JP3408280B2 - コンバインの脱穀装置 - Google Patents
コンバインの脱穀装置Info
- Publication number
- JP3408280B2 JP3408280B2 JP09063793A JP9063793A JP3408280B2 JP 3408280 B2 JP3408280 B2 JP 3408280B2 JP 09063793 A JP09063793 A JP 09063793A JP 9063793 A JP9063793 A JP 9063793A JP 3408280 B2 JP3408280 B2 JP 3408280B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- processing
- processing chamber
- wall
- cylinder
- shaft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Threshing Machine Elements (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、扱胴を内設する扱室後
端側に送塵通路を介して前端側を連通させる処理室を備
え、該処理室に扱胴と平行に処理胴を内設したコンバイ
ンの脱穀装置に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、実開昭61−152237号公報
に、処理胴を処理室後方に挿脱する技術が開示されてい
る。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】前記従来技術は、処理
胴を処理胴軸及び処理室の後端と共に処理室後方に挿脱
するのであるが、処理胴軸の前端が扱室の前端まで延長
され、扱室の前壁に支持されているため、処理胴軸が脱
穀部の前後長と略同じ長さになって、処理胴の挿脱が非
常に困難になると共に、処理胴軸の長さに対応してその
必要強度が高くなり、その分コストも高くなる許りか、
処理胴の振動も激しくなる等の問題があった。 【0004】 【課題を解決するための手段】然るに本発明は、扱胴を
内設する扱室の後端側に排塵通路を介して前端側を連通
させる処理室を備え、該処理室に扱胴と平行に内設する
処理胴を、処理胴軸及び処理室後壁と共に処理室後方に
挿脱するように構成したコンバインの脱穀装置におい
て、処理胴を貫通可能な孔を有する処理室後壁枠板を脱
穀部の後面に固定し、処理胴軸の後端を回転自在に軸受
け枢支するための軸受け部材を一体取付けし、かつ外側
面に取手を設けた処理室後壁を、前記枠板の後面側に着
脱自在に締結固定する一方、処理室前壁は、扱室の下方
に張架させるクリンプ網の後端位置に対応する扱胴の後
部下方を迂回させて脱穀部の左右側壁間に張設する排塵
通路形成板から一体的に延設させて、脱穀部の右側壁か
ら直角に張出して前記処理室後壁と対向させると共に、
処理胴軸の前端を挿脱自在に嵌合させて該処理胴軸の前
端に回転を伝える伝動部材を設けた処理胴駆動ケース
は、前記処理室前壁の外側直前に設け、該処理胴駆動ケ
ースを処理室前壁とこれに直角な脱穀部の右側壁に固定
したもので、前記処理胴軸を処理室の前後長と略同じ長
さまで短縮するから、処理胴の挿脱を従来に比べて簡単
に行い得ると共に、処理胴軸の必要強度が低くなり、そ
の分強度面並びにコスト面で従来に比べて有利になる許
りか、処理胴軸の振動を激減させ得、また処理室前壁
を、扱室の下方に張架させるクリンプ網の後端位置に対
応する扱胴の後部下方を迂回させて脱穀部の左右側壁間
に張設する排塵通路形成板から一体的に延設させて、脱
穀部の右側壁から直角に張出して前記処理室後壁と対向
させると共に、処理胴軸の前端を挿脱自在に嵌合させて
該処理胴軸の前端に回転を伝える伝動部材を設けた処理
胴駆動ケースを、前記処理室前壁の外側直前に設け、該
処理胴駆動ケースを処理室前壁とこれに直角な脱穀部の
右側壁に固定したから、処理室前壁及び脱穀部の右側壁
の剛性を高め、かつ処理胴駆動ケースの取付け強度も同
時に高め、より一層処理胴軸の振動を押さえ得、それに
よって処理部構造の簡素化並びに脱穀部の低騒音化を容
易に図り得るものである。 【0005】 【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳述
する。図2はコンバインの全体側面図、図3は同平面図
であり、図中(1)は走行クローラ(2)を装設するト
ラックフレーム、(3)は前記トラックフレーム(1)
に架設する機台、(4)はフィードチェン(5)を左側
に張架し扱胴(6)及び処理胴(7)などを内蔵する脱
穀部、(8)は刈刃及び穀稈搬送機構などを備える刈取
部、(9)は前記脱穀部(4)の後側に支点軸(9a)
を介して後方に回動自在に取付け脱穀後の排藁を排藁チ
ェン(10)を介して搬入する排藁処理部、(11)は
コンバインの各部を駆動するエンジン(12)を内蔵す
るエンジン部、(13)は脱穀部(4)から揚穀筒(1
4)により搬入される穀粒を貯留する籾タンク、(1
5)は運転席(16)及び運転操作部(17)を備える
運転台であり、刈取部(8)で穀稈を刈取り、脱穀部
(4)で脱穀処理するように構成している。 【0006】また、図4乃至図7に示す如く、図中(2
3)は機体の前後方向に軸架する軸流型の扱胴(6)を
内設させる扱室、(24)は前記扱室(23)に穀稈を
挿入する扱口、(25)は前記扱室(23)下方に張架
させるクリンプ網、(26)は揺動リンク(27)及び
揺動ローラ(28)を介して前後方向に揺動自在に支持
する揺動選別盤であり、前記クリンプ網(25)前部下
方に位置させるフィードパン(29)と、前記クリンプ
網(25)後部下方に位置させるチャフシーブ(31)
と、該チャフシーブ(31)後方に配設するストローラ
ック(32)と、前記チャフシーブ(31)下方に配設
するグレンシーブ(33)とで前記揺動選別盤(26)
を構成する。 【0007】また、図中(34)は前記選別盤(26)
方向に選別風を送給する唐箕、(35)は前記揚穀筒
(14)に連通させて前記籾タンク(13)に穀粒を取
出す一番スクリューコンベア、(36)は二番還元コン
ベア筒(18)に連通させて二番物を前記揺動選別盤
(26)前部に還元する二番スクリューコンベア、(3
7)は二番還元口、(38)は前記ストローラック(3
2)上方に吸引口(19)を臨ませる吸排塵ファンであ
り、前記扱胴(6)及び処理胴(7)により脱穀された
穀粒を揺動選別盤(26)で選別し整粒のみを前記籾タ
ンク(13)に取出すと共に、排藁を排藁チェン(1
0)を介し排藁カッタ(39)(40)を有する排藁処
理部(9)に送り込んで切断後機外に排出させるように
構成している。 【0008】前記扱室(23)の前壁(41)に前記扱
口(24)を形成すると共に、扱室(23)の後壁(4
2)に脱穀後の排藁を扱室(23)から排出するための
排藁口(43)を形成し、前壁(41)に扱胴軸(6
a)の前端を、また後壁(42)に扱胴軸(6a)の後
端を回転自在に軸受し、前記扱胴(6)を扱室(23)
内部に回転自在に支持している。 【0009】前記扱胴(6)の後部下方を迂回させて脱
穀部(4)の左右側壁(4a)(4b)間に排塵通路形
成板(44)を張設し、該通路形成板(44)の右側縁
から一体的に処理室前壁(45)を延設させると共に、
処理室前壁(45)より後方の右側壁(4b)を、処理
胴(7)の外側半分を覆う処理胴カバー(48)により
膨出形成し、この処理胴カバー(48)が外側壁となる
処理室(49)を形成するもので、脱穀部(4)の後端
側で処理室(49)の後面を閉塞する処理室後壁(5
0)を設け、処理室(49)の前壁(45)とこれと対
向する後壁(50)間に処理胴軸(7a)を軸架し、処
理室(49)内部で扱胴(6)と平行に処理胴(7)を
回転自在に支持している。 【0010】また図8にも示す如く、前記カバー(4
8)と反対側の処理室(49)の内側面を脱穀部(4)
の内側に開放するもので、扱室(23)の後壁(42)
より前側の処理室(49)前部内側面を排塵通路(5
1)を介して扱室(23)の後端右側と連通接続し、扱
室(23)の後壁(42)より後側の処理室(49)中
間内側面で処理胴カバー(48)と反対側の処理胴
(7)外周側にクリンプ網である処理網(52)を張設
し、処理室(49)後部内側面を前記ストローラック
(32)上方に排塵口(53)を介して開放している。 【0011】図9にも示す如く、前記処理網(52)の
外周側で処理胴(7)の周方向に張架する前後網フレー
ム(54)(55)を該処理網(52)と別体に設け、
前後網フレーム(54)(55)の上端を一体連結する
当て板(56)外面に処理網(52)の上縁内面を当接
させ、前後網フレーム(54)(55)の下端を一体連
結する押え板(57)内面に処理網(52)の下縁外面
を当接させた状態で、前後網フレーム(54)(55)
の内側に処理網(52)を嵌込むもので、前記処理胴カ
バー(48)の上縁内側面に突出固定させる処理胴軸
(7a)と平行な支点軸(58)に前後網フレーム(5
4)(55)の上端を回動自在に支持すると共に、前記
押え板(57)を処理網(52)の下縁と共に前記処理
胴カバー(48)の下縁内側面に前後2個のノブ付きボ
ルト(59)を介して機外側から締付けることにより、
図9及び図8の実線に示す如く、処理胴カバー(48)
と反対側の処理胴(7)外周側に前後網フレーム(5
4)(55)を介して処理網(52)を固定させ、また
図9の仮想線に示す如く、前記ボルト(59)を取外
し、前後網フレーム(54)(55)を支点軸(58)
を中心に処理胴(7)から離反させるように回動させる
ことにより、前後網フレーム(54)(55)内側に嵌
込みされる処理網(52)を前記網フレーム(54)
(55)の下端側から処理胴カバー(48)下方の脱穀
部(4)の右側壁(4b)に形成する窓(60)を介し
て処理胴(7)の周方向で機外に取出し、又は、前記窓
(60)から処理胴(7)の周方向で処理網(52)を
前後網フレーム(54)(55)下端側からこの内側に
嵌込むように構成している。 【0012】なお、前記窓(60)にはこれを開放自在
に閉塞する蓋(61)を設けている。 【0013】また、前後網フレーム(54)(55)の
外側面に沿って処理網(52)を脱着させるための前後
ガイドピン(62)を、処理網(52)の上端側前後隅
部外周面に突出固定させると共に、処理網(52)の下
縁中間部を切欠いて形成する係止溝(63)を嵌合させ
て処理網(52)の前後網フレーム(54)(55)に
対する前後及び上下の位置決めを行うための位置決めピ
ン(64)を、押え板(57)の中間内面に突出固定さ
せている。 【0014】さらに、前後網フレーム(54)(55)
は上部長尺円弧フレーム(65)と下部短尺円弧フレー
ム(66)とに分割してあり、上部長尺円弧フレーム
(65)下端に下部短尺円弧フレーム(66)上端を連
結ピン(67)を介して回動自在に一体連結するもの
で、図9の仮想線に示す如く、処理網(52)の取外し
時に、上部長尺円弧フレーム(65)を支点軸(58)
を中心に処理胴(7)から離反するように回動させ、且
つ、その上部長尺円弧フレーム(65)に対して下部短
尺円弧フレーム(66)を連結ピン(67)を中心に処
理胴(7)から離反するように回動させ、下部短尺円弧
フレーム(66)及び押え板(57)を処理網(52)
から離反させると共に、位置決めピン(64)を係止溝
(63)から離脱させ、処理網(52)をガイドピン
(62)を介して上部長尺円弧フレーム(54)外側面
に沿って下方に滑り降ろすことにより、処理網(52)
下縁を前記窓(60)位置に移動させる一方、上長尺円
弧フレーム(65)下端から下部短尺円弧フレーム(6
6)を略直下に垂下げた状態で、前記窓(60)から処
理網(52)をこの上縁側から挿入し、ガイドピン(6
2)を介して上部長尺円弧フレーム(54)外側面に沿
って処理網(52)上縁が当て板(56)に当たるまで
上方に押上げることにより、上部長尺円弧フレーム(6
5)内側に嵌込み、然る後、下部短尺円弧フレーム(6
6)を処理網(52)の下部外周面に回動接合させると
共に、処理網(52)の下縁外側に押え板(57)を接
合させて位置決めピン(64)を係止溝(63)に嵌合
させ、前後網フレーム(54)(55)全体を支点軸
(58)を中心に処理胴(7)方向に回動させ、前記ボ
ルト(59)を締付けるように構成している。即ち、前
後網フレーム(54)(55)を中間部から折曲げ自在
に形成することにより、前後網フレーム(54)(5
5)の回動操作量を小さくして、処理網(52)の脱着
に必要な隙間をより大きく得られるように構成してい
る。 【0015】図1に示す如く、前記処理室(49)の前
壁(45)外側にベベルギヤケースである処理胴駆動ケ
ース(68)を一体固設すると共に、前壁(45)内側
に駆動ケース(68)の出力側端を臨ませるもので、処
理胴軸(7a)と同軸上で駆動ケース(68)内部にベ
アリング(67)を介して回転自在に軸支する出力側ギ
ヤ筒軸(70)と、該筒軸(70)の一端に一体形成す
る出力側ベベルギヤ(71)と、処理胴軸(7a)と直
交する方向で駆動ケース(68)内部にベアリング(7
2)を介して回転自在に軸支する入力側ギヤ軸(73)
と、該入力側ギヤ軸(73)に係合軸支して前記出力側
ベベルギヤ(71)と常時噛合せる入力側ベベルギヤ
(74)とを前記駆動ケース(68)に設け、脱穀部
(4)の右側壁(4b)と反対側の駆動ケース(68)
側面に突出させる前記入力側ギヤ軸(73)端部に入力
プーリ(75)を係合軸支させている。 【0016】そして、前記処理胴軸(7a)の前端を前
記出力側ギヤ筒軸(70)にスプライン(76)嵌合
し、前記処理胴軸(7a)前端を駆動ケース(68)を
介して処理室(49)の前壁(41)に挿脱自在に軸受
けすると共に、入力プーリ(75)の回転を処理胴軸
(7a)に伝動するように構成している。 【0017】また、前記脱穀部(4)後面に横架する機
体フレーム(77)から処理室(49)後面左右側に左
右支持フレーム(78)(79)を立設固定させると共
に、該支持フレーム(78)(79)間に処理胴(7)
を貫通可能な孔(80a)を有する処理室(49)の後
壁枠板(80)を設け、該枠板(80)の左右側縁を支
持フレーム(78)(79)にボルト(81)…を介し
て一体固定すると共に、前記枠板(80)に処理室(4
9)の後壁(50)の四隅に貫通させる取付けボルト
(82)を一体固定し、前記処理室(49)の後壁(5
0)を枠板(80)の後面側にナット(83)を介して
締付けている。 【0018】そして、前記処理胴軸(7a)の後端を前
記処理室(49)の後壁(50)に一体取付けしたベア
リングケース(84)に回転自在軸受けし、処理室(4
9)の前壁(45)と後壁(50)間に処理胴軸(7
a)を枢支させると共に、処理室(49)の後壁(5
0)の締付けナット(83)を外し、処理室(49)の
後壁(50)外側面に設けた取手(50a)を握って後
方に引くことにより、処理胴(7)を処理胴軸(7a)
及び後壁(50)と共に処理室(49)後方に挿脱する
ように構成している。 【0019】図1及び図8に示す如く、処理胴(7)の
前後開放端を胴径より大径の皿状の前後蓋板(7c)
(7d)で閉塞すると共に、該蓋板(7c)(7d)の
中心に処理胴軸(7a)を貫通固定させて、処理胴軸
(7a)と一体に処理胴(7)を回転させるもので、前
記前蓋板(7c)を回転自在に内装させる前蓋板(7
c)より若干大径の円形凹部(45a)を処理室(4
9)の前壁(45)に形成し、前蓋板(7c)を処理室
(49)と円形凹部(45a)の隔壁として作用させ、
処理胴軸(7a)が露呈する円形凹部(45a)に処理
室(49)に送り込まれる藁が侵入するのを防止し、処
理胴軸(7a)への藁の巻付きを防止している。また円
形凹部(45a)に前蓋板(7c)を内装することによ
り、処理室(49)の前端から処理胴(7)を後方に延
設させ、処理胴(7)が前蓋板(7c)の分短くなるの
を防止し、処理胴(7)による脱穀性能を向上させてい
る。さらに前壁(45)からの円形凹部(45a)の立
上りがリブの役目をなし、前壁(45)の強度を向上さ
せている。 【0020】図5及び図8に示す如く、脱穀部(4)の
右側壁(4b)に沿う取付座(68a)を前記駆動ケー
ス(68)の前端から脱穀部(4)前端近傍までに延設
形成し、駆動ケース(68)を処理室(49)の前壁
(45)とこれに直角な脱穀部(4)の右側壁(4b)
に固定し、駆動ケース(68)の取付け強度を高め、処
理胴軸(7a)の軸振れ等を防止すると共に、前記取付
座(68a)により脱穀部(4)の右側壁(4b)の強
度を向上させるように構成している。 【0021】図8、図9、図11に示す如く、前記処理
胴(7)の扱歯(7b)は扱歯素板(85)をコの字形
に折曲げて2枚一組に形成し、一組の扱歯(7b)の底
面(86)に四角形の溶接孔(87)を開設し、該底面
(86)の外側縁と孔(87)の内側縁とを処理胴
(7)の外周面に溶接し、処理胴(7)外周面から各扱
歯(7b)を適宜立設固定させるように構成している。 【0022】図12に示す如く、前記エンジン(12)
の出力軸(100)から機台(3)の前端に取付けるミ
ッション(101)の入力軸(102)に動力伝達し、
該ミッション(101)の左右出入軸である前記左右走
行クローラ(2)(2)の左右駆動スプロケット軸(1
03)(104)を駆動すると共に、前記ミッション
(101)の入力軸(102)から前記刈取部(8)の
刈取入力軸(105)に動力伝達し、前記エンジン(1
2)の出力軸(100)から前記脱穀部(4)の唐箕軸
(106)に動力伝達し、該唐箕軸(106)に連動連
結させるカウンタ軸(107)を設け、該カウンタ軸
(107)から扱胴軸(6a)及び処理胴軸(7a)及
び前記揺動選別盤(26)の揺動駆動軸(108)にそ
れぞれ動力伝達し、前記扱胴軸(6a)から排藁チェン
(10)の駆動スプロケット軸(109)に、また前記
揺動駆動軸(108)からフィードチェン(5)の駆動
スプロケット軸(110)に動力伝達し、前記唐箕軸
(106)に一番スクリューコンベア(35)及び二番
スクリューコンベア(36)及びカウンタ軸(111)
を連動連結させ、前記一番スクリューコンベア(35)
から揚穀筒(14)に、また前記二番スクリューンベア
(36)から二番還元コンベア筒(18)に、また前記
カウンタ軸(111)から前記吸排塵ファン(38)及
び前記排藁カッタ(37)(38)の駆動軸(112)
にそれぞれ動力伝達するもので、図5にも示す如く、前
記カウンタ軸(107)上に処理胴(7)の駆動ケース
(68)の入力プーリ(5)に対する出力プーリ(11
3)を設け、各プーリ(113)(75)間にVベルト
(114)を張架すると共に、前記カウンタ軸(10
7)の軸端をベベルギヤ(115)(116)を介して
扱胴軸(6a)に連動連結し、扱胴(6)と処理胴
(7)を周方向に回転させ、且つ扱胴(6)より高速で
処理胴(7)を回転させるように構成している。 【0023】 【発明の効果】以上実施例から明らかなように本発明
は、扱胴(6)を内設する扱室(23)の後端側に排塵
通路(51)を介して前端側を連通させる処理室(4
9)を備え、該処理室(49)に扱胴(6)と平行に内
設する処理胴(7)を、処理胴軸(7a)及び処理室後
壁(50)と共に処理室(49)後方に挿脱するように
構成したコンバインの脱穀装置において、処理胴(7)
を貫通可能な孔(80a)を有する処理室後壁枠板(8
0)を脱穀部(4)の後面に固定し、処理胴軸(7a)
の後端を回転自在に軸受け枢支するための軸受け部材
(84)を一体取付けし、かつ外側面に取手(50a)
を設けた処理室後壁(50)を、前記枠板(80)の後
面側に着脱自在に締結固定する一方、処理室前壁(4
5)は、扱室(23)の下方に張架させるクリンプ網
(25)の後端位置に対応する扱胴(6)の後部下方を
迂回させて脱穀部(4)の左右側壁(4a)(4b)間
に張設する排塵通路形成板(44)から一体的に延設さ
せて、脱穀部(4)の右側壁(4b)から直角に張出し
て前記処理室後壁(50)と対向させると共に、処理胴
軸(7a)の前端を挿脱自在に嵌合させて該処理胴軸
(7a)の前端に回転を伝える伝動部材(70)を設け
た処理胴駆動ケース(68)は、前記処理室前壁(4
5)の外側直前に設け、該処理胴駆動ケース(68)を
処理室前壁(45)とこれに直角な脱穀部(4)の右側
壁(4b)に固定したもので、前記処理胴軸(7a)を
処理室(49)の前後長と略同じ長さまで短縮するか
ら、処理胴(7)の挿脱を従来に比べて簡単に行うこと
ができると共に、処理胴軸(7a)の必要強度が低くな
り、その分強度面並びにコスト面で従来に比べて有利に
なる許りか、処理胴軸(7a)の振動を激減させること
ができ、また処理室前壁(45)を、扱室(23)の下
方に張架させるクリンプ網(25)の後端位置に対応す
る扱胴(6)の後部下方を迂回させて脱穀部(4)の左
右側壁(4a)(4b)間に張設する排塵通路形成板
(44)から一体的に延設させて、脱穀部(4)の右側
壁(4b)から直角に張出して前記処理室後壁(50)
と対向させると共に、処理胴軸(7a)の前端を挿脱自
在に嵌合させて該処理胴軸(7a)の前端に回転を伝え
る伝動部材(70)を設けた処理胴駆動ケース(68)
を、前記処理室前壁(45 )の外側直前に設け、該処理
胴駆動ケース(68)を処理室前壁(45)とこれに直
角な脱穀部(4)の右側壁(4b)に固定したから、処
理室前壁(45)及び脱穀部(4)の右側壁(4b)の
剛性を高め、かつ処理胴駆動ケース(68)の取付け強
度も同時に高め、より一層処理胴軸(7a)の振動を押
さえることができ、それによって処理部構造の簡素化並
びに脱穀部(4)の低騒音化を容易に図ることができる
等の顕著な効果を奏するものである。
端側に送塵通路を介して前端側を連通させる処理室を備
え、該処理室に扱胴と平行に処理胴を内設したコンバイ
ンの脱穀装置に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、実開昭61−152237号公報
に、処理胴を処理室後方に挿脱する技術が開示されてい
る。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】前記従来技術は、処理
胴を処理胴軸及び処理室の後端と共に処理室後方に挿脱
するのであるが、処理胴軸の前端が扱室の前端まで延長
され、扱室の前壁に支持されているため、処理胴軸が脱
穀部の前後長と略同じ長さになって、処理胴の挿脱が非
常に困難になると共に、処理胴軸の長さに対応してその
必要強度が高くなり、その分コストも高くなる許りか、
処理胴の振動も激しくなる等の問題があった。 【0004】 【課題を解決するための手段】然るに本発明は、扱胴を
内設する扱室の後端側に排塵通路を介して前端側を連通
させる処理室を備え、該処理室に扱胴と平行に内設する
処理胴を、処理胴軸及び処理室後壁と共に処理室後方に
挿脱するように構成したコンバインの脱穀装置におい
て、処理胴を貫通可能な孔を有する処理室後壁枠板を脱
穀部の後面に固定し、処理胴軸の後端を回転自在に軸受
け枢支するための軸受け部材を一体取付けし、かつ外側
面に取手を設けた処理室後壁を、前記枠板の後面側に着
脱自在に締結固定する一方、処理室前壁は、扱室の下方
に張架させるクリンプ網の後端位置に対応する扱胴の後
部下方を迂回させて脱穀部の左右側壁間に張設する排塵
通路形成板から一体的に延設させて、脱穀部の右側壁か
ら直角に張出して前記処理室後壁と対向させると共に、
処理胴軸の前端を挿脱自在に嵌合させて該処理胴軸の前
端に回転を伝える伝動部材を設けた処理胴駆動ケース
は、前記処理室前壁の外側直前に設け、該処理胴駆動ケ
ースを処理室前壁とこれに直角な脱穀部の右側壁に固定
したもので、前記処理胴軸を処理室の前後長と略同じ長
さまで短縮するから、処理胴の挿脱を従来に比べて簡単
に行い得ると共に、処理胴軸の必要強度が低くなり、そ
の分強度面並びにコスト面で従来に比べて有利になる許
りか、処理胴軸の振動を激減させ得、また処理室前壁
を、扱室の下方に張架させるクリンプ網の後端位置に対
応する扱胴の後部下方を迂回させて脱穀部の左右側壁間
に張設する排塵通路形成板から一体的に延設させて、脱
穀部の右側壁から直角に張出して前記処理室後壁と対向
させると共に、処理胴軸の前端を挿脱自在に嵌合させて
該処理胴軸の前端に回転を伝える伝動部材を設けた処理
胴駆動ケースを、前記処理室前壁の外側直前に設け、該
処理胴駆動ケースを処理室前壁とこれに直角な脱穀部の
右側壁に固定したから、処理室前壁及び脱穀部の右側壁
の剛性を高め、かつ処理胴駆動ケースの取付け強度も同
時に高め、より一層処理胴軸の振動を押さえ得、それに
よって処理部構造の簡素化並びに脱穀部の低騒音化を容
易に図り得るものである。 【0005】 【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳述
する。図2はコンバインの全体側面図、図3は同平面図
であり、図中(1)は走行クローラ(2)を装設するト
ラックフレーム、(3)は前記トラックフレーム(1)
に架設する機台、(4)はフィードチェン(5)を左側
に張架し扱胴(6)及び処理胴(7)などを内蔵する脱
穀部、(8)は刈刃及び穀稈搬送機構などを備える刈取
部、(9)は前記脱穀部(4)の後側に支点軸(9a)
を介して後方に回動自在に取付け脱穀後の排藁を排藁チ
ェン(10)を介して搬入する排藁処理部、(11)は
コンバインの各部を駆動するエンジン(12)を内蔵す
るエンジン部、(13)は脱穀部(4)から揚穀筒(1
4)により搬入される穀粒を貯留する籾タンク、(1
5)は運転席(16)及び運転操作部(17)を備える
運転台であり、刈取部(8)で穀稈を刈取り、脱穀部
(4)で脱穀処理するように構成している。 【0006】また、図4乃至図7に示す如く、図中(2
3)は機体の前後方向に軸架する軸流型の扱胴(6)を
内設させる扱室、(24)は前記扱室(23)に穀稈を
挿入する扱口、(25)は前記扱室(23)下方に張架
させるクリンプ網、(26)は揺動リンク(27)及び
揺動ローラ(28)を介して前後方向に揺動自在に支持
する揺動選別盤であり、前記クリンプ網(25)前部下
方に位置させるフィードパン(29)と、前記クリンプ
網(25)後部下方に位置させるチャフシーブ(31)
と、該チャフシーブ(31)後方に配設するストローラ
ック(32)と、前記チャフシーブ(31)下方に配設
するグレンシーブ(33)とで前記揺動選別盤(26)
を構成する。 【0007】また、図中(34)は前記選別盤(26)
方向に選別風を送給する唐箕、(35)は前記揚穀筒
(14)に連通させて前記籾タンク(13)に穀粒を取
出す一番スクリューコンベア、(36)は二番還元コン
ベア筒(18)に連通させて二番物を前記揺動選別盤
(26)前部に還元する二番スクリューコンベア、(3
7)は二番還元口、(38)は前記ストローラック(3
2)上方に吸引口(19)を臨ませる吸排塵ファンであ
り、前記扱胴(6)及び処理胴(7)により脱穀された
穀粒を揺動選別盤(26)で選別し整粒のみを前記籾タ
ンク(13)に取出すと共に、排藁を排藁チェン(1
0)を介し排藁カッタ(39)(40)を有する排藁処
理部(9)に送り込んで切断後機外に排出させるように
構成している。 【0008】前記扱室(23)の前壁(41)に前記扱
口(24)を形成すると共に、扱室(23)の後壁(4
2)に脱穀後の排藁を扱室(23)から排出するための
排藁口(43)を形成し、前壁(41)に扱胴軸(6
a)の前端を、また後壁(42)に扱胴軸(6a)の後
端を回転自在に軸受し、前記扱胴(6)を扱室(23)
内部に回転自在に支持している。 【0009】前記扱胴(6)の後部下方を迂回させて脱
穀部(4)の左右側壁(4a)(4b)間に排塵通路形
成板(44)を張設し、該通路形成板(44)の右側縁
から一体的に処理室前壁(45)を延設させると共に、
処理室前壁(45)より後方の右側壁(4b)を、処理
胴(7)の外側半分を覆う処理胴カバー(48)により
膨出形成し、この処理胴カバー(48)が外側壁となる
処理室(49)を形成するもので、脱穀部(4)の後端
側で処理室(49)の後面を閉塞する処理室後壁(5
0)を設け、処理室(49)の前壁(45)とこれと対
向する後壁(50)間に処理胴軸(7a)を軸架し、処
理室(49)内部で扱胴(6)と平行に処理胴(7)を
回転自在に支持している。 【0010】また図8にも示す如く、前記カバー(4
8)と反対側の処理室(49)の内側面を脱穀部(4)
の内側に開放するもので、扱室(23)の後壁(42)
より前側の処理室(49)前部内側面を排塵通路(5
1)を介して扱室(23)の後端右側と連通接続し、扱
室(23)の後壁(42)より後側の処理室(49)中
間内側面で処理胴カバー(48)と反対側の処理胴
(7)外周側にクリンプ網である処理網(52)を張設
し、処理室(49)後部内側面を前記ストローラック
(32)上方に排塵口(53)を介して開放している。 【0011】図9にも示す如く、前記処理網(52)の
外周側で処理胴(7)の周方向に張架する前後網フレー
ム(54)(55)を該処理網(52)と別体に設け、
前後網フレーム(54)(55)の上端を一体連結する
当て板(56)外面に処理網(52)の上縁内面を当接
させ、前後網フレーム(54)(55)の下端を一体連
結する押え板(57)内面に処理網(52)の下縁外面
を当接させた状態で、前後網フレーム(54)(55)
の内側に処理網(52)を嵌込むもので、前記処理胴カ
バー(48)の上縁内側面に突出固定させる処理胴軸
(7a)と平行な支点軸(58)に前後網フレーム(5
4)(55)の上端を回動自在に支持すると共に、前記
押え板(57)を処理網(52)の下縁と共に前記処理
胴カバー(48)の下縁内側面に前後2個のノブ付きボ
ルト(59)を介して機外側から締付けることにより、
図9及び図8の実線に示す如く、処理胴カバー(48)
と反対側の処理胴(7)外周側に前後網フレーム(5
4)(55)を介して処理網(52)を固定させ、また
図9の仮想線に示す如く、前記ボルト(59)を取外
し、前後網フレーム(54)(55)を支点軸(58)
を中心に処理胴(7)から離反させるように回動させる
ことにより、前後網フレーム(54)(55)内側に嵌
込みされる処理網(52)を前記網フレーム(54)
(55)の下端側から処理胴カバー(48)下方の脱穀
部(4)の右側壁(4b)に形成する窓(60)を介し
て処理胴(7)の周方向で機外に取出し、又は、前記窓
(60)から処理胴(7)の周方向で処理網(52)を
前後網フレーム(54)(55)下端側からこの内側に
嵌込むように構成している。 【0012】なお、前記窓(60)にはこれを開放自在
に閉塞する蓋(61)を設けている。 【0013】また、前後網フレーム(54)(55)の
外側面に沿って処理網(52)を脱着させるための前後
ガイドピン(62)を、処理網(52)の上端側前後隅
部外周面に突出固定させると共に、処理網(52)の下
縁中間部を切欠いて形成する係止溝(63)を嵌合させ
て処理網(52)の前後網フレーム(54)(55)に
対する前後及び上下の位置決めを行うための位置決めピ
ン(64)を、押え板(57)の中間内面に突出固定さ
せている。 【0014】さらに、前後網フレーム(54)(55)
は上部長尺円弧フレーム(65)と下部短尺円弧フレー
ム(66)とに分割してあり、上部長尺円弧フレーム
(65)下端に下部短尺円弧フレーム(66)上端を連
結ピン(67)を介して回動自在に一体連結するもの
で、図9の仮想線に示す如く、処理網(52)の取外し
時に、上部長尺円弧フレーム(65)を支点軸(58)
を中心に処理胴(7)から離反するように回動させ、且
つ、その上部長尺円弧フレーム(65)に対して下部短
尺円弧フレーム(66)を連結ピン(67)を中心に処
理胴(7)から離反するように回動させ、下部短尺円弧
フレーム(66)及び押え板(57)を処理網(52)
から離反させると共に、位置決めピン(64)を係止溝
(63)から離脱させ、処理網(52)をガイドピン
(62)を介して上部長尺円弧フレーム(54)外側面
に沿って下方に滑り降ろすことにより、処理網(52)
下縁を前記窓(60)位置に移動させる一方、上長尺円
弧フレーム(65)下端から下部短尺円弧フレーム(6
6)を略直下に垂下げた状態で、前記窓(60)から処
理網(52)をこの上縁側から挿入し、ガイドピン(6
2)を介して上部長尺円弧フレーム(54)外側面に沿
って処理網(52)上縁が当て板(56)に当たるまで
上方に押上げることにより、上部長尺円弧フレーム(6
5)内側に嵌込み、然る後、下部短尺円弧フレーム(6
6)を処理網(52)の下部外周面に回動接合させると
共に、処理網(52)の下縁外側に押え板(57)を接
合させて位置決めピン(64)を係止溝(63)に嵌合
させ、前後網フレーム(54)(55)全体を支点軸
(58)を中心に処理胴(7)方向に回動させ、前記ボ
ルト(59)を締付けるように構成している。即ち、前
後網フレーム(54)(55)を中間部から折曲げ自在
に形成することにより、前後網フレーム(54)(5
5)の回動操作量を小さくして、処理網(52)の脱着
に必要な隙間をより大きく得られるように構成してい
る。 【0015】図1に示す如く、前記処理室(49)の前
壁(45)外側にベベルギヤケースである処理胴駆動ケ
ース(68)を一体固設すると共に、前壁(45)内側
に駆動ケース(68)の出力側端を臨ませるもので、処
理胴軸(7a)と同軸上で駆動ケース(68)内部にベ
アリング(67)を介して回転自在に軸支する出力側ギ
ヤ筒軸(70)と、該筒軸(70)の一端に一体形成す
る出力側ベベルギヤ(71)と、処理胴軸(7a)と直
交する方向で駆動ケース(68)内部にベアリング(7
2)を介して回転自在に軸支する入力側ギヤ軸(73)
と、該入力側ギヤ軸(73)に係合軸支して前記出力側
ベベルギヤ(71)と常時噛合せる入力側ベベルギヤ
(74)とを前記駆動ケース(68)に設け、脱穀部
(4)の右側壁(4b)と反対側の駆動ケース(68)
側面に突出させる前記入力側ギヤ軸(73)端部に入力
プーリ(75)を係合軸支させている。 【0016】そして、前記処理胴軸(7a)の前端を前
記出力側ギヤ筒軸(70)にスプライン(76)嵌合
し、前記処理胴軸(7a)前端を駆動ケース(68)を
介して処理室(49)の前壁(41)に挿脱自在に軸受
けすると共に、入力プーリ(75)の回転を処理胴軸
(7a)に伝動するように構成している。 【0017】また、前記脱穀部(4)後面に横架する機
体フレーム(77)から処理室(49)後面左右側に左
右支持フレーム(78)(79)を立設固定させると共
に、該支持フレーム(78)(79)間に処理胴(7)
を貫通可能な孔(80a)を有する処理室(49)の後
壁枠板(80)を設け、該枠板(80)の左右側縁を支
持フレーム(78)(79)にボルト(81)…を介し
て一体固定すると共に、前記枠板(80)に処理室(4
9)の後壁(50)の四隅に貫通させる取付けボルト
(82)を一体固定し、前記処理室(49)の後壁(5
0)を枠板(80)の後面側にナット(83)を介して
締付けている。 【0018】そして、前記処理胴軸(7a)の後端を前
記処理室(49)の後壁(50)に一体取付けしたベア
リングケース(84)に回転自在軸受けし、処理室(4
9)の前壁(45)と後壁(50)間に処理胴軸(7
a)を枢支させると共に、処理室(49)の後壁(5
0)の締付けナット(83)を外し、処理室(49)の
後壁(50)外側面に設けた取手(50a)を握って後
方に引くことにより、処理胴(7)を処理胴軸(7a)
及び後壁(50)と共に処理室(49)後方に挿脱する
ように構成している。 【0019】図1及び図8に示す如く、処理胴(7)の
前後開放端を胴径より大径の皿状の前後蓋板(7c)
(7d)で閉塞すると共に、該蓋板(7c)(7d)の
中心に処理胴軸(7a)を貫通固定させて、処理胴軸
(7a)と一体に処理胴(7)を回転させるもので、前
記前蓋板(7c)を回転自在に内装させる前蓋板(7
c)より若干大径の円形凹部(45a)を処理室(4
9)の前壁(45)に形成し、前蓋板(7c)を処理室
(49)と円形凹部(45a)の隔壁として作用させ、
処理胴軸(7a)が露呈する円形凹部(45a)に処理
室(49)に送り込まれる藁が侵入するのを防止し、処
理胴軸(7a)への藁の巻付きを防止している。また円
形凹部(45a)に前蓋板(7c)を内装することによ
り、処理室(49)の前端から処理胴(7)を後方に延
設させ、処理胴(7)が前蓋板(7c)の分短くなるの
を防止し、処理胴(7)による脱穀性能を向上させてい
る。さらに前壁(45)からの円形凹部(45a)の立
上りがリブの役目をなし、前壁(45)の強度を向上さ
せている。 【0020】図5及び図8に示す如く、脱穀部(4)の
右側壁(4b)に沿う取付座(68a)を前記駆動ケー
ス(68)の前端から脱穀部(4)前端近傍までに延設
形成し、駆動ケース(68)を処理室(49)の前壁
(45)とこれに直角な脱穀部(4)の右側壁(4b)
に固定し、駆動ケース(68)の取付け強度を高め、処
理胴軸(7a)の軸振れ等を防止すると共に、前記取付
座(68a)により脱穀部(4)の右側壁(4b)の強
度を向上させるように構成している。 【0021】図8、図9、図11に示す如く、前記処理
胴(7)の扱歯(7b)は扱歯素板(85)をコの字形
に折曲げて2枚一組に形成し、一組の扱歯(7b)の底
面(86)に四角形の溶接孔(87)を開設し、該底面
(86)の外側縁と孔(87)の内側縁とを処理胴
(7)の外周面に溶接し、処理胴(7)外周面から各扱
歯(7b)を適宜立設固定させるように構成している。 【0022】図12に示す如く、前記エンジン(12)
の出力軸(100)から機台(3)の前端に取付けるミ
ッション(101)の入力軸(102)に動力伝達し、
該ミッション(101)の左右出入軸である前記左右走
行クローラ(2)(2)の左右駆動スプロケット軸(1
03)(104)を駆動すると共に、前記ミッション
(101)の入力軸(102)から前記刈取部(8)の
刈取入力軸(105)に動力伝達し、前記エンジン(1
2)の出力軸(100)から前記脱穀部(4)の唐箕軸
(106)に動力伝達し、該唐箕軸(106)に連動連
結させるカウンタ軸(107)を設け、該カウンタ軸
(107)から扱胴軸(6a)及び処理胴軸(7a)及
び前記揺動選別盤(26)の揺動駆動軸(108)にそ
れぞれ動力伝達し、前記扱胴軸(6a)から排藁チェン
(10)の駆動スプロケット軸(109)に、また前記
揺動駆動軸(108)からフィードチェン(5)の駆動
スプロケット軸(110)に動力伝達し、前記唐箕軸
(106)に一番スクリューコンベア(35)及び二番
スクリューコンベア(36)及びカウンタ軸(111)
を連動連結させ、前記一番スクリューコンベア(35)
から揚穀筒(14)に、また前記二番スクリューンベア
(36)から二番還元コンベア筒(18)に、また前記
カウンタ軸(111)から前記吸排塵ファン(38)及
び前記排藁カッタ(37)(38)の駆動軸(112)
にそれぞれ動力伝達するもので、図5にも示す如く、前
記カウンタ軸(107)上に処理胴(7)の駆動ケース
(68)の入力プーリ(5)に対する出力プーリ(11
3)を設け、各プーリ(113)(75)間にVベルト
(114)を張架すると共に、前記カウンタ軸(10
7)の軸端をベベルギヤ(115)(116)を介して
扱胴軸(6a)に連動連結し、扱胴(6)と処理胴
(7)を周方向に回転させ、且つ扱胴(6)より高速で
処理胴(7)を回転させるように構成している。 【0023】 【発明の効果】以上実施例から明らかなように本発明
は、扱胴(6)を内設する扱室(23)の後端側に排塵
通路(51)を介して前端側を連通させる処理室(4
9)を備え、該処理室(49)に扱胴(6)と平行に内
設する処理胴(7)を、処理胴軸(7a)及び処理室後
壁(50)と共に処理室(49)後方に挿脱するように
構成したコンバインの脱穀装置において、処理胴(7)
を貫通可能な孔(80a)を有する処理室後壁枠板(8
0)を脱穀部(4)の後面に固定し、処理胴軸(7a)
の後端を回転自在に軸受け枢支するための軸受け部材
(84)を一体取付けし、かつ外側面に取手(50a)
を設けた処理室後壁(50)を、前記枠板(80)の後
面側に着脱自在に締結固定する一方、処理室前壁(4
5)は、扱室(23)の下方に張架させるクリンプ網
(25)の後端位置に対応する扱胴(6)の後部下方を
迂回させて脱穀部(4)の左右側壁(4a)(4b)間
に張設する排塵通路形成板(44)から一体的に延設さ
せて、脱穀部(4)の右側壁(4b)から直角に張出し
て前記処理室後壁(50)と対向させると共に、処理胴
軸(7a)の前端を挿脱自在に嵌合させて該処理胴軸
(7a)の前端に回転を伝える伝動部材(70)を設け
た処理胴駆動ケース(68)は、前記処理室前壁(4
5)の外側直前に設け、該処理胴駆動ケース(68)を
処理室前壁(45)とこれに直角な脱穀部(4)の右側
壁(4b)に固定したもので、前記処理胴軸(7a)を
処理室(49)の前後長と略同じ長さまで短縮するか
ら、処理胴(7)の挿脱を従来に比べて簡単に行うこと
ができると共に、処理胴軸(7a)の必要強度が低くな
り、その分強度面並びにコスト面で従来に比べて有利に
なる許りか、処理胴軸(7a)の振動を激減させること
ができ、また処理室前壁(45)を、扱室(23)の下
方に張架させるクリンプ網(25)の後端位置に対応す
る扱胴(6)の後部下方を迂回させて脱穀部(4)の左
右側壁(4a)(4b)間に張設する排塵通路形成板
(44)から一体的に延設させて、脱穀部(4)の右側
壁(4b)から直角に張出して前記処理室後壁(50)
と対向させると共に、処理胴軸(7a)の前端を挿脱自
在に嵌合させて該処理胴軸(7a)の前端に回転を伝え
る伝動部材(70)を設けた処理胴駆動ケース(68)
を、前記処理室前壁(45 )の外側直前に設け、該処理
胴駆動ケース(68)を処理室前壁(45)とこれに直
角な脱穀部(4)の右側壁(4b)に固定したから、処
理室前壁(45)及び脱穀部(4)の右側壁(4b)の
剛性を高め、かつ処理胴駆動ケース(68)の取付け強
度も同時に高め、より一層処理胴軸(7a)の振動を押
さえることができ、それによって処理部構造の簡素化並
びに脱穀部(4)の低騒音化を容易に図ることができる
等の顕著な効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】処理胴軸の支持説明図。
【図2】コンバイン全体の側面図。
【図3】コンバイン全体の平面図。
【図4】脱穀部の断面側面図。
【図5】脱穀部の平面説明図。
【図6】脱穀部の正面視側面説明図。
【図7】脱穀部の背面視側面説明図。
【図8】処理室の内側面図。
【図9】処理室の断面図。
【図10】処理室の後壁の取付け説明図。
【図11】処理胴補の扱歯の斜視図。
【図12】駆動系統図。
【符号の説明】
(4) 脱穀部
(6) 扱胴
(7) 処理胴
(7a) 処理胴軸
(45) 前壁
(49) 処理室
(50) 後壁
(51) 送塵通路
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(56)参考文献 特開 昭62−166808(JP,A)
実開 昭61−152237(JP,U)
実開 昭56−111744(JP,U)
実開 平4−71430(JP,U)
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
A01F 12/18
A01F 12/00
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 扱胴(6)を内設する扱室(23)の後
端側に排塵通路(51)を介して前端側を連通させる処
理室(49)を備え、該処理室(49)に扱胴(6)と
平行に内設する処理胴(7)を、処理胴軸(7a)及び
処理室後壁(50)と共に処理室(49)後方に挿脱す
るように構成したコンバインの脱穀装置において、処理
胴(7)を貫通可能な孔(80a)を有する処理室後壁
枠板(80)を脱穀部(4)の後面に固定し、処理胴軸
(7a)の後端を回転自在に軸受け枢支するための軸受
け部材(84)を一体取付けし、かつ外側面に取手(5
0a)を設けた処理室後壁(50)を、前記枠板(8
0)の後面側に着脱自在に締結固定する一方、処理室前
壁(45)は、扱室(23)の下方に張架させるクリン
プ網(25)の後端位置に対応する扱胴(6)の後部下
方を迂回させて脱穀部(4)の左右側壁(4a)(4
b)間に張設する排塵通路形成板(44)から一体的に
延設させて、脱穀部(4)の右側壁(4b)から直角に
張出して前記処理室後壁(50)と対向させると共に、
処理胴軸(7a)の前端を挿脱自在に嵌合させて該処理
胴軸(7a)の前端に回転を伝える伝動部材(70)を
設けた処理胴駆動ケース(68)は、前記処理室前壁
(45)の外側直前に設け、該処理胴駆動ケース(6
8)を処理室前壁(45)とこれに直角な脱穀部(4)
の右側壁(4b)に固定したことを特徴とするコンバイ
ンの脱穀装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP09063793A JP3408280B2 (ja) | 1993-03-24 | 1993-03-24 | コンバインの脱穀装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP09063793A JP3408280B2 (ja) | 1993-03-24 | 1993-03-24 | コンバインの脱穀装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06276835A JPH06276835A (ja) | 1994-10-04 |
| JP3408280B2 true JP3408280B2 (ja) | 2003-05-19 |
Family
ID=14004018
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP09063793A Expired - Fee Related JP3408280B2 (ja) | 1993-03-24 | 1993-03-24 | コンバインの脱穀装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3408280B2 (ja) |
-
1993
- 1993-03-24 JP JP09063793A patent/JP3408280B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06276835A (ja) | 1994-10-04 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH11243752A (ja) | 普通形コンバイン | |
| JPH06276835A (ja) | コンバインの脱穀装置 | |
| JP3201677B2 (ja) | コンバインの脱穀装置 | |
| JP2001028925A (ja) | コンバインの枠構造 | |
| JP3297823B2 (ja) | コンバイン | |
| JP3517001B2 (ja) | コンバインの脱穀装置 | |
| JPH0745Y2 (ja) | コンバインの脱穀装置 | |
| JPH0249050Y2 (ja) | ||
| JP2740494B2 (ja) | 脱穀選別装置 | |
| JP2522631B2 (ja) | 脱穀選別装置 | |
| JPH0232023Y2 (ja) | ||
| JP2539065Y2 (ja) | 脱穀装置 | |
| JP3585404B2 (ja) | 刈取機の刈取部駆動構造 | |
| JPS6232907Y2 (ja) | ||
| JPS6320614Y2 (ja) | ||
| JPH0513129U (ja) | コンバイン | |
| JP3209605B2 (ja) | コンバインの揺動選別装置 | |
| JP2640738B2 (ja) | 脱穀装置 | |
| JPH0232034Y2 (ja) | ||
| JP2550602Y2 (ja) | 脱穀機の清掃装置 | |
| JPH0321295Y2 (ja) | ||
| JPH0518911Y2 (ja) | ||
| JP2508364Y2 (ja) | コンバインの脱穀装置 | |
| JP2579481Y2 (ja) | 収穫機の刈取装置 | |
| JPH0543638Y2 (ja) |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |