JP3232111B2 - ショットキーバリアダイオード及びショットキーバリアダイオードクランプ型トランジスタ - Google Patents

ショットキーバリアダイオード及びショットキーバリアダイオードクランプ型トランジスタ

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JP3232111B2
JP3232111B2 JP20603191A JP20603191A JP3232111B2 JP 3232111 B2 JP3232111 B2 JP 3232111B2 JP 20603191 A JP20603191 A JP 20603191A JP 20603191 A JP20603191 A JP 20603191A JP 3232111 B2 JP3232111 B2 JP 3232111B2
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    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10DINORGANIC ELECTRIC SEMICONDUCTOR DEVICES
    • H10D84/00Integrated devices formed in or on semiconductor substrates that comprise only semiconducting layers, e.g. on Si wafers or on GaAs-on-Si wafers
    • H10D84/101Integrated devices comprising main components and built-in components, e.g. IGBT having built-in freewheel diode
    • H10D84/121BJTs having built-in components

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  • Electrodes Of Semiconductors (AREA)
  • Bipolar Integrated Circuits (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体装置及びその製造
方法の技術分野に関するものであって、更に詳細には、
1実施形態においては、本発明は、単一ポリシリコン層
プロセスを使用して形成されたショットキーバリアダイ
オードを提供するものである。
【0002】
【従来の技術】ショットキーバリアダイオード(SB
D)乃至は「ショットキーダイオード」は、その低電圧
降下及び迅速なスイッチング能力に関して特に知られて
いる。ショットキーバリアダイオードは、1974年2
月5日に発行された米国特許第3,790,817(D
obkin)に大略記載される如く、しばしば、ショッ
トキークランプ型トランジスタを形成するためにバイポ
ーラトランジスタをクランプするために使用される。ポ
リシリコン/メタルシリサイドプロセスを使用してショ
ットキーダイオードを製造する方法は、過去において
は、1990年3月13日に発行された米国特許第4,
908,679号(Voret al.)に記載される
如くポリシリコンをドーピングし且つメタルをN型にド
ープしたポリシリコンと直接的にコンタクトさせるか、
又はポリシリコン層内に窓を開口してメタル又はメタル
シリサイドがN−導電型エピタキシャル層と直接的にコ
ンタクトすることを可能とさせていた。この様な従来の
方法は、この様なダイオードを製造する場合に複数個の
処理ステップを設けることを必要としていた。例えば、
ポリシリコン層内に窓を開口するためには、マスクを形
成し且つエッチングステップを行なわねばならない。更
に、各窓は窓区域に加えてエッジ乃至はオーバーラップ
区域を必要とするので、ショットキーダイオードを製造
する従来の方法は、集積回路の比較的大きな表面積を占
有していた。
【0003】ポリシリコンプロセスを使用して製造する
従来のショットキーダイオードにおいては、ショットキ
ーダイオード接合が、ある領域においては浅く又は劣化
している場合がしばしば見受けられ、局所的に向上した
拡散区域を発生させ、その結果接合スパイクを発生させ
ることが判明した。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】集積回路表面積の比較
的小さな部分を専用し、より少ない数の処理ステップを
必要とし、接合スパイクの影響を受ける可能性が少な
く、且つポリシリコンプロセスを使用して集積回路内に
形成する従来のショットキーダイオード装置と比較して
より製造が容易であるショットキーダイオード及びその
方法を提供することが望まれている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、改良さ
れたショットキーダイオード装置及び単一ポリシリコン
製造方法が提供される。本発明は、従来のショットキー
ダイオードの欠点の認識に基づくものであり、且つ比較
的一層小さな集積回路表面積の部分を使用して製造する
ことが可能であり、接合スパイクの影響を受けることが
少なく、且つ従来の単一ポリシリコンプロセスショット
キーバリアダイオードよりもより少ない処理ステップで
製造することが可能なショットキーダイオードを提供し
ている。本ショットキーダイオードは、例えば、高性能
エミッタ結合型論理(ECL)、スタンダードなセル構
成、メモリセル、埋め込み型メモリを有するゲートアレ
イ構成などと共に使用することが可能なバイポーラ又は
BiCMOS集積回路の製造期間中に製造することが可
能である。本ショットキーダイオードは、バイポーラト
ランジスタのコレクタ及びベースと効果的に並列接続さ
せることが可能であり、ショットキークランプ型トラン
ジスタを形成することが可能である。
【0006】1実施態様においては、本発明は、基板内
に活性領域を形成し、前記活性領域の上表面に隣接して
真性ポリシリコンの層を形成し、且つ前記真性ポリシリ
コンの上表面に隣接してメタルシリサイドの層を形成す
る各ステップを有している。該メタルシリサイドはショ
ットキーダイオードのアノードを形成する。
【0007】本発明の1好適実施形態においては、ショ
ットキーダイオードが集積回路を形成するための全体的
プロセスの一部として形成される。該全体的なプロセス
において、基板内に活性領域を形成し、次いでエピタキ
シャルシリコン成長、酸化物分離及びポリシリコン付着
を行なう。該ポリシリコンをイオン注入し且つパターン
形成してバイポーラトランジスタ、且つオプションとし
て、MOSトランジスタ、ウエルタップ、基板タップ及
び局所的相互接続部を形成する。該エピタキシャル層の
活性領域に隣接する該ポリシリコンの少なくとも一部は
真性ポリシリコンとして維持される。酸化物スペーサが
形成され且つベースコンタクトから選択的に除去され、
その後に、耐火性乃至は貴金属コーティングを全構成体
の上部及び側壁上に付着形成させる。該メタルを下側に
存在するポリシリコン及びエピタキシャルシリコンと反
応させて、分離用フィールド酸化物及びスペーサ上を除
いて、全ての箇所に低抵抗シリサイド層を形成する。1
好適実施形態においては、ショットキーダイオードのア
ノードを形成するメタルシリサイドがポリシリコンベー
スコンタクトの上表面へ延在している。ショットキーダ
イオードのカソードを形成する活性層は、更に、バイポ
ーラトランジスタのコレクタとして作用し、従って該シ
ョットキーダイオードを、実効的に、該バイポーラトラ
ンジスタのベース及びコレクタと並列接続させている。
【0008】金属シリサイドと活性層との間に位置され
た真性ポリシリコンは除去されないので、本発明に基づ
いて形成されたショットキーダイオードはより少ない数
の処理ステップを必要とし且つ従来のショットキーダイ
オードよりもより少ない表面積を占有する。真性ポリシ
リコンが存在することは、ショットキーダイオード接合
の劣化を防止し且つ接合スパイクの発生を減少するか又
は取除いている。
【0009】
【実施例】I.概説 図1は本発明の一実施例に基づいて構成された集積回路
の一部を断面で示している。本装置は、ショットキーダ
イオード4及びショットキーバリアダイオード6と共に
形成されたバイポーラトランジスタ2(図1に示した実
施例においては、それはNPNトランジスタである)を
有している。これらのデバイス(装置)は基板10上に
製造され、該基板は、好適には、単結晶本体10a及び
エピタキシャル層11を有している。図1に示した実施
例においては、基板10はP−基板であり、約1×10
13乃至1×1015原子数/ccの間のドーパント濃度を
有している。
【0010】NPNトランジスタ2は、高度にドープさ
れた埋め込み層16とコレクタシンク17とが設けられ
ており、それらは、共に、コレクタコンタクト20とP
型ベース18下側のコレクタ16aとの間に低抵抗接続
領域を与えている。好適実施例においては、埋め込み層
16及びシンク17は、約1×1018乃至1×1020
間の濃度へドープされている。コレクタ16aは、より
軽度にドープしたN型であり、ベース領域18と埋め込
み層16との間に形成されている。エミッタ領域27a
は、エミッタコンタクト27から下側に存在するエピタ
キシャル層11内に拡散されている。理解すべきことで
あるが、当業者は、エミッタコンタクト27のことをエ
ミッタと称する場合がある。この様な用語上の差異によ
って何ら意味が異なることを意図しているものではな
い。
【0011】ショットキーバリアダイオード6は、高度
にドープされた活性領域14とSBDシンク15とが設
けられており、それらは、共に、SBDカソード24と
SBDカソードコンタクト36との間に低抵抗接続領域
を与えている。好適実施例においては、活性領域14及
びカソードシンク15は、NPNトランジスタ2の埋め
込み層及びコレクタシンク16,17と同様にドープさ
れている。カソード24はN型の導電型領域であり、そ
れは埋め込み層14及びシンク15よりも一層軽度にド
ープされている。ガードリング28a,28bが設けら
れており、ショットキーダイオードのカソード部分のエ
ッジに沿って設けられた酸化物から発生する場合のある
デバイス(装置)の導通に関しトラップされた電荷の影
響を減少乃至は排除している。ガードリング28a,2
8bは、ドープしたポリシリコン領域29a,2bか
ら下側に存在するエピタキシャル領域11内に拡散され
ている。
【0012】P+チャンネルストップ19が、NPNト
ランジスタと隣接するデバイスとの間に設けられてお
り、軽度にドープした基板の表面反転を防止している。
トランジスタシンク17とベース18との間、SBDシ
ンク15とSBDカソード24との間、NPNトランジ
スタ2と隣接する構成体との間、及びショットキーダイ
オード6と隣接する構成体との間に、酸化物分離領域2
2a,22b,22c,22d,22e,22fがデバ
イス分離のためにそれぞれ設けられている。構成体の上
から見た場合、これらの酸化物分離領域は互いに接続し
て活性デバイス区域の周りに環状バンドを形成してい
る。
【0013】本装置の表面に沿って多結晶シリコン(ポ
リシリコン)領域が設けられており、P+ベースコンタ
クト26及び26′、エミッタコンタクト27、N+コ
レクタコンタクト20、SBDカソードコンタクト3
6、拡散ソース領域29a,29b及び真性ポリシリコ
ン領域30,32を形成している。
【0014】耐火性メタルシリサイドコンタクト46,
46′がP+バイポーラトランジスタベースコンタクト
26,26′の上に形成されている。該シリサイドコン
タクトは、ベースコンタクトの上部部分、ベースコンタ
クトの側壁、及びベースコンタクトの側壁からエミッタ
コンタクト27の側壁酸化物44a,44bへ至るベー
ス領域を被覆している。ベースコンタクト26の一つに
対するシリサイドコンタクト46は真性ポリシリコン3
0の上部表面に亘って延在している。別のシリサイドコ
ンタクト48が、側壁スペーサ酸化物領域44a,44
bの間においてエミッタ27の上部部分に沿って設けら
れている。ここに示された耐火性メタルコンタクトは、
ベースコンタクトの固有抵抗を減少させており、従って
本装置の速度を増加させている。真性ポリシリコン領域
30に亘って延在するシリサイド4の部分は、ショッ
トキーバリアダイオードのアノードとして作用する。
【0015】SBDカソードコンタクト36の上表面上
にシリサイドコンタクト50が設けられている。シリサ
イド層52が、SBDの真性ポリシリコン32及び拡散
ソース領域29a,2bの上表面上に設けられてい
る。メタルシリサイド層52は、ショットキーバリアダ
イオード6のアノードとして作用する。
【0016】本構成体は、更に、相互接続のために使用
されるメタル層58a,58b,58cから下側に存在
する構成を絶縁するために厚い(0.7乃至1.5ミク
ロン)酸化物層56を有している。図1に示していない
面において、好適には、トランジスタ2のベースコンタ
クト26,26′の少なくとも一方及びエミッタコンタ
クト27に対してメタル相互接続が設けられている。I
I.BiCMOS装置の製造シーケンス図2乃至12
は、図1に示した集積回路の製造方法の一実施例を示し
ている。特に、図2は、この製造における第一段階にお
ける概略断面図を示している。この段階に到達するため
には、単結晶本体10aを砒素、アンチモンなどで埋め
込み層16,14を同時的に形成するためにマスクさせ
る。領域14及び16を形成するために使用される注入
エネルギは、好適には、約50乃至100keVの間で
あって、領域14及び16のドーパント濃度が約1×1
18乃至1×1020の間のものである。
【0017】N+領域14及び16を形成した後に、P
+チャンネルストップ19を形成するために本装置をマ
スクする。領域19を形成するために使用される注入エ
ネルギは、好適には、約100乃至180keVの間で
あり、且つP+埋め込み層のドーパント濃度は約1×1
17乃至1×1018の間である。好適には、P+領域は
ボロンでドープする。
【0018】次いで、該チャンネルストップマスクを除
去し且つ約1乃至1.2ミクロンの厚さで好適には約
1.1ミクロンの厚さを持った真性N型エピタキシャル
層11を単結晶本体10aの表面に亘って成長させる。
次いで、酸化物領域22a,22b,22c,22d,
22e,22fを画定するために本装置上にホトレジス
トマスク(不図示)を形成する。該酸化物領域は、修正
型側壁マスク分離(SWAMI)プロセスを使用して形
成する。このSWAMIプロセスは、例えば、Chin
et al.、IEEE・トランズアクションズ・オ
ン・エレクトロン・デバイシーズ、Vol.ED−2
9、No.4、1982年4月、pp.536−540
の文献に記載されている。幾つかの実施例においては、
このプロセスは本願出願人に譲渡されている米国特許出
願第502,943号(代理人ドケット番号8332−
237)に記載される如く修正される。
【0019】その後に、約250Åの厚さを持った成長
型スクリーン酸化物層を本装置の表面上に形成し且つマ
スクを形成してシンク領域15,17のみを露出させ
る。約100乃至180keVの間の注入エネルギを使
用するシンク注入が好適であり、ドーパントとして燐を
使用する。その結果シンク領域15,17内に得られる
ドーパント濃度は約1×1018乃至1×1020の間であ
る。次いで、該シンク及びNウエルをアニールし且つ窒
素中において従来の熱サイクルで加熱することによりド
ライブインさせる。
【0020】図3は本処理ステップの次のシーケンスを
示している。約3500Åの厚さを持った真性ポリシリ
コン層64を本装置の表面に亘って付着形成し、且つポ
リシリコン層64の熱酸化によりキャップ酸化物層66
を形成する。次いで、ホトレジスト65で本装置をマス
クし、少なくともバイポーラトランジスタのベース領域
を露出させる。次いで、ベース注入67を行ない、その
後にアニーリングステップを実施する。好適実施例にお
いては、ベース注入67は約30乃至100keVの間
のエネルギを使用する。アニーリングの前に、ポリシリ
コンは約1×1017乃至1×1019の間の正味のドーパ
ント濃度を有しており、且つこのドーパントの一部がア
ニール期間中にベース領域18内へ拡散する(図4参
照)。好適実施例においては、このアニールは、本構成
体を20分乃至60分の間900乃至1000℃へ加熱
することによって実施し、その結果、約1×1017乃至
1×1019の間のドーパント濃度であって好適には約1
×1018のドーパント濃度を有し約1000乃至400
0Åの間の厚さを持ったP−ベース領域が得られる。
【0021】その後に、マスク(不図示)を形成して、
究極的にベースコンタクト26,26′及びSBDリン
グガード拡散ソース29a,29bとなる領域70a,
70b,70c,70d(図4参照)を露出させる。こ
れらの領域70a,70b,70c,70dは、好適に
は、約1×1017乃至1×1020の間の濃度へP+へド
ープすることが好適であるが、ボロンを使用して約1×
1019のドーパント濃度とすることが好適である。P+
マスクを除去し且つ別のマスク(不図示)を本装置の表
面上に形成し、究極的にはバイポーラコンタクト27、
バイポーラコレクタコンタクト20及びSBDカソード
コンタクト36として使用される領域68a,68b,
68cを露出させる。約100keVの注入エネルギを
使用して約1×1018乃至1×1020の間のドーパント
濃度で好適には砒素を使用して約1×1019乃至1×1
20の間のドーパント濃度へこれらの領域68をN+へ
ドープする。これらの手順の間、領域69a及び69b
はマスクされたままであり、従ってその下側に存在する
ポリシリコン領域は真性のままであり真性ポリシリコン
領域30,32を形成する。
【0022】図5において、約1000乃至1500Å
の間の厚さを持った窒化物層69を付着形成し、後の注
入物がエミッタを介して移動することを防止する。次い
で、約10乃至20分の間850乃至950℃において
アニールを行なう。
【0023】次いで、該窒化物の表面上にマスク(不図
示)を形成し、バイポーラトランジスタのベースコンタ
クト、エミッタコンタクト及びコレクタコンタクトを画
定すると共に、真性ポリシリコン領域、ガードリングソ
ース領域及びショットキーダイオードのカソードコンタ
クトを画定する。塩素又は臭素を使用してドライエッチ
を行なうと図6に示した構成が得られる。図7に示した
如く、例えばBF2 又はB+などのドーパントを使用し
てP型に軽度にドープした注入71をバイポーラトラン
ジスタの表面に亘って実施し、その場合にバイポーラト
ランジスタの外因的ベース領域のみがマスクによって露
出されている。より高度にドープしたP領域74をバイ
ポーラトランジスタの外因的ベース内に形成する。その
結果領域74内において得られる正味のドーパント濃度
は約1×1017乃至1×1020であり、且つ約1×10
19が好適である。注入エネルギは、好適には、約10乃
至50keVの間である。11B+をドーパントとして
使用する場合、注入エネルギの下側の範囲が使用され
る。
【0024】窒化物剥離期間中高度にドープしたシリコ
ン領域を保護するためにキャップ酸化を行なう。次い
で、本装置の表面から窒化物を剥離し、且つ低温酸化物
(LTO)付着を実施する。次いで、該酸化物をエッチ
バックし、当業者に公知の手段を使用して、図8に示し
た如く、エミッタコンタクト27、ベースコンタクト2
6,26′、コレクタコンタクト20、拡散ソース領域
29a,29b及びSBDカソードコンタクト36の露
出された側部上にスペーサ酸化物76a−76kを残存
させる。次いで、少なくともバイポーラエミッタコンタ
クト27上の側壁酸化物を保護するために、本装置上に
別のマスク79(図9参照)を形成する。本装置を約8
0秒の間BOEでエッチングし、且つ図9に示した如
く、エミッタ側壁以外の側壁から該酸化物を除去する。
【0025】図10を参照すると、マスク(不図示)を
形成し、且つそこに示した領域において、即ちPMOS
トランジスタのソース/ドレインの領域及びバイポーラ
トランジスタの外因的ベース領域において、高度のP+
(BF2 )注入81を行なう。この注入の目的は、ベー
スシート抵抗及びコンタクト抵抗を低下させるためであ
る。この注入は、約20乃至100keVの間のエネル
ギであって、好適には40keVのエネルギを使用す
る。次いで、約10乃至20秒の間約1000乃至11
00℃の温度で本装置をRTAアニーリングを行なう。
【0026】次いで、例えばチタン、モリブデン、タン
タル、タングステンなどのような耐火性金属の層を本装
置の表面に亘って付着形成する。当業者に公知の手段を
使用して、該層を加熱して、付着した金属がポリシリコ
ン及びシリコンと接触する領域においてメタルシリサイ
ド(金属珪化物)を形成する。次いで、残存する未反応
の金属を本装置からエッチング除去し、図11に示した
構成とさせる。好適には、シリサイド反応は二つのステ
ップで行なわれる。初期的に付着したチタンを第一時間
期間の間隣接するポリシリコン及びシリコンと反応させ
る。これは、隣接する層へ接着する初期的な量のシリサ
イドを形成するのに必要なものである。この第一反応に
おいて、チタンはSiO2と反応することはない。未反
応のチタン、即ち主に何れかの酸化物と接触しているチ
タンを、例えばH22又はNH3OHを使用して除去す
る。本装置を再度加熱して第二シリサイド反応を起こさ
せ、チタンと隣接するポリシリコン及びエピタキシャル
シリコンとの間の反応を完了させる。この反応は、好適
には、所望により二つのステップで行なわれる。なぜな
らば、単一ステップ又はパルス状でのチタンの反応は、
側壁酸化物層とチタンとの不所望な反応を発生する場合
があるからである。
【0027】図11に示した如く、バイポーラポリシリ
コンベースコンタクト26,26′は、それらの水平な
上表面に亘って及びそれらの垂直な側壁に沿ってシリサ
イド46,46′で被覆されている。更に、シリサイド
コンタクト47,47′は、単結晶ベースの水平な上表
面に沿って垂直側壁からエミッタ27の側壁酸化物44
a,44bに到達するまで延在している。シリサイド4
6,48は、ベースコンタクト26に隣接する真性ポリ
シリコン領域30上を延在している。シリサイド層48
はシリサイド層46と実質的に連続的である。エミッタ
27のシリサイドコンタクト48は、一方の側壁酸化物
44aから反対側の側壁酸化物44bへエミッタの水平
な上表面に亘って延在している。コレクタコンタクト2
0上のシリサイド80は、コレクタコンタクトの両方の
垂直側壁に沿って上方に延在し且つ該コンタクトの水平
な上表面に亘って完全に延在し、フィールド酸化物領域
22a及び22d上で終端している。シリサイド層52
は、真性ポリシリコン領域32の水平な上表面に亘って
延在し且つ拡散ソース領域29a,29b上を延在して
いる。シリサイド50は、SBDカソードコンタクト3
6の水平な上表面に亘って延在している。
【0028】図12は製造シーケンスにおける次のステ
ップを示しており、その場合、酸化物層56が付着形成
され且つマスクされてその中にコンタクト孔57を形成
している。本装置の表面上にメタル(金属)を付着形成
し、マスクし、且つ選択した領域からエッチングして、
図1に示した装置を与えている。III.装置性能図1
3は本発明の一実施例に基づいて製造したショットキー
ダイオードのノルデス(Nordes)プロットを示し
たグラフ図である。図13に示した如く、最小電圧のV
=0.352Vにおいて、バリア高さは0.615Vで
ある。図14は本発明の一実施例に基づいて製造したシ
ョットキーダイオードに対する順方向電圧対順方向電流
の対数プロットを示したグラフ図である。この図は、特
に約0.1乃至約0.7Vの順方向電圧の範囲において
望ましい直線関係が得られることを示しており、且つシ
ョットキーダイオードのリーク電流が小さいものである
ことを示している。
【0029】以下の表Iは本発明の一実施例に基づいて
構成したショットキーダイオードに対する測定パラメー
タを示している。10Vにおけるリーク電流Ir は比較
的小さい。10μAの電流におけるブレークダウン電圧
r は約−28Vである。10μAにおける順方向(ス
レッシュホールド)電圧は約0.5Vである。従来公知
の如く、例えば順方向電圧の値などのような種々のパラ
メータは、メタルシリサイドの代わりに例えばアルミニ
ウムを使用することにより異なった物質を使用して調節
することが可能である。
【0030】 表I Ir (アンペア) Vr (ボルト) Vf (ボルト) ダイオード #1 2.74×10-11 -2.86 ×101 5.06×10-1 ダイオード #2 -3.13×10-11 -2.83 ×101 4.98×10-1 ダイオード #3 -6.38×10-11 -2.85 ×101 4.98×10-1 図13及び14及び表Iは、上述した如くに製造した装
置はショットキーダイオードとして動作することを示し
ている。
【0031】以上、本発明の具体的実施の態様について
詳細に説明したが、本発明は、これら具体例にのみ限定
されるべきものではなく、本発明の技術的範囲を逸脱す
ることなしに種々の変形が可能なものであることは勿論
である。例えば上述した実施例においては特定のドーパ
ント濃度に関して説明したが、本発明の技術的範囲を逸
脱することなしに広範な範囲のドーパント濃度を使用す
ることが可能であることは勿論である。更に、上述した
実施例においては主にバイポーラ装置に関して説明した
が、本発明の多くの側面はBiCMOS装置、MOSF
ET、又はその他の分離されたデバイスの製造に適用可
能であることは勿論である。本発明のショットキーダイ
オードがBiCMOS装置を製造する全体的なプロセス
の一部として形成される場合には、例えば、1990年
4月2日に出願された本願出願人に譲渡されている米国
特許出願第503,498号に記載されているような付
加的な処理ステップを使用する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例に基づいて構成した集積回
路の一部を示した概略断面図であってショットキーバリ
アダイオード(SBD)及びショットキーバリアダイオ
ードクランプ型NPNバイポーラトランジスタを示した
断面図。
【図2】 図1に示したタイプの集積回路を製造する方
法の1段階における状態を示した概略断面図。
【図3】 図1に示したタイプの集積回路を製造する方
法の1段階における状態を示した概略断面図。
【図4】 図1に示したタイプの集積回路を製造する方
法の1段階における状態を示した概略断面図。
【図5】 図1に示したタイプの集積回路を製造する方
法の1段階における状態を示した概略断面図。
【図6】 図1に示したタイプの集積回路を製造する方
法の1段階における状態を示した概略断面図。
【図7】 図1に示したタイプの集積回路を製造する方
法の1段階における状態を示した概略断面図。
【図8】 図1に示したタイプの集積回路を製造する方
法の1段階における状態を示した概略断面図。
【図9】 図1に示したタイプの集積回路を製造する方
法の1段階における状態を示した概略断面図。
【図10】 図1に示したタイプの集積回路を製造する
方法の1段階における状態を示した概略断面図。
【図11】 図1に示したタイプの集積回路を製造する
方法の1段階における状態を示した概略断面図。
【図12】 図1に示したタイプの集積回路を製造する
方法の1段階における状態を示した概略断面図。
【図13】 本発明に基づいて製造したショットキーダ
イオードに対するVfwd 対F(Vfwd )のノルデス(N
ordes)プロットを示したグラフ図。
【図14】 本発明に基づいて形成したショットキーダ
イオードに対するVfwd 対Ifwd の対数プロットを示し
たグラフ図。
【符号の説明】
2 バイポーラトランジスタ 4 ショットキーダイオード 6 ショットキーバリアダイオード 16a コレクタ 30,32 真性ポリシリコン領域 46,48 金属シリサイド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−236650(JP,A) 特開 昭64−81265(JP,A) 特開 平2−203526(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/28 - 21/288 H01L 21/44 - 21/445 H01L 29/40 - 29/43 H01L 29/47 H01L 29/872 H01L 21/331 H01L 29/73

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ショットキーバリアダイオードにおい
    て、 上表面を持っておりN型にドープされておりカソードと
    して機能するシリコン層、 前記シリコン層の前記上表面に隣接しており上表面を持
    った真性ポリシリコン領域前記シリコン層の前記上表面に隣接すると共に前記真性
    ポリシリコン領域に隣接しており且つ前記シリコン層内
    に設けられているP型ドープ領域に隣接しているP型に
    ドープされているポリシリコン領域 、 前記真性ポリシリコン領域の前記上表面及び前記ドープ
    されているポリシリコン領域の上表面に隣接されており
    アノードとして機能するメタルシリサイド層、 前記シリコン層へ電気的に接続されている第一コンタク
    ト手段、 を有していることを特徴とするショットキーバリアダイ
    オード。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記第一コンタクト
    手段が集積回路内に形成されているN型活性層を介して
    前記シリコン層へ電気的に接続されていることを特徴と
    するショットキーバリアダイオード。
  3. 【請求項3】 請求項1において、更に、前記メタルシ
    リサイド層へ電気的接続を与えるための第二コンタクト
    手段を有していることを特徴とするショットキーバリア
    ダイオード。
  4. 【請求項4】 請求項3において、前記第二コンタクト
    手段が前記メタルシリサイド層の少なくとも一部に隣接
    するメタル層を有していることを特徴とするショットキ
    ーバリアダイオード。
  5. 【請求項5】 請求項2において、前記ショットキーバ
    リアダイオードが集積回路の一部として形成されてお
    り、前記集積回路がバイポーラトランジスタを有してお
    り、且つ前記第一コンタクト手段が前記バイポーラトラ
    ンジスタのコレクタへ電気的接続を与えていることを特
    徴とするショットキーバリアダイオード。
  6. 【請求項6】 請求項5において、前記メタルシリサイ
    ド層が前記バイポーラトランジスタのベースの少なくと
    も一部に隣接していることを特徴とするショットキーバ
    リアダイオード。
  7. 【請求項7】 ショットキーバリアダイオードクランプ
    型トランジスタにおいて、 バイポーラトランジスタのコレクタ領域とエミッタ領域
    とベース領域とを形成する活性領域を具備する基板、 コレクタコンタクトとエミッタコンタクトとベースコン
    タクトとを形成する前記基板に隣接するドープしたポリ
    シリコン領域、 前記コレクタ領域の一部及び前記ベースコンタクトに隣
    接した真性ポリシリコン領域、 少なくとも前記真性ポリシリコン領域及び前記ベースコ
    ンタクトの上側に存在するメタルシリサイド、 を有しており、前記メタルシリサイドの少なくとも一部
    がショットキーバリアダイオードのアノードを形成して
    いることを特徴とするショットキーバリアダイオードク
    ランプ型トランジスタ。
  8. 【請求項8】 請求項7において、前記ショットキーバ
    リアダイオードが前記トランジスタのコレクタ・ベース
    接合と並列接続されていることを特徴とするショットキ
    ーバリアダイオードクランプ型トランジスタ。
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