JP3376016B2 - カルバペネムの合成中間体の製造方法 - Google Patents
カルバペネムの合成中間体の製造方法Info
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Description
るために有用な方法に関する。詳細には、本発明は1β
−メチルカルバペネム誘導体を製造するための方法に関
する。より詳細には、1β−メチルカルバペネム誘導体
を製造するために有用な中間生成物であるβ−ケトエス
テル体の製造方法、及びその方法に有用な中間体に関す
る。
抗生物質の中にβ−ラクタム系抗生物質があるが、その
β−ラクタム系抗生物質もさらに分類でき、その中で1
β−メチルカルバペネム骨格を有する抗生物質が開発さ
れつつある。1β−メチルカルバペネム骨格を有する抗
生物質は生体内において分解酵素デヒドロペプチダーゼ
Iによるラクタム環の開裂反応に抗することができる点
で非常に有用な抗生物質である。
製造する方法としては通常、式:
用いられる[D.H.ShihらのHeterocycle,21,p29(1984)、
柴田らの日薬第107年会,京都(1987) 2As 3-4、又はM.Su
nagawaらのEP 188816(1985)を参照のこと]。かかる化
合物は1β−メチルカルバペネムを合成するうえで重要
な鍵中間体であることが知られている[有機合成化学協
会誌,47巻,7号,p606 (1989)]。
を得るために、第1工程としてまず始めに上記β−ラク
タム化合物からβ−ケトエステル体を製造する。
9)]らの方法を利用したβ−ケトエステル体への増炭反
応である。しかし、この方法では、試薬のカルボニルジ
イミダゾールが高価であり、またマロン酸マグネシウム
塩のエステル形成基(R)がベンズヒドリル基の場合、試
薬としてのマロン酸ハーフエステルが市販されていない
等の不都合を伴う。さらに、β−ラクタムの塩基に対す
る不安定性のため、分解産物の高い比率での副生が避け
られないことから(参考例を参照)、かかる方法は工業生
産には不適である。
−ケトエステル体を製造するための新たな方法を見いだ
した。本発明の方法は上記のβ−ラクタム化合物を出発
物質としていない点で斬新な方法であり、また有意に副
生成物が副生することなく、効率良く目的のβ−ケトエ
ステル体を製造することができる。
徴とする式(III)で示される化合物の製造方法に関す
る;工程A 式(I):
ルキル、又は置換基を有していてもよいアミノであり、
R2は低級アルキルである]で示される化合物を酸化し
て式(II):
示される化合物を製造し、次いで工程B 得られた化合物(II)を、式: XCH2CO2R3 [式中、Xはハロゲンであり、R3はカルボキシ保護基
である]で示される化合物、及びレフォルマトスキー反
応用金属と反応させ、式(III):
ある]で示される化合物を製造する。本発明の方法では
D.H.Shihら(前掲)の方法とは異なり、有意に副生成物が
製造されない。本発明方法によって得られる式(III)の
化合物は、常法に従って酸化することによりβ−ケトエ
ステル体に変換することができる。次いで、得られたβ
−ケトエステル体は例えばD.H.Shihら(前掲)の方法又は
特願平5−022451に記載の方法に利用でき、最終
的に1β−メチルカルバペネム誘導体を得ることができ
る。
ルキル」とは、直鎖又は分枝状のC 1−C6アルキルを意
味する。該低級アルキルの置換基としてはハロゲン、及
びヒドロキシ保護基により保護されていてもよいヒドロ
キシ等が例示される。ヒドロキシの保護基としては例え
ば、C1−C4アルコキシカルボニル(例えば、t−ブチ
ルオキシカルボニル)などの低級アルコキシカルボニ
ル、ハロゲン化(C1−C3)アルコキシカルボニル(例え
ば、2−ヨードエチルオキシカルボニル、2,2,2−
トリクロロエチルオキシカルボニル)などのハロゲン化
低級アルコキシカルボニル、ベンゼン環に置換分(群)を
有することあるフェニル(C1−C4)アルコキシカルボニ
ル(ベンジルオキシカルボニル、o−ニトロベンジルオ
キシカルボニル、p−ニトロベンジルオキシカルボニ
ル、p−メトキシベンジルオキシカルボニル)などのア
リール(低級)アルコキシカルボニル、トリ(C1−C4)ア
ルキルシリル(例えば、トリメチルシリル、t−ブチル
ジメチルシリル)などのトリ(低級)アルキルシリル、C
1−C4アルコキシメチル(例えば、メトキシメチル)、
C1−C4アルコキシ(C1−C4)アルコキシメチル(例え
ば、2−メトキシエトキシメチル)、C1−C4アルキル
チオメチル(例えば、メチルチオメチル)などの置換メ
チル、テトラヒドロピラニル、などの通常の基が挙げら
れる。
シリン、セファロスポリンの化学の分野で、分子中の他
の部分に不都合な変化を起こすことなく着脱可能な炭素
数1−20のアミノ保護基が好ましい。代表例には、い
ずれも更に置換基を有していてもよい炭素数1−8のア
ルキル(t−ブチル、メトキシメチル、メトキシエトキ
シメチル、トリクロロエチル、テトラヒドロピラニルな
ど)、炭素数7−20のアラルキル(ベンジル、ジフェ
ニルメチル、トリチル、メトキシベンジル、ニトロベン
ジル、メチルベンジルなど)、炭素数6−12のアリー
ルチオ(ニトロフェニルチオなど)、炭素数1−8のア
ルキリデン、炭素数7−14のアラルキリデン(ベンジ
リデンまたは置換ベンジリデン)、アシル[炭素数1−
8のアルカノイル(ホルミル、アセチル、クロロアセチ
ル、トリクロロアセチル、トリフルオロアセチルな
ど)、炭素数7−15のアラルカノイル(フェニルアセ
チル、フェニルグリシル、フェニルグリコリル、フェニ
マロニル、チアゾリルアセチル、アミノチアゾリル−α
−ヒドロキシイミノアセチルなど)、炭素数7−15の
アロイル(ベンゾイル、ニトロベンゾイルなど)、炭素
数2−12のアルコキシカルボニル(ここにアルキル部
分はメチル、エチル、プロピル、シクロプロピルエチ
ル、イソプロピル、ブチル、ペンチル、ヘキシル、イソ
ブチル、トリクロロエチル、ピリジルメチル、シクロペ
ンチル、シクロヘキシルなど)、炭素数8−15のアラ
ルコキシカルボニル(ここにアラルキル部分はベンジ
ル、ジフェニルメチル、ニトロベンジルなど)、炭素数
3−10の二塩基性酸アシル(サクシニル、フタロイル
など)、ハロスルホニル、炭素数0−10の燐酸アシル
(ジアルコキシホスホリル、ジクロロホスホリルな
ど)、その他]、炭素数3−15のトリアルキルシリ
ル、炭素数3−15のトリアルキルスタニルなどのアミ
ノ保護基がある。
基」なる用語は例えば、C1−C4アルキル(例えば、メ
チル、エチル、イソプロピル、t−ブチル)などの低級
アルキル、ハロゲン化C1−C3アルキル(例えば、2−
ヨードエチル、2,2,2−トリクロロエチル)などの
ハロゲン化低級アルキル、C1−C4アルコキシメチル
(例えば、メトキシメチル、エトキシメチル、イソブト
キシメチル)などの低級アルコキシメチル、C1−C5ア
ルカノイルオキシメチル(例えば、アセトキシメチル、
プロピオニルオキシメチル、ブチリルオキシメチル、ピ
バロイルオキシメチル)などの低級脂肪族アシルオキシ
メチル、1−(C1−C4アルコキシカルボニルオキシ)エ
チル(例えば、1−メトキシカルボニルオキシエチル、
1−エトキシカルボニルオキシエチル)などの低級アル
コキシカルボニルオキシエチル、C1−C4アルキルもし
くはフェニルによって置換されていることもあるC3−
C10アルケニル(例えば、アリル、2−メチルアリル、
3−メチルアリル、3−フェニルアリル)などの置換さ
れていることある低級アルケニル、C1−C4アルコキ
シ、ニトロ、ハロゲンなどから選ばれる置換分(群)をベ
ンゼン環に有することあるフェニル(C1−C4)アルキル
(例えば、ベンジル、p−メトキシベンジル、2,4−
ジメトキシベンジル、o−ニトロベンジル、p−ニトロ
ベンジル、p−クロロベンジル)などの置換されている
ことあるモノアリール(低級)アルキル、C1−C4アルコ
キシなどから選ばれる置換分(群)をベンゼン環に有する
ことあるジフェニル(C1−C4)アルキル(例えば、ジフ
ェニルメチル、ジ−p−アニシルメチル)などの置換さ
れていることあるジアリール(低級)アルキル、ハロゲ
ン、ニトロ、C1−C4アルコキシなどによって置換され
ていることあるフェニル(例えば、フェニル、p−クロ
ロフェニル、2,4,5−トリクロロフェニル、p−ニ
トロフェニル、o−ニトロフェニル、p−メトキシフェ
ニル)などのアリール、C1−C4アルキルによって置換
されていることあるピリジル又はピリミジル(例えば、
2−ピリジル、3−ピリジル、4−ピリジル、2−ピリ
ミジル、2−(4,6−ジメチル)ピリミジル)などのヘ
テロアリール、フタリジルなどの、カルボキシ基を保護
する通常の基を意味する。
る方法である。工程Aでの酸化方法は化合物(II)が得ら
れるいずれの方法をも採用できるが、通常O3(オゾン)
又はOsO4(四酸化オスミウム)を用いて酸化を行い、好
ましくはO3を用いる。工程Bはレフォルマトスキー反
応として知られているオキシ酸エステル体を生成させる
反応を利用する[Organic Reactions 1,1(1942)、及びO
rganic Reactions 22,423(1975)]。レフォルマトスキ
ー反応用金属としては、Zn、Li、Al、Cd等が挙
げられるが、好ましくはZnである。この工程は、反応
に悪影響を及ぼさない溶媒中にて行われるが、好ましく
はベンゼン、トルエン、テトラヒドロフラン中にて行
う。
れる化合物からβ−ケトエステル体を製造する酸化工程
を包含している。代表的な酸化条件として、DMSO/
(COCl)2/Et3N、CrO3/H2SO4、DMSO
/DCC/ハロ置換酢酸、等が挙げられる。
は市販されている4−アセトキシアゼチジノン等により
容易に製造できる。また、工程Bで使用する式:XCH
2CO2R3で示される化合物は市販されており、又は常
法に従って製造できる。
なる式(II)で示される化合物の製造方法、及び上記工程
Bからなる式(III)で示される化合物の製造方法、並び
に式(III)の化合物、をも提供するものである。
さらに詳細に説明するが、これらは本発明の範囲を限定
するものでない。実施例1 オゾン酸化
ノ−ル200mlの混合液を−50℃まで冷却した後
に、オゾンガスを通じながら−78℃まで冷却する。同
温度で、1時間オゾンガスを通じた後に、窒素ガスを1
5分通じる。ジメチルスルフィド90.73mlを加え
室温まで昇温する。水洗後、無水硫酸ナトリウムで乾燥
し、溶媒を減圧留去する。残渣をn−ヘキサンより晶析
し、化合物(2)87.28gを得る。 IR (CHCl3) cm-1: 3404,1758,1725。 NMR (CDCl3) δ: 0.07(3H,s),0.08(3H,S),0.87(9H,s),
1.20(3H,d,J=4.2Hz),1.23(3H,d,J=3.6Hz),2.59-2.77(1
H,m),2.90(1H,dd,J=2Hz,5Hz),3.95(1H,dd,J=2.4Hz,5.4H
z),4.05-4.29(1H,m),5.98(1H,s),9.76(1H,s)。
ヒドリルエステル16.15gを含むテトラヒドロフラ
ン溶液40mlを、亜鉛末5.77g、臭化第二銅0.
2gを含むテトラヒドロフラン溶液5mlに25−30
℃で滴下する。1.5時間撹拌後、ハイフロス−パ−セ
ルで亜鉛末を濾去し、氷冷下1N塩酸53mlを加え、
減圧下テトラヒドロフランを留去する。酢酸エチルにて
抽出し、5%炭酸水素ナトリウムと水で洗浄する。無水
硫酸ナトリウムで乾燥し、溶媒を留去する.残渣をシリ
カゲルクロマトグラフィ−で精製し、化合物(3,R3
=ベンズヒドリル基)7.93gを得る。 IR (CHCl3) cm-1: 3408,1749。 NMR (CDCl3) δ: 0.07(3H,s),0.09(3H,s),0. 86(9H,s),
0.90(1H,d,J=6Hz),0.95(2H,d,J=6Hz),1.23(2H,d,6Hz),
1.28(1H,d,6Hz),1.50-1.80(1H,m),2.30-3.55(3H,m),3.4
5-4.26(3H,m),5.94(0.6H,s),6.09(0.4H,s),6.92(1H,s)
7.12-7.44(10H,m)。
基)0.737gとジシクロヘキシルカルボジイミド
0.89gを、トルエン7mlとジメチルスルホキシド
7mlの混液に溶解後、ピリジン0.116mlとトリフ
ルオロ酢酸0.055mlを添加し、室温で3.5時間
撹拌する。析出結晶を濾去後、水洗する。有機層を希塩
酸と5%炭酸水素ナトリウムで洗浄後、硫酸マグネシウ
ムで乾燥し減圧下溶媒を留去する。残渣をシリカゲルク
ロマトグラフィ−で精製し、化合物(4,R3=ベンズ
ヒドリル基)0.64gを得る。 IR (CHCl3) cm-1: 3404,1755。 NMR (CDCl3) δ: 0.50(3H,s),0.59(3H,s),0.86(9H,s),
1.03-1.30(6H,m),2.32-2.49(0.3H,m),2.80-3.00(1.7H,
m),3.57,3.66(2H,ABq,J=16Hz),3.77-3.93(1H,m),4.05-
4.23(1H,m),5.19(0.3H,s),5.80(0.7H,s),5.87(0.3H,s),
6.92(1H,s),7.23-7.45(10H,m),12.00(0.3H,s)。
0ml溶液に、−70℃で、無水トリフルオロ酢酸0.
83mlを加え20分撹拌する。この溶液に実施例2で
製造した化合物(3,R3=ベンズヒドリル基)2.0
gの20mlジクロロメタン溶液を同温度で滴下する。
30分撹拌後、トリエチルアミン1.74mlを滴下し
1時間撹拌する。反応液を、希塩酸と5%炭酸水素ナト
リウムで洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥後、溶媒を
留去する。残渣をシリカゲルクロマトグラフィ−で精製
し、化合物(4,R3=ベンズヒドリル基)1.49g
を得る。得られた化合物(4,R3=ベンズヒドリル
基)1.4gをアセトニトリル14mlに溶解し、氷冷
下に20N−硫酸0.41mlと酢酸0.164mlとの
混合液を加える。1.5時間撹拌後、5%炭酸水素ナト
リウム33ml加え、ジクロロメタン抽出、水洗、硫酸
マグネシウムで乾燥後、減圧下溶媒を留去する。残渣を
ジクロロメタン−n−ヘキサンより晶析し、化合物
(5,R3=ベンズヒドリル基)0.768gを得る。 IR (CHCl3) cm-1: 3402,1755。 NMR (CDCl3) δ: 1.19(3H,d,J=7.2Hz),1.26( 3H,d,J=6.
4Hz),1.95-2.20(1H),2.80(1H,dd,J=2Hz,J=7Hz),2.80-2.
97(1H,m),3.61,3.68(2H,ABq,J=16Hz),3.76(1H,dd,J=2H
z,J=7Hz),4.00-4.17(1H,m),6.01(1H,s),6.92(1H,s),7.3
3(10H,m)。
溶液を−70℃に冷却し、ジメチルスルホキシド0.7
36mlのジクロロメタン2ml溶液を滴下する。10分
撹拌後、実施例2で製造した化合物(3,R3=ベンズ
ヒドリル基)2.04gのジクロロメタン20ml溶液
を同温度で滴下する。30分撹拌後トリエチルアミン
2.78mlを同温度で滴下し、30分撹拌する。反応
液をN−塩酸80mlに注ぎ、ジクロロメタン抽出し、
5%炭酸水素ナトリウムで洗浄する。硫酸マグネシウム
で乾燥し、減圧下溶媒を留去する。残渣をアセトニトリ
ル20mlに溶解し、氷冷下20N−硫酸0.6ml、酢
酸0.24mlの混液を加え、2時間撹拌する。反応液
に5%炭酸水素ナトリウム水33mlを注ぎ、ジクロロ
メタン抽出する。水洗、硫酸マグネシウムで乾燥し、溶
媒を留去する。残渣をジクロロメタン−n−ヘキサンよ
り晶析し、化合物(5,R3=ベンズヒドリル基)1.
04gを得る。
[BrCH2CO2R3]3種を用い、下表の条件下に縮合
反応を行なった。これにより下記物理定数を有する式(I
II)で示される化合物を得た[化合物(3)群]。また、得
られた化合物(III)に実施例4と同様のヒドロキシ基酸
化反応を施し、下記物理定数を有する対応するβ−ケト
エステル体を得た[化合物(4)群]。
0.96(3H,d,J=7Hz),1.26(3H,d,J=7Hz),1.28(3H,t,J=7H
z),1.52-1.80(1H,m),2.30-2.70(2H,m),2.84-2.93(0.8H,
m),3.11-3.22(0.2H,m),3.50(0.2H,dd,J=2Hz,7Hz),3.74
(0.8H,dd,J=2Hz,7Hz),3.80-3.95(0.2H,m),4.15,4.22(2
H,ABq,J=14Hz),4.10-4.27(0.8H,m),5.93(0.8H,s),6.05
(0.2H,s)。反応番号1 .化合物(4,R3=Et) IR (CHCl3) cm-1: 3410,1755,1712。 NMR (CDCl3) δ: 0.70(6H,s),0.87(9H,s),1. 08-1.35(9
H,m),2.30-2.50(0.3H,m),3.48,3.55(2H,ABq,J=14Hz),3.
85(0.3H,dd,J=2Hz,5Hz),3.95(0.7H,dd,2Hz,5Hz),4.16,
4.23(2H,ABq,J=14Hz),4.10-4.28(0.7H,s),5.02(0.7H,
s),5.91(1H,s),12.15(0.3H,s)。
2(2.4H,s ),0.83−0.98(11H,
m),1.15−1.34(3H,m),1.46(9
H,s),2.22−2.60(2H,m),2.85
−2.90(0.6H,m),3.10−3.18
(0.4H,m),3.56(0.4H,dd,J=2
Hz,5Hz),3.75(0.6H,dd,J=2H
z,5Hz),3.70−3.95(0.4H,m),
4.03−4.26(0.6H,m),4.05,4.
12(2H,ABq,J=14Hz),5.91(0.
6H,s),6.01(0.4H,s)。反応番号2 .化合物(4,R3=t-Bu) IR (CHCl3) cm-1: 3406,1757,1710。 NMR (CDCl3) δ: 0.07(6H,s),0.87(9H,s),1. 18(3H,s),
1.21(3H,s),1.47(6.3H,S),1.49(2.7H,S),2.30-2.45(0.3
H,m),2.88-3.04(2H,m),3.38,3.45(2H,ABq,J=14Hz),3.82
(0.3H,dd,J=2Hz,5Hz),3.97(0.7H,dd,J=2Hz,5Hz),4,10-
4.25(1H,m),4.93(0.3H,s),5.86(1H,s),12.29(0.3H,s)。
H,s),0.92(1H,d,J=5Hz),0.96(2H,d,J=5Hz),1.26(2H,d,J
=5Hz),1.32(1H,d,J=5Hz),1.55-1.85(1H,m),2.30-2.70(2
H,m),2.86-2.92(0.6H,m),3.12-3.23(0.4H,m),3.53(0.6
H,dd,2Hz,5Hz),3.75(0.7H,dd,J=2Hz,5Hz),3.83-3.97(0.
3H,m),4.03-4.27(2H,m),4.52-4.70(2H,m),5.16-5.40(2
H,m),5.80-6.13(2H,m)。反応番号3 .化合物(4,R3=アリル) IR (CHCl3) cm-1: 3410,1757,1710。 NMR (CDCl3) δ: 0.07(6H,s),0.87(9H,s),1. 15(3H,d,J
=6Hz),1.22(3H,d,J=7Hz),2.32-2.52(1H,m),2.87-3.05(1
H,m),3.57(0.5H,s),3.76-3.97(1H,m),4.05-4.28(1H,m),
4.60-4.68(2H,m),5.08(0.5H,s),5.23-5.42(2H,m),5.80-
6.04(2H,m)12.06(0.5H,s)。
従って、原料(1) 8.66g(28.50mmol)を乾燥
CH3CN150mlに懸濁し、室温下、カルボニルジイ
ミダゾール7.34g(1.3mol当量)とモレキュラー
シーブ(3A)29.9g(×2.64N)を加え、30
分撹拌する。次いで、Mg(OC(O)CH2CO2PMB)
[PMB=p−メトキシベンジル]22.69g(1.5当
量)を加え、室温で6時間撹拌後、50℃で11時間加
温撹拌する。不溶物を濾過し、濾液を酢酸エチル−10
%H3PO4で抽出、有機層は5%NaHCO3で2回食塩
水で1回洗浄し、Na2SO4乾燥後、溶媒を留去して残
渣を得た。得られた残渣をローバーカラムC(Lober Col
umn C)[Merck]でクロマト(n−ヘキサン−酢酸エチ
ル−アセトン)し、2bの油状残渣を59.2%、副生
成物を9.9%得た(尚、この副生成物は新規化合物で
あることが判明した)。これにより、D.H.Shihらの方法
では副生成物が約10%も生成されることが明らかにな
った。また、エステル保護基がPMBでなく、PNB
(p−ニトロベンジル)の場合にも副生成物が高率で生成
されることが明らかになっている。
3(3H,d,J=6Hz),1.83(3H,d,J=1Hz),3.34(1H,d-d,J=10Hz,
3Hz),3.75,3.90(2H,ABq,J=15.4Hz),3.81(3H,s),4.27(1
H,q-d,J=6Hz,3Hz),5.09(2H,s),5.34(1H,br),6.30(1H,b
r),6.88(2H,d,J=9Hz),6.89(1H,d-d,J=10Hz,1Hz),7.28(2
H,d,J=9Hz)13 C-NMR(CDCl3) δ: C−17 −4.5(q),
C−5 11.9(q), C−18 17.9
(q), C−16 21.3(q), C−19 2
5.8(q), C−7 45.0(t), C−2
53.6(d), C−14 55.3(q), C−
9 67.1(t), C−15 69.2(d),
C−12 114.0(d), C−10 127.4
(s), C−11 130.2(d), C−3 1
38.8(d),C−4 140.0(s), C−1
3 159.8(s), C−1 168.0(s),
C−8 172.6(s), C−6 193.6
(s) IR(CHCl3) 3490, 3364, 28
54, 1734, 1675, 1611 cm−1 Mass m/z 464 (MH+)
Claims (8)
- 【請求項1】 式(I): 【化1】 [式中、R1は水素、置換基を有していてもよい低級ア
ルキル、又は置換基を有していてもよいアミノであり、 R2は低級アルキルである] で示される化合物を酸化して式(II): 【化2】 [式中、R1及びR2はそれぞれ前記と同意義である] で示される化合物を製造する工程A、及び得られた化合
物(II)を、式: XCH2CO2R3 [式中、Xはハロゲンであり、R3はカルボキシ保護基
である] で示される化合物、及びレフォルマトスキー反応用金属
と反応させ、式(III): 【化3】 [式中、R1、R2、及びR3はそれぞれ前記と同意義で
ある] で示される化合物を製造する工程Bからなる、式(III)
の化合物の製造方法。 - 【請求項2】 R1が−CHCH3OSi(CH3)2t-Bu、
R2が−CH3、R3が−CH(Ph)2である請求項1記載
の製造方法。 - 【請求項3】 レフォルマトスキー反応用金属が、Z
n、Li、Al、CdまたはMgである請求項1記載の
製造方法。 - 【請求項4】 レフォルマトスキー反応用金属がZnで
ある請求項3記載の製造方法。 - 【請求項5】 請求項1における工程Bからなる式(II
I): 【化5】 [式中、R1、R2、及びR3はそれぞれ前記と同意義で
ある] で示される化合物の製造方法。 - 【請求項6】 式(III): 【化6】 [式中、R1、R2、及びR3はそれぞれ前記と同意義で
ある] で示される化合物。 - 【請求項7】 R1が−CHCH3OSi(CH3)2t-Bu、
R2が−CH3、R3が−CH(Ph)2である請求項6記載
の化合物。 - 【請求項8】 請求項6記載の式(III)で示される化合
物を酸化し、式: 【化18】 [式中、R 1 、R 2 、及びR 3 はそれぞれ前記と同意義で
ある] で示される 対応するケトエステル体を製造する方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12887693A JP3376016B2 (ja) | 1993-05-31 | 1993-05-31 | カルバペネムの合成中間体の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12887693A JP3376016B2 (ja) | 1993-05-31 | 1993-05-31 | カルバペネムの合成中間体の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06340618A JPH06340618A (ja) | 1994-12-13 |
| JP3376016B2 true JP3376016B2 (ja) | 2003-02-10 |
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ID=14995546
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12887693A Expired - Lifetime JP3376016B2 (ja) | 1993-05-31 | 1993-05-31 | カルバペネムの合成中間体の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3376016B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2008003978A3 (en) * | 2006-07-06 | 2008-12-31 | Phytopharm Plc | Dioxo-alkanes and dioxo-alkenes |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4530841A (en) | 1980-08-08 | 1985-07-23 | Merck & Co., Inc. | 6- And 6,6-disubstituted-3-substituted amino-1-azabicyclo-[3.2.0]hept-2-en-7-one-2-carboxylic acid |
| US4745188A (en) | 1980-11-21 | 1988-05-17 | Merck & Co., Inc. | Process for preparing 3-substituted-6-substituted-7-oxo-1-azabicyclo[3.2.0]hept-2-ene-2-carboxylic acid |
-
1993
- 1993-05-31 JP JP12887693A patent/JP3376016B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4530841A (en) | 1980-08-08 | 1985-07-23 | Merck & Co., Inc. | 6- And 6,6-disubstituted-3-substituted amino-1-azabicyclo-[3.2.0]hept-2-en-7-one-2-carboxylic acid |
| US4745188A (en) | 1980-11-21 | 1988-05-17 | Merck & Co., Inc. | Process for preparing 3-substituted-6-substituted-7-oxo-1-azabicyclo[3.2.0]hept-2-ene-2-carboxylic acid |
Non-Patent Citations (1)
| Title |
|---|
| 有機合成化学協会誌,(1989),47(7),P.606−18 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2008003978A3 (en) * | 2006-07-06 | 2008-12-31 | Phytopharm Plc | Dioxo-alkanes and dioxo-alkenes |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06340618A (ja) | 1994-12-13 |
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