JP3572700B2 - Mos型スタティックフリップフロップ - Google Patents

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【0001】
【産業上の利用分野】
この発明は、MOS型スタティックフリップフロップに関し、特にD(遅延)−フリップフロップ[以下、D−FFと略記する]においてインバータ間のデータ転送を1相のクロック信号で制御することによりトランジスタ数の低減を図ったものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のD−FFとしては、図5に示すものが知られている。図5の回路は、1つの半導体チップに集積化されたMOS型集積回路のうちの1つのD−FFセルに相当する。
【0003】
入力データDを受取る第1のインバータIV の出力側には、PチャンネルMOS型トランジスタP 及びNチャンネルMOS型トランジスタN を並列接続した構成の制御スイッチS が接続されており、第2のインバータIV は、スイッチS の導通時にインバータIV の出力を受取るようになっている。
【0004】
第3のインバータIV は、インバータIV の出力D’を受取るもので、その出力側には、スイッチS と同様の構成の制御スイッチS が接続されている。インバータIV の出力は、スイッチS の導通時にインバータIV に入力される。
【0005】
インバータIV の出力側には、スイッチS と同様の構成の制御スイッチS が接続されており、第4のインバータIV は、スイッチS の導通時にインバータIV の出力D’を受取るようになっている。
【0006】
第5のインバータIV は、インバータIV の出力を受取るもので、その出力側には、スイッチS と同様の構成の制御スイッチS が接続されている。インバータIV の出力は、スイッチS の導通時にインバータIV に入力される。
【0007】
第6のインバータIV は、インバータIV の出力を反転し、その反転出力を出力データQとして送出するものである。出力データQの反転データに相当する出力データNQを必要とするときは、インバータIV の出力を導出すればよい。
【0008】
第7のインバータIV は、クロック信号φを反転して逆相のクロック信号Nφを送出するものである。クロック信号φは、スイッチS ,S のPチャンネルMOS型トランジスタのゲートに供給されると共に、スイッチS ,S のNチャンネルMOS型トランジスタのゲートに供給される。また、クロック信号Nφは、スイッチS ,S のNチャンネルMOS型トランジスタのゲートに供給されると共に、スイッチS ,S のPチャンネルMOS型トランジスタのゲートに供給される。
【0009】
インバータIV〜IVは、いずれも図6に示すようなCMOS(コンプリメンタリMOS)型インバータIVからなるものである。このインバータIVにあっては、NチャンネルMOS型トランジスタN11のゲートとPチャンネルMOS型トランジスタP11のゲートとが共に入力配線Lに接続されると共に、トランジスタN11のドレインとトランジスタP11ドレインとが共に出力配線Lに接続される。また、トランジスタN11のソースには、接地電位等の基準電位が与えられると共に、トランジスタP11ソースには、動作電位VDDが与えられる。
【0010】
入力配線L に供給される入力信号Iが“1”になると、トランジスタN11及びP11がそれぞれオン及びオフし、出力配線L から得られる出力信号NIは、“0”となる。そして、入力信号Iが“0”になると、トランジスタN11及びP11がそれぞれオフ及びオンし、出力信号NIは、“1”となる。
【0011】
図7は、図5の回路の種々の信号波形を示すもので、図7を参照して図5の回路の動作を説明する。
【0012】
まず、時刻t にてクロック信号φ及びNφがそれぞれ“0”及び“1”になると、スイッチS がオン状態となり、入力データD=“1”はインバータIV からインバータIV に転送され、インバータIV の出力D’は“1”となる。このとき、出力D’=“1”はインバータIV に入力されるが、スイッチS がオフ状態であるため、インバータIV の出力“0”はインバータIV に入力されない。また、スイッチS もオフ状態であり、出力D’=“1”はインバータIV に入力されない。
【0013】
次に、時刻t でクロック信号φ及びNφがそれぞれ“1”及び“0”になると、スイッチS がオフ状態になると共にスイッチS ,S が共にオン状態になる。このため、インバータIV の出力D’=“1”がインバータIV に転送され、これに応じてインバータIV の出力Qが“1”となる。また、出力D’=“1”を受取るインバータIV の出力“0”は、スイッチS を介してインバータIV に入力され、インバータIV は出力D’=“1”の状態を維持する。このとき、インバータIV の出力“0”はインバータIV に入力されるが、スイッチS がオフ状態であるため、インバータIV の出力“1”はインバータIV に入力されない。
【0014】
時刻t の後スイッチS ,S がオン状態にあるときは、入力データDが“1”から“0”に変化しても、スイッチS がオフ状態であるため、インバータIV の出力D’は変化せず、“1”のままである。従って、出力Qも“1”のままである。
【0015】
次に、時刻t でクロック信号φ及びNφがそれぞれ“0”及び“1”になると、スイッチS ,S がオン状態になると共にスイッチS ,S がオフ状態になる。このため、インバータIV の出力“1”がスイッチS を介してインバータIV に入力され、インバータIV は出力=“0”の状態を維持し、従って出力Qも“1”の状態を維持する。このとき、入力データDが“0”であるので、インバータIV の出力=“1”がスイッチS を介してインバータIV に転送され、これに応じて出力D’が“0”となる。
【0016】
時刻t の後スイッチS ,S がオフ状態にあるときに、入力データDが“0”から“1”に変化したり、“1”から“0”に変化したりすると、このような変化に対応してインバータIV ,IV の出力状態は変化するものの、インバータIV の出力状態は変化せず、従って出力Qの状態も変化しない。
【0017】
この後、時刻t でクロック信号φ及びNφがそれぞれ“1”及び“0”になると、スイッチS ,S がオフ状態になると共にスイッチS ,S がオン状態になる。このため、インバータIV の出力“1”がスイッチS を介してインバータIV に入力され、インバータIV は出力D’=“0”の状態を維持する。また、出力D’=“0”がスイッチS を介してインバータIV に転送されるので、インバータIV の出力Qは“0”となる。
【0018】
時刻t 以降の動作も上記したと同様に行なわれる。図5の回路によれば、クロック信号φの立上りで入力データDを取込み、その取込みデータをクロック信号φの次の立上りまで保持することができる。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】
上記した従来技術によると、D−FFセル1つ当りトランジスタを22個も必要とするため、セルサイズが増大し、チップサイズの増大を招く不都合がある。
【0020】
また、各制御スイッチを2個のMOS型トランジスタで構成しているため、クロック入力数は、各制御スイッチ毎に2個所で合計8個所と多い。従って、入力容量が大きくなり、高速動作に不向きである。
【0021】
一方、図8に示すようなデータ転送回路が知られており、これを応用して図9に示すようなD−FFを構成することが考えられる。
【0022】
図8の回路は、NチャンネルMOS型トランジスタN21及びPチャンネルMOS型トランジスタP21を含む第1のインバータIV21と、NチャンネルMOS型トランジスタN22と、NチャンネルMOS型トランジスタN23及びPチャンネルMOS型トランジスタP を含む第2のインバータIV22とを備え、制御信号SCに応じてトランジスタN22がオンしたときにインバータIV21の出力をインバータIV22に転送するようになっている。
【0023】
このような回路では、トランジスタN21がオフ状態のときにトランジスタN22がオンすると、トランジスタN23,P のゲート接続点であるX点の電位は、VDD−VTNまでしか上がらない。ここで、VDDは、トランジスタP21,P のソース電位、VTNは、トランジスタN22のスレッショルド電圧である。従って、トランジスタP のスレッショルド電圧がVTNに近い値であると、トランジスタP は十分にオフできず、リーク電流が流れてしまう。そこで、トランジスタP のスレッショルド電圧の値をVTNに比べて大きく(例えば1.4V程度)設定することによりトランジスタP が十分にオフするようにしている。
【0024】
図9のD−FFは、このような考え方を図5のD−FFに適用することによりトランジスタ数の低減を図ったものである。すなわち、制御スイッチS 〜S をいずれもNチャンネルMOS型トランジスタのみで構成すると共に、インバータIV ,IV を構成するPチャンネルMOS型トランジスタP としてスレッショルド電圧がS ,S としてのトランジスタより高いものを用いたことによりトランジスタ数をセル当り22個から18個に低減したものである。このようにすると、セルサイズ乃至チップサイズの縮小が可能になると共にクロック入力数の低減が可能になるが、トランジスタ数を一層低減するのが望ましい。
【0025】
トランジスタ数の低減対策としては、クロック信号Nφをセルの外部で作成し、各セルに供給することも考えられる。このようにすると、セル当り更に2個のトランジスタ(インバータIV )を削減できる。しかしながら、クロック信号Nφを各セルに引き回すための配線を設ける必要があり、チップ面積が増大すると共にクロック信号φ及びNφ間に遅延時間差が生ずるという問題点がある。
【0026】
この発明の目的は、このような問題点を伴うことなくトランジスタ数を低減した新規なMOS型スタティックフリップフロップを提供することにある。
【0027】
【課題を解決するための手段】
この発明に係るMOS型スタティックフリップフロップは、
CMOS型の第1のインバータと、
第1導電型のチャンネルを有するMOS型トランジスタからなる第1の制御スイッチであって、1相の制御信号によって制御されるものと、
この第1の制御スイッチの導通時に前記第1のインバータの出力を受取るCMOS型の第2のインバータであって、このインバータを構成する2つのMOS型トランジスタのうち前記第1導電型とは反対の第2導電型のチャンネルを有するものが前記第1の制御スイッチを構成するトランジスタより高いスレッショルド電圧を有するものと、
この第2のインバータの出力を受取るCMOS型の第3のインバータと、
前記第2導電型のチャンネルを有するMOS型トランジスタからなる第2の制御スイッチであって、前記制御信号によって制御され、導通時に前記第3のインバータの出力を前記第2のインバータに入力するものと、
前記第2導電型のチャンネルを有するMOS型トランジスタからなる第3の制御スイッチであって、前記制御信号によって制御されるものと、
この第3の制御スイッチの導通時に前記第2のインバータの出力を受取るCMOS型の第4のインバータであって、このインバータを構成する2つのMOS型トランジスタのうち前記第1導電型のチャンネルを有するものが前記第3の制御スイッチを構成するトランジスタより高いスレッショルド電圧を有するものと、
この第4のインバータの出力を受取るCMOS型の第5のインバータと、
前記第1導電型のチャンネルを有するMOS型トランジスタからなる第4の制御スイッチであって、前記制御信号によって制御され、導通時に前記第5のインバータの出力を前記第4のインバータに入力するものと
を備えたものである。
【0028】
【作用】
この発明の構成によれば、第1〜第4の制御スイッチをいずれも1つのMOS型トランジスタで構成すると共に1相の制御信号で制御するようにしたので、トランジスタ数がセル当り18個以下に低減されると共に2相クロックの使用に伴う問題点をなくすことができる。
【0029】
【実施例】
図1は、この発明の一実施例に係るD−FFを示すもので、図5,9と同様の部分には同様の符号を付して詳細な説明を省略する。
【0030】
図1のD−FFは、図8,10に示すようなデータ転送回路を利用してインバータ間のデータ転送を1相のクロック信号で制御するようにしたことを特徴とするものである。
【0031】
図10の回路は、図8の回路の考え方をPチャンネルMOS型トランジスタP22によるデータ転送に適用したものである。インバータIV21は、図8で述べたのと同様のものであり、インバータIV23は、NチャンネルMOS型トランジスタN 及びPチャンネルMOS型トランジスタP23を含むものである。制御信号SC’によりトランジスタP22がオンすると、インバータIV21の出力がインバータIV23に転送される。
【0032】
このような回路では、トランジスタN21がオン状態のときにトランジスタP22がオンすると、トランジスタP23,N のゲート接続点であるY点の電位は、VSS+VTPまで上昇してしまう。ここで、VSSは、トランジスタN21,N のソース電位、VTPは、トランジスタP22のスレッショルド電圧である。従って、トランジスタN のスレッショルド電圧がVTPに近い値であると、トランジスタN が十分にオフできない。そこで、トランジスタN のスレッショルド電圧をVTPに比べて大きく設定することによりトランジスタN が十分にオフするようにしている。
【0033】
図1の回路では、制御スイッチS をPチャンネルMOS型トランジスタのみで構成すると共に1相のクロック信号φで制御し、インバータIV のNチャンネルMOS型トランジスタN としてはS としてのトランジスタよりスレッショルド電圧が高いものを用いている。従って、図10で述べた原理により正常な動作が確保される。また、制御スイッチS をNチャンネルMOS型トランジスタのみで構成すると共に1相のクロック信号φで制御し、インバータIV のPチャンネルMOS型トランジスタP としてはS としてのトランジスタよりスレッショルド電圧が高いものを用いている。従って、図8で述べた原理により正常な動作が確保される。
【0034】
制御スイッチS は、スイッチS と同期して動作するものであるから、S と同様にNチャンネルMOS型トランジスタのみで構成すると共に1相のクロック信号φで制御する。また、制御スイッチS は、スイッチS と同期して動作するものであるから、S と同様にPチャンネルMOS型トランジスタのみで構成すると共に1相のクロック信号φで制御する。
【0035】
図1のD−FFは、図5のD−FFと同様に動作するものである。図1のD−FFによれば、トランジスタ数が16個となり、セルサイズ乃至チップサイズの縮小が可能である。また、クロック入力数が4個所と少なく、入力容量が低減されることから高速動作が可能である。さらに、クロック信号が1相であるため、2相クロックの使用に伴う問題点もない。なお、出力データQの反転出力に相当する出力データNQのみを利用するときは、インバータIV を省略することができ、トランジスタ数は更に2個減る。
【0036】
図1の回路において、インバータIV の入力として入力データDの代りに破線BL で示すように出力NQを供給すると共にS 〜S の各スイッチの制御信号として1相のクロック信号φの代りに1相のトリガ信号を供給すると、T(トリガ又はトグル)−フリップフロップ[以下、T−FFと略記する]を実現することができる。
【0037】
図2は、図1の回路の変形例を示すもので、図1と同様の部分には同様の符号を付して詳細な説明を省略する。
【0038】
図2のD−FFの特徴とするところは、インバータIV と制御スイッチS との間にCMOS型インバータIV を設け、インバータIV の出力側のインバータIV をなくしたことである。この場合、インバータIV の出力側から出力データQが得られると共にインバータIV の入力側から出力データNQが得られる。
【0039】
図2の回路においても、破線BL で示すように出力NQをインバータIV の入力として供給すると共にクロック信号φの代りにトリガ信号を供給すると、T−FFを実現することができる。
【0040】
図3は、この発明の他の実施例に係るD−FFを示すもので、図1と同様の部分には同様の符号を付して詳細な説明を省略する。
【0041】
図3のD−FFが図1のD−FFと異なるところは、図1の制御スイッチS 及びインバータIV を含む回路部に代えてインバータIV より駆動能力が低いCMOS型インバータIV31を設けると共に図1の制御スイッチS 及びインバータIV を含む回路部に代えてインバータIV より駆動能力が低いCMOS型インバータIV51を設けたことである。インバータIV31,IV51としては、チャンネル長Lを大きくすると共にチャンネル幅Wを小さくするなどして駆動能力を低下させたものを用いることができる。
【0042】
図3の構成において、制御スイッチS がオンしたときはインバータIV の入力点Z の電位がインバータIV の出力に応じて決定され、制御スイッチS がオンしたときはインバータIV の入力点Z の電位がインバータIV の出力に応じて決定される。
【0043】
図3のD−FFによると、図1のD−FFに比べて更に2つのトランジスタが減り、トランジスタ数は14個となる。従って、セルサイズ乃至チップサイズを一層縮小できると共に一層の高速化が可能となる。
【0044】
図3の回路においても、破線BL で示すように出力NQをインバータIV の入力として供給すると共にクロック信号φの代りにトリガ信号を供給すると、T−FFを実現することができる。
【0045】
図4は、図3の回路の変形例を示すもので、図3と同様の部分には同様の符号を付して詳細な説明を省略する。
【0046】
図4のD−FFの特徴とするところは、インバータIV と制御スイッチS との間にCMOS型インバータIV を設け、インバータIV の出力側のインバータIV をなくしたことである。この場合、インバータIV51としては、インバータIV より駆動能力が低いものを用いる。図4のD−FFによると、インバータIV の出力側から出力データQが得られると共にインバータIV の入力側から出力データNQが得られる。
【0047】
図4の回路においても、破線BL で示すように出力NQをインバータIV の入力として供給すると共にクロック信号φの代りにトリガ信号を供給すると、T−FFを実現することができる。
【0048】
この発明は、上記した実施例に限定されるものではなく、種々の改変形態で実施可能なものである。例えば、クロック信号としてφの代りにNφを用いると共に制御スイッチS 〜S を構成するトランジスタのチャンネル導電型を図示したものとは反対にし、インバータIV ではPチャンネルトランジスタを、インバータIV ではNチャンネルトランジスタをそれぞれ高スレッショルド電圧とすればよい。
【0049】
【発明の効果】
以上のように、この発明によれば、MOS型スタティックフリップフロップを構成するトランジスタの数を大幅に低減したので、セルサイズ乃至チップサイズの縮小が可能となる効果が得られるものである。
【0050】
また、各制御スイッチを1つのトランジスタで構成すると共に1相の制御信号で制御するようにしたので、高速動作が可能になると共に2相の制御信号の使用に伴う不利益を免れる効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例に係るD−FFの回路構成を示す回路図である。
【図2】図1の回路の変形例を示す回路図である。
【図3】この発明の他の実施例に係るD−FFの回路構成を示す回路図である。
【図4】図3の回路の変形例を示す回路図である。
【図5】従来のD−FFの回路構成を示す回路図である。
【図6】CMOS型インバータの回路構成を示す回路図である。
【図7】図5の回路の動作を説明するための信号波形図である。
【図8】NチャンネルMOS型トランジスタを用いたデータ転送回路を示す回路図である。
【図9】図8の回路を用いて構成されたD−FFの回路構成を示す回路図である。
【図10】PチャンネルMOS型トランジスタを用いたデータ転送回路を示す回路図である。
【符号の説明】
IV 〜IV ,IV31,IV51:CMOS型インバータ、S 〜S :制御スイッチ。

Claims (4)

  1. CMOS型の第1のインバータと、
    第1導電型のチャンネルを有するMOS型トランジスタからなる第1の制御スイッチであって、1相の制御信号によって制御されるものと、
    この第1の制御スイッチの導通時に前記第1のインバータの出力を受取るCMOS型の第2のインバータであって、このインバータを構成する2つのMOS型トランジスタのうち前記第1導電型とは反対の第2導電型のチャンネルを有するものが前記第1の制御スイッチを構成するトランジスタより高いスレッショルド電圧を有するものと、
    この第2のインバータの出力を受取るCMOS型の第3のインバータと、
    前記第2導電型のチャンネルを有するMOS型トランジスタからなる第2の制御スイッチであって、前記制御信号によって制御され、導通時に前記第3のインバータの出力を前記第2のインバータに入力するものと、
    前記第2導電型のチャンネルを有するMOS型トランジスタからなる第3の制御スイッチであって、前記制御信号によって制御されるものと、
    この第3の制御スイッチの導通時に前記第2のインバータの出力を受取るCMOS型の第4のインバータであって、このインバータを構成する2つのMOS型トランジスタのうち前記第1導電型のチャンネルを有するものが前記第3の制御スイッチを構成するトランジスタより高いスレッショルド電圧を有するものと、
    この第4のインバータの出力を受取るCMOS型の第5のインバータと、
    前記第1導電型のチャンネルを有するMOS型トランジスタからなる第4の制御スイッチであって、前記制御信号によって制御され、導通時に前記第5のインバータの出力を前記第4のインバータに入力するものと
    を備えたMOS型スタティックフリップフロップ。
  2. CMOS型の第1のインバータと、
    第1導電型のチャンネルを有するMOS型トランジスタからなる第1の制御スイッチであって、1相の制御信号によって制御されるものと、
    この第1の制御スイッチの導通時に前記第1のインバータの出力を受取るCMOS型の第2のインバータであって、このインバータを構成する2つのMOS型トランジスタのうち前記第1導電型とは反対の第2導電型のチャンネルを有するものが前記第1の制御スイッチを構成するトランジスタより高いスレッショルド電圧を有するものと、
    この第2のインバータの出力を受取るCMOS型の第3のインバータと、
    前記第2導電型のチャンネルを有するMOS型トランジスタからなる第2の制御スイッチであって、前記制御信号によって制御され、導通時に前記第3のインバータの出力を前記第2のインバータに入力するものと、
    前記第2のインバータの出力を受取るCMOS型の第4のインバータと、
    前記第2導電型のチャンネルを有するMOS型トランジスタからなる第3の制御スイッチであって、前記制御信号によって制御されるものと、
    この第3の制御スイッチの導通時に前記第4のインバータの出力を受取るCMOS型の第5のインバータであって、このインバータを構成する2つのMOS型トランジスタのうち前記第1導電型のチャンネルを有するものが前記第3の制御スイッチを構成するトランジスタより高いスレッショルド電圧を有するものと、
    この第5のインバータの出力を受取るCMOS型の第6のインバータと、
    前記第1導電型のチャンネルを有するMOS型トランジスタからなる第4の制御スイッチであって、前記制御信号によって制御され、導通時に前記第6のインバータの出力を前記第5のインバータに入力するものと
    を備えたMOS型スタティックフリップフロップ。
  3. CMOS型の第1のインバータと、
    第1導電型のチャンネルを有するMOS型トランジスタからなる第1の制御スイッチであって、1相の制御信号によって制御されるものと、
    この第1の制御スイッチの導通時に前記第1のインバータの出力を受取るCMOS型の第2のインバータであって、このインバータを構成する2つのMOS型トランジスタのうち前記第1導電型とは反対の第2導電型のチャンネルを有するものが前記第1の制御スイッチを構成するトランジスタより高いスレッショルド電圧を有するものと、
    この第2のインバータの出力を反転し、その反転出力を前記第2のインバータに入力するCMOS型の第3のインバータであって、前記第1のインバータより駆動能力が低いものと、
    前記第2導電型のチャンネルを有するMOS型トランジスタからなる第2の制御スイッチであって、前記制御信号によって制御されるものと、
    この第2の制御スイッチの導通時に前記第2のインバータの出力を受取るCMOS型の第4のインバータであって、このインバータを構成する2つのMOS型トランジスタのうち前記第1導電型のチャンネルを有するものが前記第2の制御スイッチを構成するトランジスタより高いスレッショルド電圧を有するものと、この第4のインバータの出力を反転し、その反転出力を前記第4のインバータに入力するCMOS型の第5のインバータであって、前記第2のインバータより駆動能力が低いものと
    を備えたMOS型スタティックフリップフロップ。
  4. CMOS型の第1のインバータと、
    第1導電型のチャンネルを有するMOS型トランジスタからなる第1の制御スイッチであって、1相の制御信号によって制御されるものと、
    この第1の制御スイッチの導通時に前記第1のインバータの出力を受取るCMOS型の第2のインバータであって、このインバータを構成する2つのMOS型トランジスタのうち前記第1導電型とは反対の第2導電型のチャンネルを有するものが前記第1の制御スイッチを構成するトランジスタより高いスレッショルド電圧を有するものと、
    この第2のインバータの出力を反転し、その反転出力を前記第2のインバータに入力するCMOS型の第3のインバータであって、前記第1のインバータより駆動能力が低いものと、
    前記第2のインバータの出力を受取るCMOS型の第4のインバータと、
    前記第2導電型のチャンネルを有するMOS型トランジスタからなる第2の制御スイッチであって、前記制御信号によって制御されるものと、
    この第2の制御スイッチの導通時に前記第4のインバータの出力を受取るCMOS型の第5のインバータであって、このインバータを構成する2つのMOS型トランジスタのうち前記第1導電型のチャンネルを有するものが前記第2の制御スイッチを構成するトランジスタより高いスレッショルド電圧を有するものと、この第5のインバータの出力を反転し、その反転出力を前記第5のインバータに入力するCMOS型の第6のインバータであって、前記第4のインバータより駆動能力が低いものと
    を備えたMOS型スタティックフリップフロップ。
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