JP3212834U - 揚重装置および揚重システム - Google Patents
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Abstract
【課題】人力で容易に組立でき、狭隘な場所でも使用可能な揚重装置および揚重システムを提供すること。【解決手段】本考案の揚重装置1は、略立方体状の枠体である架台ユニット11を鉛直方向に積層してなる本体部10と、対象物を吊り上げ可能な揚重部20と、を備え、揚重部20は、最下段以外の架台ユニット11に付設し、本体部10の転倒を防止するための少なくとも1つのウェイト材30が、本体部10近傍の地盤上に配置し、本体部10の上部とウェイト材30が連結線材40で連結し、架台ユニット11は、複数の組立部材の係合構造によって、人力で組み立て可能であることを特徴とする。【選択図】図1
Description
本考案は揚重装置および揚重システムに関し、特に人力で容易に組立でき、狭隘な場所でも使用可能な、揚重装置および揚重システムに関する。
重量物の揚重装置に関する従来技術として、特許文献1および2には、小型車両の荷台にクレーンを搭載した移動式クレーンが開示されている。
また、特許文献3には、クローラにより移動可能なクローラクレーンが開示されている。
また、特許文献3には、クローラにより移動可能なクローラクレーンが開示されている。
上述した従来技術には、次のような欠点がある。
<1>機体が大きく屋内に搬入できないため、イベント施設の設置工事や、既設建築物の耐震補強工事などにおける、屋内での施工に使用することができない。
<2>機体が大きく小回りが利かないため、解体工事など狭隘な場所での施工に使用することができない。
<3>機体が大きいため、広い保管スペースを必要とする。
<4>リース・購入コストやメンテナンスコストが高い。
<1>機体が大きく屋内に搬入できないため、イベント施設の設置工事や、既設建築物の耐震補強工事などにおける、屋内での施工に使用することができない。
<2>機体が大きく小回りが利かないため、解体工事など狭隘な場所での施工に使用することができない。
<3>機体が大きいため、広い保管スペースを必要とする。
<4>リース・購入コストやメンテナンスコストが高い。
上記のような課題を解決するための本考案の揚重装置は、架台ユニットからなる本体部と、架台ユニットに付設する揚重部と、を備え、転倒防止用のウェイト材が本体部近傍の地盤上に配置し、本体部と連結線材で連結し、架台ユニットが係合構造によって人力で組み立て可能であることを特徴とする。
本構造は、組立部材の係合構造によって、人力で容易に組み立てることができる。
本構造は、組立部材の係合構造によって、人力で容易に組み立てることができる。
本考案の揚重装置は、転倒防止用のウェイト材が最下段の架台ユニット内に配置していてもよい。
本構造は、連結線材による接続作業が必要ないため、より容易に設置することができる。
本構造は、連結線材による接続作業が必要ないため、より容易に設置することができる。
本考案の揚重装置は、組立部材が、建枠と筋交いと布板とからなってもよい。
本構造は、面状の組立部材に分割することができるため、屋内への搬入が容易で、余分な保管スペースを取らない。
本構造は、面状の組立部材に分割することができるため、屋内への搬入が容易で、余分な保管スペースを取らない。
本考案の揚重装置は、複数のキャスターを有していてもよい。
本構造は、組み立てた本体部を人力で容易に移動することができる。
本構造は、組み立てた本体部を人力で容易に移動することができる。
本考案の揚重装置は、複数のアウトリガーを有していてもよい。
本構造は、重量物の吊り上げの際に本体部を安定して支持することができる。
本構造は、重量物の吊り上げの際に本体部を安定して支持することができる。
本考案の揚重装置は、記揚重部が電動ホイストかチェーンブロックであってもよい。
本構造は、重量物の吊り上げを地上から操作することができる。
本構造は、重量物の吊り上げを地上から操作することができる。
本考案の揚重装置は、ウェイト材が形鋼であってもよい。
本構造は、形鋼を他の工種の資材から容易に転用でき、供用後に本来の用途に戻せるため融通性が高い。
本構造は、形鋼を他の工種の資材から容易に転用でき、供用後に本来の用途に戻せるため融通性が高い。
本考案の揚重システムは、複数の揚重装置を連結材によって連結してなることを特徴とする。
本構造は、大型の重量物を安定して吊り上げることができる。
本構造は、大型の重量物を安定して吊り上げることができる。
本考案の揚重装置および揚重システムは、以上説明した構成であるため、次の効果を少なくともひとつ備えている。
<1>分割した状態で屋内に搬入し、人力で容易に組み立てることができるため、屋内での施工に使用することができる。
<2>平面積が小さいタワー状の本体部にキャスターを備えるため、小回りが利き、狭隘な場所での施工に使用することができる。
<3>本体部を面状に分割した後に積み重ねて保管できるため、余分なスペースを取らない。
<4>工事現場で使用する仮設部材や形鋼を転用できるため、汎用性が高く調達コストが安い。
<5>本体部の上部とウェイト部とを連結線材を介して間接的に接続しているため、仮設資材などの障害物の上方を超えてウェイトを取ることができる。
<1>分割した状態で屋内に搬入し、人力で容易に組み立てることができるため、屋内での施工に使用することができる。
<2>平面積が小さいタワー状の本体部にキャスターを備えるため、小回りが利き、狭隘な場所での施工に使用することができる。
<3>本体部を面状に分割した後に積み重ねて保管できるため、余分なスペースを取らない。
<4>工事現場で使用する仮設部材や形鋼を転用できるため、汎用性が高く調達コストが安い。
<5>本体部の上部とウェイト部とを連結線材を介して間接的に接続しているため、仮設資材などの障害物の上方を超えてウェイトを取ることができる。
以下、図面を参照しながら本考案の揚重装置および揚重システムについて詳細に説明する。
[揚重装置]
<1>全体の構成(図1)。
本考案の揚重装置1は、建設工事等において構造材や建築設備等の重量物Hを吊り上げるための装置である。但し、建設工事の用途に限定されない。
本考案の揚重装置1は、鉛直方向に立設する本体部10と、重量物Hを吊り上げるための揚重部20と、本体部10の転倒を防止するためのウェイト部30と、本体部10とウェイト部30を連結する連結線材40と、を備える。
揚重部20は、本体部10における最下段以外の架台ユニット11に付設する。
ウェイト部30は、架台ユニット11近傍の地盤上に配置する。
<1>全体の構成(図1)。
本考案の揚重装置1は、建設工事等において構造材や建築設備等の重量物Hを吊り上げるための装置である。但し、建設工事の用途に限定されない。
本考案の揚重装置1は、鉛直方向に立設する本体部10と、重量物Hを吊り上げるための揚重部20と、本体部10の転倒を防止するためのウェイト部30と、本体部10とウェイト部30を連結する連結線材40と、を備える。
揚重部20は、本体部10における最下段以外の架台ユニット11に付設する。
ウェイト部30は、架台ユニット11近傍の地盤上に配置する。
<2>本体部。
本体部10は、複数の架台ユニット11を鉛直方向に積層してなるタワー状の構造要素である。
本例では、本体部10として組立式の仮設足場を採用する。仮設足場は例えばローリングタワーなどの商品名で知られる。
本例では、本体部10は、架台ユニット11を三段組み上げてなる。最上段の架台ユニット11は、下段の架台ユニット11の半分程度の高さのユニットを採用する。
なお、架台ユニット11の段数は三段に限らず、また最上段の架台ユニット11を下段の架台ユニット11と同じ高さとしてもよい。
本体部10は、複数の架台ユニット11を鉛直方向に積層してなるタワー状の構造要素である。
本例では、本体部10として組立式の仮設足場を採用する。仮設足場は例えばローリングタワーなどの商品名で知られる。
本例では、本体部10は、架台ユニット11を三段組み上げてなる。最上段の架台ユニット11は、下段の架台ユニット11の半分程度の高さのユニットを採用する。
なお、架台ユニット11の段数は三段に限らず、また最上段の架台ユニット11を下段の架台ユニット11と同じ高さとしてもよい。
<2.1>架台ユニット(図2)。
架台ユニット11は、本体部10の各段を構成する略立方体状の枠体である。
架台ユニット11は、建枠11aと、筋交い11bと、布板11cと、を有する。
本例では、略平行に立設した2枚の建枠11aを2組4本の筋交い11bで相互に連結し、2枚の建枠11aの下部の間に複数の布板11cを敷設して構成する。
架台ユニット11は、複数の組立部材の係合構造によって、地盤上から上方へと、人力で組み立て可能である。ここで係合構造とは、ジョイント部材の差込やフック部材の係止などによって各組立部材を連結する構造をいう。
架台ユニット11は、本体部10の各段を構成する略立方体状の枠体である。
架台ユニット11は、建枠11aと、筋交い11bと、布板11cと、を有する。
本例では、略平行に立設した2枚の建枠11aを2組4本の筋交い11bで相互に連結し、2枚の建枠11aの下部の間に複数の布板11cを敷設して構成する。
架台ユニット11は、複数の組立部材の係合構造によって、地盤上から上方へと、人力で組み立て可能である。ここで係合構造とは、ジョイント部材の差込やフック部材の係止などによって各組立部材を連結する構造をいう。
<2.2>キャスター。
キャスター12は、本体部10を移動可能に支持する部材である。
キャスター12は、最下段の架台ユニット11の四隅、すなわち2つの建枠11aの下端部に付設する。
キャスター12によって、組み立てた本体部10を人力で容易に移動することができる。
キャスター12は、ロック機能を備え、搬送時以外は本体部10が移動しないようにロックを掛ける。
キャスター12は、本体部10を移動可能に支持する部材である。
キャスター12は、最下段の架台ユニット11の四隅、すなわち2つの建枠11aの下端部に付設する。
キャスター12によって、組み立てた本体部10を人力で容易に移動することができる。
キャスター12は、ロック機能を備え、搬送時以外は本体部10が移動しないようにロックを掛ける。
<2.3>アウトリガー。
アウトリガー13は、本体部10の安定性を高めるための支持部材である。
アウトリガー13は、最下段の架台ユニット11における建枠11aに付設し、下部が架台ユニット11より外側の地盤に当接する。
本例では、4つのアウトリガー13を建枠11aの各支柱に付設し、本体部10の四隅から外側に張り出させる。
アウトリガー13を付設することによって、重量物Hの吊り上げの際に本体部10を安定して支持することができる。
アウトリガー13は、ジャッキベースの伸縮によって高さを調整可能としてもよい。
アウトリガー13は、本体部10の安定性を高めるための支持部材である。
アウトリガー13は、最下段の架台ユニット11における建枠11aに付設し、下部が架台ユニット11より外側の地盤に当接する。
本例では、4つのアウトリガー13を建枠11aの各支柱に付設し、本体部10の四隅から外側に張り出させる。
アウトリガー13を付設することによって、重量物Hの吊り上げの際に本体部10を安定して支持することができる。
アウトリガー13は、ジャッキベースの伸縮によって高さを調整可能としてもよい。
<3>揚重部。
揚重部20は、重量物Hを吊り上げるための構造要素である。
本例では、揚重部20は、揚重手段21とブラケット22とからなる。
ブラケット22を架台ユニット11の建枠11aに付設し、架台ユニット11から外側へ突出させる。
ブラケット22の下部から揚重手段21を吊り下げる。
本例では、揚重手段21として電動ホイストを採用する。但しこれに限られず、例えばチェーンブロックなど、地上から操作可能であって重量物Hを揚重可能な小型の装置であればよい。
また、作業員が本体部10の上部に載って操作するのであれば、揚重手段21は、レバーホイストなどであってもよい。
揚重部20は、重量物Hを吊り上げるための構造要素である。
本例では、揚重部20は、揚重手段21とブラケット22とからなる。
ブラケット22を架台ユニット11の建枠11aに付設し、架台ユニット11から外側へ突出させる。
ブラケット22の下部から揚重手段21を吊り下げる。
本例では、揚重手段21として電動ホイストを採用する。但しこれに限られず、例えばチェーンブロックなど、地上から操作可能であって重量物Hを揚重可能な小型の装置であればよい。
また、作業員が本体部10の上部に載って操作するのであれば、揚重手段21は、レバーホイストなどであってもよい。
<4>ウェイト部。
ウェイト部30は、重量物Hの吊り上げ荷重に対して本体部10の転倒を防止するための構造要素である。
本例では、ウェイト部30は、重量部材であるウェイト材31と、ウェイト部材を搭載する台車32との組み合わせからなる。
本例では、ウェイト材31としてH鋼などの小型の形鋼を採用する。
形鋼は他の工種の資材から容易に転用でき、供用後には本来の用途に戻せるため融通性が高い。また、立方体状の切梁材の補助ピースなどを採用すれば、作業員が台車32へ人力で積載することができる。
このほか、吊り上げる重量物Hの重量に応じて他の仮設資材や土嚢などを採用してもよい。
ウェイト材31を台車32に積載することで、重量物であるウェイト材31を容易に移動させることができる。
揚重装置1の使用時には、台車32を適切な位置に配置した後、台車32の車輪をロックすることで、転倒防止ウェイトとしての機能を発揮できる。
ウェイト部30は、重量物Hの吊り上げ荷重に対して本体部10の転倒を防止するための構造要素である。
本例では、ウェイト部30は、重量部材であるウェイト材31と、ウェイト部材を搭載する台車32との組み合わせからなる。
本例では、ウェイト材31としてH鋼などの小型の形鋼を採用する。
形鋼は他の工種の資材から容易に転用でき、供用後には本来の用途に戻せるため融通性が高い。また、立方体状の切梁材の補助ピースなどを採用すれば、作業員が台車32へ人力で積載することができる。
このほか、吊り上げる重量物Hの重量に応じて他の仮設資材や土嚢などを採用してもよい。
ウェイト材31を台車32に積載することで、重量物であるウェイト材31を容易に移動させることができる。
揚重装置1の使用時には、台車32を適切な位置に配置した後、台車32の車輪をロックすることで、転倒防止ウェイトとしての機能を発揮できる。
<5>連結線材。
連結線材40は、本体部10とウェイト部30を連結して、本体部10を支持する構造要素である。
連結線材40として、ワイヤロープやチェーンなどの公知の線材を採用することができる。
連結線材40の一端は、本体部10の上部に接続する。例えば、最上段の架台ユニット11の建枠11aにクランプなどを介して固定する。
連結線材40の他端は、ウェイト部30のウェイト材31に接続する。
連結線材40は、本体部10とウェイト部30を連結して、本体部10を支持する構造要素である。
連結線材40として、ワイヤロープやチェーンなどの公知の線材を採用することができる。
連結線材40の一端は、本体部10の上部に接続する。例えば、最上段の架台ユニット11の建枠11aにクランプなどを介して固定する。
連結線材40の他端は、ウェイト部30のウェイト材31に接続する。
<6>組立方法。
本考案の揚重装置1は、例えば以下のような手順によって人力で容易に組み立てることができる。
(1)地盤上に、2枚の建枠11aを略平行になるように立設する。
(2)建枠11aの支柱の下部にそれぞれキャスター12を取り付ける。
(3)2枚の建枠11aの両支柱にそれぞれ1組2本の筋交い11bを係止して相互に連結する。
(4)2枚の建枠11a下部の横桟の上に複数の布板11cを架け渡して嵌め込む。これによって最下段の架台ユニット11が構成される。
(5)建枠11aの支柱にそれぞれアウトリガー13を取り付ける。
(6)2枚の建枠11a上部の横桟の上に上段の架台ユニット11の布板11cを架け渡して嵌め込む。
(7)作業員が上段の布板11cの上に登り、布板11c上で(1)(3)(6)の作業を繰り返す。上段の建枠11aは、下段の建枠11aの支柱にジョイント結合する。
(8)以上の作業を架台ユニット11が所定の段数になるまで繰り返して本体部10を構成する。
(9)最上段の架台ユニット11の建枠11aの支柱にブラケット22と揚重手段21を連結する。
(10)最上段の架台ユニット11の建枠11aの4本の支柱にそれぞれ連結線材40の一端を連結し、他端を地上に垂らす。
(11)ウェイト材31を搭載した4台の台車32を、架台ユニット11の対角線延長上に配置し、台車32の車輪をロックする。
(12)4本の連結線材40の他端を、対応するウェイト部30のウェイト材31に連結する。
本考案の揚重装置1は、タワー状の本体部10を、架台ユニット11を組み上げつつ順次上段へ登りながら組み立てるため、作業が容易で短時間で組み立てることができる。
本考案の揚重装置1は、例えば以下のような手順によって人力で容易に組み立てることができる。
(1)地盤上に、2枚の建枠11aを略平行になるように立設する。
(2)建枠11aの支柱の下部にそれぞれキャスター12を取り付ける。
(3)2枚の建枠11aの両支柱にそれぞれ1組2本の筋交い11bを係止して相互に連結する。
(4)2枚の建枠11a下部の横桟の上に複数の布板11cを架け渡して嵌め込む。これによって最下段の架台ユニット11が構成される。
(5)建枠11aの支柱にそれぞれアウトリガー13を取り付ける。
(6)2枚の建枠11a上部の横桟の上に上段の架台ユニット11の布板11cを架け渡して嵌め込む。
(7)作業員が上段の布板11cの上に登り、布板11c上で(1)(3)(6)の作業を繰り返す。上段の建枠11aは、下段の建枠11aの支柱にジョイント結合する。
(8)以上の作業を架台ユニット11が所定の段数になるまで繰り返して本体部10を構成する。
(9)最上段の架台ユニット11の建枠11aの支柱にブラケット22と揚重手段21を連結する。
(10)最上段の架台ユニット11の建枠11aの4本の支柱にそれぞれ連結線材40の一端を連結し、他端を地上に垂らす。
(11)ウェイト材31を搭載した4台の台車32を、架台ユニット11の対角線延長上に配置し、台車32の車輪をロックする。
(12)4本の連結線材40の他端を、対応するウェイト部30のウェイト材31に連結する。
本考案の揚重装置1は、タワー状の本体部10を、架台ユニット11を組み上げつつ順次上段へ登りながら組み立てるため、作業が容易で短時間で組み立てることができる。
<7>使用方法。
本考案の揚重装置1は、例えば以下のような手順で使用する。
(1)ウェイト部30と連結線材40との連結を解いた状態で、キャスター12によって本体部10を、重量物Hの近傍まで移動させる。アウトリガー13は移動の邪魔にならないように上げておく。
(2)揚重部20が重量物Hの直上に来る位置に本体部10を位置決めして、キャスター12をロックする。アウトリガー13を下ろして接地させる。
(3)本体部10の周囲にウェイト部30を配置して台車32のタイヤをロックする。
(4)4本の連結線材40を各ウェイト部30に弛みなく連結する(図3)。弛みを取るには、台車32のロックを解除して連結線材40が伸びきるまで移動させ、その地点でロックする。
(5)地上から揚重手段21を操作して重量物Hを吊り上げる。
本考案の揚重装置1は、平面積が小さいタワー状の本体部10がキャスター12を備えるため、狭隘な屋内や障害物の多い場所でも円滑に移動させることができる。
また、本体部10の上部とウェイト部30とが直接連結せず、連結線材40を介して間接的に接続する構造であるため、本体部10とウェイト部30の間に仮設資材などの障害物があっても、障害物の上方を超えて両者を連結してウェイトを取ることができる。
さらに、連結線材40の長さを調整すれば、ウェイト部30を任意の位置に配置することができるため、設計の自由度が高い。
本考案の揚重装置1は、例えば以下のような手順で使用する。
(1)ウェイト部30と連結線材40との連結を解いた状態で、キャスター12によって本体部10を、重量物Hの近傍まで移動させる。アウトリガー13は移動の邪魔にならないように上げておく。
(2)揚重部20が重量物Hの直上に来る位置に本体部10を位置決めして、キャスター12をロックする。アウトリガー13を下ろして接地させる。
(3)本体部10の周囲にウェイト部30を配置して台車32のタイヤをロックする。
(4)4本の連結線材40を各ウェイト部30に弛みなく連結する(図3)。弛みを取るには、台車32のロックを解除して連結線材40が伸びきるまで移動させ、その地点でロックする。
(5)地上から揚重手段21を操作して重量物Hを吊り上げる。
本考案の揚重装置1は、平面積が小さいタワー状の本体部10がキャスター12を備えるため、狭隘な屋内や障害物の多い場所でも円滑に移動させることができる。
また、本体部10の上部とウェイト部30とが直接連結せず、連結線材40を介して間接的に接続する構造であるため、本体部10とウェイト部30の間に仮設資材などの障害物があっても、障害物の上方を超えて両者を連結してウェイトを取ることができる。
さらに、連結線材40の長さを調整すれば、ウェイト部30を任意の位置に配置することができるため、設計の自由度が高い。
<8>揚重システム。
複数の揚重装置1を連結材によって相互に連結することによって、揚重システムAを構築することができる。
例えば、重量物Hを四方から囲む形に揚重装置1を配置して、これらを鋼管パイプなどの連結材で相互に連結することで、より大型の重量物Hを安定して吊り上げることができる。
複数の揚重装置1を連結材によって相互に連結することによって、揚重システムAを構築することができる。
例えば、重量物Hを四方から囲む形に揚重装置1を配置して、これらを鋼管パイプなどの連結材で相互に連結することで、より大型の重量物Hを安定して吊り上げることができる。
[ウェイト材を架台ユニット内に搭載する例]
実施例1では、本体部10とウェイト部30を連結線材40で接続して本体部10の転倒を防止したが、ウェイト材31が架台ユニット11の許容荷重内であれば、ウェイト材31を最下段の架台ユニット11内に配置してもよい(図4)。
本例の場合、ウェイト材31を最下段の架台ユニット11の布板11c上に搭載することで、本体部10へ直接荷重する。
本例では、連結線材40による接続作業などが必要ないため、揚重装置1をより容易に設置することができる。
実施例1では、本体部10とウェイト部30を連結線材40で接続して本体部10の転倒を防止したが、ウェイト材31が架台ユニット11の許容荷重内であれば、ウェイト材31を最下段の架台ユニット11内に配置してもよい(図4)。
本例の場合、ウェイト材31を最下段の架台ユニット11の布板11c上に搭載することで、本体部10へ直接荷重する。
本例では、連結線材40による接続作業などが必要ないため、揚重装置1をより容易に設置することができる。
1 揚重装置
10 本体部
11 架台ユニット
11a 建枠
11b 筋交い
11c 布板
12 キャスター
13 アウトリガー
20 揚重部
21 揚重手段
22 ブラケット
30 ウェイト部
31 ウェイト材
32 台車
40 連結線材
A 揚重システム
H 重量物
10 本体部
11 架台ユニット
11a 建枠
11b 筋交い
11c 布板
12 キャスター
13 アウトリガー
20 揚重部
21 揚重手段
22 ブラケット
30 ウェイト部
31 ウェイト材
32 台車
40 連結線材
A 揚重システム
H 重量物
Claims (8)
- 略立方体状の枠体である架台ユニットを鉛直方向に積層してなる本体部と、
対象物を吊り上げ可能な揚重部と、を備え、
前記揚重部は、最下段以外の前記架台ユニットに付設し、
前記本体部の転倒を防止するための少なくとも1つのウェイト材が、前記本体部近傍の地盤上に配置し、
前記本体部の上部と前記ウェイト材が連結線材で連結し、
前記架台ユニットは、複数の組立部材の係合構造によって、人力で組み立て可能であることを特徴とする、
揚重装置。 - 略立方体状の枠体である架台ユニットを鉛直方向に積層してなる本体部と、
対象物を吊り上げ可能な揚重部と、を備え、
前記揚重部は、最下段以外の前記架台ユニットに付設し、
前記本体部の転倒を防止するためのウェイト材が、最下段の前記架台ユニット内に配置し、
前記架台ユニットは、複数の組立部材の係合構造によって、人力で組み立て可能であることを特徴とする、
揚重装置。 - 前記組立部材は、建枠と、筋交いと、布板と、を含み、2枚の前記建枠を2組4本の前記筋交いによって略平行に連結しており、前記2枚の建枠の間に少なくとも1枚の前記布板が敷設されていることを特徴とする、請求項1または2に記載の揚重装置。
- 最下段の前記架台ユニットは、下部に複数のキャスターを有することを特徴とする、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の揚重装置。
- 最下段の前記架台ユニットは、側方に張り出している複数のアウトリガーを有することを特徴とする、請求項1乃至4のいずれか一項に記載の揚重装置。
- 前記揚重部は、電動ホイストまたはチェーンブロックであることを特徴とする、請求項1乃至5のいずれか一項に記載の揚重装置。
- 前記ウェイト材は、形鋼であることを特徴とする、請求項1乃至6のいずれか一項に記載の揚重装置。
- 請求項1乃至7のいずれか一項に記載の揚重装置を有する、組立式揚重装置システムであって、
複数の前記揚重装置の前記本体部を、連結材によって相互に連結してなることを特徴とする、
揚重システム。
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| JP2017003336U JP3212834U (ja) | 2017-07-21 | 2017-07-21 | 揚重装置および揚重システム |
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| JP2017003336U JP3212834U (ja) | 2017-07-21 | 2017-07-21 | 揚重装置および揚重システム |
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Family Applications (1)
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| Country | Link |
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-
2017
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