JP3360146B2 - 射出成形機のオープンノズル - Google Patents

射出成形機のオープンノズル

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、加熱シリンダー内の溶
融合成樹脂の粘度が低い場合に好適なオープンノズルに
関する。
【0002】
【従来の技術】射出成形機の加熱シリンダー内で溶融し
たプラスチックの粘度が特に小さなものにおいては、従
来オープンノズルを用いると種々の問題を起こしてい
た。即ち、ノズル先端からいわゆる樹脂が垂れおちる鼻
垂れ現象が生じたり、射出後にノズルを金型のスプルー
開口から離反したとき、図6の如くスプルーから長く樹
脂がヒゲ状に伸びることがあり、それによりスプルー成
形体が金型にひっかかって落下しない事故がしばしば起
こっていた。そのため、これらの問題が射出成形機の無
人運転に大きな障害となっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように溶融樹脂の
粘度の低いものを使用する場合にはオープンノズルは使
用することができず、ニードル弁ノズルを使用せざるを
得なかった。すると、射出成形機の構造が複雑となり高
価となると共に、故障しやすい欠点があった。そこで本
発明は上記の欠点を取り除くため次の構成をとる。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、シリンダヘッ
ド(23)に設けられ、先端に向かって先細りとなる漏斗状
部(8) を介して射出孔(2) が形成された射出成形機のオ
ープンノズル(3) において、前記射出孔(2) がその中央
幅の狭い仕切り部(1) により二分されて、二つの射出
孔(2) (2) が近接して開口され且つ、 その仕切り部(1)
が前記漏斗状部(8) 内に一体に延在すると共に、 その仕
切り部(1) の横断面が樹脂流通方向の後端から先端に向
かい漸次僅かに厚くなる逆テーパに形成され、 前記二つ
射出孔(2) (2) が金型(4) のノズルタッチ面(5) に設
けられ一つのスプルー(6) の開口(7) に同時に接離自
在に連通されるように構成したことを特徴とする射出成
形機オープンノズルである。
【0005】
【作用】本発明のオープンノズルによれば、射出孔(2)
がその中央で幅の狭い仕切り部(1) により二分され且
つ、その仕切り部(1) が漏斗状部(8) 内に一体に延在す
る。さらに仕切り部(1) の横断面が樹脂流通方向の後か
い漸次僅かに厚くなる逆テーパに形成されているから、
射出成形中は漏斗状部(8) 内の樹脂の流れを円滑に行う
と共に、それが終了しオープンノズルが金型から分離し
たときには、溶融樹脂の分離を確実に行い、ノズル端か
ら溶融樹脂が垂れるいわゆる鼻垂れ現象を確実に防止す
ることができる。即ち、仕切り部(1) の横断面が僅かに
逆テーパに形成されていることにより、樹脂の射出中は
射出圧によりそれを円滑に行うと共に、射出後射出圧が
なくなりノズルタッチ面5からオープンノズルが離れた
ときには、仕切り部(1) の逆テーパの作用により、射出
孔(2) から溶融樹脂が引き出されることに抵抗し、溶融
樹脂の分離を確実に行って鼻垂れ現象を無くすことがで
きる。そのため、溶融した合成樹脂の粘度の低いものを
構造の簡単なオープンノズルで取り扱うことが可能とな
る。更には、金型から分離したスプルー成形体の端部に
従来生じてい長いヒゲを無くし、スプルーを金型から
容易に分離することができる。それにより射出成形機の
故障を防止することができる。
【0006】
【実施例】次に、図面に基づいて本発明の実施例につき
説明する。図1は本発明のオープンノズル3の要部縦断
面図であって、図3におけるI部拡大図である。また図
2は図1のII−II矢視断面図、図3は同オープンノズル
3の使用状態を示す説明図、図4は本発明のオープンノ
ズルを使用した射出成形機の一例を示す正面図である。
また、図5は本発明のオープンノズル部分により形成さ
れたノズル孔成形部28の正面図、図6は従来型オープ
ンノズル部分により生じたノズル孔成形部28の正面略
図である。本発明のオープンノズル3は、図3に示す如
くシリンダ9のシリンダヘッド23先端部に着脱自在に
螺着締結されるものである。即ち、シリンダヘッド23
の先端面に凹陥した内ネジにオープンノズル3後端の外
ネジ部が螺着される。なおこの実施例では、シリンダ9
を含む射出筒13が重力方向に図4の如く配置された縦
型射出成形機の例を示したが、本オープンノズルはこの
射出筒13が水平方向に配置された横型射出成形機にも
応用できる。射出筒13は、外周にヒータ14が取りつ
けられたシリンダ9を有し、そのシリンダの内部にスク
リュー10が回動及び軸方向に移動自在に内装されてい
る。そしてスクリュー10の先端には、円柱状部を介し
て円錐状のスクリューヘッド11が一体的に突設されて
いる。円柱状部の外周には、ピン32により逆流防止リ
ング31が遊嵌されている。これらシリンダ9及びスク
リュー10は、従来のものと同一である。
【0007】次にオープンノズル3はその後端が円錐状
に拡開され、その拡開端がシリンダ9の内直径に等しく
形成されている。そして中間部に筒部30が設けられ、
その筒部30の先端に漏斗状部8が形成され、漏斗状部
8の先端に小孔からなる射出孔2が形成されている。こ
の射出孔2がオープンノズル3の先端面に開口する。こ
の実施例では、射出孔2が仕切り部1を挟んで両側に対
称形に一対形成されている。しかし、この実施例の代わ
りに十字状の仕切りにより四つの射出孔を設けても良
い。この実施例の仕切り部1は、射出孔2の内部及び漏
斗状部8の内部に延在し、先端から後端に向かって僅か
に幅が狭く形成されている。即ち、一例として仕切り部
1の先端の幅t1 が0.5mmで後端の幅t2 が0.3mm
である。また、図1において、一対の射出孔2の外周間
距離Bが2mmであると共に、図2における各射出孔2の
長径Aが2mmである。また筒部30の直径は6mmであ
り、漏斗状部8のテーパは軸線に対して30°であり且
つ、漏斗状部8の軸方向長さが4mmのものである。な
お、上記実施例は本発明の一例であり、各種射出条件等
に応じてこれらの寸法は適宜設計変更される。
【0008】このようにしてなるオープンノズル3は図
3の如くシリンダ9のシリンダヘッド23に着脱自在に
螺着締結され、オープンノズル3の外周にヒータ14が
被着されると共に、オープンノズル3外周の適宜位置に
温度センサ15が装着される。そして図4はこれらを有
する射出成形機の一例であり、射出筒13が支柱24に
より射出成形機本体19のベット上に垂直に保持され
る。この射出筒13には上部にホッパ25が設けられて
いる。また射出成形機本体19上には、型締シリンダ1
7,固定ダイプレート20,可動ダイプレート21が設
けられている。そして型締ラム22に可動ダイプレート
21が連結されると共に、それがタイバー16に案内さ
れる。また固定ダイプレート20及び可動ダイプレート
21に、金型4が夫々取りつけられる。金型4には、ス
プルー6が射出筒13の軸線上に設けられ、その開口7
がノズルタッチ面5に形成されている。また金型4に
は、キャビティ12が設けられている。そして型締シリ
ンダ17により金型4が型閉じされた後に、射出筒13
が下降しオープンノズル3がノズルタッチ面5の開口7
にノズルタッチする。そして、回転及び下降するスクリ
ュー10により溶融した樹脂がオープンノズル3の一対
の射出孔2から一つのスプルー6,ランナーを介しキャ
ビティ12に充填される。
【0009】このとき樹脂は、オープンノズル3の筒部
30先端部から仕切り部1により分流され一対の射出孔
2を介して、一つのスプルー6の開口7に注入される。
従って開口7において樹脂は再び合流することになる。
なお、一対の射出孔2の開孔縁間の幅B及び各射出孔2
の長径Aの幅は、スプルー6の開口7の直径よりも小さ
く形成されている。一例として両者の比率は、図5のス
プルー成形体27の太さとノズル孔成形部28の太さの
比に代表される。なぜならば、スプルー6の直径がスプ
ルー成形体27の直径に等しく、射出孔2の断面がノズ
ル孔成形部28の断面に等しくなるからである。射出工
程を経て、保圧及び冷却工程が終了すると、射出筒13
が上昇し、オープンノズル3の先端が金型4のノズルタ
ッチ面5から離反する。すると、射出孔2内に存在した
樹脂部分が図5の如くノズル孔成形部28として突出
し、その先端に極めて僅かのヒゲ部29が形成され、或
いはそれが全く形成されることなく金型とオープンノズ
ル3とが分離する。そして、スプルー成形体27上端に
は図5の如く一対のノズル孔成形部28が形成される。
【0010】図6は従来のスプルー成形体の略図であ
り、このスプルー成形体27先端に形成されたノズル孔
成形部28及びヒゲ部29は、本案のオープンノズルか
ら形成される図5のものに比べて大きな崩れが存在す
る。逆にいえば、本発明のノズルから成形されるもの
は、そのノズル孔成形部28の先端が形のよい山形とな
ると共にヒゲ部29が極めて短い。その理由は、一対の
ノズル孔成形部28が完全に分離してその表面積が大き
くなると共に、その太さが細くなることが相伴って、冷
却効果が著しく高まるためと思われる。図5及び図6
は、夫々同一直径のスプルーの開口に接続され、夫々オ
ープンノズルの直径(本発明ではA及びB)が2mmのも
のを用いて、両者を同一の条件で比較した実験例であ
る。なおこの実験では、本発明のオープンノズル3にお
ける二つの射出孔2の総横断面は、仕切り部1の存在分
だけ従来のものより小さく形成されている。また他の実
験において、ノズル孔成形部28の総断面積を同一にし
ても本発明のヒゲ部29は極めて小さなものとなった。
なお、図5及び図6の実験で、本願のオープンノズルの
ヒゲ部29の長さは、従来のそれの20分の1以下であ
った。
【0011】
【発明の効果】本発明のオープンノズルは、射出孔(2)
がその中央で幅の狭い仕切り部(1) により二分され、そ
の仕切り部(1) が漏斗状部(8) 内に一体に延在する。そ
れと共に、その仕切り部(1) の横断面が樹脂流通方向の
後端から先端に向かい漸次僅かに厚くなる逆テーパに形
成されているので、樹脂の射出中は溶融樹脂が漏斗状部
(8) を円滑に流通し射出を迅速に行うと共に、射出後に
オープンノズル(3) を金型から分離するとき溶融樹脂の
分離を確実に行うことができる。即ち、仕切り部(1) の
逆テーパにより、オープンノズル内の溶融樹脂が金型側
に移動することを防止できる。そしてオープンノズル
(3) の先端から樹脂が垂れるいわゆる鼻垂れ現象を防止
すると共に、金型から分離した合成樹脂のスプルー成形
体部分の先端に生じるいわゆるヒゲをなくし、スプルー
成形体が金型に付着することを防止できる。
【0012】また、溶融した合成樹脂の射出後にオープ
ンノズルを金型のスプルー開口から離反させたとき、ス
プルー先端に生じるノズル孔成形部分は二つに分離され
て延在するため、その冷却が急速に行われる。これはス
プルー先端に生ずるノズル孔成形部分の外表面積が従来
より大きくなるため、外気により急冷されるからであ
る。従って、スプルー先端に生ずるいわゆるヒゲ部を極
めて小さくし得る。それにより従来、ヒゲ部の存在によ
りスプルーが金型にひっかかって付着するような事故を
完全に防止でき、射出成形機の無人運転に大きく寄与で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のオープンノズルの要部縦断面図であっ
て、図3の一部拡大図。
【図2】図1のII−II矢視断面図。
【図3】本オープンノズルを有する射出筒13の縦断面
図。
【図4】本オープンノズルを有する射出成形機の一例を
示す正面図。
【図5】本発明のオープンノズルにより成形されたスプ
ルーの要部正面図。
【図6】従来型オープンノズルにより成形されたスプル
ーの要部正面図。
【符号の説明】
1 仕切り部 2 射出孔 3 オープンノズル 4 金型 5 ノズルタッチ面 6 スプルー 7 開口 8 漏斗状部 9 シリンダ 10 スクリュー 11 スクリューヘッド 12 キャビティ 13 射出筒 14 ヒータ 15 温度センサ 16 タイバー 17 型締シリンダ 18 架台 19 射出成形機本体 20 固定ダイプレート 21 可動ダイプレート 22 型締ラム 23 シリンダヘッド 24 支柱 25 ホッパ 26 制御ボックス 27 スプルー成形体 28 ノズル孔成形部 29 ヒゲ部 30 筒部 31 逆流防止リング 32 ピン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B29C 45/20

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリンダヘッド(23)に設けられ、先端に
    向かって先細りとなる漏斗状部(8) を介して射出孔(2)
    が形成された射出成形機のオープンノズル(3) におい
    て、 前記射出孔(2) がその中央で幅の狭い仕切り部(1) によ
    二分されて、二つの射出孔(2) (2) が近接して開口さ
    且つ、 その仕切り部(1) が前記漏斗状部(8) 内に一体に延在す
    ると共に、 その仕切り部(1) の横断面が樹脂流通方向の後端から先
    端に向かい漸次僅かに厚くなる逆テーパに形成され、 前記二つの 射出孔(2) (2) が金型(4) のノズルタッチ面
    (5) に設けられる一つのスプルー(6) の開口(7) に同時
    に接離自在に連通されるように構成したことを特徴とす
    る射出成形機オープンノズル。
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