JP3242023B2 - 可搬型貯蔵タンク - Google Patents

可搬型貯蔵タンク

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JP3242023B2
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光一 小竹
泰嗣 千石
孝 和田
啓一 後藤
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Tokyo Ohka Kogyo Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はLSIの製造工程に用い
る現像液等の薬液を貯溜するとともに必要量だけ取り出
すことができる可搬型貯蔵タンクに関する。
【0002】
【従来の技術】現像液等の薬液を貯溜し且つ必要量だけ
取り出すことができるようにしたタンクとして特開昭5
9−21021号公報に開示されるものがある。このタ
ンクは気密なタンク本体の上面に液体注入用の開口を閉
塞するキャップを設け、このキャップに加圧用気体供給
管と液体取出管を貫通せしめ、液体取出管についてはそ
の下端をタンク底部近くまで延ばし、気体供給管につい
てはその下端を貯溜する液体よりも上方に位置せしめ、
気体供給管を介してタンク内に供給したガスの圧力でタ
ンク内の液体を液体取出管を介して必要な量だけ送出す
るようにしている。
【0003】そして上記のタンクにあっては床等にタン
クを自立させることができるように、タンクの下端外周
部から下方に筒状体を延ばしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のタンク
にあっては気体供給管及び液体取出管ともキャップに挿
入している。つまり気体供給管及び液体取出管の端部が
キャップから突出しているため、転倒した場合や搬送中
に他のタンクにぶつかって気体供給管や液体取出管の端
部が破損しやすい。そこで、気体供給管や液体取出管を
保護するプロテクトパイプをキャップに取付けることが
考えられる。
【0005】上記のようにプロテクトパイプを取り付け
ることで、気体供給管や液体取出管の破損を防止するこ
とができるが、何回も搬送を繰り返すと、その間に転倒
や衝突による衝撃がプロテクトパイプに加わり、プロテ
クトパイプが脱落してしまう。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決すべく本
発明は、加圧用気体供給管と液体取出管を気密なタンク
本体に挿入した可搬型貯蔵タンクにおいて、前記タンク
本体の上面外周部に複数本の支柱を設け、これら複数本
の支柱の上端部に環状のプロテクトパイプを支持し、更
に支柱の中間部に内方への括れ部を設けた。括れ部を設
けることで、この部分がスプリングの作用を発揮し、プ
ロテクトパイプに加わった衝撃を緩和する。
【0007】
【作用】タンク本体内に現像液等の薬液を注入したのち
密閉後、気体供給管を介してタンク本体内に窒素ガス等
を供給する。そして、現像液等の薬液を使用する場合に
は液体取出管にカプラーを介して配管を接続し、バルブ
を開くと、タンク本体内の液体はガス圧により液体取出
管を介して外部に送出される。
【0008】
【実施例】以下に本発明の実施例を添付図面に基づいて
説明する。ここで、図1は本発明に係る可搬型貯蔵タン
クの全体斜視図、図2は同可搬型貯蔵タンクの平面図、
図3は同可搬型貯蔵タンクの縦断面図、図4は図3の要
部拡大図である。
【0009】可搬型貯蔵タンクの筒状をなすステンレス
製の気密なタンク本体1は、上面1aを周縁に向かって
なだらかに下降する傾斜面とし、この上面1aの中央に
は現像液等の薬液の注入口2を形成し、この注入口2の
外周部に二条ネジを介してキャップ3を取り付けるよう
にしている。
【0010】また、前記タンク本体1の上面1aの外周
部には複数本(4本)の板状支柱4を立設し、これら支
柱4の上端部にて環状のプロテクトパイプ5を支持して
いる。ここで、支柱4は中間部に内方への括れ部4aを
設け、この括れ部4a下面をタンク本体1の上面1aに
密着して溶接することで、支柱4の取り付け強度を高め
るようにし、且つ転倒の際等に該括れ部4aがスプリン
グの効果を発揮してプロテクトパイプ5の脱落等を防止
するようにしている。また、プロテクトパイプ5はタン
ク本体1と略同径の環状をなし、その一部を下方への湾
曲部5a,5aとしている。
【0011】また、タンク本体の上面1aの中央部から
偏心した位置には加圧用の気体供給管6及び液体取出管
7を挿入し、これら気体供給管6及び液体取出管7の上
面1aから突出した端部には台座6a,7aを取り付
け、これら台座6a,7aに近い部分に前記湾曲部5
a,5aを形成することで、台座6a,7aに付設した
カプラーを介して取り付ける配管用カプラーの台座6
a,7aへの脱着が容易に行えるようにしている。そし
て、気体供給管6については短尺としてその下端がタン
ク本体1内の液面よりも高くなるようにし、液体取出管
7については長尺としている。
【0012】一方、タンク本体1の底面1bは片側に向
かって傾斜し、その最も低い箇所に液溜まり部1cを形
成している。この液溜まり部1cの形成位置は前記液体
取出管7の直下とし、その結果、直線状の液体取出管7
の下端部が液溜まり部1c内に臨んでいる。
【0013】また、キャップ3を挟んで台座6a,7a
と対向する位置にはガス抜きバルブ機構8を設けてい
る。このバルブ機構8はタンク本体1の上面1aに筒状
のバルブケース9を固着し、このバルブケース9内にス
プリング10にて閉じ方向に付勢されるバルブ11を挿
入し、バルブ11上端に取り付けたリング12を上方に
引くことでタンク本体1内のガスを大気に開放するよう
にしている。
【0014】更に、タンク本体1の底部は前記したよう
に傾斜しているのでこのままでは自立させることができ
ない。そこで底部にはカップ状のサポート部材13を嵌
め付けている。このサポート部材13の下面には床等と
の接触部となる環状凸部13aが形成され、この環状凸
部13aの外側に段部13bが形成されている。この段
部13bにはタンク本体1を上下に積み重ねた際に、下
方のタンクのプロテクトパイプが係合することで、安定
してタンクを積み重ねることができるとともに強度向上
を図っている。
【0015】
【発明の効果】以上に説明したように本発明によれば、
タンク本体上面の外周部に複数本の板状支柱を立設し、
これら支柱の上端部にて環状のプロテクトパイプを支持
し、該支柱の中間部に内方への括れ部を設けたので、支
柱の強度を高め、且つ転倒の際等に該括れ部がスプリン
グの効果を発揮してプロテクトパイプの脱落等を防止す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る可搬型貯蔵タンクの全体斜視図
【図2】同可搬型貯蔵タンクの平面図
【図3】同可搬型貯蔵タンクの縦断面図
【図4】図3の要部拡大図
【符号の説明】
1…タンク本体、2…液体注入口、3…キャップ、4…
支柱、4a…括れ部、5…プロテクトパイプ、6…気体
供給管、7…液体取出管、6a,7a…台座、13…サ
ポート部材、13a…凸部、13b…段部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 千石 泰嗣 神奈川県川崎市中原区中丸子150番地 東京応化工業株式会社内 (72)発明者 和田 孝 新潟県燕市小高1327番地 (72)発明者 後藤 啓一 千葉県印旛郡栄町南ヶ丘2−17−11 (56)参考文献 特開 昭59−21021(JP,A) 特開 平4−64798(JP,A) 特開 平5−330590(JP,A) 実開 平3−15396(JP,U) 実開 昭52−126446(JP,U) 実開 平4−119773(JP,U) 実開 平1−94700(JP,U) 実開 昭64−36798(JP,U) 実開 昭63−160498(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65D 88/00 - 90/60 B65D 47/34

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 気密なタンク本体に加圧用気体供給管と
    液体取出管とを差し込み、前記気体供給管を介してタン
    ク本体内に供給したガスの圧力でタンク本体内の液体を
    気体取出管を介して送出するようにした可搬型貯蔵タン
    クにおいて、前記タンク本体の上面外周部には複数本の
    支柱が設けられ、これら複数本の支柱の上端部に環状の
    プロテクトパイプが支持されており、当該支柱は、その
    中間部に内方への括れ部を有していることを特徴とする
    可搬型貯蔵タンク。
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