JP3346796B2 - 写真画像情報処理方法 - Google Patents
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Landscapes
- Projection-Type Copiers In General (AREA)
- Control Of Exposure In Printing And Copying (AREA)
- Color Image Communication Systems (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カラー写真フィルムに
記録された写真画像情報の処理方法に関し、詳細には、
写真画像情報の各画素の色度を動的に評価して、各画素
を分類する方法に関するものである。
記録された写真画像情報の処理方法に関し、詳細には、
写真画像情報の各画素の色度を動的に評価して、各画素
を分類する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般的な写真撮影において、被写体の青
(B)、緑(G)、赤(R)(以下、それぞれ単にB、
G、Rと記載する)の3原色の平均反射率は略一定であ
ることが経験則として知られている。そこで、従来の写
真焼付装置では、原画像の全面積平均透過濃度(LAT
D)を測定し、測定された平均透過濃度に基づいて写真
焼付における露光量を決定することによって、印画紙の
B、G、R各色感光層に与える露光量を一定に制御し、
カラーバランスの良好な写真印画を作成するようにして
いる(通常、「LATD制御」と呼ばれている)。
(B)、緑(G)、赤(R)(以下、それぞれ単にB、
G、Rと記載する)の3原色の平均反射率は略一定であ
ることが経験則として知られている。そこで、従来の写
真焼付装置では、原画像の全面積平均透過濃度(LAT
D)を測定し、測定された平均透過濃度に基づいて写真
焼付における露光量を決定することによって、印画紙の
B、G、R各色感光層に与える露光量を一定に制御し、
カラーバランスの良好な写真印画を作成するようにして
いる(通常、「LATD制御」と呼ばれている)。
【0003】標準的な被写体を撮影したフィルムが対象
であれば、こうした露光量制御方法によって、印画紙の
B、G、R各色感光層に与える露光量を一定に保つこと
によって、カラーバランスの良好な写真印画を作成する
ことができる。ところが、輝度分布や色の分布に固有の
偏りがある被写体の場合(サブジェクトフェリアと呼ば
れる)、上記したLATD制御法で、適正な写真印画を
得ることは困難となる。このサブジェクトフェリアのう
ち、特に、被写体の輝度分布の偏りを原因とするものは
デンシティフェリア、色分布の偏りを原因とするものは
カラーフェリアと呼ばれる。
であれば、こうした露光量制御方法によって、印画紙の
B、G、R各色感光層に与える露光量を一定に保つこと
によって、カラーバランスの良好な写真印画を作成する
ことができる。ところが、輝度分布や色の分布に固有の
偏りがある被写体の場合(サブジェクトフェリアと呼ば
れる)、上記したLATD制御法で、適正な写真印画を
得ることは困難となる。このサブジェクトフェリアのう
ち、特に、被写体の輝度分布の偏りを原因とするものは
デンシティフェリア、色分布の偏りを原因とするものは
カラーフェリアと呼ばれる。
【0004】デンシティフェリアに対して自動的に露光
量の調整を行なう濃度補正を目的とする公知の技術とし
て、特公昭56−2691号公報に開示された次のよう
な技術を挙げることができる。すなわち、写真フィルム
上の原画を走査し、この走査で得られた画像濃度から画
像の領域毎に特性値を求め、この特性値に基づいて分類
を行ない、分類毎に予め定められた特性値の関数によ
り、当該原画に対する露光量を調整するものである。
量の調整を行なう濃度補正を目的とする公知の技術とし
て、特公昭56−2691号公報に開示された次のよう
な技術を挙げることができる。すなわち、写真フィルム
上の原画を走査し、この走査で得られた画像濃度から画
像の領域毎に特性値を求め、この特性値に基づいて分類
を行ない、分類毎に予め定められた特性値の関数によ
り、当該原画に対する露光量を調整するものである。
【0005】また、カラーフェリアに対して自動的に露
光量の調整を行なう色補正を目的とする技術としては、
ロワードコレクションが知られている。これは、基準の
LATD(通常、標準原画のLATD)との比較に基づ
き、相対的に高いネガ濃度成分に対しては相対的に低い
露光量を与えるものである。通常、LATD制御方式の
写真焼付装置では、原画像のB、G、R各色の濃度の変
化が、写真フィルムの特性と被写体の色の分布のいずれ
かの差に起因して生じているかが自動的に識別できな
い。このため、写真フィルムの品種毎に上記のような色
補正の基準濃度等、各種の露光条件を予め設定し、焼き
付けるべき写真フィルムの品種に応じて設定した基準の
露光条件を選択するようにしている。ところが、この基
準露光条件の設定は、試行的な露光とそれによって得ら
れた写真印画の検査を繰り返すために、多大な労力を要
するばかりか、すべての写真印画の品質を左右する重要
な工程であることから、熟練と高い技能を要するものと
なっている。
光量の調整を行なう色補正を目的とする技術としては、
ロワードコレクションが知られている。これは、基準の
LATD(通常、標準原画のLATD)との比較に基づ
き、相対的に高いネガ濃度成分に対しては相対的に低い
露光量を与えるものである。通常、LATD制御方式の
写真焼付装置では、原画像のB、G、R各色の濃度の変
化が、写真フィルムの特性と被写体の色の分布のいずれ
かの差に起因して生じているかが自動的に識別できな
い。このため、写真フィルムの品種毎に上記のような色
補正の基準濃度等、各種の露光条件を予め設定し、焼き
付けるべき写真フィルムの品種に応じて設定した基準の
露光条件を選択するようにしている。ところが、この基
準露光条件の設定は、試行的な露光とそれによって得ら
れた写真印画の検査を繰り返すために、多大な労力を要
するばかりか、すべての写真印画の品質を左右する重要
な工程であることから、熟練と高い技能を要するものと
なっている。
【0006】一方、近年、高感度フィルム、用途別フィ
ルム、あるいは各種の改良を加えた新フィルムが各メー
カから毎年発売されてフィルムの品種が非常に多くな
り、数十種類にも及ぶようになっている。このため、写
真フィルムの品種毎の特性によらず、1つの基準露光条
件から個々の原画像に適正な露光条件を与える方法が求
められている。
ルム、あるいは各種の改良を加えた新フィルムが各メー
カから毎年発売されてフィルムの品種が非常に多くな
り、数十種類にも及ぶようになっている。このため、写
真フィルムの品種毎の特性によらず、1つの基準露光条
件から個々の原画像に適正な露光条件を与える方法が求
められている。
【0007】こうした要望に対し、カラー写真フィルム
を色分解走査して得られる測定値のうち、所定の色度領
域(例えば、低彩度領域)の画素を選択し、その測定値
に基づいて露光量を決定する提案が従来からなされてき
た。例えば、特開昭51−94927号公報には、標準
原画の濃度を基準にカラー写真原画の多数の点の色度を
求め、この色度から彩度が低い点を選択し、選択された
点の三原色の濃度に基づいて露光量を決定する方法が示
されている。
を色分解走査して得られる測定値のうち、所定の色度領
域(例えば、低彩度領域)の画素を選択し、その測定値
に基づいて露光量を決定する提案が従来からなされてき
た。例えば、特開昭51−94927号公報には、標準
原画の濃度を基準にカラー写真原画の多数の点の色度を
求め、この色度から彩度が低い点を選択し、選択された
点の三原色の濃度に基づいて露光量を決定する方法が示
されている。
【0008】また、特開昭59−220760号公報に
は、写真フィルムの原画またはその周辺で、マスク濃度
を含む最も低い濃度点を求め、この濃度を基準に各測定
点の色度を求め、各測定点のニュートラル濃度の増加と
ともに色度の限界値を拡大し、この限界値を超えない測
定点を選択する方法が示されている。また、特開平3−
46648号公報には、カラー原画像の多数の点の三原
色の測光データを低濃度部測光データにより修正した上
で規格化し、規格化したデータの色度に応じて選択され
た測光データの平均値に基づいて、露光量を決定する方
法が示されている。
は、写真フィルムの原画またはその周辺で、マスク濃度
を含む最も低い濃度点を求め、この濃度を基準に各測定
点の色度を求め、各測定点のニュートラル濃度の増加と
ともに色度の限界値を拡大し、この限界値を超えない測
定点を選択する方法が示されている。また、特開平3−
46648号公報には、カラー原画像の多数の点の三原
色の測光データを低濃度部測光データにより修正した上
で規格化し、規格化したデータの色度に応じて選択され
た測光データの平均値に基づいて、露光量を決定する方
法が示されている。
【0009】これらの提案は、マスク濃度もしくはその
近傍の濃度を写真フィルム間の主たる特性差としたもの
であり、他の濃度域の特性は近似であることを前提とし
ている。
近傍の濃度を写真フィルム間の主たる特性差としたもの
であり、他の濃度域の特性は近似であることを前提とし
ている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、写真フ
ィルムの特性は品種の違いや保存状態によって異なるた
め、彩度の基準を標準原画の濃度とした場合、選択され
る点が写真フィルム毎に一様にはならないという欠点が
ある。また、センシトメトリ(感度測定)によって得ら
れる特性曲線が写真フィルムの品種毎に異なることは広
く知られるところである。従って、マスク濃度もしくは
その近傍の濃度を写真フィルム間の主たる特性差と仮定
し、これらの濃度を写真フィルムの全濃度域に渡って一
律的に色度の基準とする方法は必ずしも妥当でない。こ
の場合、色度の基準はマスク濃度近傍ではほぼ適正なも
のとはなるものの、大多数の画素が属するその他の濃度
域では不適正となり、選択される画素が写真フィルムの
特性に応じて異なるという欠点は依然解消されない。
ィルムの特性は品種の違いや保存状態によって異なるた
め、彩度の基準を標準原画の濃度とした場合、選択され
る点が写真フィルム毎に一様にはならないという欠点が
ある。また、センシトメトリ(感度測定)によって得ら
れる特性曲線が写真フィルムの品種毎に異なることは広
く知られるところである。従って、マスク濃度もしくは
その近傍の濃度を写真フィルム間の主たる特性差と仮定
し、これらの濃度を写真フィルムの全濃度域に渡って一
律的に色度の基準とする方法は必ずしも妥当でない。こ
の場合、色度の基準はマスク濃度近傍ではほぼ適正なも
のとはなるものの、大多数の画素が属するその他の濃度
域では不適正となり、選択される画素が写真フィルムの
特性に応じて異なるという欠点は依然解消されない。
【0011】このように従来の技術では、色度の評価
が、写真フィルムの品種間の特性差や保存条件による特
性変化の影響を受け、結果として不適当な画素の選択が
行なわれる場合が多いという重大な問題点があった。本
発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、カラー原
画となる写真フィルムの品種間の特性差、写真フィルム
の現像条件、さらにはフィルムの保存条件などによる特
性変化によらず、あらゆる濃度域において写真画像の各
画素の色度を適正に評価し、この評価により各画素を分
類できる写真画像情報処理方法を提供することを目的と
している。
が、写真フィルムの品種間の特性差や保存条件による特
性変化の影響を受け、結果として不適当な画素の選択が
行なわれる場合が多いという重大な問題点があった。本
発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、カラー原
画となる写真フィルムの品種間の特性差、写真フィルム
の現像条件、さらにはフィルムの保存条件などによる特
性変化によらず、あらゆる濃度域において写真画像の各
画素の色度を適正に評価し、この評価により各画素を分
類できる写真画像情報処理方法を提供することを目的と
している。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めこの発明の写真画像情報処理方法は、カラー写真フィ
ルムに記録された原画を色分解走査して画像情報を得、
該画像情報を1個以上の画素からなる部分集合に分割し
た後、各部分集合の画像特性値を各色毎に求め、予め設
定した各色のフィルム固有情報を、該各色の画像特性値
のうち、1色から参照して固有情報の値を求め、該値か
ら他の色についてのフィルム固有情報を逆方向に参照し
て画像特性値を求め、最初の1色の画像特性値と逆方向
から求めた画像特性値とから、色度の基準値を各部分集
合毎に求め、該色度の基準値に基づいて各部分集合に属
する各画素を評価し、この評価結果により各画素を分類
するようにして、フィルム固有の特性に対して動的に対
応しながら、あらゆる濃度域において写真画像の各画素
の色度を適正に評価し、この評価によって、各画素を精
度よく分類することができるようにしたものである。
めこの発明の写真画像情報処理方法は、カラー写真フィ
ルムに記録された原画を色分解走査して画像情報を得、
該画像情報を1個以上の画素からなる部分集合に分割し
た後、各部分集合の画像特性値を各色毎に求め、予め設
定した各色のフィルム固有情報を、該各色の画像特性値
のうち、1色から参照して固有情報の値を求め、該値か
ら他の色についてのフィルム固有情報を逆方向に参照し
て画像特性値を求め、最初の1色の画像特性値と逆方向
から求めた画像特性値とから、色度の基準値を各部分集
合毎に求め、該色度の基準値に基づいて各部分集合に属
する各画素を評価し、この評価結果により各画素を分類
するようにして、フィルム固有の特性に対して動的に対
応しながら、あらゆる濃度域において写真画像の各画素
の色度を適正に評価し、この評価によって、各画素を精
度よく分類することができるようにしたものである。
【0013】また、前記色度を、2次元直交座標系また
は極座標系で表示し、かつ該座標系における領域によ
り、前記画素の分類条件を与えるようにして、多段階の
条件設定でも簡潔に行えるようにしたものである。ま
た、前記フィルム固有情報を、前記分類された画素に対
応する画像情報により加工するようにして、アンバラン
スな色度成分を除去するなどして、フィルム特性をより
正確に反映するフィルム固有情報を作成できるようにし
たものである。
は極座標系で表示し、かつ該座標系における領域によ
り、前記画素の分類条件を与えるようにして、多段階の
条件設定でも簡潔に行えるようにしたものである。ま
た、前記フィルム固有情報を、前記分類された画素に対
応する画像情報により加工するようにして、アンバラン
スな色度成分を除去するなどして、フィルム特性をより
正確に反映するフィルム固有情報を作成できるようにし
たものである。
【0014】また、前記フィルム固有情報を、複数の原
画の画像情報から求めるようにして、処理される実際の
原画からフィルム固有情報を作成できるようにしたもの
である。また、前記複数の原画は、同一フィルム内の原
画に渡るものとして、フィルム特性をフィルム別に正確
に反映するフィルム固有情報を作成できるようにしたも
のである。
画の画像情報から求めるようにして、処理される実際の
原画からフィルム固有情報を作成できるようにしたもの
である。また、前記複数の原画は、同一フィルム内の原
画に渡るものとして、フィルム特性をフィルム別に正確
に反映するフィルム固有情報を作成できるようにしたも
のである。
【0015】また、前記複数の原画は、複数フィルムの
原画に渡るものとし、多数の原画情報を利用して、フィ
ルム特性をより正確に反映するフィルム固有情報を作成
できるようにしたものである。また、前記複数フィルム
は、予め品種毎に定められたグループのうち、同一のグ
ループに属するものとし、当該品種グループの特性をよ
り正確に反映するフィルム固有情報を作成できるように
したものである。
原画に渡るものとし、多数の原画情報を利用して、フィ
ルム特性をより正確に反映するフィルム固有情報を作成
できるようにしたものである。また、前記複数フィルム
は、予め品種毎に定められたグループのうち、同一のグ
ループに属するものとし、当該品種グループの特性をよ
り正確に反映するフィルム固有情報を作成できるように
したものである。
【0016】
【作用】本願写真画像情報処理方法では、まず、カラー
写真フィルムに記録された原画を色分解走査することに
より、デジタル画像情報を色別に得る。このデジタル画
像に属する全画素を、1個以上の画素からなる部分集合
に分割して、各部分集合の画像特性値(通常、濃度値)
を求める。これは、原画の画像を適当な大きさの領域
(必ずしも画面内の空間的領域に対応するとは限らな
い)に分割し、各領域の画像情報の平均値などの特性値
を求めることを意味している。これにより、各部分集合
毎(最小の場合は、各画素毎)に異なる基準で扱うこと
ができるようになる。
写真フィルムに記録された原画を色分解走査することに
より、デジタル画像情報を色別に得る。このデジタル画
像に属する全画素を、1個以上の画素からなる部分集合
に分割して、各部分集合の画像特性値(通常、濃度値)
を求める。これは、原画の画像を適当な大きさの領域
(必ずしも画面内の空間的領域に対応するとは限らな
い)に分割し、各領域の画像情報の平均値などの特性値
を求めることを意味している。これにより、各部分集合
毎(最小の場合は、各画素毎)に異なる基準で扱うこと
ができるようになる。
【0017】次に、こうして求めた画像特性値を用い
て、予め設定したフィルム固有情報を参照し、色度の基
準値を各部分集合毎に求める。即ち、例えば、各部分集
合の緑(G)の画像情報の平均値に対応するCDF(累
積密度関数)値を求め、このCDF値を与える青
(B)、赤(R)の特性値を、各色のCDFを逆方向に
参照することによって求める。このようにして、各部分
集合毎に求められたGの平均値、及びB,Rの特性値を
色度の基準値とし、この基準値に基づいて各部分集合に
属する各画素を評価し、分類する。これにより、後の画
像処理に不都合な性質を有する画素(例えば、彩度の高
い画素)などを除外するか、適宜の重みづけ処理を施す
などして、フィルム特性をより正確に反映した処理を行
うことができる。しかも、この色度評価は各部分集合毎
に行われるから、精細な評価・分類ができ、例えば、写
真焼付露光量の決定などにおいて、極めて精密な制御を
実現することが可能となる。
て、予め設定したフィルム固有情報を参照し、色度の基
準値を各部分集合毎に求める。即ち、例えば、各部分集
合の緑(G)の画像情報の平均値に対応するCDF(累
積密度関数)値を求め、このCDF値を与える青
(B)、赤(R)の特性値を、各色のCDFを逆方向に
参照することによって求める。このようにして、各部分
集合毎に求められたGの平均値、及びB,Rの特性値を
色度の基準値とし、この基準値に基づいて各部分集合に
属する各画素を評価し、分類する。これにより、後の画
像処理に不都合な性質を有する画素(例えば、彩度の高
い画素)などを除外するか、適宜の重みづけ処理を施す
などして、フィルム特性をより正確に反映した処理を行
うことができる。しかも、この色度評価は各部分集合毎
に行われるから、精細な評価・分類ができ、例えば、写
真焼付露光量の決定などにおいて、極めて精密な制御を
実現することが可能となる。
【0018】
【実施例】以下、図面を参照しながら本発明の写真画像
情報処理方法の一実施例を説明する。本発明は、カラー
複写機等にも適用することができるが、ここでは写真焼
付装置に適用した場合を例にとって説明する。 (写真フィルムの構成について)まず、画像処理の対象
となる写真フィルムの構成について説明する。図2は、
現像処理が施された135写真フィルムの構成図であ
る。
情報処理方法の一実施例を説明する。本発明は、カラー
複写機等にも適用することができるが、ここでは写真焼
付装置に適用した場合を例にとって説明する。 (写真フィルムの構成について)まず、画像処理の対象
となる写真フィルムの構成について説明する。図2は、
現像処理が施された135写真フィルムの構成図であ
る。
【0019】図において、現像処理が施された原画
(群)Iを有する写真フィルムFは、スプライス部Sp
によって複数本に渡って接合され、ロール状に形成され
ている。ロール状にされた該写真フィルムFには、写真
焼付工程の前段のノッチ工程において、原画の中央位置
を示すノッチ(群)Nがその側縁部に配置されている。
このノッチNを検出して、以降の工程における写真フィ
ルムFの位置決め等の搬送制御が行なわれる。なお、図
示されるように、写真フィルムFには、その品種を示す
識別コード(例えば、DXコード)Dが付されている。
また、この側縁部には、周知のパーフォレーション
(群)Pが予め配置されている。なお、この例の写真フ
ィルムFは135写真フィルムにかかわらず、他の写真
フィルム(例えば、110フィルムなど)であってもよ
いことはもちろんである。
(群)Iを有する写真フィルムFは、スプライス部Sp
によって複数本に渡って接合され、ロール状に形成され
ている。ロール状にされた該写真フィルムFには、写真
焼付工程の前段のノッチ工程において、原画の中央位置
を示すノッチ(群)Nがその側縁部に配置されている。
このノッチNを検出して、以降の工程における写真フィ
ルムFの位置決め等の搬送制御が行なわれる。なお、図
示されるように、写真フィルムFには、その品種を示す
識別コード(例えば、DXコード)Dが付されている。
また、この側縁部には、周知のパーフォレーション
(群)Pが予め配置されている。なお、この例の写真フ
ィルムFは135写真フィルムにかかわらず、他の写真
フィルム(例えば、110フィルムなど)であってもよ
いことはもちろんである。
【0020】このように処理されたロール状の写真フィ
ルムFは、写真焼付装置において焼付処理が施される。 (写真焼付装置の構成について)写真焼付装置の構成を
示す図3において、写真フィルムFはスプール1にセッ
トされ、所定の搬送経路を経てスプール2に巻き取られ
る。経路の途中には、走査部3が設けられており、これ
によって写真フィルムFに記録された原画は、B、G、
Rの各色に色分解され走査される。
ルムFは、写真焼付装置において焼付処理が施される。 (写真焼付装置の構成について)写真焼付装置の構成を
示す図3において、写真フィルムFはスプール1にセッ
トされ、所定の搬送経路を経てスプール2に巻き取られ
る。経路の途中には、走査部3が設けられており、これ
によって写真フィルムFに記録された原画は、B、G、
Rの各色に色分解され走査される。
【0021】前記走査部3には、写真フィルムFの幅方
向に主走査を行なう周知の1次元CCDが各色毎に備え
られており、これらにより原画Iの走査読み取りが行な
われ、得られたB、G、R各色の画像信号は画像処理部
5に供給される。また、写真フィルムFに付されたノッ
チNやスプライス部Sp 、識別コードDは、それぞれの
検出器(図示せず)によって検出され、各検出信号は搬
送制御部4に供給されるようになっている。該搬送制御
部4は各検出信号を処理した後、システムバス7を介し
て、ノッチ信号、スプライス信号、識別コード信号とし
て画像処理部5と情報処理部6に送出するとともに、パ
ルスモータを駆動して写真フィルムFの搬送を制御す
る。さらに、この時の搬送パルスを画像信号のサンプリ
ング時の同期信号として、画像処理部5に供給するよう
になっており、これに伴って副走査が行なわれる。
向に主走査を行なう周知の1次元CCDが各色毎に備え
られており、これらにより原画Iの走査読み取りが行な
われ、得られたB、G、R各色の画像信号は画像処理部
5に供給される。また、写真フィルムFに付されたノッ
チNやスプライス部Sp 、識別コードDは、それぞれの
検出器(図示せず)によって検出され、各検出信号は搬
送制御部4に供給されるようになっている。該搬送制御
部4は各検出信号を処理した後、システムバス7を介し
て、ノッチ信号、スプライス信号、識別コード信号とし
て画像処理部5と情報処理部6に送出するとともに、パ
ルスモータを駆動して写真フィルムFの搬送を制御す
る。さらに、この時の搬送パルスを画像信号のサンプリ
ング時の同期信号として、画像処理部5に供給するよう
になっており、これに伴って副走査が行なわれる。
【0022】画像処理部5では、走査部3から供給され
た画像信号が増幅され、サンプルホールドされた後、A
/D変換される。また画像処理部5には、走査部3のC
CDを駆動するための駆動信号を送出したり、前記のサ
ンプリングのタイミングを制御するタイミング制御回路
(図示せず)等が備えられている。A/D変換された画
像信号は、ROM等で構成されるLUT(ルックアップ
テーブル)を介して画像情報(例えば、濃度値)に変換
され、さらに、主走査、副走査方向の双方に対して適当
な丸め込み処理が施されて、最終的には写真フィルムF
のフォーマットによらず所定の画素数(例えば、16×
16画素)からなる2次元画像濃度情報(以下、単に画
像情報という)が得られ、この画像情報が情報処理部6
に送られるようになっている。
た画像信号が増幅され、サンプルホールドされた後、A
/D変換される。また画像処理部5には、走査部3のC
CDを駆動するための駆動信号を送出したり、前記のサ
ンプリングのタイミングを制御するタイミング制御回路
(図示せず)等が備えられている。A/D変換された画
像信号は、ROM等で構成されるLUT(ルックアップ
テーブル)を介して画像情報(例えば、濃度値)に変換
され、さらに、主走査、副走査方向の双方に対して適当
な丸め込み処理が施されて、最終的には写真フィルムF
のフォーマットによらず所定の画素数(例えば、16×
16画素)からなる2次元画像濃度情報(以下、単に画
像情報という)が得られ、この画像情報が情報処理部6
に送られるようになっている。
【0023】このように、走査部3において得られた
B、G、R各色の画像信号は画像処理部5に送出され、
A/D変換されて所定形式の画像情報に整形された後、
情報処理部6に送られる。従って、情報処理部6では、
写真フィルムFのフォーマットによらず共通の処理を行
うことができるようになっている。情報処理部6では、
後述するような一連の情報処理が施され、この結果、そ
れぞれの原画Iに対する露光量が演算され、この露光量
の信号が通信回線8を通して露光制御部9に送信され
る。走査部3を通過した写真フィルムFは、走査部3と
露光部22との間において、両者の写真フィルムFの搬
送速度の差を吸収すると同時に、露光に先立ち複数の原
画を予め走査するために設けられた緩衝部10を通じ
て、露光部22に送られる。なお、走査部3と露光部2
2との間の搬送経路は、最大で24枚撮135写真フィ
ルム一本分に相当する長さ、となっている。このため、
24枚撮135写真フィルム1本に記録されたほぼ全て
の原画Iに対応する画像情報を、露光に先立って得るこ
とができるようになっている。
B、G、R各色の画像信号は画像処理部5に送出され、
A/D変換されて所定形式の画像情報に整形された後、
情報処理部6に送られる。従って、情報処理部6では、
写真フィルムFのフォーマットによらず共通の処理を行
うことができるようになっている。情報処理部6では、
後述するような一連の情報処理が施され、この結果、そ
れぞれの原画Iに対する露光量が演算され、この露光量
の信号が通信回線8を通して露光制御部9に送信され
る。走査部3を通過した写真フィルムFは、走査部3と
露光部22との間において、両者の写真フィルムFの搬
送速度の差を吸収すると同時に、露光に先立ち複数の原
画を予め走査するために設けられた緩衝部10を通じ
て、露光部22に送られる。なお、走査部3と露光部2
2との間の搬送経路は、最大で24枚撮135写真フィ
ルム一本分に相当する長さ、となっている。このため、
24枚撮135写真フィルム1本に記録されたほぼ全て
の原画Iに対応する画像情報を、露光に先立って得るこ
とができるようになっている。
【0024】写真フィルムFに形成された各原画は、露
光部22に位置決めされ、光源20から照射された光が
拡散部21によって均一化された光で照明される。さら
に、レンズ24によって写真印画紙25上に光学的に結
像され露光される。ここで、上記のように情報処理部6
にて算出された露光量は、露光制御部9において、露光
部22の上部に配置されたイエロー(Y)、マゼンタ
(M)、シアン(C)のフィルタ20a、20b、20
c、および露光部22の下部に配置されたシャッタ23
の駆動条件として変換される。この駆動条件に応じてフ
ィルタ20a、20b、20cおよびシャッタ23が露
光光路に挿入され、写真印画紙25の各色感光層に与え
る露光が調整される。
光部22に位置決めされ、光源20から照射された光が
拡散部21によって均一化された光で照明される。さら
に、レンズ24によって写真印画紙25上に光学的に結
像され露光される。ここで、上記のように情報処理部6
にて算出された露光量は、露光制御部9において、露光
部22の上部に配置されたイエロー(Y)、マゼンタ
(M)、シアン(C)のフィルタ20a、20b、20
c、および露光部22の下部に配置されたシャッタ23
の駆動条件として変換される。この駆動条件に応じてフ
ィルタ20a、20b、20cおよびシャッタ23が露
光光路に挿入され、写真印画紙25の各色感光層に与え
る露光が調整される。
【0025】この露光の終了後、写真印画紙25は次の
露光に備え所定の距離だけ搬送されるとともに、次に焼
き付けるべき原画Iを露光部22に位置決めすべく写真
フィルムFが搬送される。 (情報処理部の構成について)情報処理部6の詳細な構
成を示す図4において、メモリ102は、前記画像処理
部5からシステムバス7を介して送られたB、G、R各
色の画像情報Di (X、Y) (X、Y:画素位
置, i:B、G、R、 以下同様)を記憶するための
ものである。CPU104は、該メモリ102に記憶さ
れた画像情報を読み出し、写真フィルムFに形成された
各原画Iに対する露光量を計算するためのものである。
露光に備え所定の距離だけ搬送されるとともに、次に焼
き付けるべき原画Iを露光部22に位置決めすべく写真
フィルムFが搬送される。 (情報処理部の構成について)情報処理部6の詳細な構
成を示す図4において、メモリ102は、前記画像処理
部5からシステムバス7を介して送られたB、G、R各
色の画像情報Di (X、Y) (X、Y:画素位
置, i:B、G、R、 以下同様)を記憶するための
ものである。CPU104は、該メモリ102に記憶さ
れた画像情報を読み出し、写真フィルムFに形成された
各原画Iに対する露光量を計算するためのものである。
【0026】この露光量は、通信回線8を通して露光制
御部9に送信される。また、走査部3や搬送制御部4か
らシステムバス7を介して送られるノッチ信号、スプラ
イス信号、識別コード信号も、それぞれメモリ102に
記憶され、CPU104によって処理されるようになっ
ている。補助記憶部106には、保存すべき情報や処理
上必要な定数等が記憶される。該補助記憶部106は、
例えば、磁気ディスクで構成し、必要に応じて記録情報
を外部に取り出すことができるようになっている。これ
によって、情報を長期間蓄積できるばかりでなく、電源
が遮断されても情報を保存することができ、外部の独立
した装置によって保存された情報を処理したり、定数等
の初期化や変更などもできるように構成されている。後
述するフィルム固有情報は、この補助記憶部106に記
憶され、必要に応じてメモリ102にロードされるよう
になっている。
御部9に送信される。また、走査部3や搬送制御部4か
らシステムバス7を介して送られるノッチ信号、スプラ
イス信号、識別コード信号も、それぞれメモリ102に
記憶され、CPU104によって処理されるようになっ
ている。補助記憶部106には、保存すべき情報や処理
上必要な定数等が記憶される。該補助記憶部106は、
例えば、磁気ディスクで構成し、必要に応じて記録情報
を外部に取り出すことができるようになっている。これ
によって、情報を長期間蓄積できるばかりでなく、電源
が遮断されても情報を保存することができ、外部の独立
した装置によって保存された情報を処理したり、定数等
の初期化や変更などもできるように構成されている。後
述するフィルム固有情報は、この補助記憶部106に記
憶され、必要に応じてメモリ102にロードされるよう
になっている。
【0027】また、108は各種操作のためのキーボー
ド、112は表示器であり、インタフェース回路110
を介して入出力が行うことができるようになっている。 (情報処理部における内部処理について)以下、情報処
理部6における画像情報処理について詳述する。写真フ
ィルムに記録された複数の原画から得た画像情報の統計
量は、このフィルムの特性を示すフィルム固有情報とし
て有効である。本実施例では、こうした統計量として累
積密度関数CDFi (D)を用いた場合について説明す
る。
ド、112は表示器であり、インタフェース回路110
を介して入出力が行うことができるようになっている。 (情報処理部における内部処理について)以下、情報処
理部6における画像情報処理について詳述する。写真フ
ィルムに記録された複数の原画から得た画像情報の統計
量は、このフィルムの特性を示すフィルム固有情報とし
て有効である。本実施例では、こうした統計量として累
積密度関数CDFi (D)を用いた場合について説明す
る。
【0028】累積密度関数CDFi (D)は、画像情報
の頻度FRQi (D)を使って、次式(1)により求め
られる。 この累積密度関数は単純加算が可能であり、次式(2)
に従って複数の原画に渡ってフィルムの品種グループ別
に加算すれば、蓄積情報MCDFijを得ることができ
る。ここで、MCDFij,-1 (D)は事前の蓄積情報
を、jはフィルムの品種グループを示し、以下も同様で
ある。
の頻度FRQi (D)を使って、次式(1)により求め
られる。 この累積密度関数は単純加算が可能であり、次式(2)
に従って複数の原画に渡ってフィルムの品種グループ別
に加算すれば、蓄積情報MCDFijを得ることができ
る。ここで、MCDFij,-1 (D)は事前の蓄積情報
を、jはフィルムの品種グループを示し、以下も同様で
ある。
【0029】 MCDFij(D)=CDFi (D)+MCDFij,-1 (D) ・・・(2) このようにして、写真フィルムFに記録された複数の原
画Iから累積密度関数が求められるが、この累積密度関
数MCDFij(D)は、写真フィルムの調子再現特性と
密接な相関関係にある。即ち、この累積密度関数に所定
の値を与える各色の画像濃度は、この写真フィルムに記
録された中性色の推定として極めて有効であることが実
験により確認されている。
画Iから累積密度関数が求められるが、この累積密度関
数MCDFij(D)は、写真フィルムの調子再現特性と
密接な相関関係にある。即ち、この累積密度関数に所定
の値を与える各色の画像濃度は、この写真フィルムに記
録された中性色の推定として極めて有効であることが実
験により確認されている。
【0030】そこで本実施例では、この累積密度関数に
所定の値を与える各色の画像濃度を使って色度の評価基
準を求める事例について説明する。また、フィルム固有
情報としては、 (a)一本のフィルム内で原画を蓄積して求める短期蓄
積情報 (b)同一品種もしくは同一品種グループのフィルムに
ついて、その原画を複数本に渡って求める長期蓄積情報 等が考えられるが、ここでは(b)の長期蓄積情報を使
用する場合の処理について説明する。
所定の値を与える各色の画像濃度を使って色度の評価基
準を求める事例について説明する。また、フィルム固有
情報としては、 (a)一本のフィルム内で原画を蓄積して求める短期蓄
積情報 (b)同一品種もしくは同一品種グループのフィルムに
ついて、その原画を複数本に渡って求める長期蓄積情報 等が考えられるが、ここでは(b)の長期蓄積情報を使
用する場合の処理について説明する。
【0031】図1は、本発明の方法の一例を示すフロー
チャートである。ステップS1において、搬送制御部4
から送られた識別コード信号からその品種グループが確
定される。この識別コードと品種グループの対応関係
は、例えば、図5の表であり、個々の識別コードには、
それぞれ個別に品種グループが割り当てられるが、この
品種グループは識別コードに共通であってもよい。これ
によって、品種グループを一定数に制限し、データ格納
領域に合わせて長期蓄積情報の記憶量を調整することが
できる。
チャートである。ステップS1において、搬送制御部4
から送られた識別コード信号からその品種グループが確
定される。この識別コードと品種グループの対応関係
は、例えば、図5の表であり、個々の識別コードには、
それぞれ個別に品種グループが割り当てられるが、この
品種グループは識別コードに共通であってもよい。これ
によって、品種グループを一定数に制限し、データ格納
領域に合わせて長期蓄積情報の記憶量を調整することが
できる。
【0032】ここで、識別コードが読み取り不能であっ
たり、読み取った識別コードに対応する品種グループを
確定できない場合は、予め定めた品種グループが自動設
定される。図中のデフォルトとはこのような場合に相当
する。この表に示されるように、デフォルトに対して
は、例外的な品種グループ(図5では、デフォルト(1)
の0に相当)を割り当てる方法、標準的な品種グループ
(図5では、デフォルト(2) の1に相当)を割り当てる
方法などがある。これにより、識別コードが読み取り不
能であったり、読み取った識別コードに対応する品種グ
ループを確定できないような例外状況においても自動的
な対応が可能となるようになっている。ただし、このよ
うな場合に警報等を発して、識別コードや品種グループ
を人為的に指定するようにしてもよいことは、もちろん
である。
たり、読み取った識別コードに対応する品種グループを
確定できない場合は、予め定めた品種グループが自動設
定される。図中のデフォルトとはこのような場合に相当
する。この表に示されるように、デフォルトに対して
は、例外的な品種グループ(図5では、デフォルト(1)
の0に相当)を割り当てる方法、標準的な品種グループ
(図5では、デフォルト(2) の1に相当)を割り当てる
方法などがある。これにより、識別コードが読み取り不
能であったり、読み取った識別コードに対応する品種グ
ループを確定できないような例外状況においても自動的
な対応が可能となるようになっている。ただし、このよ
うな場合に警報等を発して、識別コードや品種グループ
を人為的に指定するようにしてもよいことは、もちろん
である。
【0033】フィルムの品種グループが確定されると、
ステップS2において、この品種グループに対応する長
期蓄積情報が補助記憶部106からメモリ102にロー
ドされる。なお、補助記憶部106には、長期蓄積情報
の初期値として用いるために、品種グループ毎の代表値
が予め記憶されている。さらに、ステップS3におい
て、走査部4において色分解走査され、画像処理部5で
整形され、情報処理部6に送られた画像情報がメモリ1
02に記憶される。
ステップS2において、この品種グループに対応する長
期蓄積情報が補助記憶部106からメモリ102にロー
ドされる。なお、補助記憶部106には、長期蓄積情報
の初期値として用いるために、品種グループ毎の代表値
が予め記憶されている。さらに、ステップS3におい
て、走査部4において色分解走査され、画像処理部5で
整形され、情報処理部6に送られた画像情報がメモリ1
02に記憶される。
【0034】ステップS4では、原画の画像情報が適宜
大きさの部分集合に分割され、その画像特性値として、
各部分集合における画像情報Di の平均値AVEi が計
算される。次にステップS5では、この平均値AVEi
により長期蓄積情報が参照され、対象となる画像情報に
対する色度評価の基準値Mi が次のようにして求められ
る。
大きさの部分集合に分割され、その画像特性値として、
各部分集合における画像情報Di の平均値AVEi が計
算される。次にステップS5では、この平均値AVEi
により長期蓄積情報が参照され、対象となる画像情報に
対する色度評価の基準値Mi が次のようにして求められ
る。
【0035】以下では、 Mi :長期蓄積情報の累積密度関数を参照して得た色度
評価の基準値 P :原画の緑(G)の画像情報の平均値に対する累積
密度関数値(MCDF)と表記する。
評価の基準値 P :原画の緑(G)の画像情報の平均値に対する累積
密度関数値(MCDF)と表記する。
【0036】まず、式(3)に従って、長期蓄積情報か
ら、原画の緑の画像情報の平均値AVEG に対応する累
積密度関数値Pを求め、さらに、式(4)に従って、こ
の累積密度関数値Pにより、色別の累積密度関数を逆方
向に参照して色度評価の基準値Mi を求める。 P = MCDFG (AVEG ) ・・・(3) Mi = MCDFi -1(P) ・・・(4) 図6は、この累積密度関数の参照方法を模式的に示した
ものである。式(1)、図6から明らかなように、累積
密度関数は任意の点で連続でありかつ単調増加関数であ
ることから、上記のような逆関数は極めて簡単に求める
ことができ、しかも、例外処理を必要としないという利
点がある。
ら、原画の緑の画像情報の平均値AVEG に対応する累
積密度関数値Pを求め、さらに、式(4)に従って、こ
の累積密度関数値Pにより、色別の累積密度関数を逆方
向に参照して色度評価の基準値Mi を求める。 P = MCDFG (AVEG ) ・・・(3) Mi = MCDFi -1(P) ・・・(4) 図6は、この累積密度関数の参照方法を模式的に示した
ものである。式(1)、図6から明らかなように、累積
密度関数は任意の点で連続でありかつ単調増加関数であ
ることから、上記のような逆関数は極めて簡単に求める
ことができ、しかも、例外処理を必要としないという利
点がある。
【0037】累積密度関数はフィルムの調子再現特性に
関連し、累積密度関数に一定の値を与える画像情報は、
そのフィルムの特性に応じた中性色の情報に対応するこ
とが知られている。本発明ではこの点に注目し、原画の
部分集合の画像特性値に応じてフィルム固有情報が参照
され、色度評価の基準値が個々の部分集合に対して動的
に定めることを行う。従って、必要ならば、画素毎の基
準値算定も行えるようになっている。
関連し、累積密度関数に一定の値を与える画像情報は、
そのフィルムの特性に応じた中性色の情報に対応するこ
とが知られている。本発明ではこの点に注目し、原画の
部分集合の画像特性値に応じてフィルム固有情報が参照
され、色度評価の基準値が個々の部分集合に対して動的
に定めることを行う。従って、必要ならば、画素毎の基
準値算定も行えるようになっている。
【0038】次にステップS6では、この色度評価の基
準値Mi と前出の画像情報Di (X,Y)により、各画
素の色度(x,y)が次のようにして評価される。 D’i = Di − Mi ・・・(5) x = D’B × 31/2 /2 − D’R × 31/2 /2 y = D’B /2 − D’G + D’R /2 ・・・(6) さらに、この直交座標系(x,y)から次式(7)に従
って極座標系(S,H)に変換してもよい。なお、Sは
彩度、Hは色相を示している。
準値Mi と前出の画像情報Di (X,Y)により、各画
素の色度(x,y)が次のようにして評価される。 D’i = Di − Mi ・・・(5) x = D’B × 31/2 /2 − D’R × 31/2 /2 y = D’B /2 − D’G + D’R /2 ・・・(6) さらに、この直交座標系(x,y)から次式(7)に従
って極座標系(S,H)に変換してもよい。なお、Sは
彩度、Hは色相を示している。
【0039】 S = (x2 + y2 )1/2 H = tan-1(y/x) ・・・(7) ステップS7では、こうして評価された色度評価の基準
値により各画素が分類され、ステップS8では、この分
類結果に基づいて、各画素に重みW(X,Y)が割り当
てられる。図7、図8はそれぞれ直交座標系、極座標系
の領域による分類の一例を示している。
値により各画素が分類され、ステップS8では、この分
類結果に基づいて、各画素に重みW(X,Y)が割り当
てられる。図7、図8はそれぞれ直交座標系、極座標系
の領域による分類の一例を示している。
【0040】写真焼付処理等の場合、撮影照明光の色温
度や写真フィルムの特性によらず、被写体における無彩
色点を印画においても同様の無彩色に再現することが必
要とされる。そのため、被写体における無彩色点に対応
する画像情報を次のようにして選択する。即ち、原点に
近い領域Aに属する画素の情報には高い重み、例えば
「2」を与え、領域B、Cの画素の情報には、原点から
遠ざかるにつれて、それぞれ「1」、「0」を与えるよ
うにする。
度や写真フィルムの特性によらず、被写体における無彩
色点を印画においても同様の無彩色に再現することが必
要とされる。そのため、被写体における無彩色点に対応
する画像情報を次のようにして選択する。即ち、原点に
近い領域Aに属する画素の情報には高い重み、例えば
「2」を与え、領域B、Cの画素の情報には、原点から
遠ざかるにつれて、それぞれ「1」、「0」を与えるよ
うにする。
【0041】なお撮影照明光の色温度の変化に応じ、無
彩色の被写体に対応する画像情報の色度はx軸に沿って
変化することが知られている。このことから、図7、図
8では、x軸に沿って領域Aを広くとるようにしてい
る。また、被写体において緑(G)と赤(R)の色相に
高彩度の反射物が多いことから、図8ではこれらの色相
で領域Aを狭くするようにしている。このように、色相
に応じて分類の領域を変える方法を採用することによ
り、人間の感覚に馴染みやすく、被写体や撮影照明光等
の条件に対して柔軟で精度の良い調整が可能となる。
彩色の被写体に対応する画像情報の色度はx軸に沿って
変化することが知られている。このことから、図7、図
8では、x軸に沿って領域Aを広くとるようにしてい
る。また、被写体において緑(G)と赤(R)の色相に
高彩度の反射物が多いことから、図8ではこれらの色相
で領域Aを狭くするようにしている。このように、色相
に応じて分類の領域を変える方法を採用することによ
り、人間の感覚に馴染みやすく、被写体や撮影照明光等
の条件に対して柔軟で精度の良い調整が可能となる。
【0042】続くステップS9では、画像情報D
i (X,Y)と重みW(X,Y)に基づいて、原画に対
する露光量を次のようにして決定する。以下では、 AVE’i :原画の重み付き画像情報の平均値 AVE0i :基準原画の画像情報の平均値 Ei :露光量 E0i :基準原画に対して予め設定した露光量 と表記する。
i (X,Y)と重みW(X,Y)に基づいて、原画に対
する露光量を次のようにして決定する。以下では、 AVE’i :原画の重み付き画像情報の平均値 AVE0i :基準原画の画像情報の平均値 Ei :露光量 E0i :基準原画に対して予め設定した露光量 と表記する。
【0043】まず、原画の重み付き画像情報の平均値A
VE’i を次式(8)により求める。 このAVE’i によって、最終的な露光量Ei を次式
(9)に従って求める。
VE’i を次式(8)により求める。 このAVE’i によって、最終的な露光量Ei を次式
(9)に従って求める。
【0044】 Ei =AVE’i −AVE0i +E0i ・・・(9) こうして求められた露光量は情報処理部6から露光制御
部9に送信される。次に、ステップS10では、画像情
報Di (X,Y)と重みW(X,Y)により蓄積情報M
CDFij(D)が式(1)、(2)により加工される。
ここで、画像情報の頻度は、Di (X,Y)に対応する
重みW(X,Y)が加算されて求められる。このように
することで、蓄積情報は被写体における高彩度点の影響
を軽減して、写真フィルムの特性をより強く反映したも
のとすることができる。
部9に送信される。次に、ステップS10では、画像情
報Di (X,Y)と重みW(X,Y)により蓄積情報M
CDFij(D)が式(1)、(2)により加工される。
ここで、画像情報の頻度は、Di (X,Y)に対応する
重みW(X,Y)が加算されて求められる。このように
することで、蓄積情報は被写体における高彩度点の影響
を軽減して、写真フィルムの特性をより強く反映したも
のとすることができる。
【0045】ステップS11では、当該フィルムの露光
すべき全原画に対する処理が終了したかどうかの判定を
行い、未了であれば当該フィルムの各画像に対する露光
量を順次決定して行くようになっている。ステップS1
2では、対象とすべき全フィルムの露光処理が終了した
かどうかを判別し、上記したようなフィルム処理が、次
のフィルムに対して同様に繰り返される。
すべき全原画に対する処理が終了したかどうかの判定を
行い、未了であれば当該フィルムの各画像に対する露光
量を順次決定して行くようになっている。ステップS1
2では、対象とすべき全フィルムの露光処理が終了した
かどうかを判別し、上記したようなフィルム処理が、次
のフィルムに対して同様に繰り返される。
【0046】以上、本実施例ではフィルム固有情報とし
て、複数のフィルムに渡って画像情報を蓄積した長期蓄
積情報を使用する事例について説明したが、同一フィル
ム内の複数の原画の画像情報からなる短期蓄積情報を、
前記の長期蓄積情報に代えて使用することも可能であ
る。この場合には、保存条件によって異なるフィルム1
本毎の特性に応じて、各画素の色度を評価することがで
きる。
て、複数のフィルムに渡って画像情報を蓄積した長期蓄
積情報を使用する事例について説明したが、同一フィル
ム内の複数の原画の画像情報からなる短期蓄積情報を、
前記の長期蓄積情報に代えて使用することも可能であ
る。この場合には、保存条件によって異なるフィルム1
本毎の特性に応じて、各画素の色度を評価することがで
きる。
【0047】また、長期蓄積情報と短期蓄積情報を結合
して新たな蓄積情報を形成してもよい。この場合、フィ
ルムの品種毎の特性、現像特性、保存条件などによって
異なるフィルム1本毎の特性に、総合的に対応する色度
の評価が可能となる。さらに、本実施例では画像特性値
として画像情報の平均値を用いる事例について説明した
が、個々の画素の情報を画像特性値とし、画素毎にフィ
ルム固有情報を参照し、色度評価の基準値を求めてもよ
い。この場合、フィルム固有情報を参照する回数が増え
るため処理時間は長くなるが、より精密に色度評価の基
準値が求められる。また、2つの方法の中間的な方法と
して、複数の画素で構成する画素集合の特性値によりフ
ィルム固有情報を参照し、この集合に属する画素に対す
る色度評価の基準値を各集合毎に求めてもよい。
して新たな蓄積情報を形成してもよい。この場合、フィ
ルムの品種毎の特性、現像特性、保存条件などによって
異なるフィルム1本毎の特性に、総合的に対応する色度
の評価が可能となる。さらに、本実施例では画像特性値
として画像情報の平均値を用いる事例について説明した
が、個々の画素の情報を画像特性値とし、画素毎にフィ
ルム固有情報を参照し、色度評価の基準値を求めてもよ
い。この場合、フィルム固有情報を参照する回数が増え
るため処理時間は長くなるが、より精密に色度評価の基
準値が求められる。また、2つの方法の中間的な方法と
して、複数の画素で構成する画素集合の特性値によりフ
ィルム固有情報を参照し、この集合に属する画素に対す
る色度評価の基準値を各集合毎に求めてもよい。
【0048】さらに本実施例では、色度の評価に基づい
て分類された画素の情報から直接、露光量を求める事例
について説明したが、この分類の結果に応じて蓄積情報
を加工し、この蓄積情報を参照して露光量を決定する際
の色補正の基準値とし、分類された画素の情報を間接的
に使用してもよいことは言うまでもない。
て分類された画素の情報から直接、露光量を求める事例
について説明したが、この分類の結果に応じて蓄積情報
を加工し、この蓄積情報を参照して露光量を決定する際
の色補正の基準値とし、分類された画素の情報を間接的
に使用してもよいことは言うまでもない。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の写真画像
情報処理方法は、カラー写真フィルムに記録された原画
を色分解走査して画像情報を得、該画像情報を1個以上
の画素からなる部分集合に分割した後、各部分集合の画
像特性値を各色毎に求め、予め設定した各色のフィルム
固有情報を、該各色の画像特性値のうち、1色から参照
して固有情報の値を求め、該値から他の色についてのフ
ィルム固有情報を逆方向に参照して画像特性値を求め、
最初の1色の画像特性値と逆方向から求めた画像特性値
とから、色度の基準値を各部分集合毎に求め、該色度の
基準値に基づいて各部分集合に属する各画素を評価し、
この評価結果により各画素を分類するようにしているの
で、原画の画像特性値に応じてフィルム固有情報が参照
されて、色度評価の基準値が動的に定められ、写真フィ
ルムの品種間の特性差、写真フィルムの現像条件、さら
にはフィルムの保存条件などによる特性変化によらず、
あらゆる濃度域において写真画像の各画素の色度を適正
に評価することができ、この評価により、各画素を精度
よく分類することができる。
情報処理方法は、カラー写真フィルムに記録された原画
を色分解走査して画像情報を得、該画像情報を1個以上
の画素からなる部分集合に分割した後、各部分集合の画
像特性値を各色毎に求め、予め設定した各色のフィルム
固有情報を、該各色の画像特性値のうち、1色から参照
して固有情報の値を求め、該値から他の色についてのフ
ィルム固有情報を逆方向に参照して画像特性値を求め、
最初の1色の画像特性値と逆方向から求めた画像特性値
とから、色度の基準値を各部分集合毎に求め、該色度の
基準値に基づいて各部分集合に属する各画素を評価し、
この評価結果により各画素を分類するようにしているの
で、原画の画像特性値に応じてフィルム固有情報が参照
されて、色度評価の基準値が動的に定められ、写真フィ
ルムの品種間の特性差、写真フィルムの現像条件、さら
にはフィルムの保存条件などによる特性変化によらず、
あらゆる濃度域において写真画像の各画素の色度を適正
に評価することができ、この評価により、各画素を精度
よく分類することができる。
【0050】また、前記色度を、2次元直交座標系また
は極座標系で表示し、かつ該座標系における領域によ
り、前記画素の分類条件を与えようにすれば、簡潔かつ
多段階に条件設定を容易に行うことができる。また、前
記フィルム固有情報を、前記分類された画素に対応する
画像情報により加工することにより、アンバランスな色
度成分を除去するなどして、フィルム特性をより正確に
反映するフィルム固有情報を作成することができる。
は極座標系で表示し、かつ該座標系における領域によ
り、前記画素の分類条件を与えようにすれば、簡潔かつ
多段階に条件設定を容易に行うことができる。また、前
記フィルム固有情報を、前記分類された画素に対応する
画像情報により加工することにより、アンバランスな色
度成分を除去するなどして、フィルム特性をより正確に
反映するフィルム固有情報を作成することができる。
【0051】また、前記フィルム固有情報を、複数の原
画の画像情報から求めることにより、処理される実際の
原画からフィルム固有情報を作成することができる。ま
た、前記複数の原画は同一フィルム内の原画に渡るもの
として、フィルム特性をフィルム毎に正確に反映するフ
ィルム固有情報を作成することができる。また、前記複
数の原画は、複数フィルムの原画に渡るものとし、多数
の原画情報を利用して、フィルム特性をより正確に反映
するフィルム固有情報を作成することができる。
画の画像情報から求めることにより、処理される実際の
原画からフィルム固有情報を作成することができる。ま
た、前記複数の原画は同一フィルム内の原画に渡るもの
として、フィルム特性をフィルム毎に正確に反映するフ
ィルム固有情報を作成することができる。また、前記複
数の原画は、複数フィルムの原画に渡るものとし、多数
の原画情報を利用して、フィルム特性をより正確に反映
するフィルム固有情報を作成することができる。
【0052】また、前記複数フィルムは、予め品種毎に
定められたグループのうち、同一のグループに属するも
のとし、当該品種グループの特性をより正確に反映する
フィルム固有情報を作成することができる。この結果、
本発明の応用では、写真フィルムに記録された中性色を
より高い精度で推定することができ、写真フィルムの品
種毎に露光条件を予め設定し、焼き付けるべき写真フィ
ルムの品種に応じて設定した露光条件を切り替えること
なく、また、潜像保存の状態に起因する特性の劣化に対
しても、写真焼付露光量や色補正の基準を正確に求める
ことができるという優れた効果を奏する。
定められたグループのうち、同一のグループに属するも
のとし、当該品種グループの特性をより正確に反映する
フィルム固有情報を作成することができる。この結果、
本発明の応用では、写真フィルムに記録された中性色を
より高い精度で推定することができ、写真フィルムの品
種毎に露光条件を予め設定し、焼き付けるべき写真フィ
ルムの品種に応じて設定した露光条件を切り替えること
なく、また、潜像保存の状態に起因する特性の劣化に対
しても、写真焼付露光量や色補正の基準を正確に求める
ことができるという優れた効果を奏する。
【図1】本願発明の方法を示すフローチャートである。
【図2】写真フィルムの構成を示す説明図である。
【図3】本願発明の方法を用いて好適な写真焼付装置の
構成図である。
構成図である。
【図4】写真焼付装置の情報処理部の構成を示すブロッ
ク図である。
ク図である。
【図5】識別コードと品種グループの対応関係を示す図
である。
である。
【図6】フィルム固有情報による中性濃度の推定法を示
す原理説明図である。
す原理説明図である。
【図7】直交座標系の領域指定による色度評価の原理説
明図である。
明図である。
【図8】極座標系の領域指定による色度評価の原理説明
図である。
図である。
3 走査部 5 画像処理部 6 情報処理部 9 露光制御部 22 露光部 104 CPU 102 メモリ 110 インターフェイス回路 F 写真フィルム I 原画
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−46648(JP,A) 特開 昭62−260135(JP,A) 特開 平2−93450(JP,A) 特開 昭61−223731(JP,A) 特開 平2−93449(JP,A) 特公 昭55−2610(JP,B1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03B 27/32 G03B 27/42 - 27/48 G03B 27/72 - 27/80
Claims (7)
- 【請求項1】 カラー写真フィルムに記録された原画を
色分解走査して画像情報を得、該画像情報を1個以上の
画素からなる部分集合に分割した後、各部分集合の画像
特性値を各色毎に求め、予め設定した各色のフィルム固
有情報を、該各色の画像特性値のうち、1色から参照し
て固有情報の値を求め、該値から他の色についてのフィ
ルム固有情報を逆方向に参照して画像特性値を求め、最
初の1色の画像特性値と逆方向から求めた画像特性値と
から、色度の基準値を各部分集合毎に求め、該色度の基
準値に基づいて各部分集合に属する各画素を評価し、こ
の評価結果により各画素を分類することを特徴とする写
真画像情報処理方法。 - 【請求項2】 前記色度を、2次元直交座標系または極
座標系で表示し、かつ該座標系における領域により、前
記画素の分類条件を与えることを特徴とする写真画像情
報処理方法。 - 【請求項3】 前記フィルム固有情報を、前記分類され
た画素に対応する画像情報により加工することを特徴と
する請求項1に記載の写真画像情報処理方法。 - 【請求項4】 前記フィルム固有情報を、複数の原画の
画像情報から求めることを特徴とする請求項1に記載の
写真画像情報処理方法。 - 【請求項5】 前記複数の原画は、同一フィルム内の原
画に渡るものである請求項4に記載の写真画像情報処理
方法。 - 【請求項6】 前記複数の原画は、複数フィルムの原画
に渡るものである請求項4に記載の写真画像情報処理方
法。 - 【請求項7】 前記複数フィルムは、予め品種毎に定め
られたグループのうち、同一のグループに属するもので
ある請求項6に記載の写真画像情報処理方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21529292A JP3346796B2 (ja) | 1992-08-12 | 1992-08-12 | 写真画像情報処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21529292A JP3346796B2 (ja) | 1992-08-12 | 1992-08-12 | 写真画像情報処理方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0659354A JPH0659354A (ja) | 1994-03-04 |
| JP3346796B2 true JP3346796B2 (ja) | 2002-11-18 |
Family
ID=16669909
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21529292A Expired - Fee Related JP3346796B2 (ja) | 1992-08-12 | 1992-08-12 | 写真画像情報処理方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3346796B2 (ja) |
-
1992
- 1992-08-12 JP JP21529292A patent/JP3346796B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0659354A (ja) | 1994-03-04 |
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Legal Events
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|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |