JP3218384B2 - 蒸気発生器の水位制御装置 - Google Patents
蒸気発生器の水位制御装置Info
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- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
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- Control Of Steam Boilers And Waste-Gas Boilers (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、BWR発電プラン
トにおける直列かつ複数個の蒸気発生器により構成され
る蒸気発生器の水位制御装置に関する。
トにおける直列かつ複数個の蒸気発生器により構成され
る蒸気発生器の水位制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】BWR発電プラントにおける蒸気発生器
は、所内の蒸気負荷にクリーンな蒸気を供給するための
設備である。BWR発電プラントでは、原子炉で発生し
た蒸気を直接蒸気タービンに送り、発電を行っている
が、この場合、原子炉で発生した蒸気には放射能が含ま
れるため、この蒸気を所内の蒸気負荷に直接利用するこ
とができない。そこで、蒸気タービンから抽出した蒸気
を蒸気発生器に送り、蒸気発生器からクリーンな蒸気を
発生させ、このクリーンな蒸気を所内の蒸気負荷に供給
することが行われている。このような蒸気発生器の水位
制御技術としては、特開昭59−27104号公報に直
列に並んだ蒸気発生器の水位を制御する技術が記載され
ている。この公報の制御方式を複数の蒸気発生器の比容
積が異なるタンクの閉ループ構成されたシステムに採用
すると、例えば、加熱源(蒸気タービンから抽出する加
熱蒸気)において発生蒸気量に変化があった場合、上流
側の蒸気発生器胴体すなわち比容積の大きなタンクの水
位が変動し、その水位信号により上流側の蒸気発生器の
補給水量すなわち上流側の蒸気発生器の水位調節弁が制
御される。それにより下流側のドレンタンクすなわち比
容積の小さなタンクの水位が変動し、その水位信号によ
り下流側の蒸気発生器の補給水量すなわち下流側の蒸気
発生器の水位調節弁が制御される。また、例えば、供給
負荷において蒸気の需要に変化が生じた場合、下流側の
タンクの水位が変化し、その水位信号により下流側の蒸
気発生器の水位調節弁が制御される。それにより上流側
のタンクの水位が変動し、その水位信号により上流側の
蒸気発生器の水位調節弁が制御される。
は、所内の蒸気負荷にクリーンな蒸気を供給するための
設備である。BWR発電プラントでは、原子炉で発生し
た蒸気を直接蒸気タービンに送り、発電を行っている
が、この場合、原子炉で発生した蒸気には放射能が含ま
れるため、この蒸気を所内の蒸気負荷に直接利用するこ
とができない。そこで、蒸気タービンから抽出した蒸気
を蒸気発生器に送り、蒸気発生器からクリーンな蒸気を
発生させ、このクリーンな蒸気を所内の蒸気負荷に供給
することが行われている。このような蒸気発生器の水位
制御技術としては、特開昭59−27104号公報に直
列に並んだ蒸気発生器の水位を制御する技術が記載され
ている。この公報の制御方式を複数の蒸気発生器の比容
積が異なるタンクの閉ループ構成されたシステムに採用
すると、例えば、加熱源(蒸気タービンから抽出する加
熱蒸気)において発生蒸気量に変化があった場合、上流
側の蒸気発生器胴体すなわち比容積の大きなタンクの水
位が変動し、その水位信号により上流側の蒸気発生器の
補給水量すなわち上流側の蒸気発生器の水位調節弁が制
御される。それにより下流側のドレンタンクすなわち比
容積の小さなタンクの水位が変動し、その水位信号によ
り下流側の蒸気発生器の補給水量すなわち下流側の蒸気
発生器の水位調節弁が制御される。また、例えば、供給
負荷において蒸気の需要に変化が生じた場合、下流側の
タンクの水位が変化し、その水位信号により下流側の蒸
気発生器の水位調節弁が制御される。それにより上流側
のタンクの水位が変動し、その水位信号により上流側の
蒸気発生器の水位調節弁が制御される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の水位制
御方式では、加熱源において発生蒸気量に変化があった
場合、上流側の水位信号により下流側のタンクからの流
出量を制御していないので、下流側の蒸気発生器の水位
の制御に追従遅れが生じ、系統システム内でハンチング
が発生する。このため、比容積の小さいタンクの水位が
安定せず、安定した蒸気供給が行われない、という問題
がある。また、供給負荷において蒸気の需要に変化が生
じた場合、下流側の蒸気発生器の水位の変化に対し、上
流側の蒸気発生器の水位の制御に追従遅れが生じ、系統
システム内でハンチングが発生する。このことにより安
定した蒸気が供給されないため、供給先の機器が安定し
て加熱されなくなる、という問題がある。
御方式では、加熱源において発生蒸気量に変化があった
場合、上流側の水位信号により下流側のタンクからの流
出量を制御していないので、下流側の蒸気発生器の水位
の制御に追従遅れが生じ、系統システム内でハンチング
が発生する。このため、比容積の小さいタンクの水位が
安定せず、安定した蒸気供給が行われない、という問題
がある。また、供給負荷において蒸気の需要に変化が生
じた場合、下流側の蒸気発生器の水位の変化に対し、上
流側の蒸気発生器の水位の制御に追従遅れが生じ、系統
システム内でハンチングが発生する。このことにより安
定した蒸気が供給されないため、供給先の機器が安定し
て加熱されなくなる、という問題がある。
【0004】本発明の課題は、水位制御に追従遅れがな
く、安定したクリーン蒸気供給を行うに好適な蒸気発生
器の水位制御装置を提供することにある。
く、安定したクリーン蒸気供給を行うに好適な蒸気発生
器の水位制御装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、検出された第1の胴体タンク(第1の蒸気発生器)
の第1の水位信号、または、検出されたドレンタンク
(第2の蒸気発生器)の第2の水位信号に基づいて、第
1の胴体タンクとドレンタンクとの間に設けられ、給水
の流量を調節する流量調節手段を制御する制御信号を演
算する。ここで、流量調節手段は、第1の胴体タンクに
供給する第1の給水の流量を調節する。また、流量調節
手段は、第2の蒸気発生器に供給する加熱された第1の
給水の流量を調節する。また、上記課題を解決するため
に、検出された第1の胴体タンク(第1の蒸気発生器)
の第1の水位信号に基づいて、第1の胴体タンクに供給
する第3の給水の流量を調節する第1の流量調節手段を
制御する第1の制御信号を演算し、第1の水位信号と検
出されたドレンタンク(第2の蒸気発生器)の第2の水
位信号に基づいて、第1の胴体タンクとドレンタンクと
の間に設けられ、給水の流量を調節する第2の流量調節
手段を制御する第2の制御信号を演算する。ここで、第
1の水位信号が予め設定する値を超えたとき、開度0パ
ーセントを示す第1の制御信号を演算する。また、第1
の胴体タンクの第1の水位信号及びドレンタンクの第2
の水位信号に加えて、第1の胴体タンクの圧力信号、加
熱蒸気源及び/または供給負荷の変動に基づく信号を用
いる。
に、検出された第1の胴体タンク(第1の蒸気発生器)
の第1の水位信号、または、検出されたドレンタンク
(第2の蒸気発生器)の第2の水位信号に基づいて、第
1の胴体タンクとドレンタンクとの間に設けられ、給水
の流量を調節する流量調節手段を制御する制御信号を演
算する。ここで、流量調節手段は、第1の胴体タンクに
供給する第1の給水の流量を調節する。また、流量調節
手段は、第2の蒸気発生器に供給する加熱された第1の
給水の流量を調節する。また、上記課題を解決するため
に、検出された第1の胴体タンク(第1の蒸気発生器)
の第1の水位信号に基づいて、第1の胴体タンクに供給
する第3の給水の流量を調節する第1の流量調節手段を
制御する第1の制御信号を演算し、第1の水位信号と検
出されたドレンタンク(第2の蒸気発生器)の第2の水
位信号に基づいて、第1の胴体タンクとドレンタンクと
の間に設けられ、給水の流量を調節する第2の流量調節
手段を制御する第2の制御信号を演算する。ここで、第
1の水位信号が予め設定する値を超えたとき、開度0パ
ーセントを示す第1の制御信号を演算する。また、第1
の胴体タンクの第1の水位信号及びドレンタンクの第2
の水位信号に加えて、第1の胴体タンクの圧力信号、加
熱蒸気源及び/または供給負荷の変動に基づく信号を用
いる。
【0006】本発明は、第1蒸気発生器の胴体タンク及
び第2蒸気発生器のドレンタンクの水位変化に基づい
て、蒸気発生器循環ループ補給水弁及び第2蒸気発生器
ドレンタンク水位調節弁を開閉制御して、第1蒸気発生
器胴体の水位と第2蒸気発生器ドレンタンクの水位を協
調制御するので、第2蒸気発生器のドレンタンクの水位
制御に遅れを生じることがなく、追従遅れによる第2蒸
気発生器のドレンタンクの水位の異常上昇/下降を防止
することができ、また、第1の胴体タンクの圧力信号、
加熱蒸気源及び/または供給負荷の変動に対し、第1蒸
気発生器の胴体タンクの水位及び第2蒸気発生器のドレ
ンタンクの水位を先行制御するので、それぞれの水位の
大幅な変化を抑制することができ、さらに、これに伴う
系統システム内の水位伝播によるハンチングを防ぐこと
ができ、安定した蒸気発生器の水位制御を行うことが可
能になる。
び第2蒸気発生器のドレンタンクの水位変化に基づい
て、蒸気発生器循環ループ補給水弁及び第2蒸気発生器
ドレンタンク水位調節弁を開閉制御して、第1蒸気発生
器胴体の水位と第2蒸気発生器ドレンタンクの水位を協
調制御するので、第2蒸気発生器のドレンタンクの水位
制御に遅れを生じることがなく、追従遅れによる第2蒸
気発生器のドレンタンクの水位の異常上昇/下降を防止
することができ、また、第1の胴体タンクの圧力信号、
加熱蒸気源及び/または供給負荷の変動に対し、第1蒸
気発生器の胴体タンクの水位及び第2蒸気発生器のドレ
ンタンクの水位を先行制御するので、それぞれの水位の
大幅な変化を抑制することができ、さらに、これに伴う
系統システム内の水位伝播によるハンチングを防ぐこと
ができ、安定した蒸気発生器の水位制御を行うことが可
能になる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照しながら説明する。図1は、本発明に基づく蒸気発
生器の水位制御装置の実施形態1を示す。蒸気発生器の
配管系統は、主に第1蒸気発生器1、第2蒸気発生器
2、循環ポンプ4、給水ポンプ6、ドレン冷却器7、給
水タンク9、供給負荷10、第1蒸気発生器加熱蒸気圧
力調節弁21、第2蒸気発生器加熱蒸気圧力調節弁25
A、第2蒸気発生器ドレンタンク水位調節弁26、蒸気
発生器循環ループ補給水弁27、第2蒸気発生器胴体水
位調節弁28からなり、水位制御装置は閉ループ水位制
御装置70により構成する。
参照しながら説明する。図1は、本発明に基づく蒸気発
生器の水位制御装置の実施形態1を示す。蒸気発生器の
配管系統は、主に第1蒸気発生器1、第2蒸気発生器
2、循環ポンプ4、給水ポンプ6、ドレン冷却器7、給
水タンク9、供給負荷10、第1蒸気発生器加熱蒸気圧
力調節弁21、第2蒸気発生器加熱蒸気圧力調節弁25
A、第2蒸気発生器ドレンタンク水位調節弁26、蒸気
発生器循環ループ補給水弁27、第2蒸気発生器胴体水
位調節弁28からなり、水位制御装置は閉ループ水位制
御装置70により構成する。
【0008】まず、蒸気発生器の配管系統における蒸気
の流れを説明する。加熱源からの蒸気は、第1蒸気発生
器加熱蒸気配管51より第1蒸気発生器加熱蒸気圧力調
節弁21を介して第1蒸気発生器1に送られる。第1蒸
気発生器1においては加熱蒸気が第1蒸気発生器加熱器
1Aに送られ、第1蒸気発生器胴体1Bに溜まった給水
を加熱し、凝縮したドレンを第1蒸気発生器ドレンタン
ク1Cに溜め、第1蒸気発生器ドレン配管52を通り、
第1蒸気発生器ドレンタンク常用水位調節弁22を介し
て回収される。第1蒸気発生器ドレンタンク1Cの水位
が異常のときは非常用水位調節弁23を介して復水器に
送られる。一方、第1蒸気発生器1において発生した蒸
気は、第2蒸気発生器加熱蒸気配管53を通り、第2蒸
気発生器加熱蒸気圧力調節弁25Aを介して第2蒸気発
生器2へ送られる。第2蒸気発生器2においては加熱蒸
気が第2蒸気発生器加熱器2Aに送られ、第2蒸気発生
器胴体2Bに溜まった給水を加熱し、凝縮したドレンを
第2蒸気発生器ドレンタンク2Cに溜め、ドレン冷却器
7において熱交換を行った後、循環ポンプ4により第2
蒸気発生器ドレンタンク水位調節弁26を介して第1蒸
気発生器給水配管54を通り、第1蒸気発生器胴体1B
に戻される。ここで、第1蒸気発生器胴体1Bと第2蒸
気発生器ドレンタンク2Cは閉モープに連結される。ま
た、第2蒸気発生器2で発生した蒸気は、第2蒸気発生
器発生蒸気供給配管55を通り、供給負荷10に供給さ
れ、ドレンをドレン回収配管56を介して蒸気発生器給
水タンク9に回収する。ドレンは給水ポンプ6により第
2蒸気発生器胴体水位調節弁28を介してドレン冷却器
7に送られ、熱交換後、第2蒸気発生器給水配管58を
通り、第2蒸気発生器2に給水される。また、第1蒸気
発生器胴体1Bに補給する水は、蒸気発生器循環ループ
補給水弁27によって制御され、給水ポンプ出口配管5
7を通過して送られる。また、純水は純水供給配管60
から給水タンク9に供給される。また、第1蒸気発生器
胴体1Bと第2蒸気発生器加熱器2Aの加熱蒸気の一部
は、それぞれオリフィス136A、136Bを通してベ
ントライン61から復水器に送られる。ここで、第1蒸
気発生器胴体1Bのタンクは第2蒸気発生器ドレンタン
ク2Cより比容積が大きく、第2蒸気発生器ドレンタン
ク2Cは第1蒸気発生器胴体1Bのタンクより比容積が
小さい。
の流れを説明する。加熱源からの蒸気は、第1蒸気発生
器加熱蒸気配管51より第1蒸気発生器加熱蒸気圧力調
節弁21を介して第1蒸気発生器1に送られる。第1蒸
気発生器1においては加熱蒸気が第1蒸気発生器加熱器
1Aに送られ、第1蒸気発生器胴体1Bに溜まった給水
を加熱し、凝縮したドレンを第1蒸気発生器ドレンタン
ク1Cに溜め、第1蒸気発生器ドレン配管52を通り、
第1蒸気発生器ドレンタンク常用水位調節弁22を介し
て回収される。第1蒸気発生器ドレンタンク1Cの水位
が異常のときは非常用水位調節弁23を介して復水器に
送られる。一方、第1蒸気発生器1において発生した蒸
気は、第2蒸気発生器加熱蒸気配管53を通り、第2蒸
気発生器加熱蒸気圧力調節弁25Aを介して第2蒸気発
生器2へ送られる。第2蒸気発生器2においては加熱蒸
気が第2蒸気発生器加熱器2Aに送られ、第2蒸気発生
器胴体2Bに溜まった給水を加熱し、凝縮したドレンを
第2蒸気発生器ドレンタンク2Cに溜め、ドレン冷却器
7において熱交換を行った後、循環ポンプ4により第2
蒸気発生器ドレンタンク水位調節弁26を介して第1蒸
気発生器給水配管54を通り、第1蒸気発生器胴体1B
に戻される。ここで、第1蒸気発生器胴体1Bと第2蒸
気発生器ドレンタンク2Cは閉モープに連結される。ま
た、第2蒸気発生器2で発生した蒸気は、第2蒸気発生
器発生蒸気供給配管55を通り、供給負荷10に供給さ
れ、ドレンをドレン回収配管56を介して蒸気発生器給
水タンク9に回収する。ドレンは給水ポンプ6により第
2蒸気発生器胴体水位調節弁28を介してドレン冷却器
7に送られ、熱交換後、第2蒸気発生器給水配管58を
通り、第2蒸気発生器2に給水される。また、第1蒸気
発生器胴体1Bに補給する水は、蒸気発生器循環ループ
補給水弁27によって制御され、給水ポンプ出口配管5
7を通過して送られる。また、純水は純水供給配管60
から給水タンク9に供給される。また、第1蒸気発生器
胴体1Bと第2蒸気発生器加熱器2Aの加熱蒸気の一部
は、それぞれオリフィス136A、136Bを通してベ
ントライン61から復水器に送られる。ここで、第1蒸
気発生器胴体1Bのタンクは第2蒸気発生器ドレンタン
ク2Cより比容積が大きく、第2蒸気発生器ドレンタン
ク2Cは第1蒸気発生器胴体1Bのタンクより比容積が
小さい。
【0009】次に、閉ループ水位制御装置70の信号の
送受関係を説明する。閉ループ水位制御装置70は、第
1蒸気発生器胴体水位検出器38により検出した第1蒸
気発生器胴体1Bの水位信号、第2蒸気発生器ドレンタ
ンク水位検出器37により検出した第2蒸気発生器ドレ
ンタンク2Cの水位信号を入力し、それぞれ電空変換器
41A、41Bを介して第2蒸気発生器ドレンタンク水
位調節弁26、蒸気発生器循環ループ補給水弁27を制
御する。
送受関係を説明する。閉ループ水位制御装置70は、第
1蒸気発生器胴体水位検出器38により検出した第1蒸
気発生器胴体1Bの水位信号、第2蒸気発生器ドレンタ
ンク水位検出器37により検出した第2蒸気発生器ドレ
ンタンク2Cの水位信号を入力し、それぞれ電空変換器
41A、41Bを介して第2蒸気発生器ドレンタンク水
位調節弁26、蒸気発生器循環ループ補給水弁27を制
御する。
【0010】図2は、本実施形態1の閉ループ水位制御
装置70の制御系統を示す。図2において、「SV」は
信号の値を予め設定する設定器、「P+I」は入力した
信号を比例・積分演算する比例積分器、「L<」は入力
した信号のうち最も値の小さい信号を出力するローセレ
クタ、94Aは入力した信号が予め設定する値を超えた
とき、信号を出力する高警報機、95Aは入力した信号
を切り替えて出力するセレクタ、96Aは設定値(開度
100パーセント)、96Bは設定値(開度全閉(0パ
ーセント))を表わす。第1蒸気発生器胴体水位検出器
38により検出した第1蒸気発生器胴体1Bの水位信号
は、設定値91Aとの偏差をとり、比例積分演算器92
Aによって比例積分演算を行い、電空変換器41Bを介
して蒸気発生器循環ループ補給水弁27に制御信号を出
力する。同時に、第1蒸気発生器胴体水位検出器38の
水位信号を高警報機94Aに送り、セレクタ95Aによ
り設定値(開度100パーセント)96Aまたは設定値
(開度全閉(0パーセント))96Bをローセレクタ9
3Aに入力する。一方、第2蒸気発生器ドレンタンク水
位検出器37により検出した第2蒸気発生器ドレンタン
ク2Cの水位信号は、設定値91Bとの偏差をとり、比
例積分演算器92Bによって比例積分演算を行い、ロー
セレクタ93Aに入力する。ローセレクタ93Aでは、
セレクタ95Aにより選択された設定値(開度100パ
ーセント)96Aまたは設定値(開度全閉(0パーセン
ト))96Bと比例積分演算器92Bの制御信号を比較
し、低い値の信号を選択し、電空変換器41Aを介して
第2蒸気発生器ドレンタンク水位調節弁26に制御信号
を出力する。
装置70の制御系統を示す。図2において、「SV」は
信号の値を予め設定する設定器、「P+I」は入力した
信号を比例・積分演算する比例積分器、「L<」は入力
した信号のうち最も値の小さい信号を出力するローセレ
クタ、94Aは入力した信号が予め設定する値を超えた
とき、信号を出力する高警報機、95Aは入力した信号
を切り替えて出力するセレクタ、96Aは設定値(開度
100パーセント)、96Bは設定値(開度全閉(0パ
ーセント))を表わす。第1蒸気発生器胴体水位検出器
38により検出した第1蒸気発生器胴体1Bの水位信号
は、設定値91Aとの偏差をとり、比例積分演算器92
Aによって比例積分演算を行い、電空変換器41Bを介
して蒸気発生器循環ループ補給水弁27に制御信号を出
力する。同時に、第1蒸気発生器胴体水位検出器38の
水位信号を高警報機94Aに送り、セレクタ95Aによ
り設定値(開度100パーセント)96Aまたは設定値
(開度全閉(0パーセント))96Bをローセレクタ9
3Aに入力する。一方、第2蒸気発生器ドレンタンク水
位検出器37により検出した第2蒸気発生器ドレンタン
ク2Cの水位信号は、設定値91Bとの偏差をとり、比
例積分演算器92Bによって比例積分演算を行い、ロー
セレクタ93Aに入力する。ローセレクタ93Aでは、
セレクタ95Aにより選択された設定値(開度100パ
ーセント)96Aまたは設定値(開度全閉(0パーセン
ト))96Bと比例積分演算器92Bの制御信号を比較
し、低い値の信号を選択し、電空変換器41Aを介して
第2蒸気発生器ドレンタンク水位調節弁26に制御信号
を出力する。
【0011】図3は、本実施形態1の閉ループ水位制御
装置70の信号の流れを示すフロー図である。第1蒸気
発生器胴体1Bの水位が上昇した場合について説明す
る。第1蒸気発生器胴体水位検出器38により検出した
水位信号は、電気信号に変換した後、設定値(SV)と
の偏差(減指令)をとり、比例積分演算(P+I)を行
い、制御信号に変換する。この制御信号を電空変換し、
蒸気発生器循環ループ補給水弁27の開度を減少する。
これにより、蒸気発生器循環ループ補給水弁27からの
給水を制限する。また、この水位信号は高警報機94A
によって設定した値より高いので、高警報機94Aから
ON信号が発せられ、セレクタ95Aを設定値(開度全
閉(0パーセント))96Bに切り替え、ローセレクタ
93Aに入力する。ここで、高警報機94Aで予め設定
する信号の値は、第1蒸気発生器胴体1Bの水位の高レ
ベル側の制限値である。かかる水位の高レベル側の制限
値は、第1蒸気発生器胴体1B内の天井に設けられる蒸
気を乾燥するための湿分離器(図示せず)に、第1蒸気
発生器胴体1B内の給水が達しない水位レベルである。
一方、第2蒸気発生器ドレンタンク水位検出器37によ
り検出した水位信号は、安定状態にあり、電気信号に変
換した後、設定値(SV)との偏差(安定)をとり、比
例積分演算(P+I)を行い、制御信号に変換し、ロー
セレクタ93Aに入力する。ローセレクタ93Aでは値
の低い設定値(開度全閉(0パーセント))を選択し、
第2蒸気発生器ドレンタンク水位調節弁26を全閉す
る。これにより、第1蒸気発生器胴体1Bへの給水を停
止し、第1蒸気発生器胴体1Bの水位の上昇を抑制す
る。
装置70の信号の流れを示すフロー図である。第1蒸気
発生器胴体1Bの水位が上昇した場合について説明す
る。第1蒸気発生器胴体水位検出器38により検出した
水位信号は、電気信号に変換した後、設定値(SV)と
の偏差(減指令)をとり、比例積分演算(P+I)を行
い、制御信号に変換する。この制御信号を電空変換し、
蒸気発生器循環ループ補給水弁27の開度を減少する。
これにより、蒸気発生器循環ループ補給水弁27からの
給水を制限する。また、この水位信号は高警報機94A
によって設定した値より高いので、高警報機94Aから
ON信号が発せられ、セレクタ95Aを設定値(開度全
閉(0パーセント))96Bに切り替え、ローセレクタ
93Aに入力する。ここで、高警報機94Aで予め設定
する信号の値は、第1蒸気発生器胴体1Bの水位の高レ
ベル側の制限値である。かかる水位の高レベル側の制限
値は、第1蒸気発生器胴体1B内の天井に設けられる蒸
気を乾燥するための湿分離器(図示せず)に、第1蒸気
発生器胴体1B内の給水が達しない水位レベルである。
一方、第2蒸気発生器ドレンタンク水位検出器37によ
り検出した水位信号は、安定状態にあり、電気信号に変
換した後、設定値(SV)との偏差(安定)をとり、比
例積分演算(P+I)を行い、制御信号に変換し、ロー
セレクタ93Aに入力する。ローセレクタ93Aでは値
の低い設定値(開度全閉(0パーセント))を選択し、
第2蒸気発生器ドレンタンク水位調節弁26を全閉す
る。これにより、第1蒸気発生器胴体1Bへの給水を停
止し、第1蒸気発生器胴体1Bの水位の上昇を抑制す
る。
【0012】本実施形態1では、第1蒸気発生器胴体1
B及び第2蒸気発生器ドレンタンク2Cの水位変化を検
出すると、即座に蒸気発生器循環ループ補給水弁27及
び第2蒸気発生器ドレンタンク水位調節弁26を開閉制
御して、第1蒸気発生器胴体1Bの水位と第2蒸気発生
器ドレンタンク2Cの水位を協調制御するので、第1蒸
気発生器胴体1Bの水位の変化に対し、第2蒸気発生器
ドレンタンク2Cの水位制御に遅れを生じることがな
く、追従遅れによる第2蒸気発生器ドレンタンク2Cの
水位の異常上昇/下降を防止できる。さらに、これに伴
う系統システム内の水位伝播によるハンチングを防ぐこ
とができ、安定した蒸気発生器の水位制御を行うことが
できる。
B及び第2蒸気発生器ドレンタンク2Cの水位変化を検
出すると、即座に蒸気発生器循環ループ補給水弁27及
び第2蒸気発生器ドレンタンク水位調節弁26を開閉制
御して、第1蒸気発生器胴体1Bの水位と第2蒸気発生
器ドレンタンク2Cの水位を協調制御するので、第1蒸
気発生器胴体1Bの水位の変化に対し、第2蒸気発生器
ドレンタンク2Cの水位制御に遅れを生じることがな
く、追従遅れによる第2蒸気発生器ドレンタンク2Cの
水位の異常上昇/下降を防止できる。さらに、これに伴
う系統システム内の水位伝播によるハンチングを防ぐこ
とができ、安定した蒸気発生器の水位制御を行うことが
できる。
【0013】図4は、本発明に基づく蒸気発生器の水位
制御装置の実施形態2を示す。本実施形態2と図1の実
施形態1と異なる点は、第2蒸気発生器加熱蒸気配管5
3上に第2蒸気発生器2に供給する加熱蒸気の流量を調
節する第2蒸気発生器加熱蒸気流量調節弁25Bを設
け、この加熱蒸気流量調節弁25Bを閉ループ水位制御
装置70の制御信号により制御することにある。
制御装置の実施形態2を示す。本実施形態2と図1の実
施形態1と異なる点は、第2蒸気発生器加熱蒸気配管5
3上に第2蒸気発生器2に供給する加熱蒸気の流量を調
節する第2蒸気発生器加熱蒸気流量調節弁25Bを設
け、この加熱蒸気流量調節弁25Bを閉ループ水位制御
装置70の制御信号により制御することにある。
【0014】図5は、本実施形態2の閉ループ水位制御
装置70の制御系統を示す。本実施形態2の制御系統が
図2と異なる点は、ローセレクタ93Bからの信号を分
配器107に受け取り、分配器107により第1蒸気発
生器給水配管54と第2蒸気発生器加熱蒸気配管53に
それぞれ流れる給水と蒸気の流量比に見合った制御信号
を電空変換器41Aと電空変換器41Cに送ることにあ
る。この場合、電空変換器41Cには制御信号を反転
(−K)して送る。本実施形態2の動作は、第2蒸気発
生器2の加熱蒸気流量を反転(−K)した制御信号に基
づいて第2蒸気発生器加熱蒸気流量調節弁25Bを制御
する。
装置70の制御系統を示す。本実施形態2の制御系統が
図2と異なる点は、ローセレクタ93Bからの信号を分
配器107に受け取り、分配器107により第1蒸気発
生器給水配管54と第2蒸気発生器加熱蒸気配管53に
それぞれ流れる給水と蒸気の流量比に見合った制御信号
を電空変換器41Aと電空変換器41Cに送ることにあ
る。この場合、電空変換器41Cには制御信号を反転
(−K)して送る。本実施形態2の動作は、第2蒸気発
生器2の加熱蒸気流量を反転(−K)した制御信号に基
づいて第2蒸気発生器加熱蒸気流量調節弁25Bを制御
する。
【0015】図6は、本実施形態2の閉ループ水位制御
装置70の信号の流れを示すフロー図である。第2蒸気
発生器ドレンタンク2Cの水位が低下した場合について
説明する。第2蒸気発生器ドレンタンク水位検出器37
により検出した水位信号は、電気信号に変換した後、設
定値(SV)との偏差(減指令)をとり、比例積分演算
(P+I)を行い、制御信号に変換し、ローセレクタ9
3Bに入力する。一方、第1蒸気発生器胴体水位検出器
38により検出した水位信号は、安定状態にあり、電気
信号に変換した後、設定値(SV)との偏差(安定)を
とり、比例積分演算(P+I)を行い、制御信号に変換
する。この制御信号を電空変換し、蒸気発生器循環ルー
プ補給水弁27の開度を一定制御する。また、この水位
信号が高警報機94Bによって設定した値より低いの
で、高警報機94BからOFF信号が発せられ、セレク
タ95Bを設定値(開度100パーセント)96Cに切
り替え、ローセレクタ93Bに入力する。ローセレクタ
93Bでは値の低い減指令を選択し、分配回路に送る。
分配回路では、減指令を電空変換し、第2蒸気発生器ド
レンタンク水位調節弁26の開度を減少する。また、分
配回路の流量比に見合った制御信号を逆転(増指令)
し、電空変換後、第2蒸気発生器加熱蒸気流量調節弁2
5Bの開度を増加する。これにより、第2蒸気発生器加
熱蒸気流量調節弁25Bを介して供給する蒸気を増加さ
せ、第2蒸気発生器ドレンタンク2Cの水位を上昇させ
る。
装置70の信号の流れを示すフロー図である。第2蒸気
発生器ドレンタンク2Cの水位が低下した場合について
説明する。第2蒸気発生器ドレンタンク水位検出器37
により検出した水位信号は、電気信号に変換した後、設
定値(SV)との偏差(減指令)をとり、比例積分演算
(P+I)を行い、制御信号に変換し、ローセレクタ9
3Bに入力する。一方、第1蒸気発生器胴体水位検出器
38により検出した水位信号は、安定状態にあり、電気
信号に変換した後、設定値(SV)との偏差(安定)を
とり、比例積分演算(P+I)を行い、制御信号に変換
する。この制御信号を電空変換し、蒸気発生器循環ルー
プ補給水弁27の開度を一定制御する。また、この水位
信号が高警報機94Bによって設定した値より低いの
で、高警報機94BからOFF信号が発せられ、セレク
タ95Bを設定値(開度100パーセント)96Cに切
り替え、ローセレクタ93Bに入力する。ローセレクタ
93Bでは値の低い減指令を選択し、分配回路に送る。
分配回路では、減指令を電空変換し、第2蒸気発生器ド
レンタンク水位調節弁26の開度を減少する。また、分
配回路の流量比に見合った制御信号を逆転(増指令)
し、電空変換後、第2蒸気発生器加熱蒸気流量調節弁2
5Bの開度を増加する。これにより、第2蒸気発生器加
熱蒸気流量調節弁25Bを介して供給する蒸気を増加さ
せ、第2蒸気発生器ドレンタンク2Cの水位を上昇させ
る。
【0016】本実施形態2では、第1蒸気発生器胴体1
Bまたは第2蒸気発生器ドレンタンク2Cの水位変化を
検出すると、即座に第2蒸気発生器加熱蒸気流量調節弁
25Bの開度を制御するので、第2蒸気発生器ドレンタ
ンク2Cの水位制御に遅れを生じることがなく、第2蒸
気発生器ドレンタンク2Cの異常上昇/下降を防止し、
図1の実施形態1に比べ、より安定した水位制御を行う
ことができる。
Bまたは第2蒸気発生器ドレンタンク2Cの水位変化を
検出すると、即座に第2蒸気発生器加熱蒸気流量調節弁
25Bの開度を制御するので、第2蒸気発生器ドレンタ
ンク2Cの水位制御に遅れを生じることがなく、第2蒸
気発生器ドレンタンク2Cの異常上昇/下降を防止し、
図1の実施形態1に比べ、より安定した水位制御を行う
ことができる。
【0017】図7は、本発明に基づく蒸気発生器の水位
制御装置の実施形態3を示す。本実施形態3と図1の実
施形態1と異なる点は、第1蒸気発生器胴体1Bの圧力
検出器39が検出した圧力信号を閉ループ水位制御装置
70に入力し、制御信号として使用する機能を付加する
ことにある。
制御装置の実施形態3を示す。本実施形態3と図1の実
施形態1と異なる点は、第1蒸気発生器胴体1Bの圧力
検出器39が検出した圧力信号を閉ループ水位制御装置
70に入力し、制御信号として使用する機能を付加する
ことにある。
【0018】図8は、本実施形態3の閉ループ水位制御
装置70の制御系統を示す。本実施形態3の制御系統が
図2と異なる点は、第1蒸気発生器胴体圧力検出器39
の圧力信号を関数発生器98Aに入力して水位信号に変
換し、第2蒸気発生器ドレンタンク水位検出器37加算
することにある。
装置70の制御系統を示す。本実施形態3の制御系統が
図2と異なる点は、第1蒸気発生器胴体圧力検出器39
の圧力信号を関数発生器98Aに入力して水位信号に変
換し、第2蒸気発生器ドレンタンク水位検出器37加算
することにある。
【0019】図9は、本実施形態3の閉ループ水位制御
装置70の信号の流れを示すフロー図である。第1蒸気
発生器胴体1Bの圧力が低下した場合について説明す
る。第1蒸気発生器胴体水位検出器38により検出した
水位信号は、安定状態にあり、電気信号に変換した後、
設定値(SV)との偏差(安定)をとり、比例積分演算
(P+I)を行い、制御信号に変換し、電空変換後、蒸
気発生器循環ループ補給水弁27の開度を一定制御す
る。また、この水位信号は高警報機94Cによって設定
した値より低いので、高警報機94CからOFF信号が
発せられ、セレクタ95Cを設定値(開度100パーセ
ント)96Eに切り替え、ローセレクタ93Cに入力す
る。一方、第1蒸気発生器胴体圧力検出器39の圧力信
号は、電気信号に変換した後、圧力信号を関数に基づい
て水位信号に変換し、これを第2蒸気発生器ドレンタン
ク水位検出器37に加算し、増指令を得る。この増指令
を比例積分演算(P+I)し、制御信号に変換し、ロー
セレクタ93Cに入力する。ローセレクタ93Cでは値
の低い増指令信号を選択し、電空変換後、第2蒸気発生
器ドレンタンク水位調節弁26の開度を増加する。これ
により、第2蒸気発生器ドレンタンク水位調節弁26か
ら第1蒸気発生器胴体1Bへの給水を増加し、第1蒸気
発生器胴体1Bの圧力の上昇を促進する。
装置70の信号の流れを示すフロー図である。第1蒸気
発生器胴体1Bの圧力が低下した場合について説明す
る。第1蒸気発生器胴体水位検出器38により検出した
水位信号は、安定状態にあり、電気信号に変換した後、
設定値(SV)との偏差(安定)をとり、比例積分演算
(P+I)を行い、制御信号に変換し、電空変換後、蒸
気発生器循環ループ補給水弁27の開度を一定制御す
る。また、この水位信号は高警報機94Cによって設定
した値より低いので、高警報機94CからOFF信号が
発せられ、セレクタ95Cを設定値(開度100パーセ
ント)96Eに切り替え、ローセレクタ93Cに入力す
る。一方、第1蒸気発生器胴体圧力検出器39の圧力信
号は、電気信号に変換した後、圧力信号を関数に基づい
て水位信号に変換し、これを第2蒸気発生器ドレンタン
ク水位検出器37に加算し、増指令を得る。この増指令
を比例積分演算(P+I)し、制御信号に変換し、ロー
セレクタ93Cに入力する。ローセレクタ93Cでは値
の低い増指令信号を選択し、電空変換後、第2蒸気発生
器ドレンタンク水位調節弁26の開度を増加する。これ
により、第2蒸気発生器ドレンタンク水位調節弁26か
ら第1蒸気発生器胴体1Bへの給水を増加し、第1蒸気
発生器胴体1Bの圧力の上昇を促進する。
【0020】本実施形態3では、上流側の第1蒸気発生
器1の胴体圧力信号と下流側の第2蒸気発生器ドレンタ
ンク2Cの水位信号に基づいて、第2蒸気発生器ドレン
タンク水位調節弁26を制御するので、これは先行制御
となり、安定した水位制御を行うことができ、また、過
渡事象に対しても安定した制御となる。
器1の胴体圧力信号と下流側の第2蒸気発生器ドレンタ
ンク2Cの水位信号に基づいて、第2蒸気発生器ドレン
タンク水位調節弁26を制御するので、これは先行制御
となり、安定した水位制御を行うことができ、また、過
渡事象に対しても安定した制御となる。
【0021】図10は、本発明に基づく蒸気発生器の水
位制御装置の実施形態4を示す。本実施形態4と図1の
実施形態1と異なる点は、加熱源から加熱源圧力変動要
因信号例えばタービントリップ信号を閉ループ水位制御
装置70に取り込み、制御信号として使用する機能を付
加することにある。
位制御装置の実施形態4を示す。本実施形態4と図1の
実施形態1と異なる点は、加熱源から加熱源圧力変動要
因信号例えばタービントリップ信号を閉ループ水位制御
装置70に取り込み、制御信号として使用する機能を付
加することにある。
【0022】図11は、本実施形態4の閉ループ水位制
御装置70の制御系統を示す。本実施形態4の制御系統
が図2と異なる点は、加熱源圧力変動要因信号を加熱源
診断回路71に入力し、加熱源診断回路71の出力信号
をランプ関数信号発信器98B及び98Cを介してそれ
ぞれ比例積分演算器92Hまたは92Iの制御信号に加
算器により加算することにある。
御装置70の制御系統を示す。本実施形態4の制御系統
が図2と異なる点は、加熱源圧力変動要因信号を加熱源
診断回路71に入力し、加熱源診断回路71の出力信号
をランプ関数信号発信器98B及び98Cを介してそれ
ぞれ比例積分演算器92Hまたは92Iの制御信号に加
算器により加算することにある。
【0023】図12は、加熱源診断回路71の詳細構成
を示す。加熱源圧力変動要因としてタービントリップ、
発電機負荷遮断、選択制御棒挿入、原子炉スクラムが挙
げられる。図12において、加熱源に圧力変動がない場
合、つまり、通常時には、設定値(開度0パーセント信
号)133Aからセレクタ134Aに信号が送られ、A
からCへ信号が流れ、一次遅れ発信器135Aを介して
時間遅れを持った信号が出力される。しかし、加熱源に
圧力変動が発生し、つまり、タービントリップ信号13
1A、発電機負荷遮断信号131B、選択制御棒挿入信
号131C、原子炉スクラム信号131Dのどれか一つ
が発信されると、ワンショットタイマ132Aを介して
セレクタ134Aに信号が送られ、BからCへ信号が流
れるようになるため、設定値(開度−50パーセント信
号)133Bの信号が選択され、一次遅れ発信器135
Aを介して時間遅れを持った信号が出力される。ここ
で、加熱源に圧力変動が発生しても、加熱蒸気は未だ配
管内に残っているため、加熱源診断回路71は、即時に
第2蒸気発生器ドレンタンク水位調節弁26及び蒸気発
生器循環ループ補給水弁27を急閉させずに、一次遅れ
発信器135Aにより時間的遅れを持たせて閉めるよう
にする。
を示す。加熱源圧力変動要因としてタービントリップ、
発電機負荷遮断、選択制御棒挿入、原子炉スクラムが挙
げられる。図12において、加熱源に圧力変動がない場
合、つまり、通常時には、設定値(開度0パーセント信
号)133Aからセレクタ134Aに信号が送られ、A
からCへ信号が流れ、一次遅れ発信器135Aを介して
時間遅れを持った信号が出力される。しかし、加熱源に
圧力変動が発生し、つまり、タービントリップ信号13
1A、発電機負荷遮断信号131B、選択制御棒挿入信
号131C、原子炉スクラム信号131Dのどれか一つ
が発信されると、ワンショットタイマ132Aを介して
セレクタ134Aに信号が送られ、BからCへ信号が流
れるようになるため、設定値(開度−50パーセント信
号)133Bの信号が選択され、一次遅れ発信器135
Aを介して時間遅れを持った信号が出力される。ここ
で、加熱源に圧力変動が発生しても、加熱蒸気は未だ配
管内に残っているため、加熱源診断回路71は、即時に
第2蒸気発生器ドレンタンク水位調節弁26及び蒸気発
生器循環ループ補給水弁27を急閉させずに、一次遅れ
発信器135Aにより時間的遅れを持たせて閉めるよう
にする。
【0024】図13は、本実施形態4の閉ループ水位制
御装置70の信号の流れを示すフロー図である。加熱源
蒸気圧力が急減した場合について説明する。第1蒸気発
生器胴体1Bの水位と第2蒸気発生器ドレンタンク2C
の水位は安定状態にあり、それぞれ設定値と比較された
弁指令はそれぞれ安定として出力される。しかし、加熱
源蒸気圧力が急減すると、加熱源診断回路71の設定値
(開度−50パーセント信号)133Bの信号が出力さ
れ、比例積分演算器92Hにより変換された制御信号に
加算され、加算器から減指令として出力され、蒸気発生
器循環ループ補給水弁27の開度を減少する。同時に、
設定値(開度−50パーセント信号)133Bの信号
は、比例積分演算器92Iにより変換された制御信号に
加算され、減指令としてローセレクタ93Dに入力さ
れ、一方、第1蒸気発生器胴体1Bの水位は高警報機9
4Dによって設定した値より低いので、高警報機94D
からOFF信号が発せられ、セレクタ95Dを設定値
(開度100パーセント)96Gに切り替え、ローセレ
クタ93Dに入力する。ローセレクタ93Dでは値の低
い減指令を選択し、第2蒸気発生器ドレンタンク水位調
節弁26の開度を減少する。
御装置70の信号の流れを示すフロー図である。加熱源
蒸気圧力が急減した場合について説明する。第1蒸気発
生器胴体1Bの水位と第2蒸気発生器ドレンタンク2C
の水位は安定状態にあり、それぞれ設定値と比較された
弁指令はそれぞれ安定として出力される。しかし、加熱
源蒸気圧力が急減すると、加熱源診断回路71の設定値
(開度−50パーセント信号)133Bの信号が出力さ
れ、比例積分演算器92Hにより変換された制御信号に
加算され、加算器から減指令として出力され、蒸気発生
器循環ループ補給水弁27の開度を減少する。同時に、
設定値(開度−50パーセント信号)133Bの信号
は、比例積分演算器92Iにより変換された制御信号に
加算され、減指令としてローセレクタ93Dに入力さ
れ、一方、第1蒸気発生器胴体1Bの水位は高警報機9
4Dによって設定した値より低いので、高警報機94D
からOFF信号が発せられ、セレクタ95Dを設定値
(開度100パーセント)96Gに切り替え、ローセレ
クタ93Dに入力する。ローセレクタ93Dでは値の低
い減指令を選択し、第2蒸気発生器ドレンタンク水位調
節弁26の開度を減少する。
【0025】本実施形態4では、加熱源蒸気圧力に異常
が発生したとき、加熱源圧力変動要因に基づいて加熱源
診断回路71により、先行的に第2蒸気発生器ドレンタ
ンク水位調節弁26及び蒸気発生器循環ループ補給水弁
27を制御するので、加熱源の急激な変動を第1蒸気発
生器胴体1Bの水位及び第2蒸気発生器ドレンタンク2
Cの水位に直接与えることがなく、安定した水位制御を
行うことができ、その上、未だ配管内などに残っている
加熱蒸気を長い時間供給でき、安定した蒸気供給を行う
ことが可能になる。
が発生したとき、加熱源圧力変動要因に基づいて加熱源
診断回路71により、先行的に第2蒸気発生器ドレンタ
ンク水位調節弁26及び蒸気発生器循環ループ補給水弁
27を制御するので、加熱源の急激な変動を第1蒸気発
生器胴体1Bの水位及び第2蒸気発生器ドレンタンク2
Cの水位に直接与えることがなく、安定した水位制御を
行うことができ、その上、未だ配管内などに残っている
加熱蒸気を長い時間供給でき、安定した蒸気供給を行う
ことが可能になる。
【0026】図14は、本発明に基づく蒸気発生器の水
位制御装置の実施形態5を示す。本実施形態5と図10
の実施形態4と異なる点は、加熱源圧力変動要因信号に
替えて、供給負荷変動要因信号例えば地域供給用温水加
熱器停止信号を閉ループ水位制御装置70に取り込み、
制御信号として使用する機能を付加することにある。
位制御装置の実施形態5を示す。本実施形態5と図10
の実施形態4と異なる点は、加熱源圧力変動要因信号に
替えて、供給負荷変動要因信号例えば地域供給用温水加
熱器停止信号を閉ループ水位制御装置70に取り込み、
制御信号として使用する機能を付加することにある。
【0027】図15は、本実施形態5の閉ループ水位制
御装置70の制御系統を示す。本実施形態5の制御系統
が図11と異なる点は、加熱源診断回路71に替えて供
給負荷診断回路72を設けることにある。
御装置70の制御系統を示す。本実施形態5の制御系統
が図11と異なる点は、加熱源診断回路71に替えて供
給負荷診断回路72を設けることにある。
【0028】図16は、供給負荷診断回路72の詳細構
成を示す。供給負荷変動要因として吸収式冷凍機停止、
地域供給用温水加熱器停止、ランドリドレン濃縮装置加
熱器停止、純水製造装置停止が挙げられ、これらの要因
は、供給負荷圧力の上昇を招く。また、これらの機器及
び装置の起動時には、供給負荷圧力の低下を招く。ここ
では、地域供給用温水加熱器が停止した場合について説
明する。図16において、地域供給用温水加熱器が正常
に動作している場合、設定値(開度0パーセント信号)
133Cからセレクタ134Bに信号が送られ、一次遅
れ発信器135Bを介して時間遅れを持った信号が出力
される。しかし、地域供給用温水加熱器が停止すると、
供給負荷圧力が上昇し、停止信号131Eが発せられる
と、ワンショットタイマ132Bを介してセレクタ13
4Bに信号が送られ、設定値(負荷容量に見合った値に
設定)133Dの信号が選択され、一次遅れ発信器13
5Bを介して時間遅れを持った信号が出力される。ここ
で、供給負荷診断回路75は、吸収式冷凍機停止、ラン
ドリドレン濃縮装置加熱器停止、純水製造装置停止時に
供給負荷圧力が上昇しても同様に動作する。また、これ
らの機器及び装置の起動時及び運転時に供給負荷圧力が
低下した場合も同様である。
成を示す。供給負荷変動要因として吸収式冷凍機停止、
地域供給用温水加熱器停止、ランドリドレン濃縮装置加
熱器停止、純水製造装置停止が挙げられ、これらの要因
は、供給負荷圧力の上昇を招く。また、これらの機器及
び装置の起動時には、供給負荷圧力の低下を招く。ここ
では、地域供給用温水加熱器が停止した場合について説
明する。図16において、地域供給用温水加熱器が正常
に動作している場合、設定値(開度0パーセント信号)
133Cからセレクタ134Bに信号が送られ、一次遅
れ発信器135Bを介して時間遅れを持った信号が出力
される。しかし、地域供給用温水加熱器が停止すると、
供給負荷圧力が上昇し、停止信号131Eが発せられる
と、ワンショットタイマ132Bを介してセレクタ13
4Bに信号が送られ、設定値(負荷容量に見合った値に
設定)133Dの信号が選択され、一次遅れ発信器13
5Bを介して時間遅れを持った信号が出力される。ここ
で、供給負荷診断回路75は、吸収式冷凍機停止、ラン
ドリドレン濃縮装置加熱器停止、純水製造装置停止時に
供給負荷圧力が上昇しても同様に動作する。また、これ
らの機器及び装置の起動時及び運転時に供給負荷圧力が
低下した場合も同様である。
【0029】図17は、本実施形態5の閉ループ水位制
御装置70の信号の流れを示すフロー図である。図17
のフローが図13と異なる点は、加熱源診断回路71を
供給負荷診断回路72によるフローに置き替えることに
ある。供給負荷の圧力が上昇した場合について説明す
る。第1蒸気発生器胴体1Bの水位と第2蒸気発生器ド
レンタンク2Cの水位は安定状態にあり、設定値と比較
された弁指令はそれぞれ安定として出力される。しか
し、供給負荷圧力が上昇すると、供給負荷診断回路72
の設定値(負荷容量に見合った値に設定)133Dの信
号が出力され、比例積分演算器92Jにより変換された
制御信号に加算され、加算器から減指令として出力さ
れ、蒸気発生器循環ループ補給水弁27の開度を減少す
る。同時に、設定値(負荷容量に見合った値に設定)1
33Dの信号は、比例積分演算器92Kにより変換され
た制御信号に加算され、減指令としてローセレクタ93
Eに入力され、一方、第1蒸気発生器胴体1Bの水位は
高警報機94Dによって設定した値より低いので、高警
報機94DにからOFF信号が発せられ、セレクタ95
Eを設定値(開度100パーセント)96Iに切り替
え、ローセレクタ93Eに入力する。ローセレクタ93
Eでは値の低い減指令を選択し、第2蒸気発生器ドレン
タンク水位調節弁26の開度を減少する。
御装置70の信号の流れを示すフロー図である。図17
のフローが図13と異なる点は、加熱源診断回路71を
供給負荷診断回路72によるフローに置き替えることに
ある。供給負荷の圧力が上昇した場合について説明す
る。第1蒸気発生器胴体1Bの水位と第2蒸気発生器ド
レンタンク2Cの水位は安定状態にあり、設定値と比較
された弁指令はそれぞれ安定として出力される。しか
し、供給負荷圧力が上昇すると、供給負荷診断回路72
の設定値(負荷容量に見合った値に設定)133Dの信
号が出力され、比例積分演算器92Jにより変換された
制御信号に加算され、加算器から減指令として出力さ
れ、蒸気発生器循環ループ補給水弁27の開度を減少す
る。同時に、設定値(負荷容量に見合った値に設定)1
33Dの信号は、比例積分演算器92Kにより変換され
た制御信号に加算され、減指令としてローセレクタ93
Eに入力され、一方、第1蒸気発生器胴体1Bの水位は
高警報機94Dによって設定した値より低いので、高警
報機94DにからOFF信号が発せられ、セレクタ95
Eを設定値(開度100パーセント)96Iに切り替
え、ローセレクタ93Eに入力する。ローセレクタ93
Eでは値の低い減指令を選択し、第2蒸気発生器ドレン
タンク水位調節弁26の開度を減少する。
【0030】本実施形態5では、供給負荷に異常が発生
したとき、供給負荷変動要因に基づいて供給負荷診断回
路72により、先行的に第2蒸気発生器ドレンタンク水
位調節弁26及び蒸気発生器循環ループ補給水弁27を
制御するので、供給負荷の急激な変動を第1蒸気発生器
胴体の水位及び第2蒸気発生器ドレンタンクの水位に直
接与えることがなく、安定した水位制御を行うことがで
きる。
したとき、供給負荷変動要因に基づいて供給負荷診断回
路72により、先行的に第2蒸気発生器ドレンタンク水
位調節弁26及び蒸気発生器循環ループ補給水弁27を
制御するので、供給負荷の急激な変動を第1蒸気発生器
胴体の水位及び第2蒸気発生器ドレンタンクの水位に直
接与えることがなく、安定した水位制御を行うことがで
きる。
【0031】図18は、本発明に基づく蒸気発生器の水
位制御装置の実施形態6を示す。本実施形態6と図1の
実施形態1と異なる点は、加熱源圧力変動要因信号と供
給負荷変動要因信号を閉ループ水位制御装置70に取り
込み、制御信号として使用する機能を付加することにあ
る。
位制御装置の実施形態6を示す。本実施形態6と図1の
実施形態1と異なる点は、加熱源圧力変動要因信号と供
給負荷変動要因信号を閉ループ水位制御装置70に取り
込み、制御信号として使用する機能を付加することにあ
る。
【0032】図19は、本実施形態6の閉ループ水位制
御装置70の制御系統を示す。本実施形態6の制御系統
が図2と異なる点は、加熱源診断回路71と供給負荷診
断回路72を設け、図11と図15の制御系統を組み合
わせて構成することにある。
御装置70の制御系統を示す。本実施形態6の制御系統
が図2と異なる点は、加熱源診断回路71と供給負荷診
断回路72を設け、図11と図15の制御系統を組み合
わせて構成することにある。
【0033】本実施形態6では、加熱源診断回路71及
び供給負荷診断回路72による先行制御によって、より
一層安定した水位制御を行うことができる。
び供給負荷診断回路72による先行制御によって、より
一層安定した水位制御を行うことができる。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
第1蒸気発生器の胴体タンク及び第2蒸気発生器のドレ
ンタンクの水位変化に基づいて、蒸気発生器循環ループ
補給水弁及び第2蒸気発生器ドレンタンク水位調節弁を
開閉制御して、比容積の大きい第1蒸気発生器胴体の水
位と比容積の小さい第2蒸気発生器ドレンタンクの水位
を協調制御するので、第1蒸気発生器胴体の水位の変化
に対し、第2蒸気発生器ドレンタンクの水位制御に遅れ
を生じることがなく、追従遅れによる第2蒸気発生器ド
レンタンクの水位の異常上昇/下降を防止できる。さら
に、これに伴う系統システム内の水位伝播によるハンチ
ングを防ぐことができ、安定した蒸気発生器の水位制御
を行うことができる。また、第1蒸気発生器胴体または
第2蒸気発生器ドレンタンクの水位変化を検出すると、
即座に第2蒸気発生器加熱蒸気流量調節弁の開度を制御
するので、第2蒸気発生器ドレンタンクの水位制御に遅
れを生じることがなく、第2蒸気発生器ドレンタンクの
異常上昇/下降を防止し、より安定した水位制御を行う
ことができる。また、上流側の第1蒸気発生器の胴体圧
力と下流側の第2蒸気発生器のドレンタンクの水位に基
づいて、第2蒸気発生器ドレンタンク水位調節弁を先行
制御するので、安定した水位制御を行うことができ、ま
た、過渡事象に対しても安定した制御を行うことができ
る。また、加熱源蒸気圧力に異常が発生したとき、ま
た、供給負荷に異常が発生したとき、先行的に蒸気発生
器循環ループ補給水弁及び第2蒸気発生器ドレンタンク
水位調節弁を制御するので、加熱源の急激な変動を第1
蒸気発生器の胴体タンクの水位及び第2蒸気発生器のド
レンタンクの水位に直接与えることがなく、安定した水
位制御を行うことができ、その上、未だ配管内などに残
っている加熱蒸気を長い時間供給でき、安定した蒸気供
給を行うことが可能になる。
第1蒸気発生器の胴体タンク及び第2蒸気発生器のドレ
ンタンクの水位変化に基づいて、蒸気発生器循環ループ
補給水弁及び第2蒸気発生器ドレンタンク水位調節弁を
開閉制御して、比容積の大きい第1蒸気発生器胴体の水
位と比容積の小さい第2蒸気発生器ドレンタンクの水位
を協調制御するので、第1蒸気発生器胴体の水位の変化
に対し、第2蒸気発生器ドレンタンクの水位制御に遅れ
を生じることがなく、追従遅れによる第2蒸気発生器ド
レンタンクの水位の異常上昇/下降を防止できる。さら
に、これに伴う系統システム内の水位伝播によるハンチ
ングを防ぐことができ、安定した蒸気発生器の水位制御
を行うことができる。また、第1蒸気発生器胴体または
第2蒸気発生器ドレンタンクの水位変化を検出すると、
即座に第2蒸気発生器加熱蒸気流量調節弁の開度を制御
するので、第2蒸気発生器ドレンタンクの水位制御に遅
れを生じることがなく、第2蒸気発生器ドレンタンクの
異常上昇/下降を防止し、より安定した水位制御を行う
ことができる。また、上流側の第1蒸気発生器の胴体圧
力と下流側の第2蒸気発生器のドレンタンクの水位に基
づいて、第2蒸気発生器ドレンタンク水位調節弁を先行
制御するので、安定した水位制御を行うことができ、ま
た、過渡事象に対しても安定した制御を行うことができ
る。また、加熱源蒸気圧力に異常が発生したとき、ま
た、供給負荷に異常が発生したとき、先行的に蒸気発生
器循環ループ補給水弁及び第2蒸気発生器ドレンタンク
水位調節弁を制御するので、加熱源の急激な変動を第1
蒸気発生器の胴体タンクの水位及び第2蒸気発生器のド
レンタンクの水位に直接与えることがなく、安定した水
位制御を行うことができ、その上、未だ配管内などに残
っている加熱蒸気を長い時間供給でき、安定した蒸気供
給を行うことが可能になる。
【図1】本発明に基づく蒸気発生器の水位制御装置の実
施形態1
施形態1
【図2】本実施形態1の閉ループ水位制御装置の制御系
統図
統図
【図3】本実施形態1の閉ループ水位制御装置の信号の
流れを示すフロー図
流れを示すフロー図
【図4】本発明に基づく実施形態2
【図5】本実施形態2の閉ループ水位制御装置の制御系
統図
統図
【図6】本実施形態2の閉ループ水位制御装置の信号の
流れを示すフロー図
流れを示すフロー図
【図7】本発明に基づく実施形態3
【図8】本実施形態3の閉ループ水位制御装置の制御系
統図
統図
【図9】本実施形態3の閉ループ水位制御装置の信号の
流れを示すフロー図
流れを示すフロー図
【図10】本発明に基づく実施形態4
【図11】本実施形態4の閉ループ水位制御装置の制御
系統図
系統図
【図12】加熱源診断回路の詳細構成図
【図13】本実施形態4の閉ループ水位制御装置の信号
の流れを示すフロー図
の流れを示すフロー図
【図14】本発明に基づく実施形態5
【図15】本実施形態5の閉ループ水位制御装置の制御
系統図
系統図
【図16】供給負荷診断回路の詳細構成図
【図17】本実施形態5の閉ループ水位制御装置の信号
の流れを示すフロー図
の流れを示すフロー図
【図18】本発明に基づく実施形態6
【図19】本実施形態6の閉ループ水位制御装置の制御
系統図
系統図
1 第1蒸気発生器 1B 第1蒸気発生器胴体 2 第2蒸気発生器 2B 第2蒸気発生器胴体 2C 第2蒸気発生器ドレンタンク 10 供給負荷 25B 第2蒸気発生器加熱蒸気流量調節弁 26 第2蒸気発生器ドレンタンク水位調節弁 27 蒸気発生器循環ループ補給水弁 37 第2蒸気発生器ドレンタンク水位検出器 38 第1蒸気発生器胴体水位検出器 39 第1蒸気発生器胴体圧力検出器 53 第2蒸気発生器加熱蒸気配管 70 閉ループ水位制御装置 71 加熱源診断回路 72 供給負荷診断回路 91 設定値 92 比例積分演算器 93 ローセレクタ 94 高警報機 95 セレクタ 98A 関数発生器 107 分配器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F22B 1/16 F22B 35/00 G21D 3/08 GDB
Claims (6)
- 【請求項1】 放射能を含む蒸気を熱源として、第1の
胴体タンクに貯水する第1の給水を加熱する第1の蒸気
発生器と、加熱された第1の給水を熱源として、第2の
胴体タンクに貯水する第2の給水を加熱する第2の蒸気
発生器からなり、第1の給水を貯水する前記第1の胴体
タンクの水位と、加熱された第1の給水が凝縮し、凝縮
した第1の給水を貯水するドレンタンクの水位を制御す
る蒸気発生器の水位制御装置において、検出された前記
第1の胴体タンクの第1の水位信号、または、検出され
た前記ドレンタンクの第2の水位信号に基づいて、前記
第1の胴体タンクと前記ドレンタンクとの間に設けら
れ、給水の流量を調節する流量調節手段を制御する制御
信号を演算することを特徴とする蒸気発生器の水位制御
装置。 - 【請求項2】 請求項1において、前記流量調節手段
は、前記第1の胴体タンクに供給する第1の給水の流量
を調節することを特徴とする蒸気発生器の水位制御装
置。 - 【請求項3】 請求項1において、前記流量調節手段
は、前記第2の蒸気発生器に供給する加熱された第1の
給水の流量を調節することを特徴とする蒸気発生器の水
位制御装置。 - 【請求項4】 放射能を含む蒸気を熱源として、第1の
胴体タンクに貯水する第1の給水を加熱する第1の蒸気
発生器と、加熱された第1の給水を熱源として、第2の
胴体タンクに貯水する第2の給水を加熱する第2の蒸気
発生器からなり、第1の給水を貯水する前記第1の胴体
タンクの水位と、加熱された第1の給水が凝縮し、凝縮
した第1の給水を貯水するドレンタンクの水位を制御す
る蒸気発生器の水位制御装置において、検出された前記
第1の胴体タンクの第1の水位信号に基づいて、前記第
1の胴体タンクに供給する第3の給水の流量を調節する
第1の流量調節手段を制御する第1の制御信号を演算
し、前記第1の水位信号と検出された前記ドレンタンク
の第2の水位信号に基づいて、前記第1の胴体タンクと
前記ドレンタンクとの間に設けられ、給水の流量を調節
する第2の流量調節手段を制御する第2の制御信号を演
算することを特徴とする蒸気発生器の水位制御装置。 - 【請求項5】 請求項4において、前記第1の水位信号
が予め設定する値を超えたとき、開度0パーセントを示
す前記第1の制御信号を演算することを特徴とする蒸気
発生器の水位制御装置。 - 【請求項6】 請求項1から請求項5のいずれかにおい
て、前記第1の胴体タンクの第1の水位信号及び前記ド
レンタンクの第2の水位信号に加えて、前記第1の胴体
タンクの圧力信号、加熱蒸気源及び/または供給負荷の
変動に基づく信号を用いることを特徴とする蒸気発生器
の水位制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19847296A JP3218384B2 (ja) | 1996-07-09 | 1996-07-09 | 蒸気発生器の水位制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19847296A JP3218384B2 (ja) | 1996-07-09 | 1996-07-09 | 蒸気発生器の水位制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1026301A JPH1026301A (ja) | 1998-01-27 |
| JP3218384B2 true JP3218384B2 (ja) | 2001-10-15 |
Family
ID=16391683
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19847296A Expired - Fee Related JP3218384B2 (ja) | 1996-07-09 | 1996-07-09 | 蒸気発生器の水位制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3218384B2 (ja) |
Families Citing this family (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4898294B2 (ja) * | 2006-05-24 | 2012-03-14 | 三菱重工業株式会社 | コンバインドサイクルプラントの吸気加熱システム |
| US8001760B2 (en) | 2008-10-09 | 2011-08-23 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Intake air heating system of combined cycle plant |
| JP7172318B2 (ja) * | 2018-09-12 | 2022-11-16 | 三浦工業株式会社 | 蒸気発生装置 |
| CN112062193A (zh) * | 2020-10-12 | 2020-12-11 | 凯贤制药设备(南京)有限公司 | 一种蒸馏水机自适应控制系统及其控制方法 |
| JP7851780B2 (ja) * | 2022-04-27 | 2026-04-27 | 株式会社東芝 | 蒸気発生装置及び蒸気発生システム |
| CN116700368A (zh) * | 2023-04-19 | 2023-09-05 | 哈尔滨沃华智能电力技术有限公司 | 一种基于高加水位基地式调节仪的控制方法 |
| CN118189134B (zh) * | 2024-04-29 | 2025-05-30 | 北京怀柔实验室 | 耦合燃煤机组的熔盐蒸汽发生系统及控制方法、控制装置 |
-
1996
- 1996-07-09 JP JP19847296A patent/JP3218384B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH1026301A (ja) | 1998-01-27 |
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| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |