JP3377156B2 - トナー付着量計測装置 - Google Patents

トナー付着量計測装置

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JP3377156B2 JP13060096A JP13060096A JP3377156B2 JP 3377156 B2 JP3377156 B2 JP 3377156B2 JP 13060096 A JP13060096 A JP 13060096A JP 13060096 A JP13060096 A JP 13060096A JP 3377156 B2 JP3377156 B2 JP 3377156B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は,トナー付着量計測
装置に関し,より詳細には,電子写真プロセス方式を用
い,かつ中間転写体を備えた複写機,プリンタ,ファク
シミリ等の装置において,中間転写体に転写されたトナ
ーの付着量を高精度に計測可能なトナー付着量計測装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年,電子写真プロセス方式を用いた複
写機,プリンタ,ファクシミリ等の装置において,高画
質化の要求が高まっている。高画質化を図るためには,
感光体上に付着されるトナーの濃度は重要な要素である
ため,トナー付着量の更に正確な検出技術が求められて
いる。
【0003】乾式電子写真装置における現像処理後のト
ナー付着量の計測は,一般に,いわゆるトナー濃度セン
サ(光学センサ)が用いられる。この光学センサは,L
EDとフォトダイオード等を組み合わせ,感光体上に付
着したトナーに対して光を照射し,トナーによって反射
された反射光の強度を計測するものである。ところが,
この光学センサは,直線性が思わしくなく,特に計測す
べきトナー濃度が高濃度である場合に計測精度が劣ると
いう問題があるが,極めて安価であるので広く用いられ
ている。
【0004】そこで,トナー濃度の計測精度を向上する
ため,特開平4−156479号に開示された「トナー
粉像の厚さ測定器及びこれを用いたカラー印刷装置」が
提案されている。この測定器は,感光体上のトナー像か
らの反射光量をとらえるのではなく,トナー層の厚さの
変化を光学的にとらえることでトナー濃度の検出精度を
向上させるというものである。
【0005】すなわち,この測定器は,トナー付着量を
計測すること及び計測結果によって印刷プロセスを調整
することを目的とし,感光体上のトナー粉像に計測光を
照射するレーザ光源と,トナー粉像からの反射光の散乱
を除去するためのスリットと,スリットを通過した反射
光を受光する受光部とを備え,受光部における反射光の
受光位置に基づいて,トナー粉像の厚さを計測するとい
うものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら,従来の
トナー付着量計測装置においては,トナーに対して光を
照射する発光素子とトナーからの反射光を受光する受光
素子の特性のばらつきにより,正確なトナー付着量の計
測が不可能となるという問題がある。すなわち,全ての
発光素子及び受光素子は,多少の特性のばらつきがあ
り,また,使用による経時的変化により,特性にばらつ
きが発生することがある。したがって,例えば発光素子
の特性が変化すれば,いくら受光素子の特性が優れてい
ても,高精度なトナー付着量の計測は困難となる。この
ような場合は,高価な部品を用いて計測装置を構成して
も,トナー像の高濃度部から低濃度部までの全てにわた
って高精度にトナー付着量を検出することは困難であ
る。
【0007】したがって,本発明に係るトナー付着量計
測装置は,上記に鑑みてなされたものであって,トナー
付着量計測装置を構成する部品の特性のばらつきに拘ら
ず,高精度なトナー付着量の計測を可能とすることを目
的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め,本発明の請求項1に係るトナー付着量計測装置は,
現像されたトナー像が感光体から転写され,転写された
前記トナー像を記録紙に転写する中間転写体の表面に付
着したトナーの付着量を計測するトナー付着量計測装置
において,前記中間転写体表面の第1の位置に対して第
1の光を照射する第1の発光手段と,前記中間転写体表
面に付着したトナーによって反射された前記第1の光の
反射光を受光し,前記トナーの付着量に応じて変化する
前記第1の光の反射光の反射角度を計測する反射角度計
測手段と,前記反射角度計測手段によって計測された前
記反射光の反射角度に基づいて,前記トナーの付着量を
決定するトナー付着量決定手段と,前記中間転写体表面
の第2の位置に対して第2の光を照射する第2の発光手
段と,前記中間転写体表面に付着したトナーによって反
射された前記第2の光の反射光を受光し,前記第2の光
の反射光の受光強度を計測する受光強度計測手段と,前
記受光強度計測手段によって計測された前記第2の光の
反射光の受光強度に基づいて,前記第1の発光手段の発
光強度を決定する発光強度決定手段と,前記中間転写体
の回転速度を検出する回転速度検出手段と,前記発光強
度決定手段によって決定された発光強度に基づいて,前
記第1の発光手段の発光強度を制御し,かつ前記回転速
度検出手段によって検出された前記中間転写体の回転速
度に基づいて,前記第1の発光手段の発光タイミングを
制御する制御手段と,を備えるものである。
【0009】また,本発明の請求項2に係るトナー付着
量計測装置は,現像されたトナー像が感光体から転写さ
れ,転写された前記トナー像を記録紙に転写する中間転
写体の表面に付着したトナーの付着量を計測するトナー
付着量計測装置において,前記中間転写体表面の第1の
位置に対して第1の光を照射する第1の発光手段と,前
記中間転写体表面に付着したトナーによって反射された
前記第1の光の反射光を受光し,前記トナーの付着量に
応じて変化する前記第1の光の反射光の反射角度を計測
する反射角度計測手段と,前記反射角度計測手段によっ
て計測された前記反射光の反射角度に基づいて,前記ト
ナーの付着量を決定するトナー付着量決定手段と,前記
中間転写体表面の第2の位置に対して第2の光を照射す
る第2の発光手段と,前記中間転写体表面に付着したト
ナーによって反射された前記第2の光の反射光を受光
し,前記第2の光の反射光の受光強度を計測する受光強
度計測手段と,前記受光強度計測手段によって計測され
た前記第2の光の反射光の受光強度に基づいて,前記反
射角度計測手段の受光ゲインを決定する受光ゲイン決定
手段と,前記中間転写体の回転速度を検出する回転速度
検出手段と,前記受光ゲイン決定手段によって決定され
た受光ゲインに基づいて,前記反射角度計測手段の受光
ゲインを制御し,かつ前記回転速度検出手段によって検
出された前記中間転写体の回転速度に基づいて,前記第
1の発光手段の発光タイミングを制御する制御手段と,
を備えるものである。
【0010】また,本発明の請求項3に係るトナー付着
量計測装置は,現像されたトナー像が感光体から転写さ
れ,転写された前記トナー像を記録紙に転写する中間転
写体の表面に付着したトナーの付着量を計測するトナー
付着量計測装置において,前記中間転写体表面の第1の
位置に対して第1の光を照射する第1の発光手段と,前
記中間転写体表面に付着したトナーによって反射された
前記第1の光の反射光を受光し,前記トナーの付着量に
応じて変化する前記第1の光の反射光の反射角度を計測
する反射角度計測手段と,前記反射角度計測手段によっ
て計測された前記反射光の反射角度に基づいて,前記ト
ナーの付着量を決定するトナー付着量決定手段と,前記
中間転写体表面の第2の位置に対して第2の光を照射す
る第2の発光手段と,前記中間転写体表面に付着したト
ナーによって反射された前記第2の光の反射光を受光
し,前記第2の光の反射光の受光強度を計測する受光強
度計測手段と,前記受光強度計測手段によって計測され
た前記第2の光の反射光の受光強度に基づいて,前記第
1の発光手段の発光強度を決定する発光強度決定手段
と,前記受光強度計測手段によって計測された前記第2
の光の反射光の受光強度に基づいて,前記反射角度計測
手段の受光ゲインを決定する受光ゲイン決定手段と,前
記中間転写体の回転速度を検出する回転速度検出手段
と,前記発光強度決定手段によって決定された発光強度
に基づいて,前記第1の発光手段の発光強度を制御し,
かつ前記受光ゲイン決定手段によって決定された受光ゲ
インに基づいて,前記反射角度計測手段の受光ゲインを
制御すると共に,前記回転速度検出手段によって検出さ
れた前記中間転写体の回転速度に基づいて,前記第1の
発光手段の発光タイミングを制御する制御手段と,を備
えるものである。
【0011】また,本発明の請求項4に係るトナー付着
量計測装置は,請求項1〜3のいずれかに記載のトナー
付着量計測装置において,前記トナー付着量決定手段
が,前記反射角度計測手段によって計測された前記反射
光の反射角度に基づいて,対応テーブルからトナー付着
量を決定するものである。
【0012】また,本発明の請求項5に係るトナー付着
量計測装置は,請求項1〜3のいずれかに記載のトナー
付着量計測装置において,前記トナー付着量決定手段
が,前記反射角度計測手段によって計測された前記反射
光の反射角度に基づいて,トナー付着量を演算して決定
するものである。
【0013】また,本発明の請求項6に係るトナー付着
量計測装置は,請求項1又は3に記載のトナー付着量計
測装置において,前記発光強度決定手段が,前記受光強
度計測手段によって計測された前記受光強度に基づい
て,対応テーブルから前記発光手段の発光強度を決定す
るものである。
【0014】また,本発明の請求項7に係るトナー付着
量計測装置は,請求項1又は3に記載のトナー付着量計
測装置において,前記発光強度決定手段が,前記受光強
度計測手段によって計測された前記受光強度に基づい
て,前記発光手段の発光強度を演算して決定するもので
ある。
【0015】また,本発明の請求項8に係るトナー付着
量計測装置は,請求項2又は3に記載のトナー付着量計
測装置において,前記受光ゲイン決定手段が,前記受光
強度計測手段によって計測された前記受光強度に基づい
て,対応テーブルから前記反射角度計測手段の受光ゲイ
ンを決定するものである。
【0016】更に,本発明の請求項9に係るトナー付着
量計測装置は,請求項2又は3に記載のトナー付着量計
測装置において,前記受光ゲイン決定手段が,前記受光
強度計測手段によって計測された前記受光強度に基づい
て,前記反射角度計測手段の受光ゲインを演算して決定
するものである。
【0017】
【発明の実施の形態】以下,本発明に係るトナー付着量
計測装置を図面を参照しつつ,[実施の形態1],[実
施の形態2],[実施の形態3]及び[実施の形態4]
に従って詳細に説明する。
【0018】〔実施の形態1〕 図1は,本発明の実施の形態1に係るトナー付着量計測
装置が用いられる複写機の構成を示す構成図である。以
下に,1回の複写サイクルに従って,図1に示す複写機
の構成を説明する。
【0019】図1に示す複写機において,原稿103
は,ガラス面102上に載置され,原稿カバー101を
閉じることによって複写機にセットされる。ランプ10
4から原稿103に光が照射され,ミラー105,10
6を介して反射光がCCD107に入力され,原稿10
3の画像が光学的に読み取られる。CCD107によっ
て読み取られた画像データは,A/D変換回路108に
よってアナログ信号からディジタル信号に変換される。
続いて画像データは,原稿画像処理部109に入力さ
れ,所定の画像処理が施される。その後,露光操作値決
定部110において,露光のための制御値が決定され,
その制御値に基づき,露光制御部111が書込光学系1
12を制御して,光像を感光体ドラム113上に照射す
る。
【0020】感光体ドラム113は,ドラム駆動部13
5によって駆動されており,また,帯電装置114によ
って均一に帯電される。この感光ドラム113上に,前
述した光像を照射することによって,感光体ドラム上に
静電潜像が形成される。次に,この静電潜像は,現像制
御部116及びトナー補給制御部117を備えた現像装
置115によって可視像化される。すなわち,感光体ド
ラム113上にトナーを付着させることによって,トナ
ー像を形成し,静電潜像が可視像化される。続いて感光
体ドラム113上のトナー像は,感光体ドラム113か
ら中間転写部118の中間転写ベルト119に転写され
る。
【0021】感光体ドラム113及び中間転写部118
上に画像が形成される動作に連動して,給紙装置121
から記録紙が給紙される。給紙装置121は,例えばA
4サイズの用紙が収納されたカセット122と,記録紙
を1枚ずつ給紙する給紙ローラ123とを備えている。
【0022】給紙装置121から給紙された記録紙は,
転写ローラからなる転写装置124に送られ,中間転写
ベルト119上のトナー像が転写される。なお,中間転
写ベルト119は,転写ベルト駆動部136によって回
転駆動されている。続いて,記録紙は,分離部125に
よって中間転写ベルト119より分離された後,搬送ベ
ルト駆動部137によって駆動される搬送ベルト127
を備えた搬送装置126によって,定着装置128に搬
送される。定着装置128において,記録紙にトナー像
が定着される。その後,記録紙は,排紙トレー129に
排紙される。
【0023】トナー像を記録紙に転写した中間転写ベル
ト119上には,記録紙に転写されなかった残留トナー
が残っているため,ベルトクリーニング装置130によ
って中間転写ベルト119上の残留トナーが除去され
る。また,感光体ドラム113上においても,中間転写
ベルト119に転写されなかった残留トナーが残ってい
るため,クリーニング装置131によって感光体ドラム
113上の残留トナーが除去される。続いて,全面露光
装置132によって感光体ドラム113を露光し,感光
体ドラム113上の電荷が除去される。こうして1回の
複写サイクルが完了する。
【0024】なお,感光体ドラム113表面には,電位
センサ133が設けられている。この電位センサ133
により,感光体ドラム113上の電位を測定し,帯電装
置114の帯電電位を制御している。また,同じく感光
体ドラム113表面には,光学センサ134が設けられ
ている。この光学センサ134は,従来技術で説明した
ように,例えばLEDとフォトダイオードとを備えてい
る。光学センサ134は,LEDで感光体ドラム113
上に付着したトナーに光を照射し,トナーによって反射
された反射光をフォトダイオードで受光して,受光した
反射光の強度に基づいて,感光体ドラム113上のトナ
ー付着量を計測するというものである。
【0025】そして,本発明に係るトナー付着量計測装
置138は,中間転写ベルト119表面に設けられる。
以下に,図2に基づいて,本発明に係るトナー付着量計
測装置138の構成を説明する。
【0026】図2は,本発明の実施の形態1に係るトナ
ー付着量計測装置138の構成を示す構成図である。図
2に示すトナー付着量計測装置138は,中間転写ベル
ト119表面の計測点206に対してレーザ光を照射す
る本発明の発光手段としてのレーザ発光素子200と,
中間転写ベルト119表面に付着したトナーによって反
射されたレーザ光の反射光を受光し,トナーの付着量に
応じて変化する反射光の反射角度を計測する本発明の反
射角度計測手段としてのPSD(Position S
ensitive Device)201と,反射光を
受光し,反射光の受光強度を計測する本発明の受光強度
計測手段としての受光強度計測素子202と,PSD2
01によって計測された反射光の反射角度に基づいて,
トナーの付着量を決定すると共に,受光強度計測素子2
02によって計測された反射光の受光強度に基づいて,
レーザ発光素子200の発光強度を決定し,かつ受光強
度計測素子200によって計測された反射光の受光強度
に基づいて,PSD201の受光ゲインを決定し,決定
された発光強度に基づいて,レーザ発光素子201の発
光強度を制御し,更に決定された受光ゲインに基づい
て,PSD201の受光ゲインを制御する本発明のトナ
ー付着量決定手段,発光強度決定手段,受光ゲイン決定
手段及び制御手段としての情報処理部205とを備えて
いる。
【0027】レーザ発光素子200,PSD201及び
受光強度計測素子202は,I/O制御部204を介し
て,情報処理部205にそれぞれ接続されている。情報
処理部205には,受光強度計測素子202の受光強度
を,レーザ発光素子200の最適な発光強度及びPSD
201の最適な受光ゲインに変換するための情報や,P
SD201で計測した反射光の反射角度よりトナー付着
量を求めるための情報等が格納されたLUT(ルックア
ップテーブル)(図示せず)を備えている。
【0028】なお,反射光は,ビームスプリッタ203
によって2方向に分岐され,一方がPSD201で受光
され,他方が受光強度計測素子202で受光される。
【0029】また,図3に示すように,情報処理部20
5には,I/O制御部204を介し,図1に示す給紙装
置121,転写装置124,電位センサ133,光学セ
ンサ134,ドラム駆動部135,転写ベルト駆動部1
36及び搬送ベルト駆動部137からの制御情報が入力
されている。
【0030】次に,図2に示すトナー付着量計測装置に
よるトナー付着量の計測手順を図4及び図5に基づいて
説明する。図4及び図5は,本発明の実施の形態1に係
るトナー付着量計測装置によるトナー付着量の計測手順
を示すフローチャートである。
【0031】まず,図4において,中間転写ベルト11
9上に形成されたトナー像で反射されたレーザ発光素子
200からのレーザ光の強度,即ち,反射光の強度を計
測し,最適なレーザ発光素子200の発光強度及びPS
D201の受光ゲインを決定する手順を説明する。
【0032】情報処理部205は,反射光の強度を計測
するか否かを判断し(S401),計測する場合は,中
間転写ベルト119上に図6に示す多階調のテストパッ
チを転写させ,反射光の強度の計測を開始する。
【0033】ステップS402において,情報処理部2
05は,I/O制御部204から反射光の強度計測のタ
イミングを得て,レーザ発光素子200から中間転写ベ
ルト119上に転写されたテストパッチ上にレーザ光を
照射する。
【0034】ステップS403において,テストパッチ
からの反射光を受光強度計測素子202で受光し,情報
処理部205は,受光強度計測素子202から得られた
反射光の受光強度に基づき,最適なレーザ発光素子20
0の発光強度及びPSD201の受光ゲインが格納され
たLUTを参照する。
【0035】続いて情報処理部205は,LUTから最
適なレーザ発光素子200の発光強度及びPSD201
の受光ゲインを決定する(S404)。その後,反射光
強度測定を終了するか否かを判断する(S405)。反
射光強度測定を続行する場合には,ステップS403に
戻って反射光強度測定を続ける。
【0036】次に,図5に基づいて,レーザ発光素子2
00の発光強度及びPSD201の受光ゲインの制御並
びにトナー付着量を計測する手順を説明する。
【0037】情報処理部205は,図4で説明した反射
光量の測定手順を実行すると同時に,図5に示す手順を
実行する。まず,ステップS501において,図4のス
テップS404で決定したレーザ発光素子200の発光
強度及びPSD201の受光ゲインを読み込む。
【0038】そして,情報処理部205は,決定したレ
ーザ発光素子200の発光強度及びPSD201の受光
ゲインに基づいて,レーザ発光素子200の発光強度及
びPSD201の受光ゲインを制御し,PSD201を
用いてレーザ発光素子200から照射されたレーザ光の
反射光の反射角度を計測する(S502)。
【0039】ステップS503において,情報処理部2
05は,PSD201で計測された反射光の反射角度に
基づいてLUTを参照し,中間転写ベルト119上のト
ナー付着量を決定し,決定したトナー付着量を保存す
る。
【0040】その後,情報処理部205は,トナー付着
量の測定を終了するか否か判断し(S504),更にト
ナー付着量を測定するする場合には,ステップS502
に戻ってトナー付着量を測定する。トナー付着量の測定
を終了する場合には,ステップS505において,レー
ザ発光素子200の動作を停止させる。
【0041】図4及び図5において説明したように,受
光強度計測素子202で計測した反射光の受光強度を用
いて最適なレーザ発光素子200の出力を決定し,この
結果に基づいてレーザ発光素子200の発光強度を制御
することにより,PSD201による高精度なトナー付
着量の計測を行うことができる。
【0042】また,受光強度計測素子202で計測した
反射光の受光強度を用いて最適なPSD201の受光ゲ
インを決定し,この結果に基づいてPSD201の受光
ゲインを制御することにより,最適な感度で反射光の反
射角度を計測することができ,高精度なトナー付着量の
計測を行うことができる。
【0043】更に,レーザ発光素子200の発光強度及
びPSD201の受光ゲインの両者を制御することによ
り,より高精度なトナー付着量の計測が可能となる。
【0044】なお,実施の形態1においては,レーザ発
光素子200の発光強度と,PSD201の受光ゲイン
の両方を制御することにしたが,いずれか一方を制御す
るのみであっても,十分高精度なトナー付着量の測定が
可能となる。
【0045】また,実施の形態1においては,レーザ発
光素子200の発光強度,PSD201の受光ゲイン及
びトナー付着量を決定するため,情報処理部205にL
UTを設ける構成としたが,情報処理部205でレーザ
発光素子200の発光強度,PSD201の受光ゲイン
及びトナー付着量を演算することにより,これらを決定
する構成としても良い。この場合は,メモリの使用量を
減少することができると共により細かな制御値を得るこ
とができる。
【0046】更に,トナー付着量計測に用いるテストパ
ッチの階調数やパターンの配置は図6に示すものに限ら
れず,特定に支障がない限り任意の階調数及びパターン
のテストパッチを用いることができる。
【0047】〔実施の形態2〕 図7は,本発明の実施の形態2に係るトナー付着量計測
装置が用いられる複写機の構成を示す構成図であり,図
8は,本発明の実施の形態2に係るトナー付着量計測装
置138の構成を示す構成図である。なお,図7及び図
8において,実施の形態1で説明した図1及び図2に示
す構成と同一の構成については同一の符号を付し,その
詳細な説明は省略する。
【0048】本発明に係るトナー付着量計測装置138
は,実施の形態1と同様に中間転写ベルト119表面に
設けられる。図7及び図8から明らかなように,実施の
形態2のトナー付着量計測装置138においては,2つ
の計測点802,803を用いてトナー付着量を計測す
る。図8に基づいて,本発明に係るトナー付着量計測装
置138の構成を説明する。
【0049】図8に示すトナー付着量計測装置138
は,中間転写ベルト119表面の測定点803に対して
第1の光(レーザ光)を照射する本発明の第1の発光手
段としてのレーザ発光素子200と,中間転写ベルト1
19表面に付着したトナーによって反射された第1の光
の反射光を受光し,トナーの付着量に応じて変化する第
1の光の反射光の反射角度を計測する本発明の反射角度
計測手段としてのPSD201と,中間転写ベルト11
9表面の測定点802に対して第2の光を照射する本発
明の第2の発光手段としての発光素子800と,中間転
写ベルト119表面に付着したトナーによって反射され
た第2の光の反射光を受光し,第2の光の反射光の受光
強度を計測する本発明の受光強度計測手段としての受光
強度計測素子801と,PSD201によって計測され
た反射光の反射角度に基づいてトナーの付着量を決定す
ると共に,受光強度計測素子801によって計測された
第2の光の反射光の受光強度に基づいてレーザ発光素子
200の発光強度を決定し,受光強度計測素子801に
よって計測された第2の光の反射光の受光強度に基づい
てPSD201の受光ゲインを決定し,決定された発光
強度に基づいてレーザ発光素子200の発光強度を制御
し,更に決定された受光ゲインに基づいてPSD201
の受光ゲインを制御する本発明のトナー付着量決定手
段,発光強度決定手段,受光ゲイン決定手段及び制御手
段としての情報処理部205を備えている。
【0050】レーザ発光素子200,PSD201,発
光素子800及び受光強度計測素子801は,I/O制
御部204を介して,情報処理部205にそれぞれ接続
されている。情報処理部205には,受光強度計測素子
801によって計測された受光強度を,レーザ発光素子
200の最適な発光強度及びPSD201の最適な受光
ゲインに変換するための情報や,PSD201で計測し
た反射光の反射角度よりトナー付着量を求めるための情
報等が格納されたLUT(ルックアップテーブル)(図
示せず)を備えている。
【0051】また,発光素子800及び受光強度計測素
子801は,測定点802でトナー像からの反射光量を
計測するためにのみ用いられるものである。したがっ
て,実装にあたっては,それぞれLEDとフォトダイオ
ード等の安価な部品を用いて構成することができる。一
方,レーザ発光素子200とPSD201は,測定点8
03でトナー付着量を計測するために用いられる。ま
た,レーザ発光素子200とPSD201は,受光強度
計測素子801で得た反射光の受光強度に基づいてその
発光強度及び受光ゲインが情報処理部205によってそ
れぞれ制御されるものである。
【0052】次に,図8に示すトナー付着量計測装置に
よるトナー付着量の計測手順を図9及び図10に基づい
て説明する。図9及び図10は,本発明の実施の形態2
に係るトナー付着量計測装置によるトナー付着量の計測
手順を示すフローチャートである。
【0053】まず,図9において,中間転写ベルト11
9上に形成されたトナー像で反射された発光素子800
からの光の強度,即ち,反射光の強度を計測し,最適な
レーザ発光素子200の発光強度及びPSD201の受
光ゲインを決定する手順を説明する。
【0054】情報処理部205は,反射光の強度を計測
するか否かを判断し(S901),計測する場合は,中
間転写ベルト119上に図6に示す多階調のテストパッ
チを転写させ,反射光の強度の計測を開始する。
【0055】ステップS902において,情報処理部2
05は,I/O制御部204から反射光の強度計測のタ
イミングを得て,発光素子800から測定点802,即
ち中間転写ベルト119上に転写されたテストパッチ上
に光を照射する。
【0056】ステップS903において,テストパッチ
からの反射光を受光強度計測素子801で受光し,情報
処理部205は,受光強度計測素子801から得られた
反射光の受光強度に基づき,最適なレーザ発光素子20
0の発光強度及びPSD201の受光ゲインが格納され
たLUTを参照する。
【0057】続いて情報処理部205は,LUTから最
適なレーザ発光素子200の発光強度及びPSD201
の受光ゲインを決定する(S904)。その後,反射光
強度測定を終了するか否かを判断する(S905)。反
射光強度測定を続行する場合には,ステップS903に
戻って反射光強度測定を続ける。
【0058】次に,図10に基づいて,レーザ発光素子
200の発光強度及びPSD201の受光ゲインの制御
並びにトナー付着量を計測する手順を説明する。
【0059】情報処理部205は,図9で説明した反射
光量の測定手順を実行すると同時に,図10に示す手順
を実行する。まず,ステップS1001において,図9
のステップS904で決定したレーザ発光素子200の
発光強度及びPSD201の受光ゲインを読み込む。
【0060】そして,情報処理部205は,決定したレ
ーザ発光素子200の発光強度及びPSD201の受光
ゲインに基づいて,レーザ発光素子200の発光強度及
びPSD201の受光ゲインを制御し,PSD201を
用いてレーザ発光素子200から測定点803に照射さ
れたレーザ光の反射光の反射角度を計測する(S100
2)。
【0061】ステップS1003において,情報処理部
205は,PSD201で計測された反射光の反射角度
に基づいてLUTを参照し,中間転写ベルト119上の
トナー付着量を決定し,決定したトナー付着量を保存す
る。
【0062】その後,情報処理部205は,トナー付着
量の測定を終了するか否か判断し(S1004),更に
トナー付着量を測定するする場合には,ステップS10
02に戻ってトナー付着量を測定する。トナー付着量の
測定を終了する場合には,ステップS1005におい
て,発光素子800の動作を停止させる。
【0063】図9及び図10において説明したように,
受光強度計測素子801で計測した反射光の受光強度を
用いて最適なレーザ発光素子200の出力を決定し,こ
の結果に基づいてレーザ発光素子200の発光強度を制
御することにより,PSD201による高精度なトナー
付着量の計測を行うことができる。
【0064】また,受光強度計測素子801で計測した
反射光の受光強度を用いて最適なPSD201の受光ゲ
インを決定し,この結果に基づいてPSD201の受光
ゲインを制御することにより,最適な感度で反射光の反
射角度を計測することができ,高精度なトナー付着量の
計測を行うことができる。
【0065】更に,レーザ発光素子200の発光強度及
びPSD201の受光ゲインの両者を制御することによ
り,より高精度なトナー付着量の計測が可能となる。
【0066】なお,実施の形態2においては,レーザ発
光素子200の発光強度と,PSD201の受光ゲイン
の両方を制御することにしたが,いずれか一方を制御す
るのみであっても,十分高精度なトナー付着量の測定が
可能となる。
【0067】また,実施の形態2においては,レーザ発
光素子200の発光強度,PSD201の受光ゲイン及
びトナー付着量を決定するため,情報処理部205にL
UTを設ける構成としたが,情報処理部205でレーザ
発光素子200の発光強度,PSD201の受光ゲイン
及びトナー付着量を演算することにより,これらを決定
する構成としても良い。この場合は,メモリの使用量を
減少することができると共により細かな制御値を得るこ
とができる。
【0068】また,実施の形態2においては,発光素子
800と受光強度計測素子801及びレーザ発光素子2
00とPSD201を設ける構成としたため,実施の形
態1と比べて部品点数は増加することになるが,LED
とフォトダイオード等の安価な部品を発光素子800と
受光強度計測素子801に用いることができるため,実
施の形態の装置に比べて安価に装置を構成することがで
きる。
【0069】〔実施の形態3〕 図11は,本発明の実施の形態3に係るトナー付着量計
測装置138の構成を示す構成図である。なお,図11
において,実施の形態2で説明した図8に示す構成と同
一の構成については同一の符号を付し,その詳細な説明
は省略する。
【0070】本発明に係るトナー付着量計測装置138
は,実施の形態2と同様に中間転写ベルト119表面に
設けられ,2つの計測点802,803を用いてトナー
付着量を計測する。図8に基づいて,本発明に係るトナ
ー付着量計測装置138の構成を説明する。
【0071】図8に示すトナー付着量計測装置138
は,実施の形態2の構成に加え,中間転写ベルト119
の回転速度を検出する本発明の回転速度検出手段として
の同期検出部1100を備えている。この同期検出部1
100は,図11及び図12に示すように,I/O制御
部204を介して情報処理部205に接続されている。
その結果,情報処理部205は,中間転写ベルト119
の動きを正確に知ることができる。このように同期検出
部1100を設けたのは,中間転写ベルト119に回転
ムラがあり,十分に等速回転しているとみなせない場合
であっても,発光素子800と受光量計測素子801に
よる反射光量の測定結果から得たレーザ発光素子200
の発光強度とPSD201の受光ゲインを正確にトナー
付着量計測に反映させるためである。
【0072】そこで,実施の形態3のトナー付着量計測
装置138の動作を説明する。なお,反射光強度測定,
トナー付着量計測等は,実施の形態2で説明した図9及
び図10に示す通りであるため,詳細な説明は省略す
る。
【0073】図6に示すテストパッチの一つであるテス
トパッチ600のトナー付着量の測定を例として説明す
る。このテストパッチ600が,図11に示す計測点8
02に到達したとき,テストパッチ600に対する反射
光強度を計測点802で計測する。同期検出部1100
から中間転写ベルト119の回転に関する情報が情報処
理部205に入力されているため,情報処理部205
は,計測点802から計測点803にテストパッチ60
0が到達する時間を知ることができる。したがって,情
報処理部205は,テストパッチ600が計測点803
を通過するタイミングに合わせてレーザ発光素子200
の発光強度及びPSD201の受光ゲインを制御すると
共にレーザ発光素子200からレーザ光を照射させ,P
SD201でその反射光を受光し,トナー付着量を計測
する。
【0074】このように,同期検出部1100を設けた
ため,中間転写ベルト119の回転にたとえ回転ムラが
あったとしても,発光素子800と受光強度計測素子8
01の測定によって得たテストパッチ600に対するレ
ーザ発光素子200の発光強度とPSD201の受光ゲ
インの制御をトナー付着量計測に正確に反映させること
ができる。
【0075】〔実施の形態4〕 図13は,本発明の実施の形態4に係るトナー付着量計
測装置138の構成を示す構成図である。なお,図13
において,実施の形態1〜3で説明した構成と同一の構
成については同一の符号を付し,その詳細な説明は省略
する。
【0076】図13に示すトナー付着量計測装置138
は,中間転写ベルト119表面の測定点1300に対し
て第1の光(レーザ光)を照射する本発明の発光手段と
してのレーザ発光素子200と,中間転写ベルト119
表面に付着したトナーによって反射された第1の光の反
射光を受光し,トナーの付着量に応じて変化する第1の
光の反射光の反射角度を計測する本発明の反射角度計測
手段としてのPSD201と,感光体ドラム113表面
に設けられ,感光体ドラム113表面に第2の光を照射
し,感光体ドラム113表面に付着したトナーによって
反射された第2の光の反射光を受光して,第2の光の反
射光の受光強度を計測する本発明の受光強度計測手段と
しての光学センサ134と,中間転写ベルト119の回
転速度を検出する同期検出部1100と,PSD201
によって計測された反射光の反射角度に基づいて,トナ
ーの付着量を決定すると共に,光学センサ134によっ
て計測された受光強度に基づいて,レーザ発光素子20
0の発光強度を決定し,光学センサ134によって計測
された受光強度に基づいて,PSD201の受光ゲイン
を決定し,決定された発光強度に基づいて,レーザ発光
素子200の発光強度を制御し,かつ決定された受光ゲ
インに基づいて,PSD201の受光ゲインを制御する
本発明のトナー付着量決定手段,発光強度決定手段,受
光ゲイン決定手段及び制御手段としての情報処理部20
5とを備えている。
【0077】レーザ発光素子200,PSD201及び
光学センサ134は,I/O制御部204を介して,情
報処理部205にそれぞれ接続されている。情報処理部
205には,光学センサ134で計測した受光強度を,
レーザ発光素子200の最適な発光強度及びPSD20
1の最適な受光ゲインに変換するための情報や,PSD
201で計測した反射光の反射角度よりトナー付着量を
求めるための情報等が格納されたLUT(ルックアップ
テーブル)(図示せず)を備えている。
【0078】また,実施の形態1〜3においては,トナ
ーからの反射光強度を測定するため,受光強度計測素子
202又は801を用いていたが,実施の形態4では,
図1及び図7に示す感光体ドラム113の表面に設けら
れた光学センサ134の出力を用いることにした。これ
により,部品点数が減少し,装置の低コスト化を図るこ
とができる。
【0079】次に,図13に示すトナー付着量計測装置
によるトナー付着量の計測手順を図14及び図15に基
づいて説明する。図14及び図15は,本発明の実施の
形態1に係るトナー付着量計測装置によるトナー付着量
の計測手順を示すフローチャートである。
【0080】まず,図14において,トナー像で反射さ
れたレーザ発光素子200からのレーザ光の光量,即
ち,反射光量を測定する手順を説明する。
【0081】情報処理部205は,反射光量を測定する
か否かを判断し(S1401),感光体ドラム113上
の現像後のトナー像,即ち図6に示すテストパッチを光
学センサ134で読み取り,反射光の受光強度を記憶す
る(S1402)。その後,中間転写ベルト119上に
テストパッチが転写される。
【0082】ステップS1403において,情報処理部
205は,光学センサ134から得られた反射光の受光
強度に基づき,レーザ発光素子200の発光強度及びP
SD201の受光ゲインが格納されたLUTを参照し,
最適なレーザ発光素子200の発光強度及びPSD20
1の受光ゲインを決定する
【0083】その後,反射光強度測定を終了するか否か
を判断する(S1404)。反射光強度測定を続行する
場合には,ステップS1402に戻って反射光強度測定
を続ける。
【0084】次に,図15に基づいて,レーザ発光素子
200の発光強度及びPSD201の受光ゲインの制御
並びにトナー付着量を計測する手順を説明する。
【0085】情報処理部205は,図14で説明した反
射光量の測定手順を実行すると同時に,図15に示す手
順を実行する。まず,ステップS1501において,図
14のステップS1403で決定したレーザ発光素子2
00の発光強度及びPSD201の受光ゲインを読み込
む。
【0086】そして,情報処理部205は,決定したレ
ーザ発光素子200の発光強度及びPSD201の受光
ゲインに基づいて,レーザ発光素子200の発光強度及
びPSD201の受光ゲインを制御し,PSD201を
用いてレーザ発光素子200から測定点1300に照射
されたレーザ光の反射光の反射角度を計測する(S15
02)。なお,情報処理部205は,ドラム駆動部13
5及び同期検出部1100から,感光体ドラム113及
び中間転写ベルト119の動きに関する情報が入力され
ているため,光学センサ134で読み取ったトナー像
が,図13に示す測定点1300に到達する時間を知る
ことができる。したがって,情報処理部205は,光学
センサ134で読み取ったトナー像が測定点に到達する
ときに合わせてトナー付着量計測を行うことができる。
【0087】ステップS1503において,情報処理部
205は,PSD201で計測された反射光の反射角度
に基づいてLUTを参照し,中間転写ベルト119上の
トナー付着量を決定し,決定したトナー付着量を保存す
る。
【0088】その後,情報処理部205は,トナー付着
量の測定を終了するか否か判断し(S1504),更に
トナー付着量を測定するする場合には,ステップS15
02に戻ってトナー付着量を測定する。トナー付着量の
測定を終了する場合には,ステップS1505におい
て,レーザ発光素子200の動作を停止させる。
【0089】図14及び図15において説明したよう
に,光学センサ134で計測した反射光の受光強度を用
いて最適なレーザ発光素子200の出力を決定し,この
結果に基づいてレーザ発光素子200の発光強度を制御
することにより,PSD201による高精度なトナー付
着量の計測を行うことができる。
【0090】また,光学センサ134で計測した反射光
の受光強度を用いて最適なPSD201の受光ゲインを
決定し,この結果に基づいてPSD201の受光ゲイン
を制御することにより,最適な感度で反射光の反射角度
を計測することができ,高精度なトナー付着量の計測を
行うことができる。
【0091】更に,レーザ発光素子200の発光強度及
びPSD201の受光ゲインの両者を制御することによ
り,より高精度なトナー付着量の計測が可能となる。
【0092】なお,実施の形態4においては,レーザ発
光素子200の発光強度と,PSD201の受光ゲイン
の両方を制御することにしたが,いずれか一方を制御す
るのみであっても,十分高精度なトナー付着量の測定が
可能となる。
【0093】また,実施の形態4においては,レーザ発
光素子200の発光強度,PSD201の受光ゲイン及
びトナー付着量を決定するため,情報処理部205にL
UTを設ける構成としたが,情報処理部205でレーザ
発光素子200の発光強度,PSD201の受光ゲイン
及びトナー付着量を演算することにより,これらを決定
する構成としても良い。この場合は,メモリの使用量を
減少することができると共により細かな制御値を得るこ
とができる。
【0094】実施の形態4においては,トナー像からの
反射光の光量測定に,感光体ドラム113の表面に設け
られた光学センサ134を用いたため,受光強度計測素
子202,801やビームスプリッタ203等を省略す
ることができ,安価なトナー付着量計測装置を得ること
ができる。なお,現実には感光体ドラム113と中間転
写ベルトとの間でトナー像を転写する際の転写率が常に
同一とはいえず,反射光量測定時のトナー付着量とトナ
ー付着量計測時のトナー付着量とが異なることも考えら
れるが,転写率の変動が無視できる程小さい,又は転写
率の変動を情報処理部205で十分吸収することができ
る場合は,実施の形態4の装置は低コスト化を達成で
き,かつ高精度にトナー付着量を計測できる有効なもの
である。更に,光学センサ134による反射光量の計測
点から図13に示すトナー付着量の計測点までの時間を
定数とみなせるくらい測定系が安定している場合には,
同期検出部1100をも省略することができ,更に低コ
スト化を図ることができる。
【0095】
【発明の効果】以上説明したように,本発明に係るトナ
ー付着量計測装置(請求項1)によれば,中間転写体表
面の第2の位置に対して第2の光を照射する第2の発光
手段と,中間転写体表面に付着したトナーによって反射
された第2の光の反射光を受光し,第2の光の反射光の
受光強度を計測する受光強度計測手段と,受光強度計測
手段によって計測された第2の光の反射光の受光強度に
基づいて,第1の発光手段の発光強度を決定する発光強
度決定手段と,中間転写体の回転速度を検出する回転速
度検出手段と,発光強度決定手段によって決定された発
光強度に基づいて,第1の発光手段の発光強度を制御
し,かつ回転速度検出手段によって検出された中間転写
体の回転速度に基づいて,第1の発光手段の発光タイミ
ングを制御する制御手段とを備える構成としたため,ト
ナー付着量計測装置を構成する部品の特性にばらつきが
あったとしても,安価な構成でより高精度なトナー付着
量の計測を可能にすることができる。
【0096】また,本発明に係るトナー付着量計測装置
(請求項2)によれば,中間転写体表面の第2の位置に
対して第2の光を照射する第2の発光手段と,中間転写
体表面に付着したトナーによって反射された第2の光の
反射光を受光し,第2の光の反射光の受光強度を計測す
る受光強度計測手段と,受光強度計測手段によって計測
された第2の光の反射光の受光強度に基づいて,反射角
度計測手段の受光ゲインを決定する受光ゲイン決定手段
と,中間転写体の回転速度を検出する回転速度検出手段
と,受光ゲイン決定手段によって決定された受光ゲイン
に基づいて,反射角度計測手段の受光ゲインを制御し,
かつ回転速度検出手段によって検出された中間転写体の
回転速度に基づいて,第1の発光手段の発光タイミング
を制御する制御手段とを備える構成としたため,トナー
付着量計測装置を構成する部品の特性にばらつきがあっ
たとしても,安価な構成でより高精度なトナー付着量の
計測を可能にすることができる。
【0097】また,本発明に係るトナー付着量計測装置
(請求項3)によれば,中間転写体表面の第2の位置に
対して第2の光を照射する第2の発光手段と,中間転写
体表面に付着したトナーによって反射された第2の光の
反射光を受光し,第2の光の反射光の受光強度を計測す
る受光強度計測手段と,受光強度計測手段によって計測
された第2の光の反射光の受光強度に基づいて,第1の
発光手段の発光強度を決定する発光強度決定手段と,受
光強度計測手段によって計測された第2の光の反射光の
受光強度に基づいて,反射角度計測手段の受光ゲインを
決定する受光ゲイン決定手段と,中間転写体の回転速度
を検出する回転速度検出手段と,発光強度決定手段によ
って決定された発光強度に基づいて,第1の発光手段の
発光強度を制御し,かつ受光ゲイン決定手段によって決
定された受光ゲインに基づいて,反射角度計測手段の受
光ゲインを制御すると共に,回転速度検出手段によって
検出された中間転写体の回転速度に基づいて,第1の発
光手段の発光タイミングを制御する制御手段とを備える
構成としたため,トナー付着量計測装置を構成する部品
の特性にばらつきがあったとしても,安価な構成でより
高精度なトナー付着量の計測を可能にすることができ
る。
【0098】また,本発明に係るトナー付着量計測装置
(請求項4)によれば,請求項1〜3のいずれかに記載
のトナー付着量計測装置において,トナー付着量決定手
段が,反射角度計測手段によって計測された反射光の反
射角度に基づいて,対応テーブルからトナー付着量を決
定する構成としたため,極めて容易にかつ精度良くトナ
ー付着量を求めることができる。
【0099】また,本発明に係るトナー付着量計測装置
(請求項5)によれば,請求項1〜3のいずれかに記載
のトナー付着量計測装置において,トナー付着量決定手
段が,反射角度計測手段によって計測された反射光の反
射角度に基づいて,トナー付着量を演算して決定する構
成としたため,メモリを有効に利用でき,装置の低コス
ト化を図ることができる。
【0100】また,本発明に係るトナー付着量計測装置
(請求項6)によれば,請求項1,又は3に記載のトナ
ー付着量計測装置において,発光強度決定手段が,受光
強度計測手段によって計測された受光強度に基づいて,
対応テーブルから発光手段の発光強度を決定する構成と
したため,極めて容易にかつ精度良く発光手段の発光強
度を求めることができ,更に高精度なトナー付着量の計
測を可能とすることができる。
【0101】また,本発明に係るトナー付着量計測装置
(請求項7)によれば,請求項1,又は3に記載のトナ
ー付着量計測装置において,発光強度決定手段が,受光
強度計測手段によって計測された受光強度に基づいて,
発光手段の発光強度を演算して決定する構成としたた
め,メモリを有効に利用でき,装置の低コスト化を図る
ことができると共に,高精度なトナー付着量の計測を可
能とすることができる。
【0102】また,本発明に係るトナー付着量計測装置
(請求項8)によれば,請求項2又は3に記載のトナー
付着量計測装置において,受光ゲイン決定手段が,受光
強度計測手段によって計測された受光強度に基づいて,
対応テーブルから反射角度計測手段の受光ゲインを決定
する構成としたため,極めて容易にかつ精度良く反射角
度計測手段の受光ゲインを求めることができ,更に高精
度なトナー付着量の計測を可能とすることができる。
【0103】更に,本発明に係るトナー付着量計測装置
(請求項9)によれば,請求項2又は3に記載のトナー
付着量計測装置において,受光ゲイン決定手段が,受光
強度計測手段によって計測された受光強度に基づいて,
反射角度計測手段の受光ゲインを演算して決定する構成
としたため,メモリを有効に利用でき,装置の低コスト
化を図ることができると共に,高精度なトナー付着量の
計測を可能とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係るトナー付着量計測
装置が用いられる複写機の構成を示す構成図である。
【図2】本発明の実施の形態1に係るトナー付着量計測
装置の構成を示す構成図である。
【図3】本発明の実施の形態1に係るトナー付着量計測
装置の構成を示すブロック図である。
【図4】本発明の実施の形態1に係るトナー付着量計測
装置によるトナー付着量の計測手順を示すフローチャー
トである。
【図5】本発明の実施の形態1に係るトナー付着量計測
装置によるトナー付着量の計測手順を示すフローチャー
トである。
【図6】本発明の実施の形態1に係るトナー付着量計測
装置によるトナー付着量の計測時に,中間転写ベルトに
転写されるテストパッチを示す説明図である。
【図7】本発明の実施の形態2に係るトナー付着量計測
装置が用いられる複写機の構成を示す構成図である。
【図8】本発明の実施の形態2に係るトナー付着量計測
装置の構成を示す構成図である。
【図9】本発明の実施の形態2に係るトナー付着量計測
装置によるトナー付着量の計測手順を示すフローチャー
トである。
【図10】本発明の実施の形態2に係るトナー付着量計
測装置によるトナー付着量の計測手順を示すフローチャ
ートである。
【図11】本発明の実施の形態3に係るトナー付着量計
測装置の構成を示す構成図である。
【図12】本発明の実施の形態3に係るトナー付着量計
測装置の構成を示すブロック図である。
【図13】本発明の実施の形態4に係るトナー付着量計
測装置の構成を示す構成図である。
【図14】本発明の実施の形態4に係るトナー付着量計
測装置によるトナー付着量の計測手順を示すフローチャ
ートである。
【図15】本発明の実施の形態4に係るトナー付着量計
測装置によるトナー付着量の計測手順を示すフローチャ
ートである。
【符号の説明】
101 原稿カバー 102 ガラス面 103 原稿 104 ランプ 105,106 ミラー 107 CCD 108 A/D変換回路 109 原稿画像処理部 110 露光操作値決定部 111 露光制御部 112 書込光学系 113 感光体ドラム 114 帯電装置 115 現像装置 116 現像制御部 117 トナー補給制御部 118 中間転写部 119 中間転写ベルト 121 給紙装置 122 カセット 123 給紙ローラ 124 転写装置 125 分離部 126 搬送装置 127 搬送ベルト 128 定着装置 129 排紙トレー 130 ベルトクリーニング装置 131 クリーニング装置 132 全面露光装置 133 電位センサ 134 光学センサ 135 ドラム駆動部 136 転写ベルト駆動部 137 搬送ベルト駆動 138 トナー付着量計測装置 200 レーザ発光素子 201 PSD 202 受光強度計測素子 203 ビームスプリッタ 204 I/O制御部 205 情報処理部 206 計測点 600 テストパッチ 800 発光素子 801 受光強度計測素子 802,803 計測点 1100 同期検出部 1300 測定点
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01B 11/06 101 G03G 15/00 303 G03G 15/08 115

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 現像されたトナー像が感光体から転写さ
    れ,転写された前記トナー像を記録紙に転写する中間転
    写体の表面に付着したトナーの付着量を計測するトナー
    付着量計測装置において, 前記中間転写体表面の第1の位置に対して第1の光を照
    射する第1の発光手段と, 前記中間転写体表面に付着したトナーによって反射され
    た前記第1の光の反射光を受光し,前記トナーの付着量
    に応じて変化する前記第1の光の反射光の反射角度を計
    測する反射角度計測手段と, 前記反射角度計測手段によって計測された前記反射光の
    反射角度に基づいて,前記トナーの付着量を決定するト
    ナー付着量決定手段と, 前記中間転写体表面の第2の位置に対して第2の光を照
    射する第2の発光手段と, 前記中間転写体表面に付着したトナーによって反射され
    た前記第2の光の反射光を受光し,前記第2の光の反射
    光の受光強度を計測する受光強度計測手段と, 前記受光強度計測手段によって計測された前記第2の光
    の反射光の受光強度に基づいて,前記第1の発光手段の
    発光強度を決定する発光強度決定手段と, 前記中間転写体の回転速度を検出する回転速度検出手段
    と, 前記発光強度決定手段によって決定された発光強度に基
    づいて,前記第1の発光手段の発光強度を制御し,かつ
    前記回転速度検出手段によって検出された前記中間転写
    体の回転速度に基づいて,前記第1の発光手段の発光タ
    イミングを制御する制御手段と,を備えることを特徴と
    するトナー付着量計測装置。
  2. 【請求項2】 現像されたトナー像が感光体から転写さ
    れ,転写された前記トナー像を記録紙に転写する中間転
    写体の表面に付着したトナーの付着量を計測するトナー
    付着量計測装置において, 前記中間転写体表面の第1の位置に対して第1の光を照
    射する第1の発光手段と, 前記中間転写体表面に付着したトナーによって反射され
    た前記第1の光の反射光を受光し,前記トナーの付着量
    に応じて変化する前記第1の光の反射光の反射角度を計
    測する反射角度計測手段と, 前記反射角度計測手段によって計測された前記反射光の
    反射角度に基づいて,前記トナーの付着量を決定するト
    ナー付着量決定手段と, 前記中間転写体表面の第2の位置に対して第2の光を照
    射する第2の発光手段と, 前記中間転写体表面に付着したトナーによって反射され
    た前記第2の光の反射光を受光し,前記第2の光の反射
    光の受光強度を計測する受光強度計測手段と, 前記受光強度計測手段によって計測された前記第2の光
    の反射光の受光強度に基づいて,前記反射角度計測手段
    の受光ゲインを決定する受光ゲイン決定手段と, 前記中間転写体の回転速度を検出する回転速度検出手段
    と, 前記受光ゲイン決定手段によって決定された受光ゲイン
    に基づいて,前記反射角度計測手段の受光ゲインを制御
    し,かつ前記回転速度検出手段によって検出された前記
    中間転写体の回転速度に基づいて,前記第1の発光手段
    の発光タイミングを制御する制御手段と,を備えること
    を特徴とするトナー付着量計測装置。
  3. 【請求項3】 現像されたトナー像が感光体から転写さ
    れ,転写された前記トナー像を記録紙に転写する中間転
    写体の表面に付着したトナーの付着量を計測するトナー
    付着量計測装置において, 前記中間転写体表面の第1の位置に対して第1の光を照
    射する第1の発光手段と, 前記中間転写体表面に付着したトナーによって反射され
    た前記第1の光の反射光を受光し,前記トナーの付着量
    に応じて変化する前記第1の光の反射光の反射角度を計
    測する反射角度計測手段と, 前記反射角度計測手段によって計測された前記反射光の
    反射角度に基づいて,前記トナーの付着量を決定するト
    ナー付着量決定手段と, 前記中間転写体表面の第2の位置に対して第2の光を照
    射する第2の発光手段と, 前記中間転写体表面に付着したトナーによって反射され
    た前記第2の光の反射光を受光し,前記第2の光の反射
    光の受光強度を計測する受光強度計測手段と, 前記受光強度計測手段によって計測された前記第2の光
    の反射光の受光強度に基づいて,前記第1の発光手段の
    発光強度を決定する発光強度決定手段と, 前記受光強度計測手段によって計測された前記第2の光
    の反射光の受光強度に基づいて,前記反射角度計測手段
    の受光ゲインを決定する受光ゲイン決定手段と, 前記中間転写体の回転速度を検出する回転速度検出手段
    と, 前記発光強度決定手段によって決定された発光強度に基
    づいて,前記第1の発光手段の発光強度を制御し,かつ
    前記受光ゲイン決定手段によって決定された受光ゲイン
    に基づいて,前記反射角度計測手段の受光ゲインを制御
    すると共に,前記回転速度検出手段によって検出された
    前記中間転写体の回転速度に基づいて,前記第1の発光
    手段の発光タイミングを制御する制御手段と,を備える
    ことを特徴とするトナー付着量計測装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載のトナー
    付着量計測装置において,前記トナー付着量決定手段
    が,前記反射角度計測手段によって計測された前記反射
    光の反射角度に基づいて,対応テーブルからトナー付着
    量を決定することを特徴とするトナー付着量計測装置。
  5. 【請求項5】 請求項1〜3のいずれかに記載のトナー
    付着量計測装置において,前記トナー付着量決定手段
    が,前記反射角度計測手段によって計測された前記反射
    光の反射角度に基づいて,トナー付着量を演算して決定
    することを特徴とするトナー付着量計測装置。
  6. 【請求項6】 請求項1又は3に記載のトナー付着量計
    測装置において,前記発光強度決定手段が,前記受光強
    度計測手段によって計測された前記受光強度に基づい
    て,対応テーブルから前記発光手段の発光強度を決定す
    ることを特徴とするトナー付着量計測装置。
  7. 【請求項7】 請求項1又は3に記載のトナー付着量計
    測装置において,前記発光強度決定手段が,前記受光強
    度計測手段によって計測された前記受光強度に基づい
    て,前記発光手段の発光強度を演算して決定することを
    特徴とするトナー付着量計測装置。
  8. 【請求項8】 請求項2又は3に記載のトナー付着量計
    測装置において,前記受光ゲイン決定手段が,前記受光
    強度計測手段によって計測された前記受光強度に基づい
    て,対応テーブルから前記反射角度計測手段の受光ゲイ
    ンを決定することを特徴とするトナー付着量計測装置。
  9. 【請求項9】 請求項2又は3に記載のトナー付着量計
    測装置において,前記受光ゲイン決定手段が,前記受光
    強度計測手段によって計測された前記受光強度に基づい
    て,前記反射角度計測手段の受光ゲインを演算して決定
    することを特徴とするトナー付着量計測装置。
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