JP3148894B1 - 延長装置を備えた短冊状薄板材 - Google Patents

延長装置を備えた短冊状薄板材

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JP3148894B1 JP32953599A JP32953599A JP3148894B1 JP 3148894 B1 JP3148894 B1 JP 3148894B1 JP 32953599 A JP32953599 A JP 32953599A JP 32953599 A JP32953599 A JP 32953599A JP 3148894 B1 JP3148894 B1 JP 3148894B1
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Abstract

【要約】 【課題】 隙間の深浅、除去対象物の性質に関して使用
範囲を拡大し且つ使用勝手を良くした、隙間のごみ等を
除去する短冊状薄板材を提供すること。 【解決手段】 可撓性を備えた短冊状の薄板1であっ
て、一端に薄板1の幅よりも横幅を狭くした差し込み頭
部2を備え、続いてその他端側方向に更に横幅の狭い首
部3が形成され、その他端側方向箇所4に前記頭部2を
差し込むに足る横幅を備えた係止孔5が形成されてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば家具等の隙
間、車両内のような狭い場所の隙間等に入り込んだ小物
体、ごみ等を吸着したり、掻き寄せたりして除去するた
めの短冊状薄板材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来この種のごみ取り具は、細長い平板
または断面角型の棒状の本体の少なくとも一方の面に粘
着部を形成し、粘着性の先端部を車両内の隙間に挿入し
て該隙間に入ったごみを吸着させて除去しようとしたも
のである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】したがって、従来のこ
の種のごみ取り具にあっては、隙間がごみ取り具の長さ
よりも奥深い場合には隙間の奥まで完全に除去できない
という問題があった。この問題に対応させてごみ取り具
の全長を長くする事は、浅い隙間の場合には無用であ
り、また使用しない収納保管時には嵩張るという課題も
あった。
【0004】そこで、本発明は、このような粘着性のご
み取り具が従来有していた課題を解決するために、ごみ
取り具の本体部に延長装置を備えて継ぎ足し構造とする
と共に、他端部の構造として粘着剤を使用した吸着構造
のみならず、吸着したごみで粘着力が無くなって使用不
能に陥るようなことがなく小物体等を掻き寄せる事が出
来る機能を備えた構造とすることによって、従来のごみ
取り具が有していた使用範囲の単純で粘着力の低下問題
を解消し、使い勝手の良さの向上を図ることができる短
冊状薄板材を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】該目的を達成するための
本発明にいう延長装置を備えた短冊状薄板材の構成を、
実施例において使用した符号を用いて説明すると、可撓
性を備えた短冊状の薄板1であって、一端に薄板1の幅
よりも横幅を狭くした差し込み頭部2を備え、続いてそ
の他端側方向に更に横幅の狭い首部3が形成され、その
他端側方向箇所4に前記頭部2を差し込むに足る横幅を
備えた係止孔5が形成されている構成としたものであ
る。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明は、このような構成とした
ものであり、その実施に当たっては、本体である薄板1
は合成樹脂又は紙を使用し、合成樹脂の場合はインゼク
ション成型またはシート材の打ち抜きにより、また、紙
の場合は打ち抜きによって製造する。いずれの手段によ
って製造した場合でも、複数個の本体をランナー若しく
は類似した連結部で一体とすれば包装、販売保管等に好
都合である。延長装置の構造としては、前記薄板1の一
端に、横幅の狭い首部3で連結された、薄板1の幅より
も横幅を狭くした差し込み頭部2を備え、続いて頭部2
の他端側方向箇所4に前記頭部2を差し込むに足る横幅
を備えた係止孔5が形成された構造となっている。係止
孔5は、薄板1側端縁は頭部2が通過し得る幅を有し、
頭部2側はそれよりも狭い幅となっている。
【0007】隙間に入り込んだ小物体やごみ等を吸着し
たり掻き寄せたりする構造としては、薄板1の前記頭部
2が形成されている部位とは反対の他端側に、粘着材6
を塗布したり両面接着テープを貼着して吸着性を持たせ
る。又は、同部位にその長手方向断面が他端側に先端を
向けた鋸歯状である段8を形成し、鋸歯状の先頭部に引
っ掛けて小物体やごみ等を掻き寄せたりする構造とする
事ができる。或いは、1枚の薄板1の1面に粘着材6の
層を、他面に段8を夫々形成した構造としても良い。粘
着材6を塗布した面は剥離紙7で覆われる事はいうまで
もない。
【0008】使用法は、複数枚が一体となっている包装
状態から一枚づつを引きちぎり、隙間が浅い場合は分離
した1枚の頭部を持って他端側の粘着部を隙間に挿入す
る。隙間が深い場合は2枚の薄板1,1の頭部2を相互
に付き合わせ、双方の薄板1の頭部2を撓めながら一方
の薄板1の係止孔5に他方の薄板1の頭部2を、又、他
方の薄板1の係止孔5に一方の薄板1の頭部2を夫々挿
通させると2枚の薄板1,1が連結状態となって延長さ
れ、深い隙間の深部の清掃をする事ができる。該連結部
では夫々の薄板が弾性復元力により相互に密着して、首
部3の幅が狭い部位が頭部2又は薄板1に移行する傾斜
した縁部で係止孔5に係合し、通常の使用状態に際して
作用する推力又は引力に対して十分な結合力を保有す
る。その結果、同一形状の短冊状薄板材を使用して浅い
隙間にも深い隙間に対しても自在に手軽に適用する事が
可能で極めて好都合なばかりでなく、保管に際しても短
くした状態として使い勝手の良さの向上を図ることがで
きる。更に、頭部2はこびり付いた汚れなどをとるヘラ
の役目をすることができる。
【0009】
【実施例】以下本発明の実施例について図面に基づいて
説明する。図中、図1乃至図は、本発明の第1実施例
を示す図であって、図1は本発明にいう薄板材の斜視
図、図2は平面図、図3は正面図、図4は側面図、図
は図2に於けるA−A線断面図、図は図1に於ける第
1実施例の薄板材を、5本を纏めて一つの商品として流
通させる状態とした斜視図である。
【0010】第1実施例はポリエチレン樹脂を使用し、
インゼクション成形により製作された短冊状薄板材を示
す。図1に示すように薄板1の側面と頭部2の先端部と
に同時に一体成形されて隣接する薄板1やランナー9に
繋がっていた樹脂の流入痕9aが見られる。商品として
の流通状態では複数本纏めて所定形状にインゼクション
成形されるので、図に示すように5枚がランナー9に
繋がって一体となっている。頭部2は先端が尖った形状
を為し、続く首部3及び薄板1と滑らかな曲線で囲まれ
て係止孔5との挿脱を容易にしている。頭部2の幅は薄
板1の幅よりも狭く、続いてその他端側方向に更に横幅
の狭い首部3が形成され、更に他端側方向の箇所4に係
止孔5が形成されている。この係止孔5は短冊状薄板材
の他端側方向の辺が前記頭部2を差し込むに足る横幅を
備えた底辺で且つ先端方向に幅狭となるほぼ三角形状と
なっている。更に薄板1の中間部分に剛性を高くするた
めと、重ねたときに以下に述べる粘着材6の塗布厚さを
確保するために肉厚部1aが形成されている。又、この
第1実施例では、薄板1の頭部2とは反対側の他端部に
粘着材6が塗布されている。粘着材6が塗布された面は
図5に仮想線で示すように剥離紙7で覆われて出荷され
る。尚、図示されていないが商品として出荷されるとき
は、この剥離紙7の上から更に取扱説明書、商標、製品
説明等を記載したラベル若しくは台紙を重ね、または剥
離紙7の背面に印刷して、透明なパッケージが施され
る。
【0011】2本の短冊状薄板材を結合する際には、図
7に従って相互に頭部2を押し曲げながら、対向する相
手側の係止孔5の底辺部を通過して挿入する。挿入後は
図8乃至図10に示すように頭部2は相手側の反対面に
出現し、頭部2の先端部が相手側の薄板1と重なり合っ
て結合される。結合された2枚の短冊状薄板材の一方に
推力が作用して相互に押し合う場合は、図9に示すよう
に薄板1の肩に近い部分が相手方の係止孔5の底辺部に
近い部分に当接して推力を伝え、相手方の短冊状薄板材
を隙間の深部に押し進める。短冊状薄板材の一方に引力
が作用して相互に引き合う場合は、図10に示すように
頭部2の首部3との境界近くの張り出した部分が相手方
の係止孔5の前記したほぼ三角形状の頂部に近い部分に
当接して引力を伝える。いずれの場合でも相互の頭部2
の先端部が相手側の薄板1と重なり合った状態であるの
で離脱する事はない。2本の短冊状薄板材を分離するに
は、頭部2と首部3とを押し曲げて、図7とは逆の操作
をすることによって簡単に分離する事ができる。
【0012】図11に第2実施例の構造を示す。この第
2実施例は他端側に粘着材6に代えて、その長手方向断
面が一端側に向かう鋸歯状である段8が形成されている
構造となっている。このような掻き出し構造は第1実施
例と比較して、細かいごみの吸着機能はないが、粘着材
のようにごみが付着して吸着機能が低下することがな
く、掻き出す対象がコイン等の小物品である場合は極め
て実用的である。図12は第2実施例の変形例を示して
おり、鋸歯状の段8が多端側に向かってV字形に屈曲し
た構造となっている。また、図13は他の変形例を示し
ており、一面が頭部2の方向に尖った先端を向けて小突
起が多数配列された小突起群8aとなっている。 図1
4は第3実施例を示しており、一面が頭部2の方向に向
かって立ち上がったエッジが形成された熊手類似構造の
突起8bとなっている。他面は粘着材6が塗布されてい
る。
【0013】図15に第実施例の構造を示す。この第
3実施例は他端側の一方の面に粘着材6を塗布し、他方
の面に前記第2実施例と同様な鋸歯状の段8又は小突起
群8aが形成された構造となっている。第1実施例と第
2実施例との両方の効果を有する。
【0014】前記短冊状の薄板1合成樹脂製シート素
材または型紙の打ち抜き成形品としてもよい
【0015】以上本発明の代表的と思われる実施例につ
いて説明したが、本発明は必ずしもこれらの実施例に示
した構造のみに限定されるものではなく、例えば、前記
実施例におけるランナー9や一体連結部10が設けられ
ていない構造としたり、或いは単体を複数枚梱包した形
態として実施する等、本発明にいう前記の構成要件を備
え、かつ、本発明にいう目的を達成し、以下にいう効果
を有する範囲内において適宜改変して実施することがで
きるものである。
【0016】
【発明の効果】以上の説明から既に明らかなように、本
発明は、可撓性を備えた短冊状の薄板の一端に薄板の幅
よりも横幅を狭くした差し込み頭部を備え、続いてその
他端側方向に更に横幅の狭い首部が形成され、首部の他
端側方向の箇所に前記頭部を差し込むに足る横幅を備え
た係止孔を形成し、該係止孔に差し込み頭部を互いに係
合させて2本の短冊状薄板を延長方向に連結して長柄と
する構造としたものであるから、隙間が浅い場合は1枚
の頭部を持って他端側の粘着部またはかき寄せ段部を隙
間に挿入し、隙間が深い場合は2枚の薄板を連結して延
長し、隙間の深部に挿通して使用する事ができるので、
その結果、同一形状の短冊状薄板材を使用して浅い隙間
にも深い隙間にも自在に手軽に適用する事ができるので
極めて好都合なばかりでなく、保管に際しても短い通常
状態で嵩張ることなく保管しておくことができるという
顕著な効果を有する。
【0017】また、本発明は、隙間のごみ等を除去する
手段として粘着材のみならず、鋸歯状その他の形状とし
た段部を具備している構造としてあるので、除去する対
象がごみだけでなくコインその他の小物品である場合で
も有効であり、ごみやほこりによって付着性能が容易に
減退し使用不能に陥るような事態を招来せず、長期に多
回数使用することができるという効果をも期待すること
が出来るに至ったのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示した斜視図。
【図2】同平面図。
【図3】同正面図。
【図4】同左側面図。
【図5】図2に於けるA−A線断面図。
【図6】同商品としての流通状態の斜視図。
【図7】同連結方法を示す説明用平面図。
【図8】同連結状態を示した正面断面図。
【図9】連結状態で推力を印加した場合の連結状態を示
す説明用平面図。
【図10】連結状態で引力を印加した場合の連結状態を
示す説明用平面図。
【図11】第2実施例を示した斜視図。
【図12】第2実施例の変形例を示した斜視図。
【図13】第2実施例の他の変形例を示した斜視図。
【図14】第3実施例を示した斜視図。
【図15】第4実施例を示した斜視図。
【符号の説明】
1 薄板 2 頭部 3 首部 4 他端側方向箇所 5 係止孔 6 粘着材 7 剥離紙 8 段 9 ランナー 10 一体連結部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47L 25/00

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可撓性を備えた短冊状の薄板(1)であっ
    て、一端に薄板(1)の幅よりも横幅を狭くした差し込み
    頭部(2)を備え、続いてその他端側方向に更に横幅の狭
    い首部(3)が形成され、その他端側方向箇所(4)に前記頭
    部(2)を差し込むに足る横幅を備えた係止孔(5)が形成さ
    、他端側に粘着材(6)が塗布されている延長装置を備
    えた短冊状薄板材。
  2. 【請求項2】 可撓性を備えた短冊状の薄板(1)であっ
    て、一端に薄板(1)の幅よりも横幅を狭くした差し込み
    頭部(2)を備え、続いてその他端側方向に更に横幅の狭
    い首部(3)が形成され、その他端側方向箇所(4)に前記頭
    部(2)を差し込むに足る横幅を備えた係止孔(5)が形成さ
    れ、他端側に、その長手方向断面が一端側に向かう鋸歯
    状である段(8)が形成されている延長装置を備えた短冊
    状薄板材。
  3. 【請求項3】 可撓性を備えた短冊状の薄板(1)であっ
    て、一端に薄板(1)の幅よりも横幅を狭くした差し込み
    頭部(2)を備え、続いてその他端側方向に更に横幅の狭
    い首部(3)が形成され、その他端側方向箇所(4)に前記頭
    部(2)を差し込むに足る横幅を備えた係止孔(5)が形成さ
    れ、他端側に、一面が頭部(2)の方向に向かって立ち上
    がったエッジが形成された熊手類似構造の突起(8b)が形
    成されている延長装置を備えた短冊状薄板材。
  4. 【請求項4】 可撓性を備えた短冊状の薄板(1)であっ
    て、一端に薄板(1)の幅よりも横幅を狭くした差し込み
    頭部(2)を備え、続いてその他端側方向に更に横幅の狭
    い首部(3)が形成され、その他端側方向箇所(4)に前記頭
    部(2)を差し込むに足る横幅を備えた係止孔(5)が形成さ
    、他端側の一表面に粘着材(6)が塗布されてその外面
    が剥離紙(7)で覆われていると共に、他表面に、その長
    手方向断面が一端側に向かう鋸歯状である段(8)が形成
    されている延長装置を備えた短冊状薄板材。
  5. 【請求項5】 短冊状の薄板(1)が合成樹脂の射出成型
    品である請求項1または2に記載の延長装置を備えた短
    冊状薄板材。
  6. 【請求項6】 短冊状の薄板(1)が合成樹脂製シート素
    材または型紙の打ち抜き成形品である請求項1または2
    に記載の延長装置を備えた短冊状薄板材。
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