、符号H1は炊飯ヒー
タ、RLは炊飯リレーのリレーコイル、RSは同炊飯リ
レーのリレースイッチ、H2は保温ヒータ、TRCは保
温ヒータ制御用のトライアック、PL1は炊飯ランプ、
PL2は保温ランプ、TLRはモータタイマーユニッ
ト、MはモータタイマーTLRのタイマーモータ、TS
は同モータタイマーユニットTLRのタイマースイッ
チ、PL3はタイマーランプ、R1,R2は抵抗、20は
炊飯ヒータ制御用の制御ユニット、SW1は炊飯スイッ
チ、SW2は保温スイッチ、7は飯器底部のセンタセン
サ、S1は同センタセンサ7内に設けられた飯器温度検
知用のサーミスタ、S2は同じくセンタセンサ7内に設
けられた飯器セット検知用のリードスイッチであり、そ
れぞれ図示のように結線され、温度フューズFを介して
商用電源AC100(V)に対して接続されている。
【0004】そして、該図5の構成において、上記モー
タタイマーユニットTLRのタイマースイツチTS部
は、図示のように電源OFF接点端子Aと、電源ON接
点端子Bと、タイマーモータON接点端子Cとの3つの
接点端子を備え、可動接片を図示しないダイヤル摘みで
上記電源OFF接点端子A側からタイマーモータON接
点端子Cまで回動操作して、タイマーモータMをONに
すると、タイマーモータMが電源周波数に比例して回転
し、タイマー動作がスタートする。
【0005】そして、その時の上記ダイヤル摘みの回転
操作量に応じて決まる設定時間タイマーモータMが所定
回数回転すると、上記タイマースイツチTSの可動切片
がタイマーモータON接点端子Cから移動して上記電源
ON接点端子Bを閉じ、上記炊飯ヒータH1に電源AC
100(V)を供給して予約された時間に炊飯を開始す
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、以上のよう
な構成の場合、一旦タイマー設定を行うと、その後は制
御ユニット20への電源の供給がカットされるから、タ
イマー設定後に炊飯スイッチを押したとしても制御ユニ
ット20内の炊飯メモリ用コンデンサに炊飯機能をメモ
リすることができない。そのため、以後モータタイマー
がタイムアップして炊飯予定時刻になったとしても炊飯
ヒータH1に電源が供給されず、ご飯が炊けていないと
いう炊飯ミスを生じる問題があった。
【0007】本願発明は、このような問題を解決するた
めになされたもので、タイマー設定した場合にも制御ユ
ニット側の炊飯メモリ用コンデンサにチャージ電圧を供
給することができるチャージ電源ラインを設け、モータ
タイマーがタイムアップした時には必ずご飯が炊き上が
っているようにした電気炊飯器を提供することを目的と
するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本願の請求項1〜3の各
発明は、それぞれ上記の目的を達成するために、次のよ
うな課題解決手段を備えて構成されている。
【0009】(1) 請求項1の発明 請求項1の発明の電気炊飯器は、制御スイッチを備え、
該制御スイッチの閉状態において電源が供給された時に
飯器を加熱する炊飯ヒータと、設定時間経過後に上記炊
飯ヒータに電源を供給するモータタイマーと、上記炊飯
ヒータの制御スイッチの開閉状態を制御する制御ユニッ
トと、炊飯時に操作される炊飯スイッチと、該炊飯スイ
ッチが操作された時にチャージされ、上記制御ユニット
を介して上記炊飯ヒータの制御スイッチを閉じる炊飯メ
モリ用コンデンサとを備えてなる電気炊飯器において、
上記モータタイマーのタイマー予約炊飯設定時に上記モ
ータタイマーのタイマーモータに印加される電圧により
上記炊飯用メモリコンデンサにチャージ電圧を供給する
チャージ電源ラインを設けて構成されている。
【0010】したがって、ユーザによってモータタイマ
ーのダイヤル摘みが回転操作され、タイマー予約炊飯設
定状態になると、仮に同モータタイマーのダイヤル摘み
の回転操作前に炊飯スイッチが操作されなかったとして
も、炊飯メモリ用コンデンサには上記モータタイマーの
タイマースイッチのタイマーモータ電源供給端子への電
源の供給に対応してチャージ電源ラインを介してチャー
ジ電圧が供給されるので、炊飯メモリ用コンデンサはチ
ャージされて炊飯スイッチが操作されていた場合と同様
に制御ユニットが炊飯状態にセットされ、炊飯ヒータの
制御スイッチを閉じてモータタイマーのタイムアップ時
に炊飯ヒータへの通電を可能とする。
【0011】その結果、ユーザーが炊飯スイッチを操作
することなく、モータタイマーをタイマーセットしたよ
うな場合にも、確実に炊飯を可能とすることができるよ
うになる。
【0012】(2) 請求項2の発明 請求項2の発明の電気炊飯器は、上記請求項1の発明の
電気炊飯器の構成において、上記チャージ電源ライン
が、モータタイマーのタイマースイッチにおけるタイマ
ーモータへの電源供給端子に分圧抵抗を介して接続して
構成されている。
【0013】したがって、上記のように、モータタイマ
ーのダイヤル摘みが回転操作され、同モータタイマーの
タイマースイッチにおけるタイマーモータへの電源供給
端子に対して電源が供給されると、その時点で上記分圧
抵抗を介して分圧された所定のチャージ電圧が炊飯メモ
リ用コンデンサに供給されて同炊飯メモリ用コンデンサ
がチャージされる。
【0014】(3) 請求項3の発明 請求項3の発明の電気炊飯器は、上記請求項1又は2の
発明の電気炊飯器の構成において、さらに飯器温度を検
出する飯器温度検出手段と、該飯器温度検出手段が所定
の設定飯器温度を検出した時に、上記炊飯メモリ用コン
デンサを放電する放電回路とを設けている。
【0015】したがって、飯器温度が所定の設定飯器温
度に達した時には、炊飯メモリ用コンデンサがディスチ
ャージされてリセットされる。
【0016】
【発明の効果】以上の結果、本願発明の電気炊飯器によ
ると、従来のようなタイマー予約炊飯時の炊飯ミスがな
くなり、製品としての使い勝手、信頼性が向上する。
【0017】
【実施の形態】
(実施の形態1)以下、添付の図面(図1〜図3)を参
照して、先ず本願発明の実施の形態1に係る電気炊飯器
の構成および作用を説明する。
【0018】先ず図1には、例えば加熱手段としてヒー
タを採用した同電気炊飯器の炊飯器本体部の構造が示さ
れている。
【0019】この実施の形態の電気炊飯器は、例えば炊
飯と保温とを兼用する所謂炊飯ジャータイプのものに構
成されている。そして、内部に飯器(内鍋)3をセット
し得るように構成された有底筒状の外ケース1と、該外
ケース1の上部を覆蓋する蓋ユニット2とからなる容器
本体を備えて構成されている。
【0020】上記外ケース1は、合成樹脂からなる有底
筒状のカバー部材4と、該カバー部材4の上端部に結合
された合成樹脂製の肩部材5とによって構成されてお
り、その内部には、上記飯器3を取り出し可能にセット
するための有底筒状の内ケース6が設けられている。
【0021】該内ケース6は、有底筒状の金属板よりな
り、上記肩部材5に対してその上端が結合され、その側
壁部6aの外周面上下方向中央部には保温ヒータH2
備えられている。また、該内ケース6の底壁部6bの中
央部には、上記飯器3の底面中央部に対して接触するセ
ンタセンサ7が設けられている。
【0022】該センタセンサ7は、上記飯器3の底部3
aの温度を検知する飯器温度検出手段および飯器セット
検出手段として作用するものであり、飯器温度検出手段
であるサーミスタS1および飯器3がセットされている
か否かを検出する飯器セット検出手段であるリードスイ
ッチS2を収納した周知のセンサー構造が採用されてい
る。
【0023】また、上記内ケース6の底壁部6bの上面
側には、上記センタセンサ7のサーミスタS1部を包囲
するように飯器加熱手段としての炊飯ヒータH1を備え
たヒータプレート9が配設されている。このヒータプレ
ート9は上記内ケース6内にセットされた飯器3の底部
3a面に対応して隙間なく密着され、飯器3の底部3a
およびその外周面部を伝熱性良く加熱するようになって
いる。
【0024】一方、上記蓋ユニット2は、その外周面を
構成する合成樹脂製の外カバー部10と、該外カバー部
10の内周面における環状の枠部を構成する内枠部11
と、該内枠部11における半径方向内側の開口部をポリ
カバーパッキン12を介して着脱可能に覆蓋する内カバ
ー13とによって図示のような中空構造に形成されてい
る。そして、この蓋ユニット2は、上記肩部材5の後端
側に対してヒンジ機構14を介して上下方向に回動自在
に取り付けられており、その開放端側には、該蓋ユニッ
ト2の所定位置に対して係合して該蓋ユニット2の閉塞
状態を維持するロック機構15が設けられている。
【0025】また、符号16は蒸気逃がし通路、26は
該蒸気逃がし通路16の下部に設けられたおねば戻し機
能を有する蒸気放出パイプである。
【0026】さらに、上記内ケース6と外ケース1との
間には、上記炊飯ヒータH1、保温ヒータH2各々への通
電制御を行うための制御ユニット(図2の符号20)を
具備した制御基盤24が収容されている。また、上記肩
部材5における前面部上端側には、操作部を構成するア
ール面形状の操作パネル21が設けられている。この操
作パネル21には、炊飯に必要な各種のスイッチ群部
(図2および図3に示す炊飯スイッチSW1、炊飯取り
消しスイッチSW3など)22と、それらの各スイッチ
によって選択されたスイッチ操作状態等を表示して使用
者に視認せしめるためのランプ等表示部53とが設けら
れている。
【0027】また、同操作パネル21の裏側には、それ
ら各部品を設けた部品基板(操作基板)25が設けられ
ている。
【0028】また、TLRは、上記従来例のものと同様
のモータタイマーユニットであり、予約時刻設定操作用
のダイヤル摘み80、タイマーモータM、タイマースイ
ッチ(図2参照)等を備えて構成されている。
【0029】次に、図2および図3に基づいて、上記図
1の電気炊飯器本体における炊飯・保温制御回路の具体
的な構成を説明する。なお、図2および図3では上記図
1に示された各部に対応する部分には同一の参照符号を
付して示している。
【0030】すなわち、先ず図2おいて、家庭用商用交
流電源からの電源電圧AC100(V)は、上記飯器6の
異常加熱状態を検知して溶断する温度ヒューズF、モー
タタイマーユニットTLRのタイマースイツチTSを介
して炊飯ヒータH1、保温ヒータH2に各々供給されるよ
うになっているとともに、さらに上記タイマースイツチ
TSから電圧降下抵抗R6および整流ダイオードD2、分
圧抵抗R4,R5およびダイオードD1をそれぞれ介して
制御ユニット20の動作電源入力端子a、炊飯メモリ用
コンデンサチャージ電圧入力端子bに対して各々その動
作電源電圧として供給されるようになっている。なお、
制御ユニット20の構成については後述する。
【0031】上記炊飯ヒータH1、保温ヒータH2は各々
相互に並列に接続されている。
【0032】そして、上記炊飯ヒータH1と電源側アー
スラインとの間には炊飯ヒータ制御リレーのリレースイ
ッチ(制御スイッチ)RSが、また保温ヒータH2と電
源側アースラインとの間には、トライアックTRCが各
々直列に接続されている。上記リレースイッチRSは炊
飯時においてセンタセンサ7のサーミスタS1により検
出された飯器温度をパラメータとする制御ユニット20
側からの出力によって励磁されるリレーコイルRLによ
ってON,OFF制御されるようになっている一方、上
記トライアックTRCは、保温時において同じくセンタ
センサ7のサーミスタS1により検出された飯器温度を
パラメータとする制御ユニット20からの点弧角制御信
号出力によりON/OFF制御されるようになってい
る。
【0033】また、上記炊飯ヒータH1、リレースイッ
チRSには、それぞれ抵抗R2、炊飯ランプPL1、保温
ランプPL2、抵抗R3が並列に接続されている。
【0034】また、モータタイマーユニットTLRは、
電源周波数に比例して回転するタイマーモータMと上記
タイマースイツチTSとからなり、上記タイマースイツ
チTSは電源OFF接点端子Aと、電源ON接点端子B
と、タイマーモータMへの電源供給端子であるタイマー
モータON接点端子Cとを備えている。そして、タイマ
ースイツチTSは、タイマー設定時、上記モータタイマ
ーユニットTLRのダイヤル摘みの回転操作によりその
可動接片を上記モータON接点端子C側に切替えると、
タイマーモータMがONになって電源周波数に比例して
回転し、上記ダイヤル摘みの回転操作量(回転操作角)
に応じた時間経過後に同可動接片を電源ON接点端子B
に切替えることにより、炊飯ヒータH1(および保温ヒ
ータH2)に電源を供給する。なお、上記タイマーモー
タMには、抵抗R1を介してタイマーランプPL3が並列
に接続されており、上記タイマースイツチTSの可動接
片がタイマーモータON接点端子Cに切替えられてタイ
マーモータMがONになると、同タイマーランプPL3
が点灯してタイマーモータMが作動中であることを表示
する。
【0035】一方、制御ユニット20は、その外部装置
として、先ず入力端子g,hを介して上記センタセンサ
7のサーミスタS1とリードスイッチS2が各々接続され
ている。
【0036】次に、上記制御ユニット20内の具体的な
制御回路構成を図3に示す。該制御ユニット20は、本
実施の形態の場合、図示のように、マイクロコンピュー
タを具備しない電子回路構成のものとなっており、単一
の制御基板上にユニット化して設けられている。
【0037】そして、該制御ユニット20の制御基板上
には、上述のように、a〜hの8つの入出力端子が設け
られている。
【0038】先ずa端子は、当該制御ユニット20の制
御回路の動作電源入力端子として構成されており、上述
のように電圧降下抵抗R6、整流用ダイオードD2を介し
て降圧、整流した直流(脈流)電圧を入力し、平滑コン
デンサC1で平滑した後、ツェナーダイオードZDで定
電圧化して定電圧電源を得るようになっている。
【0039】また、b端子は、上記モータタイマーユニ
ットTLRのタイマーモータM作動時に炊飯メモリ用コ
ンデンサC2にメモリ電圧(チャージ電圧)を供給する
ためのチャージ電圧入力端子であり、タイマーモータM
のONと同時に、そのタイマーモータON接点端子Cか
ら分圧抵抗R4,R5および整流用ダイオードD1を介し
て分圧、整流された後に供給されるチャージ電源ライン
Lcからの直流(脈流)電圧を入力して炊飯メモリ用コ
ンデンサC2をチャージする。該炊飯メモリ用コンデン
サC2には、炊飯取消スイッチSW3が並列に接続されて
いる一方、さらに上記a端子からの動作電源入力ライン
との間には抵抗R7と炊飯スイッチSW1とが直列に接続
されている。
【0040】次に、CP1は炊飯メモリ用コンパレータ
であり、その非反転入力端子側には上記b端子と、炊飯
取消スイッチSW3と、炊飯スイッチSW1と、炊飯メモ
リ用コンデンサC2と、放電用トランジスタQ1のエミッ
タとが各々接続されている。また、その反転入力端子に
は電圧設定抵抗R8とR9の分圧回路の中点が接続され、
所定の基準電圧が入力されるようになっている。
【0041】そして、この炊飯メモリ用コンパレータC
1の出力端子は、逆方向に接続されたダイオードD4
介して炊飯リレー駆動用トランジスタQ2のベースと抵
抗R16に各々接続されている。炊飯リレー駆動用トラン
ジスタQ2のコレクタは、炊飯ヒータ制御信号出力端子
e,fのアース側f端子に接続されており、そのON作
動時に同アース側f端子をアースに落として上記炊飯リ
レーのリレーコイルRLに電流を流し、上記リレースイ
ッチRSをONにする。
【0042】また、CP2は炊飯温度判定用コンパレー
タであり、その反転入力端子には上記センタセンサ7の
サーミスタS1からの飯器温度検出信号が抵抗R14を介
して入力されるようになっている一方、非反転入力端子
には電圧設定抵抗R11およびR13で分圧設定された炊飯
温度判定用の基準電圧が入力されるようになっている。
そして、その出力端子は、抵抗R15を介して上記放電用
トランジスタQ1のベースに、また逆方向ダイオードD3
を介して炊飯リレー駆動用トランジスタQ2のベースと
抵抗R16に各々接続されている。
【0043】さらに、CP3は保温用コンパレータであ
り、その反転入力端子には上記センタセンサ7のサーミ
スタS1からの飯器温度検出信号が抵抗R14を介して入
力されるようになっている一方、非反転入力端子には電
圧設定抵抗R10およびR12で分圧設定された保温温度判
定用の基準電圧が入力されるようになっている。そし
て、その出力端子は、抵抗R17を介して上記トライアッ
ク点弧角制御信号出力端子eに接続されている。
【0044】したがって、上記構成の場合、先ずタイマ
ースイツチTSが電源ON接点端子Bに接続されている
モード(タイマー予約炊飯でない通常の炊飯及び保温モ
ード)では、次のように作用する。
【0045】今、例えば炊飯開始前の状態においては、
通常上記センターセンサー7のサーミスタS1は温度が
低いので高抵抗状態になっており、また上記炊飯メモリ
用コンデンサC2には電荷がチャージされていないの
で、その両端電圧はほぼ0Vの状態にある。
【0046】したがって、この時、上記炊飯スイッチS
1を押す(ONする)と、上記a端子を介して動作電
源入力ラインより抵抗R7を通して電流が流れ、上記炊
飯メモリ用コンデンサC2に電荷がチャージされる(こ
の時炊飯取消スイッチSW3及び放電用トランジスタQ1
はOFF状態である)。そして、上記炊飯メモリ用コン
パレーターCP1の反転入力端子に接続されている電圧
設定抵抗R8及びR9の分圧回路で設定される基準電圧
(しきい値電圧)よりも上記非反転入力端子側の電圧の
方が高くなるので、上記炊飯メモリ用コンパレーターC
1の出力はHレベルとなる。
【0047】また、一方炊飯温度判定用コンパレーター
CP2の反転入力端子は上記センターセンサー7のサー
ミスタS1の温度の方が低いので高抵抗状態となってお
り、その入力電圧は炊飯温度判定用コンパレーターCP
2の非反転入力端子に接続されている電圧設定抵抗R11
及びR13の分圧回路により設定される炊飯温度判定用の
基準電圧(しきい値電圧)よりも低くなるので、炊飯温
度判定用コンパレーターCP2の出力はHレベルとな
る。このため、上記炊飯リレー駆動用トランジスタQ2
のベース電圧は、抵抗R16によりHレベルとなり、炊飯
リレー駆動用トランジスタQ2がON状態となって、そ
のリレーコイルRLに電流を流し、同リレーコイルRL
を励磁して、そのリレースイッチ(炊飯ヒータ制御スイ
ッチとして機能)をONにし、上記炊飯ヒータH1に電
流を流し、飯器3を加熱して炊飯を開始する。
【0048】他方、炊飯が終りに近づくと、米が熱によ
り水を吸収してβデンプンがαデンプンになり、飯器3
の底部3a側の水が無くなるので、同飯器3の底部3a
の温度が上昇し、同飯器3の底部3aと熱結合している
センターセンサー7にその熱が伝えられ、センターセン
サー7中にあるサーミスタS1の温度が上昇して、同サ
ーミスタS1の抵抗値が小さくなる。そして、上記炊飯
温度判定用コンパレーターCP2の非反転入力端子の電
圧は、上記サーミスタS1の抵抗値と炊飯終了検知用の
電圧設定用抵抗R14の抵抗値とで決定されるので、上記
センターセンサー7の温度上昇による上記サーミスタS
1の抵抗値の低下に応じて上昇し、炊飯温度判定用コン
パレーターCP2の非反転入力端子の炊飯温度判定用基
準電圧(電圧設定用抵抗R11とR13とで設定された電
圧)よりも高くなる。この炊飯温度判定用基準電圧は、
上記のようにサーミスタS1と抵抗R14とで設定される
が、サーミスタS1の抵抗値が約130℃の時の値にし
ている。
【0049】そして、炊飯温度判定用コンパレーターC
2の反転入力端子の電圧が、非反転入力端子の上記基
準電圧よりも高くなった時点(つまり炊飯終了時点)
で、炊飯温度判定用コンパレーターCP2の出力はLレ
ベルになる。そして、それにより上記ダイオードD3
通して抵抗R16から電流が流れ、それに対応して上記炊
飯リレー駆動用トランジスタTR2はONからOFFに
なるので、上記炊飯リレーのリレースイッチRSはOF
Fとなって炊飯ヒータは加熱を停止し炊飯は終了する。
【0050】一方、保温用コンパレーターCP3の非反
転入力端子の保温開始判定基準電圧は、電圧設定用抵抗
10とR12とで設定されており、また反転入力端子の入
力電圧は上記センターセンサー7のサーミスタS1の抵
抗値と抵抗R14の抵抗値とで設定され、この時の保温用
コンパレーターCP3の出力が反転する保温開始判定基
準電圧(しきい値電圧)は約72℃の検出値に対応して
設定されているので、センターセンサー7のサーミスタ
1の飯器検出温度が72℃以上だと同保温用コンパレ
ーターCP3の出力はLとなっており、保温ヒータ制御
用トライアックTRCはOFFであり、保温ヒータH2
は発熱しない。また、逆にセンターセンサー7のサーミ
スタS1の飯器検出温度が72℃以下だと保温用コンパ
レーターCP3の出力はHとなり、上記保温ヒータ制御
用トライアックTRCはONとなるので、保温ヒータH
2は発熱し、保温制御を行う。
【0051】ところで、すでに従来技術の所で述べたよ
うに、前記図5の従来例の炊飯回路の構成では、タイマ
ー予約炊飯する場合において、タイマースイツチTSの
可動接片を電源ON接点端子Bの状態にしておいて、先
ず炊飯スイッチSW1をONにして炊飯メモリ用コンデ
ンサをチャージし、次にタイマーモータMのダイヤル摘
みを回転操作し、タイマースイツチTSの可動接片をタ
イマーモータON接点端子Cにすれば、設定された時間
経過後にタイムアップし、上記可動接片が電源ON接点
端子Bになった時点で正常な炊飯を開始するが、それと
は逆にモータタイマーユニットTLRのダイヤル摘みを
先に回し、モータタイマーユニットTLRの可動接片を
タイマーモータON接点端子Cにした場合、その後炊飯
スイッチSW1をONにしても制御ユニット20側の電
源は略0Vなので、炊飯メモリ用コンデンサに充電する
ことはできない。このため、モータタイマーユニットT
LRがタイムアップし、そのタイマースイツチTSの可
動接片が電源ON接点端子Bに戻っても炊飯が開始され
ないという不都合があった。
【0052】ところが、以上の本実施の形態の構成で
は、上記のような場合でも(炊飯スイッチSW1の操作
を忘れた場合でも)タイマー予約炊飯の設定操作がなさ
れると、分圧抵抗R4,R5により分圧されたタイマーモ
ータON接点端子cからの電圧が必ず整流用ダイオード
1を有するチャージ電源ラインLcを通して炊飯メモ
リ用コンデンサC2に充電されるので、従来のような不
具合は発生しない。そして、モータタイマーユニットT
LRがタイムアップして炊飯温度判定用コンパレーター
CP2の出力がLになった時には、自動的に抵抗R15
通して上記放電用トランジスタQ1のベース電圧を下
げ、同放電用トランジスタQ1をONにして、上記炊飯
メモリ用コンデンサC2に充電された電荷をアースライ
ンに流して炊飯メモリー用コンデンサC2をリセットす
る。
【0053】このように、本願発明の実施の形態1に係
る電気炊飯器の構成では、タイマー予約炊飯のため、モ
ータタイマーユニットTLRのダイヤル摘み80を回し
てタイマーセットしさえすれば、自動的に炊飯メモリ用
コンデンサC2に充電されるので、炊飯スイッチSW1
押し忘れたとしても、モータタイマーユニットTLRが
タイムアップした時には、確実に炊飯を開始することが
できる。
【0054】(変形例1)なお、上記実施の形態1の構
成において、例えば仮に上述のモータタイマーユニット
TLRをタイマー予約状態にセットしても、炊飯スイッ
チSW1を押さない限り、タイマー予約炊飯が実現され
ないようにするには、例えば上記電源ON接点切点端子
bを上記図3の炊飯スイッチSW1の電源側P点に接続
するようにすれば良い。そうすれば、タイマー予約炊飯
時において、上記モータタイマーユニットTLRを操作
し、かつ炊飯スイッチSW1を押すことによって初めて
タイマー予約炊飯機能が実現されるようにすることがで
きる。
【0055】(変形例2)また、上記実施の形態1にお
ける炊飯メモリ用コンデンサC2は、例えば上述の制御
ユニット20が、図3のような電子制御回路タイプのも
のではなく、マイコンタイプのものである場合にも同様
に適用することができる。その場合、上記図3の炊飯ス
イッチSW1、炊飯取消スイッチSW3を各々当該マイコ
ンタイプの制御ユニット20の外付け構成にするととも
に、炊飯メモリ用コンデンサC2を図2の整流用ダイオ
ードD1を介したチャージ電源ラインLcとアース電源
ラインとの間、すなわちb端子とd端子との間に同じく
外付け構成で挿入すれば良い。
【0056】(実施の形態2)次に、図4は、本願発明
の実施の形態2に係る電気炊飯器の炊飯・保温制御回路
の構成を示している。
【0057】本実施の形態の構成では、上記実施の形態
1の構成と異なり、制御ユニット20の電源入力端子a
をタイマースイツチTSを介することなく直接温度ヒュ
ーズF側に電圧降下抵抗R19、ダイオードD1を介して
接続することによって、常時電源の供給を可能としたも
のである。このような構成にすれば、上記実施の形態1
のものと比べ、炊飯スイッチSW1を事前又は事後に必
ずONにする必要はあるが、略同様にタイマー設定した
場合の炊飯ミスを防止することができるようになる一
方、上記実施の形態1における分圧抵抗R4,R5やb端
子および抵抗R6および整流用ダイオードD2を介した炊
飯メモリ用コンデンサのチャージ電源ラインLcが不要
になるメリットが生じる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の実施の形態1に係る電気炊飯器の炊
飯器本体部の構成を示す断面図である。
【図2】同電気炊飯器の炊飯・保温制御回路の構成を示
す電気回路図である。
【図3】同電気炊飯器の制御ユニット部の具体的な回路
構成を示す電気回路図である。
【図4】本願発明の実施の形態2に係る電気炊飯器の炊
飯・保温制御回路の構成を示す電気回路図である。
【図5】従来の電気炊飯器の炊飯・保温制御回路の構成
を示す電気回路図である。
【符号の説明】
7はセンターセンサー、20は制御ユニット、H1は炊
飯ヒータ、H2は保温ヒータ、TLRはモータタイマー
ユニット、TSはモータタイマーのタイマースイッチ、
TRCはトライアック、C2は炊飯メモリ用コンデン
サ、CP1は炊飯用コンパレータ、CP2は炊飯温度判定
用コンパレータである。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 制御スイッチを備え、該制御スイッチの
    閉状態において電源が供給された時に飯器を加熱する炊
    飯ヒータと、設定時間経過後に上記炊飯ヒータに電源を
    供給するモータタイマーと、上記炊飯ヒータの制御スイ
    ッチの開閉状態を制御する制御ユニットと、炊飯時に操
    作される炊飯スイッチと、該炊飯スイッチが操作された
    時にチャージされ、上記制御ユニットを介して上記炊飯
    ヒータの制御スイッチを閉じる炊飯メモリ用コンデンサ
    とを備えてなる電気炊飯器において、上記モータタイマ
    ーのタイマー予約炊飯設定時に上記モータタイマーのタ
    イマーモータに印加される電圧により上記炊飯メモリ用
    コンデンサにチャージ電圧を供給するチャージ電源ライ
    ンを設けたことを特徴とする電気炊飯器。
  2. 【請求項2】 チャージ電源ラインは、モータタイマー
    のタイマースイッチにおけるタイマーモータへの電源供
    給端子に分圧抵抗を介して接続されていることを特徴と
    する請求項1記載の電気炊飯器。
  3. 【請求項3】 飯器温度を検出する飯器温度検出手段
    と、該飯器温度検出手段が所定の設定飯器温度を検出し
    た時に、炊飯メモリ用コンデンサを放電する放電回路と
    を設けたことを特徴とする請求項1又は2記載の電気炊
    飯器。
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