JP3572700B2 - Mos型スタティックフリップフロップ - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
この発明は、MOS型スタティックフリップフロップに関し、特にD(遅延)−フリップフロップ[以下、D−FFと略記する]においてインバータ間のデータ転送を1相のクロック信号で制御することによりトランジスタ数の低減を図ったものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のD−FFとしては、図5に示すものが知られている。図5の回路は、1つの半導体チップに集積化されたMOS型集積回路のうちの1つのD−FFセルに相当する。
【0003】
入力データDを受取る第1のインバータIV1 の出力側には、PチャンネルMOS型トランジスタP1 及びNチャンネルMOS型トランジスタN1 を並列接続した構成の制御スイッチS1 が接続されており、第2のインバータIV2 は、スイッチS1 の導通時にインバータIV1 の出力を受取るようになっている。
【0004】
第3のインバータIV3 は、インバータIV2 の出力D’を受取るもので、その出力側には、スイッチS1 と同様の構成の制御スイッチS2 が接続されている。インバータIV3 の出力は、スイッチS2 の導通時にインバータIV2 に入力される。
【0005】
インバータIV2 の出力側には、スイッチS1 と同様の構成の制御スイッチS3 が接続されており、第4のインバータIV4 は、スイッチS3 の導通時にインバータIV2 の出力D’を受取るようになっている。
【0006】
第5のインバータIV5 は、インバータIV4 の出力を受取るもので、その出力側には、スイッチS1 と同様の構成の制御スイッチS4 が接続されている。インバータIV5 の出力は、スイッチS4 の導通時にインバータIV4 に入力される。
【0007】
第6のインバータIV6 は、インバータIV4 の出力を反転し、その反転出力を出力データQとして送出するものである。出力データQの反転データに相当する出力データNQを必要とするときは、インバータIV4 の出力を導出すればよい。
【0008】
第7のインバータIV7 は、クロック信号φを反転して逆相のクロック信号Nφを送出するものである。クロック信号φは、スイッチS1 ,S4 のPチャンネルMOS型トランジスタのゲートに供給されると共に、スイッチS2 ,S3 のNチャンネルMOS型トランジスタのゲートに供給される。また、クロック信号Nφは、スイッチS1 ,S4 のNチャンネルMOS型トランジスタのゲートに供給されると共に、スイッチS2 ,S3 のPチャンネルMOS型トランジスタのゲートに供給される。
【0009】
インバータIV1〜IV7は、いずれも図6に示すようなCMOS(コンプリメンタリMOS)型インバータIVからなるものである。このインバータIVにあっては、NチャンネルMOS型トランジスタN11のゲートとPチャンネルMOS型トランジスタP11のゲートとが共に入力配線Liに接続されると共に、トランジスタN11のドレインとトランジスタP11のドレインとが共に出力配線Loに接続される。また、トランジスタN11のソースには、接地電位等の基準電位が与えられると共に、トランジスタP11のソースには、動作電位VDDが与えられる。
【0010】
入力配線Li に供給される入力信号Iが“1”になると、トランジスタN11及びP11がそれぞれオン及びオフし、出力配線Lo から得られる出力信号NIは、“0”となる。そして、入力信号Iが“0”になると、トランジスタN11及びP11がそれぞれオフ及びオンし、出力信号NIは、“1”となる。
【0011】
図7は、図5の回路の種々の信号波形を示すもので、図7を参照して図5の回路の動作を説明する。
【0012】
まず、時刻t1 にてクロック信号φ及びNφがそれぞれ“0”及び“1”になると、スイッチS1 がオン状態となり、入力データD=“1”はインバータIV1 からインバータIV2 に転送され、インバータIV2 の出力D’は“1”となる。このとき、出力D’=“1”はインバータIV3 に入力されるが、スイッチS2 がオフ状態であるため、インバータIV3 の出力“0”はインバータIV2 に入力されない。また、スイッチS3 もオフ状態であり、出力D’=“1”はインバータIV4 に入力されない。
【0013】
次に、時刻t2 でクロック信号φ及びNφがそれぞれ“1”及び“0”になると、スイッチS1 がオフ状態になると共にスイッチS2 ,S3 が共にオン状態になる。このため、インバータIV2 の出力D’=“1”がインバータIV4 に転送され、これに応じてインバータIV6 の出力Qが“1”となる。また、出力D’=“1”を受取るインバータIV3 の出力“0”は、スイッチS2 を介してインバータIV2 に入力され、インバータIV2 は出力D’=“1”の状態を維持する。このとき、インバータIV4 の出力“0”はインバータIV5 に入力されるが、スイッチS4 がオフ状態であるため、インバータIV5 の出力“1”はインバータIV4 に入力されない。
【0014】
時刻t2 の後スイッチS2 ,S3 がオン状態にあるときは、入力データDが“1”から“0”に変化しても、スイッチS1 がオフ状態であるため、インバータIV2 の出力D’は変化せず、“1”のままである。従って、出力Qも“1”のままである。
【0015】
次に、時刻t3 でクロック信号φ及びNφがそれぞれ“0”及び“1”になると、スイッチS1 ,S4 がオン状態になると共にスイッチS2 ,S3 がオフ状態になる。このため、インバータIV5 の出力“1”がスイッチS4 を介してインバータIV4 に入力され、インバータIV4 は出力=“0”の状態を維持し、従って出力Qも“1”の状態を維持する。このとき、入力データDが“0”であるので、インバータIV1 の出力=“1”がスイッチS1 を介してインバータIV2 に転送され、これに応じて出力D’が“0”となる。
【0016】
時刻t3 の後スイッチS2 ,S3 がオフ状態にあるときに、入力データDが“0”から“1”に変化したり、“1”から“0”に変化したりすると、このような変化に対応してインバータIV2 ,IV3 の出力状態は変化するものの、インバータIV4 の出力状態は変化せず、従って出力Qの状態も変化しない。
【0017】
この後、時刻t4 でクロック信号φ及びNφがそれぞれ“1”及び“0”になると、スイッチS1 ,S4 がオフ状態になると共にスイッチS2 ,S3 がオン状態になる。このため、インバータIV3 の出力“1”がスイッチS2 を介してインバータIV2 に入力され、インバータIV2 は出力D’=“0”の状態を維持する。また、出力D’=“0”がスイッチS3 を介してインバータIV4 に転送されるので、インバータIV6 の出力Qは“0”となる。
【0018】
時刻t5 以降の動作も上記したと同様に行なわれる。図5の回路によれば、クロック信号φの立上りで入力データDを取込み、その取込みデータをクロック信号φの次の立上りまで保持することができる。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】
上記した従来技術によると、D−FFセル1つ当りトランジスタを22個も必要とするため、セルサイズが増大し、チップサイズの増大を招く不都合がある。
【0020】
また、各制御スイッチを2個のMOS型トランジスタで構成しているため、クロック入力数は、各制御スイッチ毎に2個所で合計8個所と多い。従って、入力容量が大きくなり、高速動作に不向きである。
【0021】
一方、図8に示すようなデータ転送回路が知られており、これを応用して図9に示すようなD−FFを構成することが考えられる。
【0022】
図8の回路は、NチャンネルMOS型トランジスタN21及びPチャンネルMOS型トランジスタP21を含む第1のインバータIV21と、NチャンネルMOS型トランジスタN22と、NチャンネルMOS型トランジスタN23及びPチャンネルMOS型トランジスタPH を含む第2のインバータIV22とを備え、制御信号SCに応じてトランジスタN22がオンしたときにインバータIV21の出力をインバータIV22に転送するようになっている。
【0023】
このような回路では、トランジスタN21がオフ状態のときにトランジスタN22がオンすると、トランジスタN23,PH のゲート接続点であるX点の電位は、VDD−VTNまでしか上がらない。ここで、VDDは、トランジスタP21,PH のソース電位、VTNは、トランジスタN22のスレッショルド電圧である。従って、トランジスタPH のスレッショルド電圧がVTNに近い値であると、トランジスタPH は十分にオフできず、リーク電流が流れてしまう。そこで、トランジスタPH のスレッショルド電圧の値をVTNに比べて大きく(例えば1.4V程度)設定することによりトランジスタPH が十分にオフするようにしている。
【0024】
図9のD−FFは、このような考え方を図5のD−FFに適用することによりトランジスタ数の低減を図ったものである。すなわち、制御スイッチS1 〜S4 をいずれもNチャンネルMOS型トランジスタのみで構成すると共に、インバータIV2 ,IV4 を構成するPチャンネルMOS型トランジスタPH としてスレッショルド電圧がS1 ,S3 としてのトランジスタより高いものを用いたことによりトランジスタ数をセル当り22個から18個に低減したものである。このようにすると、セルサイズ乃至チップサイズの縮小が可能になると共にクロック入力数の低減が可能になるが、トランジスタ数を一層低減するのが望ましい。
【0025】
トランジスタ数の低減対策としては、クロック信号Nφをセルの外部で作成し、各セルに供給することも考えられる。このようにすると、セル当り更に2個のトランジスタ(インバータIV7 )を削減できる。しかしながら、クロック信号Nφを各セルに引き回すための配線を設ける必要があり、チップ面積が増大すると共にクロック信号φ及びNφ間に遅延時間差が生ずるという問題点がある。
【0026】
この発明の目的は、このような問題点を伴うことなくトランジスタ数を低減した新規なMOS型スタティックフリップフロップを提供することにある。
【0027】
【課題を解決するための手段】
この発明に係るMOS型スタティックフリップフロップは、
CMOS型の第1のインバータと、
第1導電型のチャンネルを有するMOS型トランジスタからなる第1の制御スイッチであって、1相の制御信号によって制御されるものと、
この第1の制御スイッチの導通時に前記第1のインバータの出力を受取るCMOS型の第2のインバータであって、このインバータを構成する2つのMOS型トランジスタのうち前記第1導電型とは反対の第2導電型のチャンネルを有するものが前記第1の制御スイッチを構成するトランジスタより高いスレッショルド電圧を有するものと、
この第2のインバータの出力を受取るCMOS型の第3のインバータと、
前記第2導電型のチャンネルを有するMOS型トランジスタからなる第2の制御スイッチであって、前記制御信号によって制御され、導通時に前記第3のインバータの出力を前記第2のインバータに入力するものと、
前記第2導電型のチャンネルを有するMOS型トランジスタからなる第3の制御スイッチであって、前記制御信号によって制御されるものと、
この第3の制御スイッチの導通時に前記第2のインバータの出力を受取るCMOS型の第4のインバータであって、このインバータを構成する2つのMOS型トランジスタのうち前記第1導電型のチャンネルを有するものが前記第3の制御スイッチを構成するトランジスタより高いスレッショルド電圧を有するものと、
この第4のインバータの出力を受取るCMOS型の第5のインバータと、
前記第1導電型のチャンネルを有するMOS型トランジスタからなる第4の制御スイッチであって、前記制御信号によって制御され、導通時に前記第5のインバータの出力を前記第4のインバータに入力するものと
を備えたものである。
【0028】
【作用】
この発明の構成によれば、第1〜第4の制御スイッチをいずれも1つのMOS型トランジスタで構成すると共に1相の制御信号で制御するようにしたので、トランジスタ数がセル当り18個以下に低減されると共に2相クロックの使用に伴う問題点をなくすことができる。
【0029】
【実施例】
図1は、この発明の一実施例に係るD−FFを示すもので、図5,9と同様の部分には同様の符号を付して詳細な説明を省略する。
【0030】
図1のD−FFは、図8,10に示すようなデータ転送回路を利用してインバータ間のデータ転送を1相のクロック信号で制御するようにしたことを特徴とするものである。
【0031】
図10の回路は、図8の回路の考え方をPチャンネルMOS型トランジスタP22によるデータ転送に適用したものである。インバータIV21は、図8で述べたのと同様のものであり、インバータIV23は、NチャンネルMOS型トランジスタNH 及びPチャンネルMOS型トランジスタP23を含むものである。制御信号SC’によりトランジスタP22がオンすると、インバータIV21の出力がインバータIV23に転送される。
【0032】
このような回路では、トランジスタN21がオン状態のときにトランジスタP22がオンすると、トランジスタP23,NH のゲート接続点であるY点の電位は、VSS+VTPまで上昇してしまう。ここで、VSSは、トランジスタN21,NH のソース電位、VTPは、トランジスタP22のスレッショルド電圧である。従って、トランジスタNH のスレッショルド電圧がVTPに近い値であると、トランジスタNH が十分にオフできない。そこで、トランジスタNH のスレッショルド電圧をVTPに比べて大きく設定することによりトランジスタNH が十分にオフするようにしている。
【0033】
図1の回路では、制御スイッチS1 をPチャンネルMOS型トランジスタのみで構成すると共に1相のクロック信号φで制御し、インバータIV2 のNチャンネルMOS型トランジスタNH としてはS1 としてのトランジスタよりスレッショルド電圧が高いものを用いている。従って、図10で述べた原理により正常な動作が確保される。また、制御スイッチS3 をNチャンネルMOS型トランジスタのみで構成すると共に1相のクロック信号φで制御し、インバータIV4 のPチャンネルMOS型トランジスタPH としてはS3 としてのトランジスタよりスレッショルド電圧が高いものを用いている。従って、図8で述べた原理により正常な動作が確保される。
【0034】
制御スイッチS2 は、スイッチS3 と同期して動作するものであるから、S3 と同様にNチャンネルMOS型トランジスタのみで構成すると共に1相のクロック信号φで制御する。また、制御スイッチS4 は、スイッチS1 と同期して動作するものであるから、S1 と同様にPチャンネルMOS型トランジスタのみで構成すると共に1相のクロック信号φで制御する。
【0035】
図1のD−FFは、図5のD−FFと同様に動作するものである。図1のD−FFによれば、トランジスタ数が16個となり、セルサイズ乃至チップサイズの縮小が可能である。また、クロック入力数が4個所と少なく、入力容量が低減されることから高速動作が可能である。さらに、クロック信号が1相であるため、2相クロックの使用に伴う問題点もない。なお、出力データQの反転出力に相当する出力データNQのみを利用するときは、インバータIV6 を省略することができ、トランジスタ数は更に2個減る。
【0036】
図1の回路において、インバータIV1 の入力として入力データDの代りに破線BL1 で示すように出力NQを供給すると共にS1 〜S4 の各スイッチの制御信号として1相のクロック信号φの代りに1相のトリガ信号を供給すると、T(トリガ又はトグル)−フリップフロップ[以下、T−FFと略記する]を実現することができる。
【0037】
図2は、図1の回路の変形例を示すもので、図1と同様の部分には同様の符号を付して詳細な説明を省略する。
【0038】
図2のD−FFの特徴とするところは、インバータIV2 と制御スイッチS3 との間にCMOS型インバータIV8 を設け、インバータIV4 の出力側のインバータIV6 をなくしたことである。この場合、インバータIV4 の出力側から出力データQが得られると共にインバータIV4 の入力側から出力データNQが得られる。
【0039】
図2の回路においても、破線BL2 で示すように出力NQをインバータIV1 の入力として供給すると共にクロック信号φの代りにトリガ信号を供給すると、T−FFを実現することができる。
【0040】
図3は、この発明の他の実施例に係るD−FFを示すもので、図1と同様の部分には同様の符号を付して詳細な説明を省略する。
【0041】
図3のD−FFが図1のD−FFと異なるところは、図1の制御スイッチS2 及びインバータIV3 を含む回路部に代えてインバータIV1 より駆動能力が低いCMOS型インバータIV31を設けると共に図1の制御スイッチS4 及びインバータIV5 を含む回路部に代えてインバータIV2 より駆動能力が低いCMOS型インバータIV51を設けたことである。インバータIV31,IV51としては、チャンネル長Lを大きくすると共にチャンネル幅Wを小さくするなどして駆動能力を低下させたものを用いることができる。
【0042】
図3の構成において、制御スイッチS1 がオンしたときはインバータIV2 の入力点Z1 の電位がインバータIV1 の出力に応じて決定され、制御スイッチS3 がオンしたときはインバータIV4 の入力点Z2 の電位がインバータIV2 の出力に応じて決定される。
【0043】
図3のD−FFによると、図1のD−FFに比べて更に2つのトランジスタが減り、トランジスタ数は14個となる。従って、セルサイズ乃至チップサイズを一層縮小できると共に一層の高速化が可能となる。
【0044】
図3の回路においても、破線BL3 で示すように出力NQをインバータIV1 の入力として供給すると共にクロック信号φの代りにトリガ信号を供給すると、T−FFを実現することができる。
【0045】
図4は、図3の回路の変形例を示すもので、図3と同様の部分には同様の符号を付して詳細な説明を省略する。
【0046】
図4のD−FFの特徴とするところは、インバータIV2 と制御スイッチS3 との間にCMOS型インバータIV8 を設け、インバータIV4 の出力側のインバータIV6 をなくしたことである。この場合、インバータIV51としては、インバータIV8 より駆動能力が低いものを用いる。図4のD−FFによると、インバータIV4 の出力側から出力データQが得られると共にインバータIV4 の入力側から出力データNQが得られる。
【0047】
図4の回路においても、破線BL4 で示すように出力NQをインバータIV1 の入力として供給すると共にクロック信号φの代りにトリガ信号を供給すると、T−FFを実現することができる。
【0048】
この発明は、上記した実施例に限定されるものではなく、種々の改変形態で実施可能なものである。例えば、クロック信号としてφの代りにNφを用いると共に制御スイッチS1 〜S4 を構成するトランジスタのチャンネル導電型を図示したものとは反対にし、インバータIV2 ではPチャンネルトランジスタを、インバータIV4 ではNチャンネルトランジスタをそれぞれ高スレッショルド電圧とすればよい。
【0049】
【発明の効果】
以上のように、この発明によれば、MOS型スタティックフリップフロップを構成するトランジスタの数を大幅に低減したので、セルサイズ乃至チップサイズの縮小が可能となる効果が得られるものである。
【0050】
また、各制御スイッチを1つのトランジスタで構成すると共に1相の制御信号で制御するようにしたので、高速動作が可能になると共に2相の制御信号の使用に伴う不利益を免れる効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例に係るD−FFの回路構成を示す回路図である。
【図2】図1の回路の変形例を示す回路図である。
【図3】この発明の他の実施例に係るD−FFの回路構成を示す回路図である。
【図4】図3の回路の変形例を示す回路図である。
【図5】従来のD−FFの回路構成を示す回路図である。
【図6】CMOS型インバータの回路構成を示す回路図である。
【図7】図5の回路の動作を説明するための信号波形図である。
【図8】NチャンネルMOS型トランジスタを用いたデータ転送回路を示す回路図である。
【図9】図8の回路を用いて構成されたD−FFの回路構成を示す回路図である。
【図10】PチャンネルMOS型トランジスタを用いたデータ転送回路を示す回路図である。
【符号の説明】
IV1 〜IV8 ,IV31,IV51:CMOS型インバータ、S1 〜S4 :制御スイッチ。
Claims (4)
- CMOS型の第1のインバータと、
第1導電型のチャンネルを有するMOS型トランジスタからなる第1の制御スイッチであって、1相の制御信号によって制御されるものと、
この第1の制御スイッチの導通時に前記第1のインバータの出力を受取るCMOS型の第2のインバータであって、このインバータを構成する2つのMOS型トランジスタのうち前記第1導電型とは反対の第2導電型のチャンネルを有するものが前記第1の制御スイッチを構成するトランジスタより高いスレッショルド電圧を有するものと、
この第2のインバータの出力を受取るCMOS型の第3のインバータと、
前記第2導電型のチャンネルを有するMOS型トランジスタからなる第2の制御スイッチであって、前記制御信号によって制御され、導通時に前記第3のインバータの出力を前記第2のインバータに入力するものと、
前記第2導電型のチャンネルを有するMOS型トランジスタからなる第3の制御スイッチであって、前記制御信号によって制御されるものと、
この第3の制御スイッチの導通時に前記第2のインバータの出力を受取るCMOS型の第4のインバータであって、このインバータを構成する2つのMOS型トランジスタのうち前記第1導電型のチャンネルを有するものが前記第3の制御スイッチを構成するトランジスタより高いスレッショルド電圧を有するものと、
この第4のインバータの出力を受取るCMOS型の第5のインバータと、
前記第1導電型のチャンネルを有するMOS型トランジスタからなる第4の制御スイッチであって、前記制御信号によって制御され、導通時に前記第5のインバータの出力を前記第4のインバータに入力するものと
を備えたMOS型スタティックフリップフロップ。 - CMOS型の第1のインバータと、
第1導電型のチャンネルを有するMOS型トランジスタからなる第1の制御スイッチであって、1相の制御信号によって制御されるものと、
この第1の制御スイッチの導通時に前記第1のインバータの出力を受取るCMOS型の第2のインバータであって、このインバータを構成する2つのMOS型トランジスタのうち前記第1導電型とは反対の第2導電型のチャンネルを有するものが前記第1の制御スイッチを構成するトランジスタより高いスレッショルド電圧を有するものと、
この第2のインバータの出力を受取るCMOS型の第3のインバータと、
前記第2導電型のチャンネルを有するMOS型トランジスタからなる第2の制御スイッチであって、前記制御信号によって制御され、導通時に前記第3のインバータの出力を前記第2のインバータに入力するものと、
前記第2のインバータの出力を受取るCMOS型の第4のインバータと、
前記第2導電型のチャンネルを有するMOS型トランジスタからなる第3の制御スイッチであって、前記制御信号によって制御されるものと、
この第3の制御スイッチの導通時に前記第4のインバータの出力を受取るCMOS型の第5のインバータであって、このインバータを構成する2つのMOS型トランジスタのうち前記第1導電型のチャンネルを有するものが前記第3の制御スイッチを構成するトランジスタより高いスレッショルド電圧を有するものと、
この第5のインバータの出力を受取るCMOS型の第6のインバータと、
前記第1導電型のチャンネルを有するMOS型トランジスタからなる第4の制御スイッチであって、前記制御信号によって制御され、導通時に前記第6のインバータの出力を前記第5のインバータに入力するものと
を備えたMOS型スタティックフリップフロップ。 - CMOS型の第1のインバータと、
第1導電型のチャンネルを有するMOS型トランジスタからなる第1の制御スイッチであって、1相の制御信号によって制御されるものと、
この第1の制御スイッチの導通時に前記第1のインバータの出力を受取るCMOS型の第2のインバータであって、このインバータを構成する2つのMOS型トランジスタのうち前記第1導電型とは反対の第2導電型のチャンネルを有するものが前記第1の制御スイッチを構成するトランジスタより高いスレッショルド電圧を有するものと、
この第2のインバータの出力を反転し、その反転出力を前記第2のインバータに入力するCMOS型の第3のインバータであって、前記第1のインバータより駆動能力が低いものと、
前記第2導電型のチャンネルを有するMOS型トランジスタからなる第2の制御スイッチであって、前記制御信号によって制御されるものと、
この第2の制御スイッチの導通時に前記第2のインバータの出力を受取るCMOS型の第4のインバータであって、このインバータを構成する2つのMOS型トランジスタのうち前記第1導電型のチャンネルを有するものが前記第2の制御スイッチを構成するトランジスタより高いスレッショルド電圧を有するものと、この第4のインバータの出力を反転し、その反転出力を前記第4のインバータに入力するCMOS型の第5のインバータであって、前記第2のインバータより駆動能力が低いものと
を備えたMOS型スタティックフリップフロップ。 - CMOS型の第1のインバータと、
第1導電型のチャンネルを有するMOS型トランジスタからなる第1の制御スイッチであって、1相の制御信号によって制御されるものと、
この第1の制御スイッチの導通時に前記第1のインバータの出力を受取るCMOS型の第2のインバータであって、このインバータを構成する2つのMOS型トランジスタのうち前記第1導電型とは反対の第2導電型のチャンネルを有するものが前記第1の制御スイッチを構成するトランジスタより高いスレッショルド電圧を有するものと、
この第2のインバータの出力を反転し、その反転出力を前記第2のインバータに入力するCMOS型の第3のインバータであって、前記第1のインバータより駆動能力が低いものと、
前記第2のインバータの出力を受取るCMOS型の第4のインバータと、
前記第2導電型のチャンネルを有するMOS型トランジスタからなる第2の制御スイッチであって、前記制御信号によって制御されるものと、
この第2の制御スイッチの導通時に前記第4のインバータの出力を受取るCMOS型の第5のインバータであって、このインバータを構成する2つのMOS型トランジスタのうち前記第1導電型のチャンネルを有するものが前記第2の制御スイッチを構成するトランジスタより高いスレッショルド電圧を有するものと、この第5のインバータの出力を反転し、その反転出力を前記第5のインバータに入力するCMOS型の第6のインバータであって、前記第4のインバータより駆動能力が低いものと
を備えたMOS型スタティックフリップフロップ。
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1995
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