JP3219086B1 - 衣類プレス器 - Google Patents

衣類プレス器

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JP3219086B1
JP3219086B1 JP2000129119A JP2000129119A JP3219086B1 JP 3219086 B1 JP3219086 B1 JP 3219086B1 JP 2000129119 A JP2000129119 A JP 2000129119A JP 2000129119 A JP2000129119 A JP 2000129119A JP 3219086 B1 JP3219086 B1 JP 3219086B1
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Panasonic Holdings Corp
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Abstract

【要約】 【課題】 衣類の挟圧状態が視認できるようにしてセッ
トを確実にするとともに、透明な可動板の構成を堅牢に
して、衣類の仕上がりと使い勝手をよくする。 【解決手段】 衣類を挟圧する固定板10と可動板11
の一端をヒンジ装置15により回動自在に連結するとと
もに、固定板10と可動板11を挟圧した状態に保持す
るロック装置17を設け、透明体で形成した可動板11
の周縁部に沿って保護体16を設けたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ズボン等の衣類を
挟圧加熱してしわ伸ばしと折り目付けを行う衣類プレス
器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の衣類プレス器は、特開平
8−215494号公報に示されているように図8のよ
うに構成されていた。以下、その構成について説明す
る。
【0003】図8に示すように、1は脚部2により垂直
に立設した固定側挟圧板で、この固定側挟圧板1の下端
にヒンジ装置3により回動自在に可動側挟圧板4を連結
している。固定側挟圧板1には、可動側挟圧板4とで挟
圧した被プレス物を加熱する発熱体5と、被プレス物に
適当な圧力を加えるためのクッション6が設けてあり、
このクッション6により前記発熱体5を上面側から覆う
ように形成している。また、前記クッション6は可動側
挟圧板4の内面側に備える場合もある。7は被プレス物
に圧力をかけた状態に保持するためのロック装置であ
る。そして、前記固定側挟圧板1と可動側挟圧板4は、
木材や樹脂成型板で構成されているのが一般的であっ
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこのよう
な従来の構成では、被プレス物を一対の固定側挟圧板1
と可動側挟圧板4で挟むときに、被プレス物が見えない
ため挟持している状態がわからないままプレスするた
め、セットのミスによりしわが付いたり、折り目が二重
に入ったりすることがあった。これはセットするときに
被プレス物の状態が見えないということに起因するもの
である。
【0005】このような問題を解決するために、一方の
挟圧板の少なくとも一部を透明にして、セットされた被
プレス物の状態が視認できるようにすることが考えられ
ており、具体的には、可動側挟圧板4を例えば透明なガ
ラス或いは樹脂で構成すると、セットミスをなくして使
い勝手をよくすることができる。
【0006】しかしながら、上記のように可動側挟圧板
4を透明にすると、加圧時に応力が作用し外方へ膨らむ
ように撓み易く、加圧が不均一になるのに加えて、所定
の堅牢性を得るために可動側挟圧板4の構成が重厚にな
り、使い勝手が悪くなるという問題があった。また、使
用時はたえず回動操作が繰り返し行われるため、衝撃的
な外力を受けやすいという問題があった。
【0007】本発明は、上記従来の課題を解決するもの
で、セットしたときの被プレス物の状態が視認できるよ
うにしてセットミスを防止するとともに、堅牢な透明挟
圧板により良好な仕上がりが得られる使い勝手のよい衣
類プレス器を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するために、衣類を挟圧する固定板と可動板の一端
を回動自在に連結し、前記可動板を透明体で形成すると
ともに、可動板の周縁部に沿って保護体を設け、前記保
護体をクッション体の端部より外側に位置するように設
定したものである。
【0009】これにより、被プレス物のセット状態が視
認でき、セットミスを防止することができるとともに、
透明な可動板により被プレス物を均一に加圧して仕上が
り効果をよくすることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、衣類等を挟圧する固定板および可動板と、前記固定
板と可動板の一端を回動自在に連結し、前記可動板を固
定板に対向させて開閉自在に支持するヒンジ装置と、前
記固定板と可動板により衣類等を挟圧した状態に保持す
るロック装置と、前記固定板と可動板で挟圧した衣類等
を加熱する発熱体と、前記固定板の加圧面側に設けたク
ッション体とを具備し、前記可動板を透明体で形成する
とともに、前記可動板の周縁部に沿って保護体を設け
前記保護体を前記クッション体の端部より外側に位置す
るように設定したものであり、被プレス物のセット状態
が視認でき、セットミスを防止することができるととも
に、透明な可動板により被プレス物を均一に加圧して仕
上がり効果をよくすることができる。
【0011】請求項2に記載の発明は、衣類等を挟圧す
る固定板および可動板と、前記固定板と可動板の一端を
回動自在に連結し、前記可動板を固定板に対向させて開
閉自在に支持するヒンジ装置と、前記固定板と可動板に
より衣類等を挟圧した状態に保持するロック装置と、前
記固定板と可動板で挟圧した衣類等を加熱する発熱体
と、前記固定板の加圧面側に設けたクッション体とを具
備し、前記可動板を透明体で形成するとともに、前記保
護体の厚さを前記クッション体の厚さより薄く設定した
ものであり、被プレス物を均一に加圧して仕上がり効果
をよくすることができる。
【0012】請求項3に記載の発明は、上記請求項1ま
たは2に記載の発明において、保護体の断面形状を略コ
字状に形成し、前記保護体により可動板の端部を包囲す
るように設けたものであり、可動板の端部を三方向から
保護することができるとともに、強度を強めて堅牢な構
成にすることができる。
【0013】
【0014】請求項に記載の発明は、上記請求項1〜
に記載の発明において、ロック装置は、立設した固定
板に回動自在に設けたレバーと、前記レバーを係止する
可動板に設けた係止部を有し、前記レバーを係止部に係
止して前記固定板と可動板を挟圧状態に保持するととも
に、前記係止部を保護体を介して前記可動板の端部に取
付けたものであり、ロック時に可動板に作用する応力を
分散または緩衝してプレス効果をよくすることができ
る。
【0015】請求項に記載の発明は、上記請求項1〜
に記載の発明において、保護体を所定の幅を有する枠
状に形成し、可動板の外面側周縁部に取付けたものであ
り、可動板の堅牢性を向上し加圧時の撓みを少なくして
プレス効果をよくすることができる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
しながら説明する。
【0017】(実施例1)図1〜図5に示すように、ズ
ボンなどの衣類(図示せず)を挟圧する一対の固定板1
0および可動板11を対向して設け、固定板10は、下
端を脚12に固定し略垂直に立設するとともに、その内
面側には箔状に形成した発熱体13を有したクッション
体14が設けてあり、発熱体13はクッション体14の
加圧面側に配設している。発熱体13とクッション体1
4は、薄い布製のカバー14aで覆われている。
【0018】可動板11は、固定板10の下端とヒンジ
装置15により回動自在に連結してあり、例えば透明ま
たは半透明なガラス板、樹脂板等で構成され、内部に挟
圧する衣類等を可動板11の外から視認できるようにし
ている。16は可動板11の周縁部に沿って設けた保護
体で、例えば金属、木、樹脂、ゴム、エラストマ等で断
面形状を略コ字状に形成している。保護体16は、可動
板11の端部を三方向から包囲するように設けるととも
に、クッション体14の端部より外側に位置するように
設定してあり、保護体16の内側端部とクッション体1
4の外側端部との間に距離Dが形成されるようにしてい
る。
【0019】17は固定板10と可動板11の間に衣類
等を挟圧した状態に保持するロック装置で、立設した固
定板10の背面に回動自在に設けたレバー18と、この
レバー18を係止する係止部19を可動板11に設けて
あり、レバー18を係止部19に係止することによって
可動板11と固定板10を挟圧状態に保持する。係止部
19は、可動板11との間に保護体16を介在させた略
コ字状の金具20によりねじ21で可動板11の端部に
取付けてあり、保護体16と金具20の間に入れた金属
プレート22にねじ21の先端を当接させて強固に固定
している。
【0020】ヒンジ装置15と可動板11との固定も上
記係止部19と同様であり、可動板11との間に保護体
16を介在させた略コ字状の金具23によりねじ24で
可動板11の端部に取付けてあり、保護体16と金具2
3の間に入れた金属プレート25にねじ24の先端を当
接させて強固に固定している。
【0021】上記構成において、次に動作について説明
すると、可動板11を固定板10から離れる方向へ回動
させて、衣類等をこの固定板10と可動板11の間にセ
ットし、ロック装置17を操作して、衣類等(ズボン)
の裾部を挟持するように可動板11を固定板10側へ回
動させて閉じる。このとき、透明な可動板11を透かし
て衣類等にたるみや折り目のズレがないかどうか目視に
て確認することができる。
【0022】そして、正しくセットされていないとき
は、再度可動板11を開いて衣類等をセットし直すか、
或いは、衣類の上端を引張って整えた後、ロック装置1
7により固定板10と可動板11を挟圧状態にロックし
て衣類等を挟圧保持して加熱する。
【0023】クッション体14は、プレスする衣類等の
厚さに応じて圧縮されて衣類等を加圧するとともに、発
熱体13をクッション体14の加圧面側に配設している
ため、衣類等を効率よく的確に加熱することができる。
【0024】また、可動板11には周縁部に沿って保護
体16を設けているので、ガラス板で構成した可動板1
1の周縁部に誤って器物を衝突させた際の損傷を防止す
ることができ、外的衝撃が加わり易い可動板11の端部
を三方向から確実に保護することができるとともに、可
動板11の強度を強めて堅牢にすることができる。
【0025】また、保護体16がクッション体14の端
部より外側に位置するように形成しているので、可動板
11で衣類等を加圧したときに保護体16がクッション
体14を押圧することがなく、被プレス物を均一に加圧
よくすることができる。
【0026】また、ロック装置17のレバー18を係止
する係止部19は、保護体16を介して可動板11の端
部に取付けているため、ロック時に可動板11に作用す
る応力を分散または緩衝することができ、局部的な応力
集中による可動板11の破損や撓みを防止して衣類等を
効果的にプレスすることができる。
【0027】なお、上記実施例では、可動板11をガラ
ス板で構成したが、透明または半透明の樹脂板で構成し
ても、透明な可動板11を透かして衣類等にたるみや折
り目のズレがないかどうか目視にて確認することがで
き、同様の効果が得られる。この場合も可動板11の周
縁部に沿って保護体16設けることにより、可動板11
の端部を三方向から保護することができる。
【0028】そして、可動板11を樹脂板で構成した場
合は、保護体16を例えばゴム、エラストマに加えて金
属、木、樹脂等で形成すると、保護に加えて強固な補強
効果が得られ、透明な可動板を堅牢にすることができ、
撓みを少なくしてプレス効果を高めることができる。
【0029】すなわち、可動板11がガラスのように剛
性が強い場合は、保護体16を樹脂、ゴム、エラストマ
等で形成して衝撃緩衝効果が得られるようにして可動板
11を損傷から保護し、可動板11が樹脂のように撓み
易い場合は、保護体16を金属、木、樹脂等で形成して
補強効果が得られるようにして可動板11を堅牢にする
ことができるとともに、これらの任意な組み合わせが可
能であり、ガラス或いは樹脂製の透明な可動板で薄型に
形成しても、保護体16により強度を高めることがて
き、堅牢で撓みが少なく、プレス効果を高めることがで
きるとともに、併せて外的衝撃から可動板を保護して使
い勝手をよくすることができる。
【0030】また、可動板11は強度を高める手段とし
て、強化ガラス、合わせガラスを使用することができる
とともに、透明な複数の材料を積層して構成することも
可能である。
【0031】(実施例2)図6に示すように、固定板1
0の加圧面側にクッション体26を設け、保護体27の
厚さt1をクッション体26の厚さt2より薄く設定し
たものである。他の構成は実施例1と同じである。
【0032】上記構成によれば、加圧面が広くなるよう
にクッション体26の面積を大きくして保護体27と重
合するように形成した場合でも、保護体27の厚さt1
をクッション体26の圧縮によって吸収することがで
き、プレス物を均一に加圧することができる。
【0033】(実施例3)図7に示すように、保護体2
8を所定の幅を有する枠状に形成し、可動板11の外面
側周縁部に取付けたものである。保護体28の枠状部分
の幅は、透明な可動板11を透かしてプレス物の視認が
容易に行える広さが確保されれば、十分な幅を有するこ
とが好ましい。他の構成は実施例1と同じである。
【0034】上記構成によれば、可動板11を透明なガ
ラス、樹脂等で形成した場合でも、衣類等をプレスする
加圧面と反対側で所望の強度に高めることができ、可動
板11の堅牢性を向上し、加圧時の撓みを少なくしてプ
レス効果をよくすることができる。この場合も、上記実
施例1の保護体16をその周縁部に設けてもよい。
【0035】
【発明の効果】以上のように、本発明の請求項1、2に
記載の発明によれば、透明な可動板により被プレス物を
均一に加圧して仕上がり効果をよくすることができる。
【0036】また、請求項3に記載の発明によれば、
明な可動板の端部を保護することができる。
【0037】また、請求項に記載の発明によれば、ロ
ック時に可動板に作用する応力を分散または緩衝してプ
レス効果をよくすることができる。
【0038】また、請求項に記載の発明によれば、加
圧時に可動板の撓みを少なくしてプレス効果をよくする
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の衣類プレス器の斜視図
【図2】同衣類プレス器の可動板の正面図
【図3】同衣類プレス器の要部断面図
【図4】同衣類プレス器の要部断面図
【図5】同衣類プレス器の要部断面図
【図6】本発明の実施例2の衣類プレス器の要部断面図
【図7】本発明の実施例3の衣類プレス器の可動板の正
面図
【図8】従来の衣類プレス器の斜視図
【符号の説明】
10 固定板 11 可動板 13 発熱体 15 ヒンジ装置 16 保護体 17 ロック装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) D06F 71/29

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 衣類等を挟圧する固定板および可動板
    と、前記固定板と可動板の一端を回動自在に連結し、前
    記可動板を固定板に対向させて開閉自在に支持するヒン
    ジ装置と、前記固定板と可動板により衣類等を挟圧した
    状態に保持するロック装置と、前記固定板と可動板で挟
    圧した衣類等を加熱する発熱体と、前記固定板の加圧面
    側に設けたクッション体とを具備し、前記可動板を透明
    体で形成するとともに、前記可動板の周縁部に沿って保
    護体を設け、前記保護体を前記クッション体の端部より
    外側に位置するように設定した衣類プレス器。
  2. 【請求項2】 衣類等を挟圧する固定板および可動板
    と、前記固定板と可動板の一端を回動自在に連結し、前
    記可動板を固定板に対向させて開閉自在に支持するヒン
    ジ装置と、前記固定板と可動板により衣類等を挟圧した
    状態に保持するロック装置と、前記固定板と可動板で挟
    圧した衣類等を加熱する発熱体と、前記固定板の加圧面
    側に設けたクッション体とを具備し、前記可動板を透明
    体で形成するとともに、前記保護体の厚さを前記クッシ
    ョン体の厚さより薄く設定した衣類プレス器。
  3. 【請求項3】 保護体の断面形状を略コ字状に形成し、
    前記保護体により可動板の端部を包囲するように設けた
    請求項1または2記載の衣類プレス器。
  4. 【請求項4】 ロック装置は、立設した固定板に回動自
    在に設けたレバーと、前記レバーを係止する可動板に設
    けた係止部を有し、前記レバーを係止部に係止して前記
    固定板と可動板を挟圧状態に保持するとともに、前記係
    止部を保護体を介して前記可動板の端部に取付けた請求
    項1〜3のいずれか1項に記載の衣類プレス器。
  5. 【請求項5】 保護体を所定の幅を有する枠状に形成
    し、可動板の外面側周縁部に取付けた請求項1〜4のい
    ずれか1項に記載の衣類プレス器。
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