JP3205433B2 - 打設コンクリートの充填確認装置及び方法 - Google Patents

打設コンクリートの充填確認装置及び方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、鋼管あるいは打込み型
枠で囲繞された中空部にコンクリートを打設する場合の
ように、打設コンクリートの充填状態を外から目視でき
ない時でも打設コンクリートの充填状態を確認できるよ
うにした装置と方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、充填型鋼管コンクリート構造体や
型枠打込式コンクリート構造体のような複合構造体おけ
る打設コンクリートの充填確認方法は、外殻を形成する
鋼管や打込型枠、例えばプレキャスト鉄筋コンクリート
型枠等で囲繞された中空部は密閉状態のため中空部に充
填するコンクリートを打設中も硬化後も目視で確認する
ことができない。このため、外殻を形成する鋼管やプレ
キャスト鉄筋コンクリート型枠等の表面をハンマーなど
で打撃して、打撃したときの打音の違いによりコンクリ
ートが充填されているか否かを確認する方法が用いられ
ている。また、前記鋼管やプレキャスト鉄筋コンクリー
ト型枠等の打込型枠の所定箇所に複数のモルタル漏出用
の検査孔を設けておき、前記検査孔からコンクリートの
モルタル分が漏出するのを目視することによりコンクリ
ートが充填されたことを確認する方法が用いられること
もある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来のハンマーな
どで鋼管や打込型枠を打撃した時の打音の違いによりコ
ンクリートの充填状態を確認する方法では、前記鋼管や
打込型枠の肉厚が大きい時にはハンマー打撃音による判
別が非常に困難である。従って、打撃音の判別には熟練
を積んだ技能工を必要とし、時には打撃音の判別に錯誤
をきたしコンクリートの充填状態の信頼性に問題があっ
た。また、鋼管や打込型枠に設けた検査孔からコンクリ
ートのモルタル分の漏出を目視してコンリートの充填を
確認する方法では、一般に鋼管や打込型枠の肉厚が大き
く充填コンクリートのスランプが低い場合には、検査孔
の孔径が小さいと必ずしも漏れ出さないことがある。孔
径を大きくすると、モルタル分の過剰な漏出で鋼管や打
込型枠の表面の汚損が発生したり、表面の補修や補強を
必要となる等の問題があった。
【0004】さらに、前記の問題点により充填型鋼管コ
ンクリート構造体や型枠打込式コンクリート構造体のよ
うな複合構造体の施工では、打設中のコンクリートの充
填状態の確認が曖昧になっているのが現状であり、打設
コンクリートの充填状態を確認する確実な方法が望まれ
ていた。本発明は、前記従来技術の有する問題点に鑑み
て提案されたもので、その目的とする処は、打設中のコ
ンクリートの充填状態を正確に検知して判別することに
より、信頼性の高いコンクリート構造体の施工を可能と
し、外殻を形成する構造体の汚損を防止し、補修や補強
を不要とした打設コンクリートの充填確認装置及び方法
を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、打設コンクリ
ートの充填確認装置及び方法において、上記目的を達成
したものである。そのため、打設コンクリートの充填確
認方法は、鋼管あるいは打込み型枠の所定位置に複数の
検査孔を設けるとともに、透明の細い検知管の中空部に
アルカリ性可変色材を充填しておき、建方した鋼管ある
いは打込み型枠の検査孔の外側から前記検知管を差し込
んで保持させ、前記鋼管あるいは打込み型枠内にコンク
リートを打設しながら検知管の後端の変色反応を目視す
ることにより打設コンクリートの充填状態を確認するよ
うにした。また、打設コンクリートの充填確認装置は、
透明の細い検知管の中空部にアルカリ性可変色剤を含浸
させた吸収材を充填し、その検知管をゴム栓状の保持具
の中心貫通孔に貫通させ、保持具の型枠等への接着面側
に接着テープを接着した。
【0006】
【作用】本発明によれば、アルカリ性可変色材を充填し
た検知管を、外殻を形成する鋼管あるいは打込みコンク
リート型枠の複数の検査孔の外側から差込んで保持さ
せ、鋼管あるいは打込みコンクリート型枠内にコンクリ
ートを打設する。この場合、検知棒の先端に、前記打設
したコンクリートが接触すると、練り混ぜられたコンク
リート中の水分が検知管に充填した可変色材に毛管現象
で吸水される。前記コンクリート中の水分は水和生成物
である強アルカリ性の水酸化カルシウムの飽和水溶液に
なっているので、吸収材に含浸させたアルカリ性可変色
部材が水酸化カルシウムと迅速に反応して透明の円筒管
内で変色する。そこで、前記鋼管あるいは打込み型枠の
表面に露出した検知管の後端の変色反応を目視で判別す
ることにより打設コンクリートの充填状態を確認するこ
とができる。また、打設コンクリートの充填確認装置の
検知管の外径は、数mm程度で形成することができるので
検査孔の孔径は小さくてよく、検知管を抜きとった後は
コンクリートの自重で圧密充填される。さらに、打設コ
ンクリートの充填確認装置を外殻を形成する鋼管あるい
は打込み型枠に計画的に配置して、充填コンクリートの
打設管理をするとよい。
【0007】
【実施例】図1、2は本発明の打設コンクリートの充填
確認装置の一実施例で、打設コンクリートの充填確認装
置aは、コンクリートの充填状態を検知する検知管1を
保持具2の中央貫通孔に貫通して保持した構成となって
いる。前記検知管1は、所定寸法に切断した細い円筒管
の中空部に試薬のフェノールフタレイン溶液を含浸させ
た吸収材4を充填して形成されている。検知管3は中空
部に充填した吸収材4の変色反応が容易に確認でき、コ
ンクリートの含有水分が早く吸水されて中空管内を移動
し易く、衝撃等で破損しないように透明の合成樹脂チュ
ーブを用いるのがよい。なお検知管3は、鋼管あるいは
打込み型枠に穿孔する検査孔からモルタルが漏出せず、
コンクリート内に差し込まれた検知管1の抜取穴が圧密
充填され易いように、外径が5mm程度で内径が2〜3mm
程度にするとよい。また検知管1は直線状に限るもので
はなく、先が曲がったものにして差し込んだ先端位置を
調整できるようにしてもよい。
【0008】前記吸収材4は試薬のフェノールフタレイ
ン溶液を含浸させ、コンクリートの含有水分を吸水させ
るので布や綿や紙等の吸水性の良い材質のものが望まし
い。なお試薬のフェノールフタレインの代わりにアルカ
リ性で変色するその他の可変色剤を適用することが可能
である。前記保持具2は、円錐台状のゴム栓形であって
その中心を貫通して貫通孔6を設け、保持具2の表面に
両面接着可能な接着シート7を接着して形成して、保持
具2の貫通孔6に検知管1を貫通して保持し、保持具2
の接着シート7で鋼管あるいは打込み型枠の表面に接着
して保持具2を介して検知管1を構造体の表面に固定す
るようになっている。なお、本事例では保持具2に円錐
台状のゴム栓形のものを使用したが、作用効果に影響が
なければ形状や材質は自由に選択してよい。また接着シ
ート7の代わりに保持具2の取付面に接着剤を塗布した
り、ピンで保持具2を型枠等に保持させるようにしても
よい。
【0009】図3は、打込み型枠内へコンクリートを打
設する場合において、上記打設コンクリートの充填確認
装置aを使用して打設コンクリートの充填状態を確認す
る方法の実施例である。打込み型枠bの所定位置に、充
填確認装置aの検知管1を挿入する孔径が6mm程度の複
数の検査孔b1 を工場の製作段階で設けておき、前記打
込み型枠bを現場に搬入し建方する。次いで、打込み型
枠bの検査孔b1 に外径を5mm程度で形成した検知管1
の先端を打込み型枠bの内部に適宜長さ突出させて挿入
し、検知管1を貫通して保持した保持具2の接着シート
7で打込み型枠bの表面に接着して、保持具2を介して
検知管1の後端を打込み型枠bの表面に露出させた状態
で固定する。続いて打込み型枠b内にコンクリートcを
打設することによりコンクリート構造物を構築する。
【0010】而して、打込み型枠bの複数の検査孔b1
から内側の中空部に適宜長さ突出させて配設した検知管
1の先端に打設したコンクリートcが接触すると、練り
混ぜられたコンクリートc中の水分が検知管1に充填し
た吸収材4に毛管現象で吸水される。前記コンクリート
c中の水分は水和生成物である強アルカリ性の水酸化カ
ルシウムの飽和水溶液になっているので、吸収材4に含
浸させた試薬のフェノールフタレインが水酸化カルシウ
ムと迅速に反応して透明の検知管1内で鮮明な赤色を呈
する。そこで、打込み型枠bの外部に露出した部分の検
知管1の赤変反応を目視して判別することにより打設コ
ンクリートcの充填状態を確認することができる。な
お、コンクリートcの打設前に降雨や散水があっても、
通常はフェノールフタレインと反応するような強アルカ
リ性ではないので赤変しない。また検知管1でコンクリ
ートcの充填を確認したら速やかに検知管1を抜き取っ
て、抜取穴をコンクリートcの自重で圧密充填させるよ
うにすることが望ましい。上記方法において、打設コン
クリートの充填確認装置aを打込み型枠bに計画的に配
置して、適切な充填コンクリートcの打設管理をすると
よい。
【0011】
【発明の効果】本発明によれば、外殻を形成する鋼管あ
るいは打込み型枠の中空部に打設したコンクリートの充
填状態を、鋼管あるいは打込み型枠の内外に亙って挿通
した検知管の赤変反応を露出した部分で目視して判別し
確認することができるので、信頼性の高いコンクリート
構造体の施工が可能である。また、打設コンクリートの
充填確認装置の検知管の外径は数mm程度なので検査孔の
孔径は小さいため、モルタルの露出によるコンクリート
構造体の表面の汚損はなく、検査孔の補修や補強も不要
である。さらに、打設コンクリートの充填確認装置を外
殻を形成する鋼管あるいは打込み型枠に計画的に配置し
て、充填コンクリートの打設管理を実施することによ
り、高性能のコンクリート構造体を構築することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の打設コンクリートの充填確認装置の一
実施例を示す縦断面図である。
【図2】図1の横断面図である。
【図3】本発明の打設コンクリートの充填確認方法の実
施例を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1 検知管 2 保持具 4 吸収材

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外殻を形成する鋼管あるいは打込み型枠
    で囲繞された中空部にコンクリートを打設する場合の打
    設コンクリートの充填確認方法であって、鋼管あるいは
    打込み型枠の所定位置に複数の検査孔を設けるととも
    に、透明の細い検知管の中空部にアルカリ性可変色材を
    充填しておき、建方した鋼管あるいは打込み型枠の検査
    孔の外側から前記検知管を差し込んで保持させ、前記鋼
    管あるいは打込み型枠内にコンクリートを打設しながら
    検知管の後端の変色反応を目視することにより打設コン
    クリートの充填状態を確認するようにしたことを特徴と
    する打設コンクリートの充填確認方法。
  2. 【請求項2】 コンクリート打設時に外殻を形成する鋼
    管あるいは打込み型枠の適所に設けた検査孔に差し込ん
    で保持するようにした打設コンクリートの充填確認装置
    であって、透明の細い検知管の中空部にアルカリ性可変
    色剤を含浸させた吸収材を充填し、その検知管をゴム栓
    状の保持具の中心貫通孔に貫通させ、保持具の型枠等へ
    の接着面側に接着テープを接着したことを特徴とする打
    設コンクリートの充填確認装置。
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