JP3514859B2 - プラント監視装置 - Google Patents

プラント監視装置

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JP3514859B2
JP3514859B2 JP01892095A JP1892095A JP3514859B2 JP 3514859 B2 JP3514859 B2 JP 3514859B2 JP 01892095 A JP01892095 A JP 01892095A JP 1892095 A JP1892095 A JP 1892095A JP 3514859 B2 JP3514859 B2 JP 3514859B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は原子力発電プラント等に
おけるプロセス情報を監視するプラント監視装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来のプラント監視装置では、プロセス
データの監視方法の1つとしてマーカの表示によるプラ
ント監視を行っている。これはプラントから2つのプロ
セスデータを読み込み、グラフ上にマーカを表示するこ
とでプロセス値の状態を示すものである。マーカを表示
する場合、マーカ1つにつき2つの種類のプロセスデー
タを読み込み、プロセスデータを座標の値に変換し、複
数のマーカを同時に表示する場合は読み込んだ順に、マ
ーカの表示を行っていく。
【0003】このようなプラント監視装置の従来例を図
18に示す。同図に示すように、プラント監視装置は、
表示装置1,表示制御部2,マーカ作成部3,プロセス
データベース4,プロセス入力部5から構成されてい
る。さらに、表示制御部2は表示データベース21と表
示制御処理部22から構成され、マーカ作成部3はマー
カ作成処理部31と固定マーカデータベース32と可変
マーカデータベース33から構成されている。また、プ
ロセス入力部5は、プロセス入力からプロセスデータベ
ース4(図19(b)参照)を一定周期で作成,更新す
る機能を持っている。
【0004】固定マーカデータベース32は、表示に必
要な入力点の番号,表示のフルスパンの上限値及び下限
値,フルスパンのドット数,プロセスデータの警報情報
を指す入力点の番号,マーカ表示色の判定データ,マー
カのシンボル種別を示したデータベース(図19(a)
参照)であり、マーカデータ作成処理部31は固定マー
カデータベース32から入力点番号を読み込み、プロセ
ス値の入力点番号を用いてプロセス値をプロセスデータ
ベース4から入力する。入力したプロセス値を固定マー
カデータベース32上のフルスパンのドット数と上限値
及び下限値で,X,Y座標の値に変換して、これを可変
マーカデータベース33(図20(a)参照)へ設定す
る。
【0005】また、Y値の警報情報を指す入力点番号を
用いて、プロセスデータベース4から先に入力したプロ
セス値の警報情報を入力し、これにより警報状態(0=
正常,1=警報)を判定し、固定マーカデータベース3
2から読み込んだ表示色情報(緑=正常,赤=警報)に
変換してこれを可変マーカデータベース33へ設定す
る。(0=緑,1=赤) 以上の処理を全てのマーカについて行い、全マーカ分の
データを可変マーカデータベース33(図20(b)参
照)へ設定する。更に、この可変マーカデータベース3
3を表示制御処理部22(図20(a)参照)へ送り、
表示要求を行う。
【0006】次に、マーカ作成処理部31の処理の流れ
図を図21に示す。表示制御処理部22は可変マーカデ
ータベース33の情報を読み込み、表示装置1上の全ド
ット情報を示す表示データベース21の中へ、可変マー
カデータベース33に存在している点のデータを各マー
カについて順にプロット処理することで表示データベー
ス21を作成する。このように作成した表示データベー
ス21を表示装置1へ送る。表示装置1は表示データベ
ース21の情報に従ってマーカの表示を行っていく。そ
の表示例を図22に示す。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
如き従来のプラント監視装置では、マーカの表示順序が
一定であり、プラント状態が変化し、それに伴ってマー
カの表示優先順序が変化しても表示順序を変えることが
できないため、複数のマーカが重なる(表示位置(X,
Y)が同じである)場合、表示優先順序の高いマーカが
他のマーカに隠れて見ることができないことがあり、監
視が十分満足に行われていない。
【0008】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、本発明の請求項1は、表示優先度の高いマーカが存
在する場合、表示優先度が変化しても優先度の高いマー
カの表示は常に他のマーカに隠されることがないプラン
ト監視装置を提供することを目的とする。
【0009】本発明の請求項2は、優先度の高いマーカ
は他のマーカに隠されることなく表示されるが、これを
ブリンク表示させることによって、その下に隠れている
マーカの表示を確認することができる、プラント監視装
置を提供することを目的とする。
【0010】本発明の請求項3は、マーカの表示位置が
重なって1つのマーカしか表示を確認することができな
い、表示装置上の全てのマーカ表示位置において、表示
されているマーカをブリンク表示させることで、重なっ
て表示されている箇所の数だけ隠れているマーカの表示
を確認することが可能となる、プラント監視装置を提供
することを目的とする。
【0011】本発明の請求項4は、マーカの表示優先度
を一定の周期で順番に変えていくことにより、ある表示
タイミングで他のマーカの下に隠れているマーカも一定
の周期で表示されて、その存在を確認することが可能と
なる、プラント監視装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1は、プラントの状態をマーカで表
示するプラント監視装置において、プラントからのプロ
セス情報を入力し,プロセスデータベースを作成するプ
ロセス入力部と、表示に必要なプロセスデータを持つプ
ロセスデータベースと、前記プロセスデータベースを基
に各マーカの表示優先度を示すマーカ優先度データベー
スと,表示に必要なプロセスデータを指す入力点や表示
色の情報及びプロセス値−座標変換テーブルを持つ固定
マーカデータベースと,マーカの表示位置や色情報を持
つ可変マーカデータベースと,前記固定マーカデータベ
ースを読み,プロセスデータを入力し,前記マーカ優先
度データベースと前記可変マーカデータベースとを作成
するマーカ作成処理部を有するマーカ作成部と、前記マ
ーカ作成処理部からの要求で前記可変マーカデータベー
スの情報を優先度の低いマーカから順に表示する表示情
報に作成する表示制御処理部と,ドット単位の表示の有
無,表示色情報を持つ表示データベースを有する表示制
御部と、前記表示制御部からのデータに従い優先度の高
いマーカが隠れることなく表示される表示装置とから構
成されたことを特徴とする。
【0013】本発明の請求項2は、請求項1記載のプラ
ント監視装置において、前記マーカ作成部は、優先度の
最も高いマーカを判定してそのマーカにブリンク表示を
設定するブリンクマーカ作成処理部を有し、優先度の最
も高いマーカをブリンク表示させてその下に隠れている
マーカの表示を確認できることを特徴とする。
【0014】本発明の請求項3は、請求項1記載のプラ
ント監視装置において、前記マーカ作成部は、マーカの
表示位置が重なったマーカについて優先度の高い方のマ
ーカをブリンク表示させることにより、n組のマーカの
表示位置が重なっている場合、n個のマーカを更に確認
することができるように各マーカの表示位置及び優先度
を判定し、ブリンク表示を設定するブリンク判定処理部
を備えていることを特徴とする。
【0015】本発明の請求項4は、請求項1記載のプラ
ント監視装置において、前記マーカ作成部は、各マーカ
の優先度を一定の周期で順番に変えていくマーカ優先度
作成処理部を有し、他のマーカの下に隠れているマーカ
があっても一定周期で表示優先度が変化することにより
マーカの存在を確認できることを特徴とする。
【0016】
【作用】本発明の請求項1においては、プロセス入力部
5によってプロセス入力から表示に必要となるデータを
一定周期で作成,更新されるプロセスデータベース4、
そこから1つのマーカに対し2値のプロセスデータと1
つの警報状態信号からなるプロセス情報が、マーカ個数
分、入力される。そのデータをもとにマーカ作成部3の
マーカ作成処理部31がマーカの表示優先度を判定(警
報状態=優先度高いと判定)して各マーカの優先番号を
付け、マーカ優先度データベース34を作成する。
【0017】マーカ作成処理部31はマーカ優先度デー
タベース34にある優先度の低い順に、マーカ表示に必
要なデータを可変マーカデータベース33に作成する。
その際、プロセス値は座標に値を変換し、マーカのシン
ボルを示す番号と表示色とあわせて可変マーカデータベ
ース33を構成する。
【0018】この可変マーカデータベース33に並んで
いるマーカの表示データの順序で表示制御処理部22は
表示装置1に対してマーカの表示を行わせる。マーカの
表示位置X,Yが同じものがある場合、まず可変マーカ
データベース33の中で上の方にある(優先度が高くな
い)データが表示データベース21に設定され、その
後、可変マーカデータベース33の下の方(優先度が高
い)データが同じ点に上書きされ、優先度の高い方のマ
ーカが表示装置1に表示される。
【0019】マーカの表示優先度が変化(警報状態にあ
ったマーカがそうでなくなり、別のマーカが警報状態に
なった)した場合は、優先度が変化してマーカ優先度デ
ータベース34が作られ、その順序で可変マーカデータ
ベース33が構成され、可変マーカデータベース33に
並んでいる通り優先度の高いマーカが上書きされるよう
にマーカの表示が表示装置1において行われる。
【0020】本発明の請求項2においては、基本的に請
求項1と同じであるが、ブリンクマーカ作成処理部3
1’はマーカ優先度データベース34にある優先度を読
み、それが低い順に可変マーカデータベース33を作成
する。ここでは優先度を読み、最も高い優先度を持つマ
ーカにブリンク表示の設定を行う。これを受けて最も優
先度の高いマーカの表示位置は、そのマーカと、下に隠
れているマーカの表示が交互に行われるよう表示制御部
から表示装置に表示データベース21が送られる。そし
て表示装置では、優先度の高いマーカがブリンクしてそ
の下のマーカの表示を確認することができる。
【0021】本発明の請求項3においては、基本的に請
求項1と同じであるが、マーカ作成処理部31が可変マ
ーカデータベース33を作成して表示制御処理部22へ
送られる間にブリンク判定処理部35によるブリンク表
示判定が追加される。ここでは、可変マーカデータベー
ス33の表示位置を読み、X,Yとも一致したマーカの
組を検索する。該当するデータがある場合、表示優先度
が高い(可変マーカデータベース33の下方に位置す
る)データにブリンク表示の設定を行い、可変マーカデ
ータベース33を作成する。この可変マーカデータベー
ス33を受けた表示制御部からのデータによって、表示
装置は、重なったマーカが存在するマーカのブリンク表
示を行ってより多くの情報を監視する。
【0022】本発明の請求項4においては、基本的に請
求項1と同じであるが、マーカ優先度作成処理部31”
において、各マーカの優先度は無条件に設定される。こ
の優先度は一定の周期で順番に変化し、全てのマーカの
優先度が周期毎に変化する。この優先度に従ってマーカ
優先度作成処理部31”が可変マーカデータを作成し、
これをもとに表示制御処理部22が表示データベース2
1を作成する。その表示データベース21に基づいて表
示装置にマーカの表示が行われる。マーカの表示位置が
か重なっている箇所では、一時に1つのマーカ表示しか
確認できないが、一定周期毎にマーカの優先度が順番に
変化するのに伴って表示装置に表示されるマーカも順番
に変化する。
【0023】
【実施例】以下、本発明の実施例を図について説明す
る。図1は本発明の第1実施例(請求項1対応)による
プラント監視装置の構成図を示したものである。本実施
例が既に説明した従来例である図18と異なる点は、マ
ーカ作成部3のマーカ作成処理部31に付く形でマーカ
優先度データベース34が追加された点であり、その他
の構成は同一であるので、同一部分には同一符号を付し
て説明する。
【0024】次に、本実施例に基づいてマーカ表示によ
ってプロセス値を監視しているプロセスに異常が生じて
プロセス値の1つの制限値を超えて警報状態に変化した
場合、例えば2個のマーカが表示される画面で、そのう
ち1番目のプロセス値が制御値を超過したとプロセス側
で判定された場合について説明する。
【0025】まず、プロセス入力部5が作成するプロセ
スデータベース4は図2(a)のように、1個目のマー
カのプロセスデータ、2個目のマーカのプロセスデータ
を作成する。
【0026】次に、マーカ作成部3の処理を説明する。
マーカ作成部3の処理のフロー図を図3および図4に示
す。図3のP1(以下図3を省略)では、マーカ作成処
理部31が、固定マーカデータベース32から入力点番
号を読み、P2では読み込んだ入力点番号を用いてプロ
セスデータベース4からプロセスデータを入力する。P
3〜P6では、マーカ作成処理部31は入力したプロセ
スデータY値の警報情報を読んで警報状態にあるマーカ
の優先度を高く設定し、マーカ優先度データベース34
を例えば図2(b)のように作成する(マーカ優先度デ
ータベース34の作成のフロー図を図5に示す)。P7
では、全てのプロセスデータを読んでいれば、図4のP
8へゆき、そうでなければP1に戻り、全てのプロセス
データを読むまで繰り返される。
【0027】図4のP8(以下図4を省略)では、マー
カ作成処理部31はX値,Y値を上・下限値とフルスパ
ンのドット数とにより、座標の値に変換する。(図6
(a)参照)。これは、座標xとプロセス値Xとの間に
は変換テーブルがあり、それはx=aX+bで表わすこ
とができ、x=0のときX=下限値、x=フルスパンド
ットのとき上限値、という関係にあり、上式を解き、プ
ロセス値Xを代入することで座標xが得られる.Yにつ
いても同様である。
【0028】P10では、Y値の警報情報(通常状態/
警報状態)と表示色データ(通常状態:緑/警報状態:
赤)の関係から表示色を判定する。P11では、マーカ
作成処理部31は座標,表示色をマーカ優先度データベ
ース34に設定し、P8〜P12で、優先度の低い順に
可変マーカデータベース33を作成していく(図2
(c)参照)。優先度の高いデータがなければ、P13
では、マーカ作成処理部31は可変マーカデータベース
33を作成した後、可変マーカデータベース33を表示
制御部2へ送る。ここまでがマーカ作成部3の処理であ
る。
【0029】表示制御部2の表示制御処理部22は、マ
ーカ作成処理部31からの要求で可変マーカデータベー
ス33の情報を上から順に入力し、表示装置1上の全ド
ット情報を示す表示データベース21の中へ入力した可
変マーカデータベース33の中の各点のデータを順にプ
ロット処理することで、図7(a)に示す表示データベ
ース21を作成し、表示装置1に送る。表示装置1で
は、表示データベース21に従い表示を行う。その表示
例を図7(b)に示す。
【0030】ところで、各マーカの表示装置(座標)が
異なる場合は図7のような表示例になるが、1個目と2
個目のマーカが重なる場合(x1=x2かつy1=y2
となる場合)、図8(a)のような表示データベース2
1に従い、図8(b)に示すような表示例となる。すな
わち、表示データベース21上では、2個目のマーカの
データは後から設定される1個目のマーカのデータに上
書きされる形で消されてしまう。
【0031】このようにして優先度の高い(重要である
と判定されるもの。例えば警報状態にある)マーカの表
示は、表示優先度が変化しても常に他のマーカによって
表示を書き消されることがなく、必ずその表示を確認す
ることができるという効果が得られる。
【0032】図9は本発明の第2実施例(請求項2対
応)の構成図であり、基本的な構成は図1の第1実施例
と同じであるが、ブリンクマーカ作成処理部31’を設
けた点が異なる。
【0033】図10はブリンクマーカ作成処理部31’
の処理のフロー図であり、第1実施例と異なる部分を示
したものである。図11はデータベースの内容を示す。
これらの図から分かるように、本実施例が第1実施例と
異なるのは、P10の後に優先度の高いマーカについて
ブリンク表示を行う設定をする項目が追加され、P11
の項目の中に追加項目がある点である。図11はこれを
受けてブリンク設定項を追加した点が第1実施例と異な
る。
【0034】本実施例では、マーカ作成部3の処理のP
10までは第1実施例と同じであるが、図10に示すよ
うに、P21,P22では、マーカ優先度データベース
34から読み込んだマーカの優先度が高ければ(優先度
=1のとき)、マーカのブリンク表示を行うものと判定
し、さらにP21,P23では、優先度が高くなければ
(優先度=2)ブリンクせずと判定する。P24では、
このブリンクの情報を含めてブリンクマーカ作成処理部
31’が可変マーカデータベース33に設定する(図1
1参照)。
【0035】表示制御処理部22は第1実施例と同様の
処理を行って表示データベース21を作成するが、表示
装置1がブリンク表示を実施するように優先度の高いマ
ーカのデータを表示データベース21に対して設定/削
除を繰り返す。
【0036】また表示装置1では、表示データベース2
1に従って表示を行うが、2つのマーカの表示位置が重
なる場合であっても優先度の高いマーカは他のマーカに
隠されることなく表示されることになる。さらに、この
優先度の高いマーカがブリンク表示することで、優先度
の高いものを認識できると同時にブリンク表示する度
に、下に隠されているマーカの表示が行われ、優先度の
高いマーカの直下に隠されているマーカの存在を確認す
ることが可能となる。
【0037】このように、本実施例では第1実施例の効
果を満すと共に、最も優先度の高いマーカの下に隠され
たマーカの存在も確認することができる、という効果が
得られる。
【0038】図12は本発明の第3実施例(請求項3対
応)の構成図であり、基本的な構成は第1実施例と同じ
であるが、マーカ作成部3においてブリンク判定処理部
35を追加している点で異なる。
【0039】本実施例で追加したブリンク判定処理部3
5の処理を図13のフロー図を参照して説明する。同図
に示すように、図4のP12で可変マーカデータベース
33が作成された後、P31では可変マーカデータベー
ス33の中の優先度の最も高いもののX−Y座標を入力
し、P32ではそれと同じ座標のマーカが可変マーカデ
ータベース33の中に存在しないかを検索する。P33
では同座標のマーカが存在する場合、マーカの優先度を
比較し、P34では優先度の高いマーカにブリンク表示
を行うよう設定する。P35では全マーカについて、P
31以降の確認をした後は図4のP13に戻り、第1実
施例と同様の処理が行われる。
【0040】このような処理により、複数のマーカが重
なっている部分では、その部分で優先度の高いマーカが
ブリンク表示することで直下のマーカの存在も確認する
ことができ、重なっている箇所の数だけ多くのマーカの
存在を確認することが可能となる。
【0041】このように、本実施例では、第1実施例の
効果を満すと共に、これまで表示位置が重なって優先度
の高いマーカに隠されているため存在を確認することが
できなかったマーカも、上部マーカ(優先度の高い、表
示されているマーカ)がブリンク表示することによって
存在を認識できる、という効果が得られる。
【0042】図14は本発明の第4実施例(請求項4対
応)の構成図であり、基本的な構成は第1実施例と同じ
であるが、マーカ作成部13においてマーカ優先度作成
処理部35”を設けた点で異なる。
【0043】本実施例のマーカ作成のフロー図を図15
及び図16に示す。これらの図に示すように、本実施例
では、プロセスデータベース4からプロセスデータを入
力した後、マーカ優先度データベース34に既に設定さ
れている一つ目の優先度を読み込む。マーカの数をn
個、マーカの優先度は1からnと分けられるとして、一
つ目のマーカの優先度がa(0<A≦n)とすると、a
≠nならば一つ目のマーカの優先度はa+1と判定す
る。a=nであれば一つ目のマーカの優先度は1と判定
する。2つ目以降もマーカの優先度はa+2,a+3・
・・と順に判定していき、優先度=nとなったときはそ
の次のマーカの優先度=1と判定する。以降、優先度は
2,3,・・・と順に判定していく。
【0044】以上説明した手順を図にしたものが図17
(a)である。ここで判定した値をマーカ優先度データ
ベース34へ設定する。以降の動作は図4のP8以降を
実施する。
【0045】そして、表示装置1上では、一定周期毎
(優先度見直し毎)にマーカの表示順序が変化し、マー
カ表示が重なっているところでは、表示されるマーカが
順番に入れ替わって表示されていく。例えば3つのマー
カが重なっていても3周期で全てのマーカ表示を確認で
きる。その場合のマーカ優先度データベースの変化と表
示の変化とを図17(b)に示す。
【0046】このように、本実施例によれば、プロセス
データとして上がってきた全てのマーカは、ある表示タ
イミングで一時的に他のマーカに隠されることがあって
も一定の周期毎に必ず表示され、その存在を確認できる
という効果が得られる。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように、従来技術では1つ
のグラフ上に複数のマーカの表示を行う場合、マーカの
表示順序は一定であり、表示順序の早いものは後から表
示されるマーカにかき消されてしまう可能性があり、表
示順序の早いマーカの重要性が高くても表示が確認でき
なくなり、またそのようなマーカの表示順序を予め遅ら
せておいてもプロセス値が変化し、それとともに重要性
が変化していく場合にはやはり表示が確認できなくなっ
た。しかし本発明によれば、各マーカの表示順序を可変
とし、表示優先度の高いマーカの表示順序を遅らせて他
のマーカにかき消されることをなくし、必ず表示が確認
でき(請求項1〜3対応)、また、一定の周期で全ての
マーカの表示順序を変化させて各マーカ表示が必ず確認
できるようにしているので、全体として重要性(優先
度)の高いマーカの存在を必ず確認できる(請求項4対
応)、という効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例のプラント監視装置のブロ
ック図。
【図2】図1のデータベース図であり、同図(a)はプ
ロセスデータベース図、同図(b)はマーカ優先度デー
タベース図、同図(c)は可変マーカデータベース図。
【図3】図1のマーカ作成処理部の処理のフロー図。
【図4】図3に続くマーカ作成処理部の処理のフロー
図。
【図5】図1の優先度判定のフロー図。
【図6】同図(a)はプロセス値−座標の変換例を示す
図、同図(b)は固定マーカデータベースを基に作成し
た変換例を示す図。
【図7】同図(a)は表示データベース図、同図(b)
はその表示例を示す図。
【図8】同図(a)はマーカ表示位置が重なった状態の
表示データベース図、同図(b)はその表示例を示す
図。
【図9】本発明の第2実施例のプラント監視装置のブロ
ック図。
【図10】図9のブリンクマーカ作成部の処理のフロー
図。
【図11】図9の可変マーカデータベース図。
【図12】本発明の第3実施例のプラント監視装置のブ
ロック図。
【図13】図12のブリンク判定処理部の処理のフロー
図。
【図14】本発明の第4実施例のプラント監視装置のブ
ロック図。
【図15】図14のマーカ作成部の処理のフロー図。
【図16】図15に続くマーカ作成部の処理のフロー
図。
【図17】同図(a)は図14の可変マーカデータベー
ス図、同図(b)はその表示例を示す図。
【図18】従来のプラント監視装置のブロック図。
【図19】図18ののデータベース図であり、同図
(a)は固定マーカデータベース図、同図(b)はプロ
セスデータベース図。
【図20】従来のデータベース図であり、同図(a)は
表示データベース図、同図(b)は可変マーカデータベ
ース図。
【図21】従来のプラント監視装置の処理のフロー図。
【図22】従来のプラント監視装置による表示例を示す
図。
【符号の説明】
1…表示装置、2…表示制御部、3…マーカ作成部、4
…プロセスデータベース、5…プロセス入力部、21…
表示データベース、22…表示制御処理部、31…マー
カ作成処理部、31’…ブリンクマーカ作成処理部、3
1”…マーカ優先度作成処理部、32…固定マーカデー
タベース、33…可変マーカデータベース、34…マー
カ優先度データベース、35…ブリンク判定処理部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G05B 23/00 - 23/02

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラントの状態をマーカで表示するプラ
    ント監視装置において、プラントからのプロセス情報を
    入力し,プロセスデータベースを作成するプロセス入力
    部と、表示に必要なプロセスデータを持つプロセスデー
    タベースと、前記プロセスデータベースを基に各マーカ
    の表示優先度を示すマーカ優先度データベースと,表示
    に必要なプロセスデータを指す入力点や表示色の情報及
    びプロセス値−座標変換テーブルを持つ固定マーカデー
    タベースと,マーカの表示位置や色情報を持つ可変マー
    カデータベースと,前記固定マーカデータベースを読
    み,プロセスデータを入力し,前記マーカ優先度データ
    ベースと前記可変マーカデータベースとを作成するマー
    カ作成処理部を有するマーカ作成部と、前記マーカ作成
    処理部からの要求で前記可変マーカデータベースの情報
    を優先度の低いマーカから順に表示する表示情報に作成
    する表示制御処理部と,ドット単位の表示の有無,表示
    色情報を持つ表示データベースを有する表示制御部と、
    前記表示制御部からのデータに従い優先度の高いマーカ
    が隠れることなく表示される表示装置とから構成された
    ことを特徴とするプラント監視装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のプラント監視装置におい
    て、前記マーカ作成部は、優先度の最も高いマーカを判
    定してそのマーカにブリンク表示を設定するブリンクマ
    ーカ作成処理部を有し、優先度の最も高いマーカをブリ
    ンク表示させてその下に隠れているマーカの表示を確認
    できることを特徴とするプラント監視装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のプラント監視装置におい
    て、前記マーカ作成部は、マーカの表示位置が重なった
    マーカについて優先度の高い方のマーカをブリンク表示
    させることにより、n組のマーカの表示位置が重なって
    いる場合、n個のマーカを更に確認することができるよ
    うに各マーカの表示位置及び優先度を判定し、ブリンク
    表示を設定するブリンク判定処理部を備えていることを
    特徴とするプラント監視装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のプラント監視装置におい
    て、前記マーカ作成部は、各マーカの優先度を一定の周
    期で順番に変えていくマーカ優先度作成処理部を有し、
    他のマーカの下に隠れているマーカがあっても一定周期
    で表示優先度が変化することによりマーカの存在を確認
    できることを特徴とするプラント監視装置。
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