JPH11152892A - 折畳み式作業台における手摺ロック装置 - Google Patents

折畳み式作業台における手摺ロック装置

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JPH11152892A
JPH11152892A JP9318521A JP31852197A JPH11152892A JP H11152892 A JPH11152892 A JP H11152892A JP 9318521 A JP9318521 A JP 9318521A JP 31852197 A JP31852197 A JP 31852197A JP H11152892 A JPH11152892 A JP H11152892A
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Yasuhiro Murata
安弘 村田
Takayuki Inudou
隆之 犬童
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 折畳み式作業台において、手摺の着脱操作が
簡単で、しかも手摺の抜止めを確実に果し得るうえに、
構造が簡単な手摺ロック装置を提供する。 【解決手段】 略逆U形手摺8 の中空脚部8bの各下端部
内側に手摺ロック部材10が収められている。ロック部材
10の下端部に手摺脚部8bの前壁開口部14より外方に突出
する係合凸部11が、同上端部に手摺脚部8bの後壁開口部
15より外方に突出する係合解除用凸部12が設けられ、ロ
ック部材10の下端部は、ばね18の弾発力により手摺脚部
8bの前壁内面に圧接している。このロック部材10付き手
摺脚部8bが作業台側の筒状手摺受け20に上から嵌め入れ
られ、ロック部材10の係合凸部11が手摺受け20に係り合
わせられる。ロック解除の際には、ロック部材10の係合
解除用凸部12を脚部8b内側に押し込むと、ロック部材10
がこれの長さの中間部の支点用突起13を支点として揺動
し、係合凸部11と手摺受け20との係合が外れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、折畳み式作業台
における手摺ロック装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、略逆U字形の手摺を作業台に取り
付けるには、作業台に、手摺の垂直状脚部の下端を受け
止める角筒状の手摺受けを設けておき、手摺脚部の下端
部を手摺受けに嵌め入れることにより、手摺を作業台に
対し着脱自在に取り付けるのが一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の手摺の取付
けでは、手摺の脚部の下端部を筒状の手摺受けに嵌め入
れるだけで装着でき、手摺を上に持ち上げるだけで作業
台より取り外すことができるため、着脱が簡単であると
いう利点を有する反面、手摺が抜けやすいために危険で
あるという問題があった。
【0004】ところで、クランプやボルト・ナットを用
いて手摺の抜けを防止することは可能であるが、そのた
めの作業が別途必要となるため、手摺の着脱が面倒なも
のとなるという問題があった。
【0005】この発明の目的は、上記の従来技術の問題
を解決し、略逆U字形手摺の脚部の下端部を、作業台側
に備えられた筒状の手摺受けに着脱自在に取り付けるさ
い、着脱操作が簡単で、しかも手摺の抜止め(ロック)
を確実に果し得て、非常に便利であるうえに、構造が簡
単な折畳み式作業台における手摺ロック装置を提供する
ことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段および発明の効果】上記の
目的を達成するために、この発明による折畳み式作業台
における手摺ロック装置は、略逆U形手摺の中空脚部の
各下端部内側に手摺ロック部材が収められ、ロック部材
の下端部に、手摺脚部の前壁にあけられた開口部より外
方に突出する係合凸部が設けられ、かつロック部材の上
端部に、手摺脚部の後壁にあけられた開口部より外方に
突出する係合解除用凸部が設けられ、さらにロック部材
の高さの中間部に、手摺脚部の前壁内面に当接する支点
用突起が設けられ、該ロック部材の下端部がばねの弾発
力によって手摺脚部の前壁内面に圧接せしめられてお
り、手摺の脚部が、作業台側に備えられた筒状の手摺受
けに上から嵌め入れられることにより、手摺脚部の前壁
開口部より外方に突出しているロック部材下端部の係合
凸部の先端部が、手摺受けに係り合わせられ、かつ手摺
の取外しのさいに、手摺脚部の後壁開口部より外方に突
出した係合解除用凸部が脚部側に押し込まれることによ
り、ロック部材がこれの支点用突起を支点として揺動
し、該ロック部材の係合凸部の先端部と手摺受けとの係
合が外れるようになされていることを特徴としている。
【0007】この発明の折畳み式作業台における手摺ロ
ック装置によると、略逆U字形手摺の各脚部を、作業台
側に備えられた筒状の手摺受けに取り付けるさいには、
手摺の脚部の下端部を、手摺受けに上から嵌め入れるだ
けで良い。これにより、手摺脚部の前壁開口部より外方
に突出しているロック部材下端部の係合凸部の先端部
が、筒状手摺受けの前壁開口部よりさらに外方に突出せ
しめられて、該係合凸部の先端部が筒状手摺受けの前壁
に係り合わせられ、筒状手摺受けへの嵌入れ状態におい
て手摺脚部がロックされる。
【0008】これに対し、手摺の取外しのさいには、略
逆U字形手摺の各脚部の後壁開口部より外方に突出して
いる係合解除用凸部を、脚部の内側に押し込むだけで良
い。これにより、ロック部材がこれの支点用突起を支点
として揺動し、該ロック部材の係合凸部の先端部が筒状
手摺受けの前壁開口部より手摺受け内に入り込んで、手
摺脚部のロックが解除されるようになされている。
【0009】従って、作業台に対する手摺の着脱操作が
非常に簡単であるし、手摺の抜止め(ロック)を確実に
果し得て、非常に便利である。そのうえ、手摺ロック装
置は構造が簡単であるため、製造コストが安くつくとい
う効果を奏する。
【0010】
【発明の実施の形態】つぎに、この発明の実施の形態
を、図面を参照して説明する。
【0011】この明細書において、前後、左右、および
上下は図2を基準とし、前とは図2の左側、後とは同右
側をいゝ、また左右は後方に向かっていうものとする。
また上とは同図の上側、下とは同下側をいうものとす
る。
【0012】まず図1と図2を参照すると、折畳み式作
業台はアルミニウム合金製であって、これは折畳み自在
な作業台本体(1) と、作業台本体(1) の左右の前部支柱
(3)に沿って取り付けられた左右のタラップ手摺(8A)
と、作業台本体(1) の足場板(2) を左右および後の三方
から囲むように取り付けられた左右足場手摺(8B)および
後部足場手摺(9) とを備えている。
【0013】上記作業台本体(1) は、略方形の足場板
(2) と、足場板(2) の前縁を支えかつ横断面長方形の角
パイプよりなる左右の傾斜状前部支柱(3) と、前部支柱
(3) よりも垂直に近い傾斜状で足場板(2) の後縁を支え
かつ横断面長方形の角パイプよりなる左右の後部支柱
(4) と、左右の前部支柱(3) の高さの中程と左右の後部
支柱(4) の下端部との間に渡された左右の下部補強材
(6) と、左右の前部支柱(3)の上端寄り部分と足場板(2)
の後縁寄り部分との間に渡された左右の折畳み自在な
上部補強材(7) とを備えている。左右の前部支柱(3) 間
には、3段の踏桟(タラップ)(5) が所定間隔おきに渡
し止められており、左右の後部支柱(4) の下端部には、
それぞれキャスタ(30)が後方突出状に設けられている。
なお、作業台本体(1) の構造の詳細については、後述す
る。
【0014】つぎに、上記手摺(8A)(8B)(9) は、いずれ
も角パイプによりつくられて、略逆U字状を有するもの
であるが、これらのうち、タラップ手摺(8A)と左右足場
手摺(8B)とが、この発明の手摺ロック装置により作業台
本体(1) にそれぞれ着脱自在に取り付けられ、後部足場
手摺(9) は、左右の足場手摺(8B)に渡されて取り付けら
れている。
【0015】ここで、タラップ手摺(8A)は、後方上向き
に傾斜する前部支柱(3) に対して平行な手摺把持部(8a)
と、この手摺把持部(8a)の前後両端より下方に連なる垂
下状脚部(8b)とによって略逆U字状を有している。左右
足場手摺(8B)は、それぞれ水平状の手摺把持部(8a)と、
この手摺把持部(8a)の前後両端より下方に連なる垂下状
脚部(8b)とによって略逆U字状を有している。なお、後
部足場手摺(9) は、水平状の手摺把持部(9a)と、この手
摺把持部(9a)の左右両端より下方に連なる垂下状脚部(9
b)とによって略逆U字状を有している。
【0016】また、図1、図2および図5を参照する
と、後部足場手摺(9) の脚部(9b)の上端寄り部分および
下端寄り部分には、前方に開口した側面よりみて略逆く
形の切欠き(36)を有する取付けブラケット(35)がそれぞ
れ備えられ、左右足場手摺(8B)の脚部(8b)の対応箇所に
ボルト(37)が取り付けられている。そして、後部足場手
摺(9) が、左右の足場手摺(8B)に渡された状態で、左右
足場手摺(8B)の脚部(8b)側のボルト(37)が、ブラケット
(35)の切欠き(36)に嵌め入れられて、該ブラケット(35)
がボルト(37)に掛け止められることにより、後部足場手
摺(9) が着脱可能に取り付けられている。
【0017】なお、左右足場手摺(8B)の前後両脚部(8b)
および後部足場手摺(9) の左右両脚部(9b)には、それぞ
れ中間補強横材(33)および幅木(34)が渡し止められてい
る。
【0018】つぎに、この発明の折畳み式作業台におけ
る手摺ロック装置を、図1〜図5を参照して詳しく説明
する。
【0019】上記作業台本体(1) の前部支柱(3) の下端
部と上端部には、タラップ手摺(8A)の脚部(8b)の下端部
を受ける短い角筒状の手摺受け(20)がそれぞれ固定さ
れ、前部支柱(3) の上端部および後部支柱(4) の上端部
には、左右足場手摺(8B)の脚部(8b)の下端部を受ける短
い角筒状の手摺受け(20)が固定されている。
【0020】なお、上記タラップ手摺(8A)と左右足場手
摺(8B)とが、この発明の手摺ロック装置により作業台本
体(1) に着脱自在に取り付けられるが、そのロック装置
の構造は、全く同じであるので、以下に、タラップ手摺
(8A)および左右足場手摺(8B)の双方を含めて、手摺(8)
と記載して説明する。
【0021】そして、図示のように、手摺(8) すなわち
タラップ手摺(8A)および左右足場手摺(8B)において、手
摺(8) の前後脚部(8b)の下端部には、ロック部材(10)が
その係合解除用凸部(12)を互いに手摺(8) の内側に突出
するように逆向きに配置されている。
【0022】図3と図4には、前部支柱(3) の上端部に
固定された手摺受け(20)と、右足場手摺(8B)の前側脚部
(8b)下端部に備えられたロック部材(10)との連結状態が
示されており、以下、これに基づいて手摺ロック装置の
構造を説明する。
【0023】すなわち、手摺ロック装置は、略逆U形手
摺(8) の中空脚部(8b)の各下端部内側に手摺ロック部材
(10)が収められている。このロック部材(10)は、例えば
アルミニウム合金製で、略垂直状の下端部(10a) と、後
方上向きに傾斜した傾斜状上部(10b) と、これらを連結
する中間連結部(10c) とによって構成されている。そし
て、ロック部材(10)の下端部(10a) に、手摺脚部(8b)の
前壁にあけられた開口部(14)より外方に突出する係合凸
部(11)が設けられている。係合凸部(11)の前面下部に
は、下端に至るほど手摺脚部(8b)内側に向かう横断面円
弧状の案内面部(11a) が設けられている。またロック部
材(10)の上端部に、手摺脚部(8b)の後壁にあけられた開
口部(15)より外方に突出する係合解除用凸部(12)が設け
られるとともに、この係合解除用凸部(12)の下側近くに
当たり用凸部(16)が設けられている。さらにロック部材
(10)の中間連結部(10c) の前面には、凹部(19)が設けら
れていて、該凹部(19)の上端部すなわちロック部材(10)
の傾斜状上部(10b) と中間連結部(10c) との境界部分
に、手摺脚部(8b)の前壁内面に当接する支点用突起(13)
が形成されている。またロック部材(10)の下端部(10a)
後面には、コイルばね位置決め用突起(17)が設けられ、
コイルばね(18)が、この位置決め用突起(17)にその前端
部を嵌め被せた状態で、ロック部材下端部(10a) と手摺
脚部(8b)の後壁内面との間に介装されている。これによ
り、ロック部材(10)の下端部(10a) および支点用突起(1
3)が、コイルばね(18)の弾発力によって手摺脚部(8b)の
前壁内面にそれぞれ圧接せしめられ、ロック部材(10)の
下端部(10a) の係合凸部(11)が、手摺脚部(8b)の前壁に
あけられた開口部(14)より外方に突出せしめられてい
る。
【0024】一方、手摺受け(20)は略角筒状であり、そ
の前壁(20a) 下端部には開口部(21)があけられている。
また手摺受け(20)下端部の左側壁部(20b) と右側壁部(2
0c)との間に、手摺脚部下端支持用ストッパとしてのリ
ベット(22)が渡し止められている。リベット(22)の頭部
(22a) は手摺受け(20)の下端部の左側壁部(20a) の外面
に当接せられ、リベット(22)の先端部は手摺受け(20)端
部の右側壁部(20c) を貫通して、掛止めのために拡開せ
しめられている。また手摺受け(20)の右側壁部(20c) の
前後両側には、補強用の厚肉中空部(23)が設けられてい
る。
【0025】つぎに、図1、図2および図5を参照する
と、作業台本体(1) の足場板(2) は、方形板状の足場板
本体(2a)およびこれの左右両側に取り付けられた側枠部
材(24)よりなる。側枠部材(24)の上半部には、垂直断面
コ字状の本体挟持部(24a) が設けられており、これに足
場板本体(2a)の左右縁部が嵌め入れられている。足場板
(2) の前縁部は、左右の前部支柱(3) の上端部間に渡し
止められた最上段の踏桟(5) に受け止められている。足
場板(2) の後縁部は、後部支柱(4) の上端部にピン(26)
を介して揺動自在に取り付けられている。側枠部材(24)
の下半部は、最上段の踏桟(5) に干渉しないように切り
欠かれている。
【0026】左右の前部支柱(3) の上端部には、板状の
足場板取付け部材(25)が後方突出状に固定され、この足
場板取付け部材(25)の後端部に、側枠部材(24)の下半部
の前端部がピン(26)を介して揺動自在に取り付けられて
いる。
【0027】左右の前部支柱(3) の高さの中程には、板
状の下部補強材取付けブラケット(27)が後方突出状に固
定されており、このブラケット(27)に、下部補強材(6)
の上端部がピン(26)を介して揺動自在に取り付けられて
いる。また、左右の後部支柱(4) の下端部には同形状の
下部補強材取付けブラケット(27)が前方突出状に固定さ
れており、このブラケット(27)に、下部補強材(6) の下
端部がピン(26)を介して揺動自在に取り付けられてい
る。左右の下部補強材(6) の上端寄り部分間および下端
寄り部分間には、補強用横材(28)が渡し止められてい
る。
【0028】左右の前部支柱(3) の上端部近くには、板
状の上部補強材取付けブラケット(29)が後方突出状に固
定されており、また、側枠部材(24)の下半部の後端近く
の内面には、同形状の上部補強材取付けブラケット(29)
が固定されている。
【0029】上部補強材(7) は、下端部が前部支柱(3)
側の上部補強材取付けブラケット(29)にピン(26)を介し
て揺動自在に取り付けられた前部支柱側補強片(7a)と、
上端部が足場板(2) 側の上部補強材取付けブラケット(2
9)にピン(26)を介して揺動自在に取り付けられた足場板
側補強片(7b)とよりなる。
【0030】図6に示すように、前部支柱側補強片(7a)
の上端部と足場板側補強片(7b)の下端部とは、前部支柱
側補強片(7a)が外側にくるように重ね合わせられ、左右
の重合わせ部同士が連結パイプ(31)と、これの両端開口
部に打ち込まれたナベリベット(32)とによって折畳み可
能に連結されている。
【0031】足場板側補強片(7b)は、垂直断面逆J字状
とされており、前部支柱側補強片(7a)と足場板側補強片
(7b)との連結部分において、足場板側補強片(7b)の頂部
(7c)が前部支柱側補強片(7a)に上から当たるようになさ
れている。両補強片(7a)(7b)は、これらが互いに直線状
になった状態から逆V字状となる方向に折り畳むことが
できる。
【0032】この発明による手摺ロック装置によれば、
略逆U字形手摺(8) の各脚部(8b)を、作業台本体(1) 側
に備えられた筒状の手摺受け(20)に取り付けるには、図
3に示すように、手摺(8) の脚部(8b)の下端部を、手摺
受け(20)に上から嵌め入れるだけで良い。これにより、
手摺脚部(8b)の前壁開口部(14)より外方に突出している
ロック部材(10)の下端部(10a) の係合凸部(11)の横断面
円弧状の案内面部(11a) の先端部が、筒状手摺受け(20)
の前壁(20a) に押さえ付けられて、コイルばね(18)の弾
発力に抗して係合凸部(11)が一旦手摺脚部(8b)の内側に
押し入れられる。このとき、ロック部材(10)は中間の支
点用突起(13)を支点として揺動し、さらに、係合凸部(1
1)が筒状手摺受け(20)の前壁開口部(21)に至ったところ
で、この開口部(21)よりさらに外方に突出せしめられ
る。従って、この突出状態では、図4aに示すように、
係合凸部(11)の上端部が筒状手摺受け(20)の前壁(20a)
の開口部(21)の上縁部に係り合わせられ、筒状手摺受け
(20)への嵌入れ状態において手摺脚部(8b)がロックされ
る。
【0033】また、手摺(8) の取外しのさいには、手摺
(8) の脚部(8b)の後壁開口部(15)より外方に突出してい
る係合解除用凸部(12)を、脚部(8b)の内側に押し込むだ
けで良い。これにより、図4bに示すように、ロック部
材(10)が、これの中間部分の支点用突起(13)を支点とし
て揺動し、該ロック部材(10)の係合凸部(11)の先端部が
筒状手摺受け(20)の前壁開口部(21)より手摺受け(20)内
に入り込んで、手摺脚部(8b)のロックが解除されるもの
である。
【0034】従って、作業台本体(1) に対する手摺(8)
の着脱操作が非常に簡単であり、手摺脚部(8b)の抜止め
(ロック)を確実に果し得て、非常に便利である。
【0035】なお上記においては、右足場手摺(8B)の前
側脚部(8b)下端部のロック部材(10)と前部支柱(3) 上端
部の手摺受け(20)について手摺ロック装置の構造を説明
しているが、これと逆向きの右足場手摺(8B)の後側脚部
(8b)下端部のロック部材(10)と後部支柱(4) 上端部の手
摺受け(20)との連結の場合では、ロック装置の作用の説
明は、上記の場合と前後逆向きとなる。
【0036】ところで、作業台本体(1) を折り畳むさい
には、まず、上部補強材(7) をその中程で逆V字状に折
り畳むとともに、足場板(2) の後縁部および下部補強材
(6)の下端部を共に前部支柱(3) に近づけていくと、足
場板(2) と後部支柱(4) とがほぼ直線状になり、作業台
本体(1) を折り畳むことができる(図7参照)。
【0037】ここで、足場板(2) の前縁部と前部支柱
(3) とのピン接合点が前部支柱(3) の中心線よりも後方
にあることにより、足場板(2) と前部支柱(3) とは、逆
V字状でなく互いに平行となる。この結果、前部支柱
(3) と足場板(2) および後部支柱(4) とが平行となり、
下部補強材(6) が前部支柱(3) と後部支柱(4) との間、
上部補強材(7) が前部支柱(3) と足場板(2) との間にそ
れぞれ収まり、作業台本体(1) がコンパクトに折り畳ま
れる。
【0038】また、足場板(2) と後部支柱(4) とを合わ
せた長さは、前部支柱(3) の長さよりも長く、折畳まれ
た作業台本体(1) では、前部支柱(3) の下端位置が後部
支柱(4) の下端位置よりも上方にある。従って、折畳ま
れた作業台本体(1) 同士を重ね合わせるさいには、前部
支柱(3) の下端より下の空間にキャスタ(30)を収めるこ
とができる。
【0039】なお、後部足場手摺(9) は、これの脚部(9
b)の所定箇所に固定された切欠き(36)を有するブラケッ
ト(35)がボルト(37)に掛け止められることにより、左右
足場手摺(8B)の脚部(8b)に着脱可能に取り付けられてい
る。
【0040】従って、各手摺(8A)(8B)(9) はいずれも作
業台本体(1) に対して、取外し分解可能であり、図7に
示すように、作業台の収納のさい、これらの手摺(8A)(8
B)(9) を作業台本体(1) と共に、コンパクトにまとめる
ことができる。
【0041】なお、図示のものに限らず、手摺(8) の脚
部(8b)側のロック部材(10)および作業台本体(1) 側の手
摺受け(20)の取付け方向は、前後左右いずれの方向であ
っても差し支えない。
【0042】また、図示の手摺(8) はいずれも角パイプ
によりつくられているが、手摺(8)の横断面形状は、
円、楕円等のその他の形状であっても勿論良い。そし
て、これに対応して、手摺受け(20)の横断面形状も、手
摺(8) の脚部(8b)の下端部を嵌め入れ得る適宜の形状と
することができる。
【0043】また、手摺(8) は、通常、逆U字状を有し
ているが、これに限らず、要するに、これら手摺(8)
は、手摺把持部(8a)と、これより垂直状に連なる複数の
脚部(8b)とによって構成されておれば良い。従って手摺
(8) は、手摺把持部(8a)の一端部もしくは両端部が長手
方向にさらに延長して、脚部(8b)がこの手摺把持部(8a)
の長さの中間部に設けられているようなものであっても
良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態を示す折畳み式作業台の
斜視図である。
【図2】同右側面図である。
【図3】図1の折畳み式作業台に備えられた手摺ロック
装置を示す拡大分解斜視図である。
【図4】同手摺ロック装置の垂直断面図で、図4aは手
摺脚部のロック状態を、図4bは手摺脚部のロック解除
の状態をそれぞれ示している。
【図5】図2の作業台の要部拡大右側面図である。
【図6】図5のA−A線に沿う要部拡大断面図である。
【図7】折畳み式作業台の分解折畳み状態を示す側面図
である。
【符号の説明】
1 作業台本体 2 足場板 3 前部支柱 4 後部支柱 8 略逆U形手摺 8A タラップ手摺 8B 左右足場手摺 8a 手摺部 8b 脚部 9 略逆U形後部足場手摺 10 手摺ロック部材 11 係合凸部 12 係合解除用凸部 13 支点用突起 14 脚部前壁下部開口部 15 脚部後壁上部開口部 18 コイルばね 20 筒状の手摺受け 21 手摺受け前壁開口部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 略逆U形手摺(8) の中空脚部(8b)の各下
    端部内側に手摺ロック部材(10)が収められ、ロック部材
    (10)の下端部に、手摺脚部(8b)の前壁にあけられた開口
    部(14)より外方に突出する係合凸部(11)が設けられ、か
    つロック部材(10)の上端部に、手摺脚部(8b)の後壁にあ
    けられた開口部(15)より外方に突出する係合解除用凸部
    (12)が設けられ、さらにロック部材(10)の高さの中間部
    に、手摺脚部(8b)の前壁内面に当接する支点用突起(13)
    が設けられ、該ロック部材(10)の下端部がばね(18)の弾
    発力によって手摺脚部(8b)の前壁内面に圧接せしめられ
    ており、手摺(8) の脚部(8b)が、作業台側に備えられた
    筒状の手摺受け(20)に上から嵌め入れられることによ
    り、手摺脚部(8b)の前壁開口部(14)より外方に突出して
    いるロック部材(10)下端部の係合凸部(11)の先端部が、
    手摺受け(20)に係り合わせられ、かつ手摺(8) の取外し
    のさいに、手摺脚部(8b)の後壁開口部(15)より外方に突
    出した係合解除用凸部(12)が脚部(8b)側に押し込まれる
    ことにより、ロック部材(10)がこれの支点用突起(13)を
    支点として揺動し、該ロック部材(10)の係合凸部(11)の
    先端部と手摺受け(20)との係合が外れるようになされて
    いる、折畳み式作業台における手摺ロック装置。
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