JP3338342B2 - 回転コネクタ - Google Patents
回転コネクタInfo
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Description
れた一対のハウジング間の電気的接続を可撓性ケーブル
を用いて行う回転コネクタに係わり、特に、回転コネク
タを自動車のステアリング装置に組み付けるまで、両ハ
ウジングを回転の中立位置に保持するためのロック機構
に関する。
一対のハウジングと、両ハウジング間に画成される環状
の収納部内に巻回された可撓性ケーブルとで概略構成さ
れており、該可撓性ケーブルの両端は両ハウジングにそ
れぞれ固定された状態で外部へ電気的に導出されてい
る。そして、可動側のハウジングを固定側のハウジング
に対して回転すると、その回転方向に応じて、可撓性ケ
ーブルが収納部内で巻き締めあるいは巻き戻され、いず
れの状態においても両ハウジング間の電気的接続が可撓
性ケーブルを介して維持されるようになっている。
動車のステアリング装置のステータ部材であるコンビネ
ーションスイッチなどに固定側のハウジングが、また、
ステアリング装置のロータ部材であるハンドルに可動側
のハウジングがそれぞれ取付けられ、ハンドルに装着さ
れたエアーバック・インフレータやホーンスイッチなど
の電気的接続手段として使用されている。この場合にお
いて、回転コネクタはハンドルの回転中立位置を基準に
して正・逆両方向にほぼ同量ずつ回転できなければなら
ず、そのため、回転コネクタをステアリング装置に組み
付けるまで、回転コネクタに装着されたロック部材によ
って両ハウジングを回転中立位置に保持するようにし
た、ロック機構付きの回転コネクタが知られている。
来例として、実公平6ー47882号公報に記載された
ものは、合成樹脂製のロック部材に固定残部と指掛部お
よび係止片とを一体成形すると共に、固定残部と指掛部
との間に薄肉部を形成し、このロック部材を用いて両ハ
ウジングの自由な回転をロックするようになっている。
すなわち、回転中立位置に位置合わせされた両ハウジン
グに対し、前記ロック部材の固定残部を一方のハウジン
グの係合孔に保持させると共に、係止片を他方のハウジ
ングの回転規制部に係止させると、両ハウジングの自由
な回転がロック部材によってロックされ、このロック状
態は、回転コネクタをステアリング装置に組み付ける直
前まで維持される。
リング装置に組み付ける際に、指掛部に指や治具を掛け
て引っ張ることにより、指掛部と係止片が薄肉部で破断
されてハウジングから除去され、ロック部材による両ハ
ウジングのロック動作は解除される。この非ロック状態
において、固定残部は、薄肉部でロック部材から破断さ
れて一方のハウジングの係合孔内に残るため、ロック部
材が離脱されたことを固定残部の存在によって、チェッ
クすることができるようになっている。
た従来の回転コネクタにあっては、ロック部材の指掛部
と固定残部が薄肉部を介して指掛部の引っ張り方向に一
列に並んでいるため、薄肉部を簡単に引きちぎれる程度
の機械的強度に設定すると、ロック部材の固定残部をハ
ウジングの係合孔に押し込む際に作用する外力や、ロッ
ク状態で回転コネクタを移送する際の振動や、ロック部
材に誤って加えられる外力などによって薄肉部が不所望
に破断されてしまう虞れがあり、その反対に、ロック動
作を確実に維持できる程度に薄肉部の機械的強度を高め
ると、ロック解除する際に、ロック部材を薄肉部で破断
しにくくなるという問題があった。
は、回動自在に連結された第一のハウジングと第二のハ
ウジングと、これらの両ハウジング間を電気的に接続す
る可撓性ケーブルと、前記両ハウジングに対して着脱可
能で、その装着時に両ハウジング間の自由な回動を阻止
するロック部材とを備え、前記ロック部材に、腕部と、
この腕部の一端側に連続する指掛部と、前記腕部の他端
側に設けられた薄肉部と、該薄肉部に連続し前記腕部か
ら略直交する方向に延びる固定残部とを一体に形成し、
前記薄肉部は、前記腕部と固定残部との境界部位に設け
た切欠きにより形成され、該切欠きの対向面の何れか一
方に凸部が設けられ、前記両ハウジング間の自由な回動
が阻止されるロック時に、前記固定残部は前記第一のハ
ウジングの係止部に保持されると共に、前記腕部は、前
記第二のハウジングの回転規制部に係合され、前記両ハ
ウジング間が回動自在となる非ロック時に、前記腕部は
前記薄肉部から破断されて前記固定残部から分離され、
該固定残部が前記係止部に保留されることである。
が、くさび状に形成されていることである。また、本発
明の回転コネクタでは、第一のハウジングは固定体で、
第二のハウジングは可動体であることである。
を参照して詳細に説明する。図1は、本発明の回転コネ
クタとロック部材とを示す斜視図、図2は、図1のロッ
ク部材を回転コネクタに装着する動作を示す説明図であ
る。図1、図2に示すように、回転コネクタAは、第一
のハウジングとしての固定側ハウジング1と、第二のハ
ウジングとしての可動側ハウジング2と、これら両ハウ
ジング1、2の内部に収納巻回された可撓性ケーブル3
(図3参照)とで構成されており、このような回転コネ
クタAに対してロック部材4が着脱されるようになって
いる。
グ状の外筒部5を有する有底形状に成形されており、外
筒部5の外周面には保持壁6とダイレクトコネクタ7と
が、一体成形されている。図2に示すように、保持壁6
は、係止部としてのスロット6aを有し、このスロット
6aの両内壁側には段部6bが形成されている。本実施
の形態の場合、保持壁6を筒状に形成してスロット6a
の上下両端を開放しているが、スロット6aの少なくと
も上端が開口していれば、保持壁6を有底状や他の形状
に形成しても良い。
形されており、この可動側ハウジング2は、前記固定側
ハウジング1の開放面を塞ぐように、該固定側ハウジン
グ1に回動自在に連結されている。可動側ハウジング2
の天面8には、回転規制部としての突起8aとダイレク
トコネクタ9が一体成形されており、前記天面8の中央
には内筒部10が垂設されている。図3に示すように、
両ハウジング1、2の内部に画成された環状の収納部
に、前述した可撓性ケーブル3が、例えば渦巻状に巻回
されており、該可撓性ケーブル3の両端は両ハウジング
1、2に固定された後、前記ダイレクトコネクタ7、9
を介して外部に電気的に導出されている。
腕部4aと、この腕部4aの一端側に連続する環状の指
掛部4bと、腕部4aの他端側に設けられた薄肉部4d
と、該薄肉部4dを介して下方向に延びる固定残部4c
とを有し、これらは合成樹脂を用いて一体成形されてい
る。腕部4aと固定残部4cとは略直交するように連続
しているが、両者の境界部位には、くさび状の切欠き1
1が形成され、当該部位が薄肉部4dとなっている。ま
た、この切欠き11の対向する一方の面(上面)には、
下方向に突出する凸部11aが形成され、該凸部11a
の先端は切欠き11の他方の面(下面)と微小な隙間を
もって対向している。また、腕部4aには、係合孔12
が形成され、この腕部4aの上面から、指掛部4bにか
けて補強用のリブ4eが形成されている。さらに、固定
残部4cには二股状のスナップ片13が形成されてい
る。
ステアリング装置のステータ部材に固定側ハウジング1
を取付け、ステアリング装置のロータ部材であるハンド
ルに可動側ハウジング2を取付けることにより、ハンド
ルに装着されたエアーバッグ・インフレータやホーン・
スイッチなどの接続手段として使用される。かかる回転
コネクタAの組み付けに際して、可動側ハウジング2
は、ハンドルの回転中立位置を基準にして正・逆両方向
にほぼ同量ずつ回転できなければならない。そのため
に、回転コネクタAの製造段階では、図1と図2とに示
すように、固定側ハウジング1に対して可動側ハウジン
グ2を回転中立位置に位置合わせした後、ロック部材4
の固定残部4cを固定側ハウジング1のスロット6a内
に挿入する。
示すように、該ロック部材4のスナップ片13が、保持
壁6の段部6bにスナップインされるとともに、腕部4
aの係合孔12内に可動側ハウジング2の突起8aが挿
入され、その結果、可動側ハウジング2の回転がロック
部材4によって阻止される。従って、回転コネクタAの
搬送中などにおいて、固定側ハウジング1に対して、可
動側ハウジング2がみだりに回転することがなく、その
ままの状態をステアリング装置に組み付ける直前まで維
持することができる。
インされた状態のとき、ロック部材4の腕部4aの下面
と天面8の上面との間には、例えば設計寸法の公差など
によってときとして微小な隙間17が形成されることが
ある。また、この状態のとき薄肉部4dは、保持壁6の
上端部の近傍であって、且つ天面8の上面から上方に突
出することのない下がった位置に配置されるので組立作
業の邪魔にならない。また、前述のロック部材4をさら
に押し込むとき、例えば指掛部4bに指や治具を掛けて
下方向に押し下げるが、この押し下げのとき切欠き11
の凸部11aが、切欠き11の下面に当接し、前記隙間
17が形成されていても指掛部4bの下方向への移動量
が規制される。また、凸部11aによる指掛部4bの下
方向への移動量の規制は、回転コネクタAの搬送中に生
じる振動や、指掛部4bに誤って下方向への外圧が加え
られたときにも、同様に下方向への移動量を規制するこ
とになる。この凸部11aが、微小な隙間で対向してい
る切欠き11の下面に当接することによる指掛部4bの
移動量の規制によって、薄肉部4dに該薄肉部4dを分
離するのに必要な外圧が加えられるのを防止している。
付ける場合は、図3の2点鎖線で示すように、ロック部
材4の指掛部4bに指や治具を掛けて略上方向(矢印C
方向)に持ち上げ、ロック部材4を回転コネクタAから
離脱する。その際、固定側ハウジング1のスロット6a
に固定残部4cが、スナップ結合され、この固定残部4
cと指掛部4bとの間に腕部4aが形成されているた
め、指掛部4bと腕部4aは、てこの原理で薄肉部4d
を支点として略上方向に持ち上げられ、他の部分に比べ
て機械強度の低い薄肉部4dが容易に破断される。その
結果、腕部4aと固定残部4c間が薄肉部4dで分離さ
れ、固定残部4cはスロット6aにスナップ結合された
まま固定側ハウジング1に残るが、指掛部4bと腕部4
aは、ロック部材4と共に除去される。従って、ロック
解除後に固定残部4cの破断状態を目視することによ
り、ロック部材4を一度装着した後における再装着を未
然に防止できる。
では、ロック部材4に形成される切欠き11の対向する
上面に設けられた凸部11aの向きを前述した第一の実
施の形態に対して上下を異ならせ、切欠き11の下面か
ら上方向に突出する凸部11bが、対向する上面に微小
の隙間をおいて形成されている。この例でも前述と同様
に凸部11bにて指掛部4bの下方向への移動量が規制
される。
説明する。図5は、本発明の第二の実施の形態に係わる
回転コネクタとロック部材とを示す斜視図、図6は、図
5のロック部材を示す正面図である。図5と図6とに示
される第二の実施の形態では、第一のハウジングと第二
のハウジングとの関係が第一の実施の形態とは、逆であ
り、固定側ハウジング1の外筒部5に環状の底板(図示
せず)と天板14とを一体化し、この天板14に回転規
制部としてのストッパ壁15が形成されている。前記底
板と天板14の中央には、可動側ハウジング2の内筒部
10が、回動自在に連結され、この内筒部10の天面に
係止部としてのスロット16が形成されている。一方、
ロック部材4には、水平方向に延びる腕部4aと、この
腕部4aの一端側に連続するコ字状の指掛部4bと、腕
部4aの他端側から下方向に延びる固定残部4cとが一
体成形され、腕部4aの先端は側方に突出するロック部
4fとなっている。また、腕部4aと固定残部4cとの
境界部位には、くさび状の切欠き11が形成され、当該
部位が薄肉部4dとなっており、この切欠き11の対向
する上面には、下方向に突出する凸部11aが形成さ
れ、該凸部11aの先端は下面と微小な隙間を介して対
向している。
その製造段階で固定側ハウジング1に対して可動側ハウ
ジング2を回転中立位置に位置合わせした後、ロック部
材4の固定残部4cを可動側ハウジング2のスロット1
6内に挿入する。ロック部材4をさらに押し込むと、該
ロック部材4のスナップ片13がスロット16内の図示
せぬ段部にスナップインされると共に、腕部4aから側
方へ突出するロック部4fが固定側ハウジング1のスト
ッパ壁15で囲まれた部位に挿入され、その結果、可動
側ハウジング2の回転がロック部材4によって阻止され
る。
4bに例えば誤って、指掛部4bを下方向に移動させる
外圧が加えられても、切欠き11の上面の凸部11a
が、微小な隙間を介して対向する下面と当接して、指掛
部4bの下方向への移動量が規制され、薄肉部4dを分
離するだけの外力が薄肉部4bに加えられることはな
い。
に組み付ける場合は、ロック部材4の指掛部4bに指や
治具を掛けて上方向に持ち上げると、腕部4aと固定残
部4c間が薄肉部4dで分離されるため、固定残部4c
はスロット16にスナップ結合されたまま可動側ハウジ
ング2に残るが、指掛部4bと腕部4aおよびロック部
4fは、ロック部材4と共に除去される。
をくさび状に形成したが、切欠き11はくさび状に限定
されず、例えば矩形状や円弧状であっても良いことは勿
論である。
態であり、以下に記載されるような効果を奏する。本発
明の回転コネクタは、前記ロック部材に、腕部と、この
腕部の一端側に連続する指掛部と、前記腕部の他端側に
設けられた薄肉部と、前記薄肉部に連続し前記腕部から
略直交する方向に延びる固定残部とを一体に形成し、前
記薄肉部は、前記腕部と固定残部との境界部位に設けた
切欠きにより形成され、該切欠きの対向面の何れか一方
に凸部が設けられ、このロック部材の固定残部を第一の
ハウジングの係止部に保持すると共に、該ロック部材の
腕部を第二のハウジングの回転規制部に係合すること
で、両ハウジング間の自由な回動を阻止するようにした
ために、指掛部を上方向に引っ張ってロック解除する際
に、てこの原理を利用して腕部を固定残部から容易に破
断することができる。
よって、ロック部材の固定残部を第一のハウジングの係
止部に挿入する際や、ロック部材の指掛部に誤って加え
られる下方向への外圧や、回転コネクタを移送する際の
振動などによる指掛部の下方向への移動量が規制される
ことから、この下方向の移動量の規制によって腕部が固
定残部から破断することを防止できることである。
くさび状に形成されているので、薄肉部の機械的強度を
低下させることなく、腕部を固定残部から容易に破断す
ることができる。また、本発明の回転コネクタは、第一
のハウジングを固定体とし、第二のハウジングを可動体
として用いると、非ロック時に固定残部は、固定側のハ
ウジングに保留されるため、使用中に固定残部が係止部
から脱落しにくくなり、保留された固定残部に起因する
ノイズの発生を防止できる。
タとロック部材とを示す斜視図である。
作を示す説明図である。
である。
ある。
タとロック部材とを示す斜視図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 回動自在に連結された第一のハウジング
と第二のハウジングと、これらの両ハウジング間を電気
的に接続する可撓性ケーブルと、前記両ハウジングに対
して着脱可能で、その装着時に両ハウジング間の自由な
回動を阻止するロック部材とを備え、前記ロック部材
に、腕部と、この腕部の一端側に連続する指掛部と、前
記腕部の他端側に設けられた薄肉部と、該薄肉部に連続
し前記腕部から略直交する方向に延びる固定残部とを一
体に形成し、前記薄肉部は、前記腕部と固定残部との境
界部位に設けた切欠きにより形成され、該切欠きの対向
面の何れか一方に凸部が設けられ、前記両ハウジング間
の自由な回動が阻止されるロック時に、前記固定残部は
前記第一のハウジングの係止部に保持されると共に、前
記腕部は、前記第二のハウジングの回転規制部に係合さ
れ、前記両ハウジング間が回動自在となる非ロック時
に、前記腕部は前記薄肉部から破断されて前記固定残部
から分離され、該固定残部が前記係止部に保留されるこ
とを特徴とする回転コネクタ。 - 【請求項2】 請求項1記載において、前記切欠きが、
くさび状に形成されていることを特徴とする回転コネク
タ。 - 【請求項3】 請求項1記載において、前記第一のハウ
ジングは固定体で、前記第二のハウジングは可動体であ
ることを特徴とする回転コネクタ。
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|---|---|---|---|
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Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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| JP25400597A JP3338342B2 (ja) | 1997-09-19 | 1997-09-19 | 回転コネクタ |
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Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25400597A Expired - Fee Related JP3338342B2 (ja) | 1997-09-19 | 1997-09-19 | 回転コネクタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
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-
1997
- 1997-09-19 JP JP25400597A patent/JP3338342B2/ja not_active Expired - Fee Related
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