JP3201627B2 - ポリビニルアレーンおよびepdmゴムを含有する重合体組成物の製造方法 - Google Patents
ポリビニルアレーンおよびepdmゴムを含有する重合体組成物の製造方法Info
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08F—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
- C08F255/00—Macromolecular compounds obtained by polymerising monomers on to polymers of hydrocarbons as defined in group C08F10/00
- C08F255/02—Macromolecular compounds obtained by polymerising monomers on to polymers of hydrocarbons as defined in group C08F10/00 on to polymers of olefins having two or three carbon atoms
- C08F255/06—Macromolecular compounds obtained by polymerising monomers on to polymers of hydrocarbons as defined in group C08F10/00 on to polymers of olefins having two or three carbon atoms on to ethylene-propylene-diene terpolymers
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- C08F287/00—Macromolecular compounds obtained by polymerising monomers on to block polymers
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ポリビニルアレーンと
EPDMゴムとを含有する組成物の製造方法、およびこ
れにより得られる重合体組成物に関するものである。本
明細書全体においてビニルアレーンとは、少なくとも1
個のビニル基が結合した芳香族化合物を意味する。EP
DMゴムは、エチレンとプロピレンと第三の共重合しう
る単量体、すなわち多環式ジエンとから製造されるゴム
である。より詳細には本発明は、微細かつ安定な相互侵
入ネットワーク微小構造を示すと共に魅力的な物理的性
質を示す、ポリビニルアレーンとEPDMゴムとを含有
した重合体組成物の2段階製造方法に関するものであ
る。
EPDMゴムとを含有する組成物の製造方法、およびこ
れにより得られる重合体組成物に関するものである。本
明細書全体においてビニルアレーンとは、少なくとも1
個のビニル基が結合した芳香族化合物を意味する。EP
DMゴムは、エチレンとプロピレンと第三の共重合しう
る単量体、すなわち多環式ジエンとから製造されるゴム
である。より詳細には本発明は、微細かつ安定な相互侵
入ネットワーク微小構造を示すと共に魅力的な物理的性
質を示す、ポリビニルアレーンとEPDMゴムとを含有
した重合体組成物の2段階製造方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】英国特許出願第2,074,174号お
よび米国特許第4,469,847号の両公報から、耐
衝撃性および耐候性のスチレン重合体組成物を製造する
ための2段階重合法が知られており、この方法はスチレ
ン単量体におけるEPDMゴムの溶液を必要に応じ共役
ジエン−スチレンブロック共重合体の存在下に塊重合さ
せてプレポリマーを得、その後に塊状プレポリマーを水
中に懸濁させ、さらに得られた物質を完全な単量体の変
換まで懸濁重合させることからなっている。これら両方
法は、最初の予備重合工程に際し既に転相が生じている
点で共通している。すなわち、最初にポリスチレン溶液
が分散相を示す重合系は、ポリスチレン相の容積とゴム
相の容積とがほぼ等しい際にゴム溶液を有する系まで分
散相として変換している。これは、第2の水性懸濁重合
工程が常に前記転相が生じた後に生ずることを意味す
る。これら従来法における最初の塊重合工程に際し転相
が生ずることは、前記英国特許出願のたとえば第1頁、
第63および64行、並びに第2頁、第1〜4行、さら
に前記米国特許、第4欄、第22〜24行から知ること
ができる。上記従来法により得られる重合体組成物は、
得られた配合物を発泡させえないような粗大粒子を有す
る分散ゴム相を示すことが了解されよう。しかしなが
ら、ポリビニルアレーンを含有し、近代的な高品質の包
装用フォーム材料につき必要とされる物理的特性を示す
ような組成物が増々要求され続けている。
よび米国特許第4,469,847号の両公報から、耐
衝撃性および耐候性のスチレン重合体組成物を製造する
ための2段階重合法が知られており、この方法はスチレ
ン単量体におけるEPDMゴムの溶液を必要に応じ共役
ジエン−スチレンブロック共重合体の存在下に塊重合さ
せてプレポリマーを得、その後に塊状プレポリマーを水
中に懸濁させ、さらに得られた物質を完全な単量体の変
換まで懸濁重合させることからなっている。これら両方
法は、最初の予備重合工程に際し既に転相が生じている
点で共通している。すなわち、最初にポリスチレン溶液
が分散相を示す重合系は、ポリスチレン相の容積とゴム
相の容積とがほぼ等しい際にゴム溶液を有する系まで分
散相として変換している。これは、第2の水性懸濁重合
工程が常に前記転相が生じた後に生ずることを意味す
る。これら従来法における最初の塊重合工程に際し転相
が生ずることは、前記英国特許出願のたとえば第1頁、
第63および64行、並びに第2頁、第1〜4行、さら
に前記米国特許、第4欄、第22〜24行から知ること
ができる。上記従来法により得られる重合体組成物は、
得られた配合物を発泡させえないような粗大粒子を有す
る分散ゴム相を示すことが了解されよう。しかしなが
ら、ポリビニルアレーンを含有し、近代的な高品質の包
装用フォーム材料につき必要とされる物理的特性を示す
ような組成物が増々要求され続けている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】したがって本発明の課
題は、ポリビニルアレーンを含有するこの種の高品質の
包装用フォーム材料を供給することにある。今回、改善
された可塑性を示すと共にフォーム気泡壁の脆性破壊で
なく靭性破壊の前にフォームの可塑変形を可能にし、さ
らにこの種のフォームに対し顕著に向上した耐衝撃性を
付与する前記の高品質フォームに達するには、ゴム相の
分布および寸法をゴムがフォームの気泡壁中に均質に混
入されうるようにせねばならないことが判明した。
題は、ポリビニルアレーンを含有するこの種の高品質の
包装用フォーム材料を供給することにある。今回、改善
された可塑性を示すと共にフォーム気泡壁の脆性破壊で
なく靭性破壊の前にフォームの可塑変形を可能にし、さ
らにこの種のフォームに対し顕著に向上した耐衝撃性を
付与する前記の高品質フォームに達するには、ゴム相の
分布および寸法をゴムがフォームの気泡壁中に均質に混
入されうるようにせねばならないことが判明した。
【0004】
【課題を解決するための手段】鋭意研究および実験を重
ねた結果、今回驚ろくことに、目的とするこの種の高品
質の包装用フォーム材料は、(a)少なくとも1種のビ
ニルアレーン単量体に最終組成物に対し8〜20重量
%、好ましくは9〜18重量%の少なくとも1種のEP
DMゴムを、必要に応じ線状(水素化)共役ジエン−ビ
ニルアレーンブロック共重合体と混合して溶解し、前記
ブロック共重合体が10,000〜1,000,000
の範囲の数平均分子量を有し;(b)得られた溶液を
0.01〜25%の重合度まで予備重合させ;(c)予
備重合した物質を、少なくとも1種の懸濁剤を含有する
水性媒体に懸濁させ;(d)実質的に完全な単量体変換
が得られるまで、必要に応じ発泡剤の存在下に、懸濁重
合させる方法によって得られることを突き止めた。
ねた結果、今回驚ろくことに、目的とするこの種の高品
質の包装用フォーム材料は、(a)少なくとも1種のビ
ニルアレーン単量体に最終組成物に対し8〜20重量
%、好ましくは9〜18重量%の少なくとも1種のEP
DMゴムを、必要に応じ線状(水素化)共役ジエン−ビ
ニルアレーンブロック共重合体と混合して溶解し、前記
ブロック共重合体が10,000〜1,000,000
の範囲の数平均分子量を有し;(b)得られた溶液を
0.01〜25%の重合度まで予備重合させ;(c)予
備重合した物質を、少なくとも1種の懸濁剤を含有する
水性媒体に懸濁させ;(d)実質的に完全な単量体変換
が得られるまで、必要に応じ発泡剤の存在下に、懸濁重
合させる方法によって得られることを突き止めた。
【0005】好適に用いうるEPDMゴムは0.85〜
0.95g/cm3 の範囲の比密度と、30〜80の範囲
のムーニー粘度〔ML(1−4),125℃〕と、2〜
10重量%の範囲の多環式ジエン含有量とを有する。本
明細書全体で使用する「多環式ジエン」という用語は、
ジシクロペンタジエン、ノルボルネンおよびノルボルネ
ン誘導体、たとえばエチリデンノルボルネンを意味し、
これらはEPDMゴムのための一般的モノマーとして知
られている。
0.95g/cm3 の範囲の比密度と、30〜80の範囲
のムーニー粘度〔ML(1−4),125℃〕と、2〜
10重量%の範囲の多環式ジエン含有量とを有する。本
明細書全体で使用する「多環式ジエン」という用語は、
ジシクロペンタジエン、ノルボルネンおよびノルボルネ
ン誘導体、たとえばエチリデンノルボルネンを意味し、
これらはEPDMゴムのための一般的モノマーとして知
られている。
【0006】本発明の方法に使用する好適なEPDMゴ
ムはたとえば4〜8重量%のような高い多環式ジエン含
有量を有するものであって、好ましくはエチリデンノル
ボルネンである。好適EPDMゴムはケルタン312,
ケルタン514(登録商標、DSM社製)として販売さ
れ或いは類似するゴム、より好ましくはケルタン514
(約8重量%の多環式ジエン含有量)である(或いは類
似する)。大して臨界的でない用途には、たとえばケル
タン740もしくは同様な等級のEPRゴムをEPDM
ゴムの代りに或いはEPDMゴムと一緒に使用すること
ができる。本発明の方法にて適するビニルアレーン単量
体は当業界で周知されており、任意のモノマースチレ
ン、α−メチルスチレン、クロルスチレン、ジメチルス
チレンおよびスチレン誘導体、たとえばビニルトルエン
から選択することができる。好ましくは、ビニルアレー
ンは必要に応じ少量の他の任意のビニルアレーンと混合
したスチレンである。
ムはたとえば4〜8重量%のような高い多環式ジエン含
有量を有するものであって、好ましくはエチリデンノル
ボルネンである。好適EPDMゴムはケルタン312,
ケルタン514(登録商標、DSM社製)として販売さ
れ或いは類似するゴム、より好ましくはケルタン514
(約8重量%の多環式ジエン含有量)である(或いは類
似する)。大して臨界的でない用途には、たとえばケル
タン740もしくは同様な等級のEPRゴムをEPDM
ゴムの代りに或いはEPDMゴムと一緒に使用すること
ができる。本発明の方法にて適するビニルアレーン単量
体は当業界で周知されており、任意のモノマースチレ
ン、α−メチルスチレン、クロルスチレン、ジメチルス
チレンおよびスチレン誘導体、たとえばビニルトルエン
から選択することができる。好ましくは、ビニルアレー
ンは必要に応じ少量の他の任意のビニルアレーンと混合
したスチレンである。
【0007】必要に応じ工程(a)にて重合体組成物に
添加される適する線状ブロック共重合体は、ブロック
(A)が1種の実質的に純粋なビニルアレーンまたは共
重合しうるビニルアレーンの混合物から或いは前記ビニ
ルアレーンと構造上異なるコモノマー、より好ましくは
共役ジエンコモノマーとの混合物から誘導されて相対的
に少量、すなわち一般に20重量%までを占め、またブ
ロック(B)が1種の実質的に純粋な共役ジエンまたは
共重合しうる共役ジエンの混合物から或いは前記共役ジ
エンと構造上異なるコモノマー、より好ましくはビニル
置換芳香族モノマーとの混合物から誘導される重合体ブ
ロック(A)と(B)とをそれぞれ含有する。
添加される適する線状ブロック共重合体は、ブロック
(A)が1種の実質的に純粋なビニルアレーンまたは共
重合しうるビニルアレーンの混合物から或いは前記ビニ
ルアレーンと構造上異なるコモノマー、より好ましくは
共役ジエンコモノマーとの混合物から誘導されて相対的
に少量、すなわち一般に20重量%までを占め、またブ
ロック(B)が1種の実質的に純粋な共役ジエンまたは
共重合しうる共役ジエンの混合物から或いは前記共役ジ
エンと構造上異なるコモノマー、より好ましくはビニル
置換芳香族モノマーとの混合物から誘導される重合体ブ
ロック(A)と(B)とをそれぞれ含有する。
【0008】より好適には、各ブロックは主として(ブ
ロック(A))必要に応じα−メチルスチレン、クロル
スチレン、ジメチルスチレンおよびスチレン誘導体、た
とえばビニルトルエンから選択されるコモノマーおよび
/または少量の1,3−ブタジエンおよび/またはイソ
プレンと混合されたスチレン、および(ブロック
(B))主として必要に応じ少量の1種もしくはそれ以
上の上記に特定したビニル置換芳香族化合物、好ましく
はスチレンと混合された1,3−ブタジエンおよび/ま
たはイソプレンから誘導される。ブロック(B)は、特
に好適には完成したブロック共重合体の作成後に水素化
される。最も好適に用いられる線状ブロック共重合体
は、必要に応じ少量の線状トリブロック共重合体と混合
されたジブロック共重合体である。上記線状ブロック共
重合体を使用する場合、これらは好適には全組成物の重
量に対し計算して0〜5重量%の範囲の量で使用され
る。
ロック(A))必要に応じα−メチルスチレン、クロル
スチレン、ジメチルスチレンおよびスチレン誘導体、た
とえばビニルトルエンから選択されるコモノマーおよび
/または少量の1,3−ブタジエンおよび/またはイソ
プレンと混合されたスチレン、および(ブロック
(B))主として必要に応じ少量の1種もしくはそれ以
上の上記に特定したビニル置換芳香族化合物、好ましく
はスチレンと混合された1,3−ブタジエンおよび/ま
たはイソプレンから誘導される。ブロック(B)は、特
に好適には完成したブロック共重合体の作成後に水素化
される。最も好適に用いられる線状ブロック共重合体
は、必要に応じ少量の線状トリブロック共重合体と混合
されたジブロック共重合体である。上記線状ブロック共
重合体を使用する場合、これらは好適には全組成物の重
量に対し計算して0〜5重量%の範囲の量で使用され
る。
【0009】本発明による方法の、この第1重合段階
は、10重量%もしくはそれ以上のEPDMゴム含有量
を用いた場合には相当な変換度(5〜23%)まで延長
せねばならないことが判明したのに対し、この第1重合
段階はより低いEPDMゴム含有量を用いた場合には極
めて短いことも判明した。本発明による方法の第1重合
段階は過酸化開始剤を用いて或いは用いずにバルクで行
なうこともできるが、好ましくはこの種の開始剤を用い
ずに、すなわち熱開始によるだけで行なわれる。一般
に、実質的な予備重合を少なくとも臨界的な粘着状態を
通過した後まで持続して、いわゆる「懸濁不良」を防止
する。この「懸濁不良」の予想された発生により、たと
えばスチレンにおけるEPDMゴム溶液の懸濁重合のみ
からなる全く明瞭な代案方法は当業者により操作不能状
態になることが了解されよう。
は、10重量%もしくはそれ以上のEPDMゴム含有量
を用いた場合には相当な変換度(5〜23%)まで延長
せねばならないことが判明したのに対し、この第1重合
段階はより低いEPDMゴム含有量を用いた場合には極
めて短いことも判明した。本発明による方法の第1重合
段階は過酸化開始剤を用いて或いは用いずにバルクで行
なうこともできるが、好ましくはこの種の開始剤を用い
ずに、すなわち熱開始によるだけで行なわれる。一般
に、実質的な予備重合を少なくとも臨界的な粘着状態を
通過した後まで持続して、いわゆる「懸濁不良」を防止
する。この「懸濁不良」の予想された発生により、たと
えばスチレンにおけるEPDMゴム溶液の懸濁重合のみ
からなる全く明瞭な代案方法は当業者により操作不能状
態になることが了解されよう。
【0010】EPDMゴムと必要に応じ上記したブロッ
ク共重合体とは用いたビニルアレーン、より好ましくは
スチレンに添加され、実質的な予備重合工程に先立ち攪
拌しながら最高50℃の温度で溶解される。透明溶液に
達した後、これを110〜140℃の範囲、より好まし
くは130℃の温度まで加熱して実質的な予備重合を開
始させる。この予備重合工程に際し、反応混合物は不透
明となり、粘度が顕著に上昇する。変換度は、ビニルア
レーン、より好ましくはスチレンを蒸発させた後に固体
残留物を測定して追跡することができる。
ク共重合体とは用いたビニルアレーン、より好ましくは
スチレンに添加され、実質的な予備重合工程に先立ち攪
拌しながら最高50℃の温度で溶解される。透明溶液に
達した後、これを110〜140℃の範囲、より好まし
くは130℃の温度まで加熱して実質的な予備重合を開
始させる。この予備重合工程に際し、反応混合物は不透
明となり、粘度が顕著に上昇する。変換度は、ビニルア
レーン、より好ましくはスチレンを蒸発させた後に固体
残留物を測定して追跡することができる。
【0011】予備重合工程の後、反応混合物を10〜8
0℃の範囲における温度の水相に有機相と水相との容量
比が1:3〜4:3の範囲、好ましくは約2:3となる
ように懸濁させる。水相は1種もしくはそれ以上の慣用
の懸濁剤、たとえばポリ(ビニルアルコール)、ゼラチ
ン、寒天、ポリアクリル酸およびポリメタクリル酸のナ
トリウム塩、ポリエチレングリコール、ヒドロキシエチ
ルセルロース、カルボキシメチルセルロース、メチルセ
ルロース、ポリビニルピロリドン、ポリアクリルアミド
およびスチレンと無水マレイン酸との1:1共重合体、
エチレングリコールなどまたはその組合せを含有する。
0℃の範囲における温度の水相に有機相と水相との容量
比が1:3〜4:3の範囲、好ましくは約2:3となる
ように懸濁させる。水相は1種もしくはそれ以上の慣用
の懸濁剤、たとえばポリ(ビニルアルコール)、ゼラチ
ン、寒天、ポリアクリル酸およびポリメタクリル酸のナ
トリウム塩、ポリエチレングリコール、ヒドロキシエチ
ルセルロース、カルボキシメチルセルロース、メチルセ
ルロース、ポリビニルピロリドン、ポリアクリルアミド
およびスチレンと無水マレイン酸との1:1共重合体、
エチレングリコールなどまたはその組合せを含有する。
【0012】その特定例はヒドロキシエチルセルロー
ス、ナトロソル(登録商標)、ポリ(ビニルアルコー
ル)およびコロイド共重合体、たとえばN−メチルアセ
タミドと3−メチルヘプチルアクリレートとの共重合
体、またはその混合物である。好適混合物は、完成した
水相の重量に対し0.2%のナトロソルと0.1%のポ
リ(ビニルアルコール)と0.2重量%のN−メチルア
セタミドおよび3−メチルヘプチルアクリレートのコロ
イド共重合体とを含有するものである。懸濁剤は、水相
の重量に対し0.1〜0.6重量%の範囲の量で第2重
合段階にて使用される。
ス、ナトロソル(登録商標)、ポリ(ビニルアルコー
ル)およびコロイド共重合体、たとえばN−メチルアセ
タミドと3−メチルヘプチルアクリレートとの共重合
体、またはその混合物である。好適混合物は、完成した
水相の重量に対し0.2%のナトロソルと0.1%のポ
リ(ビニルアルコール)と0.2重量%のN−メチルア
セタミドおよび3−メチルヘプチルアクリレートのコロ
イド共重合体とを含有するものである。懸濁剤は、水相
の重量に対し0.1〜0.6重量%の範囲の量で第2重
合段階にて使用される。
【0013】一方の段階または両段階、或いはいずれに
せよ本発明による方法の第2段階に使用すべき重合過酸
化開始剤の典型例はデカノイルペルオキシド、ベンゾイ
ルペルオキシド、ラウリルペルオキシド、オクタノイル
ペルオキシド、ステアリルペルオキシド、3,5,5−
トリメチルヘキサノイルペルオキシド、t−ブチルペル
ベンゾエート、t−ブチルペルアセテート、t−ブチル
ペルピバレート;ジイソプロピルベンゼンヒドロペルオ
キシド;2,5−ジメチル−2,5−ジ−t−ブチルペ
ルオキシヘキサン;ジ−t−ブチルペルオキシド;シク
ロヘキサノンペルオキシド、ジクミルペルオキシド;
α,α’−アゾビスイソブチロニトリル;t−ブチルペ
ルオキシイソブチレートおよびt−ブチルペルオキシラ
ウレートまたはその組合せを包含する。これらのラジカ
ル形成開始剤は好ましくは高温分解型触媒であり、或い
は2種もしくはそれ以上の触媒の組合せ、たとえば低温
分解型触媒と高温分解型触媒との組合せとして使用され
る。
せよ本発明による方法の第2段階に使用すべき重合過酸
化開始剤の典型例はデカノイルペルオキシド、ベンゾイ
ルペルオキシド、ラウリルペルオキシド、オクタノイル
ペルオキシド、ステアリルペルオキシド、3,5,5−
トリメチルヘキサノイルペルオキシド、t−ブチルペル
ベンゾエート、t−ブチルペルアセテート、t−ブチル
ペルピバレート;ジイソプロピルベンゼンヒドロペルオ
キシド;2,5−ジメチル−2,5−ジ−t−ブチルペ
ルオキシヘキサン;ジ−t−ブチルペルオキシド;シク
ロヘキサノンペルオキシド、ジクミルペルオキシド;
α,α’−アゾビスイソブチロニトリル;t−ブチルペ
ルオキシイソブチレートおよびt−ブチルペルオキシラ
ウレートまたはその組合せを包含する。これらのラジカ
ル形成開始剤は好ましくは高温分解型触媒であり、或い
は2種もしくはそれ以上の触媒の組合せ、たとえば低温
分解型触媒と高温分解型触媒との組合せとして使用され
る。
【0014】使用される触媒の好適組合せはラウロイル
ペルオキシドとジクミルペルオキシドとの組合せ;ラウ
ロイルペルオキシドとジ−t−ブチルペルオキシドとの
組合せ;ラウロイルペルオキシドとt−ブチルペルオキ
シベンゾエートとの組合せ;ラウロイルペルオキシドと
2,5−ジメチル−2,5−ジ−t−ブチルペルオキシ
ヘキサンとの組合せ;ラウロイルペルオキシドとベンゾ
イルペルオキシドとの組合せ;3,5,5−トリメチル
ヘキサノイルペルオキシドとジクミルペルオキシドとの
組合せ;3,5,5−トリメチルヘキサノイルペルオキ
シドとt−ブチルペルオキシベンゾエートとの組合せ;
3,5,5−トリメチルヘキサノイルペルオキシドとベ
ンゾイルペルオキシドとの組合せ;3,5,5−トリメ
チルヘキサノイルペルオキシドとジ−t−ブチルペルオ
キシドとの組合せ;t−ブチルペルオキシピバレートと
ジ−t−ブチルペルオキシドとの組合せ;t−ブチルペ
ルオキシピバレートとジクミルペルオキシドとの組合
せ;t−ブチルペルオキシピバレートとt−ブチルペル
オキシベンゾエートとの組合せ;2,4−ジクロルベン
ゾイルペルオキシドとt−ブチルペルオキシベンゾエー
トとの組合せ;2,4−ジクロルベンゾイルペルオキシ
ドとジクミルペルオキシドとの組合せ;2,4−ジクロ
ルベンゾイルペルオキシドとジ−t−ブチルペルオキシ
ドとの組合せ;2,4−ジクロルベンゾイルペルオキシ
ドと2,5−ジメチル−2,5−ジ−t−ブチルヘキサ
ンとの組合せ;オクタノイルペルオキシドとジクミルペ
ルオキシドとの組合せ;オクタノイルペルオキシドとジ
−t−ブチルペルオキシドとの組合せ、およびベンゾイ
ルペルオキシドとt−ブチルペルオキシベンゾエートと
の組合せを包含する。
ペルオキシドとジクミルペルオキシドとの組合せ;ラウ
ロイルペルオキシドとジ−t−ブチルペルオキシドとの
組合せ;ラウロイルペルオキシドとt−ブチルペルオキ
シベンゾエートとの組合せ;ラウロイルペルオキシドと
2,5−ジメチル−2,5−ジ−t−ブチルペルオキシ
ヘキサンとの組合せ;ラウロイルペルオキシドとベンゾ
イルペルオキシドとの組合せ;3,5,5−トリメチル
ヘキサノイルペルオキシドとジクミルペルオキシドとの
組合せ;3,5,5−トリメチルヘキサノイルペルオキ
シドとt−ブチルペルオキシベンゾエートとの組合せ;
3,5,5−トリメチルヘキサノイルペルオキシドとベ
ンゾイルペルオキシドとの組合せ;3,5,5−トリメ
チルヘキサノイルペルオキシドとジ−t−ブチルペルオ
キシドとの組合せ;t−ブチルペルオキシピバレートと
ジ−t−ブチルペルオキシドとの組合せ;t−ブチルペ
ルオキシピバレートとジクミルペルオキシドとの組合
せ;t−ブチルペルオキシピバレートとt−ブチルペル
オキシベンゾエートとの組合せ;2,4−ジクロルベン
ゾイルペルオキシドとt−ブチルペルオキシベンゾエー
トとの組合せ;2,4−ジクロルベンゾイルペルオキシ
ドとジクミルペルオキシドとの組合せ;2,4−ジクロ
ルベンゾイルペルオキシドとジ−t−ブチルペルオキシ
ドとの組合せ;2,4−ジクロルベンゾイルペルオキシ
ドと2,5−ジメチル−2,5−ジ−t−ブチルヘキサ
ンとの組合せ;オクタノイルペルオキシドとジクミルペ
ルオキシドとの組合せ;オクタノイルペルオキシドとジ
−t−ブチルペルオキシドとの組合せ、およびベンゾイ
ルペルオキシドとt−ブチルペルオキシベンゾエートと
の組合せを包含する。
【0015】本発明において、開始剤はビニルアレーン
の重合に適する量で使用される。本発明を好適に実施す
るには、開始剤は供給モノマーの重量に対し0.01〜
1重量%、好ましくは0.3〜0.7重量%の量で使用
される。懸濁重合工程は、過酸化開始剤の特定種類に応
じ80〜140℃、好ましくは90〜130℃の範囲の
温度で行なわれる。本発明の他の面は、上記方法により
得られかつたとえば射出成型もしくは押出により成形物
品を製造するために用いうる膨脹性もしくは非膨脹性ビ
ーズとしての重合体組成物により構成されることが了解
されよう。
の重合に適する量で使用される。本発明を好適に実施す
るには、開始剤は供給モノマーの重量に対し0.01〜
1重量%、好ましくは0.3〜0.7重量%の量で使用
される。懸濁重合工程は、過酸化開始剤の特定種類に応
じ80〜140℃、好ましくは90〜130℃の範囲の
温度で行なわれる。本発明の他の面は、上記方法により
得られかつたとえば射出成型もしくは押出により成形物
品を製造するために用いうる膨脹性もしくは非膨脹性ビ
ーズとしての重合体組成物により構成されることが了解
されよう。
【0016】したがって、上記方法、より詳細にはこの
方法の最終段階は発泡剤、たとえばハロゲン化炭化水素
または低級アルカン(たとえばペンタン)の存在下に或
いは不存在下に行なうことができる。発泡性ビーズは、
発泡剤の存在下における(第2)重合段階により或いは
重合の停止後にビーズ中へ発泡剤を混入することによっ
て得ることができる。
方法の最終段階は発泡剤、たとえばハロゲン化炭化水素
または低級アルカン(たとえばペンタン)の存在下に或
いは不存在下に行なうことができる。発泡性ビーズは、
発泡剤の存在下における(第2)重合段階により或いは
重合の停止後にビーズ中へ発泡剤を混入することによっ
て得ることができる。
【0017】したがって本発明はさらに上記方法により
得られる発泡性もしくは非発泡性ビーズの形態の重合体
組成物にも関し、(1)完成した最終組成物に対し8〜
20重量%の量、好ましくは9〜18重量%の量の少な
くとも1種のEPDMゴムと、(2)67〜85重量%
の量の少なくとも1種のビニルアレーン、好ましくはス
チレンの重合体と、(3)必要に応じ10,000〜
1,000,000の範囲の数平均分子量を有する0〜
5重量%の量の線状(水素化)共役ジエン−ビニルアレ
ーンブロック共重合体と、(4)必要に応じ0〜8重量
%の量の発泡剤とからなっている。
得られる発泡性もしくは非発泡性ビーズの形態の重合体
組成物にも関し、(1)完成した最終組成物に対し8〜
20重量%の量、好ましくは9〜18重量%の量の少な
くとも1種のEPDMゴムと、(2)67〜85重量%
の量の少なくとも1種のビニルアレーン、好ましくはス
チレンの重合体と、(3)必要に応じ10,000〜
1,000,000の範囲の数平均分子量を有する0〜
5重量%の量の線状(水素化)共役ジエン−ビニルアレ
ーンブロック共重合体と、(4)必要に応じ0〜8重量
%の量の発泡剤とからなっている。
【0018】ビーズ型におけるこれら組成物は包装用成
形物品を製造するために用いることができ、この種の物
品も本発明の他の面を構成する。上記方法により得られ
る組成物は極めて魅力的な性質、より詳細には優秀な耐
衝撃性を示す。これら特性は、「転相」が発生する前に
得られる微細構造の特定の形態学的固定、および成分
(1)と(2)との特定量の選択に起因すると思われ
る。これら組成物における特定の微細構造に起因すると
思われる。
形物品を製造するために用いることができ、この種の物
品も本発明の他の面を構成する。上記方法により得られ
る組成物は極めて魅力的な性質、より詳細には優秀な耐
衝撃性を示す。これら特性は、「転相」が発生する前に
得られる微細構造の特定の形態学的固定、および成分
(1)と(2)との特定量の選択に起因すると思われ
る。これら組成物における特定の微細構造に起因すると
思われる。
【0019】最適な球状形態を示すと共に上記の魅力的
性質を示すビーズを作成するための最も好適な条件につ
き、ケルタン514を用いて図1に示す。目的とする特
徴的な微細構造は、ここに提案した方法にしたがって得
られる試料の走査型電子顕微鏡(SEM)に関する図2
および図3から知ることができる。
性質を示すビーズを作成するための最も好適な条件につ
き、ケルタン514を用いて図1に示す。目的とする特
徴的な微細構造は、ここに提案した方法にしたがって得
られる試料の走査型電子顕微鏡(SEM)に関する図2
および図3から知ることができる。
【0020】
【実施例】以下、実施例により本発明をさらに説明する
が、これらは本発明の範囲を限定するものでない。実施例1 1リットルの反応器にて、66重量%のエチレンモノマ
ーと8重量%のエチリデンノルボルネンモノマー(ケル
タンK514,ケルタンは登録商標である)とを含有す
る16gのEPDMゴム、および4gの水素化イソプレ
ン−スチレンジブロック共重合体(クラトンG 170
1X、クラトンは登録商標である)を80gのスチレン
モノマー中に緩和に攪拌しながら40℃の温度で溶解さ
せた。透明溶液が得られた後、これを130℃まで加熱
して予備重合を開始させた。反応混合物は直ちに不透明
に変色し、粘度が顕著に上昇した。瞬間的な変換度を固
形物分析によって決定した。
が、これらは本発明の範囲を限定するものでない。実施例1 1リットルの反応器にて、66重量%のエチレンモノマ
ーと8重量%のエチリデンノルボルネンモノマー(ケル
タンK514,ケルタンは登録商標である)とを含有す
る16gのEPDMゴム、および4gの水素化イソプレ
ン−スチレンジブロック共重合体(クラトンG 170
1X、クラトンは登録商標である)を80gのスチレン
モノマー中に緩和に攪拌しながら40℃の温度で溶解さ
せた。透明溶液が得られた後、これを130℃まで加熱
して予備重合を開始させた。反応混合物は直ちに不透明
に変色し、粘度が顕著に上昇した。瞬間的な変換度を固
形物分析によって決定した。
【0021】約15%の変換度にて予備重合を停止させ
ると共に、反応混合物を迅速に室温の水性媒体に懸濁さ
せ、この水性媒体は完成した水相の重量に対し0.2重
量%のナトロソル(登録商標)と0.1重量%のポリ
(ビニルアルコール)(PVA)と0.2重量%のN−
メチルアセタミドおよび3−メチルヘプチルアクリレー
トのコロイド重合体とを懸濁剤として含有し、さらに重
合触媒t−ブチルペルオキシベンゾエート(0.2%)
およびジベンゾイルペルオキシド(0.3%)(スチレ
ンの重量に対し)を含有した。有機相と水相との容量比
は2:3であった。懸濁物を70℃の温度かつ600rp
mの攪拌速度にて形成させ、その際3.5×3cmの寸法
を有する2枚の僅かに捩られた羽根を有する攪拌機を使
用し、反応器は邪魔板を備えなかった。
ると共に、反応混合物を迅速に室温の水性媒体に懸濁さ
せ、この水性媒体は完成した水相の重量に対し0.2重
量%のナトロソル(登録商標)と0.1重量%のポリ
(ビニルアルコール)(PVA)と0.2重量%のN−
メチルアセタミドおよび3−メチルヘプチルアクリレー
トのコロイド重合体とを懸濁剤として含有し、さらに重
合触媒t−ブチルペルオキシベンゾエート(0.2%)
およびジベンゾイルペルオキシド(0.3%)(スチレ
ンの重量に対し)を含有した。有機相と水相との容量比
は2:3であった。懸濁物を70℃の温度かつ600rp
mの攪拌速度にて形成させ、その際3.5×3cmの寸法
を有する2枚の僅かに捩られた羽根を有する攪拌機を使
用し、反応器は邪魔板を備えなかった。
【0022】次いで、懸濁重合を300 rpmの速度にて
攪拌しながら行なう一方、温度を約90℃に5時間にわ
たり一定に保ち、次いで1時間かけて120℃まで直線
的に上昇させ、約120℃にて5時間にわたり一定に保
った。発泡性ビーズを生成させるため、ペンタンを懸濁
重合を開始してから6時間後にスチレンの重量に対し8
重量%の量にて7気圧の圧力まで添加した。約11時間
の後、反応器を冷却し、球状ビーズを濾過し、さらに水
で透明洗液が得られるまで洗浄した。次いで、これらを
40℃にて20時間にわたり乾燥させた。
攪拌しながら行なう一方、温度を約90℃に5時間にわ
たり一定に保ち、次いで1時間かけて120℃まで直線
的に上昇させ、約120℃にて5時間にわたり一定に保
った。発泡性ビーズを生成させるため、ペンタンを懸濁
重合を開始してから6時間後にスチレンの重量に対し8
重量%の量にて7気圧の圧力まで添加した。約11時間
の後、反応器を冷却し、球状ビーズを濾過し、さらに水
で透明洗液が得られるまで洗浄した。次いで、これらを
40℃にて20時間にわたり乾燥させた。
【0023】実施例2 実施例1に記載した手順を、懸濁重合に際しペンタンを
添加せずに反復して、緻密な球状ビーズを得た。
添加せずに反復して、緻密な球状ビーズを得た。
【0024】実施例3〜5 実施例1および2に記載した手順を、ケルタン514の
代りに同量のケルタン312およびケルタン740を用
いて反復した。
代りに同量のケルタン312およびケルタン740を用
いて反復した。
【0025】実施例6および7 実施例1および2に記載した手順を反復したが、ただし
予備重合工程をそれぞれ17%および13%の変換度が
得られるまで持続すると共にEPDMゴムの溶解量を両
者ともそれぞれ17重量%とした。
予備重合工程をそれぞれ17%および13%の変換度が
得られるまで持続すると共にEPDMゴムの溶解量を両
者ともそれぞれ17重量%とした。
【0026】実施例8〜10 実施例1および2に記載した手順を反復したが、ただし
予備重合工程をそれぞれ15%,9%および7%の変換
度に達するまで持続し、EPDMゴムの量は15重量%
とした。
予備重合工程をそれぞれ15%,9%および7%の変換
度に達するまで持続し、EPDMゴムの量は15重量%
とした。
【0027】実施例11および12 実施例1および2に記載した手順を反復したが、予備重
合工程を4%の変換度に達するまで持続すると共にEP
DMゴムの量をそれぞれ10%および13%とした。
合工程を4%の変換度に達するまで持続すると共にEP
DMゴムの量をそれぞれ10%および13%とした。
【0028】実施例13 実施例1および2に記載した手順を反復したが、ただし
予備重合工程を3%の変換度に達するまで持続すると共
にEPDMゴムの量を9重量%とした。
予備重合工程を3%の変換度に達するまで持続すると共
にEPDMゴムの量を9重量%とした。
【0029】実施例14 5リットルのオートクレーブにて、55%のエチレンモ
ノマーと4%のエチリデンノルボルネンモノマー(ケル
タン312)とを含有する190gのEPDMゴムおよ
び22.5gの水素化イソプレン−スチレンジブロック
共重合体(クラトンG 1701X)を1900gのス
チレンモノマー中に40℃の温度にて緩和に攪拌しなが
ら溶解させた。120℃にて約0.5時間にわたり予備
重合させた後、ゴム溶液を室温の水性媒体に懸濁させ、
この水性媒体は0.15重量%のナトロソルと0.15
重量%のポリビニルアルコールとを懸濁剤として含有
し、さらに重合開始剤t−ブチルペルオキシベンゾエー
ト(0.18%)およびジベンゾイルペルオキシド
(0.35%)(それぞれスチレンの重量に対し)を含
有した。有機相と水相との容量比は1:1であった。懸
濁物を70℃の温度および425 rpmの攪拌速度にて形
成させ、その際6×4cmの寸法の2枚の僅かに捩れた羽
根を有する攪拌機を用いた。次いで、懸濁重合を425
rpmの攪拌速度にて行なう一方、温度を90℃にて5時
間および120℃にて5時間にわたり一定に保った。
ノマーと4%のエチリデンノルボルネンモノマー(ケル
タン312)とを含有する190gのEPDMゴムおよ
び22.5gの水素化イソプレン−スチレンジブロック
共重合体(クラトンG 1701X)を1900gのス
チレンモノマー中に40℃の温度にて緩和に攪拌しなが
ら溶解させた。120℃にて約0.5時間にわたり予備
重合させた後、ゴム溶液を室温の水性媒体に懸濁させ、
この水性媒体は0.15重量%のナトロソルと0.15
重量%のポリビニルアルコールとを懸濁剤として含有
し、さらに重合開始剤t−ブチルペルオキシベンゾエー
ト(0.18%)およびジベンゾイルペルオキシド
(0.35%)(それぞれスチレンの重量に対し)を含
有した。有機相と水相との容量比は1:1であった。懸
濁物を70℃の温度および425 rpmの攪拌速度にて形
成させ、その際6×4cmの寸法の2枚の僅かに捩れた羽
根を有する攪拌機を用いた。次いで、懸濁重合を425
rpmの攪拌速度にて行なう一方、温度を90℃にて5時
間および120℃にて5時間にわたり一定に保った。
【0030】実施例15〜16 実施例14に記載した手順をそれぞれ8%および10%
のEPDMゴムの量、並びに1.4%および1.7%の
ブロック共重合体の量を用いて反復した。
のEPDMゴムの量、並びに1.4%および1.7%の
ブロック共重合体の量を用いて反復した。
【0031】実施例17 実施例14に記載した手順を、0.10%のポリ(ビニ
ルアルコール)を用いたがナトロソルを添加せずに反復
した。実施例1〜17により作成された全組成物につ
き、相互連続EPDM相を走査型電子顕微鏡(SEM)
によって検出することができ、これはゴム相が全く完全
に発泡粒子の気泡壁に一体化されたことを示す。さらに
本発明の方法により作成された緻密な組成物の機械的性
質を射出成形されたダンベル型試験棒によって試験し、
その形態もSEMによって検査した。これら射出成形試
験棒は、変形しているが完全に相互連続のゴム相を示し
た。
ルアルコール)を用いたがナトロソルを添加せずに反復
した。実施例1〜17により作成された全組成物につ
き、相互連続EPDM相を走査型電子顕微鏡(SEM)
によって検出することができ、これはゴム相が全く完全
に発泡粒子の気泡壁に一体化されたことを示す。さらに
本発明の方法により作成された緻密な組成物の機械的性
質を射出成形されたダンベル型試験棒によって試験し、
その形態もSEMによって検査した。これら射出成形試
験棒は、変形しているが完全に相互連続のゴム相を示し
た。
【0032】比較例 5リットルのオートクレーブにて、55%のエチレンモ
ノマーと4%のエチリデンノルボルネンモノマー(ケル
タン312)とを含有する130gのEPDMゴムおよ
び22.5gの水素化イソプレン−スチレンジブロック
共重合体(クラトンG 1701X)を1900gのス
チレンモノマー中に40℃の温度にて緩和に攪拌しなが
ら溶解させた。このゴム溶液を室温の水性媒体に直接に
懸濁させ、この媒体は懸濁剤として0.15重量%のナ
トロソルと0.15重量%のポリビニルアルコールとを
含有し、さらに重合開始剤t−ブチルペルオキシベンゾ
エート(0.18%)およびジベンゾイルペルオキシド
(0.35%)(スチレンの重量に対し)を含有した。
有機相と水相との容量比は1:1であった。懸濁物を7
0℃の温度および425 rpmの攪拌速度にて形成させ、
その際6×4cmの寸法の2枚の僅かに捩れた羽根を有す
る攪拌機を用いた。
ノマーと4%のエチリデンノルボルネンモノマー(ケル
タン312)とを含有する130gのEPDMゴムおよ
び22.5gの水素化イソプレン−スチレンジブロック
共重合体(クラトンG 1701X)を1900gのス
チレンモノマー中に40℃の温度にて緩和に攪拌しなが
ら溶解させた。このゴム溶液を室温の水性媒体に直接に
懸濁させ、この媒体は懸濁剤として0.15重量%のナ
トロソルと0.15重量%のポリビニルアルコールとを
含有し、さらに重合開始剤t−ブチルペルオキシベンゾ
エート(0.18%)およびジベンゾイルペルオキシド
(0.35%)(スチレンの重量に対し)を含有した。
有機相と水相との容量比は1:1であった。懸濁物を7
0℃の温度および425 rpmの攪拌速度にて形成させ、
その際6×4cmの寸法の2枚の僅かに捩れた羽根を有す
る攪拌機を用いた。
【0033】次いで懸濁重合を425 rpmの攪拌速度に
て行なう一方、温度を90℃にて5時間および120℃
にて5時間にわたり一定に保った。目的とする相互連続
EPDM相を得られたビーズにてSEMにより検出でき
たが、緻密組成物の機械的性質は大して魅力的でないこ
とが判明した。
て行なう一方、温度を90℃にて5時間および120℃
にて5時間にわたり一定に保った。目的とする相互連続
EPDM相を得られたビーズにてSEMにより検出でき
たが、緻密組成物の機械的性質は大して魅力的でないこ
とが判明した。
【図1】 最適な本発明によるビーズを製造するための
最も好適な条件をケルタン514を用いた場合につき示
した。
最も好適な条件をケルタン514を用いた場合につき示
した。
【図2】 本発明の方法により得られる試料の走査型電
子顕微鏡による特徴的な微細構造を示した。
子顕微鏡による特徴的な微細構造を示した。
【図3】 図2に同じ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ヨハンネス・マリア・ズイーデルフエル ト オランダ国4825ベー・ゲー、ブレダ、リ インドンク 25 (56)参考文献 特開 昭50−98994(JP,A) 特開 昭58−154713(JP,A) 特開 昭63−27549(JP,A) 特開 昭63−27545(JP,A) 西独国実用新案公開3112935(DE, A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C08F 291/02 C08F 255/06
Claims (14)
- 【請求項1】 ポリビニルアレーンとEPDMゴムとを
含有する重合体組成物を製造するに際し、 (a)少なくとも1種のビニルアレーン単量体に最終組
成物に対し8〜20重量%の少なくとも1種のEPDM
ゴムを必要に応じ線状(水素化)共役ジエン−ビニルア
レーンブロック共重合体と混合して溶解し、前記ブロッ
ク共重合体は10,000〜1,000,000の範囲
の数平均分子量を有し; (b)転相が生じる前に予備重合を停止するという条件
で、得られた溶液を熱開始によるだけで0.01〜25
%の重合度まで予備重合させ; (c)予備重合した物質を、少なくとも1種の懸濁剤を
含有する水性媒体に懸濁させ; (d)実質的に完全な単量体変換が得られるまで、過酸
化開始剤および必要に応じ発泡剤の存在下に、懸濁重合
させることを特徴とする重合体組成物の製造方法。 - 【請求項2】 0.85〜0.95g/cm3 の範囲の比
密度と、30〜80の範囲のムーニー粘度〔ML(1−
4),125℃〕と、2〜10重量%の範囲の多環式ジ
エン含有量とを有するEPDMゴムを用いることを特徴
とする請求項1に記載の方法。 - 【請求項3】 EPDMゴムを線状(水素化)共役ジエ
ン−ビニルアレーンジブロック共重合体と混合すること
を特徴とする請求項1または2に記載の方法。 - 【請求項4】 水素化ブタジエン−スチレンジブロック
共重合体を使用することを特徴とする請求項3に記載の
方法。 - 【請求項5】 ブロック共重合体を全組成物の重量に対
し計算して0〜5重量%の範囲の量で使用することを特
徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の方法。 - 【請求項6】 少なくとも10重量%の少なくとも1種
のEPDMゴムを含有する工程(a)の溶液を工程
(b)にて、5〜23%の変換度に達するまで予備重合
させることを特徴とする請求項1に記載の方法。 - 【請求項7】 EPDMゴムと必要に応じブロック共重
合体とを用いられたビニルアレーンに添加すると共に最
高50℃の温度にて溶解させ、さらに透明溶液に達した
後これを110〜140℃の範囲の温度まで加熱するこ
とを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の方法。 - 【請求項8】 予備重合工程の後、反応混合物を10〜
80℃の範囲の温度における水相に懸濁させ、有機相と
水相との容量比が1:3〜4:3の範囲であることを特
徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の方法。 - 【請求項9】 水相が懸濁剤としてヒドロキシエチルセ
ルロース、ポリ(ビニルアルコール)およびコロイド共
重合体またはその混合物を含有することを特徴とする請
求項1〜8のいずれかに記載の方法。 - 【請求項10】 0.2重量%のヒドロキシエチルセル
ロースと、0.1重量%のポリ(ビニルアルコール)
と、0.2重量%のN−メチルアセタミドおよび3−メ
チルヘプチルアクリレートのコロイド共重合体とよりな
る混合物を使用することを特徴とする請求項9に記載の
方法。 - 【請求項11】 懸濁重合工程を80〜150℃の範囲
の温度で行なうことを特徴とする請求項1〜10のいず
れかに記載の方法。 - 【請求項12】 請求項1〜11に記載の方法によって
得られ、 (1)完成した最終組成物に対し8〜20重量%の量の
少なくとも1種のEPDMゴムと、 (2)67〜85重量%の量の少なくとも1種のビニル
アレーンの重合体と、 (3)必要に応じ10,000〜1,000,000の
範囲の数平均分子量を有する0〜5重量%の量の線状
(水素化)共役ジエン−ビニルアレーンブロック共重合
体と、 (4)必要に応じ0〜8重量%の量の発泡剤とからなる
発泡性もしくは非発泡性ビーズの形態の重合体組成物。 - 【請求項13】 請求項12に記載の重合体組成物を、
包装用の成形物品を製造するために使用する方法。 - 【請求項14】 請求項12に記載の重合体組成物から
得られる包装用の成形物品。
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| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| GB909020579A GB9020579D0 (en) | 1990-09-20 | 1990-09-20 | Process for manufacture of poly(vinyl substituted aromatic)compounds and epdm rubber containing polymer compositions |
| GB9020579.0 | 1990-09-20 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05140247A JPH05140247A (ja) | 1993-06-08 |
| JP3201627B2 true JP3201627B2 (ja) | 2001-08-27 |
Family
ID=10682518
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26540191A Expired - Fee Related JP3201627B2 (ja) | 1990-09-20 | 1991-09-18 | ポリビニルアレーンおよびepdmゴムを含有する重合体組成物の製造方法 |
Country Status (10)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (1) | EP0476753B1 (ja) |
| JP (1) | JP3201627B2 (ja) |
| KR (1) | KR100220362B1 (ja) |
| CN (1) | CN1045611C (ja) |
| AU (1) | AU643068B2 (ja) |
| BR (1) | BR9104004A (ja) |
| CA (1) | CA2051729C (ja) |
| DE (1) | DE69115813T2 (ja) |
| GB (1) | GB9020579D0 (ja) |
| TW (1) | TW201759B (ja) |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4404969B2 (ja) * | 1997-10-28 | 2010-01-27 | テクノポリマー株式会社 | 熱可塑性樹脂組成物 |
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