JP3302190B2 - 半導体装置の製造方法 - Google Patents
半導体装置の製造方法Info
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、DRAM等の半導体装
置の製造方法に係わり、特にトレンチキャパシタ或いは
スタック型キャパシタの改良をはかった半導体装置の製
造方法に関する。
置の製造方法に係わり、特にトレンチキャパシタ或いは
スタック型キャパシタの改良をはかった半導体装置の製
造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体基板に設けた溝(トレン
チ)内にキャパシタ絶縁膜を介して蓄積電極を埋込み、
基板側のn層をプレートとしたトレンチ型のキャパシタ
を持つDRAMセルが発表されている(IEDM.Tech.Dig.
p627(1993))。このようなセルでは、基板面より下にキ
ャパシタを形成するので、平坦性に優れ、配線の加工が
容易であるという利点がある。
チ)内にキャパシタ絶縁膜を介して蓄積電極を埋込み、
基板側のn層をプレートとしたトレンチ型のキャパシタ
を持つDRAMセルが発表されている(IEDM.Tech.Dig.
p627(1993))。このようなセルでは、基板面より下にキ
ャパシタを形成するので、平坦性に優れ、配線の加工が
容易であるという利点がある。
【0003】しかしながら、1GビットDRAMの世代
(0.15μmデザインルール)になると、キャパシタ
容量を十分に確保するためにトレンチキャパシタでは、
アスペクト比40〜60のトレンチを形成する技術が不
可欠となる。このような深いトレンチを形成するには、
トレンチ内のエッチングガスのイオンの直進性を保証す
るなどの難しいプロセス技術が必要となり、現状では実
現できていない。
(0.15μmデザインルール)になると、キャパシタ
容量を十分に確保するためにトレンチキャパシタでは、
アスペクト比40〜60のトレンチを形成する技術が不
可欠となる。このような深いトレンチを形成するには、
トレンチ内のエッチングガスのイオンの直進性を保証す
るなどの難しいプロセス技術が必要となり、現状では実
現できていない。
【0004】また、基板上に導電膜,絶縁膜,導電膜を
積層形成するなどして得られるスタック型のキャパシタ
においては、その表面積を増加させてキャパシタ容量を
増加させようとすると、段差が大きくなってその上の配
線の加工が困難となる問題があった。
積層形成するなどして得られるスタック型のキャパシタ
においては、その表面積を増加させてキャパシタ容量を
増加させようとすると、段差が大きくなってその上の配
線の加工が困難となる問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように従来、トレ
ンチキャパシタを有するDRAM等の半導体装置におい
ては、素子の微細化,高密度化に伴いアスペクト比の大
きな深いトレンチを形成することが難しくなっており、
キャパシタ容量を十分に確保することが困難となりつつ
ある。また、スタック型キャパシタを有する半導体装置
においても、段差によるプロセスの歩留まりの点からキ
ャパシタ容量を十分に確保することは難しい。
ンチキャパシタを有するDRAM等の半導体装置におい
ては、素子の微細化,高密度化に伴いアスペクト比の大
きな深いトレンチを形成することが難しくなっており、
キャパシタ容量を十分に確保することが困難となりつつ
ある。また、スタック型キャパシタを有する半導体装置
においても、段差によるプロセスの歩留まりの点からキ
ャパシタ容量を十分に確保することは難しい。
【0006】本発明は、上記事情を考慮してなされたも
ので、その目的とするところは、難しいプロセス技術を
必要とすることなく、キャパシタ容量の増大をはかるこ
とができる半導体装置の製造方法を提供することにあ
る。
ので、その目的とするところは、難しいプロセス技術を
必要とすることなく、キャパシタ容量の増大をはかるこ
とができる半導体装置の製造方法を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の骨子は、キャパ
シタ形成面を凹凸に加工することにより、キャパシタ面
積の増大をはかることにある。即ち、本発明(請求項
1)は、トレンチキャパシタを有する半導体装置の製造
方法において、半導体基板に設けられたトレンチの内面
の少なくとも一部に酸化膜を介して多結晶シリコン膜を
堆積する工程と、熱処理を施して前記酸化膜を凝集させ
る工程と、等方性エッチングにより前記トレンチ内の多
結晶シリコン膜,酸化膜及び基板表面をエッチングする
工程と、前記トレンチの内面にキャパシタ絶縁膜を形成
する工程と、前記トレンチ内に前記キャパシタ絶縁膜を
介して蓄積電極を形成する工程とを含むことを特徴とす
る。
シタ形成面を凹凸に加工することにより、キャパシタ面
積の増大をはかることにある。即ち、本発明(請求項
1)は、トレンチキャパシタを有する半導体装置の製造
方法において、半導体基板に設けられたトレンチの内面
の少なくとも一部に酸化膜を介して多結晶シリコン膜を
堆積する工程と、熱処理を施して前記酸化膜を凝集させ
る工程と、等方性エッチングにより前記トレンチ内の多
結晶シリコン膜,酸化膜及び基板表面をエッチングする
工程と、前記トレンチの内面にキャパシタ絶縁膜を形成
する工程と、前記トレンチ内に前記キャパシタ絶縁膜を
介して蓄積電極を形成する工程とを含むことを特徴とす
る。
【0008】ここで、本発明の望ましい実施態様として
は、次のものがあげられる。(1) 熱処理工程により、多結晶シリコン膜から不純物を
基板内に拡散させると共に、多結晶シリコン膜下の薄い
酸化膜を凝集させて、トレンチ内面に該酸化膜の粒状体
を形成すること。(2) 半導体膜としての多結晶シリコン膜,酸化膜及び基
板表面のエッチングを連続して行うこと。(3) トレンチ内に形成する導電膜は蓄積電極であり、基
板側をプレート電極とすること。(4) 基板上にMOSトランジスタを形成し、このMOS
トランジスタのソースまたはドレイン拡散層とトレンチ
内の導電膜を接続してDRAMセルを構成すること。
は、次のものがあげられる。(1) 熱処理工程により、多結晶シリコン膜から不純物を
基板内に拡散させると共に、多結晶シリコン膜下の薄い
酸化膜を凝集させて、トレンチ内面に該酸化膜の粒状体
を形成すること。(2) 半導体膜としての多結晶シリコン膜,酸化膜及び基
板表面のエッチングを連続して行うこと。(3) トレンチ内に形成する導電膜は蓄積電極であり、基
板側をプレート電極とすること。(4) 基板上にMOSトランジスタを形成し、このMOS
トランジスタのソースまたはドレイン拡散層とトレンチ
内の導電膜を接続してDRAMセルを構成すること。
【0009】また、本発明(請求項2)は、トレンチキ
ャパシタを有する半導体装置の製造方法において、半導
体基板に設けられたトレンチの内面の上部を除く部分に
第1の酸化膜を介して酸化防止膜を形成する工程と、熱
処理を施して前記酸化防止膜のない部分に第2の酸化膜
を形成する工程と、等方性エッチングにより前記酸化防
止膜,第1の酸化膜及び基板表面をエッチングする工程
と、前記トレンチの内面にキャパシタ絶縁膜を形成する
工程と、前記トレンチ内に前記キャパシタ絶縁膜を介し
て導電膜を形成する工程とを有し、前記酸化防止膜,第
1の酸化膜及び基板表面をエッチングするに際し、基板
表面を構成する基板材料のエッチング速度が第1の酸化
膜を構成する酸化膜材料のエッチング速度よりも速くな
るエッチング条件を選択したことを特徴とする。ここ
で、本発明の望ましい実施態様としては、次のものがあ
げられる。 (1) トレンチ内に形成する導電膜は蓄積電極であり、基
板側をプレート電極とすること。 (2) 酸化防止膜,第1の酸化膜及び基板表面のエッチン
グを連続して行うこと。 (3) 基板上にMOSトランジスタを形成し、このMOS
トランジスタのソース拡散層とトレンチ内の導電膜を接
続してDRAMセルを構成すること。
ャパシタを有する半導体装置の製造方法において、半導
体基板に設けられたトレンチの内面の上部を除く部分に
第1の酸化膜を介して酸化防止膜を形成する工程と、熱
処理を施して前記酸化防止膜のない部分に第2の酸化膜
を形成する工程と、等方性エッチングにより前記酸化防
止膜,第1の酸化膜及び基板表面をエッチングする工程
と、前記トレンチの内面にキャパシタ絶縁膜を形成する
工程と、前記トレンチ内に前記キャパシタ絶縁膜を介し
て導電膜を形成する工程とを有し、前記酸化防止膜,第
1の酸化膜及び基板表面をエッチングするに際し、基板
表面を構成する基板材料のエッチング速度が第1の酸化
膜を構成する酸化膜材料のエッチング速度よりも速くな
るエッチング条件を選択したことを特徴とする。ここ
で、本発明の望ましい実施態様としては、次のものがあ
げられる。 (1) トレンチ内に形成する導電膜は蓄積電極であり、基
板側をプレート電極とすること。 (2) 酸化防止膜,第1の酸化膜及び基板表面のエッチン
グを連続して行うこと。 (3) 基板上にMOSトランジスタを形成し、このMOS
トランジスタのソース拡散層とトレンチ内の導電膜を接
続してDRAMセルを構成すること。
【0010】
【0011】また、本発明(請求項3)は、キャパシタ
を有する半導体装置の製造方法において、基板上に形成
された半導体膜の表面の少なくとも一部に酸化膜を介し
て多結晶シリコン膜を堆積する工程と、熱処理を施して
前記酸化膜を凝集させる工程と、等方性エッチングによ
り前記多結晶シリコン膜及び半導体膜をエッチングする
工程と、前記半導体膜上にキャパシタ絶縁膜を形成する
工程と、前記キャパシタ絶縁膜上に導電膜を形成する工
程とを含むことを特徴とする。
を有する半導体装置の製造方法において、基板上に形成
された半導体膜の表面の少なくとも一部に酸化膜を介し
て多結晶シリコン膜を堆積する工程と、熱処理を施して
前記酸化膜を凝集させる工程と、等方性エッチングによ
り前記多結晶シリコン膜及び半導体膜をエッチングする
工程と、前記半導体膜上にキャパシタ絶縁膜を形成する
工程と、前記キャパシタ絶縁膜上に導電膜を形成する工
程とを含むことを特徴とする。
【0012】ここで、本発明の望ましい実施態様として
は、次のものがあげられる。 (1) 第1,第2の半導体膜は多結晶シリコン膜であり、
第2の多結晶シリコン膜を第1の多結晶シリコン膜の表
面に薄い酸化膜を介して堆積すること。 (2) 熱処理工程により、第2の多結晶シリコン膜から不
純物を基板内に拡散させると共に、第2の多結晶シリコ
ン膜下の薄い酸化膜を凝集させて、第1の多結晶シリコ
ン膜の表面に該酸化膜の粒状体を形成すること。 (3) 第1,第2の半導体膜としての多結晶シリコン膜の
エッチングを連続して行うこと。 (4) キャパシタ絶縁膜上に形成する導電膜はプレート電
極であり、基板側を蓄積電極とすること。 (5) 基板上にMOSトランジスタを形成し、このMOS
トランジスタのソース又はドレイン拡散層と第1の半導
体膜を接続してDRAMセルを構成すること。
は、次のものがあげられる。 (1) 第1,第2の半導体膜は多結晶シリコン膜であり、
第2の多結晶シリコン膜を第1の多結晶シリコン膜の表
面に薄い酸化膜を介して堆積すること。 (2) 熱処理工程により、第2の多結晶シリコン膜から不
純物を基板内に拡散させると共に、第2の多結晶シリコ
ン膜下の薄い酸化膜を凝集させて、第1の多結晶シリコ
ン膜の表面に該酸化膜の粒状体を形成すること。 (3) 第1,第2の半導体膜としての多結晶シリコン膜の
エッチングを連続して行うこと。 (4) キャパシタ絶縁膜上に形成する導電膜はプレート電
極であり、基板側を蓄積電極とすること。 (5) 基板上にMOSトランジスタを形成し、このMOS
トランジスタのソース又はドレイン拡散層と第1の半導
体膜を接続してDRAMセルを構成すること。
【0013】
【作用】本発明(請求項1)によれば、トレンチ内に半
導体膜を形成して熱処理した後に、等方性エッチングに
よりトレンチ内の半導体膜と基板表面をエッチングする
ことにより、トレンチ内の基板表面に凹凸を形成するこ
とができる。即ち、トレンチ内に半導体膜を形成する際
に基板表面に自然酸化膜等の薄い酸化膜が形成されるた
め、この酸化膜が熱処理により凝集して粒状体となり、
この酸化膜の影響でトレンチ内面が凹凸になると考えら
れる。
導体膜を形成して熱処理した後に、等方性エッチングに
よりトレンチ内の半導体膜と基板表面をエッチングする
ことにより、トレンチ内の基板表面に凹凸を形成するこ
とができる。即ち、トレンチ内に半導体膜を形成する際
に基板表面に自然酸化膜等の薄い酸化膜が形成されるた
め、この酸化膜が熱処理により凝集して粒状体となり、
この酸化膜の影響でトレンチ内面が凹凸になると考えら
れる。
【0014】具体的には、トレンチを形成した後に1n
m程度の酸化膜(例えば自然酸化膜)を介して不純物が
ドープされた多結晶シリコンを堆積し、アニールによっ
て前記酸化膜を凝集させると共に、不純物を基板に拡散
させ高濃度層(〜1020/cm3 )を形成し、等方性エ
ッチングにより多結晶シリコンをエッチングすると同時
に基板をエッチングする。このとき、凝集した酸化膜が
マスクとなり、基板のエッチングを阻害するので、トレ
ンチ内面が凹凸となる。この凹凸によりトレンチ内面の
表面積が約2倍となる。
m程度の酸化膜(例えば自然酸化膜)を介して不純物が
ドープされた多結晶シリコンを堆積し、アニールによっ
て前記酸化膜を凝集させると共に、不純物を基板に拡散
させ高濃度層(〜1020/cm3 )を形成し、等方性エ
ッチングにより多結晶シリコンをエッチングすると同時
に基板をエッチングする。このとき、凝集した酸化膜が
マスクとなり、基板のエッチングを阻害するので、トレ
ンチ内面が凹凸となる。この凹凸によりトレンチ内面の
表面積が約2倍となる。
【0015】従って、キャパシタ容量が2倍程度にな
り、同じ容量でよいならトレンチ深さは半分にできる。
このため、例えばDRAMにおいては、トレンチのアス
ペクト比は1GビットDRAM世代でも20〜30程度
でよく、現状のプロセス技術でも十分に製造可能とな
る。
り、同じ容量でよいならトレンチ深さは半分にできる。
このため、例えばDRAMにおいては、トレンチのアス
ペクト比は1GビットDRAM世代でも20〜30程度
でよく、現状のプロセス技術でも十分に製造可能とな
る。
【0016】また、本発明(請求項2)によれば、酸化
防止膜下に形成される第1の酸化膜は一般にその膜厚が
不均一であり、選択酸化のための熱処理を施すことによ
り膜厚の不均一性はより大きくなる。そして、等方性エ
ッチングにより酸化防止膜,第1の酸化膜及び基板表面
をエッチングする際に、第1の酸化膜の膜厚の不均一性
がエッチング表面に反映され、エッチング表面に凹凸を
形成することができる。特に、半導体基板のエッチング
速度が第1の酸化膜のエッチング速度よりも速くなるエ
ッチング条件を選択すれば、第1の酸化膜の膜厚不均一
性が拡大されて基板表面に反映することになり、エッチ
ング表面に凹凸を効率良く形成することが可能となる。
防止膜下に形成される第1の酸化膜は一般にその膜厚が
不均一であり、選択酸化のための熱処理を施すことによ
り膜厚の不均一性はより大きくなる。そして、等方性エ
ッチングにより酸化防止膜,第1の酸化膜及び基板表面
をエッチングする際に、第1の酸化膜の膜厚の不均一性
がエッチング表面に反映され、エッチング表面に凹凸を
形成することができる。特に、半導体基板のエッチング
速度が第1の酸化膜のエッチング速度よりも速くなるエ
ッチング条件を選択すれば、第1の酸化膜の膜厚不均一
性が拡大されて基板表面に反映することになり、エッチ
ング表面に凹凸を効率良く形成することが可能となる。
【0017】また、本発明(請求項3)によれば、第1
の半導体膜の表面上に第2の半導体膜を形成して熱処理
した後に、等方性エッチングにより第1,第2の半導体
膜をエッチングすることにより、第1の半導体膜表面に
凹凸を形成することができる。即ち、第1の半導体膜の
表面上に第2の半導体膜を形成する際に第1の半導体膜
の表面に自然酸化膜等の薄い酸化膜が形成されるため、
この酸化膜が熱処理により凝集して粒状体となり、この
酸化膜の影響で第1の半導体膜の表面が凹凸になると考
えられる。
の半導体膜の表面上に第2の半導体膜を形成して熱処理
した後に、等方性エッチングにより第1,第2の半導体
膜をエッチングすることにより、第1の半導体膜表面に
凹凸を形成することができる。即ち、第1の半導体膜の
表面上に第2の半導体膜を形成する際に第1の半導体膜
の表面に自然酸化膜等の薄い酸化膜が形成されるため、
この酸化膜が熱処理により凝集して粒状体となり、この
酸化膜の影響で第1の半導体膜の表面が凹凸になると考
えられる。
【0018】具体的には、第1の半導体膜を形成した後
に1nm程度の酸化膜(例えば自然酸化膜)を介して不
純物がドープされた多結晶シリコン(第2の半導体膜)
を堆積し、アニールによって前記酸化膜を凝集させると
共に、不純物を第1の半導体膜に拡散させ高濃度層(〜
1020/cm3 )を形成し、等方性エッチングにより多
結晶シリコン(第2の半導体膜)をエッチングすると同
時に第1の半導体膜をエッチングする。このとき、凝集
した酸化膜がマスクとなり、第1の半導体膜のエッチン
グを阻害するので、第1の半導体膜の表面が凹凸とな
る。この凹凸により第1の半導体膜の表面積が約2倍と
なる。
に1nm程度の酸化膜(例えば自然酸化膜)を介して不
純物がドープされた多結晶シリコン(第2の半導体膜)
を堆積し、アニールによって前記酸化膜を凝集させると
共に、不純物を第1の半導体膜に拡散させ高濃度層(〜
1020/cm3 )を形成し、等方性エッチングにより多
結晶シリコン(第2の半導体膜)をエッチングすると同
時に第1の半導体膜をエッチングする。このとき、凝集
した酸化膜がマスクとなり、第1の半導体膜のエッチン
グを阻害するので、第1の半導体膜の表面が凹凸とな
る。この凹凸により第1の半導体膜の表面積が約2倍と
なる。
【0019】従って、キャパシタ容量が2倍程度にな
り、同じ容量でよいならスタック型キャパシタの占める
面積は半分にでき、またその段差の大きさも半分程度に
できる。このため、例えばDRAMにおいては、1Gビ
ットDRAM世代でも現状のプロセス技術でも十分に製
造可能となる。
り、同じ容量でよいならスタック型キャパシタの占める
面積は半分にでき、またその段差の大きさも半分程度に
できる。このため、例えばDRAMにおいては、1Gビ
ットDRAM世代でも現状のプロセス技術でも十分に製
造可能となる。
【0020】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。 (実施例1)図1は、本発明の第1の実施例に係わる半
導体装置、特にDRAMセルの概略構成を示す断面図で
ある。
する。 (実施例1)図1は、本発明の第1の実施例に係わる半
導体装置、特にDRAMセルの概略構成を示す断面図で
ある。
【0021】Si基板(図示せず)上に、n型ウェル1
1,p型ウェル12が順に形成されている。p型ウェル
12の表面にはn型のソース・ドレイン拡散層13,1
4が形成され、さらにその上にゲート絶縁膜15を介し
てゲート電極16が形成されてMOSトランジスタが構
成されている。このMOSトランジスタのソース拡散層
13に隣接してpウェル12の表面からnウェル11内
にトレンチ21が形成されている。
1,p型ウェル12が順に形成されている。p型ウェル
12の表面にはn型のソース・ドレイン拡散層13,1
4が形成され、さらにその上にゲート絶縁膜15を介し
てゲート電極16が形成されてMOSトランジスタが構
成されている。このMOSトランジスタのソース拡散層
13に隣接してpウェル12の表面からnウェル11内
にトレンチ21が形成されている。
【0022】トレンチ21の内面は、n型ウェル11の
部分で後述するように凹凸に加工されている。n型ウェ
ル11のトレンチ21内に露出する部分にはn+ 型の拡
散層(プレート)22が形成されている。トレンチ21
の上部には、p型ウェル12と絶縁分離するための酸化
膜25が形成されている。トレンチ21内には、キャパ
シタ絶縁膜23を介して蓄積電極24が埋込み形成され
ている。そして、蓄積電極24はストラップ電極26に
よりMOSトランジスタのソース拡散層13と接続され
ている。
部分で後述するように凹凸に加工されている。n型ウェ
ル11のトレンチ21内に露出する部分にはn+ 型の拡
散層(プレート)22が形成されている。トレンチ21
の上部には、p型ウェル12と絶縁分離するための酸化
膜25が形成されている。トレンチ21内には、キャパ
シタ絶縁膜23を介して蓄積電極24が埋込み形成され
ている。そして、蓄積電極24はストラップ電極26に
よりMOSトランジスタのソース拡散層13と接続され
ている。
【0023】ここで、プレート22,キャパシタ絶縁膜
23及び蓄積電極24からトレンチキャパシタが構成さ
れ、このキャパシタの一端がMOSトランジスタのソー
ス拡散層13に接続されることにより、1トランジスタ
/1キャパシタのDRAMセルが構成されている。な
お、図には示さないがこのDRAMセルは、基板表面に
対して行方向及び列方向にそれぞれ複数個配列されてい
る。また、図中の27は層間絶縁膜、28はビット線、
29は素子分離絶縁膜を示している。
23及び蓄積電極24からトレンチキャパシタが構成さ
れ、このキャパシタの一端がMOSトランジスタのソー
ス拡散層13に接続されることにより、1トランジスタ
/1キャパシタのDRAMセルが構成されている。な
お、図には示さないがこのDRAMセルは、基板表面に
対して行方向及び列方向にそれぞれ複数個配列されてい
る。また、図中の27は層間絶縁膜、28はビット線、
29は素子分離絶縁膜を示している。
【0024】次に、本実施例装置の製造方法について説
明する。まず、図2(a)に示すように、基板(ウェル
11,12)上にSiNマスク31を形成し、RIEで
トレンチ21を形成する。トレンチ21の上部のp型ウ
ェル12の部分を除いて、トレンチ21の内面にSiN
酸化防止膜32を形成し、選択酸化によりトレンチ上部
に酸化膜25を形成する。この酸化膜25は寄生MOS
FETが生じるのを防止するためである。また、酸化防
止膜32の下には薄い自然酸化膜34が形成されてい
る。
明する。まず、図2(a)に示すように、基板(ウェル
11,12)上にSiNマスク31を形成し、RIEで
トレンチ21を形成する。トレンチ21の上部のp型ウ
ェル12の部分を除いて、トレンチ21の内面にSiN
酸化防止膜32を形成し、選択酸化によりトレンチ上部
に酸化膜25を形成する。この酸化膜25は寄生MOS
FETが生じるのを防止するためである。また、酸化防
止膜32の下には薄い自然酸化膜34が形成されてい
る。
【0025】次いで、図2(b)に示すように、選択酸
化に用いたSiN酸化防止膜32を剥離する。次いで、
図3(c)に示すように、露出したトレンチ内面に厚さ
〜1μmの薄い酸化膜35を形成し、さらにその上に燐
又は砒素がドープされた多結晶シリコン膜36を堆積す
る。ここで、薄い酸化膜35は必ずしも積極的に形成す
る必要はなく、多結晶シリコン膜36の形成の際に生じ
る自然酸化膜でもよい。また、多結晶シリコン膜36の
膜厚は50nm、ドープする不純物としては燐を用い、
その濃度は3×1021cm-3とした。
化に用いたSiN酸化防止膜32を剥離する。次いで、
図3(c)に示すように、露出したトレンチ内面に厚さ
〜1μmの薄い酸化膜35を形成し、さらにその上に燐
又は砒素がドープされた多結晶シリコン膜36を堆積す
る。ここで、薄い酸化膜35は必ずしも積極的に形成す
る必要はなく、多結晶シリコン膜36の形成の際に生じ
る自然酸化膜でもよい。また、多結晶シリコン膜36の
膜厚は50nm、ドープする不純物としては燐を用い、
その濃度は3×1021cm-3とした。
【0026】次いで、図3(d)に示すように、800
〜1000℃の温度で10〜30分間アニールすること
により、酸化膜35を凝集させると共に、多結晶シリコ
ン膜36からの拡散によりトレンチ側面にn+ 型拡散層
22を形成する。このn+ 型拡散層22はキャパシタの
プレート電極となる。
〜1000℃の温度で10〜30分間アニールすること
により、酸化膜35を凝集させると共に、多結晶シリコ
ン膜36からの拡散によりトレンチ側面にn+ 型拡散層
22を形成する。このn+ 型拡散層22はキャパシタの
プレート電極となる。
【0027】次いで、図4(e)に示すように、等方性
エッチングにより、多結晶シリコン膜36をエッチング
すると共に、トレンチ21の内面をエッチングする。こ
のとき、凝集された酸化膜35の影響でトレンチ21の
内面には凹凸が形成される。このエッチングはCDE
(ケミカルドライエッチング)で行い、エッチングガス
としてCF4 とO2 を用いた。CF4 の流量は100cc
/min、O2 の流量は35cc/min、パワーは200〜30
0W、時間は20〜30sec とした。
エッチングにより、多結晶シリコン膜36をエッチング
すると共に、トレンチ21の内面をエッチングする。こ
のとき、凝集された酸化膜35の影響でトレンチ21の
内面には凹凸が形成される。このエッチングはCDE
(ケミカルドライエッチング)で行い、エッチングガス
としてCF4 とO2 を用いた。CF4 の流量は100cc
/min、O2 の流量は35cc/min、パワーは200〜30
0W、時間は20〜30sec とした。
【0028】次いで、図4(f)に示すように、トレン
チ21の内面にSiO2 等のキャパシタ絶縁膜23を形
成した後に、多結晶シリコンからなる蓄積電極(ストレ
ージノード)24を埋め込み形成した。これにより、n
型基板をプレートとして埋込みポリシリコンを対向電極
としたトレンチキャパシタが作成される。
チ21の内面にSiO2 等のキャパシタ絶縁膜23を形
成した後に、多結晶シリコンからなる蓄積電極(ストレ
ージノード)24を埋め込み形成した。これにより、n
型基板をプレートとして埋込みポリシリコンを対向電極
としたトレンチキャパシタが作成される。
【0029】このように本実施例によれば、熱処理によ
る酸化膜35の凝集作用と、その後に続く酸化膜35を
マスクとした多結晶シリコン膜36及び基板表面の同時
エッチングによって、キャパシタ絶縁膜23を形成する
前のトレンチ21の内面を凹凸状に加工することができ
る。なお、酸化膜35はこのエッチングの工程中に最終
的に除去される。従って、キャパシタ面積の増大をはか
ることができ、キャパシタ容量の増大をはかることがで
きる。これにより、同じキャパシタ容量を得るのであれ
ば、従来よりもトレンチ21のアスペクト比を小さくす
ることができ、DRAMの高密度化に極めて有効であ
る。 (実施例2)図5は、本発明の第2の実施例に係わるト
レンチキャパシタの製造工程を示す断面図である。な
お、図2〜図4と同一部分には同一符号を付して、その
詳しい説明は省略する。
る酸化膜35の凝集作用と、その後に続く酸化膜35を
マスクとした多結晶シリコン膜36及び基板表面の同時
エッチングによって、キャパシタ絶縁膜23を形成する
前のトレンチ21の内面を凹凸状に加工することができ
る。なお、酸化膜35はこのエッチングの工程中に最終
的に除去される。従って、キャパシタ面積の増大をはか
ることができ、キャパシタ容量の増大をはかることがで
きる。これにより、同じキャパシタ容量を得るのであれ
ば、従来よりもトレンチ21のアスペクト比を小さくす
ることができ、DRAMの高密度化に極めて有効であ
る。 (実施例2)図5は、本発明の第2の実施例に係わるト
レンチキャパシタの製造工程を示す断面図である。な
お、図2〜図4と同一部分には同一符号を付して、その
詳しい説明は省略する。
【0030】この実施例では、まず図5(a)に示すよ
うに、先の実施例と同様にSiNマスク31を用いてR
IEによりトレンチ21を形成した後、トレンチ21内
にその上部を除いてSiN酸化防止膜32を形成する。
そして、選択酸化によりトレンチ上部に酸化膜25を形
成する。このとき、酸化防止膜32の下には1nm程度
の薄い酸化膜37が形成される。なお、酸化防止膜32
の形成前にトレンチ表面に自然酸化膜や薄い酸化膜を形
成しておいてもよい。
うに、先の実施例と同様にSiNマスク31を用いてR
IEによりトレンチ21を形成した後、トレンチ21内
にその上部を除いてSiN酸化防止膜32を形成する。
そして、選択酸化によりトレンチ上部に酸化膜25を形
成する。このとき、酸化防止膜32の下には1nm程度
の薄い酸化膜37が形成される。なお、酸化防止膜32
の形成前にトレンチ表面に自然酸化膜や薄い酸化膜を形
成しておいてもよい。
【0031】次いで、図5(b)に示すように、CDE
等の等方性エッチングにより酸化防止膜32をエッチン
グし、同時に基板もエッチングする。このとき、薄い酸
化膜37は膜厚が不均一なので、基板にエッチングが到
達する時間が異なり、エッチング表面は凹凸形状とな
る。ここで、基板シリコンのエッチング速度が酸化膜3
7のエッチング速度よりも速くなるエッチング条件、例
えば実施例1に示す条件にしておけば、エッチング表面
に酸化膜37の膜厚不均一性よりも大きな凹凸を形成す
ることができる。
等の等方性エッチングにより酸化防止膜32をエッチン
グし、同時に基板もエッチングする。このとき、薄い酸
化膜37は膜厚が不均一なので、基板にエッチングが到
達する時間が異なり、エッチング表面は凹凸形状とな
る。ここで、基板シリコンのエッチング速度が酸化膜3
7のエッチング速度よりも速くなるエッチング条件、例
えば実施例1に示す条件にしておけば、エッチング表面
に酸化膜37の膜厚不均一性よりも大きな凹凸を形成す
ることができる。
【0032】これ以降は、第1の実施例と同様に、キャ
パシタ絶縁膜23及び蓄積電極24を形成することによ
り、トレンチキャパシタが完成する。このような方法で
あっても、トレンチ21の内面に凹凸が形成されるの
で、第1の実施例と同様の効果が得られる。 (実施例3)図6は、本発明の第3の実施例に係わるト
レンチキャパシタの製造工程を示す断面図である。この
実施例は、SOI基板を用いた例である。
パシタ絶縁膜23及び蓄積電極24を形成することによ
り、トレンチキャパシタが完成する。このような方法で
あっても、トレンチ21の内面に凹凸が形成されるの
で、第1の実施例と同様の効果が得られる。 (実施例3)図6は、本発明の第3の実施例に係わるト
レンチキャパシタの製造工程を示す断面図である。この
実施例は、SOI基板を用いた例である。
【0033】まず、図6(a)に示すように、基板41
上にSiO2 膜42を介してSi層43を形成したSO
I基板を用い、このSOI基板上に薄いSiO2 膜44
を介してSiN膜45及びSiO2 膜46からなるマス
クを形成する。そして、RIEでマスク下のSOI基
板、即ちSi膜43とSiO2 膜42をエッチングして
開口部を形成する。その後、開口部の側面に堆積膜の側
壁残し技術により、SiN等からなるサイドウォール5
3を形成する。
上にSiO2 膜42を介してSi層43を形成したSO
I基板を用い、このSOI基板上に薄いSiO2 膜44
を介してSiN膜45及びSiO2 膜46からなるマス
クを形成する。そして、RIEでマスク下のSOI基
板、即ちSi膜43とSiO2 膜42をエッチングして
開口部を形成する。その後、開口部の側面に堆積膜の側
壁残し技術により、SiN等からなるサイドウォール5
3を形成する。
【0034】次いで、図6(b)に示すように、RIE
で基板41を選択エッチングしてトレンチ51を形成す
る。次いで、図6(c)に示すように、第1の実施例と
同様にして、薄い酸化膜55(〜1nm)と多結晶シリ
コン膜56の堆積、アニールによる酸化膜55の凝集と
多結晶シリコン膜56からの不純物の拡散を行い、プレ
ートとなるn+ 型拡散層52を形成する。
で基板41を選択エッチングしてトレンチ51を形成す
る。次いで、図6(c)に示すように、第1の実施例と
同様にして、薄い酸化膜55(〜1nm)と多結晶シリ
コン膜56の堆積、アニールによる酸化膜55の凝集と
多結晶シリコン膜56からの不純物の拡散を行い、プレ
ートとなるn+ 型拡散層52を形成する。
【0035】次いで、図6(d)に示すように、CDE
等の等方性エッチングにより、多結晶シリコン膜56を
エッチングすると同時に基板41をエッチングする。こ
れにより、トレンチ51の内面のエッチング表面が凹凸
に加工される。
等の等方性エッチングにより、多結晶シリコン膜56を
エッチングすると同時に基板41をエッチングする。こ
れにより、トレンチ51の内面のエッチング表面が凹凸
に加工される。
【0036】このように本実施例によれば、第1の実施
例と同様にトレンチ51の内面に凹凸形状を作成するこ
とができるので、第1の実施例と同様の効果が得られ
る。また本実施例では、SOI基板を用いてマスク形成
時のサイドウォール53を形成することによってSi側
面が保護されるため、通常基板の時のように選択酸化が
不要となり、工程数が削減できる利点もある。
例と同様にトレンチ51の内面に凹凸形状を作成するこ
とができるので、第1の実施例と同様の効果が得られ
る。また本実施例では、SOI基板を用いてマスク形成
時のサイドウォール53を形成することによってSi側
面が保護されるため、通常基板の時のように選択酸化が
不要となり、工程数が削減できる利点もある。
【0037】なお、本発明は上述した各実施例に限定さ
れるものではない。例えば、トレンチの内面に形成する
半導体膜は必ずしも多結晶シリコンに限るものではな
く、後に基板と同時にエッチングできるものであればよ
い。また、半導体膜,酸化膜及び基板等をエッチングす
る際に用いるCDEの条件は実施例に限るものではな
く、仕様に応じて適宜変更可能である。さらに、このエ
ッチングはCDEに限るものではなく、等方性エッチン
グであればよい。
れるものではない。例えば、トレンチの内面に形成する
半導体膜は必ずしも多結晶シリコンに限るものではな
く、後に基板と同時にエッチングできるものであればよ
い。また、半導体膜,酸化膜及び基板等をエッチングす
る際に用いるCDEの条件は実施例に限るものではな
く、仕様に応じて適宜変更可能である。さらに、このエ
ッチングはCDEに限るものではなく、等方性エッチン
グであればよい。
【0038】また、実施例では基板側をキャパシタのプ
レートとしたが、これとは逆に基板側をストレージノー
ドとし、トレンチ内に形成する導電膜をプレートとして
もよい。また、本発明はDRAMの製造に限らず、トレ
ンチキャパシタを有する各種の半導体装置の製造に対し
ても適用することができる。
レートとしたが、これとは逆に基板側をストレージノー
ドとし、トレンチ内に形成する導電膜をプレートとして
もよい。また、本発明はDRAMの製造に限らず、トレ
ンチキャパシタを有する各種の半導体装置の製造に対し
ても適用することができる。
【0039】また、本発明はスタック型キャパシタに対
しても適用可能である。例えば、MOS型トランジスタ
等が形成された半導体基板上に層間絶縁膜を形成し、前
記MOS型トランジスタのソース・ドレイン領域に接続
するコンタクトホールを開口する。その後、このコンタ
クトホール内にタングステン等の選択プラグを埋め込
み、このプラグと導通する第1の多結晶シリコン膜を蓄
積電極としてパターン形成する。次に、この第1の多結
晶シリコン膜の表面上に第2の多結晶シリコン膜を形成
して熱処理した後に、等方性エッチングにより第1,第
2の多結晶シリコン膜をエッチングすることにより、第
1の多結晶シリコン膜表面に凹凸を形成することができ
る。即ち、第1の多結晶シリコン膜の表面上に第2の多
結晶シリコン膜を形成する際に第1の多結晶シリコン膜
の表面に自然酸化膜等の薄い酸化膜が形成されるため、
この酸化膜が熱処理により凝集して粒状体となり、この
酸化膜の影響で第1の多結晶シリコン膜の表面が凹凸に
なると考えられる。
しても適用可能である。例えば、MOS型トランジスタ
等が形成された半導体基板上に層間絶縁膜を形成し、前
記MOS型トランジスタのソース・ドレイン領域に接続
するコンタクトホールを開口する。その後、このコンタ
クトホール内にタングステン等の選択プラグを埋め込
み、このプラグと導通する第1の多結晶シリコン膜を蓄
積電極としてパターン形成する。次に、この第1の多結
晶シリコン膜の表面上に第2の多結晶シリコン膜を形成
して熱処理した後に、等方性エッチングにより第1,第
2の多結晶シリコン膜をエッチングすることにより、第
1の多結晶シリコン膜表面に凹凸を形成することができ
る。即ち、第1の多結晶シリコン膜の表面上に第2の多
結晶シリコン膜を形成する際に第1の多結晶シリコン膜
の表面に自然酸化膜等の薄い酸化膜が形成されるため、
この酸化膜が熱処理により凝集して粒状体となり、この
酸化膜の影響で第1の多結晶シリコン膜の表面が凹凸に
なると考えられる。
【0040】具体的には、第1の多結晶シリコン膜を形
成した後に1nm程度の酸化膜(例えば自然酸化膜)を
介して不純物がドープされた第2の多結晶シリコン膜を
堆積し、アニールによって前記酸化膜を凝集させると共
に、不純物を第1の多結晶シリコン膜に拡散させ高濃度
層(〜1020/cm3 )を形成し、等方性エッチングに
より第2の多結晶シリコン膜をエッチングすると同時に
第1の多結晶シリコン膜をエッチングする。このとき、
凝集した酸化膜がマスクとなり、第1の多結晶シリコン
膜のエッチングを阻害するので、第1の多結晶シリコン
膜の表面が凹凸となる。この凹凸により第1の多結晶シ
リコン膜の表面積が約2倍となる。
成した後に1nm程度の酸化膜(例えば自然酸化膜)を
介して不純物がドープされた第2の多結晶シリコン膜を
堆積し、アニールによって前記酸化膜を凝集させると共
に、不純物を第1の多結晶シリコン膜に拡散させ高濃度
層(〜1020/cm3 )を形成し、等方性エッチングに
より第2の多結晶シリコン膜をエッチングすると同時に
第1の多結晶シリコン膜をエッチングする。このとき、
凝集した酸化膜がマスクとなり、第1の多結晶シリコン
膜のエッチングを阻害するので、第1の多結晶シリコン
膜の表面が凹凸となる。この凹凸により第1の多結晶シ
リコン膜の表面積が約2倍となる。
【0041】従って、キャパシタ容量が2倍程度にな
り、同じ容量でよいならスタック型キャパシタの占める
面積は半分にでき、またその段差の大きさも半分程度に
できる。このため、例えばDRAMにおいては、1Gビ
ットDRAM世代でも現状のプロセス技術でも十分に製
造可能となる。その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲
で、種々変形して実施することができる。
り、同じ容量でよいならスタック型キャパシタの占める
面積は半分にでき、またその段差の大きさも半分程度に
できる。このため、例えばDRAMにおいては、1Gビ
ットDRAM世代でも現状のプロセス技術でも十分に製
造可能となる。その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲
で、種々変形して実施することができる。
【0042】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、ト
レンチのキャパシタ形成面を凹凸に加工することがで
き、キャパシタ容量の増大をはかることができる半導体
装置の製造方法を実現することが可能となる。
レンチのキャパシタ形成面を凹凸に加工することがで
き、キャパシタ容量の増大をはかることができる半導体
装置の製造方法を実現することが可能となる。
【図1】第1の実施例に係わる半導体装置の概略構成を
示す断面図。
示す断面図。
【図2】第1の実施例に係わるトレンチキャパシタの製
造工程を示す断面図。
造工程を示す断面図。
【図3】第1の実施例に係わるトレンチキャパシタの製
造工程を示す断面図。
造工程を示す断面図。
【図4】第1の実施例に係わるトレンチキャパシタの製
造工程を示す断面図。
造工程を示す断面図。
【図5】第2の実施例に係わるトレンチキャパシタの製
造工程を示す断面図。
造工程を示す断面図。
【図6】第3の実施例に係わるトレンチキャパシタの製
造工程を示す断面図。
造工程を示す断面図。
11…n型ウェル 12…p型ウェル 13…ソース拡散層 14…ドレイン拡散層 15…ゲート絶縁膜 16…ゲート電極 21…トレンチ 22…n+ 型拡散層(プレート) 23…キャパシタ絶縁膜 24…蓄積電極(ストレージノード) 25…選択酸化による酸化膜 26…ストラップ電極 27…層間絶縁膜 28…ビット線 29…素子分離絶縁膜 31…SiNマスク 32…酸化防止膜 34…自然酸化膜 35…薄い酸化膜 36…多結晶シリコン膜(半導体膜)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−188385(JP,A) 特開 平5−110023(JP,A) 特開 昭63−133658(JP,A) 特開 平6−151756(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/8242 H01L 21/306 H01L 21/822 H01L 27/04 H01L 27/108
Claims (3)
- 【請求項1】半導体基板に設けられたトレンチの内面の
少なくとも一部に酸化膜を介して多結晶シリコン膜を堆
積する工程と、熱処理を施して前記酸化膜を凝集させる
工程と、等方性エッチングにより前記トレンチ内の多結
晶シリコン膜,酸化膜及び基板表面をエッチングする工
程と、前記トレンチの内面にキャパシタ絶縁膜を形成す
る工程と、前記トレンチ内に前記キャパシタ絶縁膜を介
して蓄積電極を形成する工程とを含むことを特徴とする
半導体装置の製造方法。 - 【請求項2】半導体基板に設けられたトレンチの内面の
上部を除く部分に第1の酸化膜を介して酸化防止膜を形
成する工程と、熱処理を施して前記トレンチの内面の前
記酸化防止膜のない部分に第2の酸化膜を形成する工程
と、等方性エッチングにより前記酸化防止膜,第1の酸
化膜及び基板表面をエッチングする工程と、前記トレン
チの内面にキャパシタ絶縁膜を形成する工程と、前記ト
レンチ内に前記キャパシタ絶縁膜を介して蓄積電極を形
成する工程とを有し、前記酸化防止膜,第1の酸化膜及
び基板表面をエッチングするに際し、基板表面を構成す
る基板材料のエッチング速度が第1の酸化膜を構成する
酸化膜材料のエッチング速度よりも速くなるエッチング
条件を選択したことを特徴とする半導体装置の製造方
法。 - 【請求項3】基板上に形成された半導体膜の表面の少な
くとも一部に酸化膜を介して多結晶シリコン膜を堆積す
る工程と、熱処理を施して前記酸化膜を凝集させる工程
と、等方性エッチングにより前記多結晶シリコン膜及び
半導体膜をエッチングする工程と、前記半導体膜上にキ
ャパシタ絶縁膜を形成する工程と、前記キャパシタ絶縁
膜上に導電膜を形成する工程とを含むことを特徴とする
半導体装置の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22377894A JP3302190B2 (ja) | 1994-09-19 | 1994-09-19 | 半導体装置の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22377894A JP3302190B2 (ja) | 1994-09-19 | 1994-09-19 | 半導体装置の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0888333A JPH0888333A (ja) | 1996-04-02 |
| JP3302190B2 true JP3302190B2 (ja) | 2002-07-15 |
Family
ID=16803570
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22377894A Expired - Fee Related JP3302190B2 (ja) | 1994-09-19 | 1994-09-19 | 半導体装置の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3302190B2 (ja) |
Families Citing this family (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5770484A (en) * | 1996-12-13 | 1998-06-23 | International Business Machines Corporation | Method of making silicon on insulator buried plate trench capacitor |
| US6008103A (en) * | 1998-02-27 | 1999-12-28 | Siemens Aktiengesellschaft | Method for forming trench capacitors in an integrated circuit |
| US6396121B1 (en) | 2000-05-31 | 2002-05-28 | International Business Machines Corporation | Structures and methods of anti-fuse formation in SOI |
| KR100532509B1 (ko) * | 2004-03-26 | 2005-11-30 | 삼성전자주식회사 | SiGe를 이용한 트렌치 커패시터 및 그 형성방법 |
| JP6183599B2 (ja) * | 2013-08-20 | 2017-08-23 | セイコーエプソン株式会社 | 圧電素子の製造方法、液体噴射ヘッドの製造方法及び超音波トランスデューサーの製造方法 |
| US9443730B2 (en) | 2014-07-18 | 2016-09-13 | Asm Ip Holding B.V. | Process for forming silicon-filled openings with a reduced occurrence of voids |
| US9837271B2 (en) | 2014-07-18 | 2017-12-05 | Asm Ip Holding B.V. | Process for forming silicon-filled openings with a reduced occurrence of voids |
| US10460932B2 (en) | 2017-03-31 | 2019-10-29 | Asm Ip Holding B.V. | Semiconductor device with amorphous silicon filled gaps and methods for forming |
| JP7396947B2 (ja) * | 2020-03-27 | 2023-12-12 | ラピスセミコンダクタ株式会社 | 半導体装置及び半導体装置の製造方法 |
| JP7561541B2 (ja) * | 2020-08-25 | 2024-10-04 | ラピスセミコンダクタ株式会社 | 半導体装置及び半導体装置の製造方法 |
-
1994
- 1994-09-19 JP JP22377894A patent/JP3302190B2/ja not_active Expired - Fee Related
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|---|---|
| JPH0888333A (ja) | 1996-04-02 |
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