JP3193448U - フォトシート - Google Patents

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四郎 護守
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株式会社新栄プロセス社
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Abstract


【課題】 「静電吸着シート」と言う既存の技術を利用して、新しいタイプのフォトシートの提供を図る。
【解決手段】
壁面に対する吸着用樹脂フィルム層1aを内面に形成して成る台紙1と、当該台紙1の外面側に吸着させるための樹脂フィルム層2aを内面に形成して成る透明資材性カバー材2とを、互いの樹脂フィルム層1aと2aとで吸着させて成るフォトシート。
【選択図】 図1

Description

本考案は、写真等を差込んだ状態で、壁面に対してそのまま取付けることが出来るようにしたフォトシートに関する。
従来、写真、小型な印刷物等を壁面に取付ける場合、画鋲、貼り着テープ、糊等を用いて行うことを通例とした。
一方、既存の技術として、「静電吸着シート」(例えば、特許文献1参照。)というシートが存在する。 当該静電吸着シートとは、片面に記録層を具えた樹脂フィルム層を含むラベル層に帯電処理を施し、次いで支持体層を樹脂フィルム層と接触させて静電吸着させた積層体を含むものであり、また支持体層に帯電処理を施し、次いで型面に記録層を備えた樹脂フィルム層と接触させて静電吸着させた積層体を含むものであり、その両面は静電気が帯びにくいものであるが、支持体層から剥離したラベル層は静電気により被着体に吸着可能とする、と言う特性を具えている。
上記した既存技術たる「静電吸着シート」とは、「静電気の力で両面貼れる」とのキャッチコピーで「ユポ静電吸着(登録商標)」と言う商標を附して実施されている技術である。そして、これが製品化された状態にあっては、片面に印刷等の表示が成されたラベル2枚を、その反表示面を背中合わせに重ねると共に、静電吸着処理を施すものである。 このように処理された2枚の印刷物は、剥離することに依り裏面側に静電気が生じ、平坦な部分に対して吸着されると言う特性を具えている。 すなわち、2枚を重ねた状態では静電吸着作用は奏さず、互いに剥離することに依り、その裏面側に静電吸着作用が働くと言う作用を奏するものである。 従って、不使用時には2枚合わせの状態を保ち、使用に際してこれを剥離することに依り、はじめて静電気に基づく貼り付けが可能化され、その利用が図られる、と言うものである。
本考案はこのような既存技術である「静電吸着シート」の特性に着目し、これの有効利用を図ることにより、写真等を挟み込むことによりそのままの状態で壁面に吸着させることが出来る、と言う新機軸を具えた「フォトシート」の提供を図ったものである。
特許第4988062号公報
従来、壁面に対して写真等を貼り着する場合、その止着の手段としては画鋲で止めたり、接着テープで貼り着したりすることを通例とした。 そのため、壁面には画鋲の削孔痕や接着テープの貼り着痕が残存することとなる。 従って、例えば定期的に展示する装飾用、或いはお知らせ用等の写真、ポスター等の場合、これが毎日のように繰り返されることに依り、その貼り着壁面の汚れは、著しくかつ見苦しいものとされた。
本考案はこのような従来の問題を解決した新規の「フォトシート」を、既存の技術として存在する「静電吸着シート」(特許文献1参照。)の有効利用に基づき、その実現化を図ったものである。
本考案は請求項1に記載のように、壁面に対する吸着用樹脂フィルム層1aを内面に形成して成る台紙1と、当該台紙1の外面側に吸着させるための樹脂フィルム層2aを内面に形成して成る透明資材性カバー材2とを、互いの樹脂フィルム層1aと1bを帯電により吸着させることに依って合致化して成るフォトシートに係る。
本考案は請求項2に記載のように、内面に樹脂フィルム層1aと1bを夫々形成して成る台紙1と透明資材性カバー材2とを、帯電により重合合致化させて成るフォトシートであって、剥離させた状態にある台紙1はこれを裏返すことによって裏面側に位置させた樹脂フィルム層1aを、当該台紙1の貼り着用たる所要壁面Mに対する吸着用とし、カバー材2の内面に形成されている樹脂フィルム層2aは、上記裏返し状態で壁面に対して吸着されている台紙1の表面に展示対象シートNを重ね合せた状態において、当該台紙1に対するカバー材2の重合吸着用とし、これにより展示対象シートAの壁面Mに対す展示を図るように構成した請求項1に記載のフォトシートを実施の態様とする。
本考案は請求項3に記載のように、台紙1に対して、展示対象シートNに対する位置決め指標たるガイド表示3を施して成る請求項1または請求項2の何れかに記載のフォトシートを実施の態様とする。
本考案は請求項4に記載のように、台紙1の表面に、展示対象シートNに対する適宜な説明文等を記載するための余白を設けてなる請求項1乃至請求項3の何れかに記載のフォトシートを実施の態様とする。
本考案は請求項1に記載のような構成、すなわち、壁面に対する吸着用樹脂フィルム層1aを内面に形成して成る台紙1と、当該台紙1の外面側に吸着させるための樹脂フィルム層2aを内面に形成して成る透明資材性カバー材2とを、互いの樹脂フィルム層1aと2aを帯電により吸着させることに依って合致化するようにしたから、壁面に対する展示に際して、糊、画鋲、接着テープ等を使用することなく、台紙1に形成されている吸着用樹脂フィルム層1aによる帯電に基づく吸着によって達成される。 従って、展示のための痕跡が壁面に生じることないと共に、その貼り着作業も、画鋲等別途用意したものを用いることなく達成されるため、作業上の簡便性が著しく高められる。
本考案は請求項2に記載のような構成、すなわち、内面に樹脂フィルム層1aと2aを夫々形成して成る台紙1と透明資材性カバー材2とを、帯電により重合合致化させて成るフォトシートであって、剥離させた状態にある台紙1はこれを裏返すことによって裏面側に位置させた樹脂フィルム層1aを、当該台紙1の貼り着用たる所要壁面Mに対する吸着用とし、カバー材2の内面に形成されている樹脂フィルム層2aは、上記裏返し状態で壁面に対して吸着されている台紙1の表面に展示対象シートNを重ね合せた状態において、当該台紙1に対するカバー材2の重合吸着用とし、これにより展示対象シートAの壁面Mに対す展示を図るように構成したから、請求項1の場合と同様な作用効果を得ることが出来る。
本考案は請求項3に記載のような構成、すなわち、台紙1に対して、展示対象シートNに対する位置決め指標たるガイド表示3を施すことに依り、展示対象シートNの掲示が整然とした状態とするのに、極めて簡易かつ正確に達成される。
本考案は請求項4に記載のような構成、すなわち、台紙1の表面に、展示対象シートNに対する適宜な説明文等を記載するための余白を設けることに依り、写真等の場合、撮影状況の説明等を着けた上での展示が可能化される。 そして、同一展示物の提示に際しては、複数枚の台紙1に対して予め印刷による説明文の記載、と言うような手段を採ることも可能である。
本考案の使用過程を示す説明用斜視図である。 本考案を用いて写真を壁面に対して取付けた状態を表した正面図である。 本考案の使用手順を表したものであって、(A)は剥離前、(B)は剥離後、(C)は写真を挟んだ状態、(D)は壁面に対する取付け状態を示し、夫々の側面形態を表した説明用図面である。 写真等の貼り着案内表示の一例を表した正面図である。 本考案に用いるフォトシートの素材自体を表した斜視図である。 同上拡大断面図である。
本考案は5図及び図6に示すような形態を具えたフォトシート素材を用いたことを考案の骨子とするものである。 同図に於いて、1は台紙、1aはその内面に全面的に形成した樹脂フィルム層である。 2は透明資材性カバー材であって、紙材または合成樹脂材料で製したものであり、その内面には樹脂フィルム層2aが全面的に形成してある。 そして、当該台紙1とカバー材2とは、互いの樹脂フィルム層1a,2aを重合合致化されることに依ってその帯電により1枚のシート状化してあり、その大きさは、壁面等に貼るのに適したサイズに裁断してある。
ところで、台紙1とカバー材2を、互いの樹脂フィルム層1a,2aを重合合致化させた状態において、帯電により1枚のシート状化するための手段であるが、これは特許第4988062号の「静電気吸着シート」の技術を用いるものである。
換言すると本考案は、当該特許に係る「静電気吸着シート」が、2枚合わせのシートから成り、両シートはこれを剥離することに依り発生する静電気に基づき所要面に対する貼り着(吸着)がなされると言う特性を有することに着眼し(両シートは剥離すると同時に両者の同時的に使用を図る必要がある点に着眼し)、同特性を有効利用することによって、新しいタイプのフォトシートの提供を図ったことを特徴とするものである。 従って、上記帯電のための手段は公知技術に属するため、その詳細説明は省略する。
図に於いて、1は内面全体に樹脂フィルム層1aを形成した台紙であって、図3の(A)に示すような重合状態から剥離すると共に、図3の(B)に示すようにこれを裏返しておく。そして、裏面側に位置させた樹脂フィルム層1aを、所要の壁面Mに対して押し当てることに依り、当該樹脂フィルム層1aの吸着力に基づき当該壁面Mに貼り着するようにする。
2は内面全体に樹脂フィルム層2aを形成したカバーシートであって、図3の(A)に示すような重合状態から剥離しておく。 そして、写真、ポスター、その他展示印刷物等のような展示対象シートNを、図3の(C)に示すように、当該カバー材2と前記台紙1との間に挟み込むと共に、当該三者を合体化させる。
これにより、台紙1はその樹脂フィルム層1bを介して壁面Mに吸着され、カバー材2は展示対象シートNを包み込んだ状態で台紙1に吸着されるため、展示対象シートNは図2及び図3の(D)に示すような形態で展示することが出来る。 なお、台紙1は上記のようにして展示対象シートNを挟み込んだ後に、壁面Mに対して吸着させるような展示形態を採っても良い。 すなわち、台紙1の壁面Mに対する吸着は、展示対象シートNを包み込む前であっても後であっても良い。
図4において、3は台紙1に対して施したガイド表示であって、展示対象シートNに対する位置決めの指標としての役割を担うものである。 そして、当該ガイド表示3は図示のような鉤状のもの以外、全形を表す矩形状のもの、台紙1全面又は部分的に碁盤目状模様を施したもの、或いは適宜なデザイン的模様等、「位置決めの指標」としての役割を果たすことが出来れば如何なるものであっても可とする。
また、前記した台紙1であるが、これは紙材以外であっても、樹脂フィルム層1aの吸着力が生じるものであったら、如何なる材料のものであっても可とする。 そして当該台紙1は、図2に示すように、その表面に展示対象シートNに対する適宜な説明文等を記載することが出来る余白を設けることが好ましい。
すなわち、台紙1はカバー材2を吸着させる関係で、展示対象シートNより大きいことが絶対条件であるが、上記した余白とはこれ以上に、説明文等を記載することが出来る余白を積極的に設定することが好ましい。
ところで、台紙1とカバー材2とは等しい大きさとすることが好ましいが、これは絶対的要件ではない。 正確には、カバー材2の大きさは、展示対象シートNより大きく、台紙1と等しいかこれ以下の寸法を具えたものである。
本考案はその使用に際して、図5に示す状態で保管および販売に供するものである。 そして、本考案の実施とは、図1及び図3に示すような形態の実行に伴い成されるものである。
1 台紙
1a 樹脂フィルム層
2 カバー材
2a 樹脂フィルム層
3 ガイド表示
N 展示対象シート
M 壁面

Claims (4)

  1. 壁面に対する吸着用樹脂フィルム層(1a)を内面に形成して成る台紙(1)と、当該台紙(1)の外面側に吸着させるための樹脂フィルム層(2a)を内面に形成して成る透明資材性カバー材(2)とを、互いの樹脂フィルム層(1aと2a)を帯電により吸着させることに依って合致化して成るフォトシート。
  2. 内面に樹脂フィルム層(1aと2a)を夫々形成して成る台紙(1)と透明資材性カバー材(2)とを、帯電により重合合致化させて成るフォトシートであって、
    剥離させた状態にある台紙(1)はこれを裏返すことによって裏面側に位置させた樹脂フィルム層(1a)を、当該台紙(1)の貼り着用たる所要壁面(M)に対する吸着用とし、
    カバー材(2)の内面に形成されている樹脂フィルム層(2a)は、上記裏返し状態で壁面に対して吸着されている台紙(1)の表面に展示対象シート(N)を重ね合せた状態において、当該台紙(1)に対するカバー材(2)の重合吸着用とし、これにより展示対象シート(A)の壁面(M)に対す展示を図るように構成した請求項1に記載のフォトシート。
  3. 台紙(1)に対して、展示対象シート(N)に対する位置決め指標たるガイド表示(3)を施して成る請求項1または請求項2の何れかに記載のフォトシート。
  4. 台紙(1)の表面に、展示対象シート(N)に対する適宜な説明文等を記載するための余白を設けてなる請求項1乃至請求項3の何れかに記載のフォトシート。
JP2014003916U 2014-07-23 フォトシート Expired - Lifetime JP3193448U (ja)

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JP3193448U true JP3193448U (ja) 2014-10-02

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