JP3208672B2 - 電子黒板を用いた打合せシステム - Google Patents

電子黒板を用いた打合せシステム

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JP3208672B2 JP16168491A JP16168491A JP3208672B2 JP 3208672 B2 JP3208672 B2 JP 3208672B2 JP 16168491 A JP16168491 A JP 16168491A JP 16168491 A JP16168491 A JP 16168491A JP 3208672 B2 JP3208672 B2 JP 3208672B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建設工事現場で作業打
合せ等に用いる電子黒板を用いた打合せシステムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】例えば建設工事の作業所における1日の
就労作業員は、その作業所で管理対象となる作業員全員
のうちの約1/5程度であるといわれている。つまり、
種々の業種や業者の作業員が毎日就労しているが、作業
工程に応じて日単位で頻繁に作業員の交代が行われてい
るということである。
【0003】また、一般に、ある程度の規模の作業所で
は、1日単位でも関係する会社(業者)や職種が数十か
ら百にもなり、工期に合わせた作業の進行、進行具合の
確認、調整のためには、その打合せが不可欠である。
【0004】したがって、このように種々の業種や業者
が入り交じって施工する建築工事等の作業所では、特に
作業開始時や定時に事前打合せ等を行って作業予定・安
全指示書を発行することが非常に重要になってくる。
【0005】図7は作業予定・安全指示書の例を示す図
である。
【0006】作業予定・安全指示書は、例えば図7に示
すように関連会社や下請け業者等の会社、職種、予定、
実績、作業内容、安全指示、職長、工事種類、作業場
所、階、部位等の項目からなり、これを1日単位でまと
めても数十から百にも近い行数になる。したがって、こ
れらを大きな紙に書き込むにしても、何枚もの紙が必要
になり、それら全体を整理することが大変である。ま
た、このような打合せでは、作業予定・安全指示書だけ
でなく、搬出入車両の確認表や揚重機類の使用予定表、
危険作業指示用図面、作業内容配置図面、工程管理表等
も作業の確認等のため同時に必要となる。そのために、
これらの表や図面を提示する広いスペースも必要とな
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記のように毎日関係
する会社や職種が入れ代わりその数も多い作業所におい
て、これら会社や職種、その他の項目を逐一確認して作
業予定・安全指示書による打合せを行うには、項目数が
多くなるため、作業予定・安全指示書のサイズが大きく
なり打合せの準備や進行に際して効率が悪いという問題
がある。
【0008】例えば早出・残業等は、日常的にいずれか
の作業で行われ、この届出の把握と照明等の点検も1つ
の主要な管理業務であるが、会社や場所等が多数分散さ
れているため、それらの入力のための負担が大きい。
【0009】また、最近の無足場工法を採用している作
業所においては、天井等の高所作業用にテーブルリフト
型やクローラブームリフト型等の高所作業車が導入され
ている。特に、大規模の工事では、例えばクレーンや高
所作業車等の機材類が数百台にも達する。そして、これ
らは、リース契約により作業所に導入され、必要に応じ
て貸し出しを行っている。また、職長毎に数台ずつ預け
ておく場合もあるが、この場合にも余分にある業者と不
足している業者があって、全体としてはリース台数が多
めになっている。
【0010】しかし、実際には、無管理状態であるため
借り出し・返却状況が明確でなく、現場に放置されたま
まのものが多いという問題がある。特にバッテリー方式
のものでは、バッテリーが放電してしまうと使用不能と
なるため、そのまま放置されてしまう。また、高層ビル
では、空きの機材があってもそれを捜し出すのに時間を
要する。その結果、遊びの機材が多くなり、着工から竣
工まで例えば20ヵ月もかかるような大規模工事では、
その間の空きの機材に対し膨大なリース費用がかかって
しまうという問題が生じる。
【0011】本発明は、上記の課題を解決するものであ
って、広いスペースがなくても通常の打合せスペースで
多くの情報を扱うことができ、効率よく、また、異なる
場所でも同時に作業打合せ等を行うことができる電子黒
板を用いた打合せシステムを提供することを目的とする
ものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】そのために本発明は、パ
ネル上からの座標入力機能を有する入力手段と、前記パ
ネル上に電子情報を投影する機能を有する出力手段と、
出力手段を使ってパネル上に投影した情報と入力手段の
座標入力情報とを対応させ帳票、表、図面の作成や検
索、編集、集計等の所定の処理を行うデータ処理手段と
を備え、データ処理手段は、帳票や表の入力処理におい
て指定項目の記入欄に対して1点の座標入力により手書
き入力選択欄を付加した指定対象名の登録リストをウイ
ンドウに展開し、登録リストから指定対象名を指定した
場合には、指定項目に当該指定対象名の記入を行い、手
書き入力選択欄を指定した場合には、手書き入力のウイ
ンドウ及び該ウインドウの中に入力領域を表示し、該入
力領域に指定項目の指定対象名として手書き入力された
手書きの情報の記入を行い前記パネル上に投影するよう
に構成したことを特徴とする。
【0013】また、入力手段は、イメージ入力機能を有
し、データ処理手段は、入力したイメージを出力手段を
使ってパネル上に投影し、座標入力によりイメージデー
タ上に区画設定を行えるように構成し、さらには、指定
対象項目の一覧を展開するウインドウに手書きモードの
選択項目を設け、手書きモードでは、座標入力機能を使
ってパネル上から手書き文字を入力できるように構成し
たことを特徴とするものである。
【0014】
【作用】本発明の電子黒板を用いた打合せシステムで
は、出力手段を使ってパネル上に電子情報を展開、投影
し、そのパネルから座標値を入力してパネル上に投影さ
れた電子情報と対応させて認識し処理するので、予め記
憶装置に格納しておいた帳票、表、図面をパネル上に表
示し、パネル上でその中の欄に自由に書き込むことがで
きる。したがって、従来の黒板を使った場合と同様に打
合せを行うことができる。しかも、記憶装置に格納した
おいた電子情報を展開しパネル上に表示するので、パネ
ルサイズに関係なく大きなサイズの帳票、表、図面を扱
い、必要に応じて任意の領域を自由に切り出してパネル
上に表示し、各項目の記入、設定を行うことができる。
【0015】
【実施例】以下、図面を参照しつつ実施例を説明する。
図1は本発明の電子黒板を用いた打合せシステムの1実
施例を示す図であり、1はデータ処理装置、2は電子黒
板処理部、3は作業現場管理部、4は電子黒板、5は電
子OHP、6はディスプレイ、7はプリンタ、8は記憶
装置、9はイメージスキャナ、10はキー入力装置、1
1は通信回線、12ー1〜12ー3はカードリーダを示
す。
【0016】図1において、電子黒板4は、例えばXY
方向にマトリクス状に感知線を張り巡らしその表面を覆
って表示面として使用し、表面から座標入力できるよう
にした座標入力パネルである。座標入力は、特殊ペンを
用いて磁気や電界、圧力等のバイアスを与え、その位置
をXYで検出するようなものを用いる。電子OHP5
は、電子情報を展開して表示する例えば液晶表示ユニッ
トその他の表示装置とOHPとを組み合わせた投影装置
であり、表示装置の画面を電子黒板4に投影するもので
ある。
【0017】カードリーダ12ー1〜12ー3は、例え
ば作業現場の入退場門や作業所内に設置され、入退場門
の場合には入場用と退場用、作業所内の場合には機材の
使用と返却用の2つの読取ヘッドを有し作業員が携帯す
る記憶カードの情報を読み取るものである。カードリー
ダ12ー1、12ー2は、専用の通信ラインでデータ処
理装置1に接続され、カードリーダ12ー3は、公衆通
信回線11を介してデータ処理装置1に接続されている
ものである。記憶カードは、磁気カードや光カード、I
Cカード等であり、作業員のものは労務管理や工程管
理、健康管理、災害経歴・予知等の情報で作業員固有の
情報、作業所の管理情報を記憶し、機材貸出用のものは
機材の鍵に取り付けられて機材の使用・返却の管理情報
を記憶したものである。
【0018】データ処理装置1は、電子黒板処理部2で
電子黒板4と電子OHP5に関する入出力情報を処理
し、作業現場管理部3でカードリーダ12ー1〜12ー
3から入力される作業所管理情報を処理すると共に、イ
メージスキャナ9、キー入力装置10からのデータやコ
マンド等の入力情報の処理、記憶装置8へのデータの格
納、ディスプレイ6、プリンタ7へのデータの出力処理
を行うものである。
【0019】電子黒板処理部2では、電子OHP5から
電子黒板4に投影した画像の各画素を電子黒板4におけ
る座標値と対応させ、電子黒板4から入力された座標値
が投影画像のどの情報を選択したかを認識すると共に、
その認識に基づいた処理を実行する。例えば電子OHP
5から電子黒板4に複数のコマンドの選択肢や複数のデ
ータの選択メニューを表示した場合には、それぞれのコ
マンド及びデータの表示領域を座標値で対応させてお
く。したがって、その画像を表示した電子黒板4から座
標入力があると、その座標値がどのコマンド又はデータ
の表示領域かを判別することによって、そのコマンドの
処理、データの入力を実行する。また、手書き入力モー
ドを設定した場合には、手書き文字が座標値の連続情報
として入力されイメージデータとして管理される。
【0020】作業現場管理部3では、作業所の入退場口
や作業所内のカードリーダ12ー1〜12ー3から各作
業員が携帯する記憶カード、機材の鍵に取り付けた記憶
カードを読み込み、そのデータを転送してくると、登
録、集計、演算等の処理を行う。記憶カードの読み込み
は、各作業員の携帯するものについては作業所に入場す
る時と退場する時に行われ、作業所の管理用については
始業時や終業後その他適宜行われる。
【0021】各作業員が携帯する記憶カードには、各作
業員の氏名、生年月日、性別、会社名、職種、就労開始
年、血圧測定日と測定値、免許・資格、災害経験の有
無、障害の有無等の情報が記憶されている。したがっ
て、この読み取り情報を集計することによって、例えば
会社別、職種別に作業所内にいる作業員の数を求めた
り、災害発生確率の高い作業がある場合には、その災害
経験のある作業員の有無や健康状態に問題のある作業員
の検索を行ったり、各作業員の一定期間における残業時
間や就業時間の合計、作業別従事者の数や人日数等を求
めたりすることができる。
【0022】また、機材の鍵に取り付けた記憶カードに
は、機材名や管理番号等が記憶され、使用時、返却時に
カードリーダから入力することにより、使用状況やそれ
ぞれの機材の使用時間を管理することができる。
【0023】イメージスキャナ9は、例えば作業予定・
安全指示書、工程管理表、作業内容配置図面等の帳票や
表、図面をイメージで読み込むものであり、そのイメー
ジは電子OHP5で電子黒板4に投影することができ
る。キー入力装置10は、数値や文字データ、ファンク
ション情報等を入力するものであり、帳票や表、図面を
作成して入力してもよい。
【0024】なお、電子黒板では、既に提案されている
ものとして例えば特開平1ー320521号公報に記載
されている電子黒板装置及びその筆記具等が、また、作
業所管理では、本出願の提案した例えば特開昭62ー8
2455号公報に記載されている作業所管理システムが
本発明の電子黒板を用いた打合せシステムに組み合わせ
て使用できる。
【0025】次に、システム構成と動作を説明する。図
2は本発明の電子黒板を用いた打合せシステムの構成を
示す図、図3は電子OHPで電子黒板に投影される画面
の例を示す図、図4はデータ構成を示す図である。
【0026】図2において、解析部21は、出力モード
テーブル26に保持された動作モードに応じ、文字や画
像のCG(キャラクタジェネレータ)27を参照して入
力データを解析し、入力処理、帳票・表・図面作成処
理、演算処理、図形処理等を実行するものである。
【0027】入力データ処理部22は、例えば文字情報
の場合にはその文字コードとアドレス(座標位置)を入
力処理し、画像情報等のイメージ情報の場合にはイメー
ジを構成する各画素のアドレスを入力処理する。
【0028】帳票・表・図面作成処理部31は、帳票、
表、図面の各フォーマット35を記憶し、フォーマット
35にしたがって入力データを処理して帳票、表、図面
を作成するものである。一般の建設作業所では、作業予
定・安全指示書以外に、搬出入車両の確認表、揚重機類
の使用予定表、危険作業指示用図面、作業内容配置図
面、工程管理表等が使用される。演算処理部32は、演
算情報36を記憶し、帳票や表の集計、予定、実績情報
の集計等を行うものである。実績情報は、先に述べたよ
うに作業所出入口や作業所内のカードリーダで読み取ら
れる各作業員の個別情報や機材の使用情報等であり、こ
れを検索、編集、集計することにより、例えば協力会社
別入場者一覧表や労務集計表、工事種類別労務集計表、
作業内訳表、労務推移表、人員推移グラフ等を作成する
ことができる。図形処理部33は、図形情報37を記憶
して出力する図形を展開するものである。データベース
24は、入力データ、作業所のカードリーダから読み込
まれて集計、編集されたデータ、帳票・表・図面作成処
理部31、演算処理部32、図形処理部33で処理され
たデータを格納するものである。出力処理部25は、文
字や画像のCG(キャラクタジェネレータ)を参照して
液晶表示ユニット28やディスプレイ、プリンタにデー
タを出力するものであり、出力画面や動作モードその他
の出力状態、動作モード等が出力モードテーブル26に
保持される。
【0029】液晶表示ユニットに表示しOHPを使って
それを電子黒板に投影する作業予定・安全指示書でのデ
ータ入力処理の例を説明する。
【0030】作業予定・安全指示書は、先に述べたよう
に項目数、行数が共に多く、電子黒板に表示しきれない
ため、図3に示す例では、所定の行数で項目を分割して
表示している。したがって、1日分の作業予定・安全指
示書は、数頁で構成され、数日分が管理される。そこ
で、電子黒板に投影する作業予定・安全指示書の画面に
は、画面の切り換え選択や処理モード選択等のキーが設
けられる。
【0031】図3(イ)において、例えば41は頁選択
切り換えキーであり、数字が選択されるとその選択され
た数の頁に画面を切り換えるものである。42は画面選
択切り換えキーであり、A(搬出入車両の確認表)、B
(危険作業指示用図面)、C(作業内容配置図面)、…
…等、その選択により対応する所定の画面に切り換える
ものである。43はシフト操作キーであり、項目が入り
きらず横(右)側がオーバーフローしている画面をシフ
トするものである。44は日指定キーであり、年月日の
数字部分が選択されると、ポップアップでテンキーを表
示し、テンキーでの指定により対応する年月日の作業予
定・安全指示書の画面に切り換える。そして、45は処
理モード選択キーであり、例えば入力キーではデータを
入力(実行、確定)するモードにし、項目取消キーでは
項目を選択的に取り消すモードにし、書込キーでは各項
目にデータを書き込むモードにする。
【0032】次に、予め設定されたフォーマットで全く
情報の入力されていない作業予定・安全指示書がデータ
処理装置で展開され投影装置によって電子黒板に投影さ
れたものとして全体の操作概要を説明する。
【0033】まず、処理モード選択キー45で書込モー
ドにする。これは、投影装置によって電子黒板に投影さ
れている画面をデータ処理装置が管理し、書込と表示し
た所定領域内の座標値を書込モードとするように処理す
ることによって行われる。つまり、書込と表示した所定
領域内の1点が特殊の入力ペンで指示されると、電子黒
板(座標入力パネル)でその座標値が認識され、データ
処理装置に転送される。データ処理装置では、投影装置
で投影している画面の状態からその座標値が書込モード
の選択キーであることを認識し、書込モードで次の入力
情報を待つ。
【0034】そこで、入力ペンで図示斜線の領域が指示
され座標値が入力されると、データ処理装置では、会社
の項目が選択されたことを認識し、ウインドウ(ポップ
アップ画面)46により図示のように手書入力と会社リ
ストを表示する。会社リストは、予め登録されている会
社であり、会社名を選択指示することによって項目の入
力が行われる。そのため、例えば図4に示すように各項
目毎に木構造のデータ構造が採用され、項目が選択さ
れると、項目毎にデータの一覧を出力しさらにその下
層にも必要に応じてデータを有している。そして、こ
の会社リストにない場合に手書入力となる。
【0035】手書入力の場合には、さらに図3(ロ)に
示すように手書入力のウインドウ47と共に入力領域4
8を表示する。なお、図3(ロ)は(イ)でシフト操作
キー43により切り替えられた右側の画面の例を示して
いるので、図3(イ)で手書入力となった場合には、同
図上に手書入力のウインドウ47と共に入力領域48を
表示することは勿論である。そして、この入力領域48
に入力ペンで会社名が書き込まれ、さらに入力の処理モ
ード選択キー45が選択されると、データ処理装置で
は、その座標値をイメージデータとして会社の項目にお
ける会社名として入力処理する。この処理によって、図
3(イ)の斜線領域には手書入力された会社名がそのま
ま表示される。このようにして各項目が書き込まれる。
【0036】上記のようにして作業予定・安全指示書が
設定され、処理モード選択キー45の項目削除、挿入、
移動、複写の各キーは、書き込み設定されたデータにつ
いてそれぞれの処理を行うものである。また、作業予定
・安全指示書は、キーボードを用いて作成したり、記憶
カードに記憶させたものをカードリーダから読み込んだ
り、ハードコピーをイメージスキャナから読み込んでも
設定できるようにしてもよいことはいうまでもない。
【0037】次に、機材の使用予定や残業予定、配送経
路の登録等を管理する例を説明する。図5は機材予定表
を電子黒板に投影した画面の例を示す図、図6はイメー
ジデータの記憶例を説明するための図である。
【0038】機材予定表は、クレーンや高所作業車等の
機材の使用予定を記入し機材の稼働管理を行うものであ
る。機材の場合、例えばタワークレーンのような大型の
機材は1日に数業者に使われるが、テーブルリフターの
ような小型の機材は、1日単位で1業者に専有で使用さ
れる。このようにそれぞれの機材を業者毎に専有して使
用する小型の適用例を示したのが図5(イ)、(ロ)、
数業者で時間割当てをして共用する大型の適用例を示し
たのが(ハ)である。
【0039】例えば小型用の機材予定表は、会社名と機
材名と使用予定時間の欄からなり、大型用の機材予定表
は、会社名と使用予定時間と作業内容の欄からなる。そ
して、会社名の欄を指示すると、(イ)に示すように登
録された会社名のリストがウインドウで表示され、その
リストの中の会社名を指示すると、(ロ)に示すように
その会社名が機材予定表の会社名の欄に書き込まれる。
これらは、電子黒板上で指示された座標値と電子黒板に
表示された機材予定表の位置との照合によって、指示さ
れた位置の会社名の欄、リスト中の会社名が認識され、
処理されるためである。機材名についても同様であり、
作業日についてはウインドウにカレンダーやテンキーが
表示される。また、使用予定時間の欄は、使用開始と使
用終了の時間の位置をそれぞれ指示することによって、
(ロ)、(ハ)に示すようなバーが描画される。また、
作業内容については、手書きモードによって記入され
る。勿論、会社名や機材名についても、登録リストにな
い場合には、手書きモードで記入され、作業内容につい
ても、登録していれば登録リストから指示するように構
成してもよい。
【0040】また、早出・残業については、作業領域の
変更が頻繁に生じるので、まず、イメージスキャナから
各フロアの平面図等をイメージ入力する。そして、それ
を電子黒板に表示し、例えば矩形領域の場合には四隅を
ポイント指示すると共に区画記号を入力して区画登録を
行う。しかる後、機材予定表と同様に早出・残業予定表
を表示し、会社名、区画残業時間の設定入力を行う。こ
のようにして作成された早出・残業予定表の区画と時間
を空調や照明の制御情報として用いることにより、早出
・残業のタイムスケジュールにしたがった空調や照明の
制御が可能になる。
【0041】イメージデータのメモリへの格納例を示し
たのが図6であり、イメージデータα、βの管理テーブ
ルを設け、このテーブルからそれぞれのイメージデータ
を検索し、ポインタにより格納領域I1、I2、……へ
飛ぶように構成したものである。また、それぞれのデー
タの領域は、イメージデータの領域とイメージデータに
関するサイズや区画の情報を格納する領域を有し、ポイ
ントにより入力された座標X11、Y11→X12、Y12→…
…により区画情報を定義したものである。したがって、
このイメージデータを画面に表示して各領域毎に早出・
残業等の設定を行う場合には、イメージデータの原点の
座標から各区画の座標を換算することにより、ポイント
指定等の入力があった場合にどの領域かの認識がなされ
る。
【0042】同様にイメージ入力して区画登録をし利用
するものとして、配置や配送の管理がある。例えば機材
の配置や配送において、作業所のどこで使うかを配置図
で指示することによって配置を登録することができ、始
点から配送経路を順次終点までシーケンシャルに指定
し、それを配送ロボットの制御信号として利用すること
によって、自動配送を行うことができる。
【0043】なお、本発明は、上記の実施例に限定され
るものではなく、種々の変形が可能である。例えば上記
の実施例では、作業所における打合せに用いる場合につ
いて説明したが、その他の会議の打合せにも同様に適用
してもよい。また、通信回線で複数の電子黒板、カード
リーダを接続し、それぞれの電子黒板に同じデータを投
影させて打合せを行うことにより、異なる場所でも同時
に打合せを行えるようにしてもよい。さらには、例えば
資材管理に用い各区画での資材の出入り履歴から在庫を
求めたり、早出・残業の時間を集計するように構成して
もよいことはいうまでもない。会議の打合せでは、キー
入力装置やイメージスキャナと電子黒板の組合せで対応
できるので、入力手段として、カードリーダは必ずしも
備えていなくてもよい。
【0044】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、座標入力パネルから入力される座標値が投影
装置で座標入力パネル上に投影される電子情報と対応さ
せて認識されるので、データ入力装置や座標入力パネ
ル、カードリーダから入力されたデータを編集して帳
票、表、図面を投影装置で座標入力パネル上に投影し
て、その画面上でデータの入力、修正をしながら打合せ
を行うことができる。しかも、座標入力パネル上で従来
より用いられているような特殊な入力ペン等を用いてデ
ータの書込、更新、挿入、複写等を簡便に行うことがで
きる。
【0045】したがって、各入力手段から入力した電子
情報を帳票、表、図面で座標入力パネル上に投影し、ま
た、その画面にファンクションキーも表示して操作でき
るようにして適宜画面を選択することによって、従来の
黒板や紙の表を用いるよりも効率よく打合せを行うこと
ができる。
【0046】特に、イメージスキャナで読み取ったイメ
ージ情報を画面に出し、その画面上でポイントの指定そ
の他の情報を入力することができるので、複数の構成員
による会議を進めながらイメージを自由に展開し予定表
の作成、決定、配送の制御等を行うことができる。
【0047】さらには、電子黒板で帳票、表、図面を選
択して表示させ、その上に必要なデータを選択、設定入
力することができるので、入力の手間もかからず迅速な
打合せを行うことができ、打合せ時間の短縮を図ること
ができる。
【0048】また、通信回線を使って複数の電子黒板と
投影装置を接続して同じ画面で打合せを行うことによ
り、大きな打合せ場所がなくても複数の打合せ場所で同
時に同じ内容の打合せを行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の電子黒板を用いた打合せシステムの
1実施例を示す図である。
【図2】 本発明の電子黒板を用いた打合せシステムの
構成を示す図である。
【図3】 電子OHPで電子黒板に投影される画面の例
を示す図である。
【図4】 データ構成を示す図である。
【図5イ】 機材予定表を電子黒板に投影した画面の例
を示す図である。
【図5ロ】 機材予定表を電子黒板に投影した画面の例
を示す図である。
【図5ハ】 機材予定表を電子黒板に投影した画面の例
を示す図である。
【図6】 イメージデータの記憶例を説明するための図
である。
【図7】 作業予定・安全指示書の例を示す図である。
【符号の説明】
1…データ処理装置、2…電子黒板処理部、3…作業現
場管理部、4…電子黒板、5…電子OHP、6…ディス
プレイ、7…プリンタ、8…記憶装置、9…イメージス
キャナ、10…キー入力装置、11…通信回線、12ー
1〜12ー3…カードリーダ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 横沢 楯夫 東京都港区芝浦一丁目2番3号清水建設 株式会社内 (72)発明者 菊地 章 東京都港区芝浦一丁目2番3号清水建設 株式会社内 (72)発明者 加藤 博巳 東京都港区芝浦一丁目2番3号清水建設 株式会社内 (72)発明者 椚 隆 東京都港区芝浦一丁目2番3号清水建設 株式会社内 (72)発明者 秋本 学 東京都港区芝浦一丁目2番3号清水建設 株式会社内 (72)発明者 山崎 雄介 東京都港区芝浦一丁目2番3号清水建設 株式会社内 (56)参考文献 特開 昭63−75792(JP,A) Macintosh Textboo k Series #3 ファイルメー カー▲II▼入門 P.39〜57 著者 大重美幸 発行所 株式会社ビー・エ ヌ・エヌ 1989年8月20日初版発行 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06T 11/80 G06F 3/033

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パネル上からの座標入力機能を有する入
    力手段と、 前記パネル上に電子情報を投影する機能を有する出力手
    段と、 出力手段を使ってパネル上に投影した情報と入力手段の
    座標入力情報とを対応させ帳票、表、図面の作成や検
    索、編集、集計等の所定の処理を行うデータ処理手段と を備え、データ処理手段は、帳票や表の入力処理におい
    て指定項目の記入欄に対して1点の座標入力により手書
    き入力選択欄を付加した指定対象名の登録リストをウイ
    ンドウに展開し、登録リストから指定対象名を指定した
    場合には、指定項目に当該指定対象名の記入を行い、手
    書き入力選択欄を指定した場合には、手書き入力のウイ
    ンドウ及び該ウインドウの中に入力領域を表示し、該入
    力領域に指定項目の指定対象名として手書き入力された
    手書きの情報の記入を行い前記パネル上に投影するよう
    に構成したことを特徴とする電子黒板を用いた打合せシ
    ステム。
JP16168491A 1991-04-26 1991-07-02 電子黒板を用いた打合せシステム Expired - Lifetime JP3208672B2 (ja)

Priority Applications (2)

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JP16168491A JP3208672B2 (ja) 1991-07-02 1991-07-02 電子黒板を用いた打合せシステム
US07/872,811 US5329444A (en) 1991-04-26 1992-04-24 Work management system employing electronic board

Applications Claiming Priority (1)

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JPH06342462A JPH06342462A (ja) 1994-12-13
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Non-Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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Macintosh Textbook Series #3 ファイルメーカー▲II▼入門 P.39〜57 著者 大重美幸 発行所 株式会社ビー・エヌ・エヌ 1989年8月20日初版発行

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