JP3388366B2 - テープカートリッジ、およびテープカートリッジへの板ばねの組付け方法 - Google Patents

テープカートリッジ、およびテープカートリッジへの板ばねの組付け方法

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JP3388366B2 JP34437893A JP34437893A JP3388366B2 JP 3388366 B2 JP3388366 B2 JP 3388366B2 JP 34437893 A JP34437893 A JP 34437893A JP 34437893 A JP34437893 A JP 34437893A JP 3388366 B2 JP3388366 B2 JP 3388366B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テープ保護用の前蓋を
備えているテープカートリッジ、およびテープカートリ
ッジへの板ばねの組付け方法に係り、不使用時に前蓋を
閉じ姿勢に保持する前蓋ロック機構に改善を加えたもの
である。
【0002】
【従来の技術】この種のテープカートリッジは、例え
ば、特開昭64−37788号公報で公知である。そこ
では、不使用時に前蓋を閉じ姿勢に保持する前蓋ロック
機構を備える。この前蓋ロック機構は、図3を借用して
説明すると、前蓋6の一側片6bの内面側に凹部10を
設け、この凹部10に対し係脱自在なロック具11と、
そのロック具11をロック姿勢に保持する板ばね12と
からなる。ロック具11は、その先端側に前蓋6の凹部
10に係脱自在なロック爪15を、該ロック爪15より
後ろ側でかつ下方に解除突起16をそれぞれ有する形に
形成している。
【0003】上記ロック具11は、解除突起16を本体
ケース1の開口部17から外方へ出没自在に突出させ、
ロック爪15が凹部10に係合するロック位置と凹部1
0から外れるアンロック位置間で平行移動するよう組み
込まれている。このようにロック具11を平行移動自在
に組み込むことによりロック爪15を凹部10から外す
に要する押し込みストロークをできる限り減少できて狭
隘なスペース内にもロック具11をコンパクトに納めら
れるという利点がある。
【0004】板ばね12は、図9の(A)に示すよう
に、ステンレス製の薄板ばねを当初からほぼV字形状に
曲げて中央屈曲部12aと、該中央屈曲部12aからそ
の拡開幅よりも大きい拡開幅で相対向するよう連接され
た腕部12b・12bとを有する形に形成している。こ
の板ばね12は中央屈曲部12aが上向きとなり、かつ
ロック具11に接触する側の腕部12bの作用点aがロ
ック具11の解除突起16の中心Sよりも下方位置とな
るようにロック具11とばね受壁20との間に組み込ん
でいる。この組み込み状態では、板ばね12とロック具
11のほぼ上半部との間に空間Tが形成される。この空
間Tは板ばね12の中央屈曲部12aの拡開幅を相対向
する腕部12b・12b間のそれよりも小さくすること
により可及的に広く確保している。
【0005】こうした場合、図9の(B)に示すように
解除突起16のテーパー16aにVTR側の解除操作部
材Pが下方より接当すると、解除突起16に対し矢印F
方向に押圧力が作用する。このときロック具11はこれ
に作用するモーメントMにより空間T内で傾き、この傾
きで解除突起16よりも上方に位置するロック爪15が
逸早く前蓋6の凹部10より離脱する。その結果、VT
R側の解除操作部材Pが解除突起16にこの下方から接
当押圧する仕様のものにおいても、ロック具11の解除
タイミングが遅れるなどしてロック解除しない状態で前
蓋6が強制的に開けられて変形や破損が加えられるとい
う不具合な問題を解消せんとしている。
【0006】また、上記のようにロック具11とばね受
壁20との間に板ばね12を組付けるには、板ばね12
の個々を当初からほぼV字形状に形成し、図10に示す
ようにその多数枚を積み重ねておいて、自動組付けライ
ンでその板ばね12を一枚ずつ取って組付けていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、前出した従
来例のものでは、板ばね12の腕部12bの先端がロッ
ク具11に対し単に当接させてあるだけであるので、解
除突起16が押され、その腕部12bがたわむときその
作用点aが移動しやすく、このため解除突起16を押し
てもロック爪15が前蓋6の凹部10から離脱せず、ロ
ック解除できないことがあり、所期の目的を十分に達成
できなかった。また、上記板ばね12の自動組付けで
は、板ばね12どうしが密着し、2枚取りなどの不具合
が生じて稼働率の低下を招いていた。
【0008】本発明の目的は、このような前蓋のロック
解除の不良問題を解消し、ロック解除の確実性を図る点
にある。本発明の他の目的は、上記のような組立て稼働
率の低下問題を解決し、板ばねの組付け性の向上を図る
点にある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の前提とするテー
プカートリッジは、図示例のように、テープ2が巻かれ
たリール3を内蔵した本体ケース1の前面側に、テープ
ローディング用のポケット5が設けられる。そのポケッ
ト5を開閉する前蓋6は左右の側片6bを有し、この側
片6bを本体ケース1に軸7まわりに開閉回動自在に枢
着する。本体ケース1の側壁9の内面側には、前蓋6を
閉じ姿勢に保持するロック具11を配置する。そのロッ
ク具11は、その先端側に前蓋6の一側片6bの内面に
設けた凹部10に係脱自在なロック爪15を、該ロック
爪15より後ろ側下方に前記側壁9の開口部17から外
方へ出没自在に突出する解除突起16をそれぞれ有す
る。そしてロック具11と本体ケース1との間に、解除
突起16の出没操作に伴いロック具11がロック爪15
を凹部10に係合するロック位置と凹部10から外すア
ンロック位置とにわたって側壁9の厚み方向にほぼ平行
移動させる案内手段を設ける。またロック具11を常に
ロック位置の方向へ移動付勢する板ばね12を有し、こ
の板ばね12は、中央屈曲部12aと、該中央屈曲部1
2aからその拡開幅よりも大きい拡開幅で相対向するよ
う連接された腕部12b・12bとを有するほぼV字形
状に形成されて、その中央屈曲部12aを上向きとする
姿勢で本体ケース1内のロック具11とこれに対向配備
したばね受壁20との間に介在される。
【0010】そのうえで、本発明は、板ばね12のロッ
ク具11に当接する側の腕部12bの先端に、爪片12
cが、解除突起16の押圧操作で該腕部12bに作用す
る荷重方向に対向する方向に屈曲形成され、該爪片12
cの先端をロック具11の解除突起16の中心Sより下
方位置に係合させていることを特徴とする。
【0011】また、本発明のテープカートリッジへの板
ばねの組付け方法では、上記テープカートリッジにおい
て、予め用意する板ばね12は、組付け前では中央屈曲
部12aから腕部12b・12bがほぼ180°拡開し
た状態に連接され、片方の腕部12bの先端に爪片12
cを屈曲し、かつ他方の腕部12bの先端どうしを連続
状につなぎ部12dでつないでおり、組付け時に板ばね
12を一枚ずつつなぎ部12dから切り離してロック具
11とばね受壁20との間に押し込むことにより全体を
ほぼV字形状に弾性変形させるとともに、爪片12cを
ロック具11の解除突起16の中心Sよりも下方位置に
係合させる。
【0012】
【作用】解除突起16を押すと、板ばね12に荷重が作
用して腕部12bがたわむが、その先端の爪片12cは
荷重を受ける方向に対向して曲げられているので、その
爪片12cの先端がロック具11に引っ掛かる状態とな
り、つまりロック具11の表面に食い込むよう強く係合
し、このためその作用点aの移動はなくロック具11の
解除突起16の中心Sよりも下方位置に確実に維持され
ることになる。
【0013】板ばね12の組付けに際しては多数枚連続
状に形成されている板ばね12を一枚ずつつなぎ部12
dから切り離して行うので、二枚取りの問題なく一枚ず
つ確実に供給できる。
【0014】
【実施例】本発明に係るテープカートリッジの一実施例
を図1ないし図8に基づき説明する。図3および図4に
おいて、プラスチック製の上ケース1aと下ケース1b
を突き合わせてなる本体ケース1の内部左右にテープ2
が巻かれるリール3・4を回転自在に配置している。テ
ープ2は一方のリール3からケース前面側のテープロー
ディング用のポケット5に繰り出されて他方のリール4
に巻き取られる。本体ケース1の前面側には、不使用時
に前記ポケット5に導出されたテープ2の前方外側を覆
って保護するための前蓋6が開閉回転自在に枢着されて
いる。前蓋6はこれの左右の側片6b・6bが上ケース
1aの側壁9・9の外側に軸7・7を介して枢着され、
該軸7まわりに前蓋6が開閉回転する。片方の軸7には
捩りコイルばね8を装着し、このばね8で前蓋6を常に
閉じ方向に回転付勢している。
【0015】不使用時に、この前蓋6は前蓋ロック機構
で閉じ姿勢に保持される。前蓋ロック機構は、前蓋6の
一側片6bの内面側に凹部10を設け、この凹部10に
係脱自在なロック具11と、ロック具11をロック姿勢
に保持する板ばね12とからなり、ロック具11および
板ばね12は本体ケース1の側壁9の内側前方寄りに組
み込まれる。ロック具11はこれ全体がプラスチック成
形品であり、図5に示すように平たい四角形板からなる
基部13の上部から前方へ撓み自在な腕部14を延設
し、腕部14の先端にロック爪15を外向きに突設し、
基部13の外面側の下方寄りに角錐状の解除突起16を
突設してある。
【0016】このロック具11は、図1および図3に示
すように上ケース1aの側壁9の内面側に、ロック爪1
5を凹部10に係合するロック位置と凹部10から外す
アンロック位置とにわたって案内手段を介して側壁9の
厚み方向にほぼ平行移動させるよう組み込まれる。すな
わち、本体ケース1内のロック具11が収容される箇所
において、その側壁9の一部に開口部17を設け、その
上壁18の内面に位置規制リブ19を側壁9の厚み方向
に走らす形でかつ前記開口部17の真上に位置するよう
に設ける。また上壁18の内面からばね受壁20を下向
きに突設し、このばね受壁20と側壁9とをリブ21で
つないでいる。ばね受壁20は上ケース1aと下ケース
1bとを突き合わせてねじ22で締結するときのねじ止
め用ボスを利用している。一方、下ケース1bの側壁の
内面側にはロック具受け台23を設けている。かくし
て、ロック具11は上ケース1aの側壁9の内面に沿う
よう前後方向に組み込み、解除突起16を開口部17か
ら側壁9外に突出させ、かつ基部13の上縁一部に設け
た溝24を位置規制リブ19に摺動自在に嵌合するとと
もに、ロック爪15を前蓋6の凹部10に係合させる。
次いで、後述するように板ばね12をロック具11の基
部13とばね受壁20との間に介装したうえで、上ケー
ス1aを下ケース1bに被せてロック具11をロック具
受け台23上で支持する。
【0017】板ばね12はロック具11の基部13とば
ね受壁20との間に介装し、このばね力で常にロック具
11を側壁9の内面に沿うロック位置方向に移動付勢
し、以て解除突起16の突出状態およびロック爪15の
係合状態を保持する。板ばね12は、これが組付けられ
る前に、0.05〜0.06mm程度のステンレス製の極く薄
いフープ材をプレス加工することにより図6に示すよう
に山形の中央屈曲部12aを設け、この中央屈曲部12
aから腕部12b・12bをほぼ180°拡開した状態
に連接し、片方の腕部12bの先端に爪片12cを中央
屈曲部12aの突出方向と同一方向へ向けて屈曲し、か
つ他方の腕部12bの先端どうしを連続状につなぎ部1
2dでつないだ状態に形成される。この連続状の板ばね
12は、図7に示すようにリールRに巻き取り、これを
自動組立てラインに設置する。
【0018】かくして、組付け時には、リールRから板
ばね12をつなぎ部12dに列設した穴25を利用して
間欠的に繰り出し、自動組立てラインの切断位置で板ば
ね12を一枚ずつ切断線Cに沿ってつなぎ部12dから
切り離す。この切り離された板ばね12を、図8に示す
ように上下反転させた上ケース1aのばね受壁20と予
め組み込んだロック具11との上に、その中央屈曲部1
2aが下向きとなる姿勢となるよう載せる。次いで図外
の押し込み具で中央屈曲部12aを下方に押すとロック
具11と、ばね受壁20との間にほぼV字形状に弾性変
形する状態で押し込まれ、爪片12cがロック具11の
解除突起16の中心Sよりも上方位置に係合する。
【0019】このようにして板ばね12が組み込まれた
上ケース1aを元通り反転させて下ケース1bに被せ付
けると、図1に示すように板ばね12は中央屈曲部12
aを上向きとし、その中央屈曲部12aの拡開幅よりも
広く拡開する腕部12b・12bの一方はをばね受壁2
0に当接し、他方の腕部12bの先端の爪片12cはロ
ック具11の解除突起16の中心Sよりも下方位置に係
合させた状態となる。この場合、板ばね12の爪片12
cは解除突起16の押圧操作で腕部12bに作用する荷
重方向に対向する方向に屈曲形成された状態にある。ま
た中央屈曲部12aの拡開幅を腕部12b・12b間の
それよりも小さくすることに加えて、爪片12cの先端
のみをロック具11に接当係合させることにより、板ば
ね12とロック具11のほぼ上半部との間に空間Tがで
きる限り広く形成することができる。
【0020】しかるときは、図2の(A)に示すように
解除突起16のテーパー16aにVTR側の解除操作部
材Pが下方より接当すると、解除突起16に対し矢印F
方向に押圧が作用する。このとき板ばね12のロック具
11に当接する側の腕部12bがたわむ場合も、ロック
具11の表面上で作用点aは移動するようなことがな
い。これは、解除突起16を押すと、板ばね12に荷重
が作用して腕部12bがたわむが、その先端の爪片12
cは荷重を受ける方向に対向して曲げられているので、
ロック具11の表面に強く食い込む引っ掛かり状態とな
るためである。
【0021】従って常に作用点aがロック具11の解除
突起16の中心Sよりも下方位置に確実に維持されたま
まとなり、また中央屈曲部12aの拡開幅を腕部12b
・12b間のそれよりも小さくすることに加えて爪片1
2cによりできる限り広い空間Tが確保されており、こ
のためロック具11はこれに作用するモーメントMによ
り空間T内に確実に傾き、この傾きで解除突起16より
も上方に位置するロック爪15が逸早く前蓋6の凹部1
0より離脱する。多くの場合、解除操作部材Pが解除突
起16のテーパー16aを滑り終えてフラット面16b
に達し、完全に解除突起16を押し込んだ時点(装填完
了状態)では、図2の(B)のようにロック具11が本
来のアンロック位置にまで平行移動した状態となる。こ
の結果、VTR側の解除操作部材Pが解除突起16にこ
の下方から接当押圧する仕様のものにおいても、ロック
具11の解除タイミングが遅れるなどしてロック解除し
ない状態で前蓋6が強制的に開けられるという不具合な
問題を確実に解消できる。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ロック具11をロック位置方向に移動付勢する板ばね1
2の腕部12bの先端の爪片12cを、解除突起16の
押圧により板ばね12にかかる荷重方向に対向する方向
に曲げておくものとした。したがって、常に作用点aが
ロック具11の解除突起16の中心Sよりも下方位置に
確実に維持することができ、VTR側の解除操作部材P
が解除突起16にこの下方から接当押圧する仕様のもの
においても、ロック具11はロック爪15が前蓋6の凹
部10から外れるロック解除方向に回転動作したうえで
アンロック位置にまでほぼ平行に移動でき、ロック解除
のタイミングを早めに設定できるから、確実性、信頼性
の高い前蓋6のロック解除機能を発揮する利点がある。
【0023】また、板ばね12の組付け時には多数連続
状になしている板ばね12の一枚ずつをつなぎ部12d
から切り離すので、二枚取りの問題なく一枚ずつ確実に
供給できて組付けることができ、組立て稼働率を向上さ
せることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図4におけるA−A線断面図である。
【図2】作動状態を図1に対応して示す断面図である。
【図3】全体の内部の平面図である。
【図4】要部の側面図である。
【図5】ロック具の斜視図である。
【図6】組付け前の板ばねの平面図である。
【図7】組付け前の板ばねをリールに巻取った状態の斜
視図である。
【図8】板ばねの組付け状態を示す断面図である。
【図9】従来例の要部の断面図である。
【図10】従来例の板ばねの積み重ね状態を示す正面図
である。
【符号の説明】
1 本体ケース 2 テープ 3 リール 5 ポケット 6 前蓋 9 側壁 10 凹部 11 ロック具 12 板ばね 12a 中央屈曲部 12b 腕部 12c 爪片 12d つなぎ部 15 ロック爪 16 解除突起 17 開口部 20 ばね受壁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 23/087 529

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テープ2が巻かれたリール3を内蔵した
    本体ケース1の前面側に、テープローディング用のポケ
    ット5が設けられており、 ポケット5を開閉する前蓋6が左右の側片6bを有し、
    この側片6bを本体ケース1に軸7まわりに開閉回動自
    在に枢着しており、 本体ケース1の側壁9の内面側に、前蓋6を閉じ姿勢に
    保持するロック具11が配置されており、 ロック具11は、その先端側に前蓋6の側片6bの内面
    に設けた凹部10に係脱自在なロック爪15を、該ロッ
    ク爪15より後ろ側でかつ下方に、前記側壁9の開口部
    17から外方へ出没自在に突出する解除突起16をそれ
    ぞれ有しており、 ロック具11と本体ケース1との間に、解除突起16の
    出没操作に伴いロック具11がロック爪15を凹部10
    に係合するロック位置と凹部10から外すアンロック位
    置とにわたって側壁9の厚み方向にほぼ平行移動させる
    案内手段を設けており、 ロック具11を常にロック位置の方向へ移動付勢する板
    ばね12を有し、この板ばね12は中央屈曲部12a
    と、該中央屈曲部12aからその拡開幅よりも大きい拡
    開幅で相対向するよう連接された腕部12b・12bと
    を有するほぼV字形状に形成されて、その中央屈曲部1
    2aを上向きとする姿勢で本体ケース1内のロック具1
    1とこれに対向配備したばね受壁20との間に介在され
    ているテープカートリッジにおいて、 板ばね12のロック具11に当接する側の腕部12bの
    先端に、爪片12cが、解除突起16の押圧操作で該腕
    部12bに作用する荷重方向に対向する方向に屈曲形成
    され、該爪片12cの先端をロック具11の解除突起1
    6の中心Sより下方位置に係合させていることを特徴と
    するテープカートリッジ。
  2. 【請求項2】 テープ2が巻かれたリール3を内蔵した
    本体ケース1の前面側に、テープローディング用のポケ
    ット5が設けられており、 ポケット5を開閉する前蓋6が左右の側片6bを有し、
    この側片6bを本体ケース1に軸7まわりに開閉回動自
    在に枢着しており、 本体ケース1の側壁9の内面側に、前蓋6を閉じ姿勢に
    保持するロック具11が配置されており、 ロック具11は、その先端側に前蓋6の一側片6bの内
    面に設けた凹部10に係脱自在なロック爪15を、該ロ
    ック爪15より後ろ側でかつ下方に前記側壁9の開口部
    17から外方へ出没自在に突出する解除突起16をそれ
    ぞれ有しており、 ロック具11と本体ケース1との間に、解除突起16の
    出没操作に伴いロック具11がロック爪15を凹部10
    に係合するロック位置と凹部10から外すアンロック位
    置とにわたって側壁9の厚み方向にほぼ平行移動させる
    案内手段を設けており、 ロック具11を常にロック位置の方向へ移動付勢する板
    ばね12を有し、この板ばね12は中央屈曲部12a
    と、該中央屈曲部12aからその拡開幅よりも大きい拡
    開幅で相対向するよう連接された腕部12b・12bと
    を有するほぼV字形状に形成されて、その中央屈曲部1
    2aを上向きとする姿勢で本体ケース1内のロック具1
    1とこれに対向配備したばね受壁20との間に介在され
    ており、 ロック具11の解除突起16の中心Sより下方位置に係
    合させる腕部12bの先端部に、爪片12cが、解除突
    起16の押圧操作で該腕部12bに作用する荷重方向に
    対向する方向に屈曲形成されているテープカートリッジ
    を対象とし、このテープカートリッジに前記板ばね12
    を組付ける方法であって、 板ばね12は、組付け前では中央屈曲部12aから腕部
    12b・12bをほぼ180°拡開した状態に連接し、
    かつ片方の腕部12bの先端に爪片12cを屈曲すると
    ともに他方の腕部12bの先端どうしを連続状につなぎ
    部12dでつないでおり、組付け時に板ばね12を一枚
    ずつつなぎ部12dから切り離してロック具11とばね
    受壁20との間に押し込むことにより全体をほぼV字形
    状に弾性変形させるとともに、爪片12cをロック具1
    1の解除突起16の中心Sよりも下方位置に係合させる
    ことを特徴とするテープカートリッジへの板ばねの組付
    け方法。
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