JP3367703B2 - 照明器具等の昇降装置 - Google Patents

照明器具等の昇降装置

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敏憲 森重
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は主として電動式により照
明器具等を天井にセットするための昇降装置に関するも
のである。 【0002】 【従来の技術】従来のこの種昇降装置はモータの動力の
みで昇降させるため意に反する照明器具の下降又は落下
を防止するための安全装置が設けられている。しかし、
このような安全装置としては例えば実開平2−1507
09号公報に示すような複雑なロック機構と制御回路が
必要であった。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】本発明は上記従来の問
題点を解決するもので、簡単なロック機構により意に反
する照明器具の下降又は落下を防止する安全装置を提供
することである。 【0004】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は天井に取付けられた昇降装置本体にモータ
によってワイヤを巻き取る巻取装置と昇降装置本体下部
にワイヤにより上昇・下降する照明器具等を取付けた昇
降体とを有する昇降装置において、固定軸上に支承され
た巻取りドラムとモータからの動力伝達部、例えば駆動
輪との間にスプリングクラッチを設け、意に反する照明
器具の下降又は落下時における巻取りドラム側からの回
動力では、そのドラムに取付けた例えばピンがスプリン
グクラッチを固定軸に巻き付くように作動して回転を阻
止する。またモータ側からの回動力では駆動輪によりス
プリングクラッチを固定軸に対し巻き付きが緩むように
作動して回転が可能になるように配設した。 【0005】 【作用】このようにすると、意に反して照明器具が下降
又は落下すると、巻取りドラムが回動し、そしてそのド
ラムに取付けたピンによりスプリングクラッチが作動し
て固定軸に巻き付く。したがってドラムの回転は阻止さ
れる。 【0006】しかし、通常はモータによって下降させる
場合は、駆動輪の端部がスプリングクラッチを緩めるよ
うに働くので、ドラムもスプリングクラッチと共に回転
し、照明器具はその重力によってドラムと共に回転し下
降する。 【0007】一方、モータが上昇に回転すると、駆動輪
がスプリングクラッチを緩む方向に作動してピンと共に
回転し、照明器具は上昇する。 【0008】 【実施例】図1は本発明昇降装置の一実施例を示す平面
図、図2は同じくその正面図、図3はスプリングクラッ
チ部の断面図である。 【0009】図に示すように、この種の昇降装置は天井
に取付けられた昇降装置本体にワイヤを巻き取る巻取装
置と昇降装置本体下部にワイヤにより上昇・下降する照
明器具等を取付けた昇降体とにより構成されている。 【0010】すなわち、昇降装置本体1は建物の構造
体、例えば天井内にボルト等で水平に取付けられてお
り、その内部にはモータ2及びワイヤ巻取りドラム3等
の巻取装置が取付けられている。また照明器具4等を取
付けた昇降体5は昇降装置本体1の中央下側にワイヤ6
によって上昇及び下降ができるようローラ7により取付
けられている。 【0011】ワイヤ巻取りドラム3は固定軸8に回転自
在に支承され、モータ2よりの動力は減速機構9から前
記固定軸8に支承された駆動輪10と巻取りドラム3と
の間に支承されたスプリングクラッチ11を介して伝達
される。 【0012】即ちスプリングクラッチ11は巻取りドラ
ム側からの回動力(意に反する照明器具4の下降又は落
下時)ではドラム3に取付けた例えばピン12がスプリ
ングクラッチ10の端部を内側から押し、スプリングク
ラッチ11は固定軸8に巻き締めて回動せず、一方モー
タ側からの回動力(上昇又は下降時の駆動トルク)では
駆動輪10の一端がスプリングクラッチ11の一端を外
側から押し、スプリングクラッチ11と固定軸8との巻
き込みを緩めてドラム3を回転できるように巻き方向を
配設したものである。 【0013】なお13はゼンマイで実際的には等トルク
ゼンマイを使用し、ワイヤ巻取りドラム3に臨接して設
けられ、その一端は固定され、他端は巻取りドラム3に
巻き込ませ、ゼンマイ13のトルクを照明器具4の重量
に対抗して働くように付勢したもので、照明器具4の重
量が軽くなったと同じ効果を持たせ、駆動モータの容量
が小さくできる。 【0014】次に、その動作を図4(A、B、C)によ
り説明する。 (1) スプリングクラッチがロック機構(落下防止機
構)として作用する場合(図4(A)参照) 照明器具4の重量の作用で巻取りドラム3が左回転しよ
うとするとドラム3に取付けたピン12がスプリングク
ラッチ11の端部を内側から押す。するとスプリングク
ラッチ11は固定軸に巻き締められて、回転を阻止す
る。したがって照明器具4の落下を防止する。 (2) 照明器具4が下降する場合(図4(B)参照) モータ2が下降側に回転すると駆動輪10が左回転し、
スプリングクラッチ11の端部を外側から押す。すると
スプリングクラッチ11は固定軸8から緩んで回転し、
ピン12は照明器具4の重量によってドラム3と共に回
転し下降する。 (3) 照明器具4が上昇する場合(図4(C)参照) モータ2が上昇側に回転すると、駆動輪10が右回転
し、スプリングクラッチ11の端部を外側から押す。す
るとスプリングクラッチ11は緩んで駆動輪10によっ
てピン12と共に回転し、照明器具4は上昇する。 【0015】 【発明の効果】以上説明したように、本発明の昇降装置
は固定軸に支承した巻取りドラムと動力伝達部の駆動輪
との間に簡単なスプリングクラッチのロック機構を設け
るのみであるので、構造が簡単で、かつ安全性の高い昇
降装置が得られる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明昇降装置の一実施例を示す平面図であ
る。 【図2】図1の正面図である。 【図3】スプリングクラッチ部の断面図である。 【図4】本発明の動作を示す説明図で、(A)〜(C)
はそれぞれ各工程を示す図である。 【符号の説明】 1 昇降装置本体 2 モータ 3 巻取りドラム 4 照明器具 5 昇降体 6 ワイヤ 8 固定軸 9 減速機構 10 駆動輪 11 スプリングクラッチ 12 ピン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 都丸 幸信 東京都杉並区桃井4丁目4番4号 スタ ーテング工業株式会社内 (56)参考文献 特開 平4−286597(JP,A) 実開 昭63−146249(JP,U) 実開 平2−150709(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F21V 21/36 B66D 1/54

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 天井に取付けられた昇降装置本体にモー
    タによってワイヤを巻き取る巻取装置と昇降装置本体下
    部にワイヤにより上昇・下降する照明器具等を取付けた
    昇降体とを有する昇降装置において、固定軸上に支承し
    た巻取りドラムとモータからの動力伝達部との間にスプ
    リングクラッチを設け、このスプリングクラッチは巻取
    りドラム側からの回動力では、そのドラムにより固定軸
    に巻き締められて回動せず、またモータ側からの回動力
    では動力伝達部側の駆動輪により固定軸との巻き付きが
    緩んで回動可能となるように配設したことを特徴とする
    照明器具等の昇降装置。
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JPH0743858Y2 (ja) * 1989-05-25 1995-10-09 スターテング工業株式会社 照明器具等の昇降装置
JPH0825714B2 (ja) * 1991-03-14 1996-03-13 日本鋼管株式会社 吊り下げ式物体昇降機の異常昇降停止装置

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