JP3190206U - 歩行介助ホルダーパンツ - Google Patents

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JP3190206U
JP3190206U JP2013007104U JP2013007104U JP3190206U JP 3190206 U JP3190206 U JP 3190206U JP 2013007104 U JP2013007104 U JP 2013007104U JP 2013007104 U JP2013007104 U JP 2013007104U JP 3190206 U JP3190206 U JP 3190206U
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JP2013007104U
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難波のり子
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難波 のり子
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【課題】介助者に対して一人で、かつ、片手で持ち上げることが可能で介助者には腰痛などの障害を引き起こさない構造で、また被介助者の移動や歩行に対して体にやさしく負担にならない介助ができる歩行介助ホルダーパンツを提供する。
【解決手段】歩行介助ホルダーパンツ16であって、オムツ型形状パンツで腰椎の位置に手を引っかけて持ち上げるための持ち手8を有することを特徴とする歩行介助ホルダーパンツであり、歩行介助ホルダーパンツの腰帯に沿うように補強ベルトと、腰帯から垂直に前後股ぐりに位置する支柱ベルト7から構成されるT字体を呈した補強ベルトを設けたことを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本考案は高齢や障害によって自力で起立・歩行できない被介助者が腰に装着するオムツ型歩行介助ホルダーパンツに関するものである。
一般に人間の動きは背骨と密接に関係していて、その中でも5つある腰椎の動きは運動と密接に関連している。5つある腰椎(背骨の腰部分)のひとつひとつが運動に影響を与えるのである。腰椎の1番目は上下運動、2番目が左右側掘運動、3番目が捻転運動、4番目が股関節の動作(しゃがむ)5番目が前後運動となり、それぞれの腰椎が人間の動きの役割分担をしていると云われている。
介護衣料の各種特許文献において、先行文献1にはX型のベルトを具備した介護パンツが開示されている。しかしながら、このようなパンツではX型であるため4ヶ所の持ち手に二人で被介助者を持ち上げる構造のため、常に二人の介助を必要とする問題点がり、また発明の効果によると、X字状に配置した紐体にかかる応力の分散する事が良いように記載されているが、この手法では被介助者の移動のとき、ベッドや車椅子から離れたとたんに、前後左右しゃがみ捻転と予測不可能な動きをするので重心は安定せず、複数の持ち手があっても応力の分散はバランスを崩しやすく非常に危険である。従来介助者はその動きを止め、まっすぐに立たせようとする為、衣類や体、特に腕・手首を鷲掴みにして体勢を整えようとするが、脳梗塞を発症して歩行困難になった被介助者の場合は、処方されている薬が血を固まりにくくし血液の流れを良くする為、掴まれた腕や手首にあざを生じ易く、被介助者は痛みや不安により精神的にも肉体的にも負担が大きく、両者の安全面でも劣るという問題点があった。
また被介助者が自力で排泄を望む場合、介助者が便座に座らせたり、便座から引き上げたりする事で目的が達成できるのだが、介助者は被介助者の両脇に腕を通して両腕でかかえ中腰で操作するため、非常に辛い姿勢にありながら、思った位置にならないため腰に負担がかかり、腰痛などを引き起こすという問題点があった。
車での移動の際、座席からの乗り降りが非常に大変で、介助者はかがんだ状態で被介助者を抱えながら座席に尻を下ろさせたり、持ち上げたりする為、腰や腕・肩に負担がかかり腰痛や体調不良を起こしやすい動作に問題点があった。また高齢者やバイアスピリンなどの薬を飲んでいる被介助者は血管が非常にもろくなっていて、座席に座った時の衝撃で膀胱の血管が切れて夥しい血尿を発症することも珍しくない。
特開2010−82483号公報
本実用新案は、介助者に対して一人で、かつ、片手で持ち上げることが可能で介助者には腰痛などの障害を引き起こさない歩行介助ホルダーパンツを提供することにある。また被介助者の移動や歩行に対して体にやさしく負担にならない介助ができる歩行介助ホルダーパンツを提供することにある。
本考案は
(1)歩行介助パンツであって、オムツ型形状パンツで腰椎の位置に手を引っかけて持ち上げるための持ち手を有することを特徴とする歩行介助ホルダーパンツ。
(2)T字体を呈した補強ベルトを設けたことを特徴とする(1)記載の歩行介助ホルダーパンツである。
本考案の原型であるオムツ型形状パンツとは、被介助者のあらゆる状態に対応できる事を前提に赤ん坊のおむつカバーのようにパンツの後身頃の両ウェストから伸びる外ベルト15が、股で繋がる前身頃の両ウェストに接着するものである。その型布である前止めオムツ型形状裁断布体2と腰帯1と補強ベルト6と接続補助具10ab・11abから成るオムツ型形状歩行介助ホルダーパンツ16である。
図2において、腰帯1は厚地の丈夫で伸縮しない綿などを使用し、腰ベルト9の土台になるもので袋帯状に形成する。前記布体2は、腰帯1同様の生地を使用し被介助者の腹部4、股5、尻部3、前後ウェスト部12abを覆うオムツ型形状裁断布体2で、その布体2表側後ウェストのガイド線B沿いと腰帯1横長上方を縁縫いで繋いで本体14が構成される。
前記補強ベルト6は厚地のナイロン製帯状紐体を使用し、配置する場所に応じてそれぞれ支柱ベルト7と腰ベルト9と持ち手8と称し、本体14と補強ベルト6との接着は、縫製により一体に縫い合わされるものとする。
図3で補強ベルト6の配置構成については、最初に支柱ベルト7は本体14裏側の前ウェストガイド線A中央から股5を通って後ウェストガイド線B中央まで直線に配置する。引続き後ウェストガイド線B中央から持ち手8の構成段階に入るため、支柱ベルト7に配置した補強ベルト6を延長させ、立ち上げてある状態の腰帯1を包み込むように表裏両面を通り、更に布体2に至って腰帯1の幅の長さの所まで下げて配置させる。そして立ち上げ状態の腰帯1を表側に倒して元に戻し、腰ベルト9を配置する事によって持ち手8を形成する。
図4でその腰ベルト9の配置は本体14の表に設けた腰帯1の裏側上に補強ベルト6を配置し形成する。それによって支柱ベルト7と腰ベルト9が後ウェストガイド線B中央に位置する腰椎部13を接点にT字体を形成し、その接点である腰椎部13に持ち手8図5が設けられている。図6でその持ち手8の下部から手を逆手に入れて吊り上げるように支えることにより、被介助者をスムーズに起立させたり、歩行させたりすることができる。
装着時の接続補助具として、腹部4の表側左右脇腹に釣状ワンタッチテープ10aと腰ベルト9の裏側両端にパイル状ワンタッチテープ10bを設け、さらに腰ベルト9の端にある外ベルト15表側にはサイドリリースタイプの衣料用バックル11のソケットaを左側に、プラグbを右側にそれぞれ設ける。
本考案は、以上の構成よりなる歩行介助ホルダーパンツ16である。
本考案の歩行介助ホルダーパンツは、歩行介助補助具であって、腰回りと前後股ぐりの所に伸縮しない厚地のナイロン製帯状紐体よりなる補強ベルトを貼り付けることによってT字体が形成され、その接点に当たる所の腰椎の位置に持ち手を設けてなるものとしたために、介助者は被介助者の起立・移動のときでも、腰をかがめて被介助者を抱きかかえることがないため腰への負担や転倒などの事態は生ぜず、片手で落ち着いて安全に誘導でき、介護の士気を下げるような事態は生じない。
又、被介助者が予測不可能な動きをした際に、持ち手が腰椎の位置に一箇所に設置されているため、介助者は被介助者の服や体を無作為に掴むことなく姿勢を整えるための操作が片手で出来るので、歩行介助時に必要以上に神経を注ぐ必要がないため、楽しい会話もできリハビリの向上に利するところがある。
製品のシンプルおよびコンパクトさにより障害度に応じてデザインをアレンジする事が出来、また装着脱時の操作が簡単なため、被介助者自身の着脱が可能になり、介助作業の効率が上がる。介護パンツはおむつのイメージが強いが、腰を吊るして行動を起こす機能からするとむしろホルダー感覚に近く、腕の骨折時に使う吊るしホルダー同様、アウターに装着することに何ら差支えない。
本考案の斜視図 本考案の表正面裁断図 本考案の表正面裁断図 本考案の表正面裁断図 本考案の持ち手の中央切断端図面 本考案の後正面図 写真1
以下、本考案に係る歩行介助ホルダーパンツ16を実施するための形態について、図面と写真と共に説明する。尚、前止めオムツ型形状裁断布体2の形はMサイズの紙おむつを装着した母を採寸してなり、ウェスト90cm・腰回り96cm・股上20cm・前後股ぐり63cmとした。そしておむつ型パンツを形成し、その腰回りの腰ベルト9と前後股ぐりの支柱ベルト7の所に伸縮しない厚地のナイロン製帯状紐体よりなる幅3.7cmの補強ベルト6を縫合するものである。但し本来のウェストの採寸では持ち手8が腰椎部13から多少離れて、機能が半減してしまうためへそを基準に採寸した。
図2は最初、腰ベルト9の土台になる腰帯1は布体2の表側後ウェストガイド線B沿いに接続するもので、長さは後ウェストガイド線Bの長さ48cmと装着時に腹部4の両脇に巻き付ける左右外ベルト15の片側16cm×2を加えた長さ80cmで、生地は布体2と同じ厚地の丈夫で伸縮しない綿を用い、幅は指先から第2関節の長さを目安に6cmとし中表に袋帯状に縫って裏返し、腰帯1の横長中央を布体2の表側後ウェストガイド線Bの中央に合わせ左右の外ベルト15が各16cm余るのを確認して表側後ウェストガイド線B沿いに縁縫いし、布体2と一体化させ本体14を形成する。
そして図3で布体2に配置する補強ベルト6は、最初に前後股ぐりに位置する支柱ベルト7と称する補強ベルト6で、腰帯1を立ち上げた状態の本体14裏側に被介助者の動きの伝達と体重を支えるため3.7cmの補強ベルト6を2本並べて、前ウェストガイド線A中央から股5を通り後ウェストガイド線B中央まで一直線に配置し、この長さを洋裁では前後股ぐり寸法と言う。その時股擦れ予防に股5に位置する補強ベルト6の両脇に少々の抉りを入れておき、ここまでを支柱ベルト7とする。そのまま補強ベルト6を切断しないのが重要で、立ち上げてある腰帯1を挟んでUターンするように表6cm裏6cmに配置し、2本の補強ベルト6をしっかり固定させるためそれぞれにマス縫いを施す。まだ補強ベルト6は切断せず先の布体2表に及んで6cm下がった所で切断し、ほつれ防止に切口をかがり縫いする。そして補強ベルト6が重なっている布体2とその裏にある支柱ベルト7を腰帯1の処理と同様にマス縫いを施す。
図4は腰帯1を下すことで持ち手8の土台を形成する。次に下した腰帯1の裏側で布体2を挟んだ所と左右の外ベルト15に補強ベルト6を配置するのだが、先に腰帯1の上部と縫合し、腰ベルト9を設けるが、下部は表腰椎部13に親指を除く4指が入る持ち手8を完成するのに、4指の入口分8cmを確保するため支柱ベルト7と重なる部分の腰ベルト9の部分を除いて縫合するのだが、要するに持ち手8部分を除く左右両端をマス縫いすることに注意する。これで本体14に補強ベルト6を配置した支柱ベルト7と腰ベルト9のT字体が形成され、更に並行して接点である腰椎に持ち手8図5が設けられる。
被介助者に歩行介助ホルダーパンツを装着させる為の続補助具としてワンタッチテープ10abと衣料用バックル11abを使用し、最初に被介助者の腰に巻き付ける左右外ベルト15を腹部4に密着させるため、左右外ベルト15の裏側に縦5cm横15cmのワンタッチテープ10aで、体に面する為パイル状の柔らかい方を縫合し、尖ったワンタッチテープ10bも同様のサイズで前ウェストガイド線A沿いの中央から左右に5cm離して縫合する。次に左外ベルト15の表端に衣料用バックルのサイドリリースタイプ・ソケット11aを縫着し、右外ベルト15の表端には同様のプラグ11bを縫合する。サイドリリースタイプのバックルはアジャスター部分の中軸が動く事で、テープを通し易く、且つしっかりと留まる。
これを使用するときは、被介助者の移動・外出やリハビリの時で履きなれて動きやすいズボンの上から装着するが、臥床時での装着には開いた歩行介助ホルダーパンツの尻部3を被介助者の尻に敷き、腹部4を股5から通して被介助者の腹に当て、ワンタッチテープ10bが施された左右外ベルト15を腹に回して、腹部4の表左右両端に施されたワンタッチテープ10aに貼り合わせ、次に左右外ベルト15の両端に配置した衣料用バックルのサイドリリース11abで固定する。また起床時の装着には、先に左右の外ベルト15の表に施された衣料用バックルのサイドリリース11abで仮留めて、表側左右にワンタッチテープ10aが配置された腹部4を股5から通して繋いだ外ベルト15をくぐらせ、ワンタッチテープ10と11を張り合わせ、腰回りに合わせて再度衣料用バックルのサイドリリース11abを止め直し固定するというもので、装着操作は容易で中・軽度の障害者であれば自分でも装着できる。そして、歩行介助ホルダーパンツを装着した被介助者の起床や移動に対して、介助者の利き手を逆手にして親指を除く4指を歩行介助ホルダーパンツ16の持ち手8を吊り上げる様に掴んでしっかり握る。移動中は常に持ち手8を吊り上げて支柱ベルト7を張らせておく事で、被介助者の動きが伝わり早い対応が出来る。反対の手は被介助者の手を取り安心を与え方向を決める。また起床時の場合は被介助者を抱き抱える事無く利き手、軸足に力を集中させる事でスムーズに上体を起こせることを特徴とする歩行介助ホルダーパンツ16とした。
図6は、歩行介助ホルダーパンツ16の背面腰椎部に設けた持ち手8を、介助者の手が掴む様子である。また図7においては、被介助者である老人に歩行介助ホルダーパンツ16を装着した姿で介助されながらの立ち上がりと移動の姿である。常に介助者の利き手は持ち手8を掴んでおり、足は軸足に重心を置いてバランスをとっているので安定した介助を得ることが出来た。
本考案は歩行介助ホルダーパンツとして介護やリハビリに用いることができる。
1 腰帯
2 オムツ型形状裁断布体
3 尻部
4 腹部
5 股
6 補強ベルト
7 支柱ベルト
8 持ち手
9 腰ベルト
10a ワンタッチテープ(釣状)
10b ワンタッチテープ(パイル状)
11a 衣料用バックル(サイドリリース・ソケット)
11b 衣料用バックル(サイドリリース・プラグ)
12a 前ウェスト部
12b 後ウェスト部
13 腰椎部
14a 表本体
14b 表本体
15 外ベルト
A 前ウェストガイド線
B 後ウェストガイド線
16 歩行介助ホルダーパンツ
17 手

Claims (2)

  1. 歩行介助ホルダーパンツであって、オムツ型形状パンツで腰椎の位置に手を引っかけて持ち上げるための持ち手を有することを特徴とする歩行介助ホルダーパンツ。
  2. T字体を呈した補強ベルトを設けたことを特徴とする請求項1記載の歩行介助ホルダーパンツ。
JP2013007104U 2013-12-16 歩行介助ホルダーパンツ Expired - Lifetime JP3190206U (ja)

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JP3190206U true JP3190206U (ja) 2014-04-24

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019069477A1 (ja) * 2017-10-03 2019-04-11 倉松 八代 パンツ型おむつの着用手段
JP2019063473A (ja) * 2017-10-03 2019-04-25 倉松 八代 パンツ型おむつの着用手段

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