JP3275246B2 - 歩行型田植機のスイングケース - Google Patents
歩行型田植機のスイングケースInfo
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- JP3275246B2 JP3275246B2 JP32304697A JP32304697A JP3275246B2 JP 3275246 B2 JP3275246 B2 JP 3275246B2 JP 32304697 A JP32304697 A JP 32304697A JP 32304697 A JP32304697 A JP 32304697A JP 3275246 B2 JP3275246 B2 JP 3275246B2
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、歩行型田植機の操
向操作の操作力を軽くする構成に関する。
向操作の操作力を軽くする構成に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、歩行型田植機の機体前部にエンジ
ン及びミッションケース等を配置し、該ミッションケー
ス後部に伝動フレームを固設し、植付部を支持するとと
もに該植付部に動力を伝達している。また、前記ミッシ
ョンケースの左右側部に、スイングケースを上下に回動
自在に突設している。該スイングケース内には、前端部
に走行出力軸の一端が枢支され、スイングケース後端部
内に車軸が枢支され、該車軸と走行出力軸とにそれぞれ
スプロケットを固設し、該スプロケットにチェーンを巻
回し、一組のスプロケットとチェーンによる動力伝達構
成により走行駆動力を伝達し、車軸上の走行輪を駆動し
ていた。更に、前記走行出力軸にクラッチ機構が配設さ
れ、該クラッチ機構を用いて動力伝達の係合若しくは離
脱操作し、係合側に操作することで動力を伝達し、離脱
側に操作することで走行輪への動力伝達が断たれ、左右
一側のクラッチ機構を離脱側に操作することで、操作し
た側の走行輪が停止され機体を旋回している。
ン及びミッションケース等を配置し、該ミッションケー
ス後部に伝動フレームを固設し、植付部を支持するとと
もに該植付部に動力を伝達している。また、前記ミッシ
ョンケースの左右側部に、スイングケースを上下に回動
自在に突設している。該スイングケース内には、前端部
に走行出力軸の一端が枢支され、スイングケース後端部
内に車軸が枢支され、該車軸と走行出力軸とにそれぞれ
スプロケットを固設し、該スプロケットにチェーンを巻
回し、一組のスプロケットとチェーンによる動力伝達構
成により走行駆動力を伝達し、車軸上の走行輪を駆動し
ていた。更に、前記走行出力軸にクラッチ機構が配設さ
れ、該クラッチ機構を用いて動力伝達の係合若しくは離
脱操作し、係合側に操作することで動力を伝達し、離脱
側に操作することで走行輪への動力伝達が断たれ、左右
一側のクラッチ機構を離脱側に操作することで、操作し
た側の走行輪が停止され機体を旋回している。
【0003】更に、前記スイングケースにリンク機構を
連結し、該リンク機構の他端を昇降シリンダーに連結
し、該昇降シリンダーを駆動することでリンク機構を介
してスイングケースが上下に回動されて機体を昇降し、
圃場に凹凸がある場合に、その凹凸や傾斜に追随させて
個別に回動させることで、機体を左右水平を保って、機
体の植え付け姿勢を水平に保つようにする技術が公知と
なっている。
連結し、該リンク機構の他端を昇降シリンダーに連結
し、該昇降シリンダーを駆動することでリンク機構を介
してスイングケースが上下に回動されて機体を昇降し、
圃場に凹凸がある場合に、その凹凸や傾斜に追随させて
個別に回動させることで、機体を左右水平を保って、機
体の植え付け姿勢を水平に保つようにする技術が公知と
なっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述した従来
の歩行型田植機のスイングケース内には、一組のスプロ
ケットとチェーンによる動力伝達構成が配設され、車軸
と走行出力軸との間の減速比はあまり大きくすることが
できないので、車軸に対して走行出力軸の回転数を高回
転にすることが出来なかった。よって、前記走行出力軸
は低回転で駆動され、該走行出力軸のトルクが大きくな
り、サイドクラッチ機構を操作するサイドクラッチレバ
ーの操作力は大きくなっていた。このサイドクラッチレ
バーの操作力が大きいと、進行方向を合わせる時や圃場
端での回行操作時に大きな力が必要となり、クラッチレ
バーを頻繁に握る必要があるので、大変疲れるものとな
っていた。
の歩行型田植機のスイングケース内には、一組のスプロ
ケットとチェーンによる動力伝達構成が配設され、車軸
と走行出力軸との間の減速比はあまり大きくすることが
できないので、車軸に対して走行出力軸の回転数を高回
転にすることが出来なかった。よって、前記走行出力軸
は低回転で駆動され、該走行出力軸のトルクが大きくな
り、サイドクラッチ機構を操作するサイドクラッチレバ
ーの操作力は大きくなっていた。このサイドクラッチレ
バーの操作力が大きいと、進行方向を合わせる時や圃場
端での回行操作時に大きな力が必要となり、クラッチレ
バーを頻繁に握る必要があるので、大変疲れるものとな
っていた。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の解決しようとす
る課題は以上の如くであり、次に該課題を解決するため
の手段を説明する。請求項1においては、機体前部にミ
ッションケース4を配置し、該ミッションケース4の後
方に植付部を配し、ミッションケース4の側部に昇降機
構によって上下に回動するスイングケース25を突設
し、該スイングケース25の後部に走行輪18を軸支し
た歩行型田植機において、前記スイングケース25内
の、ミッションケース4の走行出力軸47と車軸19の
間の略中央に減速軸60を設け、該走行出力軸47と減
速軸60の間に第一の減速機構を設け、該減速軸60と
車軸19の間に第二の減速機構を設け、該第一の減速機
構と第二の減速機構をスプロケットとチェーンにより構
成し、前記スイングケース25の減速軸60の支持部の
近傍にブラケット70を固設し、該ブラケット70によ
りスイングケース25を上下回動するリンク機構30の
アームの端部を枢支したものである。請求項2において
は、前記第一の減速機構の走行出力軸47上の駆動スプ
ロケット56と、第二の減速機構の減速軸60上の減速
第二スプロケット63を同一歯数とし、第一の減速機構
の減速軸60上の減速第一スプロケット62と、第二の
減速機構の19上の従動スプロケット64を同一歯数と
したものである。
る課題は以上の如くであり、次に該課題を解決するため
の手段を説明する。請求項1においては、機体前部にミ
ッションケース4を配置し、該ミッションケース4の後
方に植付部を配し、ミッションケース4の側部に昇降機
構によって上下に回動するスイングケース25を突設
し、該スイングケース25の後部に走行輪18を軸支し
た歩行型田植機において、前記スイングケース25内
の、ミッションケース4の走行出力軸47と車軸19の
間の略中央に減速軸60を設け、該走行出力軸47と減
速軸60の間に第一の減速機構を設け、該減速軸60と
車軸19の間に第二の減速機構を設け、該第一の減速機
構と第二の減速機構をスプロケットとチェーンにより構
成し、前記スイングケース25の減速軸60の支持部の
近傍にブラケット70を固設し、該ブラケット70によ
りスイングケース25を上下回動するリンク機構30の
アームの端部を枢支したものである。請求項2において
は、前記第一の減速機構の走行出力軸47上の駆動スプ
ロケット56と、第二の減速機構の減速軸60上の減速
第二スプロケット63を同一歯数とし、第一の減速機構
の減速軸60上の減速第一スプロケット62と、第二の
減速機構の19上の従動スプロケット64を同一歯数と
したものである。
【0006】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を説明
する。図1は本発明のスイングケースを有する歩行型の
田植機の側面図、図2はミッションケース及び植付ケー
スを示す平面図、図3は本発明のスイングケースの内部
構成を示す平面断面図、図4はスイングケースを用いた
昇降機構を示す側面図である。
する。図1は本発明のスイングケースを有する歩行型の
田植機の側面図、図2はミッションケース及び植付ケー
スを示す平面図、図3は本発明のスイングケースの内部
構成を示す平面断面図、図4はスイングケースを用いた
昇降機構を示す側面図である。
【0007】まず、図1及び図2より、6条植えタイプ
の歩行型の田植機の全体構成について説明する。田植機
の前部に動力部を配設している。該動力部を構成するエ
ンジン2を機体前部に配設し、該エンジン2の上部はボ
ンネット3にて被装し、該エンジン2の動力を、図示せ
ぬベルトを介してその後部に配設したミッションケース
4に伝達している。該ミッションケース4の後部より後
方に、センタ伝動フレーム5を突設し、該センタ伝動フ
レーム5の後部に、左右一対の植付爪10・10を有す
るセンタ植付ケース21が固設されている。また、前記
ミッションケース4の左右側部より平面視略L型のサイ
ド伝動フレーム6・6が固設され、該サイド伝動フレー
ム6の後部に左右一対の植付爪10・10を有するサイ
ド植付ケース22を固設している。前記センタ伝動フレ
ーム5とサイド伝動フレーム6・6の内部には、図示せ
ぬ伝動軸が軸支され、各植付ケース21・22・22に
動力を伝達し、植付爪10・10・・・を駆動して6条
植えを可能としている。また、図中の100はセンタフ
ロート、110・110はサイドフロートである。
の歩行型の田植機の全体構成について説明する。田植機
の前部に動力部を配設している。該動力部を構成するエ
ンジン2を機体前部に配設し、該エンジン2の上部はボ
ンネット3にて被装し、該エンジン2の動力を、図示せ
ぬベルトを介してその後部に配設したミッションケース
4に伝達している。該ミッションケース4の後部より後
方に、センタ伝動フレーム5を突設し、該センタ伝動フ
レーム5の後部に、左右一対の植付爪10・10を有す
るセンタ植付ケース21が固設されている。また、前記
ミッションケース4の左右側部より平面視略L型のサイ
ド伝動フレーム6・6が固設され、該サイド伝動フレー
ム6の後部に左右一対の植付爪10・10を有するサイ
ド植付ケース22を固設している。前記センタ伝動フレ
ーム5とサイド伝動フレーム6・6の内部には、図示せ
ぬ伝動軸が軸支され、各植付ケース21・22・22に
動力を伝達し、植付爪10・10・・・を駆動して6条
植えを可能としている。また、図中の100はセンタフ
ロート、110・110はサイドフロートである。
【0008】また、前記センタ植付ケース21の後部に
は、ハンドルフレーム11の基部が固設され、該ハンド
ルフレーム11は後上方に突出されている。該ハンドル
フレーム11の後上部に、平面視「コ」字状のハンドル
12やレバーボックスが固設されている。前記ハンドル
12後部に操向クラッチレバー13・13が配設され、
レバーボックスに昇降レバー14、植付クラッチレバー
15等が配設されている。
は、ハンドルフレーム11の基部が固設され、該ハンド
ルフレーム11は後上方に突出されている。該ハンドル
フレーム11の後上部に、平面視「コ」字状のハンドル
12やレバーボックスが固設されている。前記ハンドル
12後部に操向クラッチレバー13・13が配設され、
レバーボックスに昇降レバー14、植付クラッチレバー
15等が配設されている。
【0009】また、前記ハンドルフレーム11には支持
フレーム16が固設され、苗載台17を左右摺動自在に
載置している。該苗載台17は前記サイド植付ケース2
2上方に横設した図示せぬ横送軸に連動され、苗載台1
7が左右に往復動されている。
フレーム16が固設され、苗載台17を左右摺動自在に
載置している。該苗載台17は前記サイド植付ケース2
2上方に横設した図示せぬ横送軸に連動され、苗載台1
7が左右に往復動されている。
【0010】また、前記ミッションケース4の左右側部
に、上下回動可能にスイングケース25・25を突設
し、各スイングケース25・25の後部の車軸19に走
行輪18・18を固設している。そして、前記走行輪1
8・18を走行駆動して移動すると同時に、左右に往復
摺動可能な苗載台17から一株分の苗を植付爪10によ
って取り出し、連続的に苗植え作業を行うように構成し
ている。
に、上下回動可能にスイングケース25・25を突設
し、各スイングケース25・25の後部の車軸19に走
行輪18・18を固設している。そして、前記走行輪1
8・18を走行駆動して移動すると同時に、左右に往復
摺動可能な苗載台17から一株分の苗を植付爪10によ
って取り出し、連続的に苗植え作業を行うように構成し
ている。
【0011】また、図4に示すように、左右各々の前記
スイングケース25・25は、昇降機構としての、各々
複数のリンク機構30・30を介して、機体前部に配設
した油圧シリンダー31・31に連動連結され、圃場の
凹凸による、前後左右の傾きを補正したり、前記昇降レ
バー14の操作によって機体を昇降させて、路上走行を
可能としている。
スイングケース25・25は、昇降機構としての、各々
複数のリンク機構30・30を介して、機体前部に配設
した油圧シリンダー31・31に連動連結され、圃場の
凹凸による、前後左右の傾きを補正したり、前記昇降レ
バー14の操作によって機体を昇降させて、路上走行を
可能としている。
【0012】次に、前記走行輪18・18を走行駆動す
る動力伝達構成について説明する。図3に示すように、
前記ミッションケース4には、左右方向に入力軸40を
軸支し、該入力軸40の一端をミッションケース4の側
面より側方に突出し、端部にプーリ41を固設し、エン
ジン2の動力を図示せぬベルトを介して入力するように
している。前記ミッションケース4内には入力軸40と
平行状に植付側中間軸44、植付側出力軸45とを軸支
している。
る動力伝達構成について説明する。図3に示すように、
前記ミッションケース4には、左右方向に入力軸40を
軸支し、該入力軸40の一端をミッションケース4の側
面より側方に突出し、端部にプーリ41を固設し、エン
ジン2の動力を図示せぬベルトを介して入力するように
している。前記ミッションケース4内には入力軸40と
平行状に植付側中間軸44、植付側出力軸45とを軸支
している。
【0013】前記植付側中間軸44上には変速切換ギア
44a・44bが摺動自在に係合され、変速切換ギア4
4a・44bの位置を切り換えて、入力軸40上のギア
より減速した動力を、植付側中間軸44に伝達し、植付
け側の駆動変速が行われている。この変速された動力
を、歯車を介して植付側出力軸45に伝達し、該植付側
出力軸45の中央部に固設したベベルギアを介して、セ
ンタ伝動フレーム5内に動力を伝達している。また、植
付側出力軸45の左右端部をミッションケース4の側面
より側方に突出し、前記サイド伝動フレーム6・6内に
動力を伝達している。
44a・44bが摺動自在に係合され、変速切換ギア4
4a・44bの位置を切り換えて、入力軸40上のギア
より減速した動力を、植付側中間軸44に伝達し、植付
け側の駆動変速が行われている。この変速された動力
を、歯車を介して植付側出力軸45に伝達し、該植付側
出力軸45の中央部に固設したベベルギアを介して、セ
ンタ伝動フレーム5内に動力を伝達している。また、植
付側出力軸45の左右端部をミッションケース4の側面
より側方に突出し、前記サイド伝動フレーム6・6内に
動力を伝達している。
【0014】また、前記入力軸40と平行状に、走行側
中間軸46、走行出力軸47・47が軸支され、走行側
中間軸46上を左右に摺動自在に切換ギア46aを係合
し、該切換ギア46aの位置を切り換えて入力軸40上
のギアと噛合することで、減速した動力が走行側中間軸
46に伝達される。また、前記植付側中間軸44上のギ
アと切換ギア46aとを噛合することで、植付側中間軸
44を走行側中間軸46へのカウンター軸として使用
し、逆転した動力が走行側中間軸46に伝達される。
中間軸46、走行出力軸47・47が軸支され、走行側
中間軸46上を左右に摺動自在に切換ギア46aを係合
し、該切換ギア46aの位置を切り換えて入力軸40上
のギアと噛合することで、減速した動力が走行側中間軸
46に伝達される。また、前記植付側中間軸44上のギ
アと切換ギア46aとを噛合することで、植付側中間軸
44を走行側中間軸46へのカウンター軸として使用
し、逆転した動力が走行側中間軸46に伝達される。
【0015】前記走行出力軸47・47は、ミッション
ケース4の側部に個別に軸支され、左右の走行出力軸4
7・47の各内側端部をミッションケース4の左右中央
部に位置し、各走行出力軸47・47内端部側にセンタ
ギア53が回動自在に外嵌され、該センタギア53を走
行側中間軸46上のギアに噛合し、走行側中間軸46の
動力が伝えられている。該センタギア53よりサイドク
ラッチ機構50・50を介して走行出力軸47・47に
動力が伝達される。該サイドクラッチ機構50・50
は、走行出力軸47・47の内端側を支持するセンタギ
ア53のボスと、走行出力軸47上に左右摺動自在に設
けた筒状のクラッチ本体51と、該ボスとクラッチ本体
51との間に介装して両者に係合可能とする鋼球より構
成されている。
ケース4の側部に個別に軸支され、左右の走行出力軸4
7・47の各内側端部をミッションケース4の左右中央
部に位置し、各走行出力軸47・47内端部側にセンタ
ギア53が回動自在に外嵌され、該センタギア53を走
行側中間軸46上のギアに噛合し、走行側中間軸46の
動力が伝えられている。該センタギア53よりサイドク
ラッチ機構50・50を介して走行出力軸47・47に
動力が伝達される。該サイドクラッチ機構50・50
は、走行出力軸47・47の内端側を支持するセンタギ
ア53のボスと、走行出力軸47上に左右摺動自在に設
けた筒状のクラッチ本体51と、該ボスとクラッチ本体
51との間に介装して両者に係合可能とする鋼球より構
成されている。
【0016】また、前記クラッチ本体51・51外周面
に、前記操向クラッチレバー13・13と連動する操作
アーム52を外嵌し、該操作アーム52によってクラッ
チ本体51を摺動操作可能としている。該クラッチ本体
51を外側に摺動すると、クラッチ本体51の係合部で
ボス端部内の鋼球を押さえ付け、該鋼球によってセンタ
ギア53のボスと走行出力軸47とを係合し、クラッチ
本体51を内側に摺動すると、鋼球は係合されず、走行
出力軸47への動力伝達を外した離脱状態となる。
に、前記操向クラッチレバー13・13と連動する操作
アーム52を外嵌し、該操作アーム52によってクラッ
チ本体51を摺動操作可能としている。該クラッチ本体
51を外側に摺動すると、クラッチ本体51の係合部で
ボス端部内の鋼球を押さえ付け、該鋼球によってセンタ
ギア53のボスと走行出力軸47とを係合し、クラッチ
本体51を内側に摺動すると、鋼球は係合されず、走行
出力軸47への動力伝達を外した離脱状態となる。
【0017】また、前記走行出力軸47・47の端部
は、前述した如く上下回動可能に突設したスイングケー
ス25・25内に挿入されている。即ち、前記スイング
ケース25の一側端部(前端部)には、ベアリング等よ
り成る枢結部55が固設され、該枢結部55内に走行出
力軸47の端部側を枢支し、スイングケース25が走行
出力軸47を中心に回動される。そして、前記走行出力
軸47よりスイングケース25内に動力が伝達され、走
行輪18・18を走行駆動する。
は、前述した如く上下回動可能に突設したスイングケー
ス25・25内に挿入されている。即ち、前記スイング
ケース25の一側端部(前端部)には、ベアリング等よ
り成る枢結部55が固設され、該枢結部55内に走行出
力軸47の端部側を枢支し、スイングケース25が走行
出力軸47を中心に回動される。そして、前記走行出力
軸47よりスイングケース25内に動力が伝達され、走
行輪18・18を走行駆動する。
【0018】次に、本発明における前記スイングケース
25内に構成について説明する。該スイングケース25
内には、複数段(例えば、二段)の減速機構を配設し、
該減速機構を介してスイングケース25の後端に枢支し
た前記車軸19が駆動される。即ち、図3に示すよう
に、前記スイングケース25内に突出された走行出力軸
47端部に駆動スプロケット56を固設している。ま
た、前記スイングケース25の略中央位置に減速軸60
を枢支し、該減速軸60上にボス61を回動自在に外嵌
し、該ボス61の外周面の外側に減速第一スプロケット
62を固設している。前記減速第一スプロケット62
は、駆動スプロケット56と同一平面上に配置され、減
速第一スプロケット62と駆動スプロケット56との間
にチェーン66が巻回され第一の減速機構が構成され
る。
25内に構成について説明する。該スイングケース25
内には、複数段(例えば、二段)の減速機構を配設し、
該減速機構を介してスイングケース25の後端に枢支し
た前記車軸19が駆動される。即ち、図3に示すよう
に、前記スイングケース25内に突出された走行出力軸
47端部に駆動スプロケット56を固設している。ま
た、前記スイングケース25の略中央位置に減速軸60
を枢支し、該減速軸60上にボス61を回動自在に外嵌
し、該ボス61の外周面の外側に減速第一スプロケット
62を固設している。前記減速第一スプロケット62
は、駆動スプロケット56と同一平面上に配置され、減
速第一スプロケット62と駆動スプロケット56との間
にチェーン66が巻回され第一の減速機構が構成され
る。
【0019】また、前記ボス61の外周面の内側方に減
速第二スプロケット63を固設している。該減速第二ス
プロケット63は、車軸19上に固設した従動スプロケ
ット64と同一平面上に配設され、該従動スプロケット
64と減速第二スプロケット63とにチェーン67が巻
回され第二の減速機構が構成される。前記減速軸60を
走行出力軸47と車軸19との間の略中央部に配置する
ことで、第一の減速機構のチェーン66と第二の減速機
構のチェーン67とは、同一のチェーンを使用でき、組
み立て時にチェーンを間違えることがなく、また、チェ
ーンは汎用性があり、コストを抑えられる。
速第二スプロケット63を固設している。該減速第二ス
プロケット63は、車軸19上に固設した従動スプロケ
ット64と同一平面上に配設され、該従動スプロケット
64と減速第二スプロケット63とにチェーン67が巻
回され第二の減速機構が構成される。前記減速軸60を
走行出力軸47と車軸19との間の略中央部に配置する
ことで、第一の減速機構のチェーン66と第二の減速機
構のチェーン67とは、同一のチェーンを使用でき、組
み立て時にチェーンを間違えることがなく、また、チェ
ーンは汎用性があり、コストを抑えられる。
【0020】また、前記植付部側へ動力を伝達する減速
比と、走行駆動側への減速比とを調整することで、第一
の減速機構の減速比と第二の減速機構とを同一のものに
することができる。即ち、前記減速第二スプロケット6
3と駆動スプロケット56とを同一歯数で同一形状のス
プロケットとし、共通部品としている。また、前記従動
スプロケット64と減速第一スプロケット62とを同一
歯数で、同一形状のスプロケットとすることで、共通部
品とし、コストを抑える構成としている。
比と、走行駆動側への減速比とを調整することで、第一
の減速機構の減速比と第二の減速機構とを同一のものに
することができる。即ち、前記減速第二スプロケット6
3と駆動スプロケット56とを同一歯数で同一形状のス
プロケットとし、共通部品としている。また、前記従動
スプロケット64と減速第一スプロケット62とを同一
歯数で、同一形状のスプロケットとすることで、共通部
品とし、コストを抑える構成としている。
【0021】なお、前記スイングケース25内の動力伝
達構成をスプロケット、チェーンに限定するものでな
く、プーリ、ベルトを用いて前記減速軸60に一体的に
回動する二個のプーリを遊嵌する構成とすることもでき
る。また、スイングケース25内に二個の伝動軸を前後
に配置し、減速を行うギアを介して連動する減速機構と
することもできる。
達構成をスプロケット、チェーンに限定するものでな
く、プーリ、ベルトを用いて前記減速軸60に一体的に
回動する二個のプーリを遊嵌する構成とすることもでき
る。また、スイングケース25内に二個の伝動軸を前後
に配置し、減速を行うギアを介して連動する減速機構と
することもできる。
【0022】こうして、前記走行出力軸47の駆動力
が、駆動スプロケット56とチェーン66、減速第一ス
プロケット62より成る第一の減速機構を介して減速
し、さらに、この減速した動力を、減速第二スプロケッ
ト63、チェーン67、従動スプロケット64より成る
第二の減速機構を介して減速し、走行出力軸47の駆動
を二段回に分けて減速し、車軸19を駆動している。こ
のように、スイングケース25内の減速機構を二段に構
成し、走行出力軸47に対する車軸19の減速比を大き
くしても、各減速機構の減速比はそれ程大きくならず、
各スプロケット56・61・62・64に大きなトルク
がかからず、歯零れする等の不具合が生じることはな
い。
が、駆動スプロケット56とチェーン66、減速第一ス
プロケット62より成る第一の減速機構を介して減速
し、さらに、この減速した動力を、減速第二スプロケッ
ト63、チェーン67、従動スプロケット64より成る
第二の減速機構を介して減速し、走行出力軸47の駆動
を二段回に分けて減速し、車軸19を駆動している。こ
のように、スイングケース25内の減速機構を二段に構
成し、走行出力軸47に対する車軸19の減速比を大き
くしても、各減速機構の減速比はそれ程大きくならず、
各スプロケット56・61・62・64に大きなトルク
がかからず、歯零れする等の不具合が生じることはな
い。
【0023】また、車軸19を植付部の植え付け速度に
合わせて駆動しても、この二段に設けた減速機構によっ
て減速比が大きくなり、走行出力軸47の回転数を高回
転に維持でき、前述したサイドクラッチ機構50のクラ
ッチ本体51を用いた動力伝達の係合状態と離脱状態へ
の切り換えがスムースとなり、クラッチ本体51を摺動
させる操向クラッチレバー13・13の操作力を軽くし
ている。
合わせて駆動しても、この二段に設けた減速機構によっ
て減速比が大きくなり、走行出力軸47の回転数を高回
転に維持でき、前述したサイドクラッチ機構50のクラ
ッチ本体51を用いた動力伝達の係合状態と離脱状態へ
の切り換えがスムースとなり、クラッチ本体51を摺動
させる操向クラッチレバー13・13の操作力を軽くし
ている。
【0024】また、図4に示すように、前記スイングケ
ース25には、減速機構を構成した減速軸60の略後上
方にブラケット70・70を固設し、該ブラケット70
・70を用いて前述した複数のリンク機構30のアーム
端部を枢支している。このスイングケース25を回動さ
せることで、前述した如く機体が昇降されており、スイ
ングケース25のブラケット70・70の配設位置に大
きな荷重がかかるようになっている。この荷重でブラケ
ット70・70の配設位置を中心として前記スイングケ
ース25が若干撓むことがあるが、ブラケット70・7
0が減速機構の近傍に設けられているので、二段に形成
した動力伝達構成のチェーンの一方が緩み、他方が緊張
するといった不具合がなく、両動力伝達構成のチェーン
の張力を一定に保っており、絶えず正確な動力を伝達す
るようにしている。
ース25には、減速機構を構成した減速軸60の略後上
方にブラケット70・70を固設し、該ブラケット70
・70を用いて前述した複数のリンク機構30のアーム
端部を枢支している。このスイングケース25を回動さ
せることで、前述した如く機体が昇降されており、スイ
ングケース25のブラケット70・70の配設位置に大
きな荷重がかかるようになっている。この荷重でブラケ
ット70・70の配設位置を中心として前記スイングケ
ース25が若干撓むことがあるが、ブラケット70・7
0が減速機構の近傍に設けられているので、二段に形成
した動力伝達構成のチェーンの一方が緩み、他方が緊張
するといった不具合がなく、両動力伝達構成のチェーン
の張力を一定に保っており、絶えず正確な動力を伝達す
るようにしている。
【0025】
【発明の効果】本発明は以上の如く構成したので、次の
ような効果を奏するのである。請求項1の如く構成した
ので、スイングケース内に動力を伝達する走行出力軸を
車軸に比べて高回転に維持することができ、操向を行う
サイドクラッチ機構の係合状態と離脱状態への切り換え
がスムースとなり、該サイドクラッチ機構を操作するレ
バーの操作力が軽くなり、進行方向を合わせる操作が容
易となり、また、圃場端での回行操作も楽に行えるよう
になった。また、前記スイングケース内の、ミッション
ケースの走行出力軸と車軸の間の略中央に減速軸を設
け、該走行出力軸と減速軸の間に第一の減速機構を設
け、該減速軸と車軸の間に第二の減速機構を設け、該減
速機構としてスプロケット、チェーンを用いたので、第
一の減速機構と第二の減速機構とで同一のチェーンを使
用でき、工場における組み立て時にチェーンを間違える
ことがなく、組み立て作業を簡略化し、このチェーンを
汎用性のあるものとし、コストを抑える構成としてい
る。また、スイングケースを回動させることで、機体が
昇降されており、スイングケースのブラケットの配設位
置に大きな荷重が掛かるのであり、この荷重でブラケッ
トの配設位置を中心として前記スイングケースが若干撓
むことがある。 しかし、本発明では、ブラケットが減速
機構の近傍に設けられているので、二段に形成した動力
伝達構成のチェーンの一方が緩み、他方が緊張するとい
った不具合がなく、両動力伝達構成のチェーンの張力を
一定に保っており、絶えず正確な動力を伝達するように
することが出来たのである。
ような効果を奏するのである。請求項1の如く構成した
ので、スイングケース内に動力を伝達する走行出力軸を
車軸に比べて高回転に維持することができ、操向を行う
サイドクラッチ機構の係合状態と離脱状態への切り換え
がスムースとなり、該サイドクラッチ機構を操作するレ
バーの操作力が軽くなり、進行方向を合わせる操作が容
易となり、また、圃場端での回行操作も楽に行えるよう
になった。また、前記スイングケース内の、ミッション
ケースの走行出力軸と車軸の間の略中央に減速軸を設
け、該走行出力軸と減速軸の間に第一の減速機構を設
け、該減速軸と車軸の間に第二の減速機構を設け、該減
速機構としてスプロケット、チェーンを用いたので、第
一の減速機構と第二の減速機構とで同一のチェーンを使
用でき、工場における組み立て時にチェーンを間違える
ことがなく、組み立て作業を簡略化し、このチェーンを
汎用性のあるものとし、コストを抑える構成としてい
る。また、スイングケースを回動させることで、機体が
昇降されており、スイングケースのブラケットの配設位
置に大きな荷重が掛かるのであり、この荷重でブラケッ
トの配設位置を中心として前記スイングケースが若干撓
むことがある。 しかし、本発明では、ブラケットが減速
機構の近傍に設けられているので、二段に形成した動力
伝達構成のチェーンの一方が緩み、他方が緊張するとい
った不具合がなく、両動力伝達構成のチェーンの張力を
一定に保っており、絶えず正確な動力を伝達するように
することが出来たのである。
【0027】請求項2記載の如く、前記第一の減速機構
の走行出力軸上のスプロケットと第二の減速機構の減速
軸上のスプロケットを同一歯数とし、第一の減速機構の
減速軸上のスプロケットと第二の減速機構の車軸上のス
プロケットを同一歯数としたので、第一の減速機構と第
二の減速機構とのスプロケットを共通部品として使用で
き、共通部品を多くすることで、部品の汎用性を高め、
コストを抑えることができる。
の走行出力軸上のスプロケットと第二の減速機構の減速
軸上のスプロケットを同一歯数とし、第一の減速機構の
減速軸上のスプロケットと第二の減速機構の車軸上のス
プロケットを同一歯数としたので、第一の減速機構と第
二の減速機構とのスプロケットを共通部品として使用で
き、共通部品を多くすることで、部品の汎用性を高め、
コストを抑えることができる。
【図1】本発明のスイングケースを有する歩行型の田植
機の側面図である。
機の側面図である。
【図2】ミッションケース及び植付ケースを示す平面図
である。
である。
【図3】本発明のスイングケースの内部構成を示す平面
断面図である。
断面図である。
【図4】スイングケースを用いた昇降機構を示す側面図
である。
である。
【符号の説明】 4 ミッションケース 18 走行輪 19 車軸 25 スイングケース 47 走行出力軸 56 駆動スプロケット 60 減速軸 62 減速第一スプロケット 63 減速第二スプロケット 64 従動スプロケット 66・67 チェーン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−244670(JP,A) 実開 平1−146811(JP,U) 実開 平6−37080(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A01C 11/02
Claims (2)
- 【請求項1】 機体前部にミッションケース4を配置
し、該ミッションケース4の後方に植付部を配し、ミッ
ションケース4の側部に昇降機構によって上下に回動す
るスイングケース25を突設し、該スイングケース25
の後部に走行輪18を軸支した歩行型田植機において、
前記スイングケース25内の、ミッションケース4の走
行出力軸47と車軸19の間の略中央に減速軸60を設
け、該走行出力軸47と減速軸60の間に第一の減速機
構を設け、該減速軸60と車軸19の間に第二の減速機
構を設け、該第一の減速機構と第二の減速機構をスプロ
ケットとチェーンにより構成し、前記スイングケース2
5の減速軸60の支持部の近傍にブラケット70を固設
し、該ブラケット70によりスイングケース25を上下
回動するリンク機構30のアームの端部を枢支したこと
を特徴とする歩行型田植機のスイングケース。 - 【請求項2】 前記第一の減速機構の走行出力軸47上
の駆動スプロケット56と、第二の減速機構の減速軸6
0上の減速第二スプロケット63を同一歯数とし、第一
の減速機構の減速軸60上の減速第一スプロケット62
と、第二の減速機構の19上の従動スプロケット64を
同一歯数としたことを特徴とする請求項1記載の歩行型
田植機のスイングケース。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32304697A JP3275246B2 (ja) | 1997-11-25 | 1997-11-25 | 歩行型田植機のスイングケース |
| TW88209128U TW447231U (en) | 1997-11-25 | 1997-12-18 | Swing case for walking type rice transplanter |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32304697A JP3275246B2 (ja) | 1997-11-25 | 1997-11-25 | 歩行型田植機のスイングケース |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11155318A JPH11155318A (ja) | 1999-06-15 |
| JP3275246B2 true JP3275246B2 (ja) | 2002-04-15 |
Family
ID=18150511
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32304697A Expired - Fee Related JP3275246B2 (ja) | 1997-11-25 | 1997-11-25 | 歩行型田植機のスイングケース |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3275246B2 (ja) |
| TW (1) | TW447231U (ja) |
-
1997
- 1997-11-25 JP JP32304697A patent/JP3275246B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 1997-12-18 TW TW88209128U patent/TW447231U/zh not_active IP Right Cessation
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH11155318A (ja) | 1999-06-15 |
| TW447231U (en) | 2001-07-21 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |