JP3223423B2 - 折畳み式作業台 - Google Patents

折畳み式作業台

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JP3223423B2 JP31852197A JP31852197A JP3223423B2 JP 3223423 B2 JP3223423 B2 JP 3223423B2 JP 31852197 A JP31852197 A JP 31852197A JP 31852197 A JP31852197 A JP 31852197A JP 3223423 B2 JP3223423 B2 JP 3223423B2
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  • Structural Engineering (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、折畳み式作業台
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、略逆U字形の手摺を作業台に取り
付けるには、作業台に、手摺の垂直状脚部の下端を受け
止める角筒状の手摺受けを設けておき、手摺脚部の下端
部を手摺受けに嵌め入れることにより、手摺を作業台に
対し着脱自在に取り付けるのが一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の手摺の取付
けでは、手摺の脚部の下端部を筒状の手摺受けに嵌め入
れるだけで装着でき、手摺を上に持ち上げるだけで作業
台より取り外すことができるため、着脱が簡単であると
いう利点を有する反面、手摺が抜けやすいために危険で
あるという問題があった。
【0004】ところで、クランプやボルト・ナットを用
いて手摺の抜けを防止することは可能であるが、そのた
めの作業が別途必要となるため、手摺の着脱が面倒なも
のとなるという問題があった。
【0005】この発明の目的は、上記の従来技術の問題
を解決し、略逆U字形タラップ手摺および足場手摺の脚
部の下端部を、作業台本体の前部支柱の下端部と上端
部、並びに前部支柱の上端部および後部支柱の上端部に
それぞれ備えられた角筒状の手摺受けに着脱自在に取り
付けるさい、着脱操作が簡単で、しかもタラップ手摺お
よび足場手摺の抜止め(ロック)を確実に果し得て、非
常に便利であるうえに、構造が簡単な折畳み式作業台を
提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段および発明の効果】上記の
目的を達成するために、この発明は、折畳み自在な作業
台本体と、作業台本体の前部支柱に沿って取り付けられ
た略逆U形のタラップ手摺と、作業台本体の足場板に取
り付けられた略逆U形の足場手摺とを備えている折畳み
式作業台において、上記作業台本体は、略方形の足場板
と、足場板の前縁を支えかつ角パイプよりなる左右の傾
斜状前部支柱と、足場板の後縁を支えかつ角パイプより
なる左右の後部支柱とを備えており、上記作業台本体の
前部支柱の下端部と上端部には、タラップ手摺の脚部の
下端部を受ける短い角筒状の手摺受けがそれぞれ固定さ
れ、前部支柱の上端部および後部支柱の上端部には、足
場手摺の脚部の下端部を受ける短い角筒状の手摺受けが
それぞれ固定され、各手摺受けの前壁下端部には開口部
があけられるとともに、各手摺受け下端部の左側壁部と
右側壁部との間に、手摺脚部下端支持用ストッパが渡し
止められ、タラップ手摺および足場手摺のそれぞれ中空
脚部の各下端部内側に手摺ロック部材が収められ、ロッ
ク部材の下端部に、手摺脚部の前壁にあけられた開口部
より外方に突出する係合凸部が設けられ、かつロック部
材の上端部に、手摺脚部の後壁にあけられた開口部より
外方に突出する係合解除用凸部が設けられ、さらにロッ
ク部材の高さの中間部に、手摺脚部の前壁内面に当接す
る支点用突起が設けられ、該ロック部材の下端部後面に
は、コイルばね位置決め用突起が設けられ、コイルばね
が、この位置決め用突起にその前端部を嵌め被せた状態
で、ロック部材下端部と手摺脚部の後壁内面との間に介
装されることにより、ロック部材の下端部および支点用
突起が、コイルばねの弾発力によって手摺脚部の前壁内
面にそれぞれ圧接せしめられ、ロック部材の下端部の係
合凸部が、手摺脚部の前壁にあけられた開口部より外方
に突出せしめられており、タラップ手摺および足場手摺
のそれぞれ脚部の各下端部が、作業台本体の前部支柱の
下端部と上端部、並びに前部支柱の上端部および後部支
柱の上端部にそれぞれ備えられた角筒状の手摺受けに上
から嵌め入れられることにより、各手摺脚部の下端が、
手摺受け下端部に渡し止められた手摺脚部下端支持用ス
トッパに支持されるとともに、手摺脚部の前壁開口部よ
り外方に突出しているロック部材下端部の係合凸部の先
端部が、手摺受けの前壁開口部よりさらに外方に突出せ
しめられて、係合凸部の上端部が手摺受けの前壁の開口
部の上縁部に係り合わせられ、手摺受けへの嵌入れ状態
において手摺脚部がロックされ、タラップ手摺および足
場手摺の取外しのさいに、各手摺脚部の後壁開口部より
外方に突出した係合解除用凸部が脚部の内側に押し込ま
れることにより、ロック部材がこれの支点用突起を支点
として揺動し、該ロック部材の係合凸部の先端部が角筒
状手摺受けの前壁開口部より手摺受け内に入り込んで、
手摺脚部のロックが解除されるようになされていること
を特徴としている。
【0007】この発明の折畳み式作業台によると、略逆
U字形のタラップ手摺および足場手摺の各脚部を、作業
台側に備えられた角筒状の手摺受けに取り付けるさいに
は、手摺の脚部の下端部を、手摺受けに上から嵌め入れ
るだけで良い。これにより、各手摺脚部の下端が、手摺
受け下端部に渡し止められた手摺脚部下端支持用ストッ
パに支持されるとともに、手摺脚部の前壁開口部より外
方に突出しているロック部材下端部の係合凸部の先端部
が、角筒状手摺受けの前壁開口部よりさらに外方に突出
せしめられて、該係合凸部の上端部が角筒状手摺受けの
前壁の開口部の上縁部に係り合わせられ、角筒状手摺受
けへの嵌入れ状態において手摺脚部がロックされる。
【0008】これに対し、手摺の取外しのさいには、略
逆U字形のタラップ手摺および足場手摺の各脚部の後壁
開口部より外方に突出している係合解除用凸部を、脚部
の内側に押し込むだけで良い。これにより、ロック部材
がこれの支点用突起を支点として揺動し、該ロック部材
の係合凸部の先端部が角筒状手摺受けの前壁開口部より
手摺受け内に入り込んで、手摺脚部のロックが解除され
るようになされている。
【0009】従って、作業台に対するタラップ手摺およ
び足場手摺の着脱操作が非常に簡単であるし、タラップ
手摺および足場手摺の抜止め(ロック)を確実に果し得
て、非常に便利である。そのうえ、手摺ロック装置は構
造が簡単であるため、製造コストが安くつくという効果
を奏する。
【0010】
【発明の実施の形態】つぎに、この発明の実施の形態
を、図面を参照して説明する。
【0011】この明細書において、前後、左右、および
上下は図2を基準とし、前とは図2の左側、後とは同右
側をいゝ、また左右は後方に向かっていうものとする。
また上とは同図の上側、下とは同下側をいうものとす
る。
【0012】まず図1と図2を参照すると、折畳み式作
業台はアルミニウム合金製であって、これは折畳み自在
な作業台本体(1) と、作業台本体(1) の左右の前部支柱
(3)に沿って取り付けられた左右のタラップ手摺(8A)
と、作業台本体(1) の足場板(2) を左右および後の三方
から囲むように取り付けられた左右足場手摺(8B)および
後部足場手摺(9) とを備えている。
【0013】上記作業台本体(1) は、略方形の足場板
(2) と、足場板(2) の前縁を支えかつ横断面長方形の角
パイプよりなる左右の傾斜状前部支柱(3) と、前部支柱
(3) よりも垂直に近い傾斜状で足場板(2) の後縁を支え
かつ横断面長方形の角パイプよりなる左右の後部支柱
(4) と、左右の前部支柱(3) の高さの中程と左右の後部
支柱(4) の下端部との間に渡された左右の下部補強材
(6) と、左右の前部支柱(3)の上端寄り部分と足場板(2)
の後縁寄り部分との間に渡された左右の折畳み自在な
上部補強材(7) とを備えている。左右の前部支柱(3) 間
には、3段の踏桟(タラップ)(5) が所定間隔おきに渡
し止められており、左右の後部支柱(4) の下端部には、
それぞれキャスタ(30)が後方突出状に設けられている。
なお、作業台本体(1) の構造の詳細については、後述す
る。
【0014】つぎに、上記手摺(8A)(8B)(9) は、いずれ
も角パイプによりつくられて、略逆U字状を有するもの
であるが、これらのうち、タラップ手摺(8A)と左右足場
手摺(8B)とが、この発明の手摺ロック装置により作業台
本体(1) にそれぞれ着脱自在に取り付けられ、後部足場
手摺(9) は、左右の足場手摺(8B)に渡されて取り付けら
れている。
【0015】ここで、タラップ手摺(8A)は、後方上向き
に傾斜する前部支柱(3) に対して平行な手摺把持部(8a)
と、この手摺把持部(8a)の前後両端より下方に連なる垂
下状脚部(8b)とによって略逆U字状を有している。左右
足場手摺(8B)は、それぞれ水平状の手摺把持部(8a)と、
この手摺把持部(8a)の前後両端より下方に連なる垂下状
脚部(8b)とによって略逆U字状を有している。なお、後
部足場手摺(9) は、水平状の手摺把持部(9a)と、この手
摺把持部(9a)の左右両端より下方に連なる垂下状脚部(9
b)とによって略逆U字状を有している。
【0016】また、図1、図2および図5を参照する
と、後部足場手摺(9) の脚部(9b)の上端寄り部分および
下端寄り部分には、前方に開口した側面よりみて略逆く
形の切欠き(36)を有する取付けブラケット(35)がそれぞ
れ備えられ、左右足場手摺(8B)の脚部(8b)の対応箇所に
ボルト(37)が取り付けられている。そして、後部足場手
摺(9) が、左右の足場手摺(8B)に渡された状態で、左右
足場手摺(8B)の脚部(8b)側のボルト(37)が、ブラケット
(35)の切欠き(36)に嵌め入れられて、該ブラケット(35)
がボルト(37)に掛け止められることにより、後部足場手
摺(9) が着脱可能に取り付けられている。
【0017】なお、左右足場手摺(8B)の前後両脚部(8b)
および後部足場手摺(9) の左右両脚部(9b)には、それぞ
れ中間補強横材(33)および幅木(34)が渡し止められてい
る。
【0018】つぎに、この発明の折畳み式作業台を、図
1〜図5を参照して詳しく説明する。
【0019】上記作業台本体(1) の前部支柱(3) の下端
部と上端部には、タラップ手摺(8A)の脚部(8b)の下端部
を受ける短い角筒状の手摺受け(20)がそれぞれ固定さ
れ、前部支柱(3) の上端部および後部支柱(4) の上端部
には、左右足場手摺(8B)の脚部(8b)の下端部を受ける短
い角筒状の手摺受け(20)がそれぞれ固定されている。
【0020】なお、上記タラップ手摺(8A)と左右足場手
摺(8B)とが、この発明の手摺ロック装置により作業台本
体(1) に着脱自在に取り付けられるが、そのロック装置
の構造は、全く同じであるので、以下に、タラップ手摺
(8A)および左右足場手摺(8B)の双方を含めて、手摺(8)
と記載して説明する。
【0021】そして、図示のように、手摺(8) すなわち
タラップ手摺(8A)および左右足場手摺(8B)において、手
摺(8) の前後脚部(8b)の下端部には、ロック部材(10)が
その係合解除用凸部(12)を互いに手摺(8) の内側に突出
するように逆向きに配置されている。
【0022】図3と図4には、前部支柱(3) の上端部に
固定された手摺受け(20)と、右足場手摺(8B)の前側脚部
(8b)下端部に備えられたロック部材(10)との連結状態が
示されており、以下、これに基づいて手摺ロック装置の
構造を説明する。
【0023】すなわち、手摺ロック装置は、略逆U形手
摺(8) の中空脚部(8b)の各下端部内側に手摺ロック部材
(10)が収められている。このロック部材(10)は、例えば
アルミニウム合金製で、略垂直状の下端部(10a) と、後
方上向きに傾斜した傾斜状上部(10b) と、これらを連結
する中間連結部(10c) とによって構成されている。そし
て、ロック部材(10)の下端部(10a) に、手摺脚部(8b)の
前壁にあけられた開口部(14)より外方に突出する係合凸
部(11)が設けられている。係合凸部(11)の前面下部に
は、下端に至るほど手摺脚部(8b)内側に向かう横断面円
弧状の案内面部(11a) が設けられている。またロック部
材(10)の上端部に、手摺脚部(8b)の後壁にあけられた開
口部(15)より外方に突出する係合解除用凸部(12)が設け
られるとともに、この係合解除用凸部(12)の下側近くに
当たり用凸部(16)が設けられている。さらにロック部材
(10)の中間連結部(10c) の前面には、凹部(19)が設けら
れていて、該凹部(19)の上端部すなわちロック部材(10)
の傾斜状上部(10b) と中間連結部(10c) との境界部分
に、手摺脚部(8b)の前壁内面に当接する支点用突起(13)
が形成されている。またロック部材(10)の下端部(10a)
後面には、コイルばね位置決め用突起(17)が設けられ、
コイルばね(18)が、この位置決め用突起(17)にその前端
部を嵌め被せた状態で、ロック部材下端部(10a) と手摺
脚部(8b)の後壁内面との間に介装されている。これによ
り、ロック部材(10)の下端部(10a) および支点用突起(1
3)が、コイルばね(18)の弾発力によって手摺脚部(8b)の
前壁内面にそれぞれ圧接せしめられ、ロック部材(10)の
下端部(10a) の係合凸部(11)が、手摺脚部(8b)の前壁に
あけられた開口部(14)より外方に突出せしめられてい
る。
【0024】一方、手摺受け(20)は短い略角筒状であ
り、その前壁(20a) 下端部には開口部(21)があけられて
いる。また手摺受け(20)下端部の左側壁部(20b) と右側
壁部(20c) との間に、手摺脚部下端支持用ストッパとし
てのリベット(22)が渡し止められている。リベット(22)
の頭部(22a) は手摺受け(20)の下端部の左側壁部(20a)
の外面に当接せられ、リベット(22)の先端部は手摺受け
(20)端部の右側壁部(20c) を貫通して、掛止めのために
拡開せしめられている。また手摺受け(20)の右側壁部(2
0c) の前後両側には、補強用の厚肉中空部(23)が設けら
れている。
【0025】つぎに、図1、図2および図5を参照する
と、作業台本体(1) の足場板(2) は、方形板状の足場板
本体(2a)およびこれの左右両側に取り付けられた側枠部
材(24)よりなる。側枠部材(24)の上半部には、垂直断面
コ字状の本体挟持部(24a) が設けられており、これに足
場板本体(2a)の左右縁部が嵌め入れられている。足場板
(2) の前縁部は、左右の前部支柱(3) の上端部間に渡し
止められた最上段の踏桟(5) に受け止められている。足
場板(2) の後縁部は、後部支柱(4) の上端部にピン(26)
を介して揺動自在に取り付けられている。側枠部材(24)
の下半部は、最上段の踏桟(5) に干渉しないように切り
欠かれている。
【0026】左右の前部支柱(3) の上端部には、板状の
足場板取付け部材(25)が後方突出状に固定され、この足
場板取付け部材(25)の後端部に、側枠部材(24)の下半部
の前端部がピン(26)を介して揺動自在に取り付けられて
いる。
【0027】左右の前部支柱(3) の高さの中程には、板
状の下部補強材取付けブラケット(27)が後方突出状に固
定されており、このブラケット(27)に、下部補強材(6)
の上端部がピン(26)を介して揺動自在に取り付けられて
いる。また、左右の後部支柱(4) の下端部には同形状の
下部補強材取付けブラケット(27)が前方突出状に固定さ
れており、このブラケット(27)に、下部補強材(6) の下
端部がピン(26)を介して揺動自在に取り付けられてい
る。左右の下部補強材(6) の上端寄り部分間および下端
寄り部分間には、補強用横材(28)が渡し止められてい
る。
【0028】左右の前部支柱(3) の上端部近くには、板
状の上部補強材取付けブラケット(29)が後方突出状に固
定されており、また、側枠部材(24)の下半部の後端近く
の内面には、同形状の上部補強材取付けブラケット(29)
が固定されている。
【0029】上部補強材(7) は、下端部が前部支柱(3)
側の上部補強材取付けブラケット(29)にピン(26)を介し
て揺動自在に取り付けられた前部支柱側補強片(7a)と、
上端部が足場板(2) 側の上部補強材取付けブラケット(2
9)にピン(26)を介して揺動自在に取り付けられた足場板
側補強片(7b)とよりなる。
【0030】図6に示すように、前部支柱側補強片(7a)
の上端部と足場板側補強片(7b)の下端部とは、前部支柱
側補強片(7a)が外側にくるように重ね合わせられ、左右
の重合わせ部同士が連結パイプ(31)と、これの両端開口
部に打ち込まれたナベリベット(32)とによって折畳み可
能に連結されている。
【0031】足場板側補強片(7b)は、垂直断面逆J字状
とされており、前部支柱側補強片(7a)と足場板側補強片
(7b)との連結部分において、足場板側補強片(7b)の頂部
(7c)が前部支柱側補強片(7a)に上から当たるようになさ
れている。両補強片(7a)(7b)は、これらが互いに直線状
になった状態から逆V字状となる方向に折り畳むことが
できる。
【0032】この発明による手摺ロック装置によれば、
略逆U字形手摺(8) の各脚部(8b)を、作業台本体(1) 側
に備えられた角筒状の手摺受け(20)に取り付けるには、
図3に示すように、手摺(8) の脚部(8b)の下端部を、手
摺受け(20)に上から嵌め入れるだけで良い。これによ
り、図4aに示すように、手摺脚部(8b)の下端が、各手
摺受け(20)下端部に渡し止められた手摺脚部下端支持用
ストッパ(22)に支持されるとともに、手摺脚部(8b)の前
壁開口部(14)より外方に突出しているロック部材(10)の
下端部(10a) の係合凸部(11)の横断面円弧状の案内面部
(11a) の先端部が、角筒状手摺受け(20)の前壁(20a) に
押さえ付けられて、コイルばね(18)の弾発力に抗して係
合凸部(11)が一旦手摺脚部(8b)の内側に押し入れられ
る。このとき、ロック部材(10)は中間の支点用突起(13)
を支点として揺動し、さらに、係合凸部(11)が角筒状手
摺受け(20)の前壁開口部(21)に至ったところで、この開
口部(21)よりさらに外方に突出せしめられる。従って、
この突出状態では、図4aに示すように、係合凸部(11)
の上端部が角筒状手摺受け(20)の前壁(20a) の開口部(2
1)の上縁部に係り合わせられ、角筒状手摺受け(20)への
嵌入れ状態において手摺脚部(8b)がロックされる。
【0033】また、手摺(8) の取外しのさいには、手摺
(8) の脚部(8b)の後壁開口部(15)より外方に突出してい
る係合解除用凸部(12)を、脚部(8b)の内側に押し込むだ
けで良い。これにより、図4bに示すように、ロック部
材(10)が、これの中間部分の支点用突起(13)を支点とし
て揺動し、該ロック部材(10)の係合凸部(11)の先端部が
角筒状手摺受け(20)の前壁開口部(21)より手摺受け(20)
内に入り込んで、手摺脚部(8b)のロックが解除されるも
のである。
【0034】従って、作業台本体(1) に対する手摺(8)
の着脱操作が非常に簡単であり、手摺脚部(8b)の抜止め
(ロック)を確実に果し得て、非常に便利である。
【0035】なお上記においては、右足場手摺(8B)の前
側脚部(8b)下端部のロック部材(10)と前部支柱(3) 上端
部の手摺受け(20)について手摺ロック装置の構造を説明
しているが、これと逆向きの右足場手摺(8B)の後側脚部
(8b)下端部のロック部材(10)と後部支柱(4) 上端部の手
摺受け(20)との連結の場合では、ロック装置の作用の説
明は、上記の場合と前後逆向きとなる。
【0036】ところで、作業台本体(1) を折り畳むさい
には、まず、上部補強材(7) をその中程で逆V字状に折
り畳むとともに、足場板(2) の後縁部および下部補強材
(6)の下端部を共に前部支柱(3) に近づけていくと、足
場板(2) と後部支柱(4) とがほぼ直線状になり、作業台
本体(1) を折り畳むことができる(図7参照)。
【0037】ここで、足場板(2) の前縁部と前部支柱
(3) とのピン接合点が前部支柱(3) の中心線よりも後方
にあることにより、足場板(2) と前部支柱(3) とは、逆
V字状でなく互いに平行となる。この結果、前部支柱
(3) と足場板(2) および後部支柱(4) とが平行となり、
下部補強材(6) が前部支柱(3) と後部支柱(4) との間、
上部補強材(7) が前部支柱(3) と足場板(2) との間にそ
れぞれ収まり、作業台本体(1) がコンパクトに折り畳ま
れる。
【0038】また、足場板(2) と後部支柱(4) とを合わ
せた長さは、前部支柱(3) の長さよりも長く、折畳まれ
た作業台本体(1) では、前部支柱(3) の下端位置が後部
支柱(4) の下端位置よりも上方にある。従って、折畳ま
れた作業台本体(1) 同士を重ね合わせるさいには、前部
支柱(3) の下端より下の空間にキャスタ(30)を収めるこ
とができる。
【0039】なお、後部足場手摺(9) は、これの脚部(9
b)の所定箇所に固定された切欠き(36)を有するブラケッ
ト(35)がボルト(37)に掛け止められることにより、左右
足場手摺(8B)の脚部(8b)に着脱可能に取り付けられてい
る。
【0040】従って、各手摺(8A)(8B)(9) はいずれも作
業台本体(1) に対して、取外し分解可能であり、図7に
示すように、作業台の収納のさい、これらの手摺(8A)(8
B)(9) を作業台本体(1) と共に、コンパクトにまとめる
ことができる。
【0041】なお、図示のものに限らず、手摺(8) の脚
部(8b)側のロック部材(10)および作業台本体(1) 側の手
摺受け(20)の取付け方向は、前後左右いずれの方向であ
っても差し支えない。
【0042】また、手摺(8) は、通常、逆U字状を有し
ているが、これに限らず、要するに、これら手摺(8)
は、手摺把持部(8a)と、これより垂直状に連なる複数の
脚部(8b)とによって構成されておれば良い。従って手摺
(8) は、手摺把持部(8a)の一端部もしくは両端部が長手
方向にさらに延長して、脚部(8b)がこの手摺把持部(8a)
の長さの中間部に設けられているようなものであっても
良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態を示す折畳み式作業台の
斜視図である。
【図2】同右側面図である。
【図3】図1の折畳み式作業台に備えられた手摺ロック
装置を示す拡大分解斜視図である。
【図4】同手摺ロック装置の垂直断面図で、図4aは手
摺脚部のロック状態を、図4bは手摺脚部のロック解除
の状態をそれぞれ示している。
【図5】図2の作業台の要部拡大右側面図である。
【図6】図5のA−A線に沿う要部拡大断面図である。
【図7】折畳み式作業台の分解折畳み状態を示す側面図
である。
【符号の説明】
1 作業台本体 2 足場板 3 前部支柱 4 後部支柱 8 略逆U形手摺 8A タラップ手摺 8B 左右足場手摺 8a 手摺部 8b 脚部 9 略逆U形後部足場手摺 10 手摺ロック部材 11 係合凸部 12 係合解除用凸部 13 支点用突起 14 脚部前壁下部開口部 15 脚部後壁上部開口部 18 コイルばね 20 短い角筒状の手摺受け 21 手摺受け前壁開口部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E04G 1/26

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 折畳み自在な作業台本体(1) と、作業台
    本体(1) の前部支柱(3) に沿って取り付けられた略逆U
    形のタラップ手摺(8A)と、作業台本体(1) の足場板(2)
    に取り付けられた略逆U形の足場手摺(8B)とを備えてい
    る折畳み式作業台において、上記作業台本体(1) は、略
    方形の足場板(2) と、足場板(2) の前縁を支えかつ角パ
    イプよりなる左右の傾斜状前部支柱(3) と、足場板(2)
    の後縁を支えかつ角パイプよりなる左右の後部支柱(4)
    とを備えており、上記作業台本体(1) の前部支柱(3) の
    下端部と上端部には、タラップ手摺(8A)の脚部(8b)の下
    端部を受ける短い角筒状の手摺受け(20)がそれぞれ固定
    され、前部支柱(3) の上端部および後部支柱(4) の上端
    部には、足場手摺(8B)の脚部(8b)の下端部を受ける短い
    角筒状の手摺受け(20)がそれぞれ固定され、各手摺受け
    (20)の前壁(20a)下端部には開口部(21)があけられると
    ともに、各手摺受け(20)下端部の左側壁部(20b) と右側
    壁部(20c) との間に、手摺脚部下端支持用ストッパ(22)
    が渡し止められ、タラップ手摺(8A)および足場手摺(8B)
    のそれぞれ中空脚部(8b)の各下端部内側に手摺ロック部
    材(10)が収められ、ロック部材(10)の下端部に、手摺脚
    部(8b)の前壁にあけられた開口部(14)より外方に突出す
    る係合凸部(11)が設けられ、かつロック部材(10)の上端
    部に、手摺脚部(8b)の後壁にあけられた開口部(15)より
    外方に突出する係合解除用凸部(12)が設けられ、さらに
    ロック部材(10)の高さの中間部に、手摺脚部(8b)の前壁
    内面に当接する支点用突起(13)が設けられ、該ロック部
    材(10)の下端部(10a) 後面には、コイルばね位置決め用
    突起(17)が設けられ、コイルばね(18)が、この位置決め
    用突起(17)にその前端部を嵌め被せた状態で、ロック部
    材下端部(10a) と手摺脚部(8b)の後壁内面との間に介装
    されることにより、ロック部材(10)の下端部(10a) およ
    び支点用突起(13)が、コイルばね(18)の弾発力によって
    手摺脚部(8b)の前壁内面にそれぞれ圧接せしめられ、ロ
    ック部材(10)の下端部(10a) の係合凸部(11)が、手摺脚
    部(8b)の前壁にあけられた開口部(14)より外方に突出せ
    しめられており、タラップ手摺(8A)および足場手摺(8B)
    のそれぞれ脚部(8b)の各下端部が、作業台本体(1) の前
    部支柱(3) の下端部と上端部、並びに前部支柱(3) の上
    端部および後部支柱(4) の上端部にそれぞれ備えられた
    角筒状の手摺受け(20)に上から嵌め入れられることによ
    り、各手摺脚部(8b)の下端が、手摺受け(20)下端部に渡
    し止められた手摺脚部下端支持用ストッパ(22)に支持さ
    れるとともに、手摺脚部(8b)の前壁開口部(14)より外方
    に突出しているロック部材(10)下端部の係合凸部(11)の
    先端部が、手摺受け(20)の前壁開口部(21)よりさらに外
    方に突出せしめられて、係合凸部(11)の上端部が手摺受
    け(20)の前壁(20a) の開口部(21)の上縁部に係り合わせ
    られ、手摺受け(20)への嵌入れ状態において手摺脚部(8
    b)がロックされ、タラップ手摺(8A)および足場手摺(8B)
    の取外しのさいに、各手摺脚部(8b)の後壁開口部(15)よ
    り外方に突出した係合解除用凸部(12)が脚部(8b)の内側
    に押し込まれることにより、ロック部材(10)がこれの支
    点用突起(13)を支点として揺動し、該ロック部材(10)の
    係合凸部(11)の先端部が角筒状手摺受け(20)の前壁開口
    部(21)より手摺受け(20)内に入り込んで、手摺脚部(8b)
    のロックが解除されるようになされている、折畳み式作
    業台。
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