JP3447920B2 - 窒化ガリウム系化合物半導体レーザ及びその製造方法 - Google Patents
窒化ガリウム系化合物半導体レーザ及びその製造方法Info
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Description
合物半導体材料を用いた半導体素子に係わり、特に短波
長の発光に供する窒化ガリウム系化合物半導体レーザ及
びその製造方法に関する。
発光ダイオードや半導体レーザ用の材料として、GaN
を初めとする窒化ガリウム系化合物半導体が注目されて
いる。中でも、この材料系を用いた青色半導体レーザ
は、その発振波長が短いがゆえに高密度の情報処理用の
光源としての応用が期待されている。
るためには、活性層へのキャリアの注入と光の閉じ込め
を効率良く行うことが必要である。活性層への効率良い
キャリアの注入を行うためには、pn接合を有するダブ
ルへテロ接合と電流狭窄構造が重要である。また、光の
閉じ込めを効率良く行うためには大きな屈折率差を付け
た光導波路を形成することが重要である。
体レーザにおいては、メサによる光導波路形成或いは面
発光型の提案しかなされておらず、その他の構造,製造
方法については殆ど報告されていない。また、このよう
な従来型の半導体レーザではキャリアの注入や光の閉じ
込めが必ずしも十分ではないばかりか、メサ型の光導波
路ではp側の接触面積が小さいため素子抵抗の高い特性
になってしまう。他の化合物半導体材料では、メサの両
側を電流ブロック層により埋め込んでキャリアの注入や
光の閉じ込めを効率良く行うことも可能であるが、窒化
ガリウム系化合物半導体材料ではこのような構成をその
まま適用することもできない。
る。即ち、窒化ガリウム系化合物半導体材料はその結晶
成長が難しく、良質の結晶品質を得ることは困難であ
る。このことから、エッチングにより所望の面を出して
所望形状のメサを形成するのも難しい。さらに、メサエ
ッチング後の段差のあるところに窒化ガリウム系化合物
半導体材料を再成長するのは極めて難しく、前記したよ
うにメサエッチングにより所望の面を出して所望形状の
メサを形成するのが難しいことは、メサの両側の埋め込
みを益々困難にする。
ガリウム系化合物半導体材料を用いた半導体レーザにお
いては、キャリアの注入,光の閉じ込めが必ずしも十分
ではなく、しきい値を低くすることができない。さら
に、メサ型の光導波路では、基板と反対側のコンタクト
部(一般的にはp側)の接触面積が小さいため、素子抵
抗の高い特性になってしまう問題があった。
ので、その目的とするところは、窒化ガリウム系化合物
半導体材料を用いたダブルへテロ構造部におけるキャリ
アの注入及び光の閉じ込めを良好に行うことができ、低
しきい値で発振する短波長の光源として利用できる窒化
ガリウム系化合物半導体レーザ及びその製造方法を提供
することにある。
な構成を採用している。即ち本発明は、窒化ガリウム系
化合物半導体材料(Inx Gay Alz B1-x-y-z N:
0≦x,y,z,x+y+z≦1)からなり、活性層を
導電型の異なるクラッド層で挟んだダブルヘテロ構造部
を有する窒化ガリウム系化合物半導体レーザにおいて、
前記ダブルヘテロ構造部は、基板上に窒化ガリウム系化
合物半導体材料からなるバッファ層を介して形成され、
かつメサ型に形成され、このメサ型構造の両側が電流ブ
ロック層で埋め込まれてなることを特徴とする。
は次のものがあげられる。 (1) 電流ブロック層は、窒化ガリウム系化合物半導体材
料からなること。 (2) 窒化ガリウム系化合物半導体材料からなる電流ブロ
ック層は、高抵抗層であること。 (3) 窒化ガリウム系化合物半導体材料からなる電流ブロ
ック層は、複数層を積層してpn逆接合を利用するもの
であること。 (4) 電流ブロック層は、酸化膜等の絶縁膜からなるこ
と。 (5) 活性層は、多重量子井戸構造であること。 (6) メサ型構造の活性層の両側が一部が除去され、この
除去部分に窒化ガリウム系化合物半導体からなるマスト
ランスポート層が形成されていること。 (7) 電流ブロック層は、少なくともAlを含む層を露出
した面上に形成されていること。 (8) ダブルヘテロ構造部に形成されたメサ型構造の位置
が、基板側電極を形成するためのメサ型構造の中心より
該電極に近くなるように配置されていること。 (9) ダブルヘテロ構造部に形成されたメサ型構造の幅
が、基板側の電極を形成するためのメサ型構造の幅の1
/50以下であること。 (10)ダブルヘテロ構造部に形成されたメサ型構造と基板
側の電極を形成するためのメサ型構造の端部との距離
が、ダブルヘテロ構造部に形成されたメサ型構造の幅の
3倍以上、20倍以内であること。 (11)ダブルヘテロ構造部に形成されたメサ型構造の実効
屈折率が、電流ブロック層の実効屈折率よりも小さいこ
と。 (12)ダブルヘテロ構造部は基板側のクラッド層の一部を
除いてメサ型に形成され、該クラッド層はAlを含む層
であり、電流ブロック層はAlを含まない層であるこ
と。 (13)ダブルヘテロ構造部及び電流ブロック層からなる素
子主要部は、絶縁基板上に形成された第1導電型コンタ
クト層上に形成され、ダブルヘテロ構造部上には第2導
電型コンタクト層が形成され、素子主要部の一部は第1
導電型コンタクト層が露出するまで除去され、露出した
第1導電型コンタクト層上に第1の電極が形成され、第
2導電型コンタクト層上に第2の電極が形成されている
こと。 (14)メサ型のダブルヘテロ構造部は、素子主要部の中央
よりも基板側の第1の電極側に偏って形成されているこ
と。 (15)電流ブロック層は窒化ガリウム系化合物半導体材料
からなり、活性層部が、少なくともIna Gab Alc
B1-a-b-c N(0≦a,b,c,a+b+c≦1)から
なる井戸層とIne Gaf Alg B1-e-f-g N(0≦
e,f,g,e+f+g≦1)からなる障壁層とで構成
される単一量子井戸又は多重量子井戸からなること。 (16)電流ブロック層の屈折率が、ダブルヘテロ構造部の
等価屈折率より大きいこと。
製造方法において、基板上に窒化ガリウム系化合物半導
体材料からなるバッファ層を形成する工程と、前記バッ
ファ層上に窒化ガリウム系化合物半導体材料からなり、
活性層を導電型の異なるクラッド層で挟んだダブルヘテ
ロ構造部を形成する工程と、前記ダブルヘテロ構造部を
メサ状に選択エッチングしてメサ型構造を形成する工程
と、気相中に高温放置して結晶を再蒸発させることによ
り、前記メサ型構造の活性層の両側を一部除去する工程
と、気相中に高温放置して結晶を成長することにより、
少なくとも前記活性層の両側の除去した部分に窒化ガリ
ウム系化合物半導体材料からなるマストランスポート層
を形成する工程と、前記メサ型構造の両側に電流ブロッ
ク層を成長する工程とを含むことを特徴とする。さら
に、ダブルヘテロ構造部を選択エッチングするために、
レジスト/中間層/レジストの3層レジストを用いてマ
スクパターンを形成することを特徴とする。
基板上に窒化ガリウム系化合物半導体材料からなるダブ
ルへテロ構造部を直接形成するのではなく、基板上に窒
化ガリウム系化合物半導体材料からなるバッファ層を形
成し、その上にダブルへテロ構造部を形成することによ
り、ダブルへテロ構造部のための結晶成長を比較的容易
に行うことができ、しかも各結晶層の品質を向上させる
ことができる。このため、メサ形成のためのエッチング
により、所望の面を出して所望形状のメサ型構造を形成
することができる。従って、メサエッチング後の段差の
あるところに窒化ガリウム系化合物半導体材料を再成長
するのも容易となり、メサ型構造の側部を電流ブロック
層で埋め込むことが可能となる。
層で埋め込むことにより、活性層へのキャリアの注入を
効率良く行うことができ、さらに電流ブロック層の屈折
率を活性層のそれより小さくすれば、活性層への光の閉
じ込めも可能となり、発振しきい値の低減をはかり得
る。特に、活性層が多重量子井戸構造をしている場合に
は、さらに発振しきい値の低減をはかることが可能とな
る。さらに、メサ型構造の両側を電流ブロック層で埋め
込むことにより、メサ型構造上のみではなく電流ブロッ
ク層上にもコンタクト層を形成することができ、これに
よりp側電極のコンタクトを広くすることができ、電極
−半導体層間のコンタクト抵抗低減による低電圧駆動が
可能となる。
含む層を露出した面上に形成することにより、再成長界
面を通過して流れる無効電流を低減し、低しきい電流,
低動作電圧,高信頼性素子の実現が可能となる。
サ型構造の位置を電極を形成するためのメサ構造部の中
心より電極に近くなるように配置することにより、電流
経路を短縮し、動作電圧を低減することができる。但
し、ダブルヘテロ構造部に形成されたメサ型構造部と電
極を形成するためのメサ型構造の端部との距離が、ダブ
ルヘテロ構造部に形成されたメサ型構造の幅の3倍以
上、20倍以内であることが望ましい。これは、ダブル
ヘテロ構造部に形成されたメサ型構造が、電極形成用メ
サに近接すると、メサ部を流れる電流に対し側面を流れ
る無効電流経路が長くなり、動作電圧アップの原因にな
ってしまうからである。
サ型構造の幅を基板側電極を形成するためのメサ型構造
の幅の1/50以下に設定することにより、ダブルヘテ
ロ構造部に形成されたメサ型構造に適性な歪みを与え、
しきい電流を低減することができる。
サ型構造の実効屈折率を、電流ブロック層の実効屈折率
よりも小さくすることによって、ダブルヘテロ構造部に
形成されたメサ型構造の幅を極端に狭くしなくても光の
ガイド効果が生じ、非点隔差が小さく安定な基本横モー
ド発振する素子を実現することが可能となる。
の高温放置による結晶の再蒸発により除去し、この部分
に気相中の高温放置による結晶の成長によりマストラン
スポート層を形成しているので、メサ型構造の側面に埋
め込む電流ブロック層とメサ界面との結晶性が良好とな
る。このため、メサ側面のリーク電流が低減され活性層
に電流が効果的に注入されるため、より低しきい値で発
振する高出力の短波長の半導体レーザを実現することが
可能となる。
作成するために3層レジストを用いることにより、垂直
の側壁を有するマスクを形成することができ、これによ
りダブルヘテロ構造部のメサ型構造の幅を正確に制御す
ることが可能となる。
形態によって説明する。 (第1の実施形態)図1は、本発明の第1の実施形態に
係わる窒化ガリウム系化合物半導体レーザの素子構造を
示す断面図である。
ァ層102を介してn型GaNコンタクト層103が形
成されている。コンタクト層103上には、n型AlG
aNクラッド層104,n型GaNガイド層105,多
重量子井戸構造(MQW)の活性層106,p型GaN
ガイド層107,p型AlGaNクラッド層108から
なるメサ型構造が形成され、このメサ型構造の両側には
活性層106よりも屈折率の小さい高抵抗GaN電流ブ
ロック層110が埋め込み形成されている。ここで、M
QW活性層106は、障壁層としてIn組成5%のIn
GaN、井戸層としてIn組成15%のInGaNを用
いている。そして、メサ型構造及び電流ブロック層11
0上には、p型GaNコンタクト層109が形成されて
いる。
層103上の全面に形成されるのではなく、コンタクト
層103の一部が露出するように形成されている。そし
て、コンタクト層103の露出部上には、n側電極11
1が形成されている。さらに、p型GaNコンタクト層
109上にはp側電極112が形成されている。
イプ状となっており、ストライプ幅は0.5〜3μm、
ストライプ方向の長さ500μmとした。また、メサ型
構造及び電流ブロック層のストライプと直交する方向の
長さは200μm、n型GaNコンタクト層103の露
出部分のストライプと直交する方向の長さは200μm
とした。
長法(MOCVD法)を用い、サファイア基板101上
に厚さ50nmのGaNバッファ層102を成長し、そ
の上に厚さ4μmのn型GaNコンタクト層103,厚
さ1μmのn型AlGaNクラッド層104,厚さ0.
5μmのn型GaNガイド層105,厚さ0.3μmの
MQW活性層106,厚さ0.5μmのp型GaNガイ
ド層107,厚さ1μmのp型AlGaNクラッド層1
08までを順次成長形成する。
クト層103が露出するまでメサ状に選択エッチング
し、メサ型構造を形成する。エッチングの方法として
は、マスク材にSiO2 を用い、塩素ガスなどを用いた
ドライエッチング法や、300℃程度に昇温したNaO
H溶液中に浸漬することによるウェットエッチングなど
を用いるのが望ましい。ここで、メサ型構造の下地とな
るGaN層103の表面は(0001)面であり、メサ
の側面は(11'00)面又は(112'0)面となってい
る。但し、x'はxの反転記号を意味している。
いて、メサ部を保護し、高抵抗GaNブロック層110
を選択成長させる。高抵抗GaN層110の作成は、亜
鉛を添加することによって行うことができる。p型Al
GaNクラッド層108と高抵抗GaN層110とをほ
ぼ同一平面内になるように調整した後、厚さ0.3μm
のp型GaNコンタクト層109を成長する。このコン
タクト層109には、横方向に電流を広げるために不純
物が高濃度(1×1019cm-3程度)にドープされてい
る。
成長する際には、一度、成長装置からウェハを取り出し
ているので、元の結晶領域上に酸化膜が形成され、再成
長層の結晶品質が良くないことが考えられる。従って、
再成長を行う前に水素などで表面を軽く気相エッチング
した後、p型コンタクト層109を形成することが望ま
しい。このような工程を経ることによって、元の結晶領
域と再成長層との界面に絶縁物の層が形成されるのを回
避することができる。
9)を形成する直前に550℃程度の低温バッファ層を
形成することも可能である。このようにすることによっ
て、再成長層の初期成長モードにおいて3次元成長する
ことを抑制し、初期から平坦な2次元成長結晶を得るこ
とができる。
GaNブロック層110を形成する際にも同様の効果を
得ることができることはいうまでもない。このようにし
て作成した埋め込み構造を、SiO2 などをマスクに用
いたドライエッチング法により、n型GaN層103の
一部が露出するまでエッチングする。そして、電極を周
知の真空蒸着法によって形成する。電極材としては、n
型GaNコンタクト層103に対するn側電極としては
Ti/Au積層膜111、p型GaNコンタクト層10
9に対するp側電極としてはNi/Au積層膜112を
用いる。電極のオーミック化のために、700℃,5分
の熱処理を行うのが望ましい。
ア基板101上に格子不整合を緩和するためのGaNバ
ッファ層102を形成し、その上にダブルへテロ構造部
を含む積層構造を形成しているので、ダブルへテロ構造
部のための結晶成長を容易に行うことができ、しかも各
結晶層の品質を向上させることができる。このため、メ
サ形状のためのエッチングにより、所望の面を出して所
望形状のメサを形成することができる。従って、メサエ
ッチング後の段差のあるところに窒化ガリウム系化合物
半導体材料を再成長するのも比較的容易となり、メサ側
部を窒化ガリウム系化合物半導体で良好に埋め込むこと
ができる。
界面準位が多く形成される。このような界面準位はリー
ク電流(無効電流)の元となり、電流注入の効率を低下
させる。従って、メサ側面の界面準位の働きを抑制させ
なければならない。このような界面準位の効果を抑制す
るための一つの手段として、メサ側面をSiO2 などの
酸化膜等で保護した後にブロック層を形成する方法があ
る。別の手段としては、メサ構造が形成された後に、水
素などでメサ側面を軽くエッチングした後、ブロック層
を形成することも可能である。前者は界面準位を酸化膜
などによってパッシベートすることによって、後者は界
面準位の元となる結晶表面の乱れを除去することによっ
て、界面準位の効果を抑制することができる。
ク層110で埋め込まれていることにより、活性層10
6へのキャリアの注入を効率良く行うことができ、さら
に電流ブロック層110としてGaNを用い活性層10
6よりも屈折率を小さくしているので、活性層106へ
の光の閉じ込めも可能となり、発振しきい値の低減をは
かり得る。特に、活性層106が多重量子井戸構造をし
ているため、さらに発振しきい値の低減をはかることが
可能となる。
110で埋め込むことにより、メサ型構造上のみではな
く電流ブロック層110上にもp型GaNコンタクト層
109を形成することができ、これによりp側電極11
2のコンタクトを広くすることができ、電極−半導体層
間のコンタクト抵抗低減による低電圧駆動が可能とな
る。
態では、活性層106にIn組成5%のInGaN障壁
層及びIn組成15%のInGaN井戸層からなるMQ
W構造を用いたが、単一のInGaNや単一量子井戸構
造としてもよい。MQWにした場合には、以下の点で有
利である。即ち、活性層より基板に近い層では基板とG
aN系の層との格子定数の違いによって格子欠陥が生じ
やすいが、活性層をMQWにすることによって、格子緩
和が生じ、活性層より上に形成したp型層の不純物活性
化率を上昇させることができる。また、障壁層及び井戸
層はInGaNに限るものではなく、窒化ガリウム系化
合物半導体材料Inx Gay Alz B1-x-y-z N(0≦
x,y,z,x+y+z≦1)であれば用いることが可
能である。
0としての高抵抗層の製造方法として、結晶成長時のZ
nの添加を例に示したが、水素などをイオン注入するこ
とによる不純物の不活性化により高抵抗化することも可
能である。また、製造工程におけるエッチングマスクや
成長用のマスクは、必ずしもSiO2 に限るものではな
くSi3 N4 などでもよい。また、基板はサファイアに
限るものではなく、スピネル,ZnOなどの酸化物、S
iC,GaAs,GaN,ZnSe,Siなどの半導
体、MgF2 等の絶縁物を用いることも可能である。
抗GaNに限るものではなく、例えばAlNやInN、
或いはこれらとGaNとの混晶、或いはSiO2 などの
絶縁膜でもよい。さらに、図2(a)に示すように、p
型GaN層121とn型GaN層122を積層し、これ
らのpn逆接合を利用したものであってもよい。
純な埋め込みではなく、図2(b)に示すような構造で
もよい。図2(b)では、p型GaNコンタクト層10
9がメサ型構造の側面にも形成されており、電流ブロッ
ク層(高抵抗層)110に添加したZnの活性層106
への拡散を抑制している。この場合、ビルトインポテン
シャルの差を利用して電流狭窄を行うことができる。
の実施形態に係わる窒化ガリウム系化合物半導体レーザ
の素子構造を示す断面図である。なお、図1と同一部分
には同一符号を付して、その詳しい説明は省略する。
は、クラッド層104,ガイド層105,活性層10
6,ガイド層107,クラッド層108からなるメサ型
構造において、基板側のクラッド層104の一部を残し
たことにある。この場合、Alを含まない高抵抗GaN
電流ブロック層110は、Alを含むn型AlGaNク
ラッド層104上に埋込み成長されることになる。
形態と同様の効果が得られるのは勿論のこと、次のよう
な効果が得られる。即ち、高抵抗GaN電流ブロック層
110がn型GaN層103と接するのではなく、n型
AlGaNクラッド層104と接することになるので、
リーク電流の低減と共にしきい値の低下をはかることが
できる。
層110をn型GaAlNからなるn型クラッド層10
3の表面を露出させその上に再成長させることにより形
成している。この場合、電流ブロック層110として
は、ZnドープGaNなどの実質的に高抵抗のi型層が
望ましい。ここで、Alを含む表面には、GaAlN,
InGaAlNなどがある。Alを含む表面上にGaN
の電流ブロック層を形成することで、発生再結合電流を
ヘテロバリアで抑制することができるため、より良い電
流狭窄効果が得られるのである。
MQW活性層をガイド層で挟んだ構成としているが、必
ずしも量子井戸構造にする必要はなく、単層の活性層と
してもよい。また、本実施形態においても、第1の実施
形態で説明したような各種の変形が可能である。
層110上にもp型GaAlN層108を形成しておく
ことにより、発生再結合電流をヘテロバリアで抑制する
効果が顕著になり、電流狭窄効果を高めることができ
る。
の実施形態に係わる窒化ガリウム系化合物半導体レーザ
の素子構造を示す斜視図(a)と断面図(b)である。
なお、図1と同一部分には同一符号を付して、その詳し
い説明は省略する。
は、メサ型のダブルヘテロ構造部を、ダブルヘテロ構造
部及び電流ブロック層からなる素子主要部の中央より
も、n側電極111側に偏って形成したことにある。即
ち、ダブルヘテロ構造部は、素子主要部の中央ではな
く、n側電極111側に偏って形成され、n側電極11
1側の電流ブロック層の幅は10μmとなっている。
形態と同様の効果が得られるのは勿論のこと、ダブルヘ
テロ構造のストライプ部分が中心より電極側に近いた
め、電流経路を短縮して動作電圧を低くすることができ
る。
メサ型構造部(ストライプ部)とn側電極を形成するた
めのメサ型構造(素子主要部)の端部との距離は、スト
ライプ部の幅の3倍以上、20倍以内であることが望ま
しい。これは、ストライプ部が素子主要部の端部に近接
すると、ストライプ部を流れる電流に対し側面を流れる
無効電流経路が長くなり、動作電圧アップの原因になっ
てしまうからである。この点から、ストライプ部の幅を
0.5〜3.3μm、ストライプ部から素子主要部の端
部までの長さを10μmとすればよい。
の幅を、n側電極111を形成するための素子主要部の
幅の1/50以下に設定する。これにより、ストライプ
部に適性な歪みが与えられることになり、しきい電流を
抑制することができる。さらに、図4の構成において、
ストライプ部の実効屈折率を電流ブロック層110の実
効屈折率よりも小さくすることにより、ストライプ部の
幅を極端に狭くしなくても光のガイド効果が生じ、これ
によって非点隔差の小さな素子を実現することが可能と
なる。
しているが、図1と同様にMQW活性層をガイド層で挟
んだ構成としてもよい。また、本実施形態においても、
第1の実施形態で説明したような各種の変形が可能であ
る。さらに、本実施形態のようにストライプ部分を中心
より電極側にずらす構成は、前記図2や図3に示した構
成にも適用することができる。
の実施形態に係わる窒化ガリウム系化合物半導体レーザ
の素子構造を示す断面図である。
ァ層202を介してn型GaN層コンタクト層203が
形成され、その上にn型AlGaNクラッド層204、
InGaN−MQW活性層205、p型AlGaNクラ
ッド層206、p型GaN層207が積層されたダブル
へテロ構造部がメサ状に加工されている。
去され、この部分には活性層205より屈折率が低い
(Al,In)GaN層(マストランスポート層)21
1が形成されている。さらに、メサ型構造の両側にはp
型GaN埋め込み層212とn型GaN埋め込み層21
3を積層してなる電流ブロック層が埋め込み形成されて
いる。
はp型GaNコンタクト層208が形成され、またn型
GaN層コンタクト203の一部が露出するように各層
がエッチング除去されている。そして、露出したn型G
aNコンタクト層203上にはn側電極221が形成さ
れ、p型GaNコンタクト層208上にはp側電極22
2が形成されている。
屈折率が低い(Al,In)GaN層211を活性層2
05に接して形成することにより、活性層205への光
閉じ込めが可能となる。さらに、p型GaN埋め込み層
212,n型GaN埋め込み層213により活性層20
5への電流狭窄が可能となり、活性層205への電流注
入が効率的に行われる。即ち、p型GaNコンタクト層
208の表面全体にp側電極222を形成するが、電流
は埋め込み層212,213のpn逆接合により活性層
205に効果的に注入される。このような構造では、p
側電極222のコンタクト面積を広くできるため、電極
−半導体層間のコンタクト抵抗を低減でき、低電圧での
駆動が可能で信頼性が大幅に向上する。また、p型Ga
Nコンタクト層208により素子表面が平坦化されてい
るため、チップ化しやすいという利点もある。
メサ状にエッチングする方法は一般にRIEが用いられ
るが、この際に結晶表面にダメージを与える。このた
め、表面のダメージ層をウェットエッチングで除去する
が、窒化ガリウム系材料はウェットエッチングで除去す
るのが難しい。そこで本実施形態は、結晶成長炉中でエ
ッチング、さらに結晶成長することを特徴としている。
サ形成後に、MOCVD法等により埋め込み成長する際
に、基板温度800℃で保持してNH3 ガス流量を少な
くすると、結晶はエッチングされる。特に、InGaN
層はエッチングレートが大きくメサ部分の活性層205
は容易にエッチングされ、RIEによるダメージ層の除
去が容易である。引き続き、基板温度800℃で保持し
てNH3 ガス流量を多くすると、マストランスポートに
よりエッチングされた活性層部分とメサ底部の角に結晶
成長する。このような製造方法によると、メサ側面のリ
ーク電流が低減され、活性層205に電流が効果的に注
入される。
示す断面図である。まず、図6(a)に示すように、サ
ファイア基板201上に厚さ50nmのGaNバッファ
層202、厚さ4μmのn型GaN層コンタクト20
3、厚さ1μmのn型AlGaNクラッド層204、厚
さ0.3μmのInGaN−MQW活性層205、厚さ
1μmのp型AlGaNクラッド層206、厚さ0.5
μmのp型GaN層7をMOCVD法により順次成長す
る。
aN層207の表面にSiO2 膜231を形成した後、
PEP法によりパターニングし、エッチングしてp型G
aN層207を露出させて、RIE法によりn型GaN
層203が露出するまでエッチングする。ここで、上記
のSiO2 膜231のパターニングを、後述するように
3層レジストを用いて行ってもよい。
保持しておき、NH3 ガス流量2l/分、N2 ガス流量
20l/分を流すと、図6(c)に示すように、表面が
ガスエッチングされ、特に活性層205の両側が一部除
去される。
ガス流量20l/分を流すと、図6(d)に示すよう
に、マストランスポートによりメサ表面の凹凸が埋めら
れるように結晶層(マストランスポート層)211が成
長する。
aN埋め込み層212、n型GaN埋め込み層213の
電流ブロック層を形成する。なお、上記した活性層両側
のガスエッチング、マストランスポート層の形成、電流
ブロック層の形成は、MOCVDのための原料ガスが供
給される同一の反応炉内で連続して行うことができ、従
ってメサ型構造の側面が大気中に晒されることがない。
SiO2 膜231を除去してp型GaNコンタクト層2
08を成長させる。次いで、図7(g)に示すように、
SiO2 膜231を形成した後、PEP法によりパター
ニング、エッチングしてp型GaNコンタクト層208
を露出させて、RIE法によりn型GaNコンタクト層
203が露出するまでエッチングする。
積層膜を形成し、さらにp側電極222としてNi/A
u積層膜を形成した後に熱処理を加えることにより、前
記図3に示す構造が得られる。
いて、電流−光パワー・電圧特性を調べた結果をそれぞ
れ図8(a)(b)に示す。本実施形態では、従来例よ
りしきい値電流が約1/2の良好な特性が得られた。ま
た、ウェハ表面に凹凸が少ないため、チップ化の際の素
子歩留りは90%以上と良好であった。
態では、マストランスポートによる結晶層211を活性
層205の側部と共にメサ底部に形成したが、図9
(a)に示すように、活性層205の側部のみに結晶層
211を形成するようにしてもよい。
合を利用したものに限らず、図9(b)に示すように、
GaNの高抵抗層215にしてもよい。さらに、図9
(c)に示すように、活性層205が大きくエッチング
されない程度のガスエッチングをした後に、マストラン
スポートによる結晶層211を形成するようにしてもよ
い。また、第1の実施形態の変形例でも述べたように、
活性層の構成、電流ブロック層の構成・材料等は、仕様
に応じて適宜変更可能である。
5の実施形態に係わる窒化ガリウム系化合物半導体レー
ザの素子構造を示す断面図である。基本構造は図1に示
した第1の実施形態と同じである。
基板301上にGaNバッファ層302,n型GaNコ
ンタクト層303,n型AlGaNクラッド層304,
n型GaN導波層305,InGaNからなるMQW活
性層306,p型GaN導波層307,p型AlGaN
クラッド層308,AlGaN電流ブロック層310,
p型GaNコンタクト層309が形成されている。これ
らの結晶成長は、MOCVD法或いはMBE法によって
行われる。
AlGaNクラッド層304まではメサ部を除いてエッ
チング除去され、この両側に高抵抗のAlGaN電流ブ
ロック層310が形成される。p型GaNコンタクト層
309からn型GaNコンタクト層303までが部分的
に除去され、n型GaNコンタクト層303上にはn側
電極311、p型GaNコンタクト層309上にはp側
電極312が形成される。
N井戸層/Ind Ga1-d N障壁層(c>d)からなる
多重量子井戸、及びGaN導波層を設けたSCH構造と
なっている。
と、多重量子井戸はIn0.2 Ga0.8N井戸層(2n
m)/In0.05Ga0.95N障壁層(4nm)の5対から
なり、GaN導波層の厚さはそれぞれ0.1μmであ
る。また、両クラッド層は、n型Ga0.85Al0.15N
(0.3μm)、p型Ga0.85Al0.15N(0.3μ
m)からなる。
振を得るためのメサ幅と活性層部/埋込み層の屈折率差
ΔNである。活性層部の構造が決まれば、ΔNは埋込み
層の組成で決まる。本実施形態の例では、埋込み層をG
a0.94Al0.06Nとし、ストライプ幅を1μmとした。
るためのストライプ幅と埋込み層組成との関係について
説明する。図11はIn0.2 Ga0.8 N井戸層(2n
m)/In0.05Ga0.95N障壁層(4nm)からなる多
重量子井戸構造(導波層,クラッド層のパラメータは図
10と同様)を活性層部に用いた場合、Ga1-x Alx
N埋込み層のAl組成xに対して水平横モードの1次モ
ード(高次モード)がカットオフとなる条件、即ち基本
横モードのみが存在する条件を満たすストライプ幅Wを
プロットしたものである。安定な基本横モード発振を実
現するには、ストライプ幅Wはこの図の曲線で示された
値より小さく設定する必要がある。
込め、低しきい値での発振を実現するのに適した構造で
あるが、窒化ガリウム系化合物半導体レーザでは、基本
横モードを得るためのメサ幅が狭いため、作成プロセス
ではその制御を厳密に行う必要がある。メサ幅が狭くな
るのは発振波長が短いためで、窒化ガリウム系化合物半
導体レーザでは本質的な問題と言える。
の屈折率差ΔNを小さくする、即ち埋込み層のAl組成
を小さくすればよい。但し、ΔNの制御は組成や膜厚の
制御性に依存するため、確実に高次モードをカットオフ
するには、図11からも分るように、メサ幅を1μm以
下とすることが望ましい。
波構造がある。反導波構造は、ストライプ外の屈折率を
ストライプ内より大きくした構造である。この場合、屈
折率差ΔNは通常の光導波路とは逆の負の値となるが、
ストライプ内外の損失差或いは利得差によって導波モー
ドが形成される。反導波構造は、利得差のみによって導
波モードを形成する、いわゆる利得導波構造とは大きな
違いがある。それは、非点収差が小さく、かつ低しきい
値化が可能なことである。
比較するため、それぞれの非点隔差、及び1次モードと
基本モードとの損失差のストライプ幅依存性を図12
(a)(b)に示した。損失差が大きいほど基本横モー
ドでの発振が得られ易く、また非点隔差が小さいほど光
ディスク等の応用では使い易い特性である。図12
(a)(b)から分るように、利得導波型は非点隔差が
極めて大きく、光ディスク応用には使用できない。これ
に対して実屈折率導波型は非点隔差を小さい値とするこ
とができる。但し、ストライプ幅の大きい領域では高次
モードと基本モードとの損失差が本質的には0であるた
め、図11でも説明したように、ストライプ幅を極めて
小さく値に制御する必要がある。
同程度に小さく、かつ比較的広いストライプ幅でも、高
次モードと基本モードとの損失差を大きくすることがで
きるという特徴がある。このような反導波型を採用した
例を次の第6の実施形態で説明する。
6の実施形態に係わる窒化ガリウム系化合物半導体レー
ザの素子構造を示す断面図である。なお、図10と同一
部分には同一符号を付して、その詳しい説明は省略す
る。
態と異なる点は、電流ブロック層を高抵抗のIn0.2 G
a0.8 N層359としたことにある。これにより、電流
ブロック層359の屈折率は、ダブルヘテロ構造部の等
価屈折率より大きくなる。また、電流ブロック層359
のバンドギャップは量子井戸を構成する井戸層と同じで
あるため、高抵抗でキャリアが注入されない状態では、
発振波長に対して損失層となる。即ち、屈折率に関して
はストライプ内<ストライプ外、損失に関してはストラ
イプ内<ストライプ外という反導波構造が実現される。
した。このような比較的広いストライプ幅は作成が容易
である。また、以下に述べるように、反導波構造ではス
トライプ幅の許容度も大きいという特徴がある。
部のパラメータが図13に示した本実施形態と同じ場合
に、非点隔差,基本モード損失,1次モードと基本モー
ドとの損失差の各ストライプ幅依存性を示したものであ
る。反導波構造で非点隔差が小さいことは図12でも説
明した通りであるが、図14(b)から分るように、ス
トライプ幅3μm近辺では、1次モードと基本モードと
の損失差が大きく、かつ基本モードの損失も比較的小さ
いことが分る。従って、安定な基本横モードでかつ低し
きい値での発振が可能である。
7の実施形態に係わる窒化ガリウム系化合物半導体レー
ザの素子構造を示す断面図である。基本構造は図5に示
した第4の実施形態と同じである。
基板401上にGaNバッファ層402,n型GaNコ
ンタクト層403,n型GaAlNクラッド層404,
n型GaN導波層454,InGaN多重量子井戸40
5,p型GaN導波層456,p型GaAlNクラッド
層406,p型GaNキャップ層407,GaN埋込み
層411,p型InGaN埋込み層412,n型GaN
埋込み層413,p型GaNコンタクト層408が形成
されている。421はn側電極、422はp側電極であ
る。
412の損失により、反導波構造を実現している。即
ち、この埋込み層412のバンドギャップを活性層部の
井戸層部のバンドギャップと略等しくするか、或いは小
さくすることにより、発振波長に対して損失を与える層
とすることができる。具体的には、p型InGaN埋込
み層412のIn組成を井戸層と同じか或いは大きくす
ればよい。これにより、低しきい値かつ基本横モードで
発振する窒化ガリウム系化合物半導体レーザを得ること
ができる。
本発明の第8の実施形態に係わる窒化ガリウム系化合物
半導体レーザの製造工程を示す断面図であり、特にダブ
ルヘテロ構造部のメサ型構造の作成プロセスを示してい
る。本実施形態は、これまでに説明した各実施形態に適
用することができる。
イア基板501上に厚さ50nmのGaNバッファ層5
02を成長し、その上に厚さ4μmのn型GaNコンタ
クト層503,厚さ1μmのn型AlGaNクラッド層
504,厚さ0.3μmのInGaN−MQW活性層5
05,厚さ1μmのp型AlGaNクラッド層506、
厚さ0.5μmのp型GaN層507をMOCVD法に
より順次成長する。
GaN層507上にSiO2 膜531を熱CVD法によ
り0.4μm堆積し、その上にレジスト/中間層/レジ
ストからなる3層レジストを形成した。即ち、SiO2
膜531上に第1のレジスト532を3μmの厚さに塗
布し、250℃の窒素雰囲気に20分間晒してレジスト
の硬化処理を行った後、Ti(又はAl)膜533を電
子ビーム蒸着法で100〜200nmの厚さに蒸着し、
その上に第2のレジスト534を1μmの厚さに塗布し
た。そして、レジスト534に光露光プロセスにより、
例えば1μm幅のストライプパターンを形成した。
ガスを用いた反応性イオンビームエッチング(RIB
E)により、レジスト534をマスクにTi膜533を
選択エッチングし、ストライプパターンを転写した。
ガスを用いたRIBEにより、Ti膜533をマスクに
レジスト532を選択エッチングし、ストライプパター
ンを転写した。このとき、レジスト532は既に硬化処
理を行っているため、塩素プラズマに対する耐性は良好
である。このような工程により、略垂直の側壁を有する
レジストマスクを作成することができた。
スト532及びTi膜533をマスクに、RIEでSi
O2 膜531を選択エッチングし、さらに図17(f)
に示すように、メサストライプ形成のための選択エッチ
ングを行った。その結果、幅1μmで垂直な側壁を有す
る、ダブルヘテロ構造のメサ型構造を得ることができ
た。
の成長,コンタクト層の成長,基板側電極形成のための
メサ型構造の形成(例えば、図6及び図7に示す工程)
を行い、さらに電極形成を行うことによって、窒化ガリ
ウム系化合物半導体レーザを作成することができる。
ストを用いることにより、狭いメサストライプでも制御
性良く形成することができ、第1〜第7の実施形態に説
明したような埋込み構造(BH)のレーザの製造に際し
て極めて有効である。なお、本発明は上述した各実施形
態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範
囲で、種々変形して実施することができる。
板上に窒化ガリウム系化合物半導体材料からなるバッフ
ァ層を介して窒化ガリウム系化合物半導体材料からなる
メサ型のダブルへテロ構造部を形成し、そのメサ型構造
の両側を電流ブロック層で埋め込む構成としているの
で、ダブルへテロ構造部におけるキャリアの注入及び光
の閉じ込めを良好に行うことができ、低しきい値で発振
する短波長の光源として利用できる窒化ガリウム系化合
物半導体レーザを実現することができる。
素子構造を示す断面図。
図。
素子構造を示す断面図。
素子構造を示す断面図。
素子構造を示す斜視図と断面図。
程の前半を示す断面図。
程の後半を示す断面図。
ー及び電圧特性を示す図。
図。
の素子構造を示す断面図。
性比較を示す図。
の素子構造を示す断面図。
ーザの特性を示す図。
の素子構造を示す断面図。
工程の前半を示す断面図。
工程の後半を示す断面図。
Claims (12)
- 【請求項1】基板と、 前記基板上にバッファ層を介して形成されると共に、導
電型の異なる第1及び第2クラッド層で活性層を挟んだ
ダブルヘテロ構造を有するメサストライプと、 前記メサストライプの両側を埋め込む第1及び第2電流
ブロック層と、前記ダブルヘテロ構造を挟んで設けられた第1及び第2
コンタクト層と、 前記第1及び第2のコンタクト層に夫々設けられた第1
及び第2電極と、 を具備し、 前記バッファ層、前記活性層、前記第1及び第2クラッ
ド層、前記第1及び第2電流ブロック層、並びに前記第
1及び第2コンタクト層の夫々は、下記の組成式で表さ
れる材料から基本的になることと、 Inx Gay Alz B1-x-y-z N、 ここで、0≦ x,y,z,x+y+z ≦1、 前記第1コンタクト層が前記バッファ層上に配設され、
前記メサストライプ及び前記第1及び第2電流ブロック
層が前記第1コンタクト層上に配設された一体的なメサ
を構成し、前記第1電極が前記メサの横で前記第1コン
タクト層上に配設されることと、 前記第1電極と前記メサストライプとの間に位置する前
記第1電流ブロック層の幅が、前記メサストライプを挟
んで前記第1電流ブロック層と対向する前記第2電流ブ
ロック層の幅よりも小さいことと、前記第1クラッド層の下側部分が前記メサストライプの
両側に延びた延長部分を有し、この延長部分上に前記第
1及び第2電流ブロック層が形成され、前記第1クラッ
ド層がAlを含む一方、前記第1及び第2電流ブロック
層がAlを含まないことと、 を特徴とする窒化ガリウム
系化合物半導体レーザ。 - 【請求項2】前記活性層の両側の一部分がマストランス
ポート層により置換され、前記マストランスポート層が
前記活性層とは異なる組成を有し且つ前記組成式で表さ
れる材料から基本的になることを特徴とする請求項1に
記載の窒化ガリウム系化合物半導体レーザ。 - 【請求項3】基板と、 前記基板上にバッファ層を介して形成されると共に、導
電型の異なる第1及び第2クラッド層で活性層を挟んだ
ダブルヘテロ構造を有するメサストライプと、 前記メサストライプの両側を埋め込む第1及び第2電流
ブロック層と、前記ダブルヘテロ構造を挟んで設けられた第1及び第2
コンタクト層と、 前記第1及び第2のコンタクト層に夫々設けられた第1
及び第2電極と、 を具備し、 前記バッファ層、前記活性層、前記第1及び第2クラッ
ド層、前記第1及び第2電流ブロック層、並びに前記第
1及び第2コンタクト層の夫々は、下記の組成式で表さ
れる材料から基本的になることと、 Inx Gay Alz B1-x-y-z N、 ここで、0≦ x,y,z,x+y+z ≦1、 前記第1コンタクト層が前記バッファ層上に配設され、
前記メサストライプ及び前記第1及び第2電流ブロック
層が前記第1コンタクト層上に配設された一体的なメサ
を構成し、前記第1電極が前記メサの横で前記第1コン
タクト層上に配設されることと、 前記第1電極と前記メサストライプとの間に位置する前
記第1電流ブロック層の幅が、前記メサストライプを挟
んで前記第1電流ブロック層と対向する前記第2電流ブ
ロック層の幅よりも小さいことと、前記活性層の両側の一部分がマストランスポート層によ
り置換され、前記マストランスポート層が前記活性層と
は異なる組成を有し且つ前記組成式で表される材料から
基本的になることと、 を特徴とする窒化ガリウム系化合
物半導体レーザ。 - 【請求項4】前記メサストライプの幅が前記一体的なメ
サの幅の1/50以下であることを特徴とする請求項1
乃至3のいずれかに記載の窒化ガリウム系化合物半導体
レーザ。 - 【請求項5】前記第1電流ブロック層の幅が前記メサス
トライプの幅の3倍以上且つ20倍以下であることを特
徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の窒化ガリウ
ム系化合物半導体レーザ。 - 【請求項6】基板と、 前記基板上にバッファ層を介して形成されると共に、導
電型の異なる第1及び第2クラッド層で活性層を挟んだ
ダブルヘテロ構造を有するメサストライプと、 前記メサストライプの両側を埋め込む第1及び第2電流
ブロック層と、前記ダブルヘテロ構造を挟んで設けられた第1及び第2
コンタクト層と、 前記第1及び第2のコンタクト層に夫々設けられた第1
及び第2電極と、 を具備し、 前記バッファ層、前記活性層、前記第1及び第2クラッ
ド層、前記第1及び第2電流ブロック層、並びに前記第
1及び第2コンタクト層の夫々は、下記の組成式で表さ
れる材料から基本的になることと、 Inx Gay Alz B1-x-y-z N、 ここで、0≦ x,y,z,x+y+z ≦1、 前記第1コンタクト層が前記バッファ層上に配設され、
前記メサストライプ及び前記第1及び第2電流ブロック
層が前記第1コンタクト層上に配設された一体的なメサ
を構成し、前記第1電極が前記メサの横で前記第1コン
タクト層上に配設されることと、 前記メサにおいて、前記メサストライプは、前記メサの
中央よりも前記第1電極側に偏って形成されることと、前記第1クラッド層の下側部分が前記メサストライプの
両側に延びた延長部分を有し、この延長部分上に前記第
1及び第2電流ブロック層が形成され、前記第1クラッ
ド層がAlを含む一方、前記第1及び第2電流ブロック
層がAlを含まないことと、 を特徴とする窒化ガリウム
系化合物半導体レーザ。 - 【請求項7】前記活性層の両側の一部分がマストランス
ポート層により置換され、前記マストランスポート層が
前記活性層とは異なる組成を有し且つ前記組成式で表さ
れる材料から基本的になることを特徴とする請求項6に
記載の窒化ガリウム系化合物半導体レーザ。 - 【請求項8】基板と、 前記基板上にバッファ層を介して形成されると共に、導
電型の異なる第1及び第2クラッド層で活性層を挟んだ
ダブルヘテロ構造を有するメサストライプと、 前記メサストライプの両側を埋め込む第1及び第2電流
ブロック層と、前記ダブルヘテロ構造を挟んで設けられた第1及び第2
コンタクト層と、 前記第1及び第2のコンタクト層に夫々設けられた第1
及び第2電極と、 を具備し、 前記バッファ層、前記活性層、前記第1及び第2クラッ
ド層、前記第1及び第2電流ブロック層、並びに前記第
1及び第2コンタクト層の夫々は、下記の組成式で表さ
れる材料から基本的になることと、 Inx Gay Alz B1-x-y-z N、 ここで、0≦ x,y,z,x+y+z ≦1、 前記第1コンタクト層が前記バッファ層上に配設され、
前記メサストライプ及び前記第1及び第2電流ブロック
層が前記第1コンタクト層上に配設された一体的なメサ
を構成し、前記第1電極が前記メサの横で前記第1コン
タクト層上に配設されることと、 前記メサにおいて、前記メサストライプは、前記メサの
中央よりも前記第1電極側に偏って形成されることと、前記活性層の両側の一部分がマストランスポート層によ
り置換され、前記マストランスポート層が前記活性層と
は異なる組成を有し且つ前記組成式で表される材料から
基本的になることと、 を特徴とする窒化ガリウム系化合
物半導体レーザ。 - 【請求項9】前記第2コンタクト層が前記メサストライ
プと前記第1及び第2電流ブロック層の夫々との間に位
置する延長部分を有することを特徴とする請求項1乃至
8のいずれかに記載の窒化ガリウム系化合物半導体レー
ザ。 - 【請求項10】前記第1及び第2電流ブロック層が前記
メサストライプよりも高い屈折率を有することを特徴と
する請求項1乃至9のいずれかに記載の窒化ガリウム系
化合物半導体レーザ。 - 【請求項11】基板上にバッファ層を形成する工程と、 前記バッファ層上に、活性層を導電型の異なるクラッド
層で挟んだダブルヘテロ構造を形成する工程と、 前記ダブルヘテロ構造をメサ状に選択エッチングしてメ
サストライプを形成する工程と、 気相中に高温放置して結晶を再蒸発させることにより、
前記活性層の両側を一部除去する工程と、 気相中に高温放置して結晶を成長することにより、少な
くとも前記活性層の両側の除去した部分にマストランス
ポート層を形成する工程と、 前記メサストライプの両側に電流ブロック層を成長する
工程とを具備し、前記バッファ層、前記活性層、前記ク
ラッド層、前記電流ブロック層、並びに前記マストラン
スポート層の夫々は、下記の組成式で表される材料から
基本的になる、 Inx Gay Alz B1-x-y-z N、 ここで、0≦ x,y,z,x+y+z ≦1、 ことを特徴とする窒化ガリウム系化合物半導体レーザの
製造方法。 - 【請求項12】前記ダブルヘテロ構造をメサ状に選択エ
ッチングするために、レジスト/中間層/レジストの3
層レジストを用いてマスクパターンを形成することを特
徴とする請求項11に記載の窒化ガリウム系化合物半導
体レーザの製造方法。
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