JP3367637B2 - 自動車室内の遮音構造 - Google Patents
自動車室内の遮音構造Info
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車における車
室内の静粛性を高めるのに用いられる自動車室内の遮音
構造に関するものである。
室内の静粛性を高めるのに用いられる自動車室内の遮音
構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車の車室内に配置した複数の内装部
品の中で、車室内の静粛性にとくに関わりを持つものと
しては、ダッシュインシュレータ,フロアカーペットお
よびヘッドライニングがある。
品の中で、車室内の静粛性にとくに関わりを持つものと
しては、ダッシュインシュレータ,フロアカーペットお
よびヘッドライニングがある。
【0003】図3(a)に示すように、従来のダッシュ
インシュレータ51は、エンジンルームと車室との間に
位置する隔壁としてのダッシュパネルp1に、低密度層
52および高密度層53を順次積層した構成をなしてお
り、低密度層52には、フェルト,ポリウレタンフォー
ム,不織布などの多孔質材料が用いられ、一方、高密度
層53には、充填材を混入させた塩化ビニルシートやゴ
ムシートが広く用いられている。
インシュレータ51は、エンジンルームと車室との間に
位置する隔壁としてのダッシュパネルp1に、低密度層
52および高密度層53を順次積層した構成をなしてお
り、低密度層52には、フェルト,ポリウレタンフォー
ム,不織布などの多孔質材料が用いられ、一方、高密度
層53には、充填材を混入させた塩化ビニルシートやゴ
ムシートが広く用いられている。
【0004】また、図3(b)に示すように、従来のフ
ロアカーペット61は、フロアパネルp2に、低密度層
62,高密度層63およびカーペット表皮64を順次積
層した構成をなしており、低密度層62は、フェルト,
ポリウレタンフォーム,不織布などの多孔質材料により
形成され、一方、高密度層63は、充填材を混入させた
EVAシート(エチレンビニルアセテートシート)やポ
リエチレンシートなどの通気性がまったくない材料によ
り形成されている。
ロアカーペット61は、フロアパネルp2に、低密度層
62,高密度層63およびカーペット表皮64を順次積
層した構成をなしており、低密度層62は、フェルト,
ポリウレタンフォーム,不織布などの多孔質材料により
形成され、一方、高密度層63は、充填材を混入させた
EVAシート(エチレンビニルアセテートシート)やポ
リエチレンシートなどの通気性がまったくない材料によ
り形成されている。
【0005】さらに、図3(c)に示すように、従来の
ヘッドライニング71は、ルーフパネルp3を覆う基材
72に表皮73を貼り付けた構成をなしており、基材7
2は、段ボールや合成樹脂から形成され、基材72およ
びルーフパネルp3の間には吸音用のフェルト74が設
置されるようになっている。
ヘッドライニング71は、ルーフパネルp3を覆う基材
72に表皮73を貼り付けた構成をなしており、基材7
2は、段ボールや合成樹脂から形成され、基材72およ
びルーフパネルp3の間には吸音用のフェルト74が設
置されるようになっている。
【0006】ダッシュインシュレータ51は、エンジン
ルームから車室に入り込む騒音を低減し、フロアカーペ
ット61は、エンジンルームおよび車外から車室に入り
込む騒音を低減し、ヘッドライニング71は、車外から
車室に入り込む騒音を低減するようになっているが、従
来において、フロントシート,リアシート,ヘッドレス
ト,ドアインナートリム,リアパーセルトリム,ピラー
類,インストルメンタルパネル,クラスターおよびセン
ターコンソールなどの他の内装部品には、上記のような
遮音機能を備えているものはほとんどない。
ルームから車室に入り込む騒音を低減し、フロアカーペ
ット61は、エンジンルームおよび車外から車室に入り
込む騒音を低減し、ヘッドライニング71は、車外から
車室に入り込む騒音を低減するようになっているが、従
来において、フロントシート,リアシート,ヘッドレス
ト,ドアインナートリム,リアパーセルトリム,ピラー
類,インストルメンタルパネル,クラスターおよびセン
ターコンソールなどの他の内装部品には、上記のような
遮音機能を備えているものはほとんどない。
【0007】上記した自動車車室内の遮音技術に関して
は、社団法人 自動車技術会 1992年6月15日第
1版第2刷発行の 自動車技術ハンドブック 設計編
第316〜323頁に記載されている。
は、社団法人 自動車技術会 1992年6月15日第
1版第2刷発行の 自動車技術ハンドブック 設計編
第316〜323頁に記載されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来にあっ
ては、上記したように、ダッシュインシュレータ51,
フロアカーペット61およびヘッドライニング71の個
々における遮音性能はある程度確保されるものの、車室
内のより一層の静粛性を求めようとすると、ダッシュイ
ンシュレータ51,フロアカーペット61およびヘッド
ライニング71の各遮音材料を多くする必要があり、例
えば、ダッシュインシュレータ51およびフロアカーペ
ット61の場合には、高密度層53,63を多くする必
要があり、この様に、ただ単に遮音材料を多くすると、
内装部品の重量が増加してしまうという問題があり、こ
の問題を解決することが従来の課題であった。
ては、上記したように、ダッシュインシュレータ51,
フロアカーペット61およびヘッドライニング71の個
々における遮音性能はある程度確保されるものの、車室
内のより一層の静粛性を求めようとすると、ダッシュイ
ンシュレータ51,フロアカーペット61およびヘッド
ライニング71の各遮音材料を多くする必要があり、例
えば、ダッシュインシュレータ51およびフロアカーペ
ット61の場合には、高密度層53,63を多くする必
要があり、この様に、ただ単に遮音材料を多くすると、
内装部品の重量が増加してしまうという問題があり、こ
の問題を解決することが従来の課題であった。
【0009】
【発明の目的】本発明は、上記した従来の課題に着目し
てなされたもので、内装部品の重量の増加を最小限に抑
えたうえで、車室内における静粛性のより一層の向上を
実現することができる自動車室内の遮音構造を提供する
ことを目的としている。
てなされたもので、内装部品の重量の増加を最小限に抑
えたうえで、車室内における静粛性のより一層の向上を
実現することができる自動車室内の遮音構造を提供する
ことを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係わ
る自動車室内の遮音構造は、自動車の車室内に配置した
ヘッドライニング,ダッシュインシュレータおよびフロ
アカーペットに、吸音可能な周波数域が異なる吸音材を
振り分けて配置し、基材および表皮を具備したヘッドラ
イニングには、その基材の一部ないし全体あるいはヘッ
ドライニングの全体に吸音材を設け、高密度層および低
密度層を具備したダッシュインシュレータには、その低
密度層の一部ないし全体に吸音材を設け、フロアインシ
ュレータおよびバッキング層を具備したフロアカーペッ
トには、そのフロアインシュレータあるいはフロアイン
シュレータおよびバッキング層若しくはフロアカーペッ
トの全体に吸音材を設け、ヘッドライニングの吸音材
は、直径が各々10〜50μmの繊維とバインダ用繊維
とを面密度0.5〜2.0kg/m2 で混合してなる
混合繊維体であり、ヘッドライニングの全表面積の30
〜100%の面積を占めると共にルーフパネルと表皮と
の間の空間の10〜100%の容積を占める状態で設
け、ダッシュインシュレータの吸音材は、直径が10〜
30μmの繊維を用いて面密度0.5〜2.0kg/m
2 で形成される単一繊維体あるいは直径が各々10〜
30μmの繊維とバインダ用繊維とを面密度0.5〜
2.0kg/m2 で混合してなる混合繊維体であり、
ダッシュインシュレータの車室内側に位置する高密度層
とダッシュパネルとの間における空間の50〜100%
の容積を占めると共に全表面積の50〜100%の面積
を占める状態で設け、フロアカーペットの吸音材は、直
径が10〜100μmの繊維を用いて面密度0.1〜
2.0kg/m2 で形成される単一繊維体あるいは直
径が各々10〜100μmの繊維とバインダ用繊維とを
面密度0.1〜2.0kg/m2 で混合してなる混合
繊維体であり、フロアカーペットとフロアパネルとの間
における空間の50〜100%の容積を占めると共に全
表面積の50〜100%の面積を占める状態で設けてあ
ることを特徴としており、この自動車室内の遮音構造の
構成を従来の課題を解決するための手段としている。
る自動車室内の遮音構造は、自動車の車室内に配置した
ヘッドライニング,ダッシュインシュレータおよびフロ
アカーペットに、吸音可能な周波数域が異なる吸音材を
振り分けて配置し、基材および表皮を具備したヘッドラ
イニングには、その基材の一部ないし全体あるいはヘッ
ドライニングの全体に吸音材を設け、高密度層および低
密度層を具備したダッシュインシュレータには、その低
密度層の一部ないし全体に吸音材を設け、フロアインシ
ュレータおよびバッキング層を具備したフロアカーペッ
トには、そのフロアインシュレータあるいはフロアイン
シュレータおよびバッキング層若しくはフロアカーペッ
トの全体に吸音材を設け、ヘッドライニングの吸音材
は、直径が各々10〜50μmの繊維とバインダ用繊維
とを面密度0.5〜2.0kg/m2 で混合してなる
混合繊維体であり、ヘッドライニングの全表面積の30
〜100%の面積を占めると共にルーフパネルと表皮と
の間の空間の10〜100%の容積を占める状態で設
け、ダッシュインシュレータの吸音材は、直径が10〜
30μmの繊維を用いて面密度0.5〜2.0kg/m
2 で形成される単一繊維体あるいは直径が各々10〜
30μmの繊維とバインダ用繊維とを面密度0.5〜
2.0kg/m2 で混合してなる混合繊維体であり、
ダッシュインシュレータの車室内側に位置する高密度層
とダッシュパネルとの間における空間の50〜100%
の容積を占めると共に全表面積の50〜100%の面積
を占める状態で設け、フロアカーペットの吸音材は、直
径が10〜100μmの繊維を用いて面密度0.1〜
2.0kg/m2 で形成される単一繊維体あるいは直
径が各々10〜100μmの繊維とバインダ用繊維とを
面密度0.1〜2.0kg/m2 で混合してなる混合
繊維体であり、フロアカーペットとフロアパネルとの間
における空間の50〜100%の容積を占めると共に全
表面積の50〜100%の面積を占める状態で設けてあ
ることを特徴としており、この自動車室内の遮音構造の
構成を従来の課題を解決するための手段としている。
【0011】
【0012】本発明の請求項2に係わる自動車室内の遮
音構造は、自動車の車室内に配置したヘッドライニン
グ,ダッシュインシュレータおよびフロアカーペット
に、吸音可能な周波数域が異なる吸音材を振り分けて配
置し、基材および表皮を具備したヘッドライニングに
は、その基材の一部ないし全体あるいはヘッドライニン
グの全体に吸音材を設け、高密度層および低密度層を具
備したダッシュインシュレータには、その低密度層の一
部ないし全体に吸音材を設け、フロアインシュレータお
よびバッキング層を具備したフロアカーペットには、そ
のフロアインシュレータあるいはフロアインシュレータ
およびバッキング層若しくはフロアカーペットの全体に
吸音材を設け、ヘッドライニングの吸音材は、直径が各
々10〜50μmの繊維とバインダ用繊維とを面密度
0.5〜2.0kg/m2 で混合してなる混合繊維体
であり、ヘッドライニングの全表面積の30〜100%
の面積を占めると共にルーフパネルと表皮との間の空間
の10〜100%の容積を占める状態で設け、ダッシュ
インシュレータの吸音材は、直径が10〜30μmの繊
維を用いて面密度0.5〜2.0kg/m2 で形成さ
れる単一繊維体あるいは直径が各々10〜30μmの繊
維とバインダ用繊維とを面密度0.5〜2.0kg/m
2 で混合してなる混合繊維体であり、ダッシュインシ
ュレータの車室内側に位置する高密度層とダッシュパネ
ルとの間における空間の50〜100%の容積を占める
と共に全表面積の50〜100%の面積を占める状態で
設け、フロアカーペットの吸音材は、直径が10〜30
μmの繊維を用いて面密度0.05〜1.0kg/m
2 で形成される単一繊維体あるいは直径が各々10〜
100μmの繊維とバインダ用繊維とを面密度0.1〜
2.0kg/m2 で混合してなる混合繊維体であり、
バッキング層と置換して設けてあることを特徴としてお
り、この自動車室内の遮音構造の構成を従来の課題を解
決するための手段としている。
音構造は、自動車の車室内に配置したヘッドライニン
グ,ダッシュインシュレータおよびフロアカーペット
に、吸音可能な周波数域が異なる吸音材を振り分けて配
置し、基材および表皮を具備したヘッドライニングに
は、その基材の一部ないし全体あるいはヘッドライニン
グの全体に吸音材を設け、高密度層および低密度層を具
備したダッシュインシュレータには、その低密度層の一
部ないし全体に吸音材を設け、フロアインシュレータお
よびバッキング層を具備したフロアカーペットには、そ
のフロアインシュレータあるいはフロアインシュレータ
およびバッキング層若しくはフロアカーペットの全体に
吸音材を設け、ヘッドライニングの吸音材は、直径が各
々10〜50μmの繊維とバインダ用繊維とを面密度
0.5〜2.0kg/m2 で混合してなる混合繊維体
であり、ヘッドライニングの全表面積の30〜100%
の面積を占めると共にルーフパネルと表皮との間の空間
の10〜100%の容積を占める状態で設け、ダッシュ
インシュレータの吸音材は、直径が10〜30μmの繊
維を用いて面密度0.5〜2.0kg/m2 で形成さ
れる単一繊維体あるいは直径が各々10〜30μmの繊
維とバインダ用繊維とを面密度0.5〜2.0kg/m
2 で混合してなる混合繊維体であり、ダッシュインシ
ュレータの車室内側に位置する高密度層とダッシュパネ
ルとの間における空間の50〜100%の容積を占める
と共に全表面積の50〜100%の面積を占める状態で
設け、フロアカーペットの吸音材は、直径が10〜30
μmの繊維を用いて面密度0.05〜1.0kg/m
2 で形成される単一繊維体あるいは直径が各々10〜
100μmの繊維とバインダ用繊維とを面密度0.1〜
2.0kg/m2 で混合してなる混合繊維体であり、
バッキング層と置換して設けてあることを特徴としてお
り、この自動車室内の遮音構造の構成を従来の課題を解
決するための手段としている。
【0013】
【0014】
【0015】この場合、内装部品の車室内側面(表面)
には、加熱成形したポリエステル繊維からなる吸音材を
使用し、内装部品の車室外側面(裏面)および内部に
は、未成形のポリエステル繊維からなる吸音材を使用す
る。
には、加熱成形したポリエステル繊維からなる吸音材を
使用し、内装部品の車室外側面(裏面)および内部に
は、未成形のポリエステル繊維からなる吸音材を使用す
る。
【0016】本発明の請求項3に係わる自動車室内の遮
音構造において、吸音材は主としてポリエステル繊維か
らなっている構成としている。
音構造において、吸音材は主としてポリエステル繊維か
らなっている構成としている。
【0017】ここで、ダッシュインシュレータやフロア
カーペットの遮音性能を高めるために吸音材に要求され
る特性には、低ばね特性および高吸音特性がある。これ
は、吸音材が、例えば、ダッシュインシュレータの場
合、高密度層とダッシュパネルとの間に配置されて2重
遮音構造体を形成することが多いためであって、低ばね
特性は、ダッシュパネルから車室内表層部へ振動が伝達
されるのを抑えるのに必要な特性であり、一方、高吸音
特性は、ダッシュパネルから空気伝播により伝わる騒音
を低減させるのに必要な特性である。
カーペットの遮音性能を高めるために吸音材に要求され
る特性には、低ばね特性および高吸音特性がある。これ
は、吸音材が、例えば、ダッシュインシュレータの場
合、高密度層とダッシュパネルとの間に配置されて2重
遮音構造体を形成することが多いためであって、低ばね
特性は、ダッシュパネルから車室内表層部へ振動が伝達
されるのを抑えるのに必要な特性であり、一方、高吸音
特性は、ダッシュパネルから空気伝播により伝わる騒音
を低減させるのに必要な特性である。
【0018】そこで、請求項1〜3に係わる自動車室内
の遮音構造では、上記した構成とすることによって、す
なわち、吸音材の繊維径や繊維断面形状などの繊維構成
およびバインダ用繊維の配合比などを吸音材の配置場所
に応じた最適なものとすることによって、所望の低ばね
特性および高吸音特性を得るようにしている。
の遮音構造では、上記した構成とすることによって、す
なわち、吸音材の繊維径や繊維断面形状などの繊維構成
およびバインダ用繊維の配合比などを吸音材の配置場所
に応じた最適なものとすることによって、所望の低ばね
特性および高吸音特性を得るようにしている。
【0019】また、上記バインダ用繊維とは、例えば、
ポリエステルバインダ用繊維の場合、通常のポリエステ
ル繊維を芯として、その周囲にポリエステルの融点(約
260゜C)よりも低い温度で融解する成分を鞘状に配
置した構成をなすものであり、繊維同士を結合するため
に用いるものである。
ポリエステルバインダ用繊維の場合、通常のポリエステ
ル繊維を芯として、その周囲にポリエステルの融点(約
260゜C)よりも低い温度で融解する成分を鞘状に配
置した構成をなすものであり、繊維同士を結合するため
に用いるものである。
【0020】
【発明の作用】本発明の請求項1および2に係わる自動
車室内の遮音構造では、上記した構成としているので、
ヘッドライニング,ダッシュインシュレータおよびフロ
アカーペットにそれぞれ配置された吸音材が各々に割り
当てられた周波数域の騒音を効率良く吸音することとな
り、その結果、ヘッドライニング,ダッシュインシュレ
ータおよびフロアカーペットの各重量の増加を最小限に
抑えたうえで、車室内における静粛性のより一層の向上
が図られることとなる。
車室内の遮音構造では、上記した構成としているので、
ヘッドライニング,ダッシュインシュレータおよびフロ
アカーペットにそれぞれ配置された吸音材が各々に割り
当てられた周波数域の騒音を効率良く吸音することとな
り、その結果、ヘッドライニング,ダッシュインシュレ
ータおよびフロアカーペットの各重量の増加を最小限に
抑えたうえで、車室内における静粛性のより一層の向上
が図られることとなる。
【0021】また、本発明の請求項1および2に係わる
自動車室内の遮音構造では、上記した構成としているの
で、ヘッドライニングにおいて、高周波数域の騒音が効
率良く吸音され、ダッシュインシュレータにおいて、中
高周波数域の騒音が効率良く吸音され、フロアカーペッ
トにおいて、低周波数域の騒音が効率良く吸音され、こ
れらの内装部品のトータルでは、0.1〜10KHzの
周波数域において騒音の2dB以上の低減がなされるこ
ととなる。
自動車室内の遮音構造では、上記した構成としているの
で、ヘッドライニングにおいて、高周波数域の騒音が効
率良く吸音され、ダッシュインシュレータにおいて、中
高周波数域の騒音が効率良く吸音され、フロアカーペッ
トにおいて、低周波数域の騒音が効率良く吸音され、こ
れらの内装部品のトータルでは、0.1〜10KHzの
周波数域において騒音の2dB以上の低減がなされるこ
ととなる。
【0022】さらに、本発明の請求項1および2に係わ
る自動車室内の遮音構造では、上記した構成としている
ので、内装部品の重量の増加を最小限に抑えつつ、車室
内における静粛性のより一層の向上が図られるうえ、所
望する特性、すなわち、車体パネルから車室内表層部へ
振動が伝達されるのを抑えるのに必要な低ばね特性およ
び車体パネルから空気伝播により伝わる騒音を低減させ
るのに必要な高吸音特性が得られることとなる。
る自動車室内の遮音構造では、上記した構成としている
ので、内装部品の重量の増加を最小限に抑えつつ、車室
内における静粛性のより一層の向上が図られるうえ、所
望する特性、すなわち、車体パネルから車室内表層部へ
振動が伝達されるのを抑えるのに必要な低ばね特性およ
び車体パネルから空気伝播により伝わる騒音を低減させ
るのに必要な高吸音特性が得られることとなる。
【0023】本発明の請求項3に係わる自動車室内の遮
音構造では、上記した構成としていることから、吸音材
の耐久性が優れたものとなるうえ、遮音コストの低減化
が図られることとなる。
音構造では、上記した構成としていることから、吸音材
の耐久性が優れたものとなるうえ、遮音コストの低減化
が図られることとなる。
【0024】
【発明の効果】本発明の請求項1および2に係わる自動
車室内の遮音構造では、上記した構成としたから、ヘッ
ドライニング,ダッシュインシュレータおよびフロアカ
ーペットにそれぞれ配置した吸音材により、各々に割り
当てられた周波数域の騒音を効率良く吸音することがで
き、したがって、ヘッドライニング,ダッシュインシュ
レータおよびフロアカーペットの各重量の増加を最小限
に抑えたうえでの車室内における静粛性のより一層の向
上を実現することが可能であるという極めて優れた効果
がもたらされる。
車室内の遮音構造では、上記した構成としたから、ヘッ
ドライニング,ダッシュインシュレータおよびフロアカ
ーペットにそれぞれ配置した吸音材により、各々に割り
当てられた周波数域の騒音を効率良く吸音することがで
き、したがって、ヘッドライニング,ダッシュインシュ
レータおよびフロアカーペットの各重量の増加を最小限
に抑えたうえでの車室内における静粛性のより一層の向
上を実現することが可能であるという極めて優れた効果
がもたらされる。
【0025】また、本発明の請求項1および2に係わる
自動車室内の遮音構造では、上記した構成としたから、
ヘッドライニングにおいて、高周波数域の騒音を効率良
く吸音でき、ダッシュインシュレータにおいて、中高周
波数域の騒音を効率良く吸音でき、フロアカーペットに
おいて、低周波数域の騒音を効率良く吸音でき、そし
て、これらの内装部品全体で、0.1〜10KHzの周
波数域において騒音を2dB以上低減することが可能で
あるという極めて優れた効果がもたらされる。
自動車室内の遮音構造では、上記した構成としたから、
ヘッドライニングにおいて、高周波数域の騒音を効率良
く吸音でき、ダッシュインシュレータにおいて、中高周
波数域の騒音を効率良く吸音でき、フロアカーペットに
おいて、低周波数域の騒音を効率良く吸音でき、そし
て、これらの内装部品全体で、0.1〜10KHzの周
波数域において騒音を2dB以上低減することが可能で
あるという極めて優れた効果がもたらされる。
【0026】さらに、本発明の請求項1および2に係わ
る自動車室内の遮音構造では、上記した構成としている
ので、上記効果が得られるのに加えて、所望する低ばね
特性および高吸音特性を得ることが可能であるという極
めて優れた効果がもたらされる。
る自動車室内の遮音構造では、上記した構成としている
ので、上記効果が得られるのに加えて、所望する低ばね
特性および高吸音特性を得ることが可能であるという極
めて優れた効果がもたらされる。
【0027】本発明の請求項3に係わる自動車室内の遮
音構造では、上記した構成としたため、吸音材の吸音機
能を長期間にわたって維持することができるうえ、遮音
コストの低減化をも実現可能であるという極めて優れた
効果がもたらされる。
音構造では、上記した構成としたため、吸音材の吸音機
能を長期間にわたって維持することができるうえ、遮音
コストの低減化をも実現可能であるという極めて優れた
効果がもたらされる。
【0028】
【実施例】以下、本発明を図面に基づいて説明する。
【0029】[第1実施例]図1および図2は本発明に
係わる自動車室内の遮音構造の一実施例を示している。
係わる自動車室内の遮音構造の一実施例を示している。
【0030】図1に示すように、自動車1の車室2内に
配置した複数の内装部品のうちのヘッドライニング3,
ダッシュインシュレータ4およびフロアカーペット5に
は、吸音可能な周波数域が異なる吸音材10,11,1
2を振り分けて配置してあり、表皮3aを具備したヘッ
ドライニング3にはその全体に吸音周波数域が0.8〜
10KHzの吸音材10を設置し、高密度層4aおよび
低密度層4bを具備したダッシュインシュレータ4には
その低密度層4bの全体に吸音周波数域が0.3〜2K
Hzの吸音材11を設置し、表皮5aを具備したフロア
カーペット5にはその全体に吸音周波数域が0.1〜1
KHzの吸音材12を設置している。
配置した複数の内装部品のうちのヘッドライニング3,
ダッシュインシュレータ4およびフロアカーペット5に
は、吸音可能な周波数域が異なる吸音材10,11,1
2を振り分けて配置してあり、表皮3aを具備したヘッ
ドライニング3にはその全体に吸音周波数域が0.8〜
10KHzの吸音材10を設置し、高密度層4aおよび
低密度層4bを具備したダッシュインシュレータ4には
その低密度層4bの全体に吸音周波数域が0.3〜2K
Hzの吸音材11を設置し、表皮5aを具備したフロア
カーペット5にはその全体に吸音周波数域が0.1〜1
KHzの吸音材12を設置している。
【0031】ヘッドライニング3に設けた吸音材10
は、直径が各々20μmの繊維とバインダ用繊維とを面
密度1.0kg/m2で混合してなる未成形のポリエス
テル混合繊維体であり、ルーフパネルP0と表皮3aと
の間の空間の100%の容積を占める状態で設けてあ
る。
は、直径が各々20μmの繊維とバインダ用繊維とを面
密度1.0kg/m2で混合してなる未成形のポリエス
テル混合繊維体であり、ルーフパネルP0と表皮3aと
の間の空間の100%の容積を占める状態で設けてあ
る。
【0032】ダッシュインシュレータ4に設けた吸音材
11は、直径が各々10μmの繊維とバインダ用繊維と
を面密度1.2kg/m2で混合してなる未成形のポリ
エステル混合繊維体であり、ダッシュインシュレータ4
の車室内側に位置する通気性のない高密度層4aとダッ
シュパネルP1との間における空間の100%の容積を
占めると共に全表面積の100%の面積を占める状態で
設けてある。
11は、直径が各々10μmの繊維とバインダ用繊維と
を面密度1.2kg/m2で混合してなる未成形のポリ
エステル混合繊維体であり、ダッシュインシュレータ4
の車室内側に位置する通気性のない高密度層4aとダッ
シュパネルP1との間における空間の100%の容積を
占めると共に全表面積の100%の面積を占める状態で
設けてある。
【0033】フロアカーペット5に設けた吸音材12
は、直径が各々20μmの繊維とバインダ用繊維とを面
密度0.8kg/m2で混合してなる未成形のポリエス
テル混合繊維体であり、フロアカーペット5の表皮5b
とフロアパネルP2との間における空間の100%の容
積を占める状態で設けてある。
は、直径が各々20μmの繊維とバインダ用繊維とを面
密度0.8kg/m2で混合してなる未成形のポリエス
テル混合繊維体であり、フロアカーペット5の表皮5b
とフロアパネルP2との間における空間の100%の容
積を占める状態で設けてある。
【0034】この場合、フロアカーペット5には、直径
が10μmの繊維を用いて面密度1.0kg/m2で形
成される単一繊維体(あるいは直径が各々10μmの繊
維とバインダ用繊維とを面密度1.0kg/m2で混合
してなる混合繊維体)が上記吸音材12とは別に吸音材
13として設けてあり、この吸音材13はバッキング層
と置換して設けてある。
が10μmの繊維を用いて面密度1.0kg/m2で形
成される単一繊維体(あるいは直径が各々10μmの繊
維とバインダ用繊維とを面密度1.0kg/m2で混合
してなる混合繊維体)が上記吸音材12とは別に吸音材
13として設けてあり、この吸音材13はバッキング層
と置換して設けてある。
【0035】したがって、上記した自動車室内の遮音構
造では、ヘッドライニング3において、高周波数域の騒
音が効率良く吸音され、ダッシュインシュレータ4にお
いて、中高周波数域の騒音が効率良く吸音され、フロア
カーペット5において、低周波数域の騒音が効率良く吸
音され、これらの内装部品3,4,5の全体では、図2
に示すように、0.1〜10KHzの周波数域におい
て、騒音の2dB以上(従来は0dB)の低減がなされ
ることとなり、その結果、内装部品の重量の増加を最小
限に抑えつつ、車室2内における静粛性のより一層の向
上が図られることとなる。
造では、ヘッドライニング3において、高周波数域の騒
音が効率良く吸音され、ダッシュインシュレータ4にお
いて、中高周波数域の騒音が効率良く吸音され、フロア
カーペット5において、低周波数域の騒音が効率良く吸
音され、これらの内装部品3,4,5の全体では、図2
に示すように、0.1〜10KHzの周波数域におい
て、騒音の2dB以上(従来は0dB)の低減がなされ
ることとなり、その結果、内装部品の重量の増加を最小
限に抑えつつ、車室2内における静粛性のより一層の向
上が図られることとなる。
【0036】また、この自動車室内の遮音構造では、吸
音材10〜13が主としてポリエステル繊維からなるも
のとしているので、吸音材10〜13の耐久性が優れた
ものとなるのに加えて、遮音コストの低減化が図られる
こととなる。
音材10〜13が主としてポリエステル繊維からなるも
のとしているので、吸音材10〜13の耐久性が優れた
ものとなるのに加えて、遮音コストの低減化が図られる
こととなる。
【0037】さらに、この自動車室内の遮音構造では、
吸音材10〜13の繊維径や繊維断面形状などの繊維構
成およびバインダ用繊維の配合比などを吸音材の配置場
所に応じた最適なものとするようにしているので、所望
する吸音材の特性、すなわち、車体パネルPから車室2
内の表層部へ振動が伝達されるのを抑えるのに必要な低
ばね特性および車体パネルPから空気伝播により伝わる
騒音を低減させるのに必要な高吸音特性が得られること
となる。
吸音材10〜13の繊維径や繊維断面形状などの繊維構
成およびバインダ用繊維の配合比などを吸音材の配置場
所に応じた最適なものとするようにしているので、所望
する吸音材の特性、すなわち、車体パネルPから車室2
内の表層部へ振動が伝達されるのを抑えるのに必要な低
ばね特性および車体パネルPから空気伝播により伝わる
騒音を低減させるのに必要な高吸音特性が得られること
となる。
【0038】[第2実施例]この実施例における自動車
室内の遮音構造では、ヘッドライニング3に設置した吸
音材10の面密度を1.2kg/m2としており、他の
構成は第1実施例と同じである。
室内の遮音構造では、ヘッドライニング3に設置した吸
音材10の面密度を1.2kg/m2としており、他の
構成は第1実施例と同じである。
【0039】この実施例では、上記した構成としたた
め、乗員の耳元位置における静粛性が際立つこととな
る。
め、乗員の耳元位置における静粛性が際立つこととな
る。
【0040】[第3実施例]この実施例における自動車
室内の遮音構造では、ヘッドライニング3に設置した吸
音材10の面密度を0.8kg/m2としており、他の
構成は第1実施例と同じである。
室内の遮音構造では、ヘッドライニング3に設置した吸
音材10の面密度を0.8kg/m2としており、他の
構成は第1実施例と同じである。
【0041】この実施例では、上記した構成としたか
ら、第1実施例と比較して内装部品の重量の軽減化が図
られることとなる。
ら、第1実施例と比較して内装部品の重量の軽減化が図
られることとなる。
【0042】[第4実施例]この実施例における自動車
室内の遮音構造では、ヘッドライニング3の吸音材10
をルーフパネルP0と表皮3aとの間の空間の80%の
容積を占める状態で設けており、他の構成は第1実施例
と同じである。
室内の遮音構造では、ヘッドライニング3の吸音材10
をルーフパネルP0と表皮3aとの間の空間の80%の
容積を占める状態で設けており、他の構成は第1実施例
と同じである。
【0043】この実施例では、上記した構成としている
ので、第3実施例と同じく内装部品の重量の軽減化が図
られることとなる。
ので、第3実施例と同じく内装部品の重量の軽減化が図
られることとなる。
【0044】[第5実施例]この実施例における自動車
室内の遮音構造では、ヘッドライニング3に設置した吸
音材10の面密度を1.2kg/m2とし、この吸音材
10をルーフパネルP0と表皮3aとの間の空間の80
%の容積を占める状態で設けており、他の構成は第1実
施例と同じである。
室内の遮音構造では、ヘッドライニング3に設置した吸
音材10の面密度を1.2kg/m2とし、この吸音材
10をルーフパネルP0と表皮3aとの間の空間の80
%の容積を占める状態で設けており、他の構成は第1実
施例と同じである。
【0045】この実施例では、上記した構成としたか
ら、第1実施例と同様に乗員の耳元位置における静粛性
が際立つこととなる。
ら、第1実施例と同様に乗員の耳元位置における静粛性
が際立つこととなる。
【0046】[第6実施例]この実施例における自動車
室内の遮音構造では、ヘッドライニング3に設置した吸
音材10の面密度を0.8kg/m2とし、この吸音材
10をルーフパネルP0と表皮3aとの間の空間の80
%の容積を占める状態で設けており、他の構成は第1実
施例と同じである。
室内の遮音構造では、ヘッドライニング3に設置した吸
音材10の面密度を0.8kg/m2とし、この吸音材
10をルーフパネルP0と表皮3aとの間の空間の80
%の容積を占める状態で設けており、他の構成は第1実
施例と同じである。
【0047】この実施例では、上記した構成としている
ので、内装部品の重量の軽減化が図られることとなる。
ので、内装部品の重量の軽減化が図られることとなる。
【0048】[第7実施例]この実施例における自動車
室内の遮音構造では、ヘッドライニング3に設置した吸
音材10の面密度を1.2kg/m2とし、この吸音材
10を構成するポリエステル混合繊維体における繊維径
を10〜15μmとしており、他の構成は第1実施例と
同じである。
室内の遮音構造では、ヘッドライニング3に設置した吸
音材10の面密度を1.2kg/m2とし、この吸音材
10を構成するポリエステル混合繊維体における繊維径
を10〜15μmとしており、他の構成は第1実施例と
同じである。
【0049】この実施例では、上記した構成としたた
め、第1実施例と同様に内装部品の重量の増加を最小限
に抑えたうえで、車室2内における静粛性のより一層の
向上が図られることとなる。
め、第1実施例と同様に内装部品の重量の増加を最小限
に抑えたうえで、車室2内における静粛性のより一層の
向上が図られることとなる。
【0050】[第8実施例]この実施例における自動車
室内の遮音構造では、ヘッドライニング3に設置した吸
音材10の面密度を0.8kg/m2とし、この吸音材
10を構成するポリエステル混合繊維体における繊維径
を10〜15μmとしており、他の構成は第1実施例と
同じである。
室内の遮音構造では、ヘッドライニング3に設置した吸
音材10の面密度を0.8kg/m2とし、この吸音材
10を構成するポリエステル混合繊維体における繊維径
を10〜15μmとしており、他の構成は第1実施例と
同じである。
【0051】この実施例では、上記した構成としている
ので、第8実施例と比較して内装部品の重量のさらなる
軽減化が図られることとなる。
ので、第8実施例と比較して内装部品の重量のさらなる
軽減化が図られることとなる。
【0052】[第9実施例]この実施例における自動車
室内の遮音構造では、ダッシュインシュレータ4の吸音
材11をダッシュインシュレータ4の車室2内側に位置
する通気性のない高密度層4aとダッシュパネルP1と
の間における空間の100%の容積を占めると共に全表
面積の50%の面積を占める状態で設けており、他の構
成は第1実施例と同じである。
室内の遮音構造では、ダッシュインシュレータ4の吸音
材11をダッシュインシュレータ4の車室2内側に位置
する通気性のない高密度層4aとダッシュパネルP1と
の間における空間の100%の容積を占めると共に全表
面積の50%の面積を占める状態で設けており、他の構
成は第1実施例と同じである。
【0053】この実施例では、上記した構成としたか
ら、第1実施例と同様に内装部品の重量の増加を最小限
に抑えたうえで、車室2内における静粛性のより一層の
向上が図られることとなる。
ら、第1実施例と同様に内装部品の重量の増加を最小限
に抑えたうえで、車室2内における静粛性のより一層の
向上が図られることとなる。
【0054】[第10実施例]この実施例における自動
車室内の遮音構造では、ダッシュインシュレータ4の吸
音材11をダッシュインシュレータ4の車室2内側に位
置する通気性のない高密度層4aとダッシュパネルP1
との間における空間の100%の容積を占めると共に全
表面積の50%の面積を占める状態で設け、この吸音材
の面密度を1.0kg/m2としており、他の構成は第
1実施例と同じである。
車室内の遮音構造では、ダッシュインシュレータ4の吸
音材11をダッシュインシュレータ4の車室2内側に位
置する通気性のない高密度層4aとダッシュパネルP1
との間における空間の100%の容積を占めると共に全
表面積の50%の面積を占める状態で設け、この吸音材
の面密度を1.0kg/m2としており、他の構成は第
1実施例と同じである。
【0055】この実施例においても、上記した構成とし
たから、第1実施例と同様に内装部品の重量の増加を最
小限に抑えつつ、車室2内における静粛性のより一層の
向上が図られることとなる。
たから、第1実施例と同様に内装部品の重量の増加を最
小限に抑えつつ、車室2内における静粛性のより一層の
向上が図られることとなる。
【0056】[第11実施例]この実施例における自動
車室内の遮音構造では、ダッシュインシュレータ4の吸
音材11をダッシュインシュレータ4の車室2内側に位
置する通気性のない高密度層4aとダッシュパネルP1
との間における空間の100%の容積を占めると共に全
表面積の50%の面積を占める状態で設け、この吸音材
11の面密度を0.8kg/m2としており、他の構成
は第1実施例と同じである。
車室内の遮音構造では、ダッシュインシュレータ4の吸
音材11をダッシュインシュレータ4の車室2内側に位
置する通気性のない高密度層4aとダッシュパネルP1
との間における空間の100%の容積を占めると共に全
表面積の50%の面積を占める状態で設け、この吸音材
11の面密度を0.8kg/m2としており、他の構成
は第1実施例と同じである。
【0057】この実施例においても、上記した構成とし
たため、第1実施例と同様に内装部品の重量の増加を最
小限に抑えつつ、車室2内における静粛性のより一層の
向上が図られることとなる。
たため、第1実施例と同様に内装部品の重量の増加を最
小限に抑えつつ、車室2内における静粛性のより一層の
向上が図られることとなる。
【0058】[第12実施例]この実施例における自動
車室内の遮音構造では、ダッシュインシュレータ4の吸
音材11をダッシュインシュレータの車室2内側に位置
する通気性のない高密度層4aとダッシュパネルP1と
の間における空間の50%の容積を占める状態で設けて
おり、他の構成は第1実施例と同じである。
車室内の遮音構造では、ダッシュインシュレータ4の吸
音材11をダッシュインシュレータの車室2内側に位置
する通気性のない高密度層4aとダッシュパネルP1と
の間における空間の50%の容積を占める状態で設けて
おり、他の構成は第1実施例と同じである。
【0059】この実施例では、上記した構成としたか
ら、内装部品の重量の軽減化が図られることとなる。
ら、内装部品の重量の軽減化が図られることとなる。
【0060】[第13実施例]この実施例における自動
車室内の遮音構造では、ダッシュインシュレータ4の吸
音材11をダッシュインシュレータ4の車室2内側に位
置する高密度層4aとダッシュパネルP1との間におけ
る空間の50%の容積を占める状態で設け、この吸音材
11の面密度を1.0kg/m2としており、他の構成
は第1実施例と同じである。
車室内の遮音構造では、ダッシュインシュレータ4の吸
音材11をダッシュインシュレータ4の車室2内側に位
置する高密度層4aとダッシュパネルP1との間におけ
る空間の50%の容積を占める状態で設け、この吸音材
11の面密度を1.0kg/m2としており、他の構成
は第1実施例と同じである。
【0061】この実施例では、上記した構成としている
ので、内装部品の重量のより一層の軽減化が図られるこ
ととなる。
ので、内装部品の重量のより一層の軽減化が図られるこ
ととなる。
【0062】[第14実施例]この実施例における自動
車室内の遮音構造では、ダッシュインシュレータ4の吸
音材11をダッシュインシュレータ4の車室2内側に位
置する高密度層4aとダッシュパネルP1との間におけ
る空間の50%の容積を占める状態で設け、この吸音材
11の面密度を0.8kg/m2としており、他の構成
は第1実施例と同じである。
車室内の遮音構造では、ダッシュインシュレータ4の吸
音材11をダッシュインシュレータ4の車室2内側に位
置する高密度層4aとダッシュパネルP1との間におけ
る空間の50%の容積を占める状態で設け、この吸音材
11の面密度を0.8kg/m2としており、他の構成
は第1実施例と同じである。
【0063】この実施例においても、上記した構成とし
たため、内装部品の重量の大幅な軽減化が図られること
となる。
たため、内装部品の重量の大幅な軽減化が図られること
となる。
【0064】[第15実施例]この実施例における自動
車室内の遮音構造では、ダッシュインシュレータ4の吸
音材11をダッシュインシュレータ4の車室2内側に位
置する高密度層4aとダッシュパネルP1との間におけ
る空間の100%の容積を占めると共に全表面積の10
0%の面積を占める状態で設け、この吸音材11の面密
度を1.2kg/m2とし、吸音材11を構成する未成
形のポリエステル混合繊維体における繊維径を20〜3
0μmとしており、他の構成は第1実施例と同じであ
る。
車室内の遮音構造では、ダッシュインシュレータ4の吸
音材11をダッシュインシュレータ4の車室2内側に位
置する高密度層4aとダッシュパネルP1との間におけ
る空間の100%の容積を占めると共に全表面積の10
0%の面積を占める状態で設け、この吸音材11の面密
度を1.2kg/m2とし、吸音材11を構成する未成
形のポリエステル混合繊維体における繊維径を20〜3
0μmとしており、他の構成は第1実施例と同じであ
る。
【0065】この実施例では、上記した構成としている
ことから、第1実施例と同様に内装部品の重量の増加を
最小限に抑えつつ、車室2内における静粛性のより一層
の向上が図られることとなる。
ことから、第1実施例と同様に内装部品の重量の増加を
最小限に抑えつつ、車室2内における静粛性のより一層
の向上が図られることとなる。
【0066】[第16実施例]この実施例における自動
車室内の遮音構造では、ダッシュインシュレータ4の吸
音材11の面密度を1.0kg/m2としており、他の
構成は第15実施例と同じである。
車室内の遮音構造では、ダッシュインシュレータ4の吸
音材11の面密度を1.0kg/m2としており、他の
構成は第15実施例と同じである。
【0067】この実施例でも、第15実施例と同様に内
装部品の重量増加を最小限に抑えたうえで、車室2内に
おける静粛性のより一層の向上が図られることとなる。
装部品の重量増加を最小限に抑えたうえで、車室2内に
おける静粛性のより一層の向上が図られることとなる。
【0068】[第17実施例]この実施例における自動
車室内の遮音構造では、ダッシュインシュレータ4の吸
音材11の面密度を0.8kg/m2としており、他の
構成は第15実施例と同じである。
車室内の遮音構造では、ダッシュインシュレータ4の吸
音材11の面密度を0.8kg/m2としており、他の
構成は第15実施例と同じである。
【0069】この実施例において、第15実施例と同様
に内装部品の重量増加を最小限に抑えたうえで、車室2
内における静粛性のより一層の向上が図られることとな
り、加えて、内装部品の重量の軽減化が図られることと
なる。
に内装部品の重量増加を最小限に抑えたうえで、車室2
内における静粛性のより一層の向上が図られることとな
り、加えて、内装部品の重量の軽減化が図られることと
なる。
【0070】[第18実施例]この実施例における自動
車室内の遮音構造において、ヘッドライニング3の吸音
材10をルーフパネルP0と表皮3aとの間の空間の8
0%の容積を占める状態で設け、フロアカーペット5の
吸音材12の面密度を1.0kg/m2としており、他
の構成は第1実施例と同じである。
車室内の遮音構造において、ヘッドライニング3の吸音
材10をルーフパネルP0と表皮3aとの間の空間の8
0%の容積を占める状態で設け、フロアカーペット5の
吸音材12の面密度を1.0kg/m2としており、他
の構成は第1実施例と同じである。
【0071】この実施例においても、第1実施例と同様
に内装部品の重量増加を最小限に抑えたうえで、車室2
内における静粛性のより一層の向上が図られることとな
る。
に内装部品の重量増加を最小限に抑えたうえで、車室2
内における静粛性のより一層の向上が図られることとな
る。
【0072】[第19実施例]この実施例における自動
車室内の遮音構造では、フロアカーペット5の吸音材1
2の面密度を0.6kg/m2としている以外の構成は
第18実施例と同じであり、第18実施例と比較して内
装部品の重量の軽減化が図られることとなる。
車室内の遮音構造では、フロアカーペット5の吸音材1
2の面密度を0.6kg/m2としている以外の構成は
第18実施例と同じであり、第18実施例と比較して内
装部品の重量の軽減化が図られることとなる。
【0073】[第20実施例]この実施例における自動
車室内の遮音構造では、フロアカーペット5の吸音材1
2の面密度を0.3kg/m2としている以外の構成は
第18実施例と同じであり、第18実施例と比べて内装
部品の重量の大幅な軽減が図られることとなる。
車室内の遮音構造では、フロアカーペット5の吸音材1
2の面密度を0.3kg/m2としている以外の構成は
第18実施例と同じであり、第18実施例と比べて内装
部品の重量の大幅な軽減が図られることとなる。
【0074】[第21実施例]この実施例における自動
車室内の遮音構造では、フロアカーペット5のバッキン
グ層と置換して設けた吸音材13を構成する未成形の単
一繊維体(あるいは繊維とバインダ用繊維とを混合して
なる混合繊維体)の繊維径を20〜30μmとしてお
り、他の構成は第18実施例と同じである。
車室内の遮音構造では、フロアカーペット5のバッキン
グ層と置換して設けた吸音材13を構成する未成形の単
一繊維体(あるいは繊維とバインダ用繊維とを混合して
なる混合繊維体)の繊維径を20〜30μmとしてお
り、他の構成は第18実施例と同じである。
【0075】この実施例においても、第18実施例と同
様に内装部品の重量増加を最小限に抑えつつ、車室2内
における静粛性のより一層の向上が図られることとな
る。
様に内装部品の重量増加を最小限に抑えつつ、車室2内
における静粛性のより一層の向上が図られることとな
る。
【0076】[第22実施例]この実施例における自動
車室内の遮音構造では、フロアカーペット5のバッキン
グ層と置換して設けた吸音材13の面密度を0.6kg
/m2としている以外の構成は第21実施例と同じであ
り、この実施例では、第21実施例と比べて内装部品の
重量の軽減が図られることとなる。
車室内の遮音構造では、フロアカーペット5のバッキン
グ層と置換して設けた吸音材13の面密度を0.6kg
/m2としている以外の構成は第21実施例と同じであ
り、この実施例では、第21実施例と比べて内装部品の
重量の軽減が図られることとなる。
【0077】[第23実施例]この実施例における自動
車室内の遮音構造では、フロアカーペット5のバッキン
グ層と置換して設けた吸音材13の面密度を0.2kg
/m2としている以外の構成は第21実施例と同じであ
り、この実施例では、第21実施例と比べて内装部品の
重量の大幅な軽減が図られることとなる。
車室内の遮音構造では、フロアカーペット5のバッキン
グ層と置換して設けた吸音材13の面密度を0.2kg
/m2としている以外の構成は第21実施例と同じであ
り、この実施例では、第21実施例と比べて内装部品の
重量の大幅な軽減が図られることとなる。
【0078】[第24実施例]この実施例における自動
車室内の遮音構造では、車室2内に配置される複数の内
装部品のうちのリアシート6におけるシートバック7の
表面積の50%を占める部分に、直径が各々10μmの
繊維とバインダ用繊維とを面密度1.2kg/m2で混
合してなる未成形のポリエステル混合繊維体により構成
される吸音材14を設けており、他の構成は第1実施例
と同じである(図1参照)。
車室内の遮音構造では、車室2内に配置される複数の内
装部品のうちのリアシート6におけるシートバック7の
表面積の50%を占める部分に、直径が各々10μmの
繊維とバインダ用繊維とを面密度1.2kg/m2で混
合してなる未成形のポリエステル混合繊維体により構成
される吸音材14を設けており、他の構成は第1実施例
と同じである(図1参照)。
【0079】この実施例では、上記した構成としたか
ら、車室2内、とくに、リアシート6付近における静粛
性のより一層の向上が図られることとなる。
ら、車室2内、とくに、リアシート6付近における静粛
性のより一層の向上が図られることとなる。
【0080】[第25実施例]この実施例における自動
車室内の遮音構造では、シートバック7の表面積の50
%を占める部分に設置した吸音材14の面密度を0.8
kg/m2としている以外の構成は第24実施例と同じ
であり、この実施例では、第24実施例と比べて内装部
品の重量の軽減が図られることとなる。
車室内の遮音構造では、シートバック7の表面積の50
%を占める部分に設置した吸音材14の面密度を0.8
kg/m2としている以外の構成は第24実施例と同じ
であり、この実施例では、第24実施例と比べて内装部
品の重量の軽減が図られることとなる。
【0081】[第26実施例]この実施例における自動
車室内の遮音構造では、車室2内に配置される複数の内
装部品のうちのシート用ヘッドレスト8の部分に、直径
が各々10μmの繊維とバインダ用繊維とを面密度0.
8kg/m2で混合してなる加熱成形したポリエステル
混合繊維体により構成される吸音材15を設けており、
他の構成は第1実施例と同じである(図1参照)。
車室内の遮音構造では、車室2内に配置される複数の内
装部品のうちのシート用ヘッドレスト8の部分に、直径
が各々10μmの繊維とバインダ用繊維とを面密度0.
8kg/m2で混合してなる加熱成形したポリエステル
混合繊維体により構成される吸音材15を設けており、
他の構成は第1実施例と同じである(図1参照)。
【0082】この実施例では、上記した構成としたた
め、乗員の耳元位置における静粛性が一層際立つことと
なる。
め、乗員の耳元位置における静粛性が一層際立つことと
なる。
【0083】[第27実施例]この実施例における自動
車室内の遮音構造では、車室2内に配置される複数の内
装部品のうちのリアパーセルパネル9の部分に、直径が
各々10μmの繊維とバインダ用繊維とを面密度1.2
kg/m2で混合してなる加熱成形したポリエステル混
合繊維体により構成される吸音材15を設けており、他
の構成は第1実施例と同じである(図1参照)。
車室内の遮音構造では、車室2内に配置される複数の内
装部品のうちのリアパーセルパネル9の部分に、直径が
各々10μmの繊維とバインダ用繊維とを面密度1.2
kg/m2で混合してなる加熱成形したポリエステル混
合繊維体により構成される吸音材15を設けており、他
の構成は第1実施例と同じである(図1参照)。
【0084】この実施例では、上記した構成としている
ので、車室2内、とくに、リアシート6付近における静
粛性のより一層の向上が図られることとなる。
ので、車室2内、とくに、リアシート6付近における静
粛性のより一層の向上が図られることとなる。
【0085】[第28実施例]この実施例における自動
車室内の遮音構造では、リアパーセルパネル9の部分に
設置した吸音材15の面密度を0.8kg/m2として
いる以外の構成は第27実施例と同じであり、この実施
例では、第27実施例と比べて内装部品の重量の軽減が
図られることとなる。
車室内の遮音構造では、リアパーセルパネル9の部分に
設置した吸音材15の面密度を0.8kg/m2として
いる以外の構成は第27実施例と同じであり、この実施
例では、第27実施例と比べて内装部品の重量の軽減が
図られることとなる。
【0086】そこで、本発明に係わる自動車室内の遮音
構造による遮音性能を確認するために、車体に比較用の
遮音構造を採用した。
構造による遮音性能を確認するために、車体に比較用の
遮音構造を採用した。
【0087】[比較例1]この比較例における自動車室
内の遮音構造では、自動車の車室内に配置した複数の内
装部品のうちのヘッドライニング,ダッシュインシュレ
ータおよびフロアカーペットに吸音材を設置した。
内の遮音構造では、自動車の車室内に配置した複数の内
装部品のうちのヘッドライニング,ダッシュインシュレ
ータおよびフロアカーペットに吸音材を設置した。
【0088】ヘッドライニング(3)の吸音材(10)
を直径が各々20μmの繊維とバインダ用繊維とを面密
度1.0kg/m2で混合してなる未成形のポリエステ
ル混合繊維体とし、ルーフパネル(P0)と表皮(3
a)との間の空間の100%の容積を占めると共に全表
面積の一部(10%)の面積を占める状態で設けた。
を直径が各々20μmの繊維とバインダ用繊維とを面密
度1.0kg/m2で混合してなる未成形のポリエステ
ル混合繊維体とし、ルーフパネル(P0)と表皮(3
a)との間の空間の100%の容積を占めると共に全表
面積の一部(10%)の面積を占める状態で設けた。
【0089】また、ダッシュインシュレータ(4)の吸
音材(11)を直径が各々10μmの繊維とバインダ用
繊維とを面密度1.2kg/m2で混合してなる未成形
のポリエステル混合繊維体とし、ダッシュインシュレー
タ(4)の車室(2)内側に位置する通気性のない高密
度層(4a)とダッシュパネル(P1)との間における
空間の100%の容積を占めると共に全表面積の一部
(10%)の面積を占める状態で設けた。
音材(11)を直径が各々10μmの繊維とバインダ用
繊維とを面密度1.2kg/m2で混合してなる未成形
のポリエステル混合繊維体とし、ダッシュインシュレー
タ(4)の車室(2)内側に位置する通気性のない高密
度層(4a)とダッシュパネル(P1)との間における
空間の100%の容積を占めると共に全表面積の一部
(10%)の面積を占める状態で設けた。
【0090】さらに、フロアカーペット(5)の吸音材
(12)を直径が各々20μmの繊維とバインダ用繊維
とを面密度0.8kg/m2で混合してなる未成形のポ
リエステル混合繊維体とし、フロアカーペット(5)と
フロアパネル(P2)との間における空間の100%の
容積を占めると共に全表面積の一部(10%)の面積を
占める状態で設けており、他の構成は第1実施例と同じ
とした。
(12)を直径が各々20μmの繊維とバインダ用繊維
とを面密度0.8kg/m2で混合してなる未成形のポ
リエステル混合繊維体とし、フロアカーペット(5)と
フロアパネル(P2)との間における空間の100%の
容積を占めると共に全表面積の一部(10%)の面積を
占める状態で設けており、他の構成は第1実施例と同じ
とした。
【0091】[比較例2]この比較例における自動車室
内の遮音構造において、ヘッドライニング(3)の吸音
材(10)を直径が各々200μmの繊維とバインダ用
繊維とを面密度0.2kg/m2で混合してなる未成形
のポリエステル混合繊維体とし、ルーフパネル(P0)
と表皮(3a)との間の空間の100%の容積を占める
と共に全表面積の一部(50%)の面積を占める状態で
設けた。
内の遮音構造において、ヘッドライニング(3)の吸音
材(10)を直径が各々200μmの繊維とバインダ用
繊維とを面密度0.2kg/m2で混合してなる未成形
のポリエステル混合繊維体とし、ルーフパネル(P0)
と表皮(3a)との間の空間の100%の容積を占める
と共に全表面積の一部(50%)の面積を占める状態で
設けた。
【0092】また、ダッシュインシュレータ(4)の吸
音材(11)を直径が各々200μmの繊維とバインダ
用繊維とを面密度1.2kg/m2で混合してなる未成
形のポリエステル混合繊維体とし、ダッシュインシュレ
ータ(4)の車室(2)内側に位置する高密度層(4
a)とダッシュパネル(P1)との間における空間の1
00%の容積を占めると共に全表面積の一部(50%)
の面積を占める状態で設けた。
音材(11)を直径が各々200μmの繊維とバインダ
用繊維とを面密度1.2kg/m2で混合してなる未成
形のポリエステル混合繊維体とし、ダッシュインシュレ
ータ(4)の車室(2)内側に位置する高密度層(4
a)とダッシュパネル(P1)との間における空間の1
00%の容積を占めると共に全表面積の一部(50%)
の面積を占める状態で設けた。
【0093】さらに、フロアカーペット(5)の吸音材
(12)を直径が各々200μmの繊維とバインダ用繊
維とを面密度0.8kg/m2で混合してなる未成形の
ポリエステル混合繊維体とし、フロアカーペット(5)
とフロアパネル(P2)との間における空間の100%
の容積を占めると共に全表面積の一部(50%)の面積
を占める状態で設けており、他の構成は第1実施例と同
じとした。
(12)を直径が各々200μmの繊維とバインダ用繊
維とを面密度0.8kg/m2で混合してなる未成形の
ポリエステル混合繊維体とし、フロアカーペット(5)
とフロアパネル(P2)との間における空間の100%
の容積を占めると共に全表面積の一部(50%)の面積
を占める状態で設けており、他の構成は第1実施例と同
じとした。
【0094】[比較例3]この比較例における自動車室
内の遮音構造において、ヘッドライニング(3)の吸音
材(10)を直径が各々50μmの繊維とバインダ用繊
維とを面密度0.5kg/m2で混合してなる未成形の
ポリエステル混合繊維体とし、ルーフパネル(P0)と
表皮(3a)との間の空間の50%の容積を占めると共
に全表面積の一部(30%)の面積を占める状態で設け
た。
内の遮音構造において、ヘッドライニング(3)の吸音
材(10)を直径が各々50μmの繊維とバインダ用繊
維とを面密度0.5kg/m2で混合してなる未成形の
ポリエステル混合繊維体とし、ルーフパネル(P0)と
表皮(3a)との間の空間の50%の容積を占めると共
に全表面積の一部(30%)の面積を占める状態で設け
た。
【0095】また、ダッシュインシュレータ(4)の吸
音材(11)を直径が各々30μmの繊維とバインダ用
繊維とを面密度0.5kg/m2で混合してなる未成形
のポリエステル混合繊維体とし、ダッシュインシュレー
タの車室(2)内側に位置する高密度層(4a)とダッ
シュパネル(P1)との間における空間の20%の容積
を占めると共に全表面積の一部(50%)の面積を占め
る状態で設けた。
音材(11)を直径が各々30μmの繊維とバインダ用
繊維とを面密度0.5kg/m2で混合してなる未成形
のポリエステル混合繊維体とし、ダッシュインシュレー
タの車室(2)内側に位置する高密度層(4a)とダッ
シュパネル(P1)との間における空間の20%の容積
を占めると共に全表面積の一部(50%)の面積を占め
る状態で設けた。
【0096】さらに、フロアカーペット(5)の吸音材
(12)を直径が各々100μmの繊維とバインダ用繊
維とを面密度2.0kg/m2で混合してなる未成形の
ポリエステル混合繊維体とし、フロアカーペット(5)
とフロアパネル(P2)との間における空間の20%の
容積を占めると共に全表面積の一部(20%)の面積を
占める状態で設けており、さらにまた、フロアカーペッ
ト(5)のバッキング層と置換して、直径が30μmの
繊維を用いて面密度0.8kg/m2で形成される単一
繊維体(あるいは直径が各々30μmの繊維とバインダ
用繊維とを面密度0.8kg/m2で混合してなる混合
繊維体)を上記吸音材(12)とは別に吸音材(13)
として設けた。
(12)を直径が各々100μmの繊維とバインダ用繊
維とを面密度2.0kg/m2で混合してなる未成形の
ポリエステル混合繊維体とし、フロアカーペット(5)
とフロアパネル(P2)との間における空間の20%の
容積を占めると共に全表面積の一部(20%)の面積を
占める状態で設けており、さらにまた、フロアカーペッ
ト(5)のバッキング層と置換して、直径が30μmの
繊維を用いて面密度0.8kg/m2で形成される単一
繊維体(あるいは直径が各々30μmの繊維とバインダ
用繊維とを面密度0.8kg/m2で混合してなる混合
繊維体)を上記吸音材(12)とは別に吸音材(13)
として設けた。
【0097】そして、本発明に係わる自動車室内の遮音
構造を採用した車体および比較用の遮音構造を採用した
車体に対して、台上音響加振試験をそれぞれ実施し、車
室内騒音レベルの測定を行ったところ、表1,表2およ
び表3の結果を得た。
構造を採用した車体および比較用の遮音構造を採用した
車体に対して、台上音響加振試験をそれぞれ実施し、車
室内騒音レベルの測定を行ったところ、表1,表2およ
び表3の結果を得た。
【0098】
【表1】
【0099】
【表2】
【0100】
【表3】
【0101】表1,表2および表3において、遮音性能
が非常に優れているものを(◎)、遮音性能が優れてい
るものを(○)、遮音性能が普通であるものを(△)で
表し、音響透過損失差が1dB未満のものを効果がない
ものとして遮音性能を(×)として表した。
が非常に優れているものを(◎)、遮音性能が優れてい
るものを(○)、遮音性能が普通であるものを(△)で
表し、音響透過損失差が1dB未満のものを効果がない
ものとして遮音性能を(×)として表した。
【0102】表1,表2および表3から、第1実施例〜
第28実施例における自動車室内の遮音構造が、比較例
1〜比較例3における自動車室内の遮音構造と比べて、
遮音性能に非常優れていることが立証できた、すなわ
ち、内装部品の重量の増加を最小限に抑えたうえで、車
室内における静粛性のより一層の向上が図られることが
確認できた。
第28実施例における自動車室内の遮音構造が、比較例
1〜比較例3における自動車室内の遮音構造と比べて、
遮音性能に非常優れていることが立証できた、すなわ
ち、内装部品の重量の増加を最小限に抑えたうえで、車
室内における静粛性のより一層の向上が図られることが
確認できた。
【図1】 本発明に係わる自動車室内の遮音構造の実施
例を示す簡略断面説明図である。
例を示す簡略断面説明図である。
【図2】 本発明の第1実施例に係わる自動車室内の遮
音構造の遮音性能を示すグラフである。
音構造の遮音性能を示すグラフである。
【図3】 従来における自動車室内の遮音構造を示すダ
ッシュインシュレータの部分断面説明図(a),フロア
カーペットの部分断面説明図(b)およびヘッドライニ
ングの部分断面説明図(c)である。
ッシュインシュレータの部分断面説明図(a),フロア
カーペットの部分断面説明図(b)およびヘッドライニ
ングの部分断面説明図(c)である。
1 自動車
2 車室
3 ヘッドライニング
3a ヘッドライニングの表皮
4 ダッシュインシュレータ
4a 高密度層
4b 低密度層
5 フロアカーペット
5a フロアカーペットの表皮
10,11,12,13 吸音材
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(56)参考文献 特開 平7−152384(JP,A)
特開 平7−32955(JP,A)
特開 平7−233570(JP,A)
特開 平8−146967(JP,A)
特開 平8−183408(JP,A)
特開 平6−166942(JP,A)
特開 平8−152890(JP,A)
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
B60R 13/08
B32B 5/02
B32B 27/36
G10K 11/16
G10K 11/162
Claims (3)
- 【請求項1】 自動車の車室内に配置したヘッドライニ
ング,ダッシュインシュレータおよびフロアカーペット
に、吸音可能な周波数域が異なる吸音材を振り分けて配
置し、 基材および表皮を具備したヘッドライニングには、その
基材の一部ないし全体あるいはヘッドライニングの全体
に吸音材を設け、高密度層および低密度層を具備したダ
ッシュインシュレータには、その低密度層の一部ないし
全体に吸音材を設け、フロアインシュレータおよびバッ
キング層を具備したフロアカーペットには、そのフロア
インシュレータあるいはフロアインシュレータおよびバ
ッキング層若しくはフロアカーペットの全体に吸音材を
設け、 ヘッドライニングの吸音材は、直径が各々10〜50μ
mの繊維とバインダ用繊維とを面密度0.5〜2.0k
g/m2 で混合してなる混合繊維体であり、ヘッドラ
イニングの全表面積の30〜100%の面積を占めると
共にルーフパネルと表皮との間の空間の10〜100%
の容積を占める状態で設け、 ダッシュインシュレータの吸音材は、直径が10〜30
μmの繊維を用いて面密度0.5〜2.0kg/m2
で形成される単一繊維体あるいは直径が各々10〜30
μmの繊維とバインダ用繊維とを面密度0.5〜2.0
kg/m2 で混合してなる混合繊維体であり、ダッシ
ュインシュレータの車室内側に位置する高密度層とダッ
シュパネルとの間における空間の50〜100%の容積
を占めると共に全表面積の50〜100%の面積を占め
る状態で設け、 フロアカーペットの吸音材は、直径が10〜100μm
の繊維を用いて面密度0.1〜2.0kg/m2 で形
成される単一繊維体あるいは直径が各々10〜100μ
mの繊維とバインダ用繊維とを面密度0.1〜2.0k
g/m2 で混合してなる混合繊維体であり、フロアカ
ーペットとフロアパネルとの間における空間の50〜1
00%の容積を占めると共に全表面積の50〜100%
の面積を占める状態で設けてあることを特徴とする自動
車室内の遮音構造。 - 【請求項2】 自動車の車室内に配置したヘッドライニ
ング,ダッシュインシュレータおよびフロアカーペット
に、吸音可能な周波数域が異なる吸音材を振り分けて配
置し、 基材および表皮を具備したヘッドライニングには、その
基材の一部ないし全体あるいはヘッドライニングの全体
に吸音材を設け、高密度層および低密度層を具備したダ
ッシュインシュレータには、その低密度層の一部ないし
全体に吸音材を設け、フロアインシュレータおよびバッ
キング層を具備したフロアカーペットには、そのフロア
インシュレータあるいはフロアインシュレータおよびバ
ッキング層若しくはフロアカーペットの全体に吸音材を
設け、 ヘッドライニングの吸音材は、直径が各々10〜50μ
mの繊維とバインダ用繊維とを面密度0.5〜2.0k
g/m2 で混合してなる混合繊維体であり、ヘッドラ
イニングの全表面積の30〜100%の面積を占めると
共にルーフパネルと表皮との間の空間の10〜100%
の容積を占める状態で設け、 ダッシュインシュレータの吸音材は、直径が10〜30
μmの繊維を用いて面密度0.5〜2.0kg/m2
で形成される単一繊維体あるいは直径が各々10〜30
μmの繊維とバインダ用繊維とを面密度0.5〜2.0
kg/m2 で混合してなる混合繊維体であり、ダッシ
ュインシュレータの車室内側に位置する高密度層とダッ
シュパネルとの間における空間の50〜100%の容積
を占めると共に全表面積の50〜100%の面積を占め
る状態で設け、 フロアカーペットの吸音材は、直径が10〜30μmの
繊維を用いて面密度0.05〜1.0kg/m2 で形
成される単一繊維体あるいは直径が各々10〜100μ
mの繊維とバインダ用繊維とを面密度0.1〜2.0k
g/m2 で混合してなる混合繊維体であり、バッキン
グ層と置換して設けてあることを特徴とする自動車室内
の遮音構造。 - 【請求項3】 吸音材は主としてポリエステル繊維から
なっている請求項1または2に記載の自動車室内の遮音
構造。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28405997A JP3367637B2 (ja) | 1997-10-16 | 1997-10-16 | 自動車室内の遮音構造 |
| DE69822061T DE69822061T2 (de) | 1997-10-16 | 1998-10-14 | Lärmisolationsstruktur für den Fahrgastraum eines Kraftfahrzeugs |
| EP98119411A EP0909680B1 (en) | 1997-10-16 | 1998-10-14 | Noise insulating structure for automotive vehicle passenger compartment |
| US09/172,773 US6102465A (en) | 1997-10-16 | 1998-10-15 | Noise insulating structure for automotive vehicle passenger compartment |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28405997A JP3367637B2 (ja) | 1997-10-16 | 1997-10-16 | 自動車室内の遮音構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11115645A JPH11115645A (ja) | 1999-04-27 |
| JP3367637B2 true JP3367637B2 (ja) | 2003-01-14 |
Family
ID=17673766
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| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28405997A Expired - Fee Related JP3367637B2 (ja) | 1997-10-16 | 1997-10-16 | 自動車室内の遮音構造 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6102465A (ja) |
| EP (1) | EP0909680B1 (ja) |
| JP (1) | JP3367637B2 (ja) |
| DE (1) | DE69822061T2 (ja) |
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|---|---|---|---|---|
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| DE19936881A1 (de) * | 1999-08-05 | 2001-02-22 | Daimler Chrysler Ag | Fahrzeugbogen eines Personenkraftwagens |
| JP3656732B2 (ja) * | 2000-04-21 | 2005-06-08 | 日産自動車株式会社 | エネルギー変換繊維体および吸音材 |
| US20040041428A1 (en) * | 2000-06-09 | 2004-03-04 | Graham Tompson | Absorptive automobile coverings |
| US6827894B1 (en) | 2000-06-30 | 2004-12-07 | Owens Corning Fiberglas Technology, Inc. | Process for forming composite insulator |
| US6572723B1 (en) * | 2000-06-30 | 2003-06-03 | Owens Corning Fiberglas Technology, Inc. | Process for forming a multilayer, multidensity composite insulator |
| AUPQ883000A0 (en) | 2000-07-19 | 2000-08-10 | I.N.C. Corporation Pty Ltd | A thermoformable acoustic sheet |
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