JP3281298B2 - 液晶表示素子の駆動装置 - Google Patents
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Description
電極構造液晶ディスプレイの表示素子をマルチプレック
ス(時分割)駆動方式で駆動する液晶表示素子駆動に関
し、特に、1行選択期間を2以上の期間に分割し駆動さ
せる液晶表示素子の駆動装置に関するものである。
sual)、OA(Office Automation)機器等の用途を始め
とした様々な分野に用いられている。特に、Low−e
ndの製品にはパッシブタイプの液晶表示装置が搭載さ
れ、高品位の製品にはTFT(Thin Film Transistor)
等の3端子素子や、MIM(Metal Insurator Metal)等
の2端子素子をスイッチング素子として用いたアクティ
ブマトリクス駆動方式の液晶表示装置が搭載されてい
る。
7に基づいて説明する。上記従来の液晶表示装置101
における表示パネル102は、データ電極線X1〜Xn
と、各データ電極線X1〜Xnと互いに交差する走査電
極線Y1〜Ymとを備えており、各データ電極線Xiと
各走査電極線Yjとの間には、直列に接続された液晶素
子を有する絵素103…が配されている。上記絵素10
3…は、2端子素子または3端子素子からなるスイッチ
ング素子を有する場合もある。
装置101の制御部104へ与えられる外部インターフ
ェース信号INには、例えば、図8に示すように、基準
クロックCLKに同期して、各絵素103…の表示状態
を伝送するデータ信号DATA信号と、基準クロックC
LKに対して、該DATA信号を表示すべきであるか、
表示すべきではないかを示すデータイネーブル信号EN
ABとが含まれている。また、外部インターフェース信
号INは、1走査電極線Ym分のデータ信号DATA毎
に与えられる水平方向同期信号LPと、1画面(フレー
ム)毎に与えられる垂直方向同期信号FPとを含んでい
る。
準クロックCLKが何回入力されるかは、1種類に限定
することが困難な場合が多い。これは、例えば、データ
信号を格納しているメモリICに、リフレッシュパルス
を必要とする一般的にDRAMと呼ばれるものを用いて
いる場合の表示コントロール回路を設計する場合等、外
部インターフェース信号を生成する外部回路(図示せ
ず)の仕様上の都合によって変化するためである。
ス信号INに基づいて、各電極線XiおよびYjの駆動
電圧やタイミングなどを示す制御信号を生成し、走査電
極駆動回路105およびデータ電極駆動回路106へ送
出する。これらの制御信号に基づいて、走査電極駆動回
路105は、各走査電極線Yjを順次選択し、所定の電
圧を印加する。また、データ電極駆動回路106は、絵
素103…の表示データに応じて、各データ電極線X1
〜Xnへ所定の電圧を印加する。
線Yjとに接続された絵素103に印加される電圧につ
いて、図9(a)ないし(e)に基づいて簡単に説明す
る。
号LPは、1走査電極線Yj分のデータ信号DATA毎
に印加されており、各水平方向同期信号LP間のうち、
当該走査電極線Yjに対応する期間が当該絵素103の
選択期間となる。図9(a)に示す水平方向同期信号L
Pより図9(b)に示す交流化信号Mが作成される。
尚、この交流化信号Mは、例えば、1走査電極線毎な
ど、所定の周期で反転する信号である。
期間の間、走査電極駆動回路105は、図9(b)に示
す交流化信号Mに応じて、図9(c)に示すように、電
圧V1あるいはV3を当該走査電極線Yjへ印加してい
る。一方、データ電極駆動回路106は、図9(d)に
示すように、現在選択されている走査電極線Yj’と、
当該データ電極線Xiとに接続された絵素103’が点
灯しているか否かによって、当該データ電極線Xiへ印
加する電圧を選択する。
は、絵素103’が点灯していれば電圧V0が選択さ
れ、絵素103’が点灯していなければ電圧V2が選択
される。一方、交流化信号Mがローレベルの場合は、絵
素103’が点灯していれば電圧V5が選択され、絵素
103’が点灯していなければ電圧V3が選択される。
これにより、非選択期間の間、走査電極線Yjとデータ
電極線Xiとの間に設けられた絵素103に印加される
電圧は、図9(e)に示すように、接地レベルGNDか
ら、電圧Vbの幅内で変化する。
には、図9(c)に示すように、交流化信号Mに応じ
て、電圧V5あるいはV0が印加される。この結果、デ
ータ信号DATAが点灯を指示している場合、図9
(e)に示すように、交流化信号Mがハイレベルであれ
ば電圧V0が、交流化信号Mがローレベルであれば電圧
−V0が絵素103に印加され、当該絵素103は点灯
する。同様に、データ信号DATAが消灯を指示してい
る場合、交流化信号Mがハイレベルであれば電圧V2
が、交流化信号Mがローレベルであれば電圧−V2が絵
素103に印加され、絵素103は非点灯(消灯)す
る。これにより、両駆動回路105・106は、各絵素
103…を電圧平均化法にて駆動できる。
環境条件の変化、パネル自体の電子部品としての特性の
ばらつき等により、その液晶表示素子の特性が変化す
る。
装置は、その表示品位、特にコントラストが、周囲温度
に顕著に依存することが知られている。図10に2端子
素子を用いた液晶表示装置のV−CR(電圧−コントラ
スト)特性を示す。図10において、(a)は常温時、
(b)は高温時、(c)は低温時を示している。図10
から分かるように、低温時においては、最大コントラス
ト値及び該最大コントラスト値をとるのに必要な液晶印
加電圧(以下最大コントラスト電圧という)が常温時に
比べて共に大きくなっており、高温時においては、最大
コントラスト値及び最大コントラスト電圧が共に小さく
なっている。
ラスト値が小さくなってしまうという問題が生じ、ま
た、低温時においても最大コントラスト電圧が温度に応
じて大きく変化してしまうため、広い温度範囲で十分な
コントラストを得るための最適駆動電圧を調整すること
が困難であった。
6792号公報等で、最大コントラスト電圧を変化させ
ること無しに、パルスデューティを制御することによ
り、温度補償を行なっている。
N信号に対応する電圧を印加する場合につき、パルスデ
ューティを制御しない従来駆動におけるON信号に対応
する電圧を印加する期間とOFF信号に対応する電圧を
印加する期間とを、混在させている。その従来駆動にお
けるON信号に対応する電圧を印加する期間側の選択期
間全体に対するパルスデューティにつき、上記公報に開
示されている方法では、温度補償回路によって、環境温
度に応じて、パルス幅信号を形成し、該パルス幅信号に
基づいて、各絵素に印加されるON信号に対応する電圧
を印加する期間の幅を決定するのであるが、低温時には
長く、高温時には短くというように幅を変化させてい
る。
スト電圧を調整すること無しに温度依存性を補正させて
いた。
ィを変化させない液晶駆動装置においては、最適な表示
品位となる最大コントラスト値を得るためには、液晶駆
動電圧を調整する手段しかなかった。より広い範囲の調
整を可能とするには、より高い液晶駆動電圧を印加すれ
ばよいわけである。しかし、液晶駆動電圧値が高くなり
すぎると、液晶駆動用ドライバICの耐電圧の仕様値を
越えてしまう。これを解決するためには、液晶駆動用ド
ライバICに高耐圧品を用いなければならず、この場合
は、高耐圧品を作る技術的ブレイクスルーが必要となり
部品を容易に入手できないといった問題が発生しやす
く、もし作成できたとしても、コストアップにつながる
といった問題を生じる。
報等の方法におけるパルスデューティを変化させて温度
補償を行なう方法についても、以下のような理由のため
に、従来のパルスデューティを変化させない液晶駆動装
置以上の、より広い範囲の調整を可能とすることはでき
ない。
パルス幅は、パルス幅制御を行なうための余地を残すた
め、ON信号に対応する電圧を印加するパルス幅は、選
択期間よりも短く設定されなければならない。このた
め、パルス幅制御を行なわない場合に比べ、短い時間で
絵素の充電を行なわなければならないので、液晶駆動電
圧自体が高くなる。したがって、この方法を用いた場合
には、従来のパルスデューティを変化させない液晶駆動
装置以上の高耐圧の液晶駆動用ドライバICを必要とす
るためである。
なされたもので、その目的は、従来では実現できなかっ
た液晶駆動電圧を低く押さえることができるパルス幅制
御による調整手段を提供し、かつ、液晶駆動電圧の調整
との併用が可能であるために、従来よりも、広い範囲で
の調整を可能とする液晶表示素子の駆動装置を提供する
ことにある。
の駆動装置は、2端子素子を有する絵素の表示状態を設
定するための選択期間を複数の期間に分割し、各分割期
間毎に、互いに異なる電圧を絵素へ印加するものであ
り、上記の課題を解決するために、上記液晶表示素子の
使用環境によって変化する論理信号が入力され、該論理
信号に基づいて、予め準備されている2種類以上の分割
比のパターンの中より1種類の分割比のパターンを選択
し、その選択結果に基づいて上記選択期間を複数の期間
に分割する分割手段を有し、上記分割手段によって分割
された期間の少なくとも1つでは、書込期間として、上
記絵素のON/OFFに関わらず、所定の電圧を印加し
て該絵素を充電する一方、上記分割手段によって分割さ
れた他の期間の少なくとも1つでは、消去期間として、
上記絵素のON/OFFに基づいて、上記書込期間に充
電された上記絵素の電荷を放電させるとともに、上記書
込期間と消去期間との分割比に関して、各温度範囲毎に
該分割比のパターンが切り替え設定可能となっているこ
とを特徴としている。
は、請求項1の構成に加えて、上記分割手段は、1行の
選択期間を第1分割期間と第2分割期間と第3分割期間
との3つに分割する一方、上記第2分割期間と第3分割
期間とを、両方とも消去期間、又は消去期間と全く電圧
を印加しない期間である休止期間とするとき、上記第1
分割期間ないし第3分割期間の分割比は、周囲温度が所
定の基準温度よりも低いときは1:1:1に設定され、
周囲温度が所定の基準温度よりも高い場合には 、2:
1:1に設定されることを特徴としている。
比は、周囲環境条件(環境温度等)に応じて変化する論
理信号により、複数の設定されたパターンの中から一つ
が選択される。尚、上記論理信号とは、例えば、温度セ
ンサ等の出力をA/D変換して得られる信号である。こ
こで、設定するパターンとは、2端子素子を有する液晶
表示装置の絵素が、充電しにくく保持しにくい(放電し
やすい)特性を有する場合には最初の充電期間を長く後
の放電期間を短く、充電しやすく保持しやすい(放電し
にくい)特性を有する場合には最初の充電期間を短く後
の放電期間を長くするものである。
そのものが前記特性を有する場合の調整手段として用い
ることができるが、さらに環境温度に対する実施例とし
ては、2端子素子の、高温であれば充電しにくく保持し
にくい、低温であれば充電しやすく保持しやすい特性に
対して、高温時には、最初の所定の電圧を印加して絵素
を充電する期間を長く、放電する期間を短く、低温時に
は、最初の所定の電圧を印加して絵素を充電する期間を
短く、放電する期間を長くする。この駆動方法によれ
ば、各温度範囲毎に適したパターンを適用することによ
り、各温度範囲毎に、電圧−コントラスト特性が常温時
のものに近くなるので、各温度範囲毎にパターンを切り
替えることにより、広い温度範囲において表示に十分な
コントラストを得ることができる。
59−116792号公報に開示されているパルス幅制
御の場合とは異なり、上記書込期間において各絵素2…
に印加される駆動電圧の電圧値は、パルス幅制御を行な
わない場合と同様程度の値に設定することができる。し
たがって、駆動電圧をさらに高くすることができる余地
を残しており、これにより、駆動電圧の調整との併用が
可能となる。
は、請求項1又は2の構成に加えて、上記分割手段は、
選択期間に同期し、かつ選択期間より周期が短い基準ク
ロック信号と、選択期間を示す信号とに基づいて、以降
の選択期間を各分割期間へ分割する位置を示すタイミン
グ信号を生成するタイミング信号生成手段を有し、上記
タイミング信号生成手段は、選択期間を示す信号に基づ
いて、基準クロックをカウントするカウンタと、選択さ
れる分割比に対応する予め設定されたクロック値と、上
記カウンタのカウント値とが入力され、入力されるカウ
ント値が設定されたクロック値と等しくなったときタイ
ミング信号を発生させる複数のゲートとからなり、タイ
ミング信号生成時には、論理信号によって、該ゲートの
何れかが選択されることを特徴としている。
基準クロック数がある特定の値に限定される場合に、上
記カウンタは、選択期間を示す信号(例えば、水平方向
同期信号)に基づいて、1選択期間中のクロックをカウ
ントし、該カウント値をゲートに出力する。上記ゲート
には、さらに、選択される分割比に対応して予め設定さ
れたクロック値が与えられており、入力されるカウント
値が設定されたクロック値と等しくなったときに、該ゲ
ートはタイミング信号を発生させる。また、上記各ゲー
トには、論理信号が入力されており、該論理信号によっ
て使用されるゲートが選択される。
駆動装置は、論理回路のみで安定したタイミング信号を
最小規模の回路規模(ゲート数)において提供すること
ができる。例えば、外部回路より入力される外部インタ
ーフェース信号仕様が1種類に限定できるNTSCのよ
うなテレビ用の規格の場合や、例えば、携帯情報端末分
野のような、外部インターフェース信号仕様が1種類に
限定できる場合である、セットに対して専用品として液
晶表示装置が設計されるOA機器分野に対して適応で
き、小規模、低コストの実現が可能となる。
は、請求項1又は2の構成に加えて、上記分割手段は、
選択期間に同期し、かつ選択期間より周期が短い基準ク
ロック信号と、選択期間を示す信号とに基づいて、以降
の選択期間を分割するためのパラメータを算出するパラ
メータ算出手段と、上記パラメータを記憶する記憶手段
と、上記パラメータに基づいて、選択期間を示す信号及
び基準クロック信号から、以降の選択期間を各分割期間
へ分割する位置を示すタイミング信号を生成するタイミ
ング生成手段とを備えており、上記パラメータ算出手段
は、論理信号によって選択される分割比の各パターンに
対応するものが複数設けられており、タイミング信号生
成時には、該論理信号によって、該パラメータ算出手段
の何れかが選択されることを特徴としている。
がタイミング信号を生成する前に、パラメータ算出手段
は、基準クロックに基づいて、当該液晶表示素子毎のパ
ラメータを算出し、タイミング生成手段は、当該パラメ
ータに基づいてタイミング信号を生成する。これによ
り、1選択期間内の基準クロック数に関わらず、駆動装
置は、各選択期間を所望の分割比にて分割でき、1選択
期間内の基準クロック数や、選択期間を決定する信号の
送出タイミングが異なる外部インターフェース信号仕様
に対応できるために、液晶表示装置に送出する外部イン
ターフェース信号を生成する外部回路につき、異なった
仕様のものに対して対応可能となる。
呼ばれる外部回路につき、それが多くサードパーティに
よって開発されているパソコン等の一般的なOA機器分
野に対し、各々の表示コントロール回路と呼ばれる外部
回路が送出する外部インターフェース信号仕様は微妙に
異なるが、液晶駆動装置は全ての表示コントロール回路
に対して対応可能となるため、駆動装置を共有できるた
めに、汎用性を有し、異なるユーザー間で駆動装置を共
用でき、量産効果を期待できる駆動装置を提供できる。
外部から必ず液晶表示装置に供給される信号を利用して
いるのみで、内部にて選択期間を分割するタイミングを
決定する信号を生成している。したがって、外部より選
択期間を分割するための信号を新たに供給してもらう必
要がない。この結果、上記外部回路とのインターフェー
スを従来と同様に保つことができ、選択期間を分割しな
い従来の液晶駆動装置用に設計されている表示コントロ
ール回路と呼ばれる外部回路を使用することができる。
加えて、水晶発振器やPLL(Phased Locked Loop)回
路など、当該信号を生成するための新たな回路部品の追
加が不要となり、液晶表示素子の駆動装置を簡単にし、
より小型化、低コスト化、低消費電力化することができ
る。
は、請求項1ないし4の何れか1項の構成に加えて、上
記論理信号は、上記液晶表示素子を搭載した機器本体に
搭載され、ユーザーによって選択期間の分割比を直接選
択可能とする外部スイッチにより入力されることを特徴
としている。
本体に設けられた外部スイッチにより入力されるので、
ユーザー自身が選択期間の分割比を任意に選択可能とな
る。また、ユーザー自身が分割比を調整することによっ
て、温度補償回路のような高価で、かつ部品の搭載領域
も要する部品を使わなくて済むため、安価で簡単な温度
補償手段を提供できる。
は、請求項1ないし4の何れか1項の構成に加えて、上
記論理信号は、上記液晶表示素子を搭載した機器本体を
使用している地域情報、カレンダー情報、および使用環
境情報を使用し、それらの情報により推定される環境条
件に対応した分割比を選択する論理回路より入力される
ことを特徴としている。
情報、カレンダー情報、および使用環境情報などから、
使用される環境の温度条件が常温(約20℃)から高温
(40℃以上)の範囲と推定される夏季であるか、温度
条件が常温から低温(約0℃)の範囲と推定される冬季
であるかを知ることができる。このため、それらの情報
により推定される環境条件に対応した液晶表示素子に印
加するパルス幅分割比を選択することによって動作環境
条件設定を行い液晶表示素子の動作補償を実現すること
ができる。また、機器本体が、予め有している情報に基
づいて分割比を調整することによって、温度補償回路の
ような高価で、かつ部品の搭載領域も要する部品を使わ
なくて済むため、安価で簡単な温度補償手段を提供でき
る。
1ないし図6に基づいて説明すれば、以下の通りであ
る。
1に示すように、データ電極線X1〜Xnと、各データ
電極線X1〜Xnと互いに交差して配される走査電極線
Y1〜Ymと、両電極線X1〜XnおよびY1〜Ymで
区切られた各領域内に設けられた絵素2…とを有する表
示パネル(液晶表示素子)3を備えている。図2に示す
ように、絵素2には、例えばMIMなどの2端子型非線
形素子2aと、液晶素子2bとが設けられている。両素
子2a・2bは、互いに直列に接続されていると共に、
2端子型非線形素子2aの残余の電極は、対応する走査
電極Yjに接続され、液晶素子2bの残余の電極は、対
応するデータ電極Xiに接続されている。
の各走査電極線Y1〜Ymを線順次で駆動する走査電極
駆動回路4と、各データ電極線Y1〜Ymを線順次で駆
動電圧を印加するデータ電極駆動回路5と、図示しない
外部回路から与えられる外部インターフェース信号IN
に基づいて、両駆動回路4・5を制御する制御部(分割
手段)6とが設けられている。尚、上記回路4ないし6
が、特許請求の範囲に記載の駆動装置に対応する。
ーラ部、シフトレジスタ、アナログスイッチなどから構
成され、各走査電極線Y1〜Ymを駆動する走査電極用
のドライバIC(Integrated Circuit)4aと、当該ド
ライバIC4aへ駆動電圧を与える電圧切替回路4bと
が設けられている。当該電圧切替回路4bは、制御部6
の指示に従って、図示しない電源回路から印加される複
数レベルの電圧のうち、1つを選択して、上記ドライバ
IC4aへ与える。これにより、走査電極回路4は、選
択期間の間、選択されている走査電極線Yjへ、制御部
6の指示に応じた駆動電圧を印加できる。
電極線X1〜Xnを駆動するデータ電極信号用のドライ
バIC5aと、当該ドライバIC5aへ駆動電圧を与え
る電圧切替回路5bとを備えている。上記ドライバIC
5aは、例えば、コントローラ部、シフトレジスタ、ラ
ッチ部、アナログスイッチなどから構成されており、1
走査電極線Yj分のデータ信号DATAを保持できる。
さらに、当該走査電極線Yjに対応する選択期間中、保
持したデータ信号DATAに基づいて、各データ電極線
X1〜Xnへ駆動電圧を印加できる。
ース信号INに基づいて、各選択期間を、選択されたパ
ルス幅分割比で分割し、分割期間T1…を示す信号を生
成するタイミング生成回路7(タイミング信号生成手
段)を備えている。上記外部インターフェース信号IN
には、図4に示すような液晶表示装置を駆動させるため
の従来のタイミング信号の他に、パルス幅分割比を選択
する信号が追加される。なお、当該タイミング生成回路
7の構成、および動作については後述する。
た走査電極線Yjに接続された絵素2…には、データ電
極線Xiの駆動電圧と、走査電極線Yjの駆動電圧との
差の電圧が印加される。
の駆動方法を、以下に説明する。
間)が、絵素2…のON/OFFに関わらず該絵素2…
に対して所定の電荷を充電する書込期間と、データ電極
線から与えられるデータ信号に応じて前記書込期間に充
電された電荷を放電させる消去期間とに分割される。上
記書込期間と消去期間との切替えは、タイミング生成回
路7から出力されるタイミング信号(論理信号)によっ
て行なわれる。尚、期間の分割は、上述のような2分割
のみでなく、上記書込期間と消去期間とを繰り返し設け
たり、消去期間をさらに分割し各々異なった電圧を印加
したり、あるいは、さらに、全く電圧を印加しない期間
である休止期間を設けたりして、3分割以上の駆動とし
てもよい。
ーフェース信号INに変化がなければ、環境温度等の変
化に関わらず常に一定の長さであるが、上記書込期間お
よび消去期間の分割比は、環境温度に応じて変化させら
れる。例えば、高温時においては、書込期間を長く、消
去期間を短くし、逆に、低温時には、書込期間を短く、
消去期間を長くする。このように、各温度範囲毎に適し
たパターンを適用する駆動方法を実施することにより、
各温度範囲毎に、電圧−コントラスト特性が常温時のも
のに近くなるので、各温度範囲毎にパターンを切り替え
ることにより、広い温度範囲において表示に十分なコン
トラストを得ることができる。
9−116792号公報に開示されているパルス幅制御
の場合とは異なり、上記書込期間において各絵素2…に
印加される駆動電圧の電圧値は、パルス幅制御を行なわ
ない場合と同様程度の値に設定することができる。した
がって、駆動電圧をさらに高くすることができる余地を
残しており、これにより、駆動電圧の調整との併用が可
能である。
と消去期間との分割比を変化させるだけでなく、高温時
には書込期間の駆動電圧を下げ、低温時には駆動電圧を
上げるような制御を行なう。このように、パルス幅制御
と駆動電圧の調整とを併用することにより、パルス幅制
御のみを行なう場合に比べて、より広い温度範囲での温
度補償とより高いコントラストを達成することができ
る。
では、タイミング生成回路7から出力されるタイミング
信号によって、書込期間と消去期間との切替えが行なわ
れるものであるが、以下の説明では、該タイミング生成
回路7の動作について述べる。
よってパルス幅分割比選択信号(以下、SEP信号と称
する)に基づいて、予め設定された複数の分割パターン
から1つのパターンを選択し、選択されたパターンに応
じたタイミング信号を生成する。
るために、このSEP信号を1本のみとする。該SEP
信号は、例えば温度センサ等からの出力をA/D変換し
たものであり、“L”および“H”の2通りの状態の何
れかを示すものとする。すなわち、上記SEP信号は、
周囲温度によって変化し、周囲温度が所定の基準温度よ
りも高ければ“H”となり、低ければ“L”となる。
EP信号により選択されるパルス幅分割比は、1行選択
期間を3分割に分割する場合とし、分割された各期間を
最初の分割期間から順に、第1分割期間、第2分割期
間、および第3分割期間と呼ぶことにする。ここで、上
記第1分割期間が書込期間、第1分割期間以外の期間、
ここでは第2分割期間と第3分割期間とが両方とも消去
期間、もしくは、消去期間と休止期間との組み合わせと
なる。
される場合、タイミング生成回路7は、上記第1分割期
間と第2分割期間との境界を表す信号と、第2分割期間
と第3分割期間との境界を表す信号とを生成する必要が
ある。ここでは、第1分割期間と第2分割期間の境界を
表す信号をLP1、第2分割期間と第3分割期間の境界
を表す信号をLP2と呼ぶこととする。
1ないし第3分割期間の分割比は「1:1:1」に設定
され、“H”のときは「2:1:1」に設定されるもの
とする。さらに、1水平期間の基準クロック数は800
に限定されるものとし、入力信号波形は図3に示すもの
を用いるとして、制御部6内部のタイミング生成回路7
の具体的な回路実施の形態を説明する。
ように、1水平期間基準クロックカウンタ8と、AND
ゲート9aないし9dと、ORゲート10aおよび10
bと、インバータ11とからなっている。上記1水平期
間基準クロックカウンタ8は、1水平期間の基準クロッ
ク数に合わせて0から799までのカウントを行なうも
のであり、基準クロックCLKの立ち下がりにてカウン
トアップし、水平方向同期信号LPが“H”のときにC
LKが立ち下がれば、“0”を読み込む仕様とする。1
水平期間のクロック数は800に限定されているので、
上記1水平期間基準クロックカウンタ8を10bit−
アップカウンタとする。このカウンタは0から1023
までカウントする能力を有しているので基準クロックC
LKのクロック数800をカウントするには十分であ
る。
水平期間基準クロックカウンタ8は、入力される基準ク
ロックCLKと水平方向同期信号LPとに基づいて、0
から799までカウントする。上記カウント数は、AN
Dゲート9aないし9dのそれぞれに入力される。ここ
で、ANDゲート9aおよび9cにはインバータ11を
介してSEP信号が入力されており、ANDゲート9b
および9dにはSEP信号が直接入力されている。した
がって、上記SEP信号が“H”の場合には、ANDゲ
ート9aおよび9cには“L”レベルの信号が入力さ
れ、ANDゲート9bおよび9dには“H”レベルの信
号が入力されるので、ANDゲート9bおよび9dが選
択される。逆に、上記SEP信号が“L”の場合には、
ANDゲート9aおよび9cが選択される。
ゲートは、1水平期間基準クロックカウンタ8より入力
されるカウント信号に基づいて、所定のタイミングで
“H”レベルとなる信号を出力する。また、選択されて
いないANDゲートは、常に“L”レベルの信号を出力
する。この時のタイミング生成回路8の動作を、以下に
具体的に説明する。例えば、SEP信号が“L”の場合
には、上述のようにANDゲート9bおよび9dが選択
される。ANDゲート9bには所定の値400が一定し
て与えられており、1水平期間基準クロックカウンタ8
より入力されるカウント信号が上記値と同じ400とな
ったときに、該ANDゲート9bの出力が“H”レベル
となる。上記ANDゲート9bの出力は、ANDゲート
9aの出力と同じくORゲート10aに与えられてお
り、該ANDゲート9aの出力は常に“L”レベルであ
るので、ORゲート10aから出力されるタイミング信
号LP1は、ANDゲート9bの出力と同じ変化を示
す。したがって、この場合、タイミング信号LP1は、
カウント数が400のタイミングで“H”レベルとなる
パルス信号となる。同様に、タイミング信号LP2は、
カウント数が600のタイミングで“H”レベルとなる
パルス信号となる。
NDゲート9aおよび9cが選択され、ANDゲート9
aには所定の値268が一定して与えられており、AN
Dゲート9cには所定の値544が一定して与えられて
いる。このため、タイミング信号LP1は、カウント数
が268のタイミングで“H”レベルとなるパルス信号
となり、タイミング信号LP2は、カウント数が544
のタイミングで“H”レベルとなるパルス信号となる
(図5(a)参照)。以上のように、SEP信号の状態
に対応して、1行選択期間を示す信号LP、及び、基準
クロック信号CLKから、以降の1行選択期間を各分割
期間へ分割する位置を示すタイミング信号を生成する手
段を提供できる。
LPの1周期、すなわち1行選択期間において、入力さ
れる基準クロックCLKは800に固定されている。し
かしながら、汎用の駆動装置においては、外部インター
フェース信号INを生成する外部回路の仕様上の都合等
で1行選択期間内の基準クロック数が1種類に限定する
ことが困難な場合が多い。例えば、表示コントロール回
路を設計する場合に、データ信号を格納しているメモリ
ICとして、リフレッシュパルスを必要とするDRAM
を用いているか否か等によって、1行選択期間内の基準
クロック数は変化する。
ク数が可変の場合、上記タイミング生成回路7の構成で
は、所定の分割比に応じてタイミング信号を生成するこ
とは不可能である。したがって、この場合、上記タイミ
ング生成回路7に代えて、基準クロック数が変化しても
所定の分割比に応じてタイミング信号を生成することが
可能なタイミング生成回路12が用いられる。
すように、第1のカウンタ13と、第2のカウンタ14
と、分割パラメータ算出カウンタ15と、分割パラメー
タ記憶メモリ16(記憶手段)と、分割タイミング信号
生成部17(タイミング生成手段)とを有している。上
記タイミング生成回路12は、基準クロックCLKに基
づいて、パルス幅分割比から求められる所定の数に等分
し、等分された期間に基づいて、各分割期間を示すタイ
ミングを生成する。なお、以下では、上記所定の数を等
分定数と称し、等分された期間を等分期間と称する。上
記等分定数は、パルス幅分割比を整数で表記した場合、
パルス幅分割比の和によって算出できる。例えば、本実
施の形態においてSEP信号が“L”の場合のように、
パルス幅分割比が1:1:1の場合は3に設定され、S
EP信号が“H”の場合のように、パルス幅分割比が
2:1:1の場合は4に設定される。また、上記等分期
間は、1行選択期間を上記等分定数の数で分割された期
間となる。尚、上記第1のカウンタ13と、第2のカウ
ンタ14と、分割パラメータ算出カウンタ15とによ
り、特許請求の範囲に記載のパラメータ算出手段が形成
される。
作について説明する。
ンタ14には、水平方向同期信号LPと、基準クロック
CLKとが入力されている。また、上記第1のカウンタ
13には、SEP信号がインバータ18を介して与えら
れており、第2のカウンタ14には、SEP信号が直接
与えられている。これにより、SEP信号が“L”の場
合には第2のカウンタ14がSEP信号によって選択さ
れ、SEP信号が“H”の場合には第1のカウンタ13
が選択される。
を説明する。この場合、上述のように第1のカウンタ1
3が選択されるが、該第1のカウンタ13は、入力され
る基準クロックCLKの数を、SEP信号が“H”の場
合の等分定数4になるまで、繰り返して数える。そし
て、第1のカウンタ13は、そのカウント数が上記等分
定数4になるたびにオーバーフローし、分割パラメータ
算出カウンタ15にパルス信号を出力する。上記分割パ
ラメータ算出カウンタ15は、第1のカウンタ13より
パルス信号が入力されるたびに、1カウントアップす
る。
1行選択期間の基準クロックが入力された後では、上記
分割パラメータ算出カウンタ15には、上記基準クロッ
クを等分定数4で割った商、すなわち、等分期間に相当
するクロック数がカウントされていることになる。上記
分割パラメータ算出カウンタ15のカウント値は、分割
パラメータ記憶メモリ16に記憶される。
SEP信号と、上記分割パラメータ記憶メモリ16に記
憶された値とに基づいて、タイミング信号LP1および
LP2を生成する。すなわち、上記分割タイミング信号
生成部17は、入力されたSEP信号によってパルス幅
分割比を認識する。今は、SEP信号が“H”なので、
上記分割比は2:1:1である。次に、上記分割タイミ
ング信号生成部17は、分割パラメータ記憶メモリ16
に記憶された値を読み取る。例えば、現在の基準クロッ
ク数が800であれば、分割パラメータ記憶メモリ16
に記憶されている値は、800を等分定数4で割った2
00である。上記分割タイミング信号生成部17は、こ
の200と分割比の値とを掛け合わして、タイミング信
号LP1およびLP2の生成タイミングを算出できる。
すなわち、LP1=200×2=400となり、LP2
=200×(2+1)=600となる(図5(b)参
照)。
のカウンタ14が選択され、該第2のカウンタ14は、
入力される基準クロックCLKの数を、SEP信号が
“L”の場合の等分定数3になるまで、繰り返して数え
るが、他の動作に関してはSEP信号が“H”の場合と
同様である。
および分割パラメータ記憶メモリ16は、1画面毎に1
回動作させてもよいし、複数画面毎に1回動作させても
よい。1画面毎に動作させる場合には、入力信号の1行
選択期間の基準クロック数が変更された場合、直ちにパ
ルス幅分割比の変更が行なわれるため、液晶表示素子を
常に最適駆動条件にて駆動することができる。また、複
数画面毎に1回動作させる場合には、パルス幅分割比更
新回路の動作回数を低減することで、液晶表示素子の最
適駆動条件を維持しながら、システムの低消費電力化を
も実現できる。
は、SEP信号は、温度センサの出力をD/A変換した
ものを用いているが、SEP信号の生成手段は、これに
限定されるものではない。例えば、上記液晶表示素子を
搭載した機器本体に、ユーザーによって選択期間の分割
比を直接選択可能とする外部スイッチを搭載し、該外部
スイッチの入力により、SEP信号を生成してもよい。
この場合、上記SEP信号は、機器本体に設けられた外
部スイッチにより入力されるので、ユーザー自身が選択
期間の分割比を任意に選択可能となる。また、ユーザー
自身が分割比を調整することによって、温度補償回路の
ような高価で、かつ部品の搭載領域も要する部品を使わ
なくて済むため、安価で簡単な温度補償手段を提供でき
る。
本実施の形態に係る液晶表示素子を搭載した機器本体を
使用している地域情報、カレンダー情報、および使用環
境情報を使用し、それらの情報により推定される環境条
件に対応した分割比を選択することができる論理回路よ
り入力される構成としてもよい。この場合、上記機器本
体が、地域情報、カレンダー情報、および使用環境情報
などから、使用される環境の温度条件が常温(約20
℃)から高温(40℃以上)の範囲と推定される夏季で
あるか、温度条件が常温から低温(約0℃)の範囲と推
定される冬季であるかを知ることができる。このため、
それらの情報により推定される環境条件に対応した液晶
表示素子に印加するパルス幅分割比を選択することによ
って、動作環境条件設定を行い、液晶表示素子の動作補
償を実現することができる。また、機器本体が、予め有
している情報に基づいて分割比を調整することによっ
て、温度補償回路のような高価で、かつ部品の搭載領域
も要する部品を使わなくて済むため、安価で簡単な温度
補償手段を提供できる。
は、パルス幅比を変化させる際に、一旦電源をOFFに
して初期化しなくても、電源ON期間中にもSEP信号
を監視し、パルス幅分割比を変化させることができる。
このため、他のパルス幅比の時との比較が行ないやす
く、最適状態への調整がより簡単になる。
上のように、上記液晶表示素子の使用環境によって変化
する論理信号が入力され、該論理信号に基づいて、予め
準備されている2種類以上の分割比のパターンの中より
1種類の分割比のパターンを選択し、その選択結果に基
づいて上記選択期間を複数の期間に分割する分割手段を
有し、上記分割手段によって分割された期間の少なくと
も1つでは、書込期間として、上記絵素のON/OFF
に関わらず、所定の電圧を印加して該絵素を充電する一
方、上記分割手段によって分割された他の期間の少なく
とも1つでは、消去期間として、上記絵素のON/OF
Fに基づいて、上記書込期間に充電された上記絵素の電
荷を放電させるとともに、上記書込期間と消去期間との
分割比に関して、各温度範囲毎に該分割比のパターンが
切り替え設定可能となっている構成である。
は、以上のように、上記の構成に加えて、上記分割手段
は、1行の選択期間を第1分割期間と第2分割期間と第
3分割期間との3つに分割する一方、上記第1分割期間
を書込期間とし、上記第2分割期間と第3分割期間と
を、両方とも消去期間、又は消去期間と全く電圧を印加
しない期間である休止期間とするとき、上記第1分割期
間ないし第3分割期間の分割比は、周囲温度が所定の基
準温度よりも低いときは1:1:1に設定され、周囲温
度が所定の基準温度よりも高い場合には、2:1:1に
設定される構成である。
範囲毎に適したパターンを適用することにより、各温度
範囲毎に、電圧−コントラスト特性が常温時のものに近
くなるので、各温度範囲毎にパターンを切り替えること
により、広い温度範囲において表示に十分なコントラス
トを得ることができるという効果を奏する。
において各絵素2…に印加される駆動電圧の電圧値は、
パルス幅制御を行なわない場合と同様程度の値に設定す
ることができる。したがって、駆動電圧をさらに高くす
ることができる余地を残しており、これにより、駆動電
圧の調整との併用を可能とすることができるという効果
を併せて奏する。
は、以上のように、上記の構成に加えて、上記分割手段
は、選択期間に同期し、かつ選択期間より周期が短い基
準クロック信号と、選択期間を示す信号とに基づいて、
以降の選択期間を各分割期間へ分割する位置を示すタイ
ミング信号を生成するタイミング信号生成手段を有し、
上記タイミング信号生成手段は、選択期間を示す信号に
基づいて、基準クロックをカウントするカウンタと、選
択される分割比に対応する予め設定されたクロック値
と、上記カウンタのカウント値とが入力され、入力され
るカウント値が設定されたクロック値と等しくなったと
きタイミング信号を発生させる複数のゲートとからな
り、タイミング信号生成時には、論理信号によって、該
ゲートの何れかが選択される構成である。
て、本発明に係る液晶表示素子の駆動装置は、1選択期
間における基準クロック数がある特定の値に限定される
場合に、論理回路のみで安定したタイミング信号を最小
規模の回路規模(ゲート数)において提供することがで
きる。このため、外部回路より入力される外部インター
フェース信号仕様が1種類に限定できるNTSCのよう
なテレビ用の規格の場合や、例えば、携帯情報端末分野
のような、外部インターフェース信号仕様が1種類に限
定できる場合である、セットに対して専用品として液晶
表示装置が設計されるOA機器分野に対して適応でき、
小規模、低コストの実現が可能となるという効果を奏す
る。
は、以上のように、上記の構成に加えて、上記分割手段
は、選択期間に同期し、かつ選択期間より周期が短い基
準クロック信号と、選択期間を示す信号とに基づいて、
以降の選択期間を分割するためのパラメータを算出する
パラメータ算出手段と、上記パラメータを記憶する記憶
手段と、上記パラメータに基づいて、選択期間を示す信
号及び基準クロック信号から、以降の選択期間を各分割
期間へ分割する位置を示すタイミング信号を生成するタ
イミング生成手段とを備えており、上記パラメータ算出
手段は、論理信号によって選択される分割比の各パター
ンに対応するものが複数設けられており、タイミング信
号生成時には、該論理信号によって、該パラメータ算出
手段の何れかが選択される構成である。
動装置は、上記の構成による効果に加えて、1選択期間
内の基準クロック数に関わらず、駆動装置は、各選択期
間を所望の分割比にて分割でき、1選択期間内の基準ク
ロック数や、選択期間を決定する信号の送出タイミング
が異なる外部インターフェース信号に対応できるため
に、液晶表示装置に送出する外部インターフェース信号
を生成する表示コントロール回路につき、異なった仕様
のものに対して対応可能となる。
呼ばれる外部回路につき、それが多くサードパーティに
よって開発されているパソコン等の一般的なOA機器分
野に対し、各々の表示コントロール回路と呼ばれる外部
回路が送出する外部インターフェース信号仕様は微妙に
異なるが、液晶駆動装置は全ての表示コントロール回路
に対して対応可能となるため、駆動装置を共有できるた
めに、汎用性を有し、異なるユーザー間で駆動装置を共
用でき、量産効果を期待できる駆動装置を提供できると
いう効果を奏する。
表示素子の映像信号に同期した信号など、外部から液晶
表示素子へ与えられる信号を利用できる。したがって、
例えば、映像信号を与える回路など、外部回路と駆動装
置とのインターフェースを、従来と同様に設定した場合
であっても、選択期間を分割するための信号を新たに生
成する必要がなくなる。この結果、上記外部回路とのイ
ンターフェースを従来と同様に保つことができ、選択期
間を分割しない駆動装置や分割比の異なる駆動装置間
で、外部回路を共用できる。加えて、PLL( Phase L
ocked Loop)回路など、当該信号を生成する回路が不要
となり、液晶表示素子の駆動装置の構成を簡単にするこ
とができるという効果を併せて奏する。
は、以上のように、上記の構成に加えて、上記論理信号
は、上記液晶表示素子を搭載した機器本体に搭載され、
ユーザーによって選択期間の分割比を直接選択可能とす
る外部スイッチにより入力される構成である。
て、ユーザー自身が分割比を調整することによって、温
度補償回路のような高価で、かつ部品の搭載領域も要す
る部品を使わなくて済むため、安価で簡単な温度補償手
段を提供できるという効果を奏する。
は、以上のように、上記の構成に加えて、上記論理信号
は、上記液晶表示素子を搭載した機器本体を使用してい
る地域情報、カレンダー情報、および使用環境情報を使
用し、それらの情報により推定される環境条件に対応し
た分割比を選択する論理回路より入力される構成であ
る。
て、機器本体が、予め有している情報に基づいて分割比
を調整することによって、温度補償回路のような高価
で、かつ部品の搭載領域も要する部品を使わなくて済む
ため、安価で簡単な温度補償手段を提供できるという効
果を奏する。
示装置の全体の要部を示すブロック図である。
示す回路図である。
る信号の一例を示す波形図である。
路の要部構成の一例を示すブロック図である。
作を示すタイミングチャートである。
路の要部構成の他の例を示すブロック図である。
ク図である。
れる信号の一例を示す波形図である。
される電圧を示す波形図である。
を用いた液晶表示装置の電圧−コントラスト特性を示す
グラフである。
手段) 8 1水平期間基準クロックカウンタ(カウン
タ) 9a〜9d ANDゲート(ゲート) 13 第1のカウンタ(パラメータ算出手段) 14 第2のカウンタ(パラメータ算出手段) 15 分割パラメータ算出カウンタ(パラメー
タ算出手段) 16 分割パラメータ記憶メモリ(記憶手段) 17 分割タイミング信号生成部(タイミング
生成手段)
Claims (6)
- 【請求項1】2端子素子を有する絵素の表示状態を設定
するための選択期間を複数の期間に分割し、各分割期間
毎に、互いに異なる電圧を絵素へ印加する液晶表示素子
の駆動装置において、 上記液晶表示素子の使用環境によって変化する論理信号
が入力され、該論理信号に基づいて、予め準備されてい
る2種類以上の分割比のパターンの中より1種類の分割
比のパターンを選択し、その選択結果に基づいて上記選
択期間を複数の期間に分割する分割手段を有し、 上記分割手段によって分割された期間の少なくとも1つ
では、書込期間として、上記絵素のON/OFFに関わ
らず、所定の電圧を印加して該絵素を充電する一方、 上記分割手段によって分割された他の期間の少なくとも
1つでは、消去期間として、上記絵素のON/OFFに
基づいて、上記書込期間に充電された上記絵素の電荷を
放電させるとともに、 上記書込期間と消去期間との分割比に関して、各温度範
囲毎に該分割比のパターンが切り替え設定可能となって
いること を特徴とする液晶表示素子の駆動装置。 - 【請求項2】上記分割手段は、1行の選択期間を第1分
割期間と第2分割期間と第3分割期間との3つに分割す
る一方、 上記第1分割期間を書込期間とし、 上記第2分割期間と第3分割期間とを、両方とも消去期
間、又は消去期間と全く電圧を印加しない期間である休
止期間とするとき、 上記第1分割期間ないし第3分割期間の分割比は、 周囲温度が所定の基準温度よりも低いときは1:1:1
に設定され、周囲温度が所定の基準温度よりも高い場合
には、2:1:1に設定されることを特徴とす る請求項
1に記載の 液晶表示素子の駆動装置。 - 【請求項3】上記分割手段は、 選択期間に同期し、かつ選択期間より周期が短い基準ク
ロック信号と、選択期間を示す信号とに基づいて、以降
の選択期間を各分割期間へ分割する位置を示すタイミン
グ信号を生成するタイミング信号生成手段を有し、 上記タイミング信号生成手段は、 選択期間を示す信号に基づいて、基準クロックをカウン
トするカウンタと、 選択される分割比に対応する予め設定されたクロック値
と、上記カウンタのカウント値とが入力され、入力され
るカウント値が設定されたクロック値と等しくなったと
きタイミング信号を発生させる複数のゲートとからな
り、 タイミング信号生成時には、論理信号によって、該ゲー
トの何れかが選択されることを特徴とする請求項1又は
2に記載の液晶表示素子の駆動装置 。 - 【請求項4】上記分割手段は、 選択期間に同期し、かつ選択期間より周期が短い基準ク
ロック信号と、選択期間を示す信号とに基づいて、以降
の選択期間を分割するためのパラメータを算出するパラ
メータ算出手段と、 上記パラメータを記憶する記憶手段と、 上記パラメータに基づいて、選択期間を示す信号及び基
準クロック信号から、以降の選択期間を各分割期間へ分
割する位置を示すタイミング信号を生成するタイミング
生成手段とを備えており、 上記パラメータ算出手段は、論理信号によって選択され
る分割比の各パターンに対応するものが複数設けられて
おり、タイミング信号生成時には、該論理信号によっ
て、該パラメータ算出手段の何れかが選択されることを
特徴とする請求項1又は2に記載の液晶表示素子の駆動
装置。 - 【請求項5】上記論理信号は、 上記液晶表示素子を搭載した機器本体に搭載され、ユー
ザーによって選択期間 の分割比を直接選択可能とする外
部スイッチにより入力されることを特徴とする請求項1
ないし4の何れか1項に記載の液晶表示素子の駆動装
置。 - 【請求項6】上記論理信号は、 上記液晶表示素子を搭載した機器本体を使用している地
域情報、カレンダー情報、および使用環境情報を使用
し、それらの情報により推定される環境条件に対応した
分割比を選択する論理回路より入力されることを特徴と
する請求項1ないし4の何れか1項に記載の液晶表示素
子の駆動装置。
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