JP3290841B2 - 透明ガスバリアーフイルム用ポリエステルフイルム - Google Patents
透明ガスバリアーフイルム用ポリエステルフイルムInfo
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- JP3290841B2 JP3290841B2 JP04186795A JP4186795A JP3290841B2 JP 3290841 B2 JP3290841 B2 JP 3290841B2 JP 04186795 A JP04186795 A JP 04186795A JP 4186795 A JP4186795 A JP 4186795A JP 3290841 B2 JP3290841 B2 JP 3290841B2
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- Japan
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- film
- gas barrier
- polyester film
- transparent
- polyester
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- Coating Of Shaped Articles Made Of Macromolecular Substances (AREA)
- Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は透明ガスバリアーフイル
ム用ポリエステルフイルムに関し、更に詳しくは透明な
酸化物蒸着薄膜との密着性に優れ、該薄膜により透明ガ
スバリアー性を付与した透明ガスバリアーフイルムの製
造に有用なポリエステルフイルムに関する。
ム用ポリエステルフイルムに関し、更に詳しくは透明な
酸化物蒸着薄膜との密着性に優れ、該薄膜により透明ガ
スバリアー性を付与した透明ガスバリアーフイルムの製
造に有用なポリエステルフイルムに関する。
【0002】
【従来の技術】食品包装などに用いられる包装用ポリエ
ステルフイルムは、内容物の劣化を防ぐためにガスバリ
アー性を付与するのが一般的である。
ステルフイルムは、内容物の劣化を防ぐためにガスバリ
アー性を付与するのが一般的である。
【0003】ガスバリアー性を付与する方法のひとつと
して、ポリエステルフイルムとアルミ箔とを貼り合わせ
る方法、アルミなどの金属をポリエステルフイルムに蒸
着する方法などが用いられる。しかし、これらの方法は
ガスバリアー性は優れているものの、得られるフイルム
が不透明で、包装する内容物が見えないという欠点があ
り、用途が限られる。
して、ポリエステルフイルムとアルミ箔とを貼り合わせ
る方法、アルミなどの金属をポリエステルフイルムに蒸
着する方法などが用いられる。しかし、これらの方法は
ガスバリアー性は優れているものの、得られるフイルム
が不透明で、包装する内容物が見えないという欠点があ
り、用途が限られる。
【0004】また、別の方法として、ポリエステルフイ
ルムに、ガスバリアー性のある透明フイルム、例えばポ
リ塩化ビニリデンフイルム、ポリエチレンポリビニルア
ルコール共重合フイルムなどを貼り合わせる方法が用い
られる。しかし、これらのフイルムは透明性は優れてい
るものの耐熱性に乏しく、レトルト処理などの高温湿熱
処理によりガスバリアー性が劣化する欠点を有する。
ルムに、ガスバリアー性のある透明フイルム、例えばポ
リ塩化ビニリデンフイルム、ポリエチレンポリビニルア
ルコール共重合フイルムなどを貼り合わせる方法が用い
られる。しかし、これらのフイルムは透明性は優れてい
るものの耐熱性に乏しく、レトルト処理などの高温湿熱
処理によりガスバリアー性が劣化する欠点を有する。
【0005】さらに、透明でかつ耐熱性のあるガスバリ
アー性を付与する方法として、酸化珪素、酸化アルミニ
ウムなどの酸化物をポリエステルフイルムに蒸着して透
明薄膜を形成する方法が提案されている。この酸化物蒸
着によりガスバリアー性を付与する方法は、耐熱性に優
れており、また透明性が確保できるという特性を有する
ため、次第に利用分野が拡大している。
アー性を付与する方法として、酸化珪素、酸化アルミニ
ウムなどの酸化物をポリエステルフイルムに蒸着して透
明薄膜を形成する方法が提案されている。この酸化物蒸
着によりガスバリアー性を付与する方法は、耐熱性に優
れており、また透明性が確保できるという特性を有する
ため、次第に利用分野が拡大している。
【0006】しかしながら、耐熱性に優れた酸化物蒸着
薄膜であっても、レトルト処理などの過酷な処理を行う
と蒸着薄膜とポリエステルフイルムとの密着性が悪くな
り、その結果ガスバリアー性が劣化するという問題があ
り、密着性を確保するために、フイルム表面に易接着処
理を施す、蒸着材料を2種以上にする、蒸着薄膜を多層
にする、などの工夫が行われているが、いずれも製品コ
ストを上昇させるので好ましくない。そこで、蒸着薄膜
との密着性の良いポリエステルフイルムが望まれてい
る。
薄膜であっても、レトルト処理などの過酷な処理を行う
と蒸着薄膜とポリエステルフイルムとの密着性が悪くな
り、その結果ガスバリアー性が劣化するという問題があ
り、密着性を確保するために、フイルム表面に易接着処
理を施す、蒸着材料を2種以上にする、蒸着薄膜を多層
にする、などの工夫が行われているが、いずれも製品コ
ストを上昇させるので好ましくない。そこで、蒸着薄膜
との密着性の良いポリエステルフイルムが望まれてい
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記
のようなコスト上昇を伴う処理を行なわなくても酸化物
蒸着薄膜との密着性に優れたポリエステルフイルムを提
供することにある。
のようなコスト上昇を伴う処理を行なわなくても酸化物
蒸着薄膜との密着性に優れたポリエステルフイルムを提
供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、本発明
によれば、平均粒径が1.0〜4.0μmの滑剤を0.
01〜0.2重量%含み、フイルムの表面粗さ(Ra)
が0.02〜0.04μmで、表面ヘーズが1.5%以
下で、かつフイルム厚み12μmにおける全ヘーズが
4.0%以下であることを特徴とする透明ガスバリアー
フイルム用ポリエステルフイルムによって達成される。
によれば、平均粒径が1.0〜4.0μmの滑剤を0.
01〜0.2重量%含み、フイルムの表面粗さ(Ra)
が0.02〜0.04μmで、表面ヘーズが1.5%以
下で、かつフイルム厚み12μmにおける全ヘーズが
4.0%以下であることを特徴とする透明ガスバリアー
フイルム用ポリエステルフイルムによって達成される。
【0009】ここで、透明ガスバリアーフイルムとは、
酸化珪素、酸化アルミニウムなどの酸化物を蒸着するこ
とにより、透明な薄膜をポリエステルフイルム上に形成
して、酸素、水蒸気などの気体の透過率を大幅に減少さ
せたフイルムである。
酸化珪素、酸化アルミニウムなどの酸化物を蒸着するこ
とにより、透明な薄膜をポリエステルフイルム上に形成
して、酸素、水蒸気などの気体の透過率を大幅に減少さ
せたフイルムである。
【0010】この蒸着に用いる酸化物(材料)として
は、酸化珪素、酸化アルミニウム、酸化マグネシウム、
酸化カルシウムなどの酸化物を蒸着に適した形状にした
ものが挙げられ、これらは単独または混合して用いる
が、中でも酸化珪素がガスバリアー性の点から好まし
い。
は、酸化珪素、酸化アルミニウム、酸化マグネシウム、
酸化カルシウムなどの酸化物を蒸着に適した形状にした
ものが挙げられ、これらは単独または混合して用いる
が、中でも酸化珪素がガスバリアー性の点から好まし
い。
【0011】透明薄膜の形成方法としては通常の蒸着方
法、たとえば抵抗加熱、高周波誘導加熱、電子ビーム加
熱などの加熱方法による真空蒸着法を採用することが出
来る。
法、たとえば抵抗加熱、高周波誘導加熱、電子ビーム加
熱などの加熱方法による真空蒸着法を採用することが出
来る。
【0012】本発明のポリエステルフイルムは、その表
面に酸化珪素、酸化アルミニウムなどからなる透明薄膜
を蒸着で形成した透明ガスバリアーフイルムの製造に用
いられるポリエステルフイルムてあって、ポリエチレン
テレフタレートを90%以上含有するポリエステル樹脂
からなる二軸延伸フイルムである。この二軸延伸フイル
ムは、通常逐次二軸延伸することにより得ることができ
る。延伸・熱処理の条件は従来から知られている条件の
範囲から採用するとよい。
面に酸化珪素、酸化アルミニウムなどからなる透明薄膜
を蒸着で形成した透明ガスバリアーフイルムの製造に用
いられるポリエステルフイルムてあって、ポリエチレン
テレフタレートを90%以上含有するポリエステル樹脂
からなる二軸延伸フイルムである。この二軸延伸フイル
ムは、通常逐次二軸延伸することにより得ることができ
る。延伸・熱処理の条件は従来から知られている条件の
範囲から採用するとよい。
【0013】このフイルムの厚みは、ガスバリアー性を
必要とする包装用フイルムとしては、8〜50μmが好
ましく、10〜25μmが更に好ましい。さらに、包装
用フイルムとして必要なポリエステルフイルムの基本的
な物性として、破断強度は16kg/mm2 以上、破断
伸度は80%以上が好ましい。
必要とする包装用フイルムとしては、8〜50μmが好
ましく、10〜25μmが更に好ましい。さらに、包装
用フイルムとして必要なポリエステルフイルムの基本的
な物性として、破断強度は16kg/mm2 以上、破断
伸度は80%以上が好ましい。
【0014】本発明のポリエステルフイルムは、表面粗
さ(Ra)が0.02〜0.04μmである必要があ
る。表面粗さ(Ra)が小さすぎると、フイルムの取扱
い性が悪くなり、フイルムの走行中にしわが入ったり、
フイルムの表面に傷が付き易くなったり、フイルムの巻
き姿が悪くなったりするので好ましくない。一方、表面
粗さ(Ra)が大きすぎると、フイルムの取扱い性は良
くなるが、透明蒸着薄膜の特性が悪化するので好ましく
ない。
さ(Ra)が0.02〜0.04μmである必要があ
る。表面粗さ(Ra)が小さすぎると、フイルムの取扱
い性が悪くなり、フイルムの走行中にしわが入ったり、
フイルムの表面に傷が付き易くなったり、フイルムの巻
き姿が悪くなったりするので好ましくない。一方、表面
粗さ(Ra)が大きすぎると、フイルムの取扱い性は良
くなるが、透明蒸着薄膜の特性が悪化するので好ましく
ない。
【0015】ここで、表面粗さ(Ra)は、JIS B
―6601に規定する方法により、カットオフは0.2
5mm、測定触針は半径3μmのものを用いて表面粗さ
計サーフコム3B型(東京精密製)で測定する。
―6601に規定する方法により、カットオフは0.2
5mm、測定触針は半径3μmのものを用いて表面粗さ
計サーフコム3B型(東京精密製)で測定する。
【0016】さらに、ポリエステルフイルムは表面ヘー
ズが1.5%以下で、かつ厚み12μmにおける全ヘー
ズが4.0%以下である必要がある。表面ヘーズか1.
5%を超えると表面の突起数が多くなり、透明蒸着薄膜
の密着性が悪化するため好ましくない。また全ヘーズ
は、低い方がフイルムの透明性が向上して好ましく、透
明ガスバリアーフイルムの商品品位を保つためには全ヘ
ーズは4.0%以下にすることが好ましい。
ズが1.5%以下で、かつ厚み12μmにおける全ヘー
ズが4.0%以下である必要がある。表面ヘーズか1.
5%を超えると表面の突起数が多くなり、透明蒸着薄膜
の密着性が悪化するため好ましくない。また全ヘーズ
は、低い方がフイルムの透明性が向上して好ましく、透
明ガスバリアーフイルムの商品品位を保つためには全ヘ
ーズは4.0%以下にすることが好ましい。
【0017】ここで、全ヘーズはJIS K―6714
にて測定し、厚み12μmに換算する。表面ヘーズは、
屈折率ができるだけポリエステルフイルムに近くかつ粘
性を有する液体として、セダー油をポリエステルフイル
ムに塗布し、2枚重ね合わせ、3枚重ね合わせを行い、
重ね合わせたときの全ヘーズを測定し、枚数に対するヘ
ーズをグラフにしたときの切片を表面ヘーズとする。
にて測定し、厚み12μmに換算する。表面ヘーズは、
屈折率ができるだけポリエステルフイルムに近くかつ粘
性を有する液体として、セダー油をポリエステルフイル
ムに塗布し、2枚重ね合わせ、3枚重ね合わせを行い、
重ね合わせたときの全ヘーズを測定し、枚数に対するヘ
ーズをグラフにしたときの切片を表面ヘーズとする。
【0018】フイルムの表面ヘーズ、全ヘーズ、表面粗
さはポリエステルフイルムに含有させる滑剤を調整する
ことによりコントロールすることが出来る。その際、添
加する滑剤の平均粒径を大きくして個数を減らすのが好
ましい。滑剤の平均粒径は1.0〜4.0μmが好まし
く、2.0〜3.0μmが更に好ましい。このような粒
径の大きな滑剤を少量含有させることで、フイルム表面
を大突起散在型の表面とすることができ、このような大
突起散在により表面ヘーズを低くしながら摩擦係数を下
げ、滑り性(取扱い性)を向上することができる。この
滑剤としては、シリカ、アルミナ、酸化マグネシウム、
炭酸カルシウム、カオリン、クレーなどの無機滑剤を好
ましく用いることができるが、中でもシリカが好まし
い。さらにシリカとしては多孔質シリカ、特にBET法
で測定した比表面積が200〜800m2 /gの多孔質
シリカが好ましい。滑剤の含有量は滑剤の種類により異
なるが、好ましくは0.01〜0.2重量%、さらに好
ましくは0.02〜0.1重量%である。
さはポリエステルフイルムに含有させる滑剤を調整する
ことによりコントロールすることが出来る。その際、添
加する滑剤の平均粒径を大きくして個数を減らすのが好
ましい。滑剤の平均粒径は1.0〜4.0μmが好まし
く、2.0〜3.0μmが更に好ましい。このような粒
径の大きな滑剤を少量含有させることで、フイルム表面
を大突起散在型の表面とすることができ、このような大
突起散在により表面ヘーズを低くしながら摩擦係数を下
げ、滑り性(取扱い性)を向上することができる。この
滑剤としては、シリカ、アルミナ、酸化マグネシウム、
炭酸カルシウム、カオリン、クレーなどの無機滑剤を好
ましく用いることができるが、中でもシリカが好まし
い。さらにシリカとしては多孔質シリカ、特にBET法
で測定した比表面積が200〜800m2 /gの多孔質
シリカが好ましい。滑剤の含有量は滑剤の種類により異
なるが、好ましくは0.01〜0.2重量%、さらに好
ましくは0.02〜0.1重量%である。
【0019】ここで、滑剤の平均粒径は次のようにして
測定する。島津自動沈降天秤を用いて、ストークスの式
測定する。島津自動沈降天秤を用いて、ストークスの式
【0020】
【数1】
【0021】を用いて夫々の粒径に相当する沈降時間を
算出し、夫々の粒径の範囲に相当する沈降時間範囲を求
め、その沈降時間範囲内での不活性物質の重量を求め
て、全不活性物質重量に対する構成比とする。求めた構
成比の、粒径の大きい方から小さい方に順に積算した積
算曲線を作成し、積算率50%で示す粒径を平均粒径と
する。
算出し、夫々の粒径の範囲に相当する沈降時間範囲を求
め、その沈降時間範囲内での不活性物質の重量を求め
て、全不活性物質重量に対する構成比とする。求めた構
成比の、粒径の大きい方から小さい方に順に積算した積
算曲線を作成し、積算率50%で示す粒径を平均粒径と
する。
【0022】ポリエステルフイルムの表面粗さ(Ra)
と表面ヘーズが、酸化物蒸着薄膜の密着性を向上させる
機構は明らかでないが、次のように推測される。
と表面ヘーズが、酸化物蒸着薄膜の密着性を向上させる
機構は明らかでないが、次のように推測される。
【0023】透明な酸化物蒸着薄膜は、フイルムの表面
が平坦であれば比較的大面積の単一平坦膜となってフイ
ルム表面にしっかりと密着し、かつ蒸着膜の応力歪が少
くなるため密着性は向上するが、表面粗さ(Ra)か大
きかったり表面ヘーズが高く、フイルム表面の微細凹凸
が多ければ、該蒸着薄膜は曲面を持った膜または比較的
小面積の膜となり、剥がれ易くなると考えられる。
が平坦であれば比較的大面積の単一平坦膜となってフイ
ルム表面にしっかりと密着し、かつ蒸着膜の応力歪が少
くなるため密着性は向上するが、表面粗さ(Ra)か大
きかったり表面ヘーズが高く、フイルム表面の微細凹凸
が多ければ、該蒸着薄膜は曲面を持った膜または比較的
小面積の膜となり、剥がれ易くなると考えられる。
【0024】
【実施例】以下、実施例により本発明をさらに説明す
る。
る。
【0025】[実施例1、比較例1〜3]ジメチルテレ
フタレートとエチレングリコールを、酢酸マンガンをエ
ステル交換触媒、三酸化アンチモンを重合触媒、亜リン
酸を安定剤として用い、常法により反応させてポリエチ
レンテレフタレートを製造した。その際、エチレングリ
コール中に表1に示す滑剤を分散しておくことにより、
所定量の滑剤を含有させた。
フタレートとエチレングリコールを、酢酸マンガンをエ
ステル交換触媒、三酸化アンチモンを重合触媒、亜リン
酸を安定剤として用い、常法により反応させてポリエチ
レンテレフタレートを製造した。その際、エチレングリ
コール中に表1に示す滑剤を分散しておくことにより、
所定量の滑剤を含有させた。
【0026】得られたポリマーを通常の製膜方法で冷却
ドラム上に押出し、急冷固化して未延伸フイルムとし、
該フイルムを縦延伸倍率3.5倍、横延伸倍率3.7倍
で逐次二軸延伸を行い、次いで220℃で熱固定を行っ
て厚み12μmの二軸延伸ポリエチレンテレフタレート
フイルムを得た。
ドラム上に押出し、急冷固化して未延伸フイルムとし、
該フイルムを縦延伸倍率3.5倍、横延伸倍率3.7倍
で逐次二軸延伸を行い、次いで220℃で熱固定を行っ
て厚み12μmの二軸延伸ポリエチレンテレフタレート
フイルムを得た。
【0027】得られた二軸延伸フイルムの片面に、高周
波誘導加熱方式連続蒸着機で珪素と二酸化珪素の等モル
混合物を蒸着材料として、真空度1×10-4〜2×10
-4mmHgで蒸着して、約800Åの透明な蒸着膜を形
成した。得られた蒸着フイルムはいずれも透明な蒸着膜
を持っていた。さらにフイルムロールの巻き姿を表1に
示す。
波誘導加熱方式連続蒸着機で珪素と二酸化珪素の等モル
混合物を蒸着材料として、真空度1×10-4〜2×10
-4mmHgで蒸着して、約800Åの透明な蒸着膜を形
成した。得られた蒸着フイルムはいずれも透明な蒸着膜
を持っていた。さらにフイルムロールの巻き姿を表1に
示す。
【0028】この蒸着フイルムの蒸着面に厚さ60μm
の未延伸ポリプロピレンフイルム(昭和電工製)を2液
硬化型ウレタン系ハイレトルトタイプ接着剤を用いてド
ライラミネートを行い、ヒートシール性を付与した。
の未延伸ポリプロピレンフイルム(昭和電工製)を2液
硬化型ウレタン系ハイレトルトタイプ接着剤を用いてド
ライラミネートを行い、ヒートシール性を付与した。
【0029】得られたフイルムのヒートシール面同士を
ヒートシールし、袋を作成し、内部に4%酢酸水溶液を
封入した。
ヒートシールし、袋を作成し、内部に4%酢酸水溶液を
封入した。
【0030】温度125℃、圧力2.1kg/cm2 で
30分間レトルト処理を行なったのち、内容物を除去
し、水洗して幅15mm幅の短冊状サンプルを作成し
た。
30分間レトルト処理を行なったのち、内容物を除去
し、水洗して幅15mm幅の短冊状サンプルを作成し
た。
【0031】得られたサンプルを直ちに剥離試験機にか
けて、ポリエステルフイルムと蒸着膜との剥離強度を測
定した結果を表1に示す。実施例1のものは、比較例1
〜3のものに対して巻き姿が良好で、剥離強度が高いこ
とがわかる。
けて、ポリエステルフイルムと蒸着膜との剥離強度を測
定した結果を表1に示す。実施例1のものは、比較例1
〜3のものに対して巻き姿が良好で、剥離強度が高いこ
とがわかる。
【0032】
【表1】
【0033】
【発明の効果】本発明のポリエステルフイルムは、その
上に酸化物を用いた透明蒸着薄膜を優れた密着性、特に
レトルト処理に耐える密着性で形成できる特性を有し、
レトルト処理に耐える透明ガスバリアーフイルムの製造
に有用である。
上に酸化物を用いた透明蒸着薄膜を優れた密着性、特に
レトルト処理に耐える密着性で形成できる特性を有し、
レトルト処理に耐える透明ガスバリアーフイルムの製造
に有用である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−51122(JP,A) 特開 平5−338073(JP,A) 特開 平6−136153(JP,A) 特開 平8−156183(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C08J 5/18 C08J 7/04 C08L 67/02
Claims (1)
- 【請求項1】 平均粒径が1.0〜4.0μmの滑剤を
0.01〜0.2重量%含み、フイルムの表面粗さ(R
a)が0.02〜0.04μmで、表面ヘーズが1.5
%以下で、かつフイルム厚み12μmにおける全ヘーズ
が4.0%以下であることを特徴とする透明ガスバリア
ーフイルム用ポリエステルフイルム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP04186795A JP3290841B2 (ja) | 1995-03-01 | 1995-03-01 | 透明ガスバリアーフイルム用ポリエステルフイルム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP04186795A JP3290841B2 (ja) | 1995-03-01 | 1995-03-01 | 透明ガスバリアーフイルム用ポリエステルフイルム |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08239490A JPH08239490A (ja) | 1996-09-17 |
| JP3290841B2 true JP3290841B2 (ja) | 2002-06-10 |
Family
ID=12620218
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP04186795A Expired - Lifetime JP3290841B2 (ja) | 1995-03-01 | 1995-03-01 | 透明ガスバリアーフイルム用ポリエステルフイルム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3290841B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5151000B2 (ja) * | 2004-03-10 | 2013-02-27 | 東レ株式会社 | ガスバリア性蒸着用ポリエステルフィルム及び蒸着ポリエステルフィルムならびにその製造方法 |
| JP4823747B2 (ja) * | 2006-04-10 | 2011-11-24 | 三菱樹脂株式会社 | ガスバリア性樹脂成形体及びその製造方法 |
| JP5264227B2 (ja) * | 2008-03-14 | 2013-08-14 | 三菱樹脂株式会社 | ガスバリア性フィルム |
-
1995
- 1995-03-01 JP JP04186795A patent/JP3290841B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH08239490A (ja) | 1996-09-17 |
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